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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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~進化~ 第4節鹿島戦・敗戦に得たもの

2019年03月18日

前ブログで、「どんなミスも失点直結」とする鹿島、との指摘をしましたが、第4節の強敵・鹿島は「コンサ選手には巨大・強大・圧倒的なチーム」と見えてしまう、認識での試合スタートとなり、「のびのびプレー」とは真逆の「萎縮プレー」が、特にカウンターリスク局面で多発しました。また、試合スタートから、いつも通りに「反復攻撃」するも、「想定より手前・早い手順での、鹿島の壁・ブロックでストップ発生」が繰り返させ、「悩みながらの攻撃」に変化し、いつもの「攻撃の多様さ・スピード・キレ」は萎縮型で、スケールが縮む攻撃でした。

その原因は、マスコミリリースで指摘の通り、「個の戦い」で勝ちきれなかった、との指摘が多数となっていますが、
これは、コンサを知ってる方なら、熟知・承知している内容で、
その「個VS個」の戦いの単純型を、「個VS連携組織」の戦いに転換する、とのスタイルがコンサスタイル・コンシャ型ミシャスタイルですね。
しかし、昨日試合は、特に鹿島カウンター・リスク対応で、第1チェック局面での「選手のミス」が発生し、カバー選手は「鹿島の鋭さ・スピード」に立ち遅れ「カバー・連携組織守備」が作動できませんでした。
実戦での「選手ミス」は完全に撲滅は困難で、必ずどこかで発生しますね。特に、重要局面だからこそ、過度な緊張感・意識で身体・プレイのスピード・キレが若干遅れ、後追いプレー系のミスが発生するものです。
だからこそ、問題と課題は、「そのカバーの力・スピード・組織連携力」の発揮にあります。昨日は、その点は「惜しかった」部分ですね。
もう一度記載しておきます。【問題・課題は、ルーカス・宮澤・進藤のミス・個の力の問題ではありません。そのカバーの遅れが真因で、更にその原因が、相手プレー想定・予想力の甘さ・不十分さにあり、今後のトレーニングでの改善により解決するものです。】

もう1点は、【シュート成功率】をミシャは指摘しています。
試合速報データでは、
       コンサ   鹿島
得点      1点    3点
シュート数  13本   14本
枠内数     4本    6本
決定率    7.6%  21.4%
鹿島はいつもの決定率、コンサは△5%超の低下。
実は、シュートポジションが両チームで大きく相違していました。
鹿島は、PA内比率は80%、対して、コンサは60%未満でいつもの△20%低下となっていた印象でした。つまり「シュートポジションが、いつも通りのゴールの付近ではなく、遠いポジションと離れ、枠内数・決定率が低下」となったものでした。実は、「あと1本ゴールへ進むパスが足りず」にシュートを打たされた、という事態によるもので、鹿島のゴール付近「堅守・守備」の固さによるものでした。
【課題は、もう1本・ゴールに進むラストパス】で、パスターゲット・パススピード・精度の改善・向上により、改善可能です。

全体のスタッツは、シュート項目以外では、
       コンサ    鹿島
ボール支配率 53%    47%
走行距離   113.8km 110.9km 
スプリント  178回   168回
支配率・走りも問題ありません。
バス数    502本   349本
成功率    82%    82%
パス交換も問題ありません。
CK数    8本     1本

問題・課題点も無く、全体は通常通りの内容と数値が証明しています。

という事で、課題点は「明白」で、改善も「明白」な試合でした。
12日間のオフタイムは、1日完全オフ「4日間特別トレーニング可能」+1日完全オフ「6日間・通常シーズン日程」となります。

この通り、シーズンスケジュールの「トライ可能期間の4日間」で、「今回敗戦の課題克服・対処」「戦力再整備」期間としましょう。


post by yuukun0617

13:38

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