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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2019年05月20日
J1リーグの第12節・公式試合データがリリースされ、リーグ動向とコンサを点検です。
土曜の(現地参戦もしました)第12節横浜FM戦は、現在戦力を自覚させられた「完敗」でした。
シーズン・キャンプ当時から、指摘されていた「主力欠場時の代替戦力」の低レベル=「Bチーム戦力」の低内容は、ここに来て「ジェイ・ロペス・駒井」の僅か3選手欠場で、大幅ダウンが続き、「運の女神」も使い果たし、ここ2試合<戦力通りの戦績結果>となっています。
1月キャンプから、トレーニング・実戦を「5ヶ月」重ね、約半年掛けても、「僅かな成長に止まり、大幅な成長・変身は不能」が証明されています。
どんなに言っても、
その原因は、〇素材(選手潜在能力)、か
〇練習 の どちらか・2つしかありません。
育成選手(昇格し2~3年まで)は、実戦経験と高レベルトレーニング量が大きく左右しますが、その他選手は、どちらかの原因となります。
先ず、他チームで「トツプチーム・スタメン」に未到達の選手を「潜在能力選手」と見立てて獲得しましたが、その「結果」は戦績・実績が証明し、今シーズン獲得選手の現在合格選手は「ロペス・ルーカス・武蔵」の2選手のみ、
次に、既契約選手は、「今シーズン5ヶ月+2018シーズン12ヶ月」となり、現時点で「既に合否判定は終わっています」。こちらも明白で、
現在スタメン「チャナティップ・菅・深井・宮澤・ミンテ・福森・進藤・ソンユン」サブ「菅野・早坂・白井」+故障「ジェイ・駒井」+成長は望めませんが安定の「石川・小野」の計15選手で、今年加入合格3選手と合わせ「18選手」でのみ戦力構築。
それ以外の選手の「成長不発」が現在課題の「サブメンバー低レベル」の原因となります。
5ヶ月経過は「シーズン前半終了」となり、チーム運営では「今シーズン戦力の第一評価時期」となります。次年度の戦力構築は、各チームどんどん前倒しとなり、既に、次年度加入の「特別指定」選手指定も多数となり、コンサも、今シーズンの戦力補助も含め、金子・高嶺の大学2選手を獲得しています。前半戦終了時点での「チーム戦力評価」から、外国籍も含め、獲得競争が開始となりますが、「そこで戦力外・構想外」となるか否かが、今、選手は問われています。
最近では、ミンテの成功が良い例ですね。確かに、時間が掛かるケースもありますが、ミンテは「ポジショニング=役割とプレイ予測認識」が課題で、体幹、特にスピードは高く、ヘッドワークの改善でスタメン入りとの成長でした。
こんな伸び悩み選手も、あり得ます。しかし、待ち続ける時間と忍耐がチーム・監督に必要ですが、それにも限度があります。
そんな<現況>を爆発力に変換し、一気に成長を期するものです。
では、第12節の点検です。
1.第12節・リーグ動向~公式試合データより~
第10・11節と続いた「戦術の攻撃型への傾斜」は、いよいよ「終盤・到達期」に近づいた、かの数値となりました。
第10節;攻撃指向拡大で、「攻撃回数」「決定機数=シュート数」増加、「得点1点/試合」のハイレベル2節連続、しかし「シュート精度」=「枠内数・決定率」低下で、攻撃回数増加が得点獲得数に比例しない状態。戦術面は、「より攻撃的動向」を拡大。布陣位置は、より高い位置・積極型となり、一方、「守備型チームは堅守・速攻に特化」対策がより鮮明、「相手ゴールまでの攻撃距離の延長」が「成功率を大きく低下させ、決定機・シュートチャンスに到達しないゲームメイク力低迷」に苦闘し、戦績大幅低下
第11節;継続して、攻撃力拡大志向。課題「シュート精度」も、決定率と枠内数改善の傾向で、得点獲得力を拡大。
そして、
第12節は「攻撃拡大」、特に得点力が一気に拡大し、第10節の<150%増>となる高数値で、その原因が課題改善中の「シュート精度上昇」(枠内数・決定率大幅アップ)によるもので、逆に「改善未達・停滞」チームが一律、敗戦・順位低下となる傾向が一気に進行しました。
(具体的数値;前節と対比で…リーグ平均値推移。
第10節 第11節 第12節 動向・評価
得点力・点 1.0 1.1 1.4 ;大きく拡大
シュート数・本 13.6 12.4 12.2 ;攻撃的を維持
枠内数・本 3.7 4.3 4.7 ;精度は上昇
決定率・% 7.4 8.5 11.4;大きく回復
30m進入数 43.5 41.2 41.1 ;攻撃的を維持
走行距離km 113 110 113 ;ここは一定
スプリント回数 170 169 172 ;一定 )
再度記載しますが、「攻撃バランスは高いレベルで維持し、ベクトルは平行で、シュート数に変動はありませんが、シュート精度の向上が進行し、得点増加動向」との結果です。
今節の得点分布は、
0点 ・・5チーム ・・8チーム 対比△3チーム
1点 ・・7チーム ・・5チーム 対比+2チーム
2点以上・・6チームで、前節、・・5チーム 対比+1チーム
と、無得点チームは、急速に減少し、「低得点力チーム」は一気に順位転落となっています。
この傾向・動向は、3節連続し、「勝ち点3獲得」動向に繋がり、現時点での各チーム動向として「確定」しました。
この動向に、乗れるのか、乗れないのかで、一気に、チームポジション・順位が決定される、との「流れ」ですね。
2.コンサ・第12節試合数値点検
先ず、コンサの動向を前節対比で確認です。
第10節 第11節 第12節
得点力・点 2 0 0 ;急落したまま継続
シュート数・本 17 11 11 ;決定機減少したまま
枠内数・本 6 3 4 ;精度半減したまま継続
決定率・% 11.8 0 0 ;精度急落したまま継続
30m進入数 45 43 49 ;攻撃数は維持
走行距離km 113 109 109 ;低下したまま継続
スプリント数回 140 155 147 ;負のスプリント増加したまま
完璧に「攻撃項目」が低縮し、「攻撃型」の看板は破綻。
シュート精度低下の原因は、第10・11節「相手守備時への侵入・突破低下」でしたが、第12節では、やや改善したにも拘らず、「シュートの冷静さ・集中」の低レベルが主因で、「シュート精度改善未達チーム」として「低得点力チーム」そのものになり果てています。
前節のもう一つの重要課題であったコンサ「縦パス」大幅減少はやや改善ししましたが、最後の、最重要プレイの「シュート」の精度が原因で、攻撃力低下は継続しています。
もう1点、重要な数値があります。
コンサ・スタメン選手パフォーマンスの動向です。
スタメン選手の3試合走行距離値に注目点があります。
先ずは、個別数値です。
10節 11節 12節 動向
ソンユン 5.1 → 5.2 → 5.3 3節一定・・〇
ミンテ 9.8 → 9.7 ⇗ 10.1 今節上昇・・◎
進藤 10.8 → 11.0↘10.3 今節下降・・△
福森 10.2 ↘ 9.5 → 9.8 2節連続下降・・☓
菅 10.6 → 10.2↘9.9 今節下降・・△
ルーカス10.4 ↘ 9.9 → 9.7 2節連続下降状態・・☓
深井 10.6 → 10.4 →10.1 徐々に下降気味・・△
宮澤 11.7 ↘ 10.5 → 10.8 2節連続下降状態・・☓
チャナ 10.3 - 10.1 一定 ・・〇
荒野 10.8 → 10.5 → 10.3 3節一定・・〇
武蔵 10.6 → 10.1 → 10.1 3節一定・・〇
各選手の走行距離(途中交代はフルタイムに変換して比較)は、◎・〇評価選手5名ですが、△3選手・☓3選手と6選手の走行距離が低数値となっています。
これこそが「累積疲労」を走行距離実績値の減少で、確認する数値で、6選手に「リーグ戦実績値で、累積疲労露呈」となっています。
△・☓選手;進藤・福森・菅・ルーカス・深井・宮澤の6選手は、累積疲労により「所定リカバリー日数」が必須となり、そこでの無理出場こそが「選手故障発生・累積疲労による低パフォーマンス」の原因という事です。
この6選手は「明後日・ルヴァン杯・スクランブル起用」は不可能状態という事です。
3.明後日ルヴァン杯第6節対戦メンバー
今回は、スクランブル起用が可能な「Aチームスタメン選手は、ミンテ・チャナ・武蔵・荒野の4選手限定」です。リーグ戦最終節・湘南戦は、「湘南勝利の場合のみ、リーグ突破」となるため、湘南は「スクランブル起用」が濃厚です。
対戦対策上、戦力に「起用可能Aスタメン選手」起用のスクランブル選手選択ですね。Aチームベンチ入りを目指し、対象候補選手の競争試合です。
スタメン 武蔵
チャナ 荒野
白井 金子 藤村 中野
石川 ミンテ 早坂
菅野
サブ 小野・岩崎・檀崎・濱・高嶺・中村
阿波加
こうにしかなりませんね。
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