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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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~進化~ シーズン最終節試合数値・累積値、コンサ値検証

2018年12月03日

最終節の衝撃からカムバックです。

【悔し涙、シーズンを創った選手・チームスタッフ関係者・サポーターへの感謝、ここにまで到達した誇りと自覚、最大功労者ミシャとミシャへの道を拓いた社長への感謝、想い起きる数々のプレイ達】
【ギリギリの死線を僅かに越える彼の、際どい勝点獲得と積み上げのシーズン過程】
【そこで流れた、血と汗と涙と歓喜、仲間の顔】

想いは尽きませんね。

シーズン終了とともに、
2019シーズンのスタートです!!
既に、2019シーズンは、
①準備期間開始から、2日経過です。

選手・チーム、我々サポーターも、2019シーズンを開始しましょう。

では、今シーズン最終節=最直近、各チーム・リーグ現況を、公式試合数値から検証を、そのスタートブログとします。

1.公式最終節試合数値検証
最終節の最大特徴があるデータに表われました。
(1)全チームの試合戦略が「攻撃優先」=「勝点3獲得」戦略で統一です。
その結果は「無得点チーム今シーズン最小」節=今シーズン最終に初めて「2チーム;鹿島・鳥栖のみ」となりました。
;今シーズンの「無得点チーム数」推移から、節毎、シーズン展開のチーム戦略が見えます。
①節の7チームから、㉞節最少2チームまでのシーズン推移を、そのチーム数から、3つの期間に分類できました。
A期間①節~⑮節中断前まで 節平均無得点5.25チーム
B期間⑯節~㉒節タイト期間 節平均無得点4.57チーム
C期間㉓節~㉞節ラスト   節平均無得点4.0チーム
如何ですか?
A期間>B期間>C期間 です。これは、シーズンが進行・経過するに従い、「無得点チーム」が減少していった、とのシーズン経過をしょうめいしていますね。・・つまり、シーズン開始・前半は、「勝点1・敗戦しない」戦略も多く、中断明け、後半と、「攻撃力優先・より攻撃バランス」の「勝点3」戦略チームが急増した、という事で、鮮やかに(?)最終節、最小数迄に到達、となった訳です。

気になるコンサは、
今シーズン「無得点試合は<8試合>34%」となりましたが、①・⑤・⑨・⑭・⑮・⑰・㉖・㉗で、⑭~⑰と㉖㉗と2期間集中がありましたが【ラスト7試合連続得点獲得】で終了し、シーズン終盤の追込み態勢の源泉となりました。 
やはり【無得点試合数の減少】が次シーズン課題の一つとなりました。
(2)攻撃バランスのため、
 シュート数・枠内シュート数・決定率が上昇。
 34節リーグ平均値は、
 シュート数 15.3本 (シーズン平均13.4本~+1.9本)
 枠内数    5.1本 (   同   4.3本~+0.7本)
 決定率   13.8% (   同  10.1%~+3.7%)
 結果、
 得点     2.1点 (   同  1.36点~+0.74点)
 と、得点数が急増。
 コンサ数値も検証。               コンサシーズン値
 シュート数 14本 (リーグ平均~△1.3本) 14.3本 -
 枠内数    6本 (  同  ~+0.9本)  4.5本 〇
 決定率  14.3%(  同  ~+0.5%)  9.4% ◎
 得点     2点 (  同  ~△0.1点) 1.41点 〇
 と、リーグ平均値並みの数値でした。
(1)(2)以外の項目数値は、リーグ平均値同水準で、特段の変異はありません。
2.コンサシーズン数値検証
最終節終了し、コンサのシーズン値が確定しました。リーグ平均値との対比で検証しましょう。~試合平均値で、表示します~
〔攻撃〕
30m侵入数 42.2回  リーグ平均44.26回 ~△
得点     1.41点7位  同  1.36点  ~〇
シュート数  14.3本5位  同  13.4本  ~〇
枠内数    4.5本 6位  同  4.3本   ~〇
決定率    9.4%12位  同  10.1%  ~×
パス数    490本 6位  同  481本   ~〇
同成功率   80%  5位  同  78.4%  ~〇
クロス数   16.7本6位  同  15.9本  ~〇
同成功率   29.1%2位  同  23.4%  ~◎
〔守備〕
被シュート数 15.1本15位 同  13.2本  ~×
被決定率   9.1% 8位  同  10.0%  ~〇
タックル数  20.4回11位 同  20.8回  ~△
クリア数   25.3回6位  同  23.9回  ~〇
インターセプト2.88回1位  同  2.38回  ~◎
〔基本〕
支配率    51.7%4位  同  50%    ~〇
走行距離  114.2km2位  同  111.1km ~◎
スプリント数 159回 8位  同  158回   ~△
順位     4位       同         ~〇

纏めると、
◎3;クロス成功率・インターセプト数・走行距離
〇10;得点・シュート数・枠内数・パス数・同成功率・クロス数・被決定率・クリア数・支配率・順位
△3;30m侵入数・タックル数・スプリント数
×2;決定率・被シュート数
次シーズンは、
◎3⇒◎◎ へ  
〇10⇒◎ へ  項目数多くポイント
△3〇   へ
×2⇒△  へ  ×はJ1レベル化のため消滅

3.2019シーズン開始
①準備期間開始 です。
〇選手保有形成
 A.既存選手契約更改・更新・継続
     同 契約非更改・更新
 B.新規選手獲得
   ・育成選手昇格
   ・育成用選手新規獲得
   ・戦力用新規獲得
      外国籍選手
      提携国選手
      国内選手
      レンタルバック選手
 で、各項目に、誰を配置するかの問題ですが、
 大前提に<選手保有戦略>が必要です。

 ACL戦・日程の有無も大きいですが、ACL戦の前提が、
 YBC・ルヴァンカップ戦、天皇杯戦でのリーグ戦突破の戦績です。
 現在のJ1リーグの基本・根本戦略が、
カテゴリー     目的              起用チーム
リーグ戦・・・リーグ順位・賞金争奪・ACL参加権・・Aチーム・1軍
ルヴァン杯・・J1チーム成長・賞金争奪     ・・Bチーム・1.5軍
天皇杯 ・・J全チーム賞金争奪・1位ACL参加権・・Bチーム・1.5軍
ACL戦・・・アジアCP・賞金・クラブW杯参加権・・Cチーム・1軍
となっており、ポイントは、起用チームで、
リーグ戦は、Aチーム・1軍チームですが、ACL戦も、Cチーム・1軍チームとなり、チームに、A・Cの2チームの1軍編成が必須となります。
つまり、1軍レベルメンバーを最低、11名×2チーム分=22名保有していなければ、リーグ戦とACL戦の同時共存はあり得ません。
そんな、豪華で、豊かな選手構成・形成を図る方法論・手段として、
ルヴァン杯と天皇杯の「Bチーム・1.5軍」の「Cチーム・1軍」化への成長・レベルアップ化があり、当然、「Cチーム・1軍」化レベル到達の証明が、両カップ戦での戦績=リーグ戦突破~優勝争いが、絶対条件となる訳です。
今シーズン、コンサは、ルヴァン杯も天皇杯も「2軍」レベルチームで対戦し、当然の結果として「リーグ戦等敗退」となりましたが、そんな準備状態での「ACL参戦」は、相手チーム・ACリーグに失礼な選手構成での対戦か、肝心要めのリーグ戦を「格落ちメンバー」で対戦、のどちらかの選択に成り兼ねませんでした。どちらも、悔いや後悔の残り兼ねないトライになりそうなところでした。
唯一の方法は、1~2か月間で、一機に≪10名、1軍新規選手獲得≫の荒療治しかありませんが、「精密機械のミシャ戦術」の浸透・習得は到底無理で、有力・1軍選手の大量獲得も、ミシャ戦術の維持・浸透も、交渉力も、資金力も、戦術浸透力も限定されるコンサでは、現実にはあり得ない、夢幻しでしかありませんね。
2位・3位の賞金と配分金は、欲しかったですが、ACL戦、次シーズン参戦は、コンサには、選手保有・戦術浸透・対戦準備の3面より、時期尚早で、「無理な実施は、成長と同時に、大リスク・破綻要因」を抱え込むものでした。

明後日の天皇杯準決勝は、ACLの準備済みの「浦和」が最有力で、同じく準備済み「鹿島」はやや不利で、「鹿島天皇杯優勝」によるリーグ4位のコンサACL参戦は低い可能性の様です。前述理由から、「仙台・山形」のACL戦参戦負担も困難ですね。

ACL戦参戦は、次シーズン、1年間かけて、リーグ戦3位以内獲得・達成と同時に手に入れ、当然、「ルヴァン杯・天皇杯」も「コンサBチーム・1.5軍」を「コンサCチーム・1軍」化の中で、勝ち切り、リーグ戦等を突破し、優勝争いのシーズンとする、との戦略が適正ですね。

チャナティップにも、もう一年、大きく成長・チーム力巨大化の中、待ってもらい、2020シーズンからの参戦で行きたいですね。
  
       


post by yuukun0617

20:38

コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

まさひろ

Re:~進化~ シーズン最終節試合数値・累積値、コンサ値検証

2018/12/03 21:53

今シーズン躍進出来たけど、一歩間違ってたら残留争いだった。 ミシャ式の浸透が予想よりも早かったのはW杯などで長期の中断期間があったから。 1シーズンだったけど感覚として2.5シーズン位過ごした位の戦術の落とし込みが出来たのが大きい。 来年もチーム力の均衡は変わらないから、札幌がそこから一歩抜け出る為には、主力の更なる成長と、何より大事なのが新戦力との融合。新戦力がミシャ式を理解して体現するまでの時間をどれだけ短く出来るか。 ミシャ式はミスをすると失点そして負けるので、新戦力が噛み合わずミスすると命取り。 分かり切ってることなんですけど、独り言です。失礼しました。

屯田

Re:~進化~ シーズン最終節試合数値・累積値、コンサ値検証

2018/12/03 21:55

ウッチーの退団はショックだが、今年昇格を決めた地元の大分で活躍してほしい。

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