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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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~進化~ 悔しかったけど存分に愉しみました、第16節浦和戦!

2020年09月14日

習得と課題発見の反復こそ「成長の過程」そのものです。
コンサは、着実に「習得・成果」を増加・集積し続けるも、それと同等に「課題出現・壁認識」が続くシーズンを送っていますね。
正に「成長の過程」そのものです。
「成長過程」を辞書で引くと、「習熟に至るため、自らが自らに合わせ習得していく過程」とされています。
ここでの「習熟」は、「チームとして高い完成度で、特徴を持ち、攻撃・守備共に高い能力を持つ」状態であり、また、
「自らが自らに合わせて習得」は、「選手個々の能力と特徴を素に、より高い能力到達と弱点克服を果す」レベル到達、となります。

本日試合でも、大量シュート=大量決定機構築、ボール高支配率=長時間ボール保持実現、多数回マッチアップ勝利、、、と多数の重要内容で、強力なチーム攻撃力とその実現そのものの高レベル個々プレー連続を現実成果と出来ました。
一方で、判断ミスから「4失点中3失点」発生し、「起点・起因」個々ミスプレーが続いています。特に、〇「最前線でのスプリント劣後」⇒「フリー・自由な状態での相手ロングフィード」を許し、相手前線への「ピンポイントフィード成功・コンサ裏スペースフリー活用」を許し、再三、被決定機を与える事となりました。また、〇GK・DFの「プレー予測不足⇒甘いコンタクト」は失点の直接原因となりました。

この様に、良い点悪い点・良否が共に発生する、文字通り「成長過程」が続いているのですね。

重要な点は、客観的に、
「習得成果は増加」
「課題はより集中・絞り込まれ、項目は減少」しています。
これは「確実な成長」を進行している、
という事そのものです!!

では、簡潔に、本日試合内容を復習しておきましょう。
1.試合スタッツ
衝撃的な数値~強烈なコンサ攻撃力を証明する数値~が並びます。
チーム   コンサ       浦和      【優劣】
前後半  前半 後半 全体  前半 後半 全体
支配率  60  62  61  40 38 39 % ◎
走行距離 55 52  107  55 51 106km -
スプリント数 66 59  125  82 69 151回 ☓

シュート  13 12 25   5  3  8 本 ◎
枠内数   4  4  8   3  2  5 本 〇
得点     2  1  3   2  2  4 点 ☓
決定率  15  8 12   40 66 50 % ☓

パス数  338  246 584   162  107   269  本 ◎
成功率  87 79 83   78 72 75 % ◎
A'3rd数  77   111 188      28    17     45  本 ◎
同成功率 69 83 76   72 60 66 % 〇

CK数   6  9 15    0  1  1 回 ◎
FK数   2  5  7    7  6 13 回 ☓

ボールエリア占率 
      前半  後半
コンサ陣  16  14 % 
ミドルゾーン 54  48 %  ボールがミドル+浦和ゾーンに
               >  前半 後半
浦和陣   30  38 %    84 86 % 

2.試合スタッツ評価
<優位内容>
➀前半・後半万遍なく、コンサ支配
➁攻撃回数・時間帯は、コンサ圧倒
 ボールエリア占率で、ミドル+浦和ゾーンにボールが84~6%=コンサ陣には、僅か14~16%しかなかったという事で、圧倒的に、センターラインを越えた「浦和陣内プレー」=試合コンサ支配を証明
➂シュート数=決定機構築=ゲームメイク力はコンサ圧倒
<課題内容>
➃最大重要ポイントが、シュート決定力で、コンサ大きく劣後し、得点実現が減少
➄スプリント数コンサ大幅劣後が、もう一つの重要ポイントです。
これは、顕著なのは、「相手DFライン選手>コンサ前線選手」で発生し、
コンサ・マンマークで「相手DF・GKで球際への寄せの遅れ」に直結~「相手DFライン・GKから、フリー状態でのピンポイント・精密ロングフィード配給」を許し、その結果、「コンサ守備陣での、ポストプレーとスペース飛び出しプレー」を許し、「浦和の決定機」を招いたもの。
 今日のマンマークは、全体的にも、「相手への寄せのスピード不足=球際の強さ不足」で、浦和のマンマーク戦術対策「より早いタイミングのパス出し」のため、「コンサのマークへの寄せ」を<寄せ遅れ>とする対策、がしばしば成功し、浦和のパス回し「完全封止」までには到達せず、「ロングフィードやショートパス交換」成功を許し、浦和決定機を許すものとなった。
〔総括〕
<どこから見ても、コンサ勝利想定しかあり得ない>、程の「大差状況試合」を達成していましたが、それでも勝利の結果とならなかった原因は、「相手へのプレゼントゴール・失点」となる「起点ミスプレー」発生であり、或る意味「個別選手責任」課題でした。その課題解決には、「該当選手の改善」を指向し、しかし早期に改善出来ないのなら「該当選手起用外・別選手起用選択」とする「明確な対策」が必然となりますし、その通りにチームは動いていきますね。 本日試合では、「GK菅野のパンチング判断ミス」・「宮澤の相手DFへの寄せの甘さ(~ロングフィード・失点)」・「福森・ミンテポジショニングミス」とベテラン選手も加わってしまいました。
しばしば、ノノコメントの中に「資金力課題から、完璧な選手は揃えられず、ストロングはあるも、欠点も或る選手を、使うしかなく、だからこそ、その選手の成長の中に、解決の方法を図る。しかしどうしても改善出来なくチームの大きな問題点となるのなら、選手起用から除外し、他選手起用へ変更する」、との発言が出て来ますね。
正に「本日の問題点・課題」問題ですね。

攻撃力は「シュート決定力の低さ」は、3得点実現しても、なお「大きな課題のまま残存」していますが、
その他内容は、試合後ミシャコメントの通り「現リーグでは最高ランクで、川崎に次ぐハイレベルに到達済み」ですね。
残され・現実化された課題は、「今シーズン残る試合・実戦でのトレーニング」として、豊富な時間・練習量が確保され、最高のトレーニング相手チームも在り、確実・着実に、「成長の過程」を前進する事が許されたシーズンです。そして、確実・着実な成長が実現できた証こそが、シーズン最終での「戦績・順位」に帰結し、「2021シーズンへの最高準備・戦力」構築が完遂しますね。

「勝利への執念・希求」は、益々燃え滾らせ、大きな炎としますが、同時に「確実な成長」こそが、今シーズンの「真の目標・目的」として、前進していきましょう。
全コンサ一丸となって、前進!!です。



post by yuukun0617

06:28

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