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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2020年08月03日
昨日の激闘・リーグ第8節神戸戦は、大変惜しく、しかし価値多い敗戦試合でしたが、
同時に、超々過酷日程7連戦の第1試合・スタート試合となりました。
明後日・次戦ルヴァン杯第2節広島戦は、
スポーツイベントでは常識外れとなる「中2日」の開催日程で、最低3日間、通常5日間の筋肉回復期間を無視する設定で、
連続起用・プレーは、筋肉回復が50%以下レベル選手が通常となり、
パフォーマンス50%以下、かなりの確率で筋肉系故障発生〜長期離脱、が必至です。
そのため、唯一の現実的対策は、
完全ターンオーバー制を選択、実施しか有りませんが、
ミシャは、リーグ戦では、選手起用戦略・対策の転換に、着手しません。
ギリギリまで、現在スタイルを継続出来るとの目算でしょうが、最早、躊躇も様子見の猶予も無く、即座に転換実施となりました。
本ブログでは、再開後の修正日程からは、この選択・選手起用戦略転換は、即やかに実施すべき、としてきましたが、この時点が限界点であると想定します。
つまり、選手パフォーマンスを維持し、戦術の継続成長を目指して行くならば、完全ターンオーバー制実施で、大量故障離脱を回避する、との局面、と言う事ですね。
しかし、既に、現行選手起用戦略の代償が、武蔵、福森、続いてジェイ故障離脱との事態が発生し、手遅れ・出遅れと、なりつつあります。
一時、ロペス以外全選手が揃った場面が、再開直後に起き、その時点で、完全ターンオーバー制のWトップチーム編成は、選手選択の余地もあるものでしたが、本日現在では、主軸最有力候補の故障離脱で、Wトップチームメンバーは、相当なレベルダウンとなる編成内容となってしまいました。ここまで、Wトップチームメンバー修正は、2回実施するも、現在は、大幅に変更となり、チーム戦力もダウンの編成しか有りません。
しかし、これ以上の故障離脱発生を回避するためにも、現在可能全選手での編成とするものです。
では、その前提を踏まえ、次戦ルヴァン杯第2節広島戦を展望予想してみましょう。
1.対戦相手広島 現況と予想
現在の戦績は、(コンサ対比)
順位10位 勝点10 7試合 3勝1分3敗 得点10 失点5 得失差5
( 8 12 8試合 3勝3分1敗 得点14 失点12 得失差2 )
再開後は、
勝ー負ー分ー負ー勝ー勝と、3勝1分2敗で、連勝中8得点4失点。
昨シーズン、6位に甘んじた原因の、得点力不足、ストロングの失点防御は、
毎試合得点力 19-1.32点→20-1.42点〜リーグ8位
毎試合失点数 19-0.85点→20-0.71点〜リーグ1位と、得点力は、改善までは到達せずに横這い、しかし、失点は、更に守備力を増すで、リーグトップまで強化され、
<リーグ最強堅守・得点力はミドルで、守備バランス型チーム>が現況です。
戦術は、ミシャスタイルの置き土産は、継続し、ミシャフォーメーション【3ー4ー2ー1】、更に、ポゼッションアップを狙う【3-1-4-2】を併用。
しかし、城福監督スタイルに変容し、攻撃型から堅守・守備型チームに転換され、今シーズン戦績に反映されている通り。
しかし、今シーズンは、特に大きな問題点があり、次戦も大きく影響される事となりそうです。
それは、選手起用の固定化、特定選手へ集中、となり、累積疲労が増大し、パフォーマンスダウン、故障離脱続出が想定される、との内容です。
偶々、コロナ禍の名古屋感染事態による第7節中止が、累積疲労回復へは大きなアドバンテージとなりましたが、それでも、特定選手状態はギリギリ状態です。
該当選手は、森島・Dヴィエイラ・東・青山・川辺・ハイネル・佐々木・荒木・野上の9選手が、再開後全試合出場で、ベテラン勢だけで無くとも、累積疲労は、回復出来ず、パフォーマンスダウンと故障発生の危険度が急上昇となっています。再開初戦での、左の突破力の中核~柏の故障長期離脱は、8節限定復帰まで掛かりましたが、起用外の有力選手に、交代起用チャンスは付与されなく、固定化は顕著でした。
そのため、次戦ルヴァン杯第2節は、主軸選手起用は、極力回避し、当該9選手起用は、回避、又は、短時間限定が必至です。
若手選手起用は、特別指定の藤井5試合中途起用と、有望選手は多数在籍しており、ターンオーバー制は、容易に選択出来る所、ただ、城福監督は、全タイトル、全試合の勝敗に拘るタイプで、累積疲労無視の主力起用もあり得ないものでは無いですね。
試合予想は、広島の堅守をどう崩せるか、の勝負、となります。
2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想
前書きの通り、Wトップチームの2チーム編成にトライしましょう。
チーム編成の条件・要件は、戦術実践度の低下とならない、
①フィジカル適正による走る力・運動量、
②選手個々の認識・自己プレー落とし込みによる要求されるプレー実践レベル
の2項目です。
問題は、コンサの戦術は、現状、多種多様で、
(基本)
・ミシャスタイル〜可変、ビルドアップ型パスサッカー
(個別~応用型)
・サイド突破からのクロス~ゴール前と逆サイドからの折り返し攻撃
・サイド突破からのカットイン~持ち込みシュートとラストパス攻撃
・コンビネーションパスによる中央突破~ゴール前決定機攻撃
・サイドチェンジ反復による相手陣揺さぶりでのスペース攻撃
・前線とサイドの裏やスペースを突くポスト・サイドからのショートカウンター攻撃
(最終型)
・ハイプレス
・ゼロトップ、トータルフットボール~全員攻撃全員守備
まで、拡大しています。
特に、最終型は、戦術個々の実践レベル、戦術効果に差があり、編成チームによっては、実践プレーのレベル差が発生し兼ねません。
最新の重要ポイントとなりました。
では、Wトップチーム編成を。
先ずは、基本フォーメーション・故障離脱等は反映させないよう本来形で形成し、その後、故障離脱等で修正としましょう。
〔Aチーム〕
ジェイ×
金子 ロペス
白井 深井 中野× 檀崎
福森× 田中 進藤
菅野
〔Bチーム〕
武蔵×
チャナティップ ドド
菅 高嶺 駒井 ルーカス
石川× 宮澤 ミンテ
菅野
〔メインサブ〕
カウィン、小次郎、阿波加、
早坂、藤村、濱、小柏、
育成からの、佐藤、木戸、大和、川上も候補となる局面もあり得ます。
現状の故障離脱5選手を除外したFP19名では、1チーム編成=スタメンFP10名+サブFP6名のFP16名に残りFP3名との状態では、1チームで回すしか方法は有りません。しかし、対象となったFP16名の内、中2日で前節起用が12名で、この選手を除外した編成は不可能となります。
そのため、現実的に可能なチーム編成は、
フルタイム起用とならなかった、
宮澤 ・金子・菅・白井・深井・ミンテ・進藤・ドドの8選手を主軸とするしかないですね。これに、サブの早坂、藤村を加えた編成となりますが、
ドド
金子 早坂
菅 深井 藤村 白井
ミンテ 宮澤 進藤
菅野
サブは、未起用の 檀崎・濱、カウィンに加えて、
極力起用我慢の田中、駒井、高嶺、ルーカスとなりますが、
これでは、ルヴァン杯第2節から、「中2日」で、前日移動なら中1日で移動日となり、リーグ戦第9節アウェイ清水戦で、選手の選択はこの16名以外無く、ルヴァン杯で、11名以上16名まで起用すると、全選手を、累積疲労の回復は、全くない状態で、第9節清水戦となり、パフォーマンスダウンは必然ですし、誰か筋肉系故障発生は、極めて高い危険状態となります。
と言って、スタメン選手をフルタイム起用は、その選手の次戦起用は、不可能となり、試合定員にも満たない状態に陥ってしまいます。ギリギリの起用〜ハーフタイムで、5枚交代し、スタメン選手も、交代選手も、フィジカルゼロ=故障状態とならない様、フィジカル上交代のみで、戦術的交代は実施しない、とするしか無さそうです。
武蔵、ロペスの完全合流は、もう待てませんね。
このため、戦術は、フル走力は困難で、基本、従来型コンサ式ミシャスタイルしか困難となるもの、でしょう。
充分攻守で大きく、効果の高い戦術ですので、次戦、次々戦は、〔最新形〕は封印し、戦力復活から再起動もする事が、適切と想定します。
このため、試合展開は、互いに、自陣布陣の守備的布陣で、堅守からの速攻狙い、の硬い展開を想定します。
現状、コンサのセットプレー威力は、リーグ標準レベルに低下していて「期待薄す」で、狙いは、サイドからのクロス攻撃がメインとなりますが、広島も同パターン狙いで、サイドの攻防、クロスの精度と決定力勝負となるもの、と想定します。
堅い展開からは、一点勝負で、広島攻撃を、身体を張って粘り強く失点を防ぎ、鋭いサイド突破からのクロスが成功すると得点獲得を見込める、緊迫展開と想定します。
最終結果は、1-0での辛勝との予想となります。
次戦の過酷日程第2試合・ルヴァン杯第2節広島戦は、過酷日程をとことん思い知らされる、厳しく、過酷な試合の連続の始まり、となります。
選手は、試合毎に、ボロボロに近づき、故障寸前まで追い詰められる極限状況には、絶対に陥らせる事を避けたいですね!
サポーターの熱い心、優しい温もり、心身を支えるエール、拍手しか、選手を支えられる術は有りません。
今こそ、共に闘う!です!
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