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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2018年08月22日
激闘の第23節勝利を踏まえ、コンサは一段進化した次段階ステージシーンの進行・試合に入りました。
これまでも、リーグ上位を維持・継続するコンサチーム戦力を評価し、対戦対策をコンサ中心・前提型とするチームが出始めていましたが、第23節の劇勝を実現可能とする戦力を目のあたりにして、多くのチームが、同様なコンサ対策アプローチによる試合対策を展開する段階となった訳です。
ミシャの計画・目論見通り、極めて順調に「コンサの成長・進化」が進行するシーズンを達成出来ています。
その反動が、「より厳しく・レベルアップのコンサ対策」が今後の試合に待ち受けている、との事態となった、という事です。
しかし、この対応・対策の変化も、ミシャ想定内・計算通りで、このより厳しい対戦対策を乗り越える中に、更なる次段階へのステップアップ・進化の過程となる、との見通しでしょう。
つまり、「より厳しい対戦対策=自チーム戦略優先ではなく、コンサ戦術を徹底して潰す対策優先型対策=の中で、得点獲得・失点阻止による勝利実現を果たす」試合結果を出す事が、更なる戦力成長・進化、そのものとなる、という事です。
≪より厳しい対策-望むところ!!≫ですね。
次節・第24節清水戦から、新段階ステージの開始です。
現段階試合目標【第21節から第28節までの8試合連続勝ち点獲得】は3試合連続勝ち点獲得との結果を出し、次節4試合継続達成を期するものですね。
では、本題第23節公式試合データの点検に。コンサと次節対戦の清水を見てみましょう。
1.第23節公式試合データより
各項目別数値を前第22節と対比して確認。(動向を確認しましょう。)
基本項目
・連勝・連続勝ち点獲得傾向
3連勝 チーム 仙台・名古屋 の2チーム
3連続勝ち点チーム コンサ・川崎・C大阪・神戸の4チーム
計 6チームが好調チームで、逆に
3連敗 チーム FC東京・湘南・長崎の3チーム
1試合のみ勝点 柏・横浜FM・清水・磐田・の4チーム
計 7チームが不調チーム
次節対戦清水は、3試合中1引き分け(勝ち点1のみ)で最低に近い状態。
名古屋の降格圏脱出、川崎・C大阪・神戸・コンサの上位狙い、
長崎の降格圏定着、横浜FMの降格圏接近 とのリーグ動向を形成。
試合全体項目 コンサ優位〇・互角△・不利×
・支配率 コンサ①位61.1%↘④位53.7% △ 清水23節⑥位51.2%
・走行距離 コンサ⑨位106km↗④位113km 〇 清水 ⑪位111km
・スプリントコンサ⑬位129回↗⑥位163回 △ 清水 ⑤位178回
攻撃項目
・30m侵入数コンサ②位76回↘⑩位44回 × 清水 ③位56回
・得点 コンサ⑥位1点↗①位3点 △ 清水 ①位3点
・シュート数コンサ①位30本↘⑫位10本 × 清水 ③位18本
・枠内数 コンサ③位7本↘⑤位5本 × 清水 ①位9本
・PA内数 コンサ①位20本↘⑫位6本 × 清水 ②位11本
・PA内率 コンサ⑤位66.7↘⑩位60% △ 清水 ⑨位61.1%
・決定率 コンサ⑭位3.3%↗①位30% 〇 清水 ⑤位16.7%
・パス数 コンサ②位678 ↘⑥位481本 〇 清水 ⑫位427本
・同成功率 コンサ④位85.7↘⑥位81.1% × 清水 ②位84%
・クロス数 コンサ①位36本↘⑪位11本 × 清水 ②位22本
・同成功率 コンサ①位41.7↘④位36.4% 〇 清水 ⑬位18.2%
守備項目
・失点 コンサ⑤位1点 ↘⑨位2失点 〇 清水 ⑮位3失点
・被シュート数 コンサ⑩位15 →⑪位15本 〇 清水 ⑱位22本
・被決定率 コンサ⑧位6.7%↘⑪位13.3% △ 清水 ⑬位13.6%
全体項目では
前節の走行距離・スプリント数-リーグ中~下位レベルで、今節はその改善、
攻撃では、
前節の攻撃項目で「決定率」以外全て最高レベルで、今節はそのレベル維持、
守備では、
前節 被シュート数(被シュートチャンスメイク数=前線~中盤守備力)・被決定率(シュート失点阻止率=DF・GK守備力)ともに、リーグ中~下位レベル
で、今節はその改善、
との今節テーマでしたが、
全体項目は、各項目リーグ上位レベル到達、
攻撃項目は、「決定率」が大きく改善、その他項目は、攻撃回数・シュート(チャンス)数・PA内数・同率・クロス数は大きく低下、その他は維持、
守備項目は、改善とならず、 トータル結果は、2失点・少ないシュートチャンス・しかし改善した決定率(力)で3得点獲得の「撃ち合い勝ち試合」となったものという事でした。
大課題の「決定率」に大きな進展・進歩がありましたが、「攻撃力」の源泉の
「チャンスメイク自体」と、弱い守備力に課題となりました。
しかし、この課題は、相手チーム戦力によるマッチアップによる低下、つまり、強い相手との対戦では、相手強力守備力による「攻撃力阻害・制約」、相手強力攻撃力による「守備力破綻・阻害」が大きく、現在連敗中の不調状態とは言え、リーグ上位に君臨する強力チームとの対戦結果は、かなり「割り引いて」捉える必要があり、そのフィルタープラスでは、攻撃力の低下は上位レベル維持となります。守備は、そのままですが。
次節対戦「清水」の前節試合データは、コンサ対比で、侮れない現況戦力を示すデータで、注目です。
試合結果は、浦和相手に「3-3」引き分けとの、失点あり・撃ち合い試合でしたが、コンサ対比で、
全体項目 支配率・スプリント数は同レベル、走行距離のみコンサ優位
攻撃項目 決定率・パス数・クロス成功率のみコンサ優位、
得点・PA内シュート率が均衡・同レベル
攻撃回数・シュート数・枠内数・PA内シュート数・パス成功率・
クロス数の6項目がコンサ劣後
守備項目 失点・被シュート数がコンサ優位
被決定率が同レベル
つまり、全体項目は引き分け、攻撃は「決定率」のみコンサで、他は清水優位、守備はややコンサ優位、です。
前評判・一般評価とは、大きく異なり、コンサ戦力と同レベル・上回る戦力が現実化されています。
次節対戦も、11位チームとの対戦との図式は成立しない、激戦必至と、試合データが言っています。
2.第2選手登録ウィンドー結果
現状のリーグ動向に直結している、選手登録第2ウィンドーが、8月17日で締切、シーズン中途での選手層強化は完了。
今後のシーズン展開直となる、結果を簡潔に点検してみます。
チーム毎に。
・コンサ× 加入-流失は、0-3の△3名・・新規加入の全く唯一つのチーム。現有の潜在戦力開発をコンセプトに流失のみ。外国籍2選手で、ACL枠ソンユン・提携国枠チャナ・外国籍ミンテ・ジェイで、外国籍に2枠空席。
・仙台〇 同2-2の±0・・即戦力選手獲得し、FW・ボランチ戦力上昇。
・鹿島× 同2-3の△1名・・スタメン・中軸3名流失が大。若手有力選手加入も、戦力ダウン。
・柏×× 同3-5の△2名・・スタメン・中軸・成長DFと攻撃の核の4選手流失。代替獲得選手は未知数で、大きく戦力ダウン。
・浦和△ 同2-1の+1名・・DF中軸遠藤流失、FWファブリシオ獲得で守備低下、攻撃上昇で、全体戦力変化するも維持。
・FC東京〇 同2-4の△2名・・DF・ボランチの守備中軸流失。代替のFWリンス、DF丹羽で、攻撃アップ・守備やや低下で、全体戦力微増。
・川崎△ 同1-1の±0名・・大久保流失、有力カイオ獲得は戦力維持。
・横浜FM△ 同4-3の+1名・・DF軸デネゲク流失は、加入ドウシャとチアゴが即代替し、守備力上昇。バブンスキー流失の攻撃力は、代替無くダウン。戦力±で維持。ただし、攻撃力低下の課題発生のまま。
・湘南〇 同2-1の+1名・・即戦力2FWで戦力上昇。
・清水△ 同0-0の0名・・リーグ唯一の全く移動無し。(ドウグラス加入・清水離脱はねウィンドー前)
・磐田〇 同2-0の+2名・・リーグ2チームの流失無しチーム(コンサと真逆)。大久保獲得は大きく戦力アップ。
・名古屋◎ 同5-5の±0名・・流失はスタメン外でダメージ少なく、獲得は、即スタメンの即戦力選手5名で、実質+5名の戦力大幅上昇。神戸と並ぶ第2ウィンドー成功チーム。現在の3連勝の原動力・理由で、一気に降格圏脱出・中位グループ入りの目標展開となっているものです。
・G大阪×× 同2-4の△2名・・成長中軸MF3選手流失で中盤戦力大幅低下。加入のFW渡邊・MF小野瀬は即戦力だが、戦力ダウン。降格圏脱出の対策は不成功・不実施で、今後、厳しい展開が継続。
・C大阪△ 同1-0の+1名・・磐田と共に、流失無し2チームのひとつ。獲得FWは若手成長用で、戦力は維持。柿谷・杉本の流失阻止で一杯だったのですね。
・神戸◎ 同5-8の△3名・・リーグ最大の大量流失ですが、保有高能力選手数がリーグ随一の豊富さで、FW渡邊以外はスタメン外選手の整理。加入は、ポドロスキーに続くスーパースター獲得で、イニエスタ獲得はチーム戦術・リーグ水準もアップさせるもの。DFヤセル・FW長沢も即戦力で、攻守ともに戦力は大幅上昇。第2ウィンドーでの成功チーム。現状の好調の源泉となり、今後益々戦力全開で、上位進出は必至です。
・広島△ 同1-2の△1名・・流失・加入は選手起用に無関係で戦力維持。
・鳥栖× 同6-5の+1名・・流失は中軸DFスンヒョンはダウン、他選手は起用乏しく影響無し。加入は、代替DFオマリは即戦力、攻撃陣・FW金崎・豊田復帰・トレスは強力攻撃陣を形成で大幅上昇。全体戦力は、大幅上昇の筈でしたが、スタメン変更多数で、戦術機能が大きく低下し、戦績には全く繋がらない結果・現状で、第2ウィンドーでの「積極型・大量資金使用、での失敗」との結果。
・長崎〇 同4-8の△4名・・流失は7選手レンタルで、若手~中堅クラスで、戦力低下は限定的。獲得は、DFバイス・ボランチ磯村は、即スタメン・中軸で、守備力・攻撃ゲームメイク力が大幅上昇。
との各チーム結果でした。一覧に纏めておきますと。
◎ 大成功 名古屋・神戸
〇 成功 仙台・FC東京・湘南・磐田・長崎
△ 維持 浦和・川崎・横浜FM・清水・C大阪・広島
× 低下 コンサ・鹿島・鳥栖
××失敗 柏・G大阪
現在の戦績に直結のチームと、そうではないチームが発生していますが、
概ね、
大成功・成功チームが、現状戦績 好調チーム、
低下・失敗チームが、同 低下・不調チーム と言えそうです。
コンサの×結果は、ミシャ戦略「潜在戦力の成長・進化による顕在化」で十分、今シーズンを闘える、とのコンセプトによるもので、上記傾向の例外チームを目指すもので、今シーズン中途獲得交渉失敗、ではありませんね。
いずれにしても、早ければ来シーズン導入とも課題・健在化している「外国籍選手保有制限撤廃」の流れへの早期・前年での対策もあり、また、前評判・評価を引っくり返す現在順位現況の打開策のため、激しく・活発な第2ウィンドー移籍市場でした。今後の各チームのシーズン展開直結となる「重要シーズン年」となりました。
まさひろ
Re:~進化~ 第23節FC東京戦データ点検・次節チーム点検
2018/08/22 12:33
やっぱり都倉ジェイのツートップにチャナティップか三好をワンシャドーで使う方がいいと思います。 左ウィングも右利きの方が福森がオーバーラップしやすそう。 駒井の献身性と運動量は間違いなくボランチで活きる気がする。 白井腐らずに少しずつ結果を出してゴールを決めてくれて嬉しい限りです。 さらに上位に行くには1つ空いてる外国人枠をどう使うかですね。 しかし神戸のイニエスタ効果はすごいですね。
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