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プロフィール
中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2018年03月22日
リーグ中断期間中、
チームは、
①戦術の再確認と徹底整備の総論、
②選手コンディションアップ
③選手個々の戦術理解バラツキの是正の各論 を追求中。
中断明けには、
シーズンスターダッシュ成功組はよりストロングポイント強化、
逆に、失敗組は応急改善で戦力整備、
で「より戦力アップ」して再開です。
「再開後の4試合でシーズンポジションが一旦決定」し、
そこで劣後したチームは、下位・降格圏争い、
連勝を獲得したチームが、上位・チャンピオンとACL圏争奪戦、
一進一退チームは、リーグ中位となり、上位グループへの突入か、下位グループへの転落かを争う展開です。
そのための「準備・整備」が、今、ミシャコンサの取り組み・闘いです。
今回ブログでは、リーグ戦を経て、ミシャ戦術が変化している点に注目したいと思います。
1.ミシャ戦術基本版
ミシャ戦術のポイントを記載します。(数回掲載していますね。再確認で...)
【目指すサッカースタイル】
システムは【3-4-2-1】。
①攻撃的サッカー・守備にリスクを掛けてまで行う「攻撃型サッカー」
②GK・DFからパスを繋ぐ「モダンサッカー」
③オシムと同じコンセプト「考えて走るサッカー」
④「仕事」との表現の「相手に合わせた守備的サッカー」も使用
【特殊型戦術】
⑤「可変DFライン」・・登録はDF3人・3バック、状況により2バック・4バック・5バックとDFライン枚数が可変。DFライン構成ポジションも可変。--「考えて走るサッカー」を選手が消化し、選手間コミュニケーションの中で、発見・産出の戦術
⑥「5トップ」・・登録は1トップ・2シャドー、攻撃時は、+両サイドWG=5人。--ミシャアイデア+選手間コミュニケーションで産まれた戦術。
【有効な戦術対抗策】
⑦結論から言うと、決定的な対抗戦術は未だ発見できていません。Jリーグに登場してから、11年間となり未だ「リーグに莫大な影響を与え続けている」優秀な戦術です。
唯一、有効対策とされているのが,
「完全同型システムのミラーゲーム」戦術の対抗策です。
しかし、「試合は潰し合い・膠着状態で、引き分け続出」と、「勝ち点1のみ」の単純手段しかありません。
⑧懸念点 ただ、浦和や広島でも発生の「キー選手に集中起用」による「選手故障・コンディション低下離脱」と「優秀選手の移籍・流失」との「戦術理解の中核選手の喪失」は、致命的なダメージとなります。つまり、戦術実践度の急低下となり、「リスク要因のカウンターによる大量失点」で敗戦続出となります。しかし、これは、「SUB選手のレベルアップ・育成」と「コンディション調整」「選手流失防止・阻止」で回避出来るものです。
あらためて、再確認し、現在実戦と対比すると...
2.コンサ進化系ミシャ戦術
現状確認・点検です。
①攻撃型サッカー②GK・DFからビルドアップ「モダンサッカー」③「考えて走るサッカー」は、完全に実践。
④「相手に合わせた守備型サッカー」は未だ実施機会はない段階として保留。
特殊性の
⑤「可変DFライン」と⑥「5トップ」は当初と相違し、変化しました。
この2ポイントが、「コンサ流進化」となったポイントで、本ブログのメインテーマとなります。後程、詳細に点検したいと思います。
対抗戦術の
⑦は、唯一の有効対策「同システム・同型でのミラーゲーム」戦術の実戦が、前節「長崎戦」でした。
ロスタイム弾での劇的・辛勝で勝ち点3獲得となりましたが、
実際、パス数(前試合比)△138本・クロス数(同)△13本・30m侵入数(同)△13回と、攻撃プレイを低下されました。
しかし、当然相手長崎はそれ以下で、その相対比で、勝利獲得大とのプレイ数値ではあり、結果、初勝利獲得とはなりました。
しかし、「同システム・同型でのミラーゲーム」戦術は、今後も、要注意との結果ですね。
懸念点の
⑧「中核選手喪失リスク」は、「宮澤」の離脱を皮切りに、「三好・ジェイ・福森・チャナ・深井・・・」の「全体練習離脱」等で、リスクが急拡大しそうな局面もありましたが、「若手選手でのリカバリーの速さ」もあり、大事に至らず、「宮澤」も全練習復帰し、コンディションアップし、リーグ中断明けには、「河合・菊地」以外は、フルメンバーとなり、順調にシーズン展開中です。
では、⑤「可変DFライン」と⑥「5トップ」について。
(コンサ式への進化の過程・経緯)
当然、ミシャは、当初、ミシャ戦術の基本形で、そのキーポイントの
⑤「可変DFライン」と⑥「5トップ」をコンサに当てはめました。
しかし、選手の能力・適正とポジション必要能力と合致選手は、
当初、駒井とやっと三好の2選手のみでしたが、試合形式キャンプトレーニングで、ジェイ・チャナティップ・菅・ミンテ・福森、やや遅れて、兵藤・進藤・宮澤・菅野の11名に到達し、シーズンINとなりました。
しかし、初戦・第1節での「戦術実践手応え十分な敗戦」を契機に、敗戦理由の「失点」原因が、「個々選手のミスプレイ」という「個々能力」にあり、第2節・3節の大量失点での原因分析から、「戦術」をコンサ式に進化させたものです。
(コンサ式ミシャ戦術)
ポイントを箇条書きすると
・状況により2バック・4バック・5バックとDFライン枚数が可変、の「2バック」を「2バック+スイーパー」に進化。
・5トップ、を2「トップ」+3「1.5列」型に進化。
現スタメン選手のシステム図で解説します。
【基本形】 =3-4-2-1=
ジェイ
チャナ 三好
菅 宮沢 深井 駒井
福森 ミンテ 進藤
ソンユン
⇓
【相手攻撃・守備時】
=5-4-1=
ジェイ
チャナ 宮沢 深井 三好
菅 福森 ミンテ 進藤 駒井
ソンユン
⇓
【ボール奪取からの切り替え・カウンターチャンス】
=3-2-2-3=
チャナ ジェイ 三好 シャド ↑トップ
菅 駒井 サイド →↑スプリント
宮沢 深井
福森 ミンテ 進藤 ⇔ ロング・ショート起点パス
ソンユン
⇓
【陣型前進し、攻撃態勢①】
=4-1-3-2=
ジェイ 三好
菅 チャナ 駒井 チャナ 1.5列目にダウン
深井 1ボランチ
福森 宮沢 ミンテ 進藤 宮沢DFラインへダウン
ソンユン
⇓
【攻勢、攻撃態勢②】・・ここでのプレイミスで失点多発
=1-2-2-1-4=
菅 ジェイ 三好 駒井 4トップ
チャナ チャナ 1.5列目
福森 進藤 RLDF↑スルー・サイドセチェンジパス
宮沢 深井 ボランチDFライン
ミンテ スイパーでリスク対策
ソンユン
基本形⇒攻守切り替え・カウンター⇒攻勢態勢①までは、ミシャ戦術そのものです。
しかし、次段階の攻撃態勢②で、ミスプレイでのボールロストから、2DFラインの薄さを突かれ、相手チームのカウンターを受け、大量失点となりました。
失点パターンは、
「コンサ攻勢局面、ミスプレイから想定外のボールロスト」から、
相手チーム攻撃陣のカウンター・侵入・突破を受け、DF陣からGKまでの大きなスペースで、2枚のDF選手数のため、数的優位やフリースペースを突かれ、DF陣が追いかける状態での「1対1守備」を突破され、
GK直前での決定機となるものです。
そのため、攻撃態勢②での、最終守備ライン兼ボール廻しの起点の後ろに、スイーパーを置き、ボール廻し中のカウンターをDFラインのボランチ2選手と連携しリスク対策とするものです。
更に、ボランチが2名ともDFラインとなるため、攻撃手段を多彩とするため、ボール廻しの敵陣内パス交換役として、チャナティップを1.5列目に下げ、敵陣内縦パスの受け手・展開パサー役として、大活躍し始めた所です。
攻撃態勢②段階での、
●チャナティップのポジションと役割
●ミンテ のスイーパー がミシャの工夫です。
リアリストでもあるミシャは、チーム選手により、戦術を変化させ、チームとの適合性を高める取り組み・トライをし続けています。
「ミシャ戦術」はこの時点で、「コンサ式ミシャ戦術」に進化しています。
2018年03月20日
歓喜の初勝利、未だまだ~効き目は続いていますね!
何につけても「愉しい日々に変わったコンサ生活」が真っただ中です。
4戦目に来て、J1リーグは「激動・波乱万丈・どんでん返し」に突入しました。
なんと、
<前シーズンの上位チーム・チャンピオンチームのリーグ下位低迷>
と
<前シーズン降格圏争い・下位チーム+J2昇格チームのリーグ上位進行>
のWショック。 シーズン前に、誰一人として「予想しなかった事態」が現実となりました。
そんな激動・波乱万丈のJ1シーズンのコンサ現状を確認する中で、前試合
「長崎戦」も点検してみましょう。
1.全体数値から
今シーズンJ1リーグは、
順位 チーム (前年順位)勝点 勝-分-敗 得点 失点 得失差
1位 川崎 1位 10 3-1-0 7 1 6
2位 広島 15位 10 3-1-0 4 1 3
3位 清水 14位 8 2-2-0 8 4 4
4位 仙台 12位 8 2-2-0 4 2 2
5位 名古屋 J2 7 2-1-1 4 3 1
6位 鹿島 2位 7 2-1-1 2 1 1
7位 柏 4位 5 1-2-1 5 4 1
8位 神戸 9位 5 1-2-1 6 6 0
9位 鳥栖 8位 5 1-2-1 5 5 0
10位 湘南 J2 5 1-2-1 3 3 0
11位 コンサ 11位 4 1-1-2 6 8 -2
12位 横浜FM 5位 4 1-1-2 3 5 -2
13位 FC東京 13位 4 1-1-2 2 4 -2
13位 磐田 6位 4 1-1-2 2 4 -2
15位 C大阪 3位 3 0-3-1 5 7 -2
16位 長崎 J2 2 0-2-2 5 7 -2
17位 浦和7位・ACLチャンプ 2 0-2-2 3 5 -2
18位 G大阪 10位 1 0-1-3 4 8 -4
〇リーグ2位・3位・4位・5位は、昨シーズンを逆転。・・共通項目が、①ストライカー大活躍し高得点力②失点(守備力)はリーグ水準並み。カウンター型。
●リーグ13位・15位・17位・18位は、昨シーズンから転落。・・共通項目が、①得点力はリーグ水準並み②失点(守備力)が増加し、バランス崩壊
※コンサ現在位置は、前年と同レベルで、印象とは大きく相違し、「順調」となります。
2.コンサ詳細データ
ここでは、1節~4節への推移・変化を確認しましょう。
①1節(順位)-②2節-③3節-④4節(4節順位)方向性
順位 ①16 -②16-③15-④11位 ↗ 順調
〔攻撃項目〕
得点 ① 0(12位)-② 3-③ 1-④ 2(4位) ↗ 3試合連続得点
シュート数①16(3位)-②15-③13-④13(5位) ↗ 多数で安定
枠内数① 3(8位)-② 6-③ 2-④ 4(9位) → 低数で未改善
決定率① 0(12位)-② 20%-③7.7%-④15.4%(2位) ↗ 改善しつつ
パス数① 564(5位)-② 472-③ 664-④ 526(8位) ↗ 550以上で安定
成功率①79.1(6位)-②76.3-③84.5-④80.4%(7位) ↗ 連続80%台上昇
クロス数① 23(2位)-②19-③27-④14(8位) ~ 試合毎不安定
成功率①39.1(2位)-②26.3-③29.6-④42.9%(3位) ↗ 高レベル安定
同得点① 0 -② 1-③ 1-④ 0 ↗ クロス得点2位
直FK数①14(11位)-②19-③ 8-④16(4位) ↗ 多数回で上昇
CK数① 5(8位)-② 8-③ 3-④ 6(5位) ↗ 5回以上安定
SEt得点① 0 -② 2-③ 0-④ 1 ↗ SET得点2位
30m侵入数①38(13位)-②42-③51-④38(13位) ↘ ③節以外低回数
※枠内シュート数が不足、改善必要。
決定率は徐々に改善傾向で更に強化。
クロス数の試合毎の安定性も課題。
30m侵入数も、不足。
※上記3項目以外、絶好調の数値、上昇傾向が顕著。チャンスメイク~シュートへの流れは、リーグトップランク。
※攻撃面の課題は、完全に絞り込まれています。
〔守備項目〕
失点 ① 1(6位)-② 3-③ 3-④ 1(8位) ~ 大量失点防止
被シュート①15(14位)-②16-③14-④17(15位) ↘ 打たれ過ぎ
被決定率①6.7(8位)-②18.8-③21.4-④5.9%(9位) ↘ 未改善
タックル数①13(2位)-②16-③25-④24(7位) ↘ 2試合低下
クリア数 ①11(2位)-②32-③18-④18(3位) ↗ 狙い通り
インターセプト①5(1位)-② 5-③ 2-④ 3(6位) ↘ 2試合低下
SET失点① 0 -② 0-③ 0-④ 0(1位) ↗ 高い守備力
クロス失点① 1 -② 1-③ 0-④ 0(15位) ↘ 課題点
※ほぼすべての項目で、未改善で、継続対応が必要となっています。
守備力構築が数値上の課題です。
〔全体〕
支配率 ①58.8(4位)-②53.9-③64.3-④60%(2位) ↗ 60%台へ上昇
走行距離①117km(5位)-②124.9-③115-④112.7km(15位)↘ 低下
スプリント数①154回(16位)-②242-③148-④133回(16位) ↘ 3試合×弱点化しつつあり
※支配率は、上昇しており、試合コントロールの基礎が出来てきている。
※ミシャ戦術のキーポイント・胆である「運動量」が上がりません。毎試合毎、著しい運動量低下時間帯が問題で、集中力・注意力低下、ケアレスミス・安易なボールコントロールミスも併発し、失点多発に直結しています。
シーズンでの実戦試合により、シーズンを通した「運動量改善」はあり得ない事ではありませんが、戦術実践度アップの最大の阻害要因で、積極的な改善取組が必要です。
以上の通り、攻撃力は想定通りの順調傾向、守備力は、失点リスクの真因が
試合実戦での「運動量=走るの低下と集中力低下」に起因しているとのデータ値です。
2週間の中断期間での「重点トレーニングポイント」です。
2018年03月18日
予想は、【4-0】完勝でしたが、対戦相手長崎は、性根の座った闘いを出して来て、辛勝のシーズン初勝利・ロスタイム勝ちにて「前進開始!」です。
全選手・監督スタッフ関係者・サポーター待望の「自信直結」の勝利・勝ち点3獲得、おめでとうございます。早速、祝杯を挙げ、帰宅したところ。
「勝利の味」って、本当に、美味いものですね。
詳細は、データリリース後に、じっくり、点検・確認としますが、速報データで、少しだけ試合ポイントを確認しましょう。
1.試合感想
長崎は、戦前予想では、システム「3-4-2-1」堅守・速攻型の守備優先・バランス戦術を想定するも、
闘将高木監督は、コンサ現役時代から闘争心の固まりそのまま、戦前予想「自陣低位置でのブロック守備陣」をくつがえし、
「コンサ守備陣=長崎前線」からハードチェックを仕掛け、「コンサ陣内でのボール奪取」からのショートカウンター、センターセイン付近の高い位置からの「1トップファンマ・高いボール保持からの攻撃」のロングカウンターで、互角の闘いを仕掛けて来ました。
コンサの現在不安定要因=ゲームメイクポジションでのプレイミスリスク(コントロールミス・判断ミス・プレイ判断遅延・ミスパス、そこからの失点多発)をターゲットに、DF・ボランチのボール出し手にハードチェック・追い回しにより、不安定要因の発生、ボール奪取を狙い続け、試合全般で、コンサ対策として来ました。
具体的には、リーグNo.1の「運動量・スプリント力」で、1:1の対抗、1:2の数的優位での実施でした。
その長崎戦術は試合全般実施され、
試合開始~25分まで「均衡状態」、
その後「やや長崎優勢」で前半終了。
後半開始~65分は「コンサ攻勢」先制。
しかし、その後~45分「一進一退の均衡」で失点し同点。
アディショナルタイムで「コンサ攻勢」で決勝点獲得、との展開でした。
【守備的戦術・試合展開ではなく、恩・想いが濃く、同型システムでの均衡が形成出来るコンサだからこそ、前線からの守備・カウンター全開の攻撃姿勢】を採った長崎・監督高木、選手の激闘に「敬意」を表するもの、でした。
今年の「長崎」は、本試合結果16位まで下降ですが、侮れないチームとの実感でした。
2.速報試合数値の確認
スタッツを前半~後半~試合全体数値で見てみると、
コンサ 長崎
前半 後半 全体 〔項目〕 前半 後半 全体
61% 59% 60% 支配率 39% 41% 40%
55.0km 57.8km 112.8km走行距離 57.1km 58.9km 116km
2本 11本 13本 シュート数 7本 10本 17本
0本 6本 6本 枠内数 4本 7本 11本
321本 235本 556本 パス数 170本 156本 326本
82% 78% 80% 成功率 72% 66% 69%
7本 9本 16本 FK数 5本 7本 12本
2本 4本 6本 CK数 1本 3本 4本
コンサ 長崎
前半 後半 全体 〔項目〕 前半 後半 全体
16% 22% 19% 攻撃エリア占率 25% 27% 26%
46% 46% 46% 中盤エリア占率 44% 30% 37%
38% 32% 35% 守備エリア占率 31% 43% 37%
①支配率は、局面毎に変異するも、概ねコンサ支配。後半やや低下。
②走行距離は、両チームとも走り、一貫して長崎が少しだけ優位・走り切り。
③前半、チャンスメイクは不成功。後半パス数・成功率ともに低下するも、後半開始~65分に、パス数・精度・連動を活性化し、シュート数・枠内数を改善・急増させ「先制点」、また、終了間近ロスタイム期にも、パス数・精度・連動を活性化し、シュート数・枠内数急増し「決勝点」獲得。
④後半、攻撃エリア占率を上昇させ、攻勢数値。
ポイントは、「プレーの集中度と数増加」にある、との数値です。
選手の「プレー集中度と実践数」そのものという事です。
得点獲得・失点、それぞれ、プレーに現れています。
以上
2018年03月16日
長いトンネルの先は、「華やかな勝利・連勝ロード」が待っていますね。
このトンネルは、シーズン前、社長も、監督ミシャも、多くの選手も想定していたものの筈ですが、キャンプ終盤での手応えが、現Aチーム選手の自信と、サポーターの期待感となり、「トンネルは短いかも、ひょっとすると無いかも」との期待が膨れました。
しかし、シーズンIN後も、十分な手応えを感じつつ、勝利の開花は無く、更に、Bチームの低迷が続いており、チーム全体に「重いムード・トンネル存在感」からの「ハートへの揺さぶり」が響き、やや弱気ムードも漂い始めた所。
しかし、闘将でもあるミシャは、一貫して「選手プレイへのプラス評価、近い時期でのトンネル脱出と進化・本物化」を鼓舞し続け、社長もゆったりと現況を受け止め、サポーターも「近いトンネル抜け」への声援を送り続けて、今に至っています。
そんな「みんなの想いが報われる」=「トンネル脱出」が近づいて来ました。
次戦「長崎」戦は、「トンネル明け」を期する試合ですね。
ここでは、1.次戦対戦相手「長崎」現況、2.コンサ現況、3.次戦予想、を確認・点検してみます。
1.次戦対戦相手「長崎」現況
初昇格シーズンを順調に展開しています。実は、昨シーズンコンサとほぼ同一戦術で、昨シーズンコンサスタイルです。
順位 勝点
12位 2 0勝2分1敗 4得点 5失点 得失差-1
(現コンサ対比では
15位 1 0勝1分2敗 4得点 7失点 得失差-3
(1)戦術・システム・・【3-4-2-1】守備時5バック、DFラインD3rd上位置の守備的布陣に密集ブロック・組織型守備で、堅守を軸に、前線1TOPファンマへのロングフィード・ポストを中心の速攻で、昨シーズンのコンサ戦法。
(2)現況・・①節湘南(現7位)●1-2、②節鳥栖(現6位)△2-2、③節浦和(現13位)△1-1、と今シーズン上位チーム・強敵チームとも、毎試合得点・1点差内均衡ゲームを展開。高木監督の狙い通り「堅守・速攻」でシーズン進行し、現況は成功です。
(3)項目毎リーグ順位・・
〔攻撃〕①得点4位②シュート数4位③同枠内数10位④決定率6位⑤パス数18位⑥同成功率18位⑦クロス数13位⑧同成功率12位⑨直接FK数10位⑩CK数14位⑪30m侵入数18位
〔守備〕⑫失点13位⑬被シュート数13位⑭被決定率12位⑮タックル数12位⑯クリア数16位⑰インターセプト数3位
〔全体〕⑱支配率18位⑲走行距離1位⑳スプリント数2位
〔攻撃〕は、得点・シュート数・決定率が高率、その他は下位で攻撃型では無いが、速攻型での得点力を示す数値です。
〔守備〕は、インターセプトのボール奪取力上位、その他はリーグ平均レベルで、組織型守備の数値です。
〔全体〕支配率はリーグ最下位で、試合展開は相手に渡す戦術。低い位置での守備から、速攻での走力とスピード・スプリント力は、リーグトップで、ストロングポイントであり、堅守・速攻戦術を成功させる原動力・源泉です。
(4)選手
スタメン・サブ起用選手は固定化しています。傑出した有名選手は、いませんが、若手~中堅・ベテラン混合し、他チームのサブ経験選手が起用となり、組織戦術による連携プレイにより実力発揮しています。唯一1トップFWファンマとシャドー鈴木武蔵は、がちがちにマークし、機能させない事がポイントです。
前シーズンコンサ同様、侮れない相手です。
2.コンサ現況
リーグ戦績は、ミシャ「全く過酷・深刻な状況」の通り、期待に遥かに届かない試合結果と内容ですが、
大きく見ると(リーグ順位で表します)
①攻撃チャンスメイクは、既に高いレベルに到達-シュート数5位、30m侵入数4位
②チャンスメイクのためのプレイも高いレベル到達-パス数5位、同成功率5位、クロス数1位、同成功率2位、CK数4位
❸攻撃での弱点は、枠内シュート数と決定率のみ-枠内数10位、決定率10位
❹守備は破綻項目が複数-失点18位、被シュート数15位、被決定率16位
⑤しかし守備項目は高いレベル-タックル数1位、クリア数3位、インターセプト数②位。タツクル・クリア数の少なさは、リスク回数の少なさを証明しています。
❻守備破綻原因は、プレイではなく、ミスプレイによるもの-判断ミスと不注意プレイに尽きるものです。
⑦試合展開とそれを支える走力・スピードは、リーグトップランクに到達-支配率3位、走行距離3位、スプリント数6位
❽Bチームレベルがリーグ水準以下-シーズン前2練習試合・ルヴァン杯1節は深刻な状態。しかし、ルヴァン杯2節後半は、大幅改善となり、やっと成長・進化の成果が出始めたところまで成長過程。
●箇所が問題点・課題内容ですが、❸と❻に絞り込まれ、❽も改善過程を進み始めた所。
「あと一息」まで到達している由縁・理由です。
次戦で、❸は大幅改善、❻も減少で、「トンネル明け」を想定するものです。
3.次戦予想
戦術は、ミシャ戦術の徹底!
試合展開は、対戦相手長崎の対戦方針「堅守・速攻」のカウンター型から、支配率65%程度で、コンサ試合展開・コントロールです。しかし、着実に、先制点~追加点との展開が大前提で、開始10分までに「最大攻撃展開・シュートは枠内・ターゲットのみ・多数シュート」が条件となります。
早い先制点と追加点で、「試合全般コントロール」パターンにランクアップする試合です。
試合展開は、
試合開始 ~ 10分 最大攻勢をかけ、
多数「枠内ターゲット」シュートから、
先制点獲得
~ 25分 攻勢継続し、長崎を自陣くぎ付け状態とし、
追加点獲得
~ 45分 バランスをややダウンし、やや攻勢の均衡状態
後半開始 ~ 60分 1名選手交代。活性化で攻勢確保
追加点獲得。
~ 75分 2名選手交代。再活性化で、やや攻勢の均衡状態
追加点獲得。
~ 90分 【 4-0 】完勝!!
メンバー
皆さん、一致メンバーです。
ジェイ
チャナティップ 三好
菅 深井 兵藤 駒井
福森 ミンテ 進藤
ソンユン
SUB;都倉・ヘイス・小野・早坂・荒野・石川
菅野
※m(__)m 早坂と横山チェンジを追記しました。
やつてくれるメンバーです。
皆さん、全サポーターの力を結集し、ドーム力を再構築し、トンネル抜け・完勝を勝ち取りましょう!!
2018年03月13日
現コンサは、一試合毎に成長過程となる「試合毎変化」を追い求めていますが、他チームは、シーズン前に準備した想定形態であり、その様な変化過程ではありません。そのため、リーグ現況をここまでの詳細個別数値で確認したいと思います。
1.概要数値
順位 チーム 勝点 勝 分 敗 得点 失点 得失差
1位 広島 - 9 -3-0-0 4 1 3
2位 川崎 - 7 -2-1-0 6 1 5
3位 清水 - 7 -2-1-0 7 3 4
4位 名古屋 - 7 -2-1-0 4 2 2
5位 仙台 - 7 -2-1-0 3 1 2
6位 鳥栖 - 5 -1-2-0 5 4 1
7位 湘南 - 5 -1-2-0 3 2 1
8位 柏 - 4 -1-1-1 3 2 1
9位 鹿島 - 4 -1-1-1 1 1 0
10位 C大阪 - 3 -0-3-0 5 5 0
11位 磐田 - 3 -1-0-2 2 4 -2
12位 長崎 - 2 -0-2-1 4 5 -1
13位 浦和 - 2 -0-2-1 3 4 -1
14位 神戸 - 2 -0-2-1 4 6 -2
15位 コンサ - 1 -0-1-2 4 7 -3
16位 FC東京 - 1 -0-1-2 1 4 -3
18位 G大阪 - 0 -0-0-0 2 6 -4
※今シーズンは、得点数順位も、失点数順位も、得失差順位も、リーグ順位とは連動していません。ここまでは「複数得点・失点減少」の「打ち合い勝ち」スタイルがリーグ動向で、「攻撃優先」「守備優先」もリーグ順位に直結していない、との状況で、「リスクを取り、複数得点を狙う」とのスタンスが主流です。
2.個別詳細データ
コンサのポジションを確認しつつ、各項目上位陣とリーグ順位との関係を確認してみましょう。
〔攻撃項目〕
(1)得点・・順位順にチーム記載〇順位、チーム横リーグ順位
①7点清水3・名古屋4③6点川崎2④5点神戸14⑤4点コンサ15・広島1・鳥栖6⑨3点仙台5・浦和13・柏8・湘南7⑬2点横浜FM16・磐田11・G大阪18・C大阪10⑰1点鹿島9・FC東京17
※⑬位以下6チームは、毎試合1点を下回る得点力不足。上位は3得点以上獲得チーム。コンサ5位◎
(2)シュート数・・同上
①51本鹿島9②50本神戸14③48本川崎2④47本長崎12⑤44本コンサ15⑥42本磐田11⑦41本G大阪18・横浜FM16・広島1⑩40本浦和13⑪39本柏8⑫34本名古屋4・清水3⑭31本FC東京17⑮30本湘南7⑯28本仙台5・鳥栖6⑱24本C大阪10
※シュート数とリーグ順位は全く連動していません。<多数のシュートが順位上昇には直結しません> コンサ5位
(3)枠内シュート数・・同上
①20本川崎2②19本鹿島9③15本浦和13・神戸14⑤14本清水3・磐田11・名古屋4・G大阪18⑨13本広島1⑩11本コンサ15・長崎12⑫10本FC東京17・湘南7・鳥栖6⑮9本横浜FM16⑯8本仙台5⑰6本C大阪10⑱5本柏8
※枠内数とリーグ順位は連動していませんが、枠内率は完全に連動しています。
【参考】枠内率①41.6%川崎2②41.1%清水3・名古屋4④37.5浦和13⑤37.2%鹿島9⑥35.7%鳥栖6⑦34.1%G大阪18⑧33.3%湘南7・磐田11⑩32.2%FC東京17⑪31.7%広島1⑫30%神戸⑬28.5%仙台5⑭25%コンサ15・C大阪10⑯23.4%長崎12⑰21.9%横浜FM16⑱12.8%柏8
※広島は例外で、それ以外上位チームは「枠内率」高順位です。コンサは、残念ながら14位の「低枠内率」で、多シュートが全く生きていません。
(4)決定率・・同上
①20.6%清水3・名古屋4③14.3%鳥栖6④12.5%川崎2⑤10.7%仙台5⑥10.6%長崎12⑦10%湘南7・神戸14⑨9.8%広島1⑩9.1%コンサ15⑪8.3%C大阪10⑫7.7%柏8⑬7.5%浦和13⑭4.9%横浜FM16・G大阪18⑯4.8%磐田11⑰3.2%FC東京17⑱2%鹿島9
※決定率は、リーグ順位に直結。上位の理由、下位の不調理由そのものです。 コンサは10位で「低率」。
(5)パス数・・同上
①川崎2②浦和13③横浜FM16④名古屋4⑤コンサ15⑥G大阪18⑦神戸14⑧仙台5⑨鹿島9⑩磐田11⑪湘南7⑫C大阪10⑬柏8⑭FC東京16⑮鳥栖6⑯清水3⑰広島1⑱長崎12
※川崎以外のパスサッカーチームは、今シーズン低迷。逆に少パス数チームがリーグ上位。 コンサ5位。
(6)パス成功率・・・同上
①川崎84.8%2位②浦和84.1%13③横浜FM83%16④名古屋82%4⑤コンサ80.4%15位⑥仙台5⑦G大阪18⑧磐田11⑨神戸14⑩鹿島9⑪FC東京17⑫湘南7⑬柏8⑭鳥栖6⑮清水3⑯C大阪10⑰広島1⑱長崎12
※川崎以外は低パス成功率でもリーグ上位=攻撃的パス(前線フィード)は低率になりがちで、得点直結型パスにて得点力アップ・順位アップ。
コンサは、5位。
(7)クロス数・成功率・・・同上
①コンサ15・2位②横浜FM16・14位、神戸14・6位④C大阪10・17位⑤仙台5・18位⑥浦和13・11位⑦清水3・3位⑧磐田11・8位⑨鹿島9・4位⑩G大阪18・15位⑪湘南7・15位⑫鳥栖6・7位⑬柏8・9位、長崎12・12位⑮FC東京17・9位、川崎2・5位、名古屋4・13位、広島1・1位
※クロス数・成功率共に高い得意チームは、コンサ・清水の2チーム
コンサは、パス数1位、成功率2位。
〔守備〕
(8)失点・・・同上
①広島1・川崎2・仙台5・鹿島9⑤柏8・湘南7・名古屋4⑧清水3⑨浦和13・FC東京17・磐田11・鳥栖6⑬横浜FM16・C大阪10・長崎12⑯G大阪18・神戸14⑱コンサ15
※失点数は、リーグ順位に直結。コンサは、最下位18位。
(9)被シュート数・・同上
①浦和13②神戸14③川崎2・鹿島5⑤名古屋4⑥清水3・FC東京17⑧磐田11⑨仙台5⑩柏8・鳥栖6⑫C大阪10⑬長崎12⑭横浜FM16⑮コンサ15⑯広島1⑰湘南7⑱G大阪18
※広島以外上位チームは、被シュート数=相手決定機数は少ない。中盤~DF陣の守備力数値。 コンサは、15位の最低ランク
(10)インターセプト数
①広島1②コンサ15③湘南7・C大阪10・長崎12⑥仙台5・鹿島9・川崎1・清水3⑩磐田11⑪柏8⑫浦和13⑭FC東京17⑮神戸14・鳥栖6⑰G大阪18⑱横浜FM16
※上位チームは、多数です。 コンサは2位◎
〔全体〕
(11)支配率
①横浜FM16②浦和13③コンサ60.4%15位④仙台5⑤川崎2⑥鹿島9⑦磐田11⑧名古屋4⑨神戸14⑩湘南7⑪C大阪10⑫G大阪18⑬柏8⑭FC東京17⑮鳥栖6⑯広島1⑰清水3⑱長崎12
※リーグ順位とは全く連動しません。 コンサは3位60.4%です。
(12)走行距離
①長崎12②横浜FM16③コンサ15④C大阪10⑤清水3⑥鳥栖6⑦G大阪18⑧神戸14⑨広島1⑩湘南7⑪名古屋4⑫柏8⑬鹿島9⑭FC東京17⑮仙台5⑯浦和13⑰磐田11⑱川崎2
※走るサッカーとリーグ順位は連動しません。 コンサは3位で走るチーム。
(13)スプリント数
①C大阪10②長崎12③湘南7④柏8⑤横浜FM16⑥コンサ15⑦G大阪18⑧名古屋4⑨川崎2⑩神戸14⑪鹿島9⑫磐田11⑬鳥栖6⑭清水3⑮FC東京17⑯浦和13⑰広島1⑱仙台5
※こちらも、リーグ順位とは全く関係ありません。 コンサは6位。
以上リリース数値をリーグ全体・その中でのコンサ、について確認しました。
ここでも、コンサの課題は、
・決定率と枠内シュート率
・被シュート数=被攻撃回数=全体守備
・全体に、ミドル数値が多く、ストロングポイントまでには未達。
と絞り込まれたものでした。
2018年03月11日
満を持して準備したコンサは、その実力を発揮出来ず、痛い敗戦。
実力が発揮出来なかったのか、実力通りだったのか、ご意見は多々あるでしょうが、「かなり激痛」の敗戦だった事は、皆さん一致でしょう。
なかなか激痛から立ち直れず、何も手につかない心持ですが、敗戦について。
詳細は、いずれ・・・元気が?、データが出たら・・・。
1.ミシャ
監督業の大きな一つが「待つ事」です。
「夢・そのための計画・具体的方法、更に、身に着けるための練習実践」が主役割ですが、その一過程毎に、「選手・スタッフ・サポーターのステップアップ」を待つ時間(=それぞれが身に着け・習得し・消化する)が最重要ポイントで、それが長所の監督も、欠点となる監督もいます。
ミシャは、恐らく、一過程毎でも、「高いレベル・目標設定としてるため、最長時間」の監督=「待てる監督」です。広島・浦和でも同様でした。
「ミシャ」の最大の長所・美点のひとつですね。
<今、ミシャは、愛する選手達が、高い目標・レベルを獲得するのを、ひたすら待っている所です。> 出来るだけ早く・出来るだけ多くの選手、ではあり、だからこそ、そのために、<激しいトレーニング>が待っています。
我々サポーターは、その開花期(開花~満開)を楽しみに、辛抱強く、待つ、のでしょう。
ただし、黙っている事は、逆にそのスピード・選手数を阻害しかねない事で、「早く消化しろ!AもBもCもその中に入れ!」との厳しく・暖かいサポートを掛け続ける事が、今一番大事なのではないでしょうか。
ミシャを先頭に、全員で形成していく過程・ステップが、今シーズンの醍醐味・目的だという事を、ここで実感できた事は、「我々コンサに取り、非常に価値ある敗戦」でした。
2.少しだけ試合ポイント概要
DAZN速報データで明確に出ていました。
結論は「前半コンサ試合・後半コンサ失速試合」です。
データ
①スタッツ値
コンサ 清水
前半 後半 全体 前半 後半 全体
66% 62% 64% 支配率 34% 38% 36%
59.7km 55.4km 115.1km 走行距離 58.7km 56.1km 114.8km
7本 6本 13本 シュート数 3本 11本 14本
2本 3本 5本 枠内数 2本 10本 12本
374本 331本 705本 パス数 190本 183本 373本
86% 81% 84% 成功率 73% 71% 72%
2回 1回 3回 CK 0回 3回 3回
5回 3回 8回 FK 9回 6回 15回
※チーム全体後半-4.3km運動量が激減、前半清水にやや勝る状態から、走り負け続出状態にダウン。全てがこの運動量低下から始まる「負の連鎖」を、示す数値。
※後半「清水試合」は、シュート数の清水3倍増に現れ、「枠内シュート数」の通り「正確・精密なシュート=91%の枠内率」で、コンサ守備陣を崩されたものでなく、単なる放り込み・個の突破の相手攻撃でしたが、リスクの意識ダメージが膨れ上がり、「落ち着きのない個別守備プレイ」から3失点となったものてした
※「枠内率」=「決定率」の課題が、この試合でのターニングポイントで、「前半 菅・チャナティップの決定機での得点獲得」がその後の展開を作ったもの。重要課題で、試合結果を左右・決定するものですね。
②前後半の活動エリア占率データ
同じくDAZN速報値。
前半 後半 全体
Aエリア 18% 4% 11%
Mエリア 49 55 52
Dエリア 33 41 37
※後半、前線は崩壊、侵入・プレイ出来なかった数値です。
③試合課題は、
a.後半運動量低下・・意識・認識部分と
ミスプレーの全体運動量低減波及の2課題
b.決定率
c.失点起因プレー・・個々の対応プレー課題
に絞られています。
どれも、簡単に解決・改善は困難ですが、効果的なハードトレーニングと実戦経験のみが解決手段ですね。
d.一点、ミシャ戦術での最大懸念点が発生して来ています。
スタメン固定化では、
その貴重な選手のコンディション不良・離脱が、重大ポイントです。
・・宮澤で発生です。
その対策は、サブチームより、Aチーム移行選手の拡大ですが、
ここも、全く停滞しています。
以上
2018年03月08日
気分一新、次戦第3節ドーム初戦 清水戦です。
色々あったBチームは別に、Aチームは順調に進んでいます。
ドーム練習は、水・木・金・土の4日間となり、芝・会場特性もホーム故の完全把握で、対戦相手を待ちます。
では、次戦について。
1.対戦相手 清水チームポイント
今シーズン好調なスタートで、
2018 順位5位 勝ち点4 1勝1分 得点4 失点2 得失差2
(2017 14位 34 8勝10分16敗 36 54 -18)
と昨シーズン降格圏ギリギリから、別チームの様な展開。
監督を前広島監督ヤンヨンソンに交代し、主力選手流失はあるも、有力新規加入があり、特に、DF柱前鹿島ファンソッコ、FWクリスラン、MF石毛はそのままスタメンとなり強化。
システムは全シーズン継続の【4-4-2】で、昨シーズンの弱点「守備力の弱さ」を再構築し、堅守を縦コンパクトネス(FW~DF距離を短く、密集ブロック守備)で設定、ブロック守備陣でのボール奪取から、カウンターで得点獲得の基本・オーソドックススタイル。
リーグ戦とYBC戦は、完全ターンオーバー型で、A・Bチームを分離して起用。次戦のスタメン候補は、全員、一週間でのフィジカルコンディション十分での対戦。
2戦の具体的データは、(コンサと対比で記載します)
清水 コンサ DATA勝負
①得点 4点 3点 ▲
②シュート数 20本 31本 ◎
③枠内数 7本 9本 〇
④決定率 20% 9.7% ×
⑤パス数 716本 1036本 ◎
⑥成功率 70.4% 77.8% 〇
⑦クロス数 37本 42本 〇
⑧成功率 29.8% 33.3% 〇
⑨失点 2点 4点 ×
⑩被シュート数 20本 31本 ×
⑪被決定率 10.0% 12.9% ▲
⑫インターセプト 6本 10本 ◎
⑬支配率 43.3% 58.8% ◎
⑭走行距離 236km 241km 〇
⑮スプリント数 330回 396回 ◎
⑯30m侵入69回 101回 ◎
決定率・失点数・被シュート数はやや劣後3項目、しかし、
優勢・圧倒的優勢が、
シュート数・枠内数・パス数・同成功率・クロス数・同成功率・インターセプト数・支配率・走行距離・スプリント数・30m侵入数と11項目、
データ上は、
攻撃圧倒、守備優勢、試合コントロール優勢との数値です。
実戦データは、嘘はつきません。
2.試合展開・戦術・メンバー予想
今シーズン実戦データ値が示す通り、
圧倒する試合展開が妥当な試合予想となります。
唯一の課題点;決定率も、前試合で大きく改善し、多数チャンスの中、着実に得点積み上げの状態・段階まで進化しています。
ホーム戦の「ドーム力」も味方し、複数得点差での【完勝】以外あり得ません。
試合展開は、
試合開始~15分 開始直後からボール支配し、攻勢時間帯が続き、多彩攻撃により、堅守を謳う清水守備陣に波状攻撃・揺さぶりを掛け、ギャップ・スペースが多数回発生し、そこで「先制点」獲得。
~30分 そのまま攻勢継続。「追加点獲得」。
~45分 更に、多数回のチャンスを作り、更に「追加点獲得」
前半で 【 3-0 】。
後半開始~65分 やや一進一退状態。
65分 2枚交代。
~80分 選手運動量復活で、活性化。攻勢から「追加点獲得」
80分 3枚目交代。フィジカルコンディション低下対策。
~90分 そのまま試合終了。
【 4-0 】 の完勝 の想定。
この想定の実現確率は、決して夢物語レベルではなく、
かなりですよね!
戦術は、当然、チームの看板となった、現唯一の正当型「ミシャ戦術」です。
起用メンバー予想も、皆様ご想像の通り、前試合と変化なし、で鉄板ですね。
ジェイ
チャナティップ 三好
菅 深井 宮澤 駒井
福森 ミンテ 進藤
ソンユン
SUB: 兵藤・早坂・ヘイス・都倉・石川・小野
菅野
※SUBはBチーム選手群で、YBC戦ダメージ(心身とも)で、
コンデイションは回復し切らずでの選出です。
ダメージの少ない兵藤・ヘイス・小野の起用でしょうか。
次戦のドーム開幕戦は、華々しく完勝のコール・声援に包まれる事ですね。
Bチーム沈没事態により、Aチームへの期待が、集中し、ヒートアップ・過熱が懸念です。トレーニング通り、激しく・アグレッシブに・スピードと精度を上げ、走り勝ちとなれば、想定通りの試合結果となります。
≪ 冷静なヘッドと燃えるハートと練習通りのプレイ ≫です。
その場面を作るのは、我々サポーターの役割です。
全サポーターの力を結集し、「その通りのプレイが出せる場」を作り出しましょう!!
2018年03月08日
皆さん、悪夢も含め、今朝の目覚めは??の方も多かった事でしょう。
誰もが、この結果は予想していませんでした。(相手チーム・監督も含めて)
サポーター、監督・チームスタッフ、そして、何より選手自身。
しかし、この結果は「必然」でした。
明確な原因が、ミシャコメントに出ています。
要旨です。
①規律違反 = 戦術無視、勝手判断・プレイだらけ、最終的に、前シーズン戦術の実施
②「走らない」 = 「走れない」 = 「戦えない」選手は現代サッカーは生きられない。
③「精度の低さ、プレイミス」 = 明確なプレイイメージ・プレイ意思が無い・希薄で、選手個々の認識通りに実戦プレイに現実化した。
④起用選手試合後コメントにて、「こんなプレイでは、次のチャンスは無い」と言いながら「次戦で見返す」との「問題意識無く、甘い自己認識」への監督認識
⑤過去のサッカーでは生きられない = 過去は、a.昨シーズンサッカー、b.元日本代表等過去の活躍・栄光、を指し、それは、もう通用しない。次戦で結果を残していく、そういう結果を残した人間(選手・コーチも?)だけが生き残っていく。
⑥スタメン8名をチェンジしたかったが、レギュレーション3名のみとなった。
・・8名は、
都倉・内村・田中・小野・早坂・石川・稲本・横山、ですね。
実際は、
走り切れない、ミス多発でDFラインコントロールしていた、
小野・稲本のレジェンドコンビ、余りに酷すぎた田中を交代、
内村・早坂は、スタメンポジション失格でポジションチェンジ、
都倉・横山・石川は、交代要員が無く、代替不能でそのまま。
失格烙印外は、そのままポジション維持の宮吉・藤村・菅野のみ。
図示しておきます。
(スタメン)
都倉
宮吉 内村
田中 藤村 小野 早坂
石川 稲本 横山
菅野
⇓
(変更後)
都倉
宮吉 ヘイス
内村 藤村 荒野 白井
石川 横山 早坂
菅野
失格外
との6ポイントに凝縮されています。
以前より、当ブログでは、チーム緊急課題として「Bチームの、意識・プレイ内容・プレイスピード・プレイ精度の低レベル」を再三指摘し、前ブログで、完勝予想、但し唯一の懸念点として「負け犬根性・失敗を恐れる意識が高すぎ、消極プレイとなる懸念」を記載しました。
残念ながら、その通りの結果となりました。
ミシャは、この事態は想定内だったと観ます。
そして、ここを、チーム変革・構築の第2スタート点とし、変革を大きく進行させる積り・見通しだったのだと思います。
遅々として進まないBチーム状況を打破・突破する局面として認識していたもの、という事です。
ここからの展開を想定してみます。
①Bチームの中の「現況選手特定」指名
②その選手は、「別メニュー・トレーニング」=地獄のトレーニング開始。
強制的な改善を図る(選手自己管理から移行)。
細かいですが、今日オフ・リハビリトレーニングも与えられないでしょう。
③それを越えられない選手は「チーム構想外」扱い(リーグ4節=シーズンIN1ヶ月想定)
④反対に、Aチーム候補を拡大し、①選手外選手全体とする。
⑤拡大Aチームは、第2段階に移行。
第2段階は、
「精度・連携アップ、プレイミス改善減少、により戦術実践度アップ」が目的
Aチームは、この事態・第2段階INにより、益々強化されます。
ここでもう1点。
四方田コーチ陣で、前チームと新監督ミシャとの繋ぎ役でしたが、前シーズン主役のBチームの現況事態に、役割の徹底不足が問われ、結果、当面の①課題選手のトレーニングを負うことになるのではないでしょうか。
選手と同時に、コーチ陣もその存在意義を問われる、という事です。
こう見ると、ミシャが問題とするのは、前シーズン遺産の選手・指導層となります。
いずれにしろ、
AチームとBチームとは、別扱いとなり、Aチーム中心を徹底し、Aチーム力上昇が全ての優先事項に絞り込まれました。
最後に、もう一点、最重要ポイントとなっている「戦術理解・実践」について、「本当の意味とは」です。
戦術理解には、段階とステップがあると見ます。
第1段階・・戦術概略を、頭脳・理論的に認識<頭の認知>
第2段階・・各選手毎に、戦術の細部を突き詰める事でポイントを認識<頭での確認>
第3段階・・そのポイントをプレイとして実践させるトライ<身体・プレイの認知>
第4段階・・実践の中で、戦術長所・リスクのポイント実感<プレイ認知の確認>
第5段階・・この戦術を、自己意思として実践意思確立<心の認知・プレイ実践>
第6段階・・この戦術を、自己プレイの実現・実践のレベルアップ<心の認知>
第7段階・・戦術・自己プレイに自信認識<心からの実戦強化>
第8段階・・より高い次元での戦術理解・実践への反復トライ<心の成長>
こんなに段階・ステップがありそうです。
そして、Bチームは、第4段階で停止状態。
Aチームは、第7~8段階です。
この差が、両チーム、選手の、全ての差の出発点という事ですね。
次戦清水戦に、コンサの真の姿を見せる舞台です。
完勝獲得に向け、あと2日間、必至の努力、積み上げです。
Bチームの共通項が、甘い意識・認識です。
これからの選手生命を賭け、懸命にチーム・個々選手で、戦術を突き詰めるAチームとは、プロ意識に差があると見えます。ベテランで、本来逆の筈ですが...
どんな組織にも、この事態は発生しがちで、コンサも同様という事。
<社長の出番、そのものですよ!!>
2018年03月06日
本日、熊本キャンプ打ち上げし、Bチームは、ルヴァンカップ第1戦甲府戦試合地「甲府市中銀スタジアム」へ移動。Aチームとその他チームスタッフは、札幌へ移動。
もう、移動先に到着し、Bチームは夕刻フィジカルトレーニングですね。
そして、Aチームとチームスタッフは、51日振りの帰道で、気候は真冬でも暖かい我が家に帰還です。本当にお疲れ様でした。でも、今年の「キャンプロード」は例年をはるかに超えた「過酷ロード」と同時に、コンサ史上初の「驚異的な進化・成長」となった「コンサ史上、永く伝えられる伝説となるキャンプ」でした。例年以上に「誇り高いキャンプ」で、選手各人、強烈な実感と自信に包まれている所でしょう。
さて、明日のルヴァンカップ・YBS戦のグループステージ第1戦甲府戦です。
1.対戦スタンス
ここに来て、ミシャからの挑戦状!
「どんなカップ戦でも参戦する限りチャンピオンを目指す!」です。
昨年のコンサの試合方針「若手・サブ選手の実戦経験とレベルアップ」とは大違いですね。
この挑戦状が掲げられる限り、ミシャは「Bチームの実戦テスト・確認」スタンスは許しません。
・チーム統一戦術「ミシャ式」徹底を追求します。=勝手なプレイは絶対に許しません。
・当然、Aチームと同レベルの戦術理解と実践を求めます。=Bチームだから許す、目をつぶる、レベルダウンで妥協する事は許しません。試合中、怒声・叱咤・激励が飛び交います。
・低レベルプレイ選手は許しません。=直ちに交代させ、低レベルプレイの責任を試合中も、試合後も問います。
・どんな試合展開でも、最終最後まで「勝利」を追い続けます。=最後まで、運動量、スプリントを求め続け、低下は許しません。
〇戦績展開で、グループステージ上位獲得・維持のため、Aチーム選手投入も随時行います。
〇プレーオフステージ、ノックアウトステージに進出では、Aチーム選手を投入され、グループステージ段階チーム力をアップさせ、最終順位を狙います。
◎どのステージ試合も、対戦相手の選手構成・チーム力に対し、優位となる選手起用・チーム構成とします。
2.戦術・試合展開
コンサは、
ミシャ戦術全開で、試合開始直後から、ボール支配し、攻勢時間帯を圧倒的とする試合展開を目指します。
BチームとAチームの差は「スピードと精度」にありますが、BチームもJ1中位レベルチームと同程度、J2レベルチームでは、圧倒するレベルです。
更に、起用選手には、Aチームにはない経験値=プレイ予測力があり、また、テクニックは洗練されています。
十分想定試合展開を実現できるものです。
しかし、唯一、懸念点があります。Aチームとの「もう一つの差」です。
・・自信の弱さ・負け犬根性、です。豊富な経験の中には、多数の失敗経験も含まれます。それが、ある一瞬、吹き出してしまうと、弱気プレイ、プレイ躊躇、判断の遅れとなってしまいます。
しかし、コンサの「変身」と同時に、全選手「変身」で、弱気は全員払拭です。また、ミシャが最も嫌う意識・部分です。許しませんし~。
そんな弱点を克服し、圧倒の第1戦完勝ですね。
大量得点での勝利を期待しましょう。
ここでの「戦術に則った大活躍プレイ」は、Aチーム候補のご褒美が待っています。
”Bチームの皆さん! 正念場ですよ~!”
2018年03月05日
前節は、コンサの本当の戦力の一端を、Jリーグ全体を震撼させる試合となりました。詳細の試合データを確認したいと思います。
また、Bチームの主戦場;次戦ルヴァンカップ第1戦甲府戦展望も行いたいと思います。
1.前節C大阪戦試合データ確認
試合当日、速報ブログにて、試合展開を確認し、前半はC大阪、後半はコンサ圧倒試合を確認いたしました。
実データではどうだったのか、コンサ・C大阪・2節リーグ平均を対比市確認してみましょう。
〔全体〕 コンサ(1節) C大阪 リーグ平均
①順位 11位(16) 9位
②支配率 53.9%・7位(4位) 46.1%・12位
③走行距離 124.9km・1位(5位) 120.1km・6位 117.2km
④スプリント数 242回・2位(16) 253回・1位 178回
※支配率は、速報通り、前半45%とC大阪に支配されるも、後半61%でコンサ完全支配となり、「後半コンサペース」の試合パターンが出来上がり始めています。コンサは、<前半互角展開・後半圧倒し試合を決定づける>との試合展開をチーム特徴とし始めているものです。
※走行距離は、第1節117kmから、+8kmアップし、リーグトップ。課題のスプリント数も、第1節154回から、+88回と驚異的な増加となり、リーグ2位まで上昇させ、フィジカルコンディションが上昇しており、「走り勝ち」となるリーグ随一の走るチームへ変貌しました。C大阪のスプリント力は、リーグトップで、「リーグNo.1のカウンタースピード」により得点獲得のストロングポイントでしたが、コンサも同レベルと並び、C大阪カウンターを阻止する源泉ともなりました。
〔攻撃〕
⑤得点 3点・2位(12) 3点・2位 1.4点
⑥シュート数 15本・6位(3) 16本・5位 13.8本
⑦枠内数 6本・4位(8) 7本・1位 4.3本
⑧決定率 20.0%・3位(12) 18.8%・5位 10.4%
⑨パス数 472本・8位(5) 414本・14位 473本
⑩成功率 76.3%・8位(6) 75.6%・10位 76.1%
⑪クロス数 19本・3位(2) 14本・10位 15.7本
⑫成功率 26.3%・7位(2) 14.3%・15位 23.3%
⑬30m侵入数 42回・9位(1) 46回・7位 42.2回
※得点力は一気に上昇し、前節課題改善
※シュート数=決定機・チャンスメイク数は、リーグ上位を維持。
課題の決定率は、急上昇し、リーグトップランク。この改善が、得点増加に直結した理由。
※パス数は、成功率と共に、やや低下。より攻撃的な、ハイリスクパスが増加し、成功率低下に繋がった。
※クロスは、数・成功率共にリーグ随一ランクで、ストロングポイント。
〔守備〕
⑭失点 3点・16位(6) 3点・16位 1.4点
⑮被シュート数 16本・15位(14) 15本・12位 13.3本
⑯被決定率 18.8%・13位(8) 20.0%・14位 10.8%
⑰インターセプト 5回・1位(1) 5回・1位 3.1回
※失点が増加し、被シュート数・被決定率も低下しました。失点原因もミスプレイによるものでした。プレイミスを減少させるため、経験値累積し、未然にリスク回避とする事により、対策とするものです。
※インターセプトは、リーグトップ水準で、コンサのストロングポイントで、攻撃転換の源泉です。
前節課題①決定率②スプリント力は、両課題共に、改善となっていました。
新たな課題が、「被シュート数=相手攻撃チャンス」の減少です。
いかがですか。
着実に、試合で発生の課題を次戦で改善する取り組みが進展し、その分、成長・進化が進んでいます。
Aチームは、益々戦術理解・戦術実践度を上げ、強力チーム化の道をまっしぐらに前進しています。
2.ルヴァンカップ第1戦甲府戦展望
両チームともに、カップ戦序盤・スタート期では、育成選手主体チーム、Bスタメン落ちチーム、からスタートします。
しかし、コンサは、戦術統一にて、ミシャ戦術です。Bチームに配置された原因が、ミシャ戦術の理解・実践度低レベルにありますが、それでも
ミシャ戦術をそのまま適用です。
試合展開も、Aチーム同様、試合開始直後から、攻勢を強め、ボール支配率は、コンサ60%で、試合展開をコントロールし、複数得点による勝利獲得を目指すもの。
メンバーは、
都倉
宮吉 内村
ジュリーニョ 藤村 荒野 白井
田中 石川 横山
菅野
SUB 濱・ヘイス・深井・早坂・チャナティップ・菅・
阿波加
こんなところでしょうか。
コンサは、Bチームは「ベテラン・中堅」の個々能力ある選手での構成となりますね。
甲府は、結構、J1選手が残留しており、侮れぬ相手ですが、直近試合もあり、Bチーム・控えチームの起用が想定です。
コンサのミシャ戦術を少しだけ、不出来な選手達での闘い。
Aチームへのチケットを手に入れる闘いのスタートです。
2018年03月05日
ルヴァンカップ第1戦甲府戦の直前練習日となりました。
チーム現状をより全体像の観点から総括した現状認識を確認したいと思います。
1.チーム現状の確認
Bチームの「本番」が始まります!
リーグ戦の主役Aチームーの道。
自らのJリーグ選手生命を賭けた闘いの第一歩ですね。
金曜Aチームリーグ戦、土曜Bチームテストゲームを闘い、日曜オフ日となり、コンサに集中体制から、リーグ第2節全体をじっくり観戦できました。
その他チーム観戦を通して、コンサの現状が確認出来ました。
特に注目チームが、前監督ミシャの「広島・浦和」と「川崎・名古屋」です。
「広島・浦和」は、今でもビルドアップは「GKからスタート、ショートパス連続」のミシャサッカー・スタイル。そして、攻撃フルパワーでは「多数選手を前線配置」スタイルです。相手の守備陣に対し「上回る、少なくとも同数の攻撃ターゲット」で、相手守備陣を、組織的に・戦術的に(個の力ではなく)崩し、ギャップを作り、スペースを産み、決定機・チャンスを作る、とのスタイルです。しかし、コンサミシャ戦術、以前のミシャスタイルとは、決定的な差がありました。
それは、「5TOP」ではなく、浦和「4TOP」、広島「3TOP」で、攻撃パターンの徹底レベルは大きくダウンし、その分、パターンが減少、1パターン毎の攻撃力が低下し、現「5TOP」コンサより劣後するチーム力でした。
また、「名古屋・川崎」の攻撃力は、前評判通り、リーグ上位でしたが、コンサの前線数「5TOP」までは到達せず、「3TOP」までで、サイドポジションが低く、前線には配置せず徐々にアップ、との従来型で、前線も、サイドも、著しいスピード・テクニック・創造性の個人能力を前提とし、逆に、そこをマークされると、停滞との内容でした。
この4チームと対比すると、
コンサのミシャ戦術・「5TOP」は、5つの前線ターゲットとの連動により、
「多ターゲット・多数攻撃パターン・多タイミング攻撃」で、
相手守備陣から見ると、
「的(ターゲット)を絞れない=プレイ予測が不能」となり、反復多パターン攻撃で、あっという間に、守備連携・組織的守備が崩壊し、対応策が困難で、「撃たれ続けるしかなくなる」状態に陥る、という驚異的な攻撃力という事です。
しかし、ミシャが植え付けた筈の「広島・浦和」共に、その後の監督により、「ミシャ戦術の改良、卒業」とされましたが、その全てで「基礎ミシャ式部分の徹底と追及を弱体化」させ、チーム全体プレイのレベルダウンとなり、実際、戦績低下・順位低下となっています。
ひょっとすると、ミシャ戦術は、ミシャによる指揮、つまり、監督ミシャである事が、最大の条件かもしれませんね。
2.コンサチームスタイル
「育成~トップチーム」まで、「同一戦術による実践」へコンサは転換しました。これは、今後の展開に直結しています。
というのは、
「育成で、最強ミシャ戦術を徹底指導、吸収した選手」が、トップチームへ昇格して来ますが、その選手は、テクニック・フィジカル・経験値は未だ高くなくても、他チームから移籍の優秀選手に勝ててしまい、試合起用となります。つまり、能力では劣っても、「戦術理解と実践力が高く」、移籍選手は、そのままではミシャ戦術に合致せず、劣後し、試合起用を奪われる、とのシステムです。当然、移籍選手も、十分なトレーニングにより「戦術理解・実践力」を獲得出来れば、トップチーム起用競争可能となり、チーム同化によるチーム力アップとなります。
このチーム戦術・育成スタイルは、「かのレアル・バルサ」と同一チームスタイルですね。
コンサが今追及を開始したチームスタイルは、「レアル・バルサスタイル」で、他のJリーグ、どのチームも確立・トライさえも出来ていないコンセプトへの挑戦という事が見えて来ます。
凄い事に挑戦しているんですね!!
前節は、コンサの本当の戦力の一端を、Jリーグ全体を震撼させる試合となりました。詳細の試合データを確認したいと思いますが、未だリリースが無く、遅れ気味の様です。
判明次第、記載したいと思います。
また、次戦ルヴァンカップ第1戦甲府戦展望も、そこで記載したいと思います。
2018年03月03日
ミシャの予想・演出通り、第2節C大阪戦は、スリリング・スペクタル試合で、手に汗握る熱闘でした。
いや~!”惜しい!!”ここまで来ていたら、「勝利」を掴むべき試合でしたね。
実際、【 3-3 】の試合結果とは、大きく異なる試合内容で、前試合に引き続き、後半は、再び、コンサ試合コントロールで、「試合内容はコンサ」でした。
しかし、2018シーズンがスタートの第2節で、初勝ち点「1」獲得・初得点~一挙に3得点の複数得点獲得となり、
ミシャ戦術搭載の「改造コンサ」はスポーツカー並みのスピードと馬力とテクニックのスーパーカーに進化した姿を証明しました。
1.試合スタッツ
速報データで確認すると、
コンサ 〔項目〕 C大阪
前半 後半 全体 前半 後半 全体
45 61 53 〔支配率〕 55 39 47
64.1 60.0 124.1 〔走行距離〕 63.3 56.8 120.1
4 9 15 〔シュート〕 12 4 16
0 8 8 〔枠内〕 8 4 12
253 260 517 〔パス〕 310 152 462
78% 78% 78% 〔成功率〕 81% 69% 75%
チャンス回数(公式ブログより)
コンサ C大阪
前半 後半 全体 前半 後半 全体
4回 6回 10回 6回 1回 7回
2.試合内容(速報)
①得点とシュート
コンサは、チャンス10回の内、7回をシュートフィニッシュとし、その内3回を得点としたもの。チャンスに到達しない局面でも8本シュート。
対して、C大阪は、チャンス7回の内、7回全てをシュートフィニッシュとし、その内、3回を得点としたもの。チャンス未到達でのシュート11本。
時間帯は、
前半 コンサ4本(枠内0):C大阪12本(枠内8)
でC大阪優勢
一転、
後半 コンサ9本(枠内8):C大阪 4本(枠内4)
で、コンサ優勢
②チャンスメイク
コンサは、多彩攻撃パターン(サイド・中央、ショート・奥のロング、ドリブル・クロス・セットプレイ)でチャンスメイク
C大阪は、コンサのボールコントロールミスからのカウンターで3得点。攻撃パターンは、サイドへの放り込みしかなく、そこでボール保有も乏しく、停滞気味で、チャンスメイク力はコンサが圧倒。しかし、カウンターからの得点・決定力は、柿谷・杉本・ソウザの個の力での突破、決定力があり、3失点の理由。
③ボール支配
前半戦は、コンサのパス数・成功率の低さから、支配率を上げられず、当初の試合展開まで到達しなかったですが、後半、パス交換のタイミング・落着きを戻し、パス数・成功率のアップにより、支配率上昇となり、コンサの試合コントロールとなりました。その際、兵藤投入が効果大で、宮澤よりも、素早く・精度の高いパスが効きました。
④運動量
走行距離数値が試合展開をそのまま表しています。
前半は、両チーム互角の走力、
しかし、
後半は、コンサは前半通りの走力を維持するも、C大阪は大幅ダウン。
試合展開「前半2-0」で優勢の結果から、C大阪は、守備意識が知らずの内に働き、足が止まりました。
⑤守備
3失点を見ると、守備力の課題としそうですが、コンサのミスによるもので、攻撃陣型へシステム変換中での安易なミスによるボールロストを拾われたカウンターで、その攻撃精度が高く、決められてしまったもので、
「守備陣形を崩されたものは無い」です。
安易なミスの改善・排除が、最短な改善です。
実際プレイは、
1失点目・・サイドクロスがC大阪高木に渡る前に、宮澤がクリアミス(空振り)で、高木にパスが通り、杉本へスルーパスから
2失点目・・センターサークル付近で、ポストプレイでの相手チェック時に、体勢が崩れ、ファウル認識で、自己判断でプレイを停止したところを水沼に奪われカウンター
3失点目・・攻撃時に、三好のボールロストをソウザに改宗され、カウンター
3.試合総括
ミシャ試合後コメント
「前半ミスから2失点するも、悪い試合では無かった。後半、しっかりと前半と同じ様に試合し、運動量で上回り、引き分けとなり、十分勝利のチャンスがあり、勝ち点1は満足しても良い。3得点は、多数のチャンスの中、ラストパスの精度・得点決定力は前試合から改善した事となる。次戦ホーム戦でも、スペクタルゲームでの勝利をサポーターに捧げたい」との内容。
勝利間近だっただけに、悔しさ一杯でしたが、
勝ち点1獲得も満足するべき、との冷静判断で、
2018シーズンの優勝候補たる強敵C大阪に対して、勝負・サッカー内容で大きく凌駕し、実質的な「勝ち点1」積み上げに自信・確信を益々深めた所ですね。
メンバーは、スタメン選手は2試合同一で、途中起用も同一コンセプトで、選手の実戦経験累積を図っています。一方、未起用選手のモチベーションが気掛かりですが、現起用選手に追い付け・追い越せで、リーグ戦・Aチーム入りを、全身全霊・選手人生を掛けて、狙い続けて実践して欲しいものです。
都倉、頑張れ!!何をやっているのか!!自らを虚心短観で見つめ、変化しろ!! ですね。
凄いコンサになりました。
リーグ戦での試合結果は、この後、幾らでも獲得出来ますね。
しかし、ホーム戦の前に、Bチームの面目躍如・汚名挽回試合「ルヴァンカップ第1試合」3/7水曜、甲府戦、が待っています。
そのためにも、今日(土曜)TG試合内容に注目です。
2018年03月01日
前ブログまでで、順調なAチームに対して、Bチームの著しい立ち遅れを再三指摘し、さすがのミシャも、梃入れが必要な緊急事態で、今後の指導・トレーニングが大注目、と記載していました。
昨日の練習後リリースコメント①「同じ能力ならば、若手を起用する」に引き続き、
本日公式練習ブログリリース②「我々はプロとしてプレーしておりますが、今日の練習は個人個人勝手なプレーが目立ちアマチュア的な練習をしてしまっていたのでチームに渇を入れました。生き残る為に戦わなければいけない厳しい職業です。妥協すれば妥協した物が自分に跳ね返ってきます。妥協を許さず良いものは良い、悪い事は悪いとはっきり選手に言うことが私の仕事の一つです。」
とWの雷、辛口リリースでした。
Bチームの「ていたらく・低レベル状態」は、直近2練習試合(北九州戦「0-0」チャンスメイクも不能、一週間後、宮崎JFLチーム戦「1-4」大敗)で証明された通り、全く戦術理解が乏しく、戦術に則った(=規律に従った)プレイ不能状態は危機状態で、前述の通り、「緊急事態」と指摘させて頂きました。
Bチーム選手とは、(×レベル)内村・荒野・横山・田中・阿波加、(△レベル)都倉・ジュリーニョ・藤村・白井、Aチーム登録数制限からBチーム(〇レベル)稲本、(番外菊地・河合)ですが、昨シーズン中心6選手が属し、問題です。
ミシャからの2つのコメント
①は、「ベテラン層の奮起を期待する選手宛てコメント」が真意ですね。
「能力が同じ」なら、若手起用は、至極当然ですね。
しかし、単に、若手重視という事ではありませんね。
「能力は当然、ベテラン層が優位のはず」とのミシャ認識で、
もし現在能力がそうなっていないのは、
「本来、ベテランは、経験値も加わった高い自己能力を保有し、
その内の高いパーセントで、プレイする事が求められ」ているが、
実際プレーを例えば60%発揮でプレーとしている、
対して、
「若手は、自己能力の現在最大値を目一杯発揮して、
現在能力で、自己能力の100%近く」でのプレイとなっている。
だから、ベテランが本来能力をきちんと出せば、ベテラン起用となる、
それを乗り越えた優秀な若手は、同能力なら若手起用との原則から、
ポジションを獲得する、と言いたい訳でしょう。
つまり、Bチームで、ウジウジ・くさっているベテランは、
≪本当の力は持っている。自己能力の小出し、一部しか使っていないプレイから脱却しろ!≫
というメッセージ。
②本日コメントは、移動前練習内容への苦言。
指摘を受けたのは、恐らく「Bチーム」でしょう。
チーム統一戦術を無視し、個人プレーに走る、との「反チーム戦術」プレイをした選手がいた、という事ですね。
Bチームの苦闘・苦境は、厳しそうですが、
ミシャは、そんなことも、想定内で、チームに戦術が浸透するには、短期間ではなく、一定時間を掛けて、徐々に、本当の理解・実践意識を浸透させる選手も許す、との「優しく・おおらかな・性急さではない」スタンスです。
そんな選手への優しさ・愛情も、ミシャの特徴ですね。人間味溢れる人柄と慕われるところです。
今回、雷一つで「目が覚める」「意識変化する」選手を期待する、とのコメントだった様に捉えられますね。
その余裕も、
強靭なミシャ戦術意識を保持した強力Aチームの存在故です。
強力Aチーム存在で、対リーグ戦に穴は発生しませんが、
Bチーム起用予定のルヴァン杯等が次週以降待っており、カップ戦は想定通りとはならない懸念が産まれました。
先ずは、明日の第2節C大阪戦を、予想【 2-1 】でものにし、勝ち点3積み上げ、シーズンのスタートとしましょう。
全サポの総力結集で、勝利!!
2018年02月28日
ミシャ流週間スケジュール・金曜試合変則版にて、
現在、
土曜 ・J1リーグ戦
・リーグ戦未起用選手;試合形式練習
日曜 ・リカバリー、試合分析・評価
・リーグ戦未起用選手、TG
月曜 ・オフ日
火曜 ・次戦候補メンバー発表__
・次戦分析・対策 対策トレーニング
水曜 ・選手毎必要課題の自主練習
・試合形式トレーニング
・次戦メンバー通告
木曜 ・次戦メンバー前日移動
・開催地で 次戦メンバー前日練習
・未起用選手;課題トレーニング
金曜 ・未起用選手;試合形式トレーニング
・リーグ戦起用選手、直前コンディション調整
・19:00J1リーグ戦
金曜変則日程では、「前々日現地入り・トレーニング」を短縮し、「前日昼移動現地入り・金曜試合まで、丸一日トレーニング」で、現地環境に慣らす「現地トレーニングを、前日夕刻+試合当日午前」確保しています。
対戦相手C大阪は、前シーズン2冠チャンピオンの強敵チームですが、昨日ブログで明確な様に、今シーズンのコンサは、十分以上にマッチアップとなり、データ値は、「コンサやや優位の試合展開」を示すものでした。
本日、監督より、起用選手を告知され、明日早々に、現地入り移動となる所で、次戦の試合展開・戦術・メンバーを予想します。
1.戦術と試合展開
戦術と試合展開は、一体不可分で、互いに相関し合います。
ミシャ戦術;
「ミシャ戦術=連携力・連係プレーの究極スタイル」との考え方です。
ミシャサッカー=「パスサッカー」と定義されますが、その「連続パス交換」の前提条件こそが、「連携力」です。
具体例で説明しますと、
未だ個々の力が優秀まででは無いA選手が、攻撃で敵陣を突破するための方法です。優秀ならば、高速・ハイテクニツクドリブルでの「ごぼう抜き突破」や、強靭な体幹で「弾き飛ばし突破」となるところ、非力なA選手は、複数選手との連携に勝負を掛けます。相手チェックの前に、B選手へパス、同じく非力なB選手も同様、相手チェックやスペースカバーの前に、C選手へパス、そこに、フリーで飛び込むA選手がパスを受けて、相手守備陣を突破・置き去りとする、との方法で、これなら、非力なA・B・C選手で、優秀選手と同じか、上回るプレイを出来ます。
ミシャ戦術こそ、非力選手のチームで、積極攻勢を仕掛けられる方法
「個々の力」では、C大阪に劣後しますが、「連携力の高い組織プレーを実践する選手構成」により、チーム力では、C大阪を凌駕するもので、前広島戦での試合データに手証明されたものです。
具体的戦術は、
基本システム【3-4-2-1】を軸に、
①攻撃的サッカー・守備にリスクを掛けてまで行う「攻撃型サッカー」
②GK・DFからパスを繋ぐ「モダンサッカー」
③オシムと同じコンセプト「考えて走るサッカー」
④「仕事」との表現の「相手に合わせた守備的サッカー」も使用
【特殊型戦術】
⑤「可変DFライン」・・登録はDF3人・3バック、状況により2バック・4バック・5バックとDFライン枚数が可変。DFライン構成ポジションも可変。--「考えて走るサッカー」を選手が消化し、選手間コミュニケーションの中で、発見・産出の戦術
⑥「5トップ」・・登録は1トップ・2シャドー、攻撃時は、+両サイドWG=5人。--ミシャアイデア+選手間コミュニケーションで産まれた戦術。
⑦ミシャ戦術への決定的な対抗戦術は未だ発見できていません。Jリーグに登場してから、11年間となり未だ「リーグに莫大な影響を与え続けている」優秀な戦術。
C大阪のシステムは、昨シーズン当初【4-2-3-1】を中断期以降【4-4-2】のオーソドックススタイルにシステム変更し、今シーズンも同システム。 ミシャ戦術との相性は、「良好・戦術効果フル発揮」となるシステムです。
結果、ボール支配率は「60%」超で、コンサ試合コントロール時間帯が多くなり、試合全般コントロールを掴む事となります。
解説者平川コメントに、「C大阪戦は支配率を握られる」との記載がありましたが、外れで、前試合も、42%とボール支配の意図はなく、カウンター狙いの「リアクションサッカー」の実戦内容でした。
ユジョンファン・C大阪は、実は「守備バランスのリアクション傾向の強いチーム」へ進んでいます。
試合展開は、
試合開始~15分 コンサの速く・多彩な長短パスで、攻勢時間帯
C大阪守備陣のギャップ・マークずれを突き、
先制点獲得
~30分 コンサ攻勢継続、チャンス多数
~45分 終了間際、C大阪集中時間帯となり、カウンター
前半戦 【 1-0 】
後半開始~60分 C大阪集中度・走量UPし攻勢時間帯、
スルーパスから失点【 1-1 】
60分 前線2選手交代、活性化
~75分 コンサ攻勢復活、
派生セットプレイで決勝点獲得【 2-1 】
75分 1選手交代、運動量復活
~85分 コンサ攻勢継続、攻勢時間帯
~90分 C大阪集中度UP・逆襲攻勢、
コンサ守備集中
【 2-1 】激闘の勝利獲得
との展開を予想します。
2.メンバー
前試合メンバーが中軸で、経験値累積・連携組織力UPを図り、前試合以上パフォーマンスを展開させる。
ジェイ
ヘイス 三好
菅 宮沢 兵藤 駒井
福森 ミンテ 進藤
ソンユン
SUB 菅野
石川 60分 ⇔ 菅
小野
宮吉 75分 ⇔ ジェイ
早坂
都倉 60分 ⇔ ヘイス
チャナティップ
※深井は、走行距離・スプリント数ともに、大幅不足で、
フィジカルアップ後に再トライ。
その枠に「宮吉」起用 です。
以上 予想でした。
十分、C大阪を凌駕する組織・連携チーム力となる選手ですね。
2018年02月27日
ミシャ流週間スケジュールを確認です。
驚く日程設定により修正された「(先週進行)基本週間スケジュール」を次戦金曜開催との変則日程に修正。
土曜(金.日) ・J1リーグ戦
・リーグ戦未起用選手;試合形式練習
日曜 ・リカバリー、試合分析・評価
・リーグ戦未起用選手、TG
月曜 ・オフ日
火曜 ・次戦候補メンバー発表__
・次戦分析・対策 対策トレーニング
水曜 ・選手毎必要課題の自主練習
・試合形式トレーニング その後、
・次戦メンバー前々日移動
木曜 ・開催地で 次戦メンバー前日練習
・未起用選手;課題トレーニング
金曜 ・未起用選手;試合形式トレーニング
・リーグ戦起用選手、直前コンディション調整
・J1リーグ戦
という事で、本日は、
次戦の起用候補選手の発表と、次戦対策、対策トレーニングを、AチームvsBチームの試合形式で行った所でしょう。
そこで、チーム日程と合わせて、
開幕戦のデータがリリースされており「試合内容確認」と、「次戦相手C大阪のチーム確認」をしてみます。
1.開幕・広島戦試合データ
コンサの個別データとリーグ順位・比較で点検です。
「攻撃」①得点 0 ・・リーグ12位(リーグ平均0.8点)
②シュート数 16(速報14から増加)・・リーグ3位(平均12.8)
③内、枠内 3 ・・リーグ8位(平均3.8本)
④決定率 0% ・・リーグ12位(平均6.4%)
⑤パス数 564 ・・リーグ5位(平均495)
⑥同成功率 79.1% ・・リーグ6位(平均71.5%)
⑦クロス数 23 ・・リーグ2位(平均16.6)
⑧同成功率 39.1%・・リーグ2位(平均21%)
⑨FK数 14 ・・リーグ11位(平均15.5)
⑩CK数 5 ・・リーグ8位(平均5.3)
「守備」⑪失点 1 ・・リーグ6位(平均1)
⑫被シュート数 15 ・・リーグ14位(平均12.3)
⑬被決定率 6.7% ・・リーグ8位(平均8.1)
⑭タックル数 13 ・・リーグ17位(平均22.9)
⑮クリア数 11 ・・リーグ17位(平均24.9)
⑯インターセプト 5 ・・リーグ1位(平均2.1)
「全体」⑰支配率 58.8% ・・リーグ4位(平均50%)
⑱走行距離 117km ・・リーグ5位(平均114km)
⑲スプリント数 154 ・・リーグ16位(平均169)
リーグ水準より高い項目に下線を引きました。
昨シーズンも同比較をしましたが驚くほど、多数項目がリーグを超えています!
昨シーズンは、クロス項目の一項目しかありませんでした。しかし、今シーズンは、驚きの11項目で、全19項目の6割近くが、ストロングポイント化とのデータですね。
特筆は、
〇シュート数=チャンス回数の多さで、課題の決定力が上昇すると、ゴール量産を表しています。
〇もう一点が、タックルとクリアの少なさで、パスサッカー戦術から、予想されるものですが、その前に、相手攻撃回数の少なさを表わすデータです。つまり、コンサミシャ戦術による積極攻撃型サッカーは、攻撃時間帯とボール支配率を上昇させ、その結果、物理的に、守備時間帯と相手ボール時間を短縮させるのですね。当然の結果として、相手攻撃時間減少=コンサ守備時間帯減少で、攻められる機会減少により、そもそも、タックル・クリアを大幅に減らした数値なんですね。更に、インターセプト数は、リーグ断トツの1位で、DF陣、ボランチ陣のストロングポイントてなっていました。
理論上は、理解していた筈ですが、この様に、数値に明確に表れ、あらためて、戦術の優秀さに感動ものです。
皆様、いかがですか?! 驚異的な数値が羅列され、優秀さを再認識される方も多い事と思います。
ちなみに、対戦相手「広島」の特徴的データも少しだけ見てみましょう。
羅列すると、
シュート数4位、同枠内数1位、しかし、決定率9位、昨年ベスト3だったパス数16位と大幅減少、成功率も15位と精度まで欠くもの、クロス成功率1位で変わらず高精度、被シュート数16位はコンサが相手で損したもの、支配率15位昨年高率が一転リーグ最低ランク、走行距離10位・スプリント数17位で運動量も大きく低下、と昨年比大幅低下項目が多数で、ストロングポイントが多数減少し、チーム戦力低下を示すものでした。
コンサの決定力の低さと戦術実践へのエンジンが後半戦から本格稼働との遅れがあり、辛うじて勝利獲得との実態が見えて来ます。
前試合内容をデータから見ると、「圧倒的にコンサ優位」で大きなチーム戦力差を表すものでした。
2.次戦「C大阪」チーム点検
同様に、前試合データがリリースされており、記載しておきます。コンサと比較して頂くと、驚きの内容が浮かび上がって来ます。
「攻撃」 C大阪 コンサ 勝負対比
①得点 2点リーグ2位 0点リーグ12位 🔴
②シュート数14本 6位 16本 3位 〇
③同、枠内数 5本 3位 3位 8位 🔴
④決定率 14.3% 4位 0% 12位 🔴
⑤パス数 362本 14位 564本 5位 ◎
⑥成功率 61.0%17位 79.1% 6位 ◎
⑦クロス数 17本 8位 23本 2位 ◎
⑧成功率 5.9%17位 39.1% 1位 ◎
⑨FK数 15本 9位 14本 11位 △
⑩CK数 8本 2位 5本 8位 △
「守備」
⑪失点 1点リーグ6位 1点 6位 △
⑫被シュート数 17本 17位 15本 14位 △
⑬被決定率 5.9% 7位 6.7% 8位 △
⑭タックル 22回 10位 13回 17位 ◎
⑮クリア数 23回 10位 11回 17位 ◎
⑯インターセプト 3回 3位 5回 1位 〇
「全体」
⑰支配率 42% 14位 58.8% 4位 ◎
⑱走行距離 117km 5位 117km 5位 △
⑲スプリント数 213回 1回 154回 16位 🔴
データ値から明らかとなる、昨シーズンの2冠王C大阪との戦力差は、
コンサ劣後・・4項目で、決定力を軸とする得点・枠内・決定率と、スプリント力のみ。
コンサ優位・・7項目で、チャンスメイクとチャンス回数の攻撃項目、
守備回数項目、支配率で攻守全般
優劣無く互角・・5項目、セットプレー回数、GK項目、走行距離。
≪攻守全般で、コンサのチャンスメイクが勝り、ややコンサ優勢の中、ボール支配・攻撃時間帯多く、試合展開をコンサがコントロールする≫とのデータです。
各ポジションでは、苛烈なマッチアップが展開されますが、C大阪とは異なり、コンサには、チーム全体で、パスコントロール・パス交換と、高いポジションでの緊密ブロック守備を基にした組織力があり、「個vs個」の闘いを超えた「C大阪個VSコンサ組織」のサッカー戦となるもの。
そもそも、C大阪のチームカラーは、リーグNo.1の「個人プレー」主体チームで、突出した「個・選手」の力による突破を主軸にチーム構成していました。
ところが、従来監督の同一カラーから、異質の監督選択で、現ユンジョンファン監督を選択し、パスサッカーではあるが運動量重視の組織戦術を持ち味とする監督としました。しかし、C大阪のチームカラーは、C大阪選手在籍時代から熟知し、鳥栖監督の様な戦術大転換は不能との事で、独自の「個」と「組織」の併用型を目指し、成果も二冠チャンプチームとして現実となってきた所です。しかし、チームカラー=選手カラーで、簡易・短時間で変わる事は不可能で、未だに、ユン監督の目指す像とはかけ離れた戦術・プレイが多く、実際、「個の闘い重視」のプレーはしばしば、随所に出現しています。
「個の力」重視のサッカー環境では、試合起用、ポジションを獲得するために、「個々の選手の力」は上昇させる意識・志向が、選手に強く、結果、名選手・代表選手の出現が多いチームとなっています。しかし、以前も記載した通り、「戦術」は、「選手個々の力」を100%・120%とし、チーム力として、アップさせる手段です。そんな戦術を駆使して、J1リーグを勝ち抜き、上位進出を狙うのがコンサ流です。
「選手個々の単純総和では劣後」が客観評価ですが、「戦術」を駆使し、「組織・チーム力✖150%(ミシャ戦術)」で、C大阪を打破できる状態が出来上がり、更に、成長・上昇しつつある!という事ですね。
十二分に、試合勝負・勝利獲得は可能な対戦相手、との結論。
以上 2つの確認でした。
2018年02月26日
本日、
リーグ起用選手は、日曜リカバリー+本日オフで1.5日
未起用選手は、日曜テストマッチあるも、本日オフで1日との差がつけられています。
オフ時間数も、しっかり計算され、全員一律形式は「悪平等」として変更され、「選手毎疲労データによる客観的管理」による設定、とされています。
どんな詳細な点も、「チーム力に直結」する事項として、見過ごされていません。ここまで徹底すべきもの、とあらためて勉強・認識させられますね。・・ほんとに何から何まで、凄い!が続きます。
さて、J1リーグ第1節が全試合スタートし2018シーズンが開始です。
残念ながら、コンサは≪3年連続開幕戦敗戦≫の結果、しかし、勝負には負けるも、試合内容には勝ったもの、との評価が多く、相半ばのスタートでした。
月曜時点では、未だ試合詳細データは未公開ですが、
概要データでも、注目点があります。
広島戦の反省点も明らかとなるもので、確認してみましょう。
1.概要データ
開幕戦の全チームデータで、
①シュート数
1位 順位6位 横浜FM シュート16本
2位 16 コンサ 14本(枠内8本;57.1%)
3位 16 柏 12
6 神戸 12
4 広島 12
15 長崎 12
7位 14 G大阪 11
6 C大阪 11
9位 12 清水 9
2 名古屋 9
11位 1 川崎 8
3 湘南 8
18 磐田 8
14位 12 鹿島 7
6 浦和 7
16位 4 仙台 6
6 F東京 6
6 鳥栖 6
※シュート数は、「チャンス数に比例」し、攻撃力=攻撃回数を表しています。
※リーグ平均数 9.7本 でした。
②シュート決定率
1位 順位1位 川崎 決定率 37.5%
2位 2 名古屋 33.3%
3位 3 湘南 25.0%
4位 14 G大阪 18.2%
5位 4 仙台 16.7%
6 F東京 16.7%
6 鳥栖 16.7%
8位 6 浦和 14.3%
9位 6 C大阪 9.1%
10位 6 神戸 8.3%
4 広島 8.3%
15 長崎 8.3%
13位 6 横浜FM 6.3%
14位 16 札幌 0%
16 柏 0%
12 清水 0%
18 磐田 0%
12 鹿島 0%
※完全に、決定率とリーグ順位が連動しています。
※リーグ平均 決定率 10.9%
③運動量とスプリント数
〔運動量〕
1位 順位6位 鳥栖 走行距離119km スプリント163回9位
2位 6 横浜FM 118 204 3位
15 長崎 118 213 1位
2 名古屋 118 190 4位
5位 16 コンサ 117 154 16位
6 神戸 117 163 9位
6 C大阪 117 213 1位
8位 3 湘南 116 189 5位
9位 12 清水 115 156 15位
10位 4 広島 114 146 17位
14 G大阪 114 165 8位
18 磐田 114 163 9位
6 F東京 114 157 13位
14位 4 仙台 112 169 7位
15位 12 鹿島 111 157 13位
16位 1 川崎 110 181 6位
6 浦和 110 130 18位
18位 16 柏 108 163 9位
※リーグ平均は、走行距離114km、スプリント数170回
※例外(川崎・仙台)はあるも、上位チームは、運動量、特にスプリント数上位。
2.コンサについて
①シュート数
リーグ2位・更に、枠内率57%は、チャンス機会の多さを表し、ミシャ戦術の優秀さを証明しました。昨シーズンの弱点の一つが、解消されたとの成長・進化です。起用選手がそれこそ有効に機能した事をも証明したのですね。起用選手は、当面、連続起用最有力となったものです。
②シュート決定率
試合結果・リーグ順位に直結原因が、この決定率で、昨シーズン弱点のもう一つ課題が大課題、との証明ともなりました。
「枠内シュート」が60%近くに拘わらず、低決定率は、「シュートの質」の問題で、「意識・認識」問題とも言えます。
再三記載していますが、「ゴール枠内では甘く、ゴールのターゲットそこを意識したそこへのピンポイントシュート」「明確なシュートイメージに乗せるシュート」の問題で、ミシャが、チームトレーニングとせず、個人トレーニングとしている理由ですね。
≪どんなに言っても治らず、自分でしっかり自覚し、自ら直すしか、改善は起きない≫との方法論という事でしょうか。
Jリーグ全体の課題でもあり、そもそも日本の育成時代の練習そのものにある、という事ですが...
③走行距離・スプリント
ミシャ戦術のキーポイントが、走行距離・スプリント数ですが、ここは、ミシャ戦術実践度は未だ低い項目が残っている事を証明しました。
走行距離5位117kmは、ギリギリOKレベル下限レベルとなりましたが、スプリント数は、全然駄目ですね。スプリント回数は、16位、リーグ平均17回にも△16回と達せず、
特定選手が低レベルでした。
起用選手のスプリント状況で、スプリント頻度(回数)です。
1位 SH石川 スプリント頻度2.8分 (11回)
2位 SH菅 2.9分 (20回)
3位 FWヘイス 3.1分 ( 6回)
4位 FW三好 4.0分 (22回)
5位 FWチャナティップ 4.4分 (16回)
6位 SH駒井 6.0分 (15回)
7位 CFジェイ 6.4分 (14回)
8位 DMF宮澤 7.5分 (12回)
9位 CBミンテ 8.1分 (11回)
10位 DMF小野 9.5分 ( 2回)
11位 CB進藤 10.0分 ( 9回)
CB福森 10.0分 ( 9回)
13位 DMF深井 23.6分 ( 3回)
14位 GKソンユン 90.0分 ( 1回)
1位~4位 石川・菅は、左サイド攻撃バランスの源泉、
三好・ヘイスは、チャンスメイクの源泉で大合格点です。
5位~9位 やや物足りませんが、次戦以降のアップが期待でき、〇。
問題は、
10位~13位の4選手です。
・小野はほとんどスプリントは無理で、その前提での起用でしょう。稲本との差です。
・また、CBの進藤・福森は、特に前半戦の慎重なプレイ=スプリントせず、ポジション・スペースのカバーを最優先としたスタイルという事ですが、より積極的に、ポジションもアップさせることがポイントで、
試合後の駒井コメント「試合課題点は、前半、ボランチがDFラインに吸収された事で、広島のボール廻し、失点を許したもの。後半は、ボランチも本来位置に戻り、リスクスペースもなくなり、コンサのコントロールとなった」とありましたが、その理由が、DFラインの低さで、その原因が、慎重なDFライン設定で、ミシャコメントも同指摘でした。それを表すデータが、スプリント数の少なさ、という事になる訳です。
ミシャ戦術の通り、適正にDFラインを上昇させ、当然、スプリント数も増加させる事です。
・最大の課題選手が≪深井≫という事が、ここに証明されてしまいました。
パフォーマンス、運動量、特に、ストロングポイントの筈の「ボール奪取力」には「スプリント数」が源泉ですが、チーム最低の「頻度と回数」で、ボランチとしては、不合格・失格数値としか言えません。リハビリ後、直ちの起用は、時期尚早、かなりの無理、で、チーム戦術の実践度を低下させているものです。=どうでしょう?= 少なくとも、チーム最高値となる筈の選手が、チーム最低値の状態は、深井本人の苦悩にもなり、考え物ですね。
以上 概要データに、コンサの課題と成果が出ています。明確な課題ですので、早期改善は可能ですね。
2018年02月25日
Bチームの 活性化、夜明けは、未だまだ程遠い。
鹿児島ユナイテッドFC相手に、【 1ー 4 】の大敗。
先週、北九州相手に、【 0-0 】で、その時の言い訳、理由が、ハードトレーニングの疲労でしたが、
今回も、同じ理由とする気でしょうか。
フィジカルコンディション原因は、前回時点でも、全く通用しない理由で、本当の理由では無かった、と証明されてしまいました。
本当の理由、原因は、「意識・認識の問題」としか捉え様が無い、ですね。
この惨憺たる事態と、Aチームの土曜戦のクオリティの高さを突き付けられ、もう、自己の存在の危うさ、深刻な状況を思い知る事しかない状態。
今頃になって、自己の取り組みの甘さを思い知る事となった訳。
現在、
チームは、クオリティ、レベルで、二分された事態。
さすがにミシャも、ここまで、差が拡大する事態は想定外で、緊急対策の必要性を感じています。
しかし、この過程、事態も、シーズン全体や、コンサの歴史の観点ぐらいから見ると、必要なステップだったのだと思います。
未だに、ミシャ戦術への不安や疑義が話題に上がりますが、コンサは、ミシャに、その運命と未来を預け、激しく、ハイスピードで進行し、既に、それ以前のコンサは、過去の物に変わってしまっています。
今回事態は、選手個々での覚悟を、問われた事で、少し立ち遅れた選手が意外に多くになってしまった、という事ですね。
シーズン中断期には完全解消となり、実際は、かなり早く5節辺り位迄に、Aチームレベル到達が条件でしよう。そこで、脱落選手は、チーム外への方向が出始めそうと予測されます。
あと4節=1ヵ月です。
当面は、Aチームメンバーで、リーグ戦。
2週間後のルヴァンカップは、Bチームの改善志向選手で回します。
日曜TGも、別意味で、注目です!
2018年02月24日
残念ですね~!
≪得点まであと少しなのに、その一歩が届かず敗戦≫、本当に惜しかった!!
しかし、【 0-1 】の敗戦結果も大きいですが、1/34で、シーズンのスタートダッシュを意図するなら、大問題ですが、
2018シーズンのコンサは、順位・勝敗に重点を傾斜するのは、シーズン中断頃で、スタート5巡までは、「試合内容・質」を問い、「戦績とバランスをとる」=「5分の戦績」程度で十分とのシーズン展開です。
その観点から、本日開幕戦は、「試合内容はコンサ、試合結果は広島」との評価で、ミシャにとっては、結果は不満足なるも、試合内容は満足で、特に「良否・善悪が明確となった」点が大きな成果との認識です。
監督就任し、喉から手が出る程、「勝利」との結果が欲しかった城福広島新監督とは、試合目的が異なり、客観的には、広島の試合内容では、次戦以降「かなり苦戦必至」との内容、逆に、コンサの試合内容は、次戦以降「勝利獲得は十分可能」との評価となったものでしょう。
試合内容を少し確認してみます。
①スタッツを確認してみます。
コンサ vs 広島
前半戦 58% 支配率 42%
55.6km 走行距離 55.6km
2本 シュート 11本
1本 内、枠内 3本
296本 バス数 209本
82% 同成功率 78%
1本 CK 6本
11本 ファウル 7本
後半戦 57% 支配率 43%
117km 走行距離 114km
14本 シュート 15本
(12) (4) (後半のみ)
8本 内、枠内 7本
(7) (4) ( 同 )
604本 パス数 402本
(308) (193) ( 同 )
82% 同成功率 72%
5本 CK 7本
20本 ファウル 10本
※シュート多数本で、枠内シュートは57%の高率
※後半は、支配率・パス数・シュート数・枠内数と圧倒していた事を
証明する数値です。
同時に、観戦していて、コンサのミシャ戦術での相手ゴール前の得点チャンス機会を計算しました。
前半戦 6回 ・・内 2回シュート実現(シュート率 33%)
後半戦 12回 ・・内12回シュート実現(シュート率100%)
凄い数値です。
前半戦もチャンスメイクは出来ましたが、シュートまで到達は1/3。
ところが、
後半戦はチャンスメイクが炸裂し、2倍のチャンス到来となり、
更に凄まじいのが、全チャンスをシュートまで到達の100%。
実際、広島はカウンターは複数回ありましたが、
ほとんどは自陣に深く引き、ボール支配・試合展開もコンサに渡すもの。
その理由が、コンサのミシャ戦術「多彩なパス連続交換」に対抗できず、
ブロック陣形による守備しかなくなったものでした。
まるで、昨シーズンのコンサ守備陣の様でしたね。
昨年までのコンサでは、堅守のブロック守備を敷かれた場合、
放り込みとサイドクロス放り込みしか攻撃パターンが無く、
得点チャンスメイクは苦手そのもので、成すすべ無し状態にしばしば
陥りました。
しかし、本日のコンサは、12回の得点チャンスを創出し、その全てを
シュートに繋げた訳です。驚異的な変化で、相手広島選手がビビるのも
当然とものでした。
試合内容は、ミシャの想定通りに進行したという事です。
但し、最後の課題が、「シュート決定力」でした。
この課題は、キャンプ・トレーニングでも、本格取り組みまで達しておらず、案の定、開幕戦で露呈・現実化した課題となったものでした。
シュート決定力ある選手の共通特徴は、
「シュートの瞬間、シュート弾道イメージが明確に見え、
その弾道に乗せるように、シュートする」というものと聞きます。
「シュート決定力」課題は、
その「シュート弾道イメージ」がハッキリみえるか、で、
その意識が希薄な選手は、「運」頼みとなり、
「枠外シュートだらけ」「GKへのパスシュートだらけ」に陥る事
となる訳です。
コンサの選手では、
「ジェイは明確な弾道イメージに乗せるシュート」を打ちますが、
都倉・ヘイスは、時々レベル、
内村もあるが、しばじば、その通りにプレイ出来ない、
三好・宮吉の課題もここで、本人も明確な課題認識です。
この課題の改善は、「得点」に直結するもので、
コンサは、その課題まで到達している事を、
つまり、堅守ブロック守備を相手にしても、
大量の得点チャンスを実現する力を「ミシャ戦術の実践」で、
獲得している、という事です。
次戦 C大阪戦までに「シュート決定力課題」の大幅改善は困難ですが、
改善への端緒は、切れますね。
ここからは、選手間での「シュート決定力獲得競争」です。
ミシャ流の改善が見物とも言えますね。乞うご期待!と行きましょう。
本日の敗戦の結果は、次戦以降のため「貴重なお手本と経験」になりました。
「ミシャ戦術の実践」に大きな自信を【確信】に変え、「明確な直面課題」をしっかり改善する過程を【確かな成長】とし、【気付くと確かな戦績獲得】とするステップ・シーズンのスタートです。
明るい未来=次戦=に向け、雄々しく進撃です!!
試合に出場した全選手、本当に高い意識と闘志で頑張りました。
また、残念ながら、試合起用とならなかった全選手も、次の勝負の順番をしっかり狙うトライ・トレーニングに邁進です。
ミシャ・チームスタッフ・社長も、マアマアのスタートに若干の悔しさと自信ですね。
最後に、全サポーターの皆様、勝利のスタートに、紙一重の内容に、口惜しさはありますが、しっかり、シーズンのサポートを開始さり、大変お疲れ様でした。
全コンサ、ここから、スタートです。
最後に、ミシャコメント「前半は少し慎重な入りとなり、プレイに固さもある中、チャンスメイクは出来、残念ながら、クロスから失点した。しかし、後半は、すっかり固さも取れ、相手を押し込み、チャンスを多数作れた。負けの結果は不満足だが、選手はしっかり闘えた」との内容。
明確に、試合内容に手応えを獲得したものでした。
行くぞ!!コンサ!!
2018年02月23日
いよいよ明日、待ちに待った期待の”2018シーズン開幕 ”です。
試合前日、サポーターの方々を始め、当事者の起用選手、チームスタッフ、残念ながら帯同とはならず熊本待機組選手、それぞれ、期待と緊張感に酔いしれている所でしょう。
しかし、一番心待ちにしていただろう人物は、”ミシャ”です。
その頭の中を、開幕戦前の時点だからこそ、推測・覗いてみたいと思います。
上手く覗けたかは、明日の試合・それ以降のチーム動向で、判定されますが...
1.その前に、ミシャ流週間ルーティーンは、驚きの中、更に修正となりました。今回は「前々日移動・現地練習」との内容です。
通常、どのチームも、特別事情が無い限り(台風等の天候異変等)、前日試合会場入りが、基本日程ですが、ミシャは更にその前日に、現地入りとする、との事。
その理由ですが、日本を熟知しているミシャは、南北に長い日本は「地域毎に大きな天候差」があり、当然「試合環境が大きく違う」点から、実質2日間の現地練習により「コンデイションを現地に合わせる」点を捉えたものと考えられます。本日「ノノラジ」でも、「滞在費が嵩み、昨年はやりたくても出来なかった」との社長コメントもあり、その必要性は認識していたものとの事で、社長とミシャとで、同意見で実施の日程だという事が分かりました。
ミシャの改革はどんどん進んでいきますね。
では、基本週間スケジュールの修正版です。
土曜(金.日) ・J1リーグ戦
・リーグ戦未起用選手;試合形式練習
日曜 ・リカバリー、試合分析・評価
・リーグ戦未起用選手、TG
月曜 ・オフ日
火曜 ・ 次戦候補メンバー発表
・ 次戦分析・対策 対策トレーニング
水曜 ・ 次戦対策トレーニング.コンディション調整
・ 選手毎必要課題の自主練習
木曜 ・試合形式トレーニング その後、
・次戦メンバー前々日移動
金曜 ・開催地で 次戦メンバー前日練習
・未起用選手;課題トレーニング
全体が明らかになり、あらためて見ても、本当に特別な驚きの日程ですね。
2.ミシャの頭の中を覗いてみよう...
ミシャは、試合を前にした心境を、
【既にする可き事は終え、あとは試合を楽しむだけ】と常々コメントしています。
①戦術について
ミシャ戦術が焦点となっていますが、
本来、戦術とは、現状値を上昇するための道具です。
つまり、選手個々の力だけでのチーム戦力が出発点ですが、
「戦術」により、そのチーム力はが、「100%以上」にも、「100%以下」にもなるものです。
そして、優れた戦術は、その倍率が高く、また、従来からのオーソドックス戦術は、その倍率が多数の実戦例により検証・確立されているもの、という事です。
ミシャ戦術も、そんな高倍率を狙う、実績(チーム)数の少ない新興戦術という事になります。しかし、戦術の真髄・中心の考え方が重要ですね。何かと言うと、「ミシャ戦術=連携力・連係プレーの究極スタイル」との考え方です。
ミシャサッカー=「パスサッカー」と定義されますが、その「連続パス交換」の前提条件こそが、「連携力」です。
具体例で説明しますと、
未だ個々の力が優秀まででは無いA選手が、攻撃で敵陣を突破するための方法です。優秀ならば、高速・ハイテクニツクドリブルでの「ごぼう抜き突破」や、強靭な体幹で「弾き飛ばし突破」となるところ、非力なA選手は、複数選手との連携に勝負を掛けます。相手チェックの前に、B選手へパス、同じく非力なB選手も同様、相手チェックやスペースカバーの前に、C選手へパス、そこに、フリーで飛び込むA選手がパスを受けて、相手守備陣を突破・置き去りとする、との方法で、これなら、非力なA・B・C選手で、優秀選手と同じか、上回るプレイを出来ます。
ミシャ戦術こそ、非力選手のチームで、積極攻勢を仕掛けられる方法です。
リーグ低迷の「広島・浦和」を救い、チャンピオンチームにまで上昇させた理由です。
明日開幕戦のメンバーは、そんな「非力選手が中心でCFのみに優秀選手を置くチーム編成」との見方は、うなづけるものです。
ミシャは、そのロジックを信頼し、戦術に忠実・真摯な選手を信頼し、厳しく・激しいキャンプ・トレーニングを信頼し、満足感で試合に臨む心境と推測します。
過去、広島・浦和で、ミシャ時代に活躍した選手の、流失が多発しましたが、その選手の現在値を見ると、その後に「成功選手」は皆無です。それは、ミシャ戦術は、選手個々のクォリティを上げるというより、連携力の上昇によるプレイアップで、それを自覚しないままの「流失」は「自己の非力」を思い知る結果としかならなかった、という事です。
ミシャは、ミシャ戦術は「日本・Jリーグ」でのみ成功・成立の戦術、との認識を強くしているのでは、と推測します。
つまり「日本人固有の 組織・連携力」「約束事の遵守・実践の高さ」が、ミシャ戦術の根幹・絶対条件だからです。
≪ 誰が、どこで、どのプレイをする、ので自分はこのプレイをし、繋ぐ≫です。
②選手起用について
そして、コンサの昨シーズン中核選手が多数「Bチーム・熊本残留組」となった理由と関係し、そのミシャ戦術への「同化」の意思と認識で、素直な若手+必至なジェイ、に対して、昨シーズンの成功・失敗体験が強烈なより優秀な故に「速やか・手のひらを反す戦術転換へのベクトルが弱かった」ベテラン・中堅に、二分された事となりました。
しかし、ミシャの頭脳は、更に「したたか」と想定します。
と言うのも、Bチームを力の高いベテラン・中堅で編成し、YBCルヴァンカップへ起用するという事は、対戦チームは「若手・育成選手が複数となる弱点を持つチーム」であり、≪より勝率は高く望める≫との見通し・目算となります。 そして、遅れた、但し、個々の力は高い、ベテラン・中堅組が、ミシャ戦術の消化を進行させた段階のシーズン中盤までに、逐次合流・起用との展開・見込みではないでしょうか。
Bチームから「反チームの空気」も臭わないのは、小野・稲本の模範だけではなく、シーズン全体の展開も、ミシャから十分説明があり、それなりに浸透しているからと思います。
という事で、明日のミシャも愉しむ試合への選手起用は、想定とスタメンで1名のみ相違で、ほぼ的中となりそうです。
あらためて、 ジェイ
宮吉 三好
菅 宮沢 深井 駒井
福森 ミンテ 進藤
ソンユン
SUB 都倉;Bチームですけど、後半試合決定切り札
チャナティップ
兵藤・早坂・稲本・ヘイス
菅野
と修正します。
開幕、複数得点炸裂で【 3-1 】完勝 でいきましょう。
全員で、サポートです!!
2018年02月21日
驚きました‼️
ミシャの週間ルーティンは、オフ明けの火曜に、次戦メンバーを選別し、対戦対策トレーニングとするのですね。厳しい〜〜!
公式ブログで「控えメンバーを広島の4バックシステムとし対策練習」との記載。
完全に、次戦メンバーへ、対戦対策を集中練習としている=控えメンバーは明らかとされ、起用メンバーへのサポート役となっていました。
前々ブログに標準的な週間ルーティンを記載しましたが、
ミシャに又々意表を突かれ、修正です。
しかし、更に驚愕は続きました。
今日の練習は、コンディション調整を目的に午前中のみとの事でしたが、
その内容が
「ランニング、6VS2の鳥かご、パス練習。その後監督は選手達を呼び、この後のトレーニングは各々自分に足りない練習をするようにと指示。」との公式ブログ。 各選手の問題意識・課題認識が明々白々、一瞬にして判明してしまう内容。なんて狡猾、かつ、計算深く、選手の心をわし掴みの方法でしょう。
どこまで進んでも、その高いクォリティに驚かされ続けます。
先ず、週間ルーティーン修正は、
土曜(金.日) J1リーグ戦
リーグ戦未起用選手;試合形式練習
日曜 リカバリー、試合分析・評価
月曜 オフ日
火曜 次戦候補メンバー発表
次戦分析・対策 対策トレーニング
水曜 次戦対策トレーニング.コンディション調整
選手毎必要課題の自主練習
木曜 次戦対策トレーニング
次戦メンバー調整、完成
金曜 次戦メンバー前日練習、前日移動
未起用選手;課題トレーニング
が、ミシャ流シーズン週間ルーティンの様。
次戦対策トレーニングをメンバーを特定して徹底するスタイル。
勝負師、本領発揮です。
選手からは、Aチーム入りが試合出場への関門、条件でそれに向かって最大努力する選手が、最短候補となるスタイル。
甘い選手は、どんどん取り残される事となるもので、ハードトレーニングに続く、ハードスタイルは強烈な方法ですね。さすがです!
と同時に、自主選択課題練習は、選手毎課題改善とその前の選手問題・課題認識の点検・確認が簡潔に出て来る優れもの。なるほど~!と唸るばかり。
そんな、プレイも意識・認識にも、激烈な試合起用を賭けた練習が続いています。
最新コンデイション状態は明白ではありませんが、チーム全体計画通りに進行させているものとして、開幕戦広島戦の戦術・試合展開・メンバーを予想してみます。
1.戦術
ミシャ戦術で、システム「3-4-2-1」を基本形とし、パスサッカー戦術による積極・攻撃的戦術のアクションサッカー。
ボール支配率は60%越えを意識し、多数回パス交換を軸に、カウンター・サイドアタック・スルーパス・ドリブル突破など多彩な攻撃パターン、DF裏・サイドのスペースの突破とチャンスメイク、DFラインハーフライン近くまで上昇、などポイントは多数となりました。
特徴は、
①攻撃的サッカー・守備にリスクを掛けてまで行う「攻撃型サッカー」
②GK・DFからパスを繋ぐ「モダンサッカー」
③オシムと同じコンセプト「考えて走るサッカー」
④「仕事」との表現の「相手に合わせた守備的サッカー」も使用
【特殊型戦術】
⑤「可変DFライン」・・登録はDF3人・3バック、状況により2バック・4バック・5バックとDFライン枚数が可変。DFライン構成ポジションも可変。--「考えて走るサッカー」を選手が消化し、選手間コミュニケーションの中で、発見・産出の戦術
⑥「5トップ」・・登録は1トップ・2シャドー、攻撃時は、+両サイドWG=5人。--ミシャアイデア+選手間コミュニケーションで産まれた戦術。
⑦ミシャ戦術への決定的な対抗戦術は未だ発見できていません。Jリーグに登場してから、11年間となり未だ「リーグに莫大な影響を与え続けている」優秀な戦術です。
戦術実践度は、未だまだ初歩段階ですが、既に大きくプレイは変化し、消化・実践度は急上昇中。
これに、昨年までのストロングポイント「セットプレーでの攻撃力」を加味したもの。
2.試合展開
積極型の試合展開を目指し、試合直後から攻撃積極化とします。早い時間帯での得点獲得は、更に複数得点獲得への推進力となり、試合全般試合展開の主導権を握り、複数得点差の完全勝利を目指します。
3.起用メンバー想定
Aチーム起用
ジェイ
宮吉 三好
菅 宮澤 小野 駒井
福森 ミンテ 進藤
ソンユン
SUB 菅野
都倉・ヘイス・稲本・横山・早坂・兵藤
以上 こんなところですか。
2018年02月20日
2018シーズン開幕戦の対戦相手広島を知るためチーム点検を行いましょう。
1.現況
〔昨シーズン〕
あと少しで降格寸前まで転落し、最終順位位で終幕。
元々、FW・中盤・DFの大量流失が止まらず、一気に世代交代期となりました。
有力FW流失により、シーズン前の懸念点であったラストパスやクロス、シュートなど最後の局面で精度を欠き、ゴールを奪うことができず、逆にパスミスからのカウンターを止めきれずに失点してしまう場面が増え、思うような結果を残すことができませんでした。そして、勝ち星を逃し続ける内に、プレー内容が消極的になっていく悪循環に陥り、夏場には1対1の守備と強烈な攻撃参加でチームを牽引していたDFの塩谷選手が中東移籍という混乱もあり、前半戦を終えて降格圏に転落するほど低迷。
後半戦は森保監督からヨンソン監督に交代し、守備を重視した現実的な戦いに切り替えたことで徐々に勝ち点を稼ぎ、何とか残留。
〔2018シーズン〕
城福監督に監督を置き換え、世代交代期の混乱の中、若手の育成とチーム中核化とチーム成績を追う事とし、「決定力不足解消」のためは徳島からコンサも競合し競り勝ちの「渡大成」の補強はありましたが成果はリーグ戦次第のギャンブルで、実際は、昨シーズンと同様「工藤・パトリック」となり改善も限定的。同様に、中盤や強いDF獲得も課題でしたが、「青山・森崎和幸・水本・千葉」頼みは変わらず、補強による大幅改善は乏しく、厳しいものでした。
しかし、現選手構成では、前森保監督時代の「ミシャ理由・3-4-2-1」戦術は適合せず、特に前線選手で、機能しておらず、結果、得点不足による敗戦多発となりましたが、
新城福監督は「4-4-2」型システムがメインで、新監督による新戦術が、「豊富な運動量」を軸に、大きくプレイ自体を変化させそうです。
一部の新旧交代は、GKが「林→中林中心」、中盤は「稲垣・吉野恭平」と「青山・森崎和幸」との勝負程度。
2.戦術・試合展開
城福新監督体制となり、昨シーズン後半から「ミシャ式3-4-2-1」からシステムを変更し「攻撃型から守備型へ転換」で、更に今シーズンは、「バランス型」へ再転換し「4-4-2」型となります。
特に「走るサッカー」系列となり、より徹底された「豊富な運動量勝負」を追求するチームとなるものです。
現在の保有選手の特にベテラン中心選手は、「1トップ型」より「2トップ型」の前線、サイドと中央の両方をバランス良く攻撃軸とし、カウンターとパス交換サッカーも並列のスタイルとなります。
コンサの新戦術「3-4-2-1・ミシャ式」とは、同システム・スタイルでの完全マッチアップは無くなりました。「ミシャ式の勝率=相手からは対ミシャ式戦術の実戦効果・結果」は「同スタイル対戦が最も低勝率」でしたが、回避され、コンサにはアドバンテージとなります(ミシャ式先輩の広島に、完璧なミシャ式を実践され、未完全なコンサを凌駕する事態は無くなったという事ですね)。
戦術展開も、以前の広島の、試合開始より積極的に「高ボール支配率で多数回パス交換で、積極的攻撃により、試合コントロール」とのアクションサッカー・試合展開コントロールにて、「複数得点での勝利」パターンは完全に転換し、
攻守バランスを保ち、均衡状態から、相手ミスからのカウンターチャンス、個の力(ドリブル・スルーパス・ロングシュートなど)による打開を契機に攻撃し、得点獲得で「失点防止型得点」での均衡勝利を目指す展開に転換しています。
3.選手・スタメン想定
基本スタメン・有力SUB選手を確認してみます。
色々とコンデイション等によってもあるでしょうが、代表例を
工藤 パトリック
柏 フェリペ・シウバ
森崎 青山
和田 水本 千葉 丹羽
中林
SUB 林(GK)・渡大生(FW)・柴咲晃成(MF)・
稲垣(MF)・川辺(MF)・馬渡(MF・SB)
スタメンは、ベテラン層多数で「走るサッカー」での消耗・コンディションが、
SUBは、小粒選手ばかりで、特にFW陣が希薄。
取り敢えず、シーズン途中中断までも保たない希薄な選手層で、シーズン途中での「選手補強」必須ですね。しかし、もろ刃の刃で、それが、戦術共通化を破壊・停滞させたり、各選手の能力(発揮)不足、連携低下となると、一気にダウンしそうです。
貧弱なチーム戦略により、「優秀・チーム中軸選手流失」が全ての原因でしたが、もう遅過ぎ、チームは崩壊し、若手選手との交代期に至るも、試合登場・起用となる有力若手が乏し過ぎ、順調な世代交代は極めて困難、の現状。
以上 次戦開幕戦対戦チーム「広島」の点検でした。
2018年02月19日
コンサは、定例シーズンスケジュールに乗せ、本日オフ日です。
本ブログも、2018シーズン開始と致します。
~ミシャによる進化~を㉓回にわたり、チームへの浸透~チーム変化~チーム進化を確認して参りましたが、
ここからは、その進化を継続追求しつつ、成果・変革・成長を試合で証明するシーズンの開始ですね。
シーズンIN段階初回ブログとして、
いくつかの基本事項とコンサの現況を確認しましょう。
1.定例シーズンスケジュール
基本となる定例週間スケジュールは、
土(金・日)・J1リーグ試合
・未起用選手;トレーニング
日 ・試合起用選手;リカバリートレーニング(RT)
・未起用選手;練習試合
月 ・完全オフ日 =本日=
火 ・前試合評価・課題確認
・課題トレーニング
水 ・次試合チーム分析・対策
・対策トレーニング
木 ・次試合選手選考試合形式練習(TG)
・対策トレーニング
金 ・次試合起用選手;直前練習~前日移動
・未起用選手;試合形式練習
しかし、リーグ戦開幕3週目で、YBCルヴァンカップが2週連続の水曜日程となります。つまり、今週第1節、来週第2節(変則金曜日開催)と基本スケジュールで進行しますが、3週目から基本スケジュールが崩れ、
土(金・日)・J1リーグ試合
・リーグ戦未起用選手;練習試合
日 ・リーグ戦試合起用選手;リカバリートレーニング(RT)
・リーグ戦未起用選手;トレーニング
月 ・前試合評価・課題確認
・YBC次試合チーム分析・対策
・対策トレーニング
・YBC戦起用選手選択試合形式練習
火 ・YBC戦起用選手;直前練習~前日移動
・リーグ戦次試合チーム分析・対策
・対策練習
水 ・リーグ戦次試合選手選考試合形式練習(TG)
・対策トレーニング
・YBC戦起用選手;リカバリートレーニング
木 ・リーグ戦次試合選手選考試合形式練習(TG)
・対策トレーニング
金 ・次試合起用選手;直前練習
・未起用選手;試合形式練習 となります。
変化となるポイントは 、
①オフ日消滅
②リーグ戦~中3(4)日間~YBC戦~中3日間~リーグ戦の試合間隔。
ここから、チームは、
〇リーグ戦・・Aチーム
〇YBC戦・・Bチーム
のターンオーバー型・2チーム編成とすれば、
選手のコンデイションリカバリーを確保出来る「1週間単位」の日程にする事が出来る訳で、コンサもこの2チーム・ターンオーバー型で乗り切るものと想定されます。
2.コンサ現況=AチームとBチーム=
前記のとおり、シーズン展開のためにも、ほとんどのチームの試合方針となる、YBC戦グループステージ5月16日対清水ホーム戦まで、Aチーム・Bチームの2チーム編成が必要となります。
ルヴァンカップ・YBC戦は、大会規定「21歳以下選手1名以上先発起用」となり、昨シーズンは「菅・進藤」の起用で対応しましたが、進藤は22歳で枠外となり、仮に、菅選手をリーグ戦要員とするなら、別選手の先発起用が必要となります(菅・藤村・三好が21歳以下の対象ですが、藤村選手辺りが最有力ですね)。
コンサの現況は、
土曜北九州戦
日曜練習試合 に候補者が振り分けられ、実戦テストとなりました。
選手は、特別扱い選手などあり得ない程徹底したハードトレーニングを、全選手同一負荷で進行していました。
しかし、土曜北九州戦に起用選手の試合後コメントは「最悪のコンディションで身体が動かず、想定プレーが出来なかったもので、回復すれば大丈夫」との内容でした。
同時に、
日曜練習試合に起用選手は、ミシャコメント「想定通り戦術展開が順調に発揮され良好状態」との内容のパフォーマンス。こちらの選手は一転して「最悪のコンディション」ではなかつたのでしょうか。
どちらも、選手コンディションは同一状態が順当な見方ですね。
土曜北九州戦は、明らかに、日曜練習試合と、著しいパフォーマンス低下があったもの、という事で、試合起用選手の差が原因の核心です。
そこからは、
土曜北九州戦起用選手は「Bチーム」
日曜練習試合起用選手が「Aチーム」という事でしょう。
土曜北九州戦の起用選手全員が「Bチーム」とは言い切れず、「Aチーム」候補選手も4選手程度はあり得るもの、との確認を前々回ブログで致しました。
Bチームは、前シーズンの中心選手が多い事が残念です。意識変革の課題は「ベテラン」程、困難・長時間必要となり勝ちですが、各選手、「ミシャによる自己変革・変身」への信頼度・確信度の勝負で、負けないで欲しいものです。(都倉・・心配です。気持ちの甘さが出て来たような。今日のオフ日を楽しむ時間があれば、、、、)
3.コンサ現況= 戦術消化度=Aチーム戦力レベル
全チームでは、社長コメント「仕上がり具合、理想対比で20%」の厳しい現況で、その内訳は、コンディション作り-65%、戦術理解・実践度-20%という事ですね。
しかし、Aチームだけに限定すると、
コンディション-65%、戦術理解・実践度-65%まで到達していると観えます。あと3日間で、コンデイション-80%台までアップし、Aチーム限定の戦術ブラッシュアップを取れば、戦術理解・実践度-75%までアップしそうです。
ミシャ流のシーズン内週間トレーニングも見物ですね。
前記基本スケジュールの中、グループ分けのトレーニングがあれば、その過程・進行となります。
以上 シーズン開幕の初回ブログのスタートでした。
2018年02月17日
満を持して皆さん期待のキャンプ最終実戦練習試合「北九州戦」は、肩すかしの試合となりました。
ミシャ監督は、開幕戦のテスト試合として、開幕戦起用選手のテストとの、多くの想定を見事に(?)外し、Bチーム(第二チーム)のスタメン・起用試合と致しました。
試合内容・結果が証明する様に、Bチームレベルは、「ノノラジ」で社長コメント通り、「20%程度しかない仕上がり具合」でした。
起用選手は、 都倉
内村 ヘイス
ジュリーニョ 小野 兵藤 白井
石川 稲本 早坂
菅野
兵藤→藤村(ボランチへ)
白井→横山(RCBへ)早坂(RSHへ)
石川→田中(LCBへ)
内村→宮吉(Lシャドーへ) の14名。
戦術理解・実践度に問題プレイが多数で、チーム統一戦術実践には程遠いもの。 矢張り、Bチームは、中々戦術習得・個々選手変化改良は簡単には進まない選手と、証明されてしまいました。
こんなに出遅れ・変化立ち遅れの選手が多いとは思っていませんでしたので、大ショックです。
ミシャの本試合の狙いは「トップチームに入れられる選手の確認」だったのですね。しかし、それに合格・当選の選手は、極僅かしかいないとの結果となってしまいました。
各選手プレイにコメントしてみます。・・
〔前線〕総崩れの評価にしかなりません。大変危惧するところです。
× 都倉・・CFポジションの重要な役割は、ボールの引き出し役・相手ブロック陣崩し・チャンスでの得点の3点です。本日都倉は、3点共に全く機能していませんでした。例えば、激しいアップダウンによるDF陣の引っ張り廻しによりる「スペース・ギャップ作り」は全くありません。また、ジェイの様に、2・3列目までダウンしボール廻しに参加の工夫プレイも一回もなく、ボーと「その辺ポジション」のボヤケたポジションに立っているのみ。心無く(嫌々)サイドスペースに横滑り程度しか無く、「5トップ」戦術の理解不足を露呈していました。更に、最後に残る「決定力」役も、決定機をシュート回避、気合抜けのシュートでチャンスを喪失させました。 プレイがそのままなら、先発は当面想定し難いです。
× 内村・・激しく動き回るプレイは良い筈ですが、ボールコントロールとプレイ判断が遅過ぎ相手のチェックからボール喪失が多発しました。また、シュートチャンスにパス選択し、それが全てミスパスとなり、矢張りプレイ選択・判断が全く合っていません。
△ ヘイス・・戦術理解は都倉・内村よりも高いですが、その2人のプレイ・ポジショニングが不適で、連動したパス交換等、困難でした。また、シュートタイミングが遅い欠点が今日も出ていました。
△ 宮吉・・シュート力が問題です。戦術理解・実践力もそこそこまで到達していますが、シュートチャンスでのシュート力の甘さ・シュート回避があります。
【戦術実践で最大の問題点が、中盤→前線のパス交換の低成功率】でした。
本日試合では、ミシャのパスサッカー戦術に則り、
GK・DF~ボランチ・中盤のパス交換(ショートパスでのビルドアップ)は合格レベルに到達していました。
問題は、そのボランチ・中盤~前線のパス交換です。
パス交換は、
< 強い縦パスで前線へパス >
その瞬間、前線選手は、~素早いプレイ判断~ で、
①サイドへ展開パス
②ボランチ・中盤へ戻しパス
③そこからドリブル・シュート を選択しますが、
本日は、その全てがプレーになっていませんでした。
①は「サイド選手のポジションアップ=上がり具合」によりますが、
本日、1本もありません。(ジェイ・三好・宮吉なら可能プレイ)
②は最大の問題点で、ポストからの戻しパスが、
方向・タイミング・速さでパスミス多発で、
そのまま自陣のボランチ脇を崩す相手へのスルーパスと
なつていました。
この問題点は、以前から再三発生していましたが、
本日の前線起用選手では、全く改善されていません。
失点必至となる重大欠陥ポイントです。
(ジェイ・宮吉・三好は適正プレイを実践しています。)
③はその積極性溢れるプレイがほとんどありませんでした。
モチベーション・闘争心の問題とも観れてしまいますが大問題。
小野・稲本・兵藤から、それでも懲りずに何回もトライが続きましたが、
チーム全体、戦術実践度が停滞した主因が前線選手の出来の悪さでした。
〔サイド〕
△ジュリーニョ・・サイドからのビルドアップ・パス供給役としての起用で、有効パス・5トッププレイも多数回、積極的にプレイし評価出来ますが、守備の穴が大きいです。また、スピード不足が攻撃では、突破力不足、守備では帰陣・対応遅れが多発しました。1試合90分となると失点原因となり、攻撃でのプラス面と合わせると、時間制限起用が適正です。(菅は、攻撃面では、豊富なスタミナによる攻撃回数とスピードによる突破、決定力ではジュリーニョを上回ります。また、守備力も、闘争心・スピードによる帰陣・対応で同様上回り、ビルドアップ役が他選手にあれば、スタメン第一候補ですね)
×白井・・白井のサイドは「5トップ戦術」の右ワイドスペースへの浸透・チャンスメイク・逆サイド攻撃でのラストクローザー役にありますが、本日は前線への距離が遠いポジション取りのため、ほとんど機能しませんでした。守備だけでは他選手(早川のバランスの取れた攻守プレイ)の方が上です。本日は、RCBに早川としたためポジショニングが守備的となったものでしょうが、DF起用選手との組み合わせの起用が必要ですね。
△早坂・・横山⇔白井交代後、サイドポジションで、前線の不出来が影響し、攻撃参加「5トップ」プレイは僅かでしたが、守備は安定しました。
〔ボランチ〕
〇小野・・ミシャ戦術でのキーポジションボランチの役割は、パスサッカー戦術でのビルドアップポジションとなります。パスの神様・神童・Wクラスである小野の最適性ポジションですね。当然、厳しい本日試合内容の中、キラリと光り輝いたプレーの連続で、溜飲が下がる唯一の瞬間でした。
ミシャボランチは、「可変システム」戦術で、ポジションが2段階となりますね。本来ポジションでの攻撃・パス起点と、DFラインに加わったポジションでのパス起点の2つですが、どちらも、滑らかな流動性の中、高レベルで実践されました。スタメン有力候補です。
〇兵藤・・小野同様に、戦術理解・実践度は高レベルを証明していました。「可変システム」をちょつと解説・・・
GK・DFラインでボール奪取し、「攻守切り換え」の攻撃ターンで、
第1段階・・前線へのロングフィードでの速攻狙い。
ターゲットポジション取りが間に合わない、
ターゲットスペースが見当たらない、などの場合、
第2段階・・ここでシステム変化となる「可変システム」が発動。
攻撃のため全体前進しますが、
ボランチ1枚がそのままの位置に留まりDF陣に吸収され、同時に、
DF陣の左右どちらかがSH位置までポジションアップし、
5トップ-1ボランチ-4DF-GK〔5-1-4-1〕に変化、
DF陣内のボランチ選手が長短のパス供給役、
1ボランチがショートパスでのパス起点役となり、
多彩なターゲットにパス供給で、更に、攻撃時間帯として継続局面で、
第3段階・・さらに、陣形を前進させ、システム変化し、
DF陣の両サイドCBもSH位置まで上昇しサイドパス・突破役、
残っていた1ボランチがそのまま位置にとどまりDFラインに吸収、
ボランチ2+DF1で3DFラインを形成し、そこがバス起点の底。
この可変システムに則って、両ボランチは機能した訳です。
△藤村・・兵藤の交代ですので、可変システムでは1ボランチ。プレイ内容は、攻守ともに積極性あるパス交換トライは評価出来ますが、精度・ポジショニングが課題です。
〔DF〕
×石川・・サイドでのポジションアップが無く、ジュリーニョとの連携プレーもゼロ。ビルドアップのパスも全く無く、可変システムにも乗れず、機能せず。
〇稲本・・戦術がチーム全体で機能しない中、小野・兵藤と連携し戦術実践プレイを展開、可変システムではセンターDFとしてDFライン構築となりますが、問題なく実践。
△早坂・・守備力と戦術理解・実践力からCBポジションのテスト。可変システムで、CBがSH化の場合の攻撃力が狙いポイントですが、その様な展開がほとんど発生しませんでした。結果、テスト結果は未だ不明、という所。一オプションの程度でしょう。
×田中・・早坂起用と同様の狙いでのテスト起用。しかし、守備力に課題があり、特にポジショニングと守備での判断ミスが複数回あり、最終DFラインでのミスプレイは失点直結となる事から、リスクが大きいです。攻撃機会は全くありませんでした。
×横山・・早坂とRCBの交代。戦術理解が誤った理解の様で、「攻撃参加」として、可変システム局面で、サイドバックの動きとする可き所、リベロの動き・プレイを再三行っていました。戦術上の約束・規律と相違しており、ポジションアップのため発生する自分の元位置ポジションのスペース・穴のカバーがチームの想定外となり、混乱を招きました。守備でも、スピード不足のため「バックチャージ気味の対応」が多発し、イエローカードもののファウル多発で、機能不全。
〔GK〕
〇菅野・・GKからビルドアップのミシャ戦術に則るプレイでした。厳しい試合展開の中、戦術実践に乗る様、再三キープレイを継続トライしていました。スタメン候補有力です。
以上の通り、戦術理解・実践で〇=合格は、小野・兵藤・稲本・菅野の4選手のみでした。
ミシャ監督コメント「唯一の良かった点は、負けなかった事のみ。こんな酷い試合が開幕前の練習試合で救われた。選手は疲労で思う様なプレイが出来なかったもので、本当はこんなレベルの選手達ではないです。」との「激おこ」コメント。明日の練習は、本日起用選手に地獄の特訓必至です。
でも、実は、そんなに驚くもんじゃなく、ミシャの想定最低レベルにはあった試合内容で、「上手くいけばラッキーもので、想定通り、困難な試合展開の場合、Bチーム選手に自分達の現在レベルを自覚させる」事も狙いだったのではないか、と思います。
これからのシーズン展開・進行の中、
チーム内では、個々の選手の「現状・実践度の正しい自覚・認識」は、
「改善への意欲・取り組み姿勢」の原点となり、また、
試合未起用が連続する場合では、「未起用への不満・不平の発生・拡大を防止」するものとなります。シーズン開始前に、選手へのメッセージ替わりの本日試合結果という意味もありそうです。
しかし、本日起用15選手中、戦術理解・実践度で合格選手は、小野・兵藤・稲本・菅野の4選手のみは、確かに、22%で、社長コメントの仕上がり度20%と符合・近似ですね。
という事で、
Aチーム選手は、本日からは4名と、
プラス ??名・選手となる訳ですね。
来週水曜辺りで、さすがに確定との日程ですが、本日の未起用選手を中心に、最終「開幕戦スタメン」競争です。
Aチームは、本日チームとは異次元のゲーム・プレイの内容を保有するチームの筈ですが・・・。
2018年02月16日
明日の、J1リーグ開幕戦へ最短・直結のスタメン候補競争に現時点での結論・選手評価が現実化されます。
今日のノノラジでは、未だまだ未定状態で、社長も不明、とのコメントがありましたが、そこは、社長のミシャ理解が未だまだ不足部分もある、と証明されてしまった訳で、そんな甘くはありません。
と言うのも、
ミシャ哲学の核心のひとつに「すべての事柄に明確な意味がある」があります。
そんなミシャにとり、初戦での絶対勝利獲得をとことん追求し、逸早くリーグポジションの好位置獲得を図る展開を意図するとしたら、
その一週間前の練習試合は、次週開幕戦の「最終テスト」で「スタメン候補」のテスト以外あり得ないからです。
そこで、明日のテスト試合起用選手は、
リーグ開幕戦での絶対勝利獲得を可能とする選手の選択となりますね。
戦術は確定、その前提で、戦術実践度が最高レベルとなり、更に上積み・即成長可能な選手の組み合わせで、
現時点までに、幅広く全選手に平等な機会の中でのプレイ確認を多数回行い、未だ不明段階ではなく、明確にポジション別に、戦術実践度順にランクされています。そこに、これから直近の伸びしろも加味し、ミシャの選択となりますね。
明日の「北九州戦スタメン・途中交代選手」=「開幕戦スタメン・ベンチ起用選手」を予想してみましょう。
CF(1名)〔候補〕ジェイ・都倉・ヘイス・内村
【起用】㋜都倉 ㋚ジェイ
シャドー(2) 〔候補〕宮吉・三好・ヘイス・内村・チャナティップ・早坂
【起用】㋜宮吉・三好 ㋚ヘイス
SH(2) 〔候補〕菅・白井・駒井・早坂・ジュリーニョ・田中・チャナティップ
【起用】菅・早坂 ㋚チャナティップ
ボランチ(2) 〔候補〕宮澤・駒井・兵藤・稲本・小野・藤村
【起用】兵藤・駒井 ㋚宮澤・稲本・小野
DF(3) 〔候補〕福森・石川・横山・菊地・進藤・ミンテ・田中
【起用】福森・ミンテ・進藤
(福森故障離脱なら、石川)
GK(1) 〔候補〕ソンユン・菅野・阿波加
【起用】ソンユン ㋚菅野
システム図では、
都倉
宮吉 三好
菅 兵藤 駒井 早坂
福森 ミンテ 進藤
ソンユン
途中交代70分頃
ジェイCF ⇔ 三好・・都倉シャドーへ
ヘイスシャドー ⇔ 宮吉
宮澤ボランチ ⇔ 早坂・・駒井SHへ
という所では??!
対広島開幕戦を想定して、守備陣はハイタワー、前線はスピード+ハイタワーで、途中複数一挙替えで、前線・中盤もハイタワー化し、ハイタワー勝負、との展開ですね。
本日ノノラジではもう一点気になる箇所が。
「現在の仕上がり状況は?」との質問の社長回答が「20%」しかないとのコメント。
社長の理想形が高過ぎ、現在値が低下したのか、実際にそんなレベルにしか到達していないのか。
しかし、元々「仕上がり状況の程度」が問題ではなく(余り意味が無いですね)、
現在のチーム力レベルが高いのか、低いのかが問題ですね。
「20%」でも十分なレベル・高さからの開幕戦と観えますね。
少なくとも、前年のコンサ戦力と比べると、数段戦力上昇し、仮に前年コンサと対戦すると「3-1」で勝利程度の戦力比に上昇しているものと観えますが。 やはりもう少し仕上がり状況は高く「50%」位まで到達しているのではないかと思いますね。
北九州戦の内容に注目です。
2018年02月16日
熊本3次キャンプは、開始3日目で、監督ミシャ不在でも、熾烈な紅白戦でのテストと評価が進行。
明日の北九州戦で一旦完成型となり、スタメン候補の決定、戦術実践度一定レベル到達、そして、熊本キャンプの主目的の「チーム全体のフィジカルコンディション調整によるコンディションアップ」となり、
それまでのコンサとは全く異形・異質の新チームスタイル・戦術による「戦力急上昇」に到達を「北九州戦の実戦テスト試合」にて、ご披露となり、リーグ戦線に打って出ます。
ミシャ戦術は、項目毎に実践度に差異がありますが、チーム全体の統一戦術として、全選手の共通理解と消化、実践プレイ実現となりました。
ミシャ戦術のポイントは、何回か掲載しましたが、あらためて再掲載します。
【目指すサッカースタイル】
システムは【3-4-2-1】。
①攻撃的サッカー・守備にリスクを掛けてまで行う「攻撃型サッカー」
②GK・DFからパスを繋ぐ「モダンサッカー」
③オシムと同じコンセプト「考えて走るサッカー」
④「仕事」との表現の「相手に合わせた守備的サッカー」も使用
【特殊型戦術】
⑤「可変DFライン」・・登録はDF3人・3バック、状況により2バック・4バック・5バックとDFライン枚数が可変。DFライン構成ポジションも可変。--「考えて走るサッカー」を選手が消化し、選手間コミュニケーションの中で、発見・産出の戦術
⑥「5トップ」・・登録は1トップ・2シャドー、攻撃時は、+両サイドWG=5人。--ミシャアイデア+選手間コミュニケーションで産まれた戦術。
【有効な戦術対抗策】
⑦結論から言うと、決定的な対抗戦術は未だ発見できていません。Jリーグに登場してから、11年間となり未だ「リーグに莫大な影響を与え続けている」優秀な戦術です。
唯一、有効対策とされているのが,
「完全同型システムのミラーゲーム」戦術の対抗策です。
しかし、「試合は潰し合い・膠着状態で、引き分け続出」と、「勝ち点1のみ」の単純手段しかありません。
ただ、浦和や広島でも発生の「キー選手に集中起用」による「選手故障・コンディション低下離脱」と「優秀選手の移籍・流失」との「戦術理解の中核選手の喪失」は、致命的なダメージとなります。つまり、戦術実践度の急低下となり、「リスク要因のカウンターによる大量失点」で敗戦続出となります。しかし、これは、「SUB選手のレベルアップ・育成」と「コンディション調整」「選手流失防止・阻止」で回避出来るものです。
あらためて再確認してみると、コンサの現況は、
①・・全面的に転換しました。その攻撃力は急上昇です。
②・・定着・実践度上昇中、特に、ビルドアップの精度・タイミング向上を図っています。
③・・全選手、現在も懸命に取り組み、監督期待レベル到達に近づく改善・向上を達成。急上昇中。
④・・いざという時の「守備的システム」は練習試合で試行テストし準備完了。
⑤・・ボランチのDFラインへのポジション変化、CBの攻撃参加は初歩段階は到達、現在、トライ続行中。精度・タイミング・質で適正選手が複数となり増加進行中。
⑥・・5トップ完成間近。タイミング・ポジショニングの向上を追求中。
⑦・・ハワイ実戦テストでは、「圧倒」レベルまで上昇。なお、急上昇中。
プラス、激しいトレーニングによりフィジカル大幅急上昇となり、その代償の累積疲労を「コンデション調整」により、コンディションアップ火進行中。
今までとは数段高いフィジカル力にて、コンディションもアップし、北九州戦~2/24初戦広島戦で、「チームフィジカルコンディションがトップレベル状態」とするとのステップを進行しています。
また、プレイ精度の追求を「熊本キャンプでの具体的目標」としましたが、
①シュート・・シュート決定率・得点力=ゴールターゲットへのシュート率
②パス・・パス交換成功率-ポジショニング・タイミング・パス(ショート・ロング)
③プレイ予測とプレイ決定スピード・・素早いポジショニング、予測プレイ
④守備プレイ・・プレイ予測・ポジショニングの各項目毎追及です。
更に、ミシャ監督の最大のキャンプ課題
「スタメン候補」の確立・選択を、個別選手毎プレイの課題改善を図りながら、実施しています。
福森は「ハワイPRC戦での、GKと激突」のダメージがあり、一時離脱もありそうです。その代替「石川」がその間隙を突き、スタメン候補獲得と実績作りに突っ込んでいますね。
明日北九州戦で、現在完成型のご披露です。
楽しみに待ちましょう。
2018年02月12日
ハワイ2次キャンプの締め括り、パシフィック・リム・カップ(PRC)優勝決定戦;対バンクーバー・ホワイトキャップス戦に、見事に勝利し、PRC初代チャンピオンとなりました。
本番試合の第2戦目として、前戦PRC初戦;対コロムバスクルーSC戦の激しい撃ち合いに競り勝っての優勝決定戦での【 1-0 】での勝利で、2連勝で、第2次ハワイキャンプを締め括ったものでした。
ここでは、試合評価とキャンプ総括について確認したいと思います。
1.試合内容と結果
①起用選手
コンサは、いよいよ、スタメン起用選手が90分間(試合全時間帯)出場となり、シーズン中に同様3名の途中交代で、最終盤に、福森の緊急交代を追加のみとなりました。
スタメンと途中交代選手は、
都倉
宮吉 三好
菅 兵藤 宮澤 早坂
福森 ミンテ 進藤
菅野
後半開始から、宮吉⇔ヘイス変更
都倉
ヘイス 三好
菅 宮澤 兵藤 早坂
福森 ミンテ 進藤
菅野
後半25分、三好⇔内村交代、一部ポジション変更
ヘイス
内村 都倉
菅 宮澤 兵藤 早坂
福森 ミンテ 進藤
菅野
【38分 都倉得点で、1-0】
後半40分、福森が菅野と激突・内腹部打撲でも横山と交代
ヘイス
内村 都倉
菅 宮澤 兵藤 早坂
福森 ミンテ 進藤
菅野
未起用選手は、
・試合会場の人工芝ピッチを考慮し起用除外;ジェイ・小野・稲本・チャナティップ・ジュリーニョ・深井・ソンユン と、
・未起用選手;白井・田中・菊地・阿波加・藤村 でした。
本番試合でしたが、起用除外主力選手がおり、スタメン候補選択とはなっていませんね。とは言え、Aチーム候補+Bチームの混合起用で、90分の実戦プレイとなり、多くの選手で、スタミナコンディション低下も観られず、累積疲労中でも問題無しでした。
②試合展開
コンサのミシャ戦術は、
相手チームの攻撃手段を限定し、ロングボールの放り込みとストロングポイントの派生セットプレーに絞り込んでしまいました。
つまり、
ミシャ戦術の「パスサッカー戦術」による連続パス交換攻撃を防御するために、ブロック守備を崩すことを避け、2~4人までの少数攻撃陣での攻撃の守備バランスに落ち込みました。
しかし、その攻撃は、コンサの空中戦支配率の高いハイ守備陣で、弾き出し成功しませんでした。
唯一のポイントが、コンサのGK・DFラインからのパス交換・ビルドアップでの数回のミスプレイ(パスミス・ボールコントロールミス)で、ゴール近い自陣でのボールロストからのショートカウンターを浴びるもので、大きな課題点のひとつとなるものでした。
対する、コンサの攻撃が、特に5トップ(前線3選手+サイド2選手)への縦パスでのミスが10回程度あり、その都度、攻撃急停止となるもので、「パス交換がどこまで行っても最大課題」となりました。
相手陣のプッシュアップ(ラインアップ)の消極性から、スペースも乏しく、DF裏・サイドへの飛び出しもほとんど無く、有効的な揺さぶりやギャップ作りプレイが無く、攻撃も停滞しました。
これらの、コンサ・相手状態から、膠着状態時間帯が長時間となり、特に後半は、10分~28分の20分間は完全な潰し合い時間帯に終始しました。
後半は、昨シーズンのコンサ試合展開に近いものでしたね。
そんな膠着状態の中でも、複数、連携プレイでの相手陣崩し攻撃が作動し、ミシャ式攻撃はありましたが、その回数・時間帯が少な過ぎでした。
そして、再三のセットプレイから、福森FKシュート~GKスーパーセーブ~落ち際を予想しポジショニングしていた内村がゴール前で緩いヘディングシュート~ゴールイン前にカットし都倉のダメ押し押し込みヘディングシュートで得点。そのまま、守り切って【 1-0 】で勝利し、優勝となりました。
③内容
a.コンサボール支配率は、見た限りでは65%超で、試合はコンサのコントロール。前半;60%、後半;65%超、トータル;65%超
b.シュート数は、
前半 コンサ5本(枠内2本)-相手1本(枠内0)
後半 コンサ4本(枠内2本)-相手2本(枠内0)
得点1
合計 コンサ9本(枠内4本)-相手3本(枠内0)
・都倉4本(前半3本-枠内0、後半1本-枠内・得点1ヘッド);枠内シュートが問題です。枠内・ゴール内ターゲットのシュートへの意識が、その他のプレイ実践に注意を取られ、又低下しています。
c.福森のプレスキックは突出したスーパー武器です。FK;直接シュート2本で、1本が左コーナーピンポイントで、GKのスーパーセーブあるも内村のこぼれヘディングシュートを途中でカットした都倉のヘディングシュートの得点。(都倉の手を出す、カットからのシュートが無くても、内村のゴールでした。)もう1本も、アッパーゴールバーへ直撃。CKも、ドンピシャの都倉ヘディング(ゴール枠外)シュートを始め、スーパーキックが多数ありました。
d.パス成功率
自陣・・70%(不成功30%がカウンターリスクに繋がっている)
敵陣・・60%(5トップへの縦ショートパス成功率40%の低率で、連続パス交換が中断する)
ミシャ戦術での「継続追及課題」ですね。
しかし、その上昇、特に敵陣での上昇は、得点力・攻撃力に直結するもので、パスの出し手も大きいですが、受け手のポジショニングの適格性と迅速タイミングに掛かっています。キャンプ終盤での最大課題で、急上昇が可能な重要ポイントです。
2.試合評価、および、キャンプ評価
客観的に評価しても、
MLSの1部上位と中堅の2チームを撃破し、
ハイテクニツク・パスサッカータイプの前試合、
堅守・速攻ストロングタイプの本日試合、の異なる2タイプとの対戦相手に、
共通戦術による勝利で「撃ち合いにも・堅守均衡勝負にも」対抗し勝利するチーム力に到達を証明。
未起用の主力選手も多数で、フル起用でチーム力は更に数段上昇し、強力チーム力へ到達寸前の高い評価となります。
監督ミシャからはどうでしょう。
ミシャは、練習では「徹底したレベルアップ=もっと高いレベルを追求」を激しく・とことん、全選手に求めますが、
試合では「勝利結果」最優先で、勝利結果では「プレイ選手頑張りました」と評価します。逆に、敗戦結果は「良いプレイもあるだろうが、プレイ選手それぞれ問題があり、練習をもっと多く、とことんするもの」と評価となる事は有名ですね。【どんな勝利にも、その結果となる理由と意味がある】との哲学で、【先ずはその場面を尊重する】との姿勢となります。
ミシャにとっては、ピッチ条件からの選手起用ハンデを認識するも、また、多大なプレイ内容の問題点を意識するも、起用選手たちによる勝利獲得は大きな意味として認識し、プレイ選手は評価されます。
という事で、
スタメン獲得競争では、一歩リードとなりますが、次練習試合=キャンプ内紅白戦出のスタメン=Aチーム候補ですが、そこでの結果により、未だまだ変動して行き、最終テストの2月17日「テストマッチ北九州戦」で完成・確定です。それまで、選手起用のスタメン候補競争の中で、戦術実践度での課題・テーマは大きく改善されて行くステップです。
現在、
【ミシャ戦術実践度65%】まで上昇中。
【フィジカル能力80%付近】まで到達。(荒野・河合除く)
【選手戦術消化占率
85%・・3%(1名;駒井)
75%・・20%(6名;三好・兵藤・小野・白井・菅・菅野)
65%・・43%(13名;宮吉・ジェイ・チャナティップ・ミンテ・ソンユン・
深井・石川・進藤・早坂・内村・稲本・福森・ジュリーニョ)
55%・・27%(8名;都倉・ヘイス・田中・藤村・横山・菊地・
宮澤・阿波加)
20%・・7%(2名;荒野・河合)】の到達状況。全選手上昇必須。
65%以下の選手は
「パス交換が課題;出し手パス・受け手ポジショニング」
「実践集中度とプレイ判断スピード(両方意識)も課題」。
3.キャンプ明け
昨日、夜間試合19:00~21:00にて、キャンプ全日程を終了。
翌朝、移動開始で、熊本の第3次キャンプへ移動。
熊本キャンプは、
2月13日~2月17日練習試合北九州戦~2月23日シーズン初戦広島戦へ前日移動~2月24日シーズン初戦広島戦~熊本キャンプへ帰還~3月1日熊本キャンプ終了・シーズン第2節C大阪戦へ前日移動
~3月2日第2節C大阪戦~帰札~第3節3月10日札幌ドーム;清水戦との、あと18日間の日程となりそうですね。
ロングフライト移動は大変でしょうが、チーム一丸、監督も一緒に愉しみながら頑張りましょう。
2018年02月09日
待ちに待った勝利を、全プレイリアルタイムで視聴し、選手・監督、皆様多くのサポーターの方々と、見届け、分かち合う事が出来ましたね。
テスト試合からステップアップし、準本番として臨んだ「パシフィック・リム・カップ(PRC)の第1試合:コロンバス・クルー(MLSEastern5位)戦」に、「3-2」で勝利ですね。
その前に、試合会場ピッチは「人工芝」でした。一部に、芝下の堅いサーフェイスが原因で、筋損傷ダメージを受け易いとのイメージが根強いですが、各大学での実験では、天然芝・人工芝での疲労度・筋損傷度にはほとんど差がなく、「土」グランドの方がはるかに高率の損傷率・疲労蓄積度との検証結果だそうです。しかし、ボールスピードは、高かったピッチコンディションでした。また、途中、駒井が筋肉系で離脱・交代した様でしたが、ピッチコンディションとは無関係ですね。
本日試合につき、簡単に評価してみましょう。
≪起用選手・試合ポイント≫
前半と後半で、選手はほぼ全面交代となりました。
●前半=スタメン=現Aチームは、
ヘイス
宮吉 早坂
田中 小野 兵藤 白井
石川 横山 進藤
菅野
①試合結果【 2-2 】=失点~同点~PK失点~同点=良く追いついたもの。根性で同点としたもの。プレイ内容は問題・課題点満載ですが、累積疲労で動かない身体での勝利は、精神力・闘志そものと大評価。
②びっくりのヘイスCFのワントップ、早坂シャドー、田中LWG起用。
3選手共に、持ち味発揮し、起用は成功。しかし、枠内シュートも含め、「決定力」が大問題です。また、石川は練習復帰後直ちにAチーム起用の厳しさにもビックリ。それにしっかり応えたプレイで評価でした。
③シュート数コンサ7本(枠内3本)vsコロンバス3本でコンサ優勢。
④コンサ時間帯は、スタート~10分の僅か10分程度で、枠外シュートのみしかなく、チャンス喪失で、リズムを喪失し、時間帯が簡単に終了。
⑤ボール支配率は、コンサ時間帯は65%程度で、その後、一進一退となり、全般で50%の互角状況。
⑥縦パス成功率は、依然として低率で、20%程度にとどまり、パスミスからカウンターのリスクが多発。
⑦失点は、守備陣破綻ではなく、個別選手のプレイミスが主因・起因。1失点目;CB横山の判断遅れから、クリア・パスのプレイ遅れをつかれ、ボール奪取されたもので、パーソナルミス。それ以外にも、横山は、複数回、同様なポジションのミス、プレイ判断の遅れを突かれリスク局面多発。
2失点目;LWG田中が、GA前のスペースをカバーしていたところをドリブルで突っかかられ、足を相手選手とボールの間に差し込むも、相手選手へのオブストラクションを取られたミスプレイでのPK。
●後半=現Bチームは、菅野以外交代で、
都倉
内村 三好
菅 宮澤 稲本 駒井
福森 ミンテ 菊地
菅野
①試合結果【 1-0 】トータル 【 3-2 】で勝利。
しかし、試合開始時刻20:00過ぎ~22:00の夜間試合で、今までの昼間練習と違和感のある時間帯で、両チームとも、20分(65分)~は展開・トライ・突っかけの少ない、小運動量試合。
②宮澤ボランチ、ミンテCB復帰後直ちの起用もビックリ。
③後半開始~4分の短時間コンサ時間帯で、連続パス交換から鮮やかに三好の得点で「大逆転」。
④5分(50分)~45分(90分)両チームとも有効なパス交換、縦パスも成功せず、膠着状態のまま終戦。「潰し合いも評価」するとすれば、意味ありとなりますが、ミシャサッカーとは真逆。監督は、途中から、「1点勝ち」での「守り勝ち」を狙い勝利したならば違いますが、そうでは無く、勝利の称賛の後、「激しい言葉」を浴びせたのではないでしょうか。
Bチームの起用選手は、今後、厳しい展開が待っているかもしれません。
かなり不味い試合とした、という事ですね。
いずれにしても、前半・後半の起用選手は、通常のキャンプではあり得ない過酷なフィジカルコンディションの中で、実戦モードでの「逆転勝利」を獲得し切った事は、凄い事です。これだけで、
「ハイフィジカルをコンサがチームとして獲得した」それも
「ハイレベル戦術の実践達成」
により、との進化を現実として証明したんですね。
次戦の「PRC優勝決定戦」で、更に「スタメン候補確立」を進行です。
明日の練習も、試合後に拘わらず、低減は期待出来ないハードトレーニングで、本日での課題を解消し、より改善・レベルアップを目指します。
本日、オフ扱いの複数選手も、明日はハードトレーニングの真っただ中にいる事でしょう。
ハワイ2次キャンプ締め括りです。
2018年02月08日
サポーターの皆さんの声は、オール危機意識で、試合結果からは「破綻」との認識は当然と思いますが、そんなに悲観はしていません。
その理由は、
①「本番=シリーズのスタメン候補による実戦テスト」は、次戦の「PRC初戦コロンバスクルー戦」で、昨日は、文字通り「テストマッチ」で、試験起用と60分・45分・45分の課題指定・時間限定のテスト起用。
②チームのフィジカル状況は、最低レベルで、動かない身体での精神力と、動かないと発生する課題(ミス・リスク)の実体験テスト。
という点です。
昨日の起用選手は、
「ホワイトキャップス戦」45分×2本で、
(1)1本目~60分(2本目15分)-60分-
「 0-3 」の 敗戦結果
第一チーム=一応、Aチーム扱い 起用選手は、
ジェイ
宮吉 三好
菅 深井 駒井 チャナティップ
福森 宮澤 菊地
ソンユン
●起用テスト;右サイド-チャナティップ、ボランチ-深井、CB宮澤。
しかし、残念ながら結果は、
a.チャナティップ;1対1での突破、ポジションずれでのロスト多発し、流れの2失点はチャナ起点によるもので、ポジションチェンジは当面無理。
b.深井はパス交換役にはなるも、ポジショニングずれ・遅れ多発で、未到達。
c.宮澤は、ビルドアップ(ロングフィード・ショートパス共に)低レベル。
3選手とも、戦術実践度最高のAチームにいれてみたものの、ポジションの適合性、実践プレイレベルは合格とはならず、「0-3」との原因となり、起用は時期尚早との評価、ではないかと思います。
●フィジカル低下の最大の悪影響ポジションは、前線3選手とサイド2選手で、前線3選手とサイド2選手への縦パスが、度々失敗。パス側4:受け手側6の原因で、パス受け位置への移動タイミングの遅れが原因ですが、身体が動かない状況により、意識は適正でも、身体・プレイが意図通りに動かないとの状況。「パスミス=ボールロスト=相手攻撃へ切り替え】が多発し、大量失点のもう一つの主因。【身体が動かないと、どんなリスク・ミスが発生し、どんな結果となるか】実戦体験した点は、チーム全体へ波及している様です。
(2)60分(2本目15分)~3本目15分 -45分-
「 0-1 」の試合結果
第二チーム=現時点Bチームは、
都倉
内村 ヘイス
ジュリーニョ 兵藤 小野 早坂
進藤 稲本 横山
菅野
●起用テスト;稲本のCB以外は通常ポジションで、昨シーズン型で、稲本の経験累積・習熟化狙い。
●フィジカル低下で、戦術実践度ダウン
(3)3本目16分~45分 -30分-
「 1-3 」の敗戦結果
第二チーム修正版は、
都倉
内村 早坂
ジュリーニョ 兵藤 藤村 白井
田中 横山 進藤
阿波加
●起用テスト;早坂のシャドー・ボランチ藤村の経験累積程度で、こちらも従来ポジション踏襲
●フィジカル低下による運動量低下により、パスサッカーは「パスミス多発=ボールロスト多発」で、大量失点原因。
との内容。
しかし、あらためて、各選手の状況を考えると、
「毎日実戦形式での試合練習~1日毎により本気度が急上昇する実戦試合」の日程で、
「週1回テストマッチ~週1回実戦との週2回試合サイクル」のシーズン内日程と、真逆の、「週6日試合日程」の真っただ中にいます。
詰まり、身体の累積疲労回復前に、更に累積負荷を掛け続け、また、動かない身体での練習・練習試合・本気実戦では、精神力が大きく影響し、「どんな過酷状況でも闘争心と闘争プレイ」をやり続ける選手へのステップアップを、ガッチリ・ぎつちり図る「地獄」のキャンプです。
Jリーグの各チームを見ても、これほど過酷な、激しく、厳しく、高い目標とレベルの戦術実践にトライするチームはありませんね。
≪いまどき!≫という言葉が浮かんで来ますが、≪だからこそ!≫という言葉も見えて来ます。
ミシャと”苦闘の汗”を流すトレーニングをした「広島・浦和」の選手が、今も、トップでいる理由と、ミシャを尊敬し続けてる理由の源が、今起きている、と考えます。
練習メニューを調整すれば、「劇的にコンディションアップ⇒戦術実践度急上昇」は確実だと思いますが、なお、「よりアップを目指す」監督・選手・チームの姿勢に評価と称賛を掲げたいと思います。
本当に、ギリギリで、倒れる寸前で、激しいキャンプだと思いますが、先を信じて、ひたすら、追及して欲しい、と思います。
さあ~! 次戦は、本番の 新戦術コンサ初カップ戦 MLS5位Wクラス選手多数在籍の強敵コロムバスクルー戦です。
コンサの真髄を見せる時が来ます。
基本スタメン候補と途中起用候補のお披露目試合です。
フレー!フレー!コンサ!!
2018年02月06日
ちょっと、ミニ情報です。
コンサのハワイキャンプ日程は、
7日(現地6日)のトレーニングマッチは、紅白戦との想定でしたが、
MLSリーグでPRC参加のバンクーバー・コロンバスの強力チームとのテストマッチと格上げになりました。
正式日程は、
2/4 16:00(日本21:00) 現地着 1時間フィジカルT
5 2部練習;ミニグループ(3VS3、4VS4)での
個別選手毎の戦術・ポジション練習と現況把握
+ 選手選択した実戦練習試合
6 2部練習;同上
7 ①練習試合バンクーバー・コロンバス(MLS)+試合形式練習
8 2部練習
9 昼間 試合前練習
②20:00(15:00) VSコロムバスクルーSC(PRC予選)
10 2部練習
11 ③16:00(11:00) 3位決定戦 + 午前練習
OR
③19:00(14:00) 優勝決定戦 + 昼間練習
12 キャンプ終了
と、3試合の実戦テストです。
ここで、未知の対戦相手のMLSリーグの2チームについて。
MLS(メジャーリーグサッカー;アメリカ)は、米国サッカーランキング(FIFA25位、日本;56位)急上昇の原動力で、ワールドクラス選手も多数在籍のリーグ。
そして、対戦相手は、
先ず、
○ウェスタンカンフアレンス12チーム
10位バンクーバー・ホワイトキャップスが参戦し、①試合目の練習試合で対戦。
このリーグには、
3位ロサンゼルス・ギャラクシー;アシュリー・コール、ドスサントス兄弟
8位シアトル・サウンダーズ;デンプシー、スヴェンソンなどの超有名選手在籍し、ハイテクニックと強烈なフィジカルコンタクトのリーグに所属。リーグ優勝1回の中堅チーム。
コスタリカ代表MF・ペルー代表FWの現役代表クラス、コロンビア元代表FWなどの有力選手を保有するハイテクニックチーム。
続いて、
○イースタンカンファレンス11チーム
5位コロンバス・クルーと対戦、②試合目 PRC戦で、本気モードの実戦。
こちらのリーグも、
6位シカゴファイヤー;シュヴァインシュタイガー
9位オークランドシティ;カカ
10位ニューヨークシティ;ビジャ・モラレス・ピルロと錚々たるWクラス選手だらけの中、5位とそれらチームを上回る上位に位置し、両リーグ制覇のCUP1回、リーグ優勝3回獲得の強力チーム。
代表クラスも、フィンランド代表DF・ガーナ代表DF(W杯出場)・イラク代表FW・コスタリカ代表FW(W杯出場)・ガーナ代表DF(W杯出場)と5選手の現役、アルゼンチンのイグアイン兄FWもいるトップ選手保有のチームで、激しく、厳しいフィジカルコンタクトを軸に、堅守のチーム。
2チームと対戦でも、コロンバス・クルーの方が、より強力です。
本来なら「格上」相手ですが、「強力戦力へ変貌しているコンサ」なら、十分闘い得る試合となる筈です。本当に、格好の対戦相手です。
日本から参加の「いわきFC」には、「昨シーズン天皇杯」で木っ端みじんとされ、手酷い敗戦となり、リベンジの借りが残ったままですが、
PRCでは、対戦しない場合もあり得ますね。
という事で、①試合目は、テスト起用もあり得ますが、
②試合目は、テストからステップアップし、「本番起用=スタメン確立」となる事必至です。
③試合目の「優勝or3位決定戦」は、②試合目起用選手を調整し、より完成型のコンサとなるものでしょう。
ただ、PRCは、現地時間の夕暮れ~夜間の試合となり、時差19時間の日本には、日中の放映で、問題はありませんが、日中の練習と合わせると「3部体制」のハードスケジュールとなりそうです。
選手の苦闘・死闘・チャレンジをしっかり「見届けましょう」。
2018年02月05日
2/4第二次キャンプ地ハワイに到着し、初日1時間トレーニングを実施。
ちょうど、2日目2/5の2部練習を開始したところ。
ハワイキャンプは、2日置きに、練習マッチの日程で、
2/4 16:00現地着 1時間フィジカルT
5 2部練習
6 2部練習
7 ①練習試合(恐らく、紅白戦想定)+試合形式練習
8 2部練習
9 午前 試合前練習
②15:00 VSコロムバスクルーSC(PRC予選)
10 2部練習
11 ③11:00 3位決定戦 + 午後練習
OR
③14:00 優勝決定戦 + 午前練習
12 キャンプ終了
と、3試合の実戦テストで、戦術実践度のアップとAチーム選手選択を進行させるもの。
2/5~11までの7日間は、超ハードフィジカルトレーニングで、フィジカルアップと、監督基準に到達する選手の見極めとの、”地獄のキャンプ”。
せめてもの救いは、温暖の爽やか気候地である点だけですが、披露した身体に染み入ってくれるでしょう。
ここで、ミシャ戦術のポイントのみ再確認しておきましょう。
以前(2017.12.10版)記載内容です。
【目指すサッカースタイル】
システムは【3-4-2-1】。
①攻撃的サッカー・守備にリスクを掛けてまで行う「攻撃型サッカー」
②GK・DFからパスを繋ぐ「モダンサッカー」
③オシムと同じコンセプト「考えて走るサッカー」
④「仕事」との表現の「相手に合わせた守備的サッカー」も使用
【特殊型戦術】
⑤「可変DFライン」・・登録はDF3人・3バック、状況により2バック・4バック・5バックとDFライン枚数が可変。DFライン構成ポジションも可変。--「考えて走るサッカー」を選手が消化し、選手間コミュニケーションの中で、発見・産出の戦術
⑥「5トップ」・・登録は1トップ・2シャドー、攻撃時は、+両サイドWG=5人。--ミシャアイデア+選手間コミュニケーションで産まれた戦術。
【有効な戦術対抗策】
⑦結論から言うと、決定的な対抗戦術は未だ発見できていません。Jリーグに登場してから、11年間となり未だ「リーグに莫大な影響を与え続けている」優秀な戦術です。
唯一、有効対策とされているのが,
「完全同型システムのミラーゲーム」戦術の対抗策です。
しかし、「試合は潰し合い・膠着状態で、引き分け続出」と、「勝ち点1のみ」の単純手段しかありません。
ただ、浦和や広島でも発生の「キー選手に集中起用」による「選手故障・コンディション低下離脱」と「優秀選手の移籍・流失」との「戦術理解の中核選手の喪失」は、致命的なダメージとなります。つまり、戦術実践度の急低下となり、「リスク要因のカウンターによる大量失点」で敗戦続出となります。しかし、これは、「SUB選手のレベルアップ・育成」と「コンディション調整」「選手流失防止・阻止」で回避出来るものです。
あらためて再確認してみると、コンサの現況は、
①・・全面的に転換しました。その攻撃力の上昇度の課題です。
②・・既取り組み、実践中
③・・全選手、懸命に取り組み、監督期待レベル到達を図っている所。
④・・いざという時の「守備的システム」は試してはいませんが保有。
⑤・・ボランチのDFラインへのポジション変化、CBの攻撃参加をトライ中。精度・タイミング・質と適合選手複数化が急速ン進行中。
⑥・・5トップ完成間近。急上昇中。
⑦・・沖縄FCレベルには「圧倒」レベルまで上昇し、浦和とは「試合コントロール時間帯が過半数越え」レベル。なお、急上昇中。
焦点は、【どの選手が戦術に生き残れるか】勝負とその過程での【チーム力の急拡大はどこまで到達するか】に掛かっています。
2/7に予想通り、紅白戦を実施するかは不明ですが、そのAチーム・Bチーム予想をしてみます。
Aチーム 都倉
宮吉 三好
菅 小野 駒井 白井
福森 稲本 進藤
ソンユン
Bチーム ジェイ
チャナ ヘイス
ジュリ 兵藤 藤村 早坂
田中 ミンテ 横山
菅野
あぶれ組(交代要員) 宮澤・菊地・内村・石川・阿波加
どうでしょうね。未だまだ・・・??ですね。
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プロフィール
中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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