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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2018年03月31日
中断明けから、今シーズンを展開するためのチームポジションを確立する局面が、本日中断明け第5節から第13節までの9連戦で、まずは4連勝を目標としましたが、初戦はドローゲームで「勝ち点1獲得」のみ結果。
大変残念ですが、それは勝利獲得できなかった事ではありません。
「16本」のシュートチャンス=決定機を「得点」化出来なかった事。
ミシャ監督のDAZN試合後コメント
質問<シュートから得点となるための方法は?>に対して、
ミシャ回答
「決定力のある選手は我々にはいない。高くてそんな選手は買えないので。そのため、多くのチャンスを作り、多くの選手で得点にするんです。」
今日の現実は、【他の力ある選手在籍チームだつたら、大量得点での大勝、だった】という事です。
多くの選手の中、ジェイ以外、エースストライカーはいない、との現実を原点に進んでいく事がポイントです。
簡潔に本日試合を確認です。
1.速報試合データ・スタッツ と 確認・評価
コンサ 鹿島
前半 後半 全体 〔項目〕 前半 後半 全体
49% 53% 51% 支配率 51% 47% 49%
53.5km 54.8 112.4 走行距離 54.0km 54.8 108.8
180回 スプリント数 181回
9本 7 16 シュート数 5本 7 12
3本 2 5 枠内数 2本 2 4
228 234 462 パス数 232 202 435
79% 75% 77% 成功率 80% 74% 77%
6回 5 11 CK数 3回 0 3
6回 8 14 FK数 11回 11 22
①ボール支配率60%は実現できず、均衡状態の試合展開。
攻撃態勢①の【4-1-3-2】陣型から、攻撃態勢②の【3-2-5】へのシステム可変がほとんど作動せず、攻撃態勢①で、ボールロスト・相手カウンター開始となり、攻撃態勢(攻勢)時間帯が想定より短時間となったものでした。原因は、(A)ジェイ代替の都倉で、パス回し役が果たせず、反復パス交換の中での攻撃態勢②システムへ可変が中断するもの。(B)早い段階で、トップへのスルー・フィードパスを多発し、サイドチェンジ・縦の長短パス交換の「敵陣型揺さぶり・ギャップ作り」が乏しかった。~攻め急ぎ~でした。
②シュート数=決定機創出は、精度の高いパスがあり、想定数を実現。しかし、ミシャコメントの通り、「決定力ある選手不在」が原因で得点に実現させられなかったものに尽きます。当然、枠内数も乏しく、得点実現が不可能な「枠内率」でシュートした選手の問題そのものです。~残念ながら、<一本調子シュートしか打てない都倉では駄目>(タイミング・シュート術・意識の固有問題)という事です。当面、決定力ある、ジェイの次の選手探しです。~ヘイスが最有力、FW能力の内「隠れるプレイ・ポジショニングの良さ・多彩シュート」を持つ選手です。都倉××・内村×・ジュリーニョ?・菅スピード魅力で?・宮吉×。次節から、ヘイスがジェイの代替となるかもしれませんね。
③パス数 試合平均556本ー△94本と大幅低下、成功率も平均80.4%ー△3.4%と低下。パスサッカーの基盤プレイのパスが低下しました。①での「攻撃態勢②へのシステム可変」が無かった点と符合し、攻撃時間帯が大きく時間減少した事の数値で、<相手チームを焦らすくらい、多数回のパス交換はコンサの生命線>です。~攻め急ぎ~でした。
プレイエリア占率
前半 後半 全体 〔項目〕 前半 後半 全体
22% 46 34 Dエリア 27% 29 28
41% 41 41 Mエリア 48% 42 45
27% 23 25 Aエリア 25% 29 27
④前半と後半の展開を見ると、シュート数の多かった前半より、他のデータは後半がアップしています。しかし、A(アタッキング)エリアのプレイ占率低下の通り、後半特に攻め急ぎ、ボールロストから相手攻撃となり、D(ディフェンシング)エリアのプレイ占率が急上昇してしまいました。
実は、鹿島の後半データは、シュート数のみ増加するも、他のデータは後半低下していて、鹿島のプレイ活性化というより、コンサのボールロスト回数増加=鹿島の攻撃回数増加、が原因でした。
攻撃エリア占率
前半 後半 全体 〔項目〕 前半 後半 全体
27% 37 32 Lサイド 41% 31 36
21% 29 25 中央 23% 23 23
52% 34 43 Rサイド 26% 46 41
⑤攻撃は、前半R(右)サイド主軸、後半L(左)サイド急増、中央も増加で、後半バランス良く3つの攻撃軸となりました。
本来は、前半の様に、極端な偏重は無く、多彩攻撃の前提は、R・L・中央のバランスの取れた攻撃パターンですが、前半は、三好と駒井の個人突破による攻撃で、多彩多数回パス交換で、陣形を崩す攻撃は出来なかった事を示しています。
2.勝ち点1の意味 と今後
強敵鹿島の実態は、想定通り、隙も多数ある十分に勝利・勝ち点3が取れた対戦相手でした。
決定力あるFW選手がいれば、
もうあと5本「枠内シシュート」だったら、
せめて、鹿島昌子の腕でのクリアを、主審でも、副審でも、正しくPKとしたら、 想定の 【 1-0 】試合でした。
しかし、ミシャ試合後正式コメントの通り「我々が鹿島を上回っていた試合。だからこそ、勝ち点1との結果は非常に残念な試合。ビルドアップ・チャンスメイク、守備は非常に上手くいっている」個々の選手では「サイド駒井・菅が良かった。全体今日のゲーム内容は若干出来過ぎくらい。」とコンサは完成型に到達しています。
ミシャの作品、広島~浦和~札幌、の3チームの中、実は、
コンサが「最高傑作」として完成しているのではないか、と実感して来ています。 皆さんはどうですか。
あと、最後の足りないピース【決定力ある(FW)選手】のみを残して。
14位まで、下がった?明日の「浦和:磐田戦」でどちらかが勝利で、15位です。・・いやいや、勝ち点5には、12位神戸・13位湘南・14位コンサで、差なんかありません。
注目は、コンサ得点6は7位、最下位だった失点8は未だ最下位ですが気が付くと4チームも並んでいます。
中断明け、敗戦=勝ち点積み上げ無しチームは、G大阪・川崎・湘南・清水・長崎・名古屋と6チームも、びっくりは、コンサ:鹿島が唯一の引き分け試合で、最も大事な「中断明けからのチーム動向」で、コンサは、しっかり前進した、事が大きいです。
想定の「4連勝」を変更し、6節~8節で通算「連続5試合勝ち点獲得」で行きましょう。
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