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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2018年04月30日
現在、戦績は絶好調とされるコンサに、いよいのコンデション低下での黄色信号の点滅?
勝負の女神は、しっかり頑張る若手コンサに、未だ微笑み、
「強力鳥栖」を最低コンディション状態での対戦相手として用意してくれています。
しかし、コンサ状態は、順調な戦績と反比例するが如く、プレー内容がダウンして来ています。その原因は、幾つかありますが、次節・次々節に低下のボトムとなりそうです。
以下、その状況確認と対策検討を展開してみます。
1.現況確認
~当初「攻撃力」主導チーム
⇒中途節から「守備力」主導チーム
⇒現在、頼みの「守備力」崩壊?~ の流れ
プレー項目別試合データから、
第9節・第10節でプレイ内容の急落が顕著となりました。
戦績結果も、9節勝ち点1・10節ギリギリの勝ち点3・11節勝ち点1で、それ以前の本来プレイでは、対戦相手プレイなら「勝ち点3・勝利」の筈が、ギリギリの戦績に低下との結果という事でした。
特に、シーズン開幕直後の第2節~第8節は、攻撃的戦術を現実とするリーグ最高レベル「攻撃力」を前面に試合展開でしたが、
第9節~第11節では「攻撃力」が急落し、「守備力」の失点阻止力が中心となる試合展開となったものです。
〔試合データ確認〕
ー基盤項目ー
(1)運動量km ①117↗②124↘③115↘④112→⑤112↘⑥111↗⑦115↗⑧125
↓⑨112↗⑩117→⑪117
2節を上限に6節まで下がり続けましたが7節・8節とアップ、
しかし、第9節で急落、そのままアップしません。
(2)スプリント数 ①154↗②242↓③148↘④133↗⑤180↘⑥157↘⑦127↗⑧150
↓⑨129↑⑩200↓⑪163
スプリントの方向が、8節までは、相手ゴール=攻撃、
しかし、9節からは、自陣ゴール=守備に変化
両項目とも、8節までの高い「攻撃型走力」が低下し、
9節以降「守備も増加、攻撃推進力低下」です。
原因は「累積疲労」により、「量とスピードを低減」させています。
ー攻撃項目ー ほぼ全項目同様ですが、ポイント項目限定で。
(3)シュート数 ①16↘②15↘③13→④13↗⑤16↗⑥24↘⑦20
↓⑧13↘⑨9↗⑩12↓⑪6
シュート数は、7節が分岐点で、8節以降低迷が更に低下。
最多シュート試合6節では
「コンサの高い攻撃力=多シュート数=強チャンスメイク力」の評価
しかし、8節以降「チャンスメイク力の急落」が数値化されています。
FW・シャドーのシューターではありません。
その前のプレイ数が急減している事で、
実はチーム全体ポジション、パス数から起因するものです。
つまり、ビルドアップ~チャンスメイクのプレイ数と質の問題です。
(4)枠内シュート数 ①3↗②6↓③2↗④4↘⑤2↑⑥11↓⑦4↗⑧6↘⑨5↘⑩4→⑪4
枠内数は、6節ミシャ特訓試合以外、全く進歩はありません。
この数値からは「高い得点力」とは到底言えないお寒い数値です。
(5)パス数 ①564↘②472↗③665↘④526↘⑤411↘⑥328↗⑦604
↓⑧381↗⑨468↓⑩300↗⑪440
ミシャ戦術は「パスサッカー戦術」の筈ですが、
最低500本を超えた試合は、①③④⑦と7節まで、
8節以降は、急落の300~400台で、
パスサッカーのパス数とは程遠い現状。
(3)シュート数で記載の「ビルドアツプ~チャンスメイク」急落原因
ー守備項目ー
(6)被シュート数 ①15↗②16↘③14↗④17↘⑤14
↓⑥8↗⑦12↘⑧9
↑⑨16→⑩17→⑪16
5節までは、「守備力」勝負は困難で「攻撃力主導」、
6節~8節、守備陣の(スタメン固定)経験値累積で、
「守備力」が大きく向上し、相手のチャンスメイクを減少、
所が9節以降、
頼みの守備陣が崩れ始め、シーズン当初レベルに低落が続く。
(7)インターセプト数 ①5→②5↘③2↗④3↗⑤6
↓⑥2↗⑦4↘⑧2→⑨2↓⑩1
1節~5節は、インターセプトがコンサの強み、
6節以降、インターセプト力を喪失です。
コンサの最強戦力試合は、第6節で、その後、プレー低下が攻守で発生し、戦績に反映し始めた現状となります。
2.その原因と対策
ー原因ー
(1)ミシャ戦術は、精密システムのため、個々の選手の戦術理解と、選手間の連携が必須のシステムです。そこで、戦術理解には、机上理解だけでは困難で、≪戦術適性の高い選手による「実戦(形式)経験値の累積」≫が絶対条件となります。ミシャは、その中でも、「若手選手を中心にAチーム編成」をしましたが、今になってその意味がハッキリしています。
「実戦経験値の累積」には、多数の実戦試合数が必要で、「多数の試合を行う事により、やっと獲得できる戦術」です。そして、完成したチームは「Aチームのみが保有出来た戦術」のため「代替のBチーム選手による置き換えは不能な戦術」という事となります。そこで、「強靭な耐久力と回復力」を期待できる「若手選手」選択となった訳ですね。優秀なベテランは、ハイテクニツク・高経験値で、戦術理解は「若手より早い」のですが、「強靭な耐久力と回復力に欠陥」があり、Aチーム・主軸とは出来ない、という事です。
しかし、この間の「過酷なハードスケジュール」は「準備対策済みのミシャ戦術」を崩し始めた、という事です。
特に、この第12節・第13節が「正念場」となってしまいました。
ー対策ー
この2節・2試合のみに限定の「危機」ですので、
コンサ首脳陣の選択は、
「無理による長期チーム低迷」を避ける事
=スタメン大幅入れ替え
=Bチーム主軸起用、
が最も簡潔な対策ですが、
「勝負魂の固まりミシャ」は安易な妥協を拒否でしょう!
という事で、
①A・Bチームの混合起用
②「ミシャ戦術」+「コンサ堅守速攻戦術」の混合型 の対策予想とします。
第6節レベルの「攻守力」は、リーグトップランクです。
常時この戦力保有とすべく、W杯中断期で、チーム力のアップで、
中断明けから、上位定着を目指しますが、
この時点での「順位低下」もシーズン展開上の必要展開として、許容したいところですね。
選手・監督コーチは、心身ともにボロボロ状態です。
サポーターの力の見せ所、存在価値です。
皆さん、全力でサポートです!!
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