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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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~進化~  大一番に勝ち点獲得成功「第28節広島戦」

2017年09月30日

現時点での対広島戦、最良の試合結果=勝ち点1獲得=勝ち点差の維持となりました。
降格圏の最上位16位を争う当面のライバル「清水・甲府・広島」の中、最強最大のライバル「広島」との「勝ち点差1」は維持され、残り試合数を減少させました。
最低試合目標ですが、勝ち点差勝負の中、充分な試合結果獲得ですね。

しかし、大きな勝ち点獲得と同時に、「次戦への持ち越し・要解決課題」が、あらためて明白とされた試合でした。

試合前想定・予想と比べ、実戦では、
①広島攻撃陣は、「ロペス・シルバ・柏の3OMF+パトリックFW」のスタメン組み合わせは、前試合までの「ロペス・柴崎・柏+パトリック」よりも、連携低下し流れる様な陣形突破・ショートカウンターは減少しました。
しかし、ロングフィードは、コンサの高さ優位から、跳ね返しとなり、そのこぼれも「守備選手多数の陣形」で阻止となりましたが、コンサのWボランチ陣形・システムにより、肝心の「バイタルのスペース」への侵入とサイドへのパス起点となり、サイドからの攻撃を許す原因・要因となりました。
システム選択が是正されていれば、ここが抑えられ、「PK」局面の発生も阻止出来ていたものでした。
②最近の好調・高戦績の主因の広島守備陣は、やはり固く、パス交換での突破は成功しませんでした。その中、大きな課題となり、攻撃展開を阻害していたのが、「ジェイB」のポジションダウンです。ジェイBは、ラストパスが多数入る時は、ゴール前の「決定チャンスポジション」に位置取りし、守備陣に強烈な脅威・得点獲得となりますが、ラストパスが来ないと、直ぐに、OMF~DMF位置まで、ポジションダウンし、パス起点役まで役割を換えてしまいます。しかし、その展開からは、「速やかなポジション復帰」は絶対せず、ラストパスやラストパス前プレーのポジションには必ず不在となり、FW・クローザー役を放棄してしまいます。コンサの攻撃時は、ゴール前のFW位置にいた時間は、それ以外時間より少なく、ゴール前の脅威・得点獲得にも到達しませんでした。
「ジェイB」のポジションダウンを禁止にすると、昨年来の「磐田騒動」となるもので、「止める事が出来ない」との指導陣認識なんでしょうが、スタメン・長時間起用は、悪影響が大き過ぎ、後半後半での「切り札起用」程度が適正・無難、という事になります。
最終版、「小野投入」後、流石に「ポジションダウン」は一度も無く、「ジェイB起用は、プラス小野起用」のセット版が良いとの事にもなりました。

という事で、ギリギリの闘いの中、充分な試合結果の「引き分け=勝ち点1獲得=広島との勝ち点差維持での試合数減少」獲得となり、成功試合でした。
その中、次戦への課題は、
A.「バイタルエリア」を防御するシステム・戦術=アンカー・2ボランチ(インサイドハーフ)、が必要。Wボランチなら、どちらかが、アンカーポジションカバー役とする。
B.ジェイBのポジションダウンプレイを止め、ゲームメイクパス~ラストパスのパサーをセットした起用とする。困難ならば、ジェイB起用は、時間帯限定の起用とする。

代替の荒野も、パスミスと粗いプレーが多く、何度も、攻撃中断、攻守切り換え原因でした。
本人の自覚次第ですが、集中力と冷静な判断・プレイ予測のブレ・甘さの問題で、意識・認識で改善出来るものの筈ですが、何年も改善しない点、本人が勝手に引く限界の問題で、適格な指導・指示で直ちに改善し始めるもので、監督・コーチの問題でもあります。

先ずは、残り数が減少し、貴重な一戦となった中、無事試合目標達成の「勝ち点1」獲得を喜び、1試合毎に「貴重度が上がっていく」残りシーズンを、「ぎりぎりで勝ち残っていく」闘いへ突入です。


post by yuukun0617

18:44

コメント(1)

この記事に対するコメント一覧

フラッ太

Re:~進化~  大一番に勝ち点獲得成功「第28節広島戦」

2017/09/30 22:12

ヘイスと兵藤抜きということを考えれば今日はドローでも良しとしなければならないでしょう。 ヘイス不在ではジェイのスタメンにせざるを得ないのは仕方ないとしても 守備はしないし、ボールが来ないと勝手に降りてきてしまうというフリーダムっぷりは 周りに与える負担が大きすぎるのでサブに回して切り札にしたほうが良いですね。 チャナの加入前なら素直に3-3-2-2でアンカーを置いたシステムにしたでしょうが チャナの運動量や攻撃の推進力を考えると外せない。 四方田監督はチャナを5-3-2の3というよりは 3-4-2-1の2もしくは2ボランチの3-5-2でトップ下と考えていそうな気がします。 四方田監督は攻撃にエネルギーを割くために曖昧にしているように見えますが チャナを5-3-2でのCHの1人として守備組織に組み込んだ上で起用するのが安定すると思います。

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