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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2019年12月21日
天皇杯準決勝の2戦は、清水:神戸、長崎:鹿島、共に、対戦チームは、リーグでの客観評価からは想定し難い、下位チームが混入した対戦となり、ノックアウト・トーナメント方式のカップ戦ならではの意表を突く対戦でした。
試合内容も、リーグ順位とは異なり、接戦の試合内容で、サッカーを愉しむだけの観戦では、とても面白い試合でした。
そんな天皇杯・準決を見ていると、幾つかの事が解って来ました。
次シーズンの結果、少なくとも、シーズン前半の結果に波及する内容で、リーグ全体にも関連するものです。
では、
1.天皇杯・決勝進出チームの次シーズン結果?
結論を先に記載します。
【天皇杯進出の神戸・鹿島は、リーグ戦スタートダッシュ失敗が濃厚】です。
来シーズンの「Jリーグ日程」は、オリンピック日程により、大幅変動となる「特異シーズン」となります。
具体的には、オリンピック期間7/24~8/9(19日間)により、
J1~7/6(第21節後)~8/13<38日間>
J2・3~7/20~8/9<21日間> リーグ中断期間となります。
そのため、2019シーズン第1節2/22より、1週間前倒しの2/16ルヴァン杯第1節となりました。
当然、各チームのキャンプ日程も、昨シーズンより早いキャンプインとなる筈で、
(コンサの様に)12/7でシーズン終了し、(コンサは)来年1/11シーズン・キックオフ、12~トレーニングスタート(昨シーズン比2日早期)となります。
コンサでは「完オフ期間34日間、準備期間35日間」となりますが
「天皇杯決勝出場の鹿島・神戸」は、1/1天皇杯決勝試合のため、
「選手の完全オフ期間(オフ+自主トレ)」と「シーズン開始までの準備期間(キャンプ・トレーニング)」は、
鹿島(昨シーズン1/22)
~完オフ期間21日間、準備期間25日間
神戸(昨シーズン補強交渉が長引き、最後期2/10)
~今シーズンは、リーグ平均日とすると
完オフ期間21日間、準備期間25日間となります。
➀「完オフ期間」はコンサ比△13日、「準備期間」もコンサ比△10日、まで短縮
➁その結果は「累積疲労解消」も疑問で、「次シーズンへの体幹・基本体力ランクアップの自主訓練」はあり得ない話となってしまいます。
➂それらの「ツケ」は、
・全体キャンプインで「早期期間確保日程、トレーニング時間確保」に支障発生
・個別選手(前シーズン活躍=慢性疲労蓄積選手)のフィジカル低迷・プレー停滞
・シーズン序盤「チーム力低下」となり「戦績低下」
・酷い場合は「故障離脱」複数誘発 、との形で現実化してしまいます。
この様な、シーズン開始前での過酷なシチュエーションは、他に、
1/28 ACLプレーオフ FC東京・(鹿島or川崎)
2/8 XeroxSuperCup J1Chanp横浜FM・(鹿島or神戸)
2/11 ACL一次リーグ J1Chanp横浜FM・(鹿島or神戸)となります。
この日程全体から、
リーグ戦5位以下チームは、前記 コンサの「完オフ・準備期間」の充分な次シーズン準備が可能で、適正な準備と成れば、順調なチーム状態でのシーズンインが見えて来ます。
次に、横浜FCは、2/8よりシーズン開始と「△10日間」早いスタート、更に、FC東京は、1/28がシーズン開始となり「△18日間」早くなります。
しかし、最悪は、鹿島で「天皇杯で敗戦」すると、ACLは、プレーオフスタートとなり、1/28に、シーズン開始となってしまいます。この事態は、「完オフ+準備期間総計で、26日間のみ」となり、方法としては「完オフ消滅」との劇毒方法しかなくなりそうです。
この様に、元々Jリーグの「リーグ戦オフ期間」の「カップ戦等設定」に問題があり、オリンピックの前倒し日程により、大きく顕在化する2020シーズン必至です。
コンサ等の今シーズン中位チームには、上位陣の「シーズン前過酷日程」とのハンディが与えられ、「順調・快調な準備」が出来れば、前シーズン上位陣を総なめにする「快勝・スタートダッシュ」も夢ではなさそうです。
2.他国リーグでのカップ戦は?
Jリーグのリーグ戦終了後(=リーグ終了期間)のカップ戦等の設定が気になりも他国リーグを点検してみます。
◎プレミア(イングランド)リーグ
ランク 名称 チーム数 試合数 賞金等
R1部 プレミアR 20 リーグ38 1位153億・UEFA-チャンプR
2・3位 UEFA-チャンプR
4位 UEFA-チャンププレーオフ
5位 UEFA-ヨーロツパR
国内 FAカップ 736 トーナメント 1位2.6億・UEFA-ヨーロツパR
決勝~プレミアR最終戦後最初土曜
リーグ EFLカップ 92 トーナメント 1位0.1億・UEFA-ヨーロツパR
決勝~プレミアR中盤後期・若手育成選手起用、中堅以下チームは狙う
ユーロ UEFAチャンピオンR 1位97億・クラブW杯出場
決勝~各国R終了後初土曜
イタリア
セリアA(8月下旬~5月下旬)とコッパイタリア杯(5月下旬決勝)
スペイン
リーガエスバニョーラ(8月下旬~5月下旬)と(9月上旬~5月下旬)
ヨーロッパは、ユーロで同期間日程ですね。
・・・国内カップ戦も、ACLの様な外国カップ戦も<リーグ終了期間に設定はありません>ね。
Jリーグのシーズン設定が、国際基準を無視した、ガラパゴス式日程という事です。
リーグ戦の日程、全面変更は、オリンピック終了後、本格化すべき内容で、それが無ければ、天皇杯決勝戦・ゼロックスカップ出場・ACL出場だからこそ、lJリーグ戦で、ダメージ日程となる、悪習慣から脱却出来る唯一の方法ですね。
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