今年の終わりにもう一度振り返って書こうと思った試合は
やはり１０月にヤマスタで行われた磐田vs札幌です。
コンサの昇格が決まってから何があっても絶対に行こうと
ずっと楽しみにしていたのがこの試合でした。
自分らしく戦う赤黒の選手たちを見るのと
いつも歌っているあの歌をヤマスタで聞くのが夢でした。
ところがジュビロが泥沼の残留争いに突入したため
私の夢は一気に暗転。恐怖と背中合わせの試合になってしまいました。
今でもロスタイムの犬塚のゴールがなかったらどうなっていただろうと
背筋も凍るような思いです。あの恐怖感はずっと消えないでしょう。

一方でジュビロサポとしての私の気持ちに変化が生じたのが
ちょうどこの時期のことでした。
かつての自分は「共に戦おう」という気持ちはカケラもなく
「お前ら勝手にしろ!!」といらだち、怒るばかりでした。
それが「愛するジュビロを守りたい」「なんとしても勝たせたい」
という強い気持ちに変わり、やれることは全てやろうと思うようになりました。
私以外にもそのような気持ちの変化があった人は多かったようで
実のところ、この札幌戦と一つ前の新潟戦を振り返ると
明らかにあれはいつものヤマスタの雰囲気じゃなかったんですよ。
バックスタンドから相手選手に向けて強烈なブーイングが飛んでましたからね。
楽しく振り返れる試合では決してないけれど、ジュビロにとっては
今後の転換点になるような試合ではなかったかと思いました。
そして私がジュビロの危機に立ち向かう勇気を持てたのは
「私がチームを支える」というコンササポとしての気概だったのではと
今になって思います。それがなければきっと途中でくじけていました。
来年もまだ苦しい状況は続くけれど私にできることをやっていくつもりです。

今年の更新はこの記事をもって終えたいと思います。
本館ではこの後１０大ニュースの更新をする予定です。
１年間当ブログにおつきあいくださり、ありがとうございました。
来年は石崎監督のもと、コンサがどう変わっていくかが楽しみです。