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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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〜進化〜 ラストスパート!第30節名古屋戦は〜①

2019年10月29日

全チーム、リカバリー明けで、
今日からは、リーグ最終戦試合終了フォイッスルを目指し、一気に今シーズンの締め括りに取り掛かります!
チームの残された課題を確認して置きましょう。
優先順位順とすると、
1.コンサ式ミシャ戦術の<各選手タスクの完成度>今シーズン最高値到達
    ミシャ戦術では、全選手が戦術からの「局面毎タスク(責任ある役割プレイ)」が課題とされ、今シーズンを通して、そのレベルアップの追求を追い続けて来ましたが、試合起用選択基準であり、来シーズンのチーム戦力を構築する、今シーズン最高地点とのプレイを全選手が実現する。詰まり、全選手が今シーズンの努力して来た成長の到達点を証明し、来シーズンの自己ポジションを掴む、自己との闘いです。
2. チーム戦力最高値内容の証明と必要課題の明確化
各選手の統合によるチーム戦力も、今シーズン最高内容を目指し、同時に、なお、足りない課題の顕在化こそが、来シーズンへ繋がる最大課題ですね。
3.リーグ4位到達
〜天皇杯とリーグ優勝が重複の場合のリーグ4位ACLリーグ戦参戦権を狙い、昨年順位を維持のため
 現在4位広島勝ち点50に対して、コンサ40点の勝ち点10差を逆転するには、残り5試合で全勝で、ここからの獲得勝点15で、広島が、1勝1分3敗で勝点4獲得となると、コンサが広島を上回れます。しかし、同時に、5位C大阪現在勝点49、6位川崎現在勝点48、7位大分現在勝点43と、他の3チームも、2勝0分3敗、3勝0分2敗、3勝0分2敗、以下の戦績となる事が必要で、4チームが、一斉に不調となる、との非現実的な願望展開が条件と言う事で、実質、極めて不可能で、コンサが全勝したとしても、相当な最終順位は、6位程度が正当となってしまいます。
夢となった願望に、ここからの残りシーズンを賭けるほどの余裕は無いですね。
目標順位は、低くなりますね。

以上、3目標が全てででしょう。

残る5試合で、掴める物に限界はあるでしょうが、最大・最高へ、激しく果敢にトライする選手をサポート、応援したいですね。そんな選手は居ない筈ですが、限界への挑戦を止めて、のんびり、じっくりサッカーを愉しむとの選手は、試合出場資格を喪失します。ミシャは、仏のミシャですが、挑戦と努力をしない選手は認めませんし、記憶に永遠に留め、以後の試合起用は喪失となります。そこでは、厳格な、地獄のミシャとなる訳です。
次戦には、ルヴァン杯敗戦を自己に受け止め真剣勝負道を選択した選手のみが、起用資格を掴めます。今日のトレーニングから、勝負は開始された!と言う事ですね。

今日のオフ明けトレーニングは、通常サイクルでのリカバリーメニューでは無く、戦術トレーニングとなりました。既に、各選手が試される、ハードトレーニングがスタートしています。

では、次戦展望の実内容に入りましょう。
(1)次戦対戦 名古屋現況
 名古屋の現況は、シーズン前には想像も付かない苦境となりました。
 現在現況は、
順位14位 勝点33   8勝9分12敗	 得点41  失点44  得失差-3
降格圏16位現在勝点31と、勝点2差で、毎試合降格の危機から脱却も失敗。
 昨シーズンも、実は、
順位15位 勝点41  12	勝5分17敗 得点52  失点59	得失差-7
今シーズンが低迷したのでは無く、2年連続して低迷・降格圏のシーズンが明白です。
監督交代は、当然で遅過ぎた位でした。9月終盤まで監督交代を引っ張った事は、今シーズン、立ち直りの期間を奪い、後任フィッカデンティも、戦術転換も機能せず、中途半端な、その場対策に終始し、当然、問題点解決はならず、同一敗戦を連続させ、交代順位11位から更に低下させています。
前任風間監督の高いパス成功率を前提とするパスサッカー戦術は、各選手の「止める、蹴る、動く」の基本技能向上を求めるものでしたが、選手のプライドの壁を越えられたのは、僅かな選手のみで、パス成功率が急上昇した選手は、J2から引っ張った限られた人数程度で、やろうとした「攻守一体」〜ボールを保持し続け、相手にほとんど主導権を与えない理想形は、絵に書いた○○で、選手の戦術理解・認識は上がらず、結局、導入失敗となった、と言う事です。
パスサッカー戦術に固執するため、攻守プレイは固定・限定化され、対戦対策は効果大となり、名古屋の意図する試合展開は皆無となった訳です。
守備戦術の堅守速攻戦術の監督フィッカデンティは、メンバーは変えずに、システムを自在性の高かった「4ー4ー2・Wボランチ」から、守備型・守備固定の「4ー3ー2ー1」3ボランチ型へチェンジトライ。しかし、攻撃の自在性を奪われ、攻撃回数も減らされた攻撃は、急低下の結果しかありません。監督交代後、勝利は未だ無く、新監督も風前の灯カモ⁈

選手層は、DF宮原和也とMF和泉竜司、昨夏に加入した前田、大盤振る舞い補強のFWガブリエルフィッカデンティ・シャビエルを皮切りに、昨シーズンFWジョーとオーストラリア代表GKランゲラック、DF丸山祐市、DF中谷進之介、MFエドゥアルド・ネットらを加え、今シーズン、DF吉田豊、MFジョアン・シミッチ、MFマテウスらを獲得。同時に退団する選手も多く、今夏DF太田宏介。現時点では、おそらく神戸と並び、今シーズン最豊富な選手層・戦力を持ち、選手層の問題はあり得ないチームですね。
フィッカデンティ監督は守備戦術の構築を得意としているが、新監督の戦術を浸透させる時間がない。前任者の理想を具現化させるために獲得した選手たちが多い現状の中、詰まり、選手の戦術転換理解が無い中、攻撃から守備へ、ベクトルを自分たちに向ける戦い方から相手へと向けるそれへと急激に振れれば、チーム内はかえって大混乱に陥るおそれ濃厚と言う事です。

少なくとも、コンサのコンサ式ミシャ戦術の餌食必至で、防御も攻撃も機能低レベルとなる訳です。

次ブログでは、コンサの戦術・試合展開想定・メンバー予想を、、、。


post by yuukun0617

21:38

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