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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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~進化~ コンサ現況課題とルヴァン杯第5節横浜FM戦

2019年05月06日

前ブログで、第10節のリーグ全体動向とコンサの試合データを点検。
その中で、目下最大の課題である、
強力なゲームメイク力による決定機=シュート数 の後の
「最後の精度=シュート精度」について検討、
併せて、ルヴァン杯第5節横浜FM戦予想を。
では、
1.現在最大の課題・シュート精度・決定力
第10節・神戸戦の「NHK・全国放送解説者;元日本代表コーチ山本昌邦と元同キャプテン森岡隆三」との解説中の話題に、
コンサの「対神戸・堅守守備」に対する「攻撃スタイルと攻略法」が出て来ました。
その中で、森岡解説者より「神戸の堅守の打開策として、ミドルシュートが有効で、不足している。もっと撃てば、神戸ディフェンスが、対抗のため引き出される」とのコメントがあり、注目は、それに対する、山本解説者のコメントです。
「そうですが、それでも、ミドルシュートでは無く、相手ペナルティエリア内にパス・ドリブルでチャレンジするのが、札幌のスタイルで、強さの理由です。更に、サイドや裏からのラストパスがペナルティエリアに入り、そのポイントに、複数(3~4選手)のラストシューター達が待っている、との分厚い攻撃が強力な得点力の理由です。」
・・・森岡(解)は、コンサの理解は低いが、山本(解)は、コンサ・ミシャ戦術を正しく理解していますね。

この様に、オートマッチで理論に則り「決定機数・多数回」となるシステムこそが「ミシャ戦術の凄さ・優秀さ」で、大分・ミシャ弟子チーム・現在3位快進撃も含め、強力な成果となっている訳です。
つまり、コンサの強力攻撃力は、ゲームメーク力にあり、リーグ随一の決定機創出力は、大分以外、追随を許さないモノですね。
しかし、その後の超重要、決定的プレイ【最後の精度•シュート決定力】が大問題です。
コンサの超攻撃的戦術もその一点が加わって「完成」となりますが、ロペス登場まで、決定的プレイが可能選手の不在に永年悩み続け、戦術完成には至りません。最近では、ジェイ、都倉も足りず、資金力から決定的ストライカー獲得が困難なコンサでは、解決不能の課題になりそうな状況でした。
そんな中、一挙に難関を打開する選手が出現。ロペスです。ロペス効果は、武蔵や進藤に波及し、根強く蔓延る単純シュート至上主義を脱皮し、チームの他選手の決定力のランクアップに繋がりました。(解説者の多くに、未だ存在し、シュートが撃てれば「良い攻撃」との指摘が多発しますね。しかし、本当の意味は、「シュートチャンス」まで到達した点のみが「良い」点で、「ホームランシュート・大砲シュート」の様な枠外シュートも「良い」のではなく、逆に、ミシャのコメント通り、サッカーの「流れ」を自チームから喪失させる元凶として、否定されるモノ、です。)
この様に、ロペスの貢献成果は、単純に個別獲得得点に留まらず、コンサ現在獲得得点をもたらしました。
そんな、どんな選手よりも価値と存在が大き選手が、突然「喪失・長期故障離脱」となった訳で、チームの10節決定率は、前節・前々節と連続「22%(リーグトップランク)」から一気に「11%」と半減し、その悪影響は明白に現実となりました。

「決定率」は、ゲームメイクの様な「チームプレイ;複数選手による組織・連携プレイ」ではなく、あくまでも、ラストにシュートする選手のプレイ精度(ミシャコメントで度々出る「最後の精度」ですね)との「個々選手能力」そのものです。
多数のチームも、同様に、「決定力あるストライカーの不在」による「決定力(率)」不足が大課題です。実に、日本代表がそのものですね。
という事は、「誰がより高い決定力を持つ」選手か、の問題で、「決定力の能力順位」が選択の本筋です。
しかし、実際のポジション選択・選手起用では、「どの選手に謂わばシュートする役割・<シュート権>を与えるか」となりますが、サッカーの世界では、【どの選手にも、その局面が目の前に来れば、シュートす可し!】との大原則があり、<シュート権>の発想は机上の空論となりますね。
という事で、
結論は、【シュートチャンスが多い想定のポジションには、「決定力の順位が高い選手」を起用する】との事です。
 ⇒ 「決定力の順位」が重要で、DF陣選手を除くと、
➀ロペス➁ジェイ➂武蔵➃チャナティップ➄ルーカス➅檀崎➆菅➇岩崎➈早坂➉宮澤
⑪荒野⑫中野⑬藤村⓮白井 は私の勝手評価ですが、➀➁選手が故障・長期離脱し、➂➃はスタメンとなり、その次の選手の選択の問題です。
少なくとも、「ゲームメイク・前線からの守備」を持つが「決定力11番目」選手の「荒野」起用は、その能力・欠点通り、「決定率半減へ転落」は必至で、試合勝敗を大きく左右した「10節前半のシュート得点化失敗」は当然の帰結でした。

今後の試合では、当ブログで、「今後、もう荒野シャドー起用はあり得なくなった」とし、当初から「ルーカス・シャドー起用」を記載していますが、「ルーカスの右サイド起用を外す、喪失」は大きいですが、それこそ、白井・中野・早坂、2種登録大学コンビも居り、十分全面カバーが可能です。

いずれにしても、「右シャドーポジション・スタメン候補」を巡る競争は激化し、先ずは、次戦ルヴァン杯第5節横浜FM戦で「前線ポジション能力;ゲームメイク・前線からの守備+決定力」を問う競争となります。
対象候補は、前リーグ戦第10節起用選手を除くと「岩崎・檀崎、加えて、中野・藤村・白井・大学組金子・高嶺」の7選手。
ルヴァン杯第5節のスタメン起用は無くても、試合中のポジションチェンジで「テスト起用」も在りそうです。
2.ルヴァン杯第5節横浜FM戦には、
嬉しいニュース・石川の離脱から復帰はどうでしょうか。チームレポートの中、トレーニングに石川が撮影されていましたね。
現在の、故障離脱多発の苦境の中、大きな好影響となる復帰となります。期待したいですね。
 明後日・ルヴァン杯第5節横浜FM戦は、そんな「リーグ戦起用チャンス」も賭けられた試合ですが、本来、ルヴァン杯・グループリーグ突破を決定付ける勝利を掴むチャンス試合です。同第3・4節での「スクランブル起用=Aチームスタメン+Bチームの混成チーム」の荒業は、特定選手は困難になって来ています。福森・菅・ルーカスの累積疲労は大きく、これ以上酷使は故障発生に繋がりかねない状態です。
しかし、ここは準「スクランブルチーム」と予想します。
つまり、Aチームスタメン連続起用は、中核選手のみ、時間指定起用とし、混成チームとするものです。
対戦相手「横浜FM」チームは、起用想定選手も「準Aチームクラスで構成」する強力布陣との予想で、戦力で均衡・優位とするには「準スクランブルチーム」で、リーグ戦に近いレベルのチームプレイ・戦術実践とするものです。
予想スタメンは、

          早坂 
       檀崎    岩崎
    中野  藤村 宮澤  白井
       濱  ミンテ 進藤
          菅野 

     サブ;石川・金子・高嶺・菅・武蔵・大和
        阿波加

     福森・ルーカス・チャナティップはリカバリーを。
     Aチーム 宮澤・ミンテ・進藤 の守備3選手で、
     DFとビルドアップ・ゲームメイクで、Bチーム強化。

   シャドー競争は、檀崎・岩崎・中野・白井・金子・高嶺で。
   ポイントは「ゲームメイク・前線守備と決定力」判定ですね。
 


post by yuukun0617

15:53

コメント(1)

この記事に対するコメント一覧

Tinker

Re:~進化~ コンサ現況課題とルヴァン杯第5節横浜FM戦

2019/05/06 18:14

今日試合あった大学生組を明後日のルヴァンに呼びますかね? あと大和って誰?

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