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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2019年03月11日
今節の公式試合データリリースから、突出したポイントが見えて来ます。
リーグ全体とコンサを点検致します。
併せて、明日のルヴァン杯第2節長崎戦の予想展開も行いましょう。
1.第3節リーグ概況〜第3節試合データから直近状況を示します。
リーグ全体、
第1節の守備>攻撃傾向が、第2節では、守備<攻撃、
とバランスが変化しました。
更に、この傾向は、第3節で継続・進行しています。
最多得点の5得点;コンサ~3得点;神戸・名古屋~2得点;清水・大分・G大阪・FC東京・横浜FM・川崎と、9チームが複数得点獲得。1得点;浦和・磐田・鹿島・広島・仙台5チームとなり、14チームが得点獲得です。
図示すると、(数値はチーム数)
第1節;得点11・複数得点5
< 第2節;得点12・複数得点7
< 第3節;得点14・複数得点9 、
と右肩上がりの上昇曲線で、増加・拡大しています。
当然、その反動として、失点数は比例し、急悪化となっていますが、これは、
「守備力低下」と言うよりも、
「守備力は微増のほぼ現状維持、対して、攻撃力は急上昇」との内容であり、
これこそが「攻撃優先の試合戦略がリーグ全体の流れ・主流となった」との証明・現実化です。
この潮流・変化は、
コンサ・名古屋・横浜FM・川崎、の様に「意図している戦略」=「攻撃サッカー」チームの活躍、多くのサポーター・関係者の要望、選手の本来希求するサッカー観と意識、そして、最大インパクトが≪ワールドワイドのサッカー潮流≫、からもたらされた「最新戦略」となったという事です。
そして、その「最新潮流・変化」への対応は、チーム毎に、千差万別で、
「攻撃サッカー」志向4チームは年数を累積して来た長期戦略・チームカラー・コンセプトとしていましたが、
逸早く、世界潮流から対応の、神戸・G大阪・湘南・大分が加わり、
今シーズンの多得点獲得実績チーム・リーグ主導チームとなっています。
一方、対応・反応が立ち遅れ・鈍いチームは、
得点力不足が弱点・懸念点として顕著・顕在化し、低迷状態です。
広島・仙台・鹿島・浦和・松本・C大阪・鳥栖は、他チームに得点力の劣後から、劣勢・低迷状態です。
「現状の改善・対策」の観点からは、
絶好調チームはそのまま順調も良いですが、
出遅れチームには、
a.戦術は適合するも新選手等からのチーム連携・熟成不足、
b.適合戦術を高いレベルで実施出来る選手の不足、
c.戦術の誤りで選手層は揃っていても低迷、
d.戦術も選手層も不足、 の対策4パターンがあります。
この脱出・改善への容易度は、
a.<c.<b.<d. となりますね。
a.該当チームは、シーズン進行の中、チーム力上昇し、何れどこかのタイミングに改善できます。
c.該当チームは、「監督の考え方or監督交代」があれば、チームフィットで改善します。~監督次第のケース~
b.該当チームは、例えばシーズン終盤までの様な「ロングレンジ・トレーニング」でのみ、選手能力が急増・上昇により、改善に近づきますが、シーズンは終末となり、間違えば「リーグ降格危機」ですね。
d.該当チームは、監督・選手交代しか即効策は無く、当面改善不能と最悪状況です。
指摘チームを分類すると、
広島ーc.、仙台ーb.、鹿島ーa.、浦和ーc.、松本ーd.、C大阪ーc.、鳥栖ーc.」、これに、守備+攻撃戦術の失敗の 清水ーc.が加わり、
最短で改善のa.鹿島、
それ以外は、時間が掛かり、容易度は、c.浦和・C大阪・鳥栖、b.仙台、d.松本の順となっています。
第3節試合データからも、(・・リーグ平均値)
得点 ➀節 1.1点<➁節 1.2点<➂節 1.6点
シュート ➀ 12.9本<➁ 13.1本<➂ 13.5本
枠内数 ➀ 4.5本>➁ 4.2本<➂ 4.4本
PA内数 ➀ 7.5本<➁ 7.7本<➂ 8.6本
決定率 ➀ 8.2%<➁ 9.3%<➂ 11.5%
第2節の枠内数以外の全項目が、凄い勢いで、<拡大・上昇しています。
【リーグ全体が《攻撃中心・攻撃優先》を指向して進行・変化中】です。
注目の個別チーム数値は、
得点 シュート数 枠内数 PA内数 決低率
コンサ 5点1位 24本1位 5本8位 21本1位 20.8%1位
名古屋 3点2位 17本4位 9本1位 10本6位 11.8%7位
F東京 2点4位 16本6位 6本4位 12本2位 6.3%13位
神戸 3点2位 17本4位 9本1位 12本2位 11.8%7位
・・・・
浦和 1点10位 7本16位2本12位 6本11位14.3%2位
磐田 1点10位 7本16位2本12位 3本18位14.3%2位
鳥栖 0点15位 7本16位1本17位 5本15位 0% 15位
コンサは、段違いの絶好調数値で、枠内数以外全項目で、リーグ1位・それも2位と段違い・別ランクの大差の実績値です。
一方で、攻撃チームだった筈の「浦和・広島」の攻撃力転落は、ミシャ戦術を放棄した「ツケ」がここに表れている最低の姿です。
実は、パス数値も、コンサ520本・成功率83.3%に対して、浦和360本・成功率64.4%、広島350本・成功率72.9%で、ミシャの遺産はどこにも残っていないチーム、となった事を証明する驚きの数値でした。
2.ルヴァン杯第2節・長崎戦予想
前節明日対戦の長崎は、湘南相手のBチーム同士対戦。
湘南のAチームサブ選手6名中心チームに対して、長崎メンバーは、Aチームサブの起用は4選手に留まり、スタメン・サブともBチーム中心のチームでした。
しかし、その純然たる「Bチーム」が、ルヴァン杯チャンピオン・湘南「A+Bチーム」を撃破したのですね。
試合展開は、前半から、湘南チーム戦術「ストーミング戦術」で、「前線からボール奪取⇒ショートカウンター」が作動し、湘南・先制、前半湘南攻勢となりましたが、後半・(ルヴァン杯では計測が無く、データは不明ですが)走行距離とスプリントが急減し、長崎攻勢が作動し、同点・逆転となった試合展開でした。この通り、本来戦力差はあり、そのままであれば「湘南勝利」が濃厚でしたが、「Aチーム・サブ起用での前試合疲労によるフィジカル低下」があり、後半戦力ダウンが原因でした。
明日対戦の長崎チームの起用選手は、湘南戦と同一メンバーがほぼ確定的です。
対戦の大前提として、コンサは、湘南の<二の舞となる>事の無い様に、試合全般、「試合コントロール」が出来る選手起用、とする事が重要です。
長崎の戦術・システムは、【4ー4ー2】・Wボランチ・オーソドックス攻守バランス型・堅守速攻とセットプレー狙いですが、Bチームのプレイ能力はダウンし、J2下位~J3程度です。
湘南戦試合データでポイントは、シュート数4本・決定率50%で、ゲームメイク力は低くも「高い決定力」で得点獲得し、主体はゾーンディフェンスの堅守で守り抜く、とのスタイルです。
という事から、コンサの対策は、そんなに「至難な対戦」対策ではありませんね。
「甘く見て、手を抜く」と湘南の様な「罰が当たり」ますが、真摯に、懸命に、いつも通りの「Bチームプレイ」で十分撃破・完勝出来る相手です。
コンサ戦術は、「コンサ式ミシャ戦術」で、基本システム【3ー4ー2ー1】型でしょう。ここは、今後のトレーニング成果により、Bチームも必ずや、Aチームの新戦術基本システム【3ー3ー2ー2】型にバージョンアップとなりますが、現時点では、未だこの基本システムです。Bチーム・メンバーには、新戦術をプレイする(潜在)能力はあります!~ジェイのプレイスピードアップが最大のポイントとなって今が~
明日は、可変システム・ミドルポスト戦術・多彩多様戦術・両サイド突破とクロス・セットプレーと「J1トップレベル攻撃力」をBチームながら、全面発揮し、複数得点・多数得点獲得が濃厚です。守備力は、堅守・速攻時代・2017シーズン以来の「ブロック・組織連携守備」で対抗しますが、Bチームも、Aチーム同様「取られたらそれ以上取る」との「超攻撃型」です。
試合展開は、明日は、試合開始早々より、コンサ攻勢が開始され、ほぼ試合全般に継続し、開始20分までに先制点獲得となれば、前半、更に1得点、後半も追加点獲得で、【 3ー0 】完勝との試合展開予想です。
メンバーは、
ジェイ
岩崎 檀崎
白井 中原 小野 中野
石川 ミンテ 早坂
菅野
SUB;藤村・中村・濱・大和
阿波加
トレーニング代わりに原則起用無しで
荒野・宮澤
と予想します。
※ロペスの帰化・代表参戦に、一票!!
漢字名は、もう前例で用意されていますね。
前呂比須も、大喜びです!!
「複数得点差での完勝・勝ち点3獲得」を掴み取りましょう。
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