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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2019年12月16日
武蔵と菅+田中駿汰のE1爆発が続いていますね。
2020オリンピックチーム入りへの試練が続き、【サブポジション】へ少しだけ近づきました。しかし、未だまだ全然足りません!!
チーム~年代選手15名+オーバーエイジ3名~は、
外国在籍対象選手の確定・有力組;富安・中山・久保・堂安・安部・三好・板倉・前田・食野の9選手とすると、
残る国内対象選手は僅か6名です。大迫・中村航輔の確定組2名で、残る4名枠に、田中碧・小川・上田・武蔵・森島・遠藤渓太・菅・・田中駿汰・・・普通では全く到達しません。・・・【劇的なインパクトの活躍】以外あり得ません。昨日の菅は、アグレッシブに「縦勝負・突破」を躊躇したツケが残りました。「正確なポジショニングとスピードのある守備と運動量」は◎でしたが。田中駿汰は、オリンピックチーム候補はかなり遠いですが、2020コンサにとっては、「クレバーで沈着冷静なヘッドワーク・正確なパスワーク」はコンサ主力が間近という事を証明していました。(「ヘッドワークと正確なパス」はミンテを上回り、宮澤と同レベルで、スピード・強さ・フィジカルは宮澤を越えており、開幕スタメンも・・!)
E1組は、<現在活躍続行中>ですが、他選手は「年間オフ期間」で心身に亘り「慢性疲労と故障個所のリカバリー」中。但し、オフ日は極僅かで、基礎トレーニングの「身体根幹作り」に邁進し、2020シーズンをスタートさせている選手も複数いますね。(ベテランの菅野には頭が下がります。現在J1レベルを維持し、2020シーズンでも、カップ戦の主力GKは譲らない、場合によっては、リーグ戦主力GKポジションも掴む、との意思・意欲・姿勢となる理由を見たものですね。天晴な姿です!!オフは、たった2日間だけだそう。)
という事で、コンサチームは「契約更改」を中心に、次シーズン態勢準備に突入です。
ここで、<~進化~ 2019から2020シーズンへ向かって>シリーズを開始し、我らも、2020への序章を開始しましょう。
1.~➀2019シーズン・チーム評価
リーグポジションの基となるリーグ戦順位は、大幅ダウン10位は、ミシャの前チームなら監督解任レベルですが、コンサからのチーム評価は、逆で順調にチームを成長させ、その成果がルヴァン杯準決勝進出の結果となったとの好評価です。
しかし、リーグ戦大幅順位下落との結果は、大きな課題、問題があったとの実証である事は避けて通れません。また、評価されるルヴァン杯準決勝進出も、少なくとも、「グループステージ・プレイオフステージ突破」は、他チームが、ルヴァン杯趣旨の若手選手主体チーム編成に対して、リーグ戦主力のAチーム選手多数起用により、若手選手は制限ギリギリまで減少させた「勝敗至上主義・チーム戦力格差」のチーム編成策により勝利獲得とした、実力では無く、勝負駆け引きによる勝点獲得で、ルール違反では無いですが、やや掟破りの臭いが濃い、試合結果でした。コンサの試合方針は、その後の進展の中、他チームに波及し、別チームも、リーグ戦主力Aチーム選手のルヴァン杯起用が増加し、ルヴァン杯自体の若手選手育成との意義を減退させる事態となったカモですね。
そんな公式数値では無く、プレイ内容から評価をしてみましょう。
最終的な試合項目数値の推移・前年対比から。
2019対比+ー
項目 平均値 リーグ順位 リーグ動向
得点 1.5点⇗ 4位⇗ 1.3点⇒
シュート 14.0本⇘ 6位⇘ 12.9本⇘
決定率 10.7%⇗ 7位⇗ 10.0%⇗ 2018;9.7%12位
枠内数 4.9本⇗ 4位⇗ 4.2本⇘ 2018;4.5本6位
パス数 500.4⇗ 8位⇘ 492.6⇗
同成功率81.9%⇗ ロング55.7⇘・ミドル85.8⇗+2%・ショート85.1⇗
クロス 17.2本⇗ 2位⇗ 14.9本⇘
ドリブル 14.6回⇗ 2位⇗ 11.9回⇘
30m侵入数42.6⇗ 8位⇗ 41.7⇘
PA侵入数 14.8⇘ 5位⇘ 12.3⇘
攻撃回数 112.1⇘ 13位⇗ 113.4⇘
支配率 49.5%⇘ 10位
シュート数以外はほぼ全項目で、上昇・進化しています。
特に、シーズンを通して「最重要課題」として「シュート決定力」が問われましたが、シーズンの中、決定率は前シーズン比【+1%】の改善、その前提の枠内シュート率は【+4%】の大きな成長・上昇となり、徐々に、確実に改善となりました。また、パス精度も「ミドルパス・ショートパス精度」が大幅上昇し、「ビルドアップの安定的プレイ」に近づき、更に「クロス」も上昇しました。
この様に、今シーズン、コンサは、確実に、サッカーの各構成項目で大きく向上・成長した事が明らかとなっています。
2.選手評価
リーグ優秀選手賞の福森、代表選出の武蔵・菅・進藤、年間ドーム賞のロペス等々、各種評価もありますが、ここでは、今シーズンの評価を、先ず➀スタメン数・途中出場数の前シーズン対比から見てみます。
➀リーグ戦スタメン数シーズン対比・推移
No. Name スタメン数(前増減)途中数 ルヴァンスタメン数 途中数
1 菅野 1(+1) 0 12 0
25 ソンユン 33(-1) 0 1 0
2 石川 2(-6) 3 3 3
3 進藤 33(+1) 0 6 1
5 福森 33(+2) 0 10 0
20 ミンテ 26(+3) 3 11 1
15 濱 0( 0) 0 1 3
7 ルーカス 22 - 9 4 4
8 深井 28( 0) 5 5 0
10 宮澤 26(-2) 4 6 1
14 駒井 0(-29) 3 0 0
17 檀崎 0 - 2 7 1
18 チャナ28(-2) 0 1 1
19 白井 14(+12) 9 11 1
23 中野 4 - 15 6 4
26 早坂 5(-5) 8 8 1
27 荒野 26(+11) 4 7 0
30 金子 0 - 6 3 5
4 菅 29(-3) 2 5 2
31 高嶺 0 - 0 0 2
9 武蔵 32 - 0 6 0
11 ロペス 17 - 8 5 1
13 岩崎 0 - 8 9 1
16 藤村 0 (0) 1 2 5
48 ジェイ 15(-6) 8 5 2
21 阿波加 41山本 40本間 42大和 は出場無し、24中村は8/1~1/31Hondaへ育成型レンタル
主要増減からは、
スタメン増加
+32武蔵 +22ルーカス +17ロペス
+12白井 +11荒野 +4中野 +3ミンテ +2福森 +1菅野・進藤
-29駒井 -6石川・ジェイ ー5早坂 ー3菅 ー2チャナティップ・宮澤でした。駒井の故障離脱は別として、ベテラン石川・ジェイ・早坂からの移行が進行し、
一方、上り調子が、武蔵・ルーカス・ロペス・白井・荒野・中野・ミンテ・福森・進藤
9選手と多数の有望選手が実戦に起用され、経験値・連携を深めながら、実戦にて戦術完成度を上げて行った事が証明されています。更に、ルヴァン杯も含めると、菅野・福森・ミンテ・白井、また、岩崎・檀崎の若手選手、進藤・宮澤・早坂・荒野等々、サブ選手も含め、一部育成層以外、フル起用で、チーム全体、全選手を実戦での成長を図った事が分かります。
リーグ戦とルヴァン杯を別チームとはせず、一体起用した事は、チーム全体を一括成長させ、結果として、どの選手が出ても、戦術理解とプレイは変動無く、相互の切磋琢磨、競争の中、早く、高いレベルの育成効果となる、優秀戦略だったものでした。
その結果は、コンサ始まって以来初の・恐らく、各チームでも無く、リーグ初の、全選手次シーズン契約更改との快挙となり、リーグの注目の的となっています。既に交渉終了済みの年代別代表の優秀大学カルテットの新規加入で、来シーズンへの戦力補強終了との、こちらも、リーグ初の、12月チーム戦力整備完了・次シーズン開始も、驚きの事態ですが、リーグの常識への進化、革命ともなりましたね。
以上の通り、チームとしての成長・進化を、サッカー各項目と選手成長から確認しました。
次ブログでは、より突っ込んで、チーム課題の推移・現状・次シーズンでの展開、その中での、個別選手毎の点検・確認をしてみたいと思います。次ブログもよろしくお願いいたします。
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