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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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~進化~ 第21節C大阪戦①対戦相手チーム点検

2018年08月09日

次節第21節に【連続勝ち点獲得のスタート試合】達成を賭けましょう。

いよいよ、コンサも正念場・チーム実力を問われる試合状況となりました。
現4位~12位まで「勝ち点差4」の中、ここでの敗戦や勝ち点獲得失敗は、一気に12位までの転落が待っています。
このグループの9チーム全て同一状況に在り、同様に「チーム実力」を問われいます。
この混戦の中を「突き抜ける・勝ち抜ける実力」の有無を問われ、その激戦過程を突破したチームにのみ「上位へのチャレンジ・挑戦」が待っているとのシーズン展開です。
<コンサの真の実力>を証明する場面・舞台・局面が来た!、という事です。

次節対戦相手のC大阪は、前節の柏と非常に類似し、
「潜在する高い攻撃力」の「チャンスメイク・シュート機会(数)」までは到達するも、「最後の攻撃最大ピース~決定力~」が不発状態で、
「若い成長株の守備陣」に「今シーズンの突発中軸移籍流失」が重なり、
「やや弱体化した守備」と「得点力不足に苦しむ攻撃」でのバランスを欠き、シーズン前の「上位陣・首位争奪候補」評価を大きく裏切る展開となっている状況です。
前節「柏」は、「決定力」を急回復・改善するビッグサプライズを達成し、戦前予想を大きく裏切る「コンサ撃破・勝利獲得」を果たしてしまいました。
実は、同様に、C大阪が「最大弱点:低決定力」を改善する展開とすると、対コンサ戦は均衡を越える「大チャンス到来」と、コンサに著しく不利・困難な展開を起こす事態も、充分にあり得るところです。
そのまま変えられず「多数シュートは、無駄撃ち・花火」のC大阪なら、コンサ優位・高い確率での勝利となりますが・・・。
しかし、C大阪の弱点頼みでの試合展開設定・戦術策定は、失敗の元となってしまいます。
コンサの「ストロングポイントの最大化と、最大弱点の、決定力改善・個々選手ケアレスミスと集中度改善」で、真の実力・戦力アップで対戦との選択です。

次節試合の基本構図はこの通りですが、詳細内容を点検してみましょう。
1.C大阪現況
順位7位 勝点29  7勝 8分5敗 24得点24失点得失差0
前シーズン~最終値を第20節に換算してみますと~、
順位3位 勝点37 11勝 4分5敗 38得点25失点得失差+13
 ▲4    ▲8 ▲4勝+4分±0▲14 +1    ▲13
昨シーズン対比で、明白です。第20節(20試合)で、
 ▲14得点減少=「▲0.7得点/試合」減少し、失点は同値、
そのため、4勝減少、引き分けが4回増加、敗戦数は完全同一という結果です。詰まり「得点力低下により、4試合で勝利が引き分けに転落、守備力
は昨シーズン維持」という状況です。
得点が1試合「1.9点獲得が1.2点にまで減少」、
失点は「1試合1.2点は昨シーズンと同値」です。 
戦績状況は、
W杯中断明けから、最悪期に突入。直近6試合は、
「0勝3分3敗・4得点10失点」で
「得点力0.6得点/試合(今シーズン平均1.2得点が半減)、
 失点阻止守備力1.7失点/試合(今シーズン平均1.2失点が140%悪化)」と得点力は更に悪化、更に頼みの守備力も崩壊し始め、低下した試合内容に苦闘試合が連発との状況です。
この「最悪・連敗・未勝利連続」が更に続く事は「ユン・ジョンファン監督采配」にも雑音・懸念が発生し、一気にチーム戦力が下位グループまで転落の過去降格時過程が蘇って来ます。
C大阪も、「正念場」局面に到達してしまいました。
2.戦術・試合展開
2016~2017シーズンの看板フォーメーション【4-2-3-1】を、2017シーズン終盤より変更、2013~2015シーズン多用【4-4-2】を採用。
C大阪の根幹特徴、
攻撃力の源泉「優秀攻撃MF」・・香川~乾~柿谷~清武~山村
守備力の源泉「優秀ボランチMF」・・山口蛍~扇原~ソウザ
と「優秀選手」を多数輩出する選手育成力により、
若く・強く・華麗な「スター選手」が中軸を形成、現在も、日本代表の有力創出チームです。
そのため、「戦術・組織統一・規律」レベルは、最も低い「個々の選手・能力優先」型戦術で、「個々のマッチアップ勝利」を連続、積み上げ、多彩で高いチャンスメイク力により、攻撃チャンスメイクがストロングポイントで、シュート数も多くなります。
また、「中盤支配の要、強力ボランチ」により「ボール奪取力・前線への攻撃参加」力も高く、中盤での分厚い守備を形成。しかしここも「個の力」による守備が中心です。
これらのストロングポイントに対して、弱点が「決定力ある前線FW」と「守備の要のDF」で、ここでも「組織型戦術」ではなく「個々の力」中心のため、「万能型優秀FWやDF」などは、Wクラスでも限られ、資金力があっても、獲得可能選手は存在せず、「万能型要求では不足の、しかし他チームでは優れたとの評価を受ける選手」を獲得・構成するも、弱点が継続との内容です。
しかし「個々では高能力選手」のチーム構成で、「戦術による活性化・機能アップ」を狙い、新監督として「元C大阪DFの柱、闘将ユンジョンファン」により、「守備力強化」の戦術を展開し、特に前線・攻撃選手に「前線からの守備」「アタッキング・カウンター」を要求するも、元々守備意識は乏しいチーム価値観の中、戦術は不適合・機能せず、更なる「決定力低下」の事態を招いています。
戦術的に、破綻し始めており、「個々の選手ハイレベル」に拘わらず、今後の浮上も至難の様です。
2.詳細データ(1試合毎平均値・リーグ順位で対比)
△①対戦データ 
 8勝4分10敗 ここ3試合は、0勝2分1敗で分が悪い。
 但し、コンサホームゲームでは、
 5勝2分4敗で、戦績は5分となります。
◎②得点    ㋙1.3得点5位Vs㋝1.2得点しかし直近0.6得点まで縮小
△③シュート数 ㋙3位    Vs㋝6位
◎④枠内数   ㋙4.3本8位 Vs㋝3.6本13位
△⑤決定率   ㋙12位   Vs㋝14位
〇⑥失点    ㋙1.2失点8位Vs㋝1.2失点しかし直近1.6失点まで悪化
×⑦被シュート数㋙15.3本16位Vs㋝12.9本10位
〇⑧被決定率  ㋙4位    Vs㋝8位
△⑨支配率   ㋙9位    Vs㋝11位
◎⑩走行距離  ㋙3位    Vs㋝10位
◎⑪スプリント数㋙7位    Vs㋝13位
△⑫パス数   ㋙9位    Vs㋝10位
〇⑬同成功率  ㋙5位    Vs㋝9位
△⑬クロス数  ㋙7位    Vs㋝6位
△⑭同成功率  ㋙1位    Vs㋝3位
◎⑮同得点数  ㋙1位    Vs㋝18位
×⑯セットプレー得点㋙6位  Vs㋝2位
◎⑰被クロス失点㋙6位    Vs(セ)15位
◎⑱被セットプレー失点㋙5位 Vs(セ)12位

コンサ優位◎7事項
得点・枠内シュート数・走行距離・スプリント数・クロス得点・被クロス失点守備・被セットプレー失点阻止守備
コンサ優位〇3事項
失点・被決定率・パス成功率
コンサ・C大阪拮抗・均衡△7事項
対戦データ・シュート数・決定率・支配率・パス数・クロス数・クロス成功率
コンサ劣後×2項目
被シュート数・セットプレー得点

試合データからは、
コンサ優位10項目~均衡・拮抗7項目~コンサ劣後2項目で、
圧倒的に「コンサ優勢」の実戦プレイデータです。
必勝は必至!!という事!!

しかし、最大のポイント・項目は、両チームともにリーグ低位レベルの【シュート決定力】にあります。
つまり、
≪前線選手のシュート得点力・得点意欲・プレイ集中と冷静度の勝負≫です。
頑張れ、気合を込めろ≪ジェイ・都倉・三好・チャナティップ・菅・駒井・深井・宮澤、そして、福森・ミンテ・進藤!!≫・・コンサのシューターは、全フィールドプレイヤーでしたね。

3.選手
選手層は、強く・ハイレベルで・年俸の高い、優秀・有名選手だらけの「リーグ最高ランクの豪華選手層」です。
〔GK〕キムジンヒョン‥不動の韓国代表No.1GK、ただ今期のセーブ率はソンユンが上位・勝っています。
〔DF〕RSB松田陸・LSB丸橋・CBマテイヨニッチ・CB木本・・両SB・ヨニツチは代表クラス。依然の中軸CB山下はスタメンも困難な状態
〔ボランチ〕山口蛍・ソウザ・・代表(クラス)で、ボール奪取の守備力、前線への攻撃参加力、ゲームメイク力はC大阪の心臓。オスマル・山村の代表クラス選手がサブ。
〔攻撃的MF〕水沼・清武・・代表クラスで、精密スルーパスと飛び出し・得点力の清武、スピード溢れるサイド突破力・得点力・ラストパス力の水沼はC大阪の多数シュートチャンスメイクの原動力。昨シーズンの中心ゲームメイカー山村、突破力の福満、はサブに用意されています。
〔前線・FW〕杉本・高木俊幸・柿谷・ヤンドンヒョンの4選手を交互にスタメン・サブに起用。全選手、代表(クラス・経験)、得点源の高レベル・優秀選手。
本当に「よくぞこれだけ集めたもの」との、【豪華絢爛な選手群・選手層】ですが、「戦術」機能の低さから、総合戦力としての合算が起きません。
チーム経営陣からは、「投資量に見合わない戦績・結果」として、選手起用・実践責任者の監督への評価は大変厳しいもの、となるのも当然ですね。

「良い選手を集めれば、戦績は上昇する」との公式が破綻している訳です。

立場・置かれた条件の真逆の「コンサ」からは、
そんな贅沢C大阪に「鉄槌を下し、滅多めたに撃破する」のが使命と血が沸きます。
「お金が少なくとも、有名代表選手が居なくとも、選手・チーム・サポーター一体の意識の下、優秀監督の指導を受け、選手一致の統一戦術とプレーにより、強力・巨大チームを撃破する」現実を照明するのですね。

絶対に、何が何でも、勝利・完勝しましょう!

 


post by yuukun0617

20:08

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