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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2018年04月07日
勝負の<中断期間明けからの連続勝ち点獲得>を、快進撃とする【快勝・完勝】を獲得ですね。
選手・監督コーチ・チームスタッフ・全サポーターの皆さん、
素晴らしい試合・勝利をありがとう!!
中断前第4節長崎戦から、リーグ戦<3試合連続勝ち点>となり、目標の第8節までの≪5試合連続勝ち点≫達成へ着実に継続しています。
前ブログでの試合予想は、≪攻撃・打ち合い試合での[3-2]打撃戦勝ち≫でしたが、
実試合は、コンサの一方的攻撃の試合展開となりました。
1.この原因は、
①名古屋の精密パスサッカーのキーマンの離脱
守備の要CBホーシャと、ターゲットジョーの相棒と得点力WGFWシャビエルが相次いで緊急離脱。
そのため、
あの櫛引をSB⇒CBとするも17歳DF菅原とのDFライン不安定、ターゲットFWジョーへパスも到達せず、過激な攻撃力は不発でした。
②コンサの戦術実践も、コンサ式に進化し、守備面と共に、本来ミシャ戦術では少ないロングフィードを多用し、名古屋のストロングポイントの「分厚い中盤の守備網」を通過し、<よりスピードと相手ゴール近くからのパス攻撃展開>を仕掛け、一挙に、名古屋DFライン付近での「パス交換・ドリブル・クロス」でGK前に突破」を仕掛け、気が付くと、「コンサ5枚攻撃数vs名古屋2~7枚守備数」の圧倒的数的優位を頻発させ、コンサ今シーズン最多の24本の大量シュートを浴びせる展開となったものです。
③対戦システムで、元々数的優位発生必至でした。
マッチアップを図示すると
名古屋 ㉒ 名古屋 コンサ
⑥ ㊶ ③ ⑭ 4
38 18 9 41 14 5 数的優位
④ 1
⑨ ⑧ 2
10 27 2
㉙ ⑦ ㉓ 3
5 20 35 3
コンサ 25
名古屋のアンカーが、コンサのどの選手共マッチアップしていません。
5トップーの対抗が、DF4枚で、コンサ数的優位で、
この局面が多発しました。
名古屋の1アンカー・2インサイドハーフ型は、
意外にマッチアップに難点が発生し勝ちなんですね。
2.では、試合の速報データを確認しておきましょう。
コンサ 名古屋
前半 後半 全体 項目 前半 後半 全体
44% 40% 42% 支配率 56% 60% 58%
56.8km 53.4km 110.2km 走行距離 57.4km 54.2km 111.6km
12本 12本 24本 シュート数 3本 6本 9本
5本 7本 12本 枠内数 1本 3本 4本
204 156 360 パス数 363 317 680
72% 76% 74% 成功率 84% 86% 85%
7本 3本 10本 CK数 0本 4本 4本
4本 6本 10本 FK数 7本 12本 19本
20% 26% 23% Aエリア 14% 22% 18%
41% 47% 44% Mエリア 55% 49% 52%
39% 27% 33% Dエリア 31% 29% 30%
支配率だけ見ると、名古屋が試合展開をリード・コントロールしていた様にも捉えられますが、実際は真逆で、プレイエリア数値に、
コンサは、前半から名古屋を圧倒するアタッキングエリアのプレイ、更に後半より圧倒傾向が進み、後半の守備エリアプレイは、27%まで低下、とあり、
試合前半からコンサ攻勢状態、更に後半はより攻勢状態という事でした。
支配率=パス交換・リブル・ボールキープ時間総数占率ですが、どこのエリアでも等価値計算のため、名古屋の様に、DFエリアでのパス交換でのボール保持もカウントとなり、高占率になるものです。(DFライン間で永遠とパス交換しても、高支配率チーム、となつてしまうものですね。)
ミシャの目指す高支配率は、A(アタッキング)エリアとMエリアビルドアップのエリアでの高支配率=攻撃している時間占率、で根本的に異なるものですね。
今シーズン最多シュート数24本、枠内シュート率50%は凄いですね。
実は、決定率は相変わらず低率ですが、
前試合ミシャコメント「我々には決定力を持つ選手はいない。だから、多くのシュートを、多くの選手により、得点獲得するのです。」の具体的対策を実践しました。
しかし、問題の都倉は、シュート8本ー枠内数4本ー1得点獲得・・それも超美技「バイシクルシュート」。しかし、得点機以上に決定的なシュートチャンスは、5回もあり、2本枠外・3本GKと1:1で「一本調子シュートでGKブロック」。本当は、都倉の問題は、全然解決しておらず、見かねたミシャが何回も交代させようとしたプレイだった点は見過ごせません。
最後に、ミシャ監督試合後コメント
「今日の試合は、非常に難しいゲーム。名古屋の危険にゴールに迫る攻撃サッカーに対し、しっかり守りカウンターの選択肢を採った。ただし、我々は攻撃的チームで、相手カウンターのリスキーな「前線からプレス」を掛けた。
都倉起用は、ジェイ10日間トレーニング離脱と、次戦水曜までの期間を見たもの。」 ・・・都倉を誉めませんし、意外に満足しきれない、とのコメント。
「決定率」改善は、全く進展・改善しておらず、<低決定率+多数シュート数+多数シュート者>の低効率のサイクルでしか試合とならない点、
大問題のままですから。
順位7位 ただ、勝ち点8には、6チーム、前後勝ち点3差には、2位仙台~16位浦和の14チーム。一瞬の出来事程度が本当ですが、ここは素直に「やった~7位!!」と言っておきたいですね。
楽しい試合、ありがとうございました!!
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