１年近く経った今でも思い出すだけで涙が出そうになる試合があります。
それは去年の高校選手権静岡県大会の決勝戦。藤枝東vs静岡学園。
ロスタイムに決勝点を入れられ、全国の夢を絶たれるという残念な試合でした。
今でも忘れられないのがキャプテン原田くんの諦めない強さでした。
先制点を奪われたときにボールを持ってセンターサークルに走った姿
頭から飛び込んだ気魄のこもったシュート…。
そんな彼のプレー全てが「負けるな俺について来い」と言っているように見えました。

今日のセレッソ戦、もちろん凹んでいないわけじゃないですよ。
実は現地に応援に行った東京Ｖ戦からずっと苦悩の中にいます。
先が見えない。どうしたらいいか、そのきっかけがわからない。
そんな時だからこそ「負けるな俺について来い」の彼を思い出すのです。
誰かが奇跡を起こしてくれるのを待っていたら、いつまでもその時は来ないですよね。