いよいよ明日はアジア大会の日韓戦ですね。
今日ＳＢＳの「みなスポ」を見ていたら、荒野くんのゴールが
しっかりと放送されていました。これは嬉しかったです。
ぜひ明日も彼の活躍を見られることを願っています。

ところで明日の対戦相手の気になる情報を少し。
今回日本はＯＡ枠を使わずに若手のみで参加しましたが
韓国はブラジルＷ杯メンバーを代表に入れてきています。
優勝すれば兵役免除になるため、まだ兵役についていない
代表経験者がメンバー入りしています。
１人はかつて磐田に在籍していた日本でもおなじみのパクチュホ。
本来であれば所属チームのマインツもリーグ戦の最中に
主力選手を出すことはありえないだろうと思われるのですが
彼を来季以降も保有できる可能性に賭けて出したのだと思います。
今大会では司令塔の役割を果たしているようです。
次に期待の若手ＧＫキムスンギュ。
Ｗ杯の３試合目に出場しており、今最も注目されている選手です。
最後に長身ＦＷのキムシンウク。Ａ代表の主力です。
ただ彼は負傷のため、日韓戦に出てくるかはわからないのですが。

つまりはセンターラインにＡ代表の主力クラスを揃えている韓国代表。
ここで結果を出せれば、荒野くんには自信になるはず。
残念ながらリアルタイムでの観戦はできませんが
この試合の行方をとても楽しみにしています。

先日「コンサ、この時期に監督を代えるの⁉」と驚いていたら
さらにびっくりするような監督交代劇が地元のチームで起こりました。
まさかこのタイミングでクラブの歴史に名を残した選手を監督に据えるとは。
できることなら、かつてピクシーを呼び寄せた名古屋のように
万全に体制を整えてから彼を監督に迎えたかったです。
彼が戻ってきて嬉しいというより、厳しい現実を突きつけられたような気がします。

そんなわけで最終節にドームに向かう監督はシャムスカではなくて名波になりました。
間違いなく、両チームのＯＢであり、同郷のゴンもドームに向かうことでしょう。
高校は清水でしたが、名波監督はまぎれもなく藤枝市出身です。

私は今日は地元チームの応援に行っていたので欠席でしたが
試合経過は気になってずっとチェックしていました。
静岡では当然のことながら絶大な人気を誇る小野くん。
こちらでも皆が彼の活躍とコンサの勝利を願ってましたよ。

一方で地元チームは静岡出身の監督率いるチームに
何とも言えない試合をしてしまいました…。

ここからはどれだけチームが成長していけるかが
昇格のカギになっていることは過去の歴史が物語っています。

小野くんがコンサを昇格に導いてくれることは
静岡県民である私にとっても一つの夢です。
そして彼ならできると信じています。

今日は天皇杯２回戦の磐田vs藤枝を見に行ってきました。

決定的なシュートも全てＧＫ朴一圭のファインセーブに阻まれ
正直なところ、一時はどうなることかと思いました。
「あのＧＫ、何者？」という言葉が飛び交ってたくらいです。
０－０でハーフタイムを迎えたときにはブーイングが起こってました。
終わってみれば２－０でしたが、他会場の結果を聞くと冷や汗が出ました。

ところで仙台に勝った奈良クラブの次の対戦相手が磐田なんです。
他会場の結果をチェックしていて「岡山くんのとこ、勝ったんだ!!」と
喜んでいたら、まさか次の対戦相手になっていたなんて二度感激です。
感謝してもしきれないと思っている大好きな彼とこんな形で再会できるとは。

試合会場はまだ決まっていないのですが、どうか静岡県内であってほしいです。
なんとしてでも駆け付けて、彼の勇姿を見守りたいと思います。

土日は朝からＷ杯準々決勝を見てました。
私が見たのはブラジルvsコロンビアとオランダvsコスタリカ。
世界のベスト８だから当たり前なんですけど
どちらの試合も展開が早くて迫力がありました。
「さすがだなぁ」と思う一方で、自分の心の中は
応援しているチームを見ている時とはまた違っていました。
「どんな素晴らしいプレーを見せてくれるのだろう」とワクワクするのと
「待ち望んだ晴れ舞台。どうか納得いくプレーができますように」と
祈りながら見るのと、そこに違いがあるんでしょうね。

ブラジル戦の後、つい懐かしくてフッキのサインユニを出して見てみました。
コンサに来たばかりの時はあっと言う間に退場してどうなることやらと
思ったけれど、今や押しも押されぬブラジル代表のレギュラーですから。
彼と過ごした１年間のことを久しぶりに楽しく思い出しました。

ところでＪ２はようやく前半戦を終えましたね。
今年こそは久しぶりに札幌に行こうと思っています。
フッキと会ったあの時のようにどんな思い出ができるのか楽しみです。

“野球女子” 私が球場に行く理由

昨日、途中から見てすっかりはまってしまって
深夜の再放送を録画してもう一度見てしまいました。
もちろん「野球女子」ではないので、私のわけはないんですが
「いつの間に取材に来たんだろう⁉」と思ってしまうぐらいに
共感できる内容で楽しく見ました。
チームグッズに身を固めて楽しく応援していたり
おまけの選手カードを見ながら盛り上がったり
「オリックスに乾杯!!」なんて女子会をやっているあたり
サッカーの女子サポと全く変わりないじゃないですか。
私の場合は子どもの頃から藤枝東のファンだったから
サッカーで人生が変わったというより
人生の一部として育ってきたような気がするけど
サポーターでなければ経験していないことの数々は
確実に私の人生に大きな影響を与えていると思います。
（特に前回の記事に書いたあの選手は私を変えた存在です）

ところで野球の女性目線のグッズの数々はうらやましいですね。
マスキングテープとか、日焼け防止のアームカバーとか
コンサ仕様のものがあれば絶対買います。
ぜひコンサ女子のためのグッズも増やしてほしいです。

いよいよグループリーグも半ばを過ぎたところでＷ杯の話題を少し。

木曜日の静岡新聞に元磐田の選手の写真がひときわ大きく載っていました。
かつて磐田の救世主と言われた韓国代表のイグノです。
現在兵役中で体育部隊のチームに所属しています。
私にとってはどんなに遠く離れても忘れることのできない存在です。
あの活躍ぶりもさることながら、誰からも愛される人柄でしたから。
４年前、夢破れてたった１人で静岡に返された時は本当につらかったです。
そんな彼がＷ杯の得点者になったと知った瞬間、胸がいっぱいになりました。
（彼のゴールを喜んでいた静岡県民はきっと私だけじゃないはず）

サッカーで大事なのは冷静に分析することだと思っていたけど
そうじゃなくて１人の選手の強い思いが歴史を変えてしまうことも
あるんだと彼が歩んできた道を見て思いました。
蔚山がＣＷＣに出場できたのも、そこでグノがゴールを決めたのも
アジア最優秀選手になれたのも、全て彼の強い思いに
導かれてのものだと今では思っています。

どうか彼が明日の試合でも活躍してくれることを心から願っています。

コンサが久しぶりに勝ち点３を奪うことができました。
これでプレーオフ圏内とは２ゲーム差。現実的に狙える範囲です。
もっと差をつけられた状態から昇格した２０１１年の例を考えれば
ここから地道に勝っていけば順位は次第に上がって行くはず。
一体感を持って戦った年には必ず結果が出ていることは
過去のコンサの歴史が物語っています。
決して内容は良くなかったと言われているけれど
どうか原点に戻る試合であってほしいと思います。

コンサの大邱遠征の話が正式に発表されました。
大邱はＫＴＸの駅もあり、高速バスの本数もそれなりにあるので
ソウルや釜山からも比較的行きやすいんじゃないかなと思います。
私は行けないのですが、行かれるかもしれない方に情報を少し。

大邱はＫリーグチャレンジ（日本のＪ２相当）に属するチーム。
昨年、１部相当のＫリーグクラシックで最下位となり、降格しました。
監督も「目標は昇格以外にない」ときっぱり言っています。
注目選手はかつてベルマーレにいたファンスンミン選手。
五輪代表候補にもなった選手で、１０番を背負っています。
出身校は「カミムラ高」。日本の神村学園のことでした。

現在、大邱は２位。相手チームにとっても昇格を目指す上で
貴重な実戦経験の場となると思います。
ぜひコンサの選手たちにとっても良い経験になってほしいです。

はじめましてと言ったらいいのか、それともお久しぶりですと言ったらいいのか
こうしてあなたを札幌に迎えられたことが本当に感慨深く、嬉しいことです。

私は静岡県に住むコンサドーレ札幌サポーターです。
でも北海道に住んだことは一度もありません。静岡で育った人間です。
初めてあなたのプレーを見たのは私が高校生の時でした。
清商サンバが鳴り響く応援席の反対側で
あなたの見事なＦＫに言葉を失っていたのが私です。
私にとってはほろ苦い試合になってしまったけれど
あなたの輝きはずっと私の心に刻まれることになりました。

高校を卒業してからは地元を離れることになってしまったけれど
あなたのことはずっとずっと陰ながら応援していました。
私の街の人々も気持ちは同じです。
フランスＷ杯の時は、あなたのプレー１つ１つに
皆が喜び、心から声援を送っていたんですよ。
あなたを応援してきた日々は私にとってかけがえのない時間です。

高校卒業後、縁あってコンサドーレのサポーターになった自分ですが
その時の自分に「小野くんはいずれ札幌に来るんだよ」と教えてあげたら
どんなにびっくりしたでしょうね。そしてどんなに楽しみにしたことでしょう。
今でも夢みたいで、信じられない気持ちでいます。

小野くん、札幌に来てくれて本当にありがとう。
静岡に住んでいて、なかなか試合にも練習にも行けないけれど
同じ静岡県出身で同年代の者として、どんな時でも
あなたのことを精一杯応援していくつもりです。

orion＠静岡＆シドニー世代　より