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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2018年08月16日
試合目標【連続勝ち点獲得】は最低レベルで達成。
引き分けによる「勝ち点2喪失」は確かですが、第21節~9月一杯までの8試合の終盤前・シーズン順位基礎確定期間の試合目標は「連続勝ち点獲得」継続で、終盤第29節~34節+第18節の7試合期間にて「勝ち点3・勝利獲得・連勝」に試合目標格上げとのシーズン展開で、その意味では、昨夜試合も「許与範囲内」です。
当然、コンサ順位は1つ低下ですが、
4位神戸~11位清水まで「勝ち点6差」その下勝ち点1差で12・13位までの10チーム勝ち点差団子状況で、連続勝ち点継続により、グループ上位は維持となります。(連勝すると、このグループを抜け出し、上位グループ入りとなるものですね。)
次戦、3位FC東京戦も、「連続勝ち点獲得」狙い試合です。
しかし、G大阪の状況は最悪でしたね。
戦術、選手起用も、知将を目指す宮本監督とは真逆の「場当たり式」で、G選手は、大混乱の中、唯一の希望を「宮本が監督である事」のみに寄せて実戦している姿が、痛々しいものでした。
戦術は、4-4-2基本の筈ですが、試合の中長時間帯となった守備時、5バック・6バックまで変化し、「ひたすら守備・稀に個人プレイの速攻」と、攻守バランスを喪失し、「守備バランス一辺倒」で、「コンサの超低決定力」に救われた引き分けで「勝ち点1」をやっと拾ったねとの試合内容しか展開出来ませんでした。恒監督は、「勝利を逃がした」とコメントしていますが、そんな認識のG選手は誰も居ません。G選手全員、「ひたすら敗北寸前の試合で、偶然・好運に勝ち点1・引き分けを掴めた試合」との認識でしょう。
更に、低迷・降格圏定着は必至ですね。
では、速報値にて、試合内容・ポイントを評価・点検です。
1.試合データ(速報値)
前半終了時と試合終了時のスタッツを掲載します。
コンサ G大阪
前半 後半 前半 後半
支配率% 63 59 37 41
試合コントロールは、前半の方が高い。
走行距離 51.2km 55.7km 52.8km 55.4km
走行距離は、両チーム同レベルで、リーグ水準並み
スプリント数 129回 112回
スプリントはコンサ優位も攻守、G大阪は攻撃用でスピードは負け
シュート数(本)14 15 9 7
29本 16本
コンサシュートチャンス=チャンスメイクは成功。
G大阪は劣勢の筈がシュート数はリーグ上位レベル。しかし、
シュートの内7本がコンサ守備陣ミスプレイ派生のプレゼント。
その内の1本が、ミンテのファウルーPK失点。
枠内数(本) 6 8 4 5
枠内率コンサ48% G大阪は56%で、コンサ劣後。
得点 0 1 1 0
前半が決定機が多く〈得点取切時間帯〉前線選手ミスプレイで取れず。
決定率(%) 0 6.6 11.1 0
3.4% 6.2%
コンサの決定率(力)は極度の低レベル値で、
引き分けに結果転落の真因で、G大阪もリーグ下位レベル。
パス数(本) 350 371 170 178
721本 348本
今シーズン最多レベルのパス数=成功率の高さにより連続パス◎
Gはパス戦術を完全に喪失。適正な攻守バランスで高レベルの攻守力、
との特徴は消えました。
成功率% 87 85 76 74
今シーズン最高レベルのパス精度。
長短共に、パス出し手と受け手の準備/ポジショニングと精度◎
しかし、GKからGのMF藤本へゴール直前ミスパス等、
Gのシュートチャンス直結となる決定的なミスパスは消滅出来ていません。
CK数 1 2 0 1
FK数 6 6 6 3
プレスキック回数は乏しい試合で、
セットプレイチャンスは期待できませんでした。
◎前線選手、特に「ジェイ」の決定力は深刻段階まで悪化です。小学生でも入るシュートを入れられません。精神・メンタルの問題と、トレーニング不足が明白。チーム全体の深刻課題として、やっと僅かだけトレーニングメニューになり始めましたが、とても貧弱な内容。コーチ能力の低さが、低得点力の形で証明されています。しかし、学習と改善努力により、トレーニング方法のレベルアップ、J1レベル化は簡単に可能です。コーチ陣!しっかりして欲しいですね!!
◎チャンスメイク力は益々向上しています。特に、ジェイトップ・チャナと都倉シャドーは、大成功。前線の高いWターゲットは、空中戦勝利率も高く、Wポストから何度も効果的パス交換があり、決定機形成が期待できるものでした。また、パスの多様性と精度は大きくレベルアップし、攻撃サイドも、左・中央・右は、偏りはなく万弁にアタックし、相手守備陣を大きく揺さぶり、プレイ予測も困難、適正ポジショニングを阻害、とミシャの想定レベルにかなり近づくレベルへ成長し、多彩ターゲットに、トレーニング徹底のパス交換により、連続パス交換が成功し、多数回パス数で、一挙に「ボール支配率=支配時間」が上昇し、チャンスメイク・シュートチャンス多数回成功となっています。これは、G大阪のみならず、どの対戦チームにも、充分に対抗出来るレベル到達を意味し、コンサ攻撃力は、J1リーグトップランクに達し始めています。
◎ミンテの守備力は、かなり化けの皮が剥がれて来ました。ミシャ戦術の特異性から、シーズン当初は、相手チームの攻撃的守備の「的」にはされていませんでしたが、ミスプレイ多発で、注目を集め、各チームのビルドアップ阻止、高い位置でのボール奪取の絶好のターゲットとされています。菊地起用も本格的に試用テストが必要な段階ですね。
〇G大阪は、良好項目と、悪化項目がハッキリと顕在化が進行し、攻守バランスを欠き、守備への梃入れは攻撃力減退、攻撃の梃入れは守備力低下、とのパラドックスに陥っています。戦術は、組織連携プレイのための方法論ですが、「個の能力」至上主義の行く先には「戦術無し・個の力のみで対戦」の極端な状況が待っているのかもしれません・・。
コンサ・ミシャが追い求める「組織連携プレーの追求」と正反対に、
「個の能力」を主体とし、細かく、固い「約束・規律=戦術」は最低限度とし、選手の自由な発想・能力により、攻守をバランス良く発揮するとの戦略があります。しかし、今シーズン、J1リーグでは、「個の能力」主体・低戦術機能戦略チームは苦戦が多いですね。神戸の様に「大量資金で、Wクラス選手を収集」まで到達出来なければ、「組織連携プレー」チームに撃破されてしまう、という事でしょうが。
G大阪は、守備を強化のため、
守備陣を4枚⇒5枚⇒6枚(⇒攻撃選手数激減=攻撃力激減)、
守備陣4枚を総CB・高身長選手で構成(SB攻撃力激減・攻撃時には選手交代しか方法無し)、
守備陣選手は実績済み・ベテラン層が主力化し、タイトスケジュールでのフィジカル維持に弱点を抱え、一気に離脱の守備陣不安定リスクを抱える、
など、堅守を求めて、翻弄・迷走しています。
攻撃も、決定力(率)をリーグ下位レベルのまま改善策も無く、徐々に攻撃力を低下させて来ています。
低迷は、継続し、降格圏からの脱出は、見通しも立たない状況のままでしょう。
やはり、コンサに唯一欠けていた「冷静なシュートプレイ」=決定力が解決すれば(例えば、決定力ある選手の獲得)、リーグ上位に直ちに入る状況です。
ミシャの得意な「メンタル・ハートのケア」で、次戦「FC東京戦」での複数得点獲得と、解決・改善を達成したいですね!!
まさひろ
Re:~進化~ 第22節G大阪戦 試合評価
2018/08/16 22:13
去年の戦術ならスタミナ必要無かったから横山とか石川や河合がDFでしたね。 進藤がよく見えるのは戦術の相性はもちろん、サポの目も一段階上がったいうことでしょう。 だからこそ、今ミシャのもとで中原や櫛引、前兄弟や永坂も見てみたい。
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