静岡だったら１０月は絶好のサッカー日和なのに
（と言っても自分はプレーヤー経験ゼロです）
明日の厚別はみぞれかもしれないんですね。
自分には想像もつかない世界です。
北海道にお住まいの皆さんの方が詳しいかと思いますが
雪のサッカー観戦にはそれなりの備えが必要です。
真冬に２時間以上外にいるというのはやはり体にこたえます。
必需品はやっぱり毛布ですね。腰に巻いているだけでも楽です。
あとは座布団。座席はどうしても冷たいのであったほうが良いです。
今まで自分が雪が残っている日にサッカーを見に行ったのは２回。
天皇杯決勝と高校サッカー選手権です。どちらも寒かった。
しかし大変だったのは観戦時というより、行き帰りでした。
特に歩道橋が凍結していたのには困りました。
正しい氷の歩き方など、暖かい静岡から来た自分にはわかりません。
国立競技場そばの歩道橋で妹と固まったことを思い出します。

コンサは既に敗退してしまった天皇杯ですが、今日は４回戦の組み合わせ発表がありました。
たぶん今年最後になるであろうジュビロ戦を見に行くつもりでいたのですが
携帯の速報で対戦相手を知って、感激のあまり思わずジャンプしてしまいました。
相手は順天堂大。ジュビロを退団して今年から大学生になった岡本達也選手がいます。
３回戦では２得点を決め、仙台を破る大活躍。彼のプレーを見られることが本当に楽しみです。
いつか岡本くんがジュビロの９番をつけることが私の夢です。
どこに行っても応援する気持ちには変わりありません。
当日は岡本くんのプレーに心の中で拍手を送りながら応援したいと思います。

１年近く経った今でも思い出すだけで涙が出そうになる試合があります。
それは去年の高校選手権静岡県大会の決勝戦。藤枝東vs静岡学園。
ロスタイムに決勝点を入れられ、全国の夢を絶たれるという残念な試合でした。
今でも忘れられないのがキャプテン原田くんの諦めない強さでした。
先制点を奪われたときにボールを持ってセンターサークルに走った姿
頭から飛び込んだ気魄のこもったシュート…。
そんな彼のプレー全てが「負けるな俺について来い」と言っているように見えました。

今日のセレッソ戦、もちろん凹んでいないわけじゃないですよ。
実は現地に応援に行った東京Ｖ戦からずっと苦悩の中にいます。
先が見えない。どうしたらいいか、そのきっかけがわからない。
そんな時だからこそ「負けるな俺について来い」の彼を思い出すのです。
誰かが奇跡を起こしてくれるのを待っていたら、いつまでもその時は来ないですよね。

遅ればせながら天皇杯の話です。
勝ち進んでもしも４回戦がヤマハスタジアムになったら
バックスタンドとアウェイゴール裏のどちらに行くべきか
悩みが尽きなかったのですが、気が早すぎましたね…。
とにかくこれで言い訳のできない展開になってしまいました。
「過密日程だから勝てない」とか「俺達には天皇杯がある」とは
もう言えなくなりました。リーグ戦勝ち続けるしかないです。
自信や勢いをつけるはずの天皇杯でしたが逆になってしまいました。
謙伍以外の選手にも、点を取ってほしかったなぁ。

楽しみにしていたインカ・マヤ・アステカ展を見に行きました。
インカの人たちはミイラに対して生きている人のように
服を着替えさせたりして世話をしていたのだそうです。

去年最後のＪ２観戦は草津戦でした。
スタジアムに着くと、優也初スタメンの噂が飛び交っていました。
幸運にも私は優也デビュー戦を生で見ることができたのです。
一方で当時の草津のＧＫは高木。
大宮からのレンタルであること、草津サポが残留を願っていることは
知っていましたが、まさかコンサに来ることになるとは思いませんでした。
あれからもう、１年近く経つんですね。
その頃一番嬉しかった情報と言えば優也の完全移籍でした。
もちろん林も好きだけれど、私は何度優也の名を叫んだことだろう。

もうすぐ天皇杯の季節がやってきます。
今年のコンサの原点はあの天皇杯にあると思っています。
ＴＤＫ戦では久しぶりに優也の姿を見たいなぁと期待しています。

ところで…優也と言えば見るたびに気になるのが公式のプロフィール。
「好きな選手…自分」？？　いつか本人に聞いてみたいです(^_^;)

組み合わせによってはジュビロとの対戦もあるかも？な４回戦ですが
調べてみたらすでにＪ１のみのトーナメント表は発表されていました。
しかしこの組み合わせってどうやって決めているのでしょうね。
よくよく見るとなんとなく因縁の対決が組まれています。
ジュビロに注目して見ると、準々決勝は新潟かＦＣ東京になります。
新潟と言えば、反町さんのラストゲームが天皇杯磐田戦でした。
試合後のインタビューで号泣していた反町さんを今でも思い出します。
そしてＦＣ東京と言えば福西。またブーイングだろうなぁ。
私は彼を移籍させてしまったことが問題だと思っているので
ブーイングする気は毛頭ないですが…。
そして準決勝は静岡ダービーの可能性があります。
こんなふうに見ていくと４回戦はヤマハスタジアム？？
集客考えたら、確かに盛り上がりそうに思えます。
静岡ですから極端にアクセスが大変なわけでもないですし。
しかし因縁の対決で振り分けるのなら駒場かもというような気も。
浦和との対戦の後で三浦監督の古巣・大宮が待ってますからね。
とにかく３回戦後の抽選が楽しみです。まずは勝ってもらわないと。

今週日曜日は天皇杯ということで調べてびっくり。
静岡県代表のHondaFCはヴェルディとの対戦になります。
残念ながら中継はないですが、どんな展開になるか楽しみです。
ヴェルディ攻略法があるのなら、ぜひ知りたいですね。
HondaFCは親会社の方針でＪ入りは目指さないのですが
歴史のあるクラブなだけに下部組織も充実しています。
ジュビロユースにもHondaFC出身の選手がいます。
ところでユニホームは赤でアクセントに黒が入っています。
グッズを見たらコンササポ的に親しみを感じるようなデザインでした。

道新にニトリの主力スポンサー入りの話が出ました。
まだ正式決定ではないけれどありがたいことです。
実はorion父はかつてその業界の人でした。
父に言わせると既存の家具屋にとってニトリは脅威だったそうです。
今まで家具と言えばベッド、食器棚など単品で売るのが主流でした。
それをリビングなど部屋ごとでまとめて売るという手法を取ったのがニトリでした。
また主に若い店員が接客にあたるというのもかつてないことでした。
ニトリと言えば安いイメージがありますが、これも海外での生産を進め
コストを抑える工夫をしているためです。
ニトリは厳しいと言われる家具業界の中で将来性のある有望企業と言えるでしょう。

ここまではほとんどorion父の受け売りです(^^ゞ
静岡にはニトリの店舗は少ないのですが、正式決定したら
ぜひ宣伝させていただきたいと思っています。

帰りの新幹線で村上春樹の「かえるくん、東京を救う」を
何度も何度も読み返していました。
日のあたらない場所で地道に生きてきた主人公の前に
ある日突然巨大な蛙である「かえるくん」が現れ
東京でまもなく起こる大地震を阻止するために
自分と一緒に闘ってほしいと訴えるという物語です。
その中でかえるくんが主人公に願ったことはこうでした。
「どうか自分にまっすぐな勇気を分け与えてほしい」

今日は自分の予想を超えた最悪の結果になってしまいました。
でも歌うことをやめてしまったら負けを認めるようでできなかった。
試合前、私自身プレッシャーで押しつぶされそうになりました。
けれど試合が始まったら、目の前のことに立ち向かうだけだと思えました。
「まっすぐな勇気」を自分は持てるのか、伝えることができるのか。
帰り道そればかりずっと考えていました。
もう今シーズンも残り試合の方がずっと少なくなってきました。
自分たちの手で昇格への道を締めくくれるように
何ができるのかもう一度考えたいと思いました。