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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2018年07月25日
昨日、シーズン定例日程に、一時的に戻り「全面オフ日」。前2試合・今後連戦もあり、100%回復で「次戦最高フィジカルコンディション」を期待します。
さて、先ずは、「リーグ選手登録第2ウィンドー」で、注目2リリース!
一つ目は、我がコンサ「ヘイス」のオランダ1部移籍。
元々のホームグラウンド-オランダリーグへの復帰。現状は、「運動量不足」からミシャ戦術に適合困難で、活躍が遠のいていたところで「コンサへの影響は限定的で、本人の為になる移籍」です。これまでの功績に大感謝と共に、次チームでの活躍を願いたいと思います。有難う・ナイスガイ!ヘイス!
もう一つが「鹿島・エース金崎の鳥栖への電撃移籍」。
現在降格圏・鳥栖の「なり振り構わない、必死の選手獲得」の一環ですが、大きな疑問点が2つ出て来ます。
「本人が鹿島を出て、神戸の誘いを断り、鳥栖に移籍した理由」と
「膨大な資金を使用している鳥栖の資金力・経営」です。
「金崎」は以前より、「ホームリーグはベルギーで、復帰希望高い」との観測・話題が続いていました。しかし、全く無関係な、同一リーグ鳥栖の選択は不可解ですね。そして、そんなに「鹿島に魅力・在籍意義を見出せなかった」のでしょうか。鹿島では、今期第2ウィンドーで「ペトロジュニオールと植田電撃移籍、鈴木優磨・昌子源の必死の残留措置」が大話題でしたが、次々他チームへ移籍・離脱が続出する理由がある、という事は証明されてしまいました。
もう一つの「鳥栖の資金力・経営」は、
過去チーム崩壊・破綻寸前まで至った原因が「過大選手獲得・保持を原因とする放漫経営」でしたが、現在は、未だまだ資金余力がある「超黒字経営」で、「豊田復帰、トレス・金崎は十分獲得出来るレベルまで資金・経営をランクアップ」させています。そのキーポイントが、
積極・辣腕社長の2011年就任、
その辣腕を「広告収入激増」と発揮、
2011/2.5億↗2014/7.9億↗2015/12.3億↗2016/16.3億と数倍増で、2015年度から完全黒字を拡大中。特に、サイゲームスCygames(携帯ゲーム社)とのスポーンサー契約が大きいです。
鳥栖は「人口75000人」の交通便にも難がある地方都市ですが、収益力とスター選手獲得の急拡大も可能との、リーグ成功モデルになろうとしています。コンサにも、学ぶところが多数ありますね。
では本題に。
1.公式データ値からみる第17節リーグ概況
ここでは、公式数値から、前節の各チームの闘いを点検してみます。
【全体数値】
①支配率 =「パス戦術」度を表示する数値になって来ました。
<上位>1位 横浜66.1%×-2位神戸65.7%×-3位コンサ59.3%△-4位G大阪55.9%×-5位川崎55.1%〇-
<下位>-14位長崎44.9%×-15位清水44.1%〇-16位磐田40.7%△-17位湘南34.%〇-18位F東京33.9%〇
・・完全に「高支配率=積極攻勢」チームが敗戦傾向、「低支配率=カウンター・守備型」チームが勝利傾向が明白です。
リーグ全体で「パスサッカーVS守備中軸カウンター・リアクションサッカー」どちらかを問い続けていますが、
結果は、「リアクションサッカー」優勢の結果である事は認めるしかない現状ですね。
②運動量
・走行距離
<上位>1位湘南〇-2位磐田△-3位コンサ△-4位清水〇-5位川崎〇
<下位>-14位横浜×-15位柏×-16位G大阪×-17位鹿島〇-18位川崎〇
・・川崎・鹿島の様な例外チームもありますが、
上位チームは「勝利」、下位チームは「敗戦」傾向で、「走行距離」が「勝利の条件」傾向です。
・スプリント
<上位>1位湘南〇-2位F東京〇-3位磐田△-4位浦和△-5位コンサ△
<下位>-14位広島〇-15位仙台〇-16位長崎×-17位川崎-18位名古屋△
・・意外ですが、スプリント数の大小は、勝利・敗戦とは連動していません。
チーム毎のプレイ特徴に連動する内容で、試合を決定付ける項目ではない、という事です。
【攻撃】
③30m(Aエリア)侵入回数=攻撃回数=攻撃姿勢
<上位>1位横浜×-2位浦和△-3位鳥栖×-4位川崎〇-5位柏×
<下位>-14位清水〇-15位磐田△-16位湘南〇-17位仙台〇-18位F東京〇
<コンサ>11位△
・・驚きの数値!!完全に、攻撃回数が多い<上位>チームは「敗戦」傾向、<下位>チームが「勝利」傾向でした。「常識的には、攻撃回数が多ければ勝利の確率が上がる」との認識が多いですが、完全に否定されています。
「単なる攻撃回数の増加は、勝利直結とはならず、少ない攻撃数・機会に集中し得点獲得とする戦略が勝利直結」という事です!!
④シュート数=原則チャンス機会数となる筈ですが、どの位置まで侵入・突破したシュートかが加味され得点獲得力となるものです。
<上位>1位川崎〇-2位鳥栖×-3位F東京〇・浦和△-5位鹿島〇
<下位>-15位横浜×・磐田△-17位湘南〇・仙台〇
<コンサ>12位△
PA内シュート数
<上位>1位広島〇・鹿島〇-3位鳥栖×-4位F東京〇・川崎〇
<下位>-14位仙台〇・横浜×・G大阪×-17位湘南〇-18位磐田△
<コンサ>9位△
PA内シュート率
<上位>1位コンサ88.8%△-2位広島〇-3位鹿島〇・神戸×-5位清水〇
<下位>-14位川崎〇-15位浦和△-16位湘南〇-17位G大阪×-18位磐田△
枠内数
<上位>1位鹿島〇-2位広島〇・F東京〇-4位鳥栖×
<下位>-15位柏×-16位長崎×-17位仙台〇・神戸×
<コンサ>7位△
決定率
<上位>1位湘南〇-2位鹿島〇-3位F東京〇-4位横浜×-5位柏×
<下位>0%12位コンサ△・磐田△・名古屋△・神戸×・広島△・鳥栖×・長崎×
・・通常は、PA(ペナルティエリア)内シュート数・率が多い・高い程、よりゴール近くでのシュートとなり「決定率・得点数」が上昇し、「勝利率上昇」となります。この通り、シュート数と言うより、PA内まで突破したシュート数と連動する「決定率」がキーポイントで、原則は<上位>が「勝利」傾向です。
⑤パス数
<上位>1位横浜×-2位神戸×-3位川崎〇-4位名古屋△-5位コンサ△
<下位>-14位C大阪△-15位清水〇-16位磐田△-17位湘南〇-18位F東京〇
・・①支配率と同様に、パス数は「勝利・敗戦」とは相関しません。
同成功率
<上位>1位名古屋△-2位横浜×-3位川崎〇・神戸×-5位広島〇
<下位>-14位仙台〇-15位C大阪△-16位F東京〇-17位湘南〇-18位磐田△
<コンサ>11位△
・・これも驚きの数値!!当然「パス成功率=基幹プレイ精度で、高い程、プレイ精度が高い=勝利確率上昇」の常識がまたまた外れています。<下位>チームが「勝利」の傾向。「パスサッカー」チームには「パス精度」は生命線ですが、「リアクション・カウンターチーム」では「パス精度は無関係で、速攻の成否のみがポイント」となっていて、現在リーグ動向は「リアクション・カウンターチーム優勢」である事が原因です。
【守備】
⑥被シュート数=被攻撃回数=被シュートチャンス構築力=中盤守備力
<上位>1位神戸×・鳥栖×-3位コンサ△・F東京〇-5位川崎〇・湘南〇・磐田△
<下位>-14位柏×-15位横浜×・C大阪△-17位仙台〇-18位神戸×
・・<上位>が「勝利」、<下位>「敗戦」傾向。
⑦被決定率=シュート得点阻止率=DF・GK守備力
<上位>1位コンサ△・仙台〇・川崎〇・湘南〇・磐田△・名古屋△・広島〇
<下位>-14位鹿島〇-15位F東京〇-16位横浜×-17位柏×-18位神戸×
・・特に<下位>は「敗戦」直結。
総括すると<リーグは、守備中軸・カウンター戦術が優勢。川崎・コンサ等の「パスサッカー・アクション戦術」がその壁に挑む>現状です。
2.コンサと名古屋
・支配率 コンサ3位 〇 名古屋 7位 △
・走行距離 3位 ◎ 15位 ×
・スプリント 5位 ◎ 18位 ×
・30m侵入 11位 △ 10位 △
・シュート数 12位 △ 9位 △
・PA内数 9位 △ 9位 △
・PA内率 1位 ◎ 11位 △
・枠内数 7位 △ 10位 △
・決定率 12位 △ 12位 △
・パス数 5位 〇 4位 〇
・パス成功率 11位 △ 1位 ◎
・クロス数 7位 △ 17位 ×
・同成功率 8位 △ 18位 ×
・被シュート数 3位 〇 13位 △
・被決定率 1位 ◎ 1位 ◎
チームスタイルは同類系の「パスサッカー戦術」。
「ミシャスタイル・戦術」に対して「風間スタイル・戦術」で、現川崎の原形スタイル。完全に機能すると「川崎同列の強烈チーム力」。
しかし、「保有選手の適合・継続」が不安定で、依然として「大量離脱・加入」を繰り返し、低機能状態が続いています。
名古屋の前節(現況)数値からの優位数値は、「パス精度(成功率)」程度で、多数項目で「コンサ優位」。
データからは、コンサ有利・優位を示すものです。
2018年07月23日
1.概要
渾身の期待を込めたリーグ再開、聖地厚別2連戦は、
「1分1敗」の戦績で、結果評価は「失敗」ですね。
但し、2戦共に、今後に継続可能な「多数の良点」があり、今後に期する部分のみ「評価」出来るもの、との結論が、サポーター始め、マスコミ・観戦陣の主流となる事でしょう。
しかし、本当にそうでしょうか?
ここまでのレベル・段階と、
この先、皆が期待す「ステップアップし一段レベルアップする段階・上位レベル」には、【簡単ではない、深く・大きな段差がある】と、深刻に危惧しています。
簡潔言うと、
「このまま、単純な日程進行でレベルアップは絶対無い」
「レベルアップ・ランクアップには、日常・常態以上の刺激・内容が絶対条件」と言う事です。(「このまま」の到達先は、「リーグ残留争い」レベルで終始ですね。)
そして、そんな「非日常・常態を打破・突破するもの」は何か?!、が今重要で、正解には、「日常・常態」の意味の本質の理解が必要ですね。
ちょっと「難解(何かい・・?)」の様ですが、全然そんな事なく単純明快!
・・答えは、「日常・常態は【選手個々の頭の中=自己・チームプレイの認識・理解】という事」です。
「これだけ出来る・する、との現状認識」が「日常・常態プレイレベル」を現実化してしまっている訳という事です。
そして、「非日常・常態上プレイ」の入り口・解決手段は、
「より高いプレイ-これを絶対する・出来る」との「チャレンジ・克服・達成の意識、意欲と実行根性」となります。
現在のコンサの「低迷・混乱・能力未実施」の原因そのものです。
詰まり、「出場選手の意識レベルの低さ=実戦で意識しているプレイのレベルの低さ・甘さ・弱さ」です。
激しいトレーニングを潜り抜け、練習で出来る様になっている事が、
「自信の無さ=意識の低さ=自己低評価」により、
「実戦では認識・意識しているレベルしか絶対不可能」となり、「低レベルプレイ」だらけとなっているのです。
前第16節の想定外・大反省点・敗因第1原因を「選手の闘志・実践意識の不足」とブログ記載し、同様指摘は、吉原宏太コメントもありましたが、
今節第17節でも、選手メンタル
「低いレベルプレーを打開・チャレンジする意識・チャレンジ闘志不足」は連続しました。
そんな「実戦・実際・現実プレー」から「益々自己低評価」の悪循環が進み、ミシャは、そんな悪雰囲気を吹き飛ばすため「激しいトレーニング・工夫のメンタルケア声掛け」でチームを鼓舞している状況でしょうね。
昨試合の「良さ」は、多数ありました。
ミシャ戦術の基本ポイントは、中断期間トレーニングで、再構築出来、
シーズン当初レベルには復帰しています。
システム可変はスムーズに機能し、
ビルドアップも低レベルからDF陣は安定・成長が見られました。
サイド・三好・チャナの連動・進出・突破も戦術通り機能。
ボランチは、宮澤◎も、深井は×で「メンタルの不安定さ」が深刻な一人。
ジェイは、×。磐田「奇妙システムの不安定さ」もあり、「前線からの守備はない」ジェイでも、可能として「スタメン起用」となりましたが、「昨年のジェイは完全に喪失し、今年のジェイは「高決定力FWの看板は消滅」しています。ゲームメイク参加も常態では「シュート位置不在」の欠点しか出ず、「冷静なメンタル」を欠き、PK・その他決定機を外し続けました。
GK・ソンユンも大問題。パス能力・ポジショニング・プレイ予測は、相変らず「低レベル」で、ミシャも試合中「何度も背も頭を抱えて」驚き・深刻となっていました。
ジェイ・三好・都倉とシュートしまたが、「枠内率は上昇」するも、得点に至らない「GKへのパス」だらけで、
「シュートの鉄則;GKの届かない場所へ、GKの届かないタイミング」は意識されず、「枠内ならOK」の意低レベル意識・認識で、この「頭・理解・認識」が変わらない限り、「ラッキーゴール」しか得点とならない「低レベルシュート」が継続しそうです。
(・・まるでプロでありません。アマでも意識し、GKの届かないポイントターゲットは、当たり前なのに・・何故、ミシャは直さないのか・・??)
それにしても、磐田の状況は最悪状態ですね。上位争いに参加するには「得点力絶対条件」と監督認識から、苦闘のトライ・チーム変革を実行中。現在の磐田は、「リーグ最弱=勝ち点獲得率最も高い」対戦相手のひとつだったのではないでしょうか。そこに「勝ち点1」のみは、コンサのチーム力(のメンタルの弱さとプレイ反映の)弱点を逆証明している事にならないかと、心配です。
2.速報データ
≪コンサ≫ 磐田
支配率 前半58% 42%
後半58% 42%
・・前半・後半共に、コンサ支配・コントロール試合
走行距離 前半56.7km 58.3km
後半58.2km 57.2km
計114.9km 115.5km
・・両チーム同レベル、ミシャ想定の「走り勝ち」は未達
前節コンサ118kmよりも低下×、走れていませんでした。
シュート 前半 4本 0本
後半 5本 6本
計 9本 6本
・・チャンスメイク◎とのミシャ評価は単なるシュートチャンス
ではなく、GK1:1等の「決定機」が多いとの意味でした。
前半、磐田は完全に抑え込まれ、後半活性化された事を証明。
同枠内 前半 3本 0本
後半 3本 3本
計 6本 3本
・・枠内率は両チーム供に高率で、
コンサは「GKへパス」4本、カミンスキーSuperセーブ2本
得点率が乏しい「枠内シュート」という事。
パス数 前半311回 203回
後半276回 181回
計 587回 384回
・・支配率は前後半同一に拘わらず、コンサ後半数△45回減少
成功率ダウンにより、連続交換停止が原因
同成功率 前半81% 70%
後半77% 60%
全体79% 65%
・・両チーム共、後半大きく低下し、パス交換が連続せず、ロスト連発
プレイ率でも上記傾向が。
D3rd 前半37% 35%
後半35% 33%
M3rd 前半46% 48%
後半47% 45%
A3rd 前半17% 17%
後半18% 22%
・・コンサは後半+1%攻撃アップ、
磐田は後半+5%攻撃アップで、後半やや磐田攻勢データ値
意外に、数値からは、チャンスメイクは優勢でしたが、それ以外では、コンサ圧倒とは言えない内容で、「引き分け=勝ち点1」も相当ですね。
ここから、5日間の「通常試合準備日程」で、ミシャの腕の見せ所。
次戦「名古屋」は、既に「最下位18位戦力・チーム力」から大脱皮し、リーグ中位レベルに急浮上している強敵で、「勝ち点3獲得絶対」の目標で、コンサ撃破を図ろうと、手ぐすねを引き、待ち構えています。
「甘いメンタルとその実践プレー」では「悲劇・失敗」が濃厚となります。
次戦こそ、≪今シーズンのコンサの今後が掛かる、見透す事となる重要試合≫必至です。
2018年07月21日
Jリーグの選手登録第2ウィンドーが昨日開始され、8月17日までの29日間の「争奪前線戦結果発表と最終追い込み交渉」期間です。
予想の通り、既にリリースされていた選手は、7月20日付登録となり、本日以降、試合出場可能となりました。
注目は、神戸「イニエスタ」、鳥栖「トレス」を筆頭に、次節対戦の磐田「大久保」も注目候補で、コンサ戦は、注目カードとしてBS1ライブ放映で、全国のお茶の間にも「浸透・観戦」され、この試合でコンサの「試合内容の面白さ・感動」「チーム力」を一気に広める試合です。
登録選手の中に、その後の追加選手も以下の通り、リリースされました。
①番外編ですが、昨年までコンサレンタル元で、2017・2018レンタルのパウロンDF28歳→栃木移籍
②柏 ハモン・ロペスFW28歳→契約解除
③浦和 ファブリシオFW28歳完全移籍←ポルトガル1部
④横浜FM ドウシャン・ツェティノヴィッチDF29歳完全移籍←仏1部
(中軸DFデネゲク流失の代替)
⑤名古屋 前田直輝MF23歳完全移籍←松本
⑥名古屋 押谷祐樹FW28歳→J2徳島完全移籍
⑦名古屋 畑尾大翔DF27歳→J2大宮R 以上7選手です。
では、本日テーマです。
1.次節コンサ戦術
前節では、中断期間の激しいトレーニングで、ミシャ戦術の再構築を図った成果は、中軸選手3選手の試合離脱(出場停止等)、代替選手によるパフォーマンスダウンで、60%程度の実現・表現に止まりました。
今節も、ミンテの停止はなお次節のみ継続しますが、多彩攻撃の主役である「三好」、攻守のバランサーと試合展開・ゲームメイク役である「宮澤」の復帰・起用で、「中盤の守備」「多彩攻撃」が機能し、ミシャ戦術の実践パフォーマンスは「80%」までアップする事でしょう。
システムは【3-4-2-1】基本。
攻撃時は、
「守備→攻撃」切り替え時【4-1-2-3】、
「攻撃」時【3-2-5】。
一転、
「攻撃→守備」切り替え時【5-2-3】、
「守備」時【5-4-1】 とシステム可変です。
攻撃は、「長短連続パス交換」により、
〇幅広く・ワイドに、サイド・DF裏スペース攻略と展開パターン、
〇「連続ショートパス交換」によりGK・DFからビルドアップ~中盤・前線で敵陣を揺さぶりギャップやスペースを創り、チャンスメイクパターン
〇両パターンから派生の「セットプレイ」(超優秀プレスキッカーとリーグ随一の高さの出番ですね!!)
と多彩・多様・多数の攻撃手段で、相手守備陣の「絞り込み・予測不能」「スピードとプレイに対抗不能」「組織・連携も崩壊」を図る≪強力攻撃力≫。
守備は、「連携・組織型守備」を主軸に、
各局面「数的優位・バックアップ型」で「個の力」に対抗し、高能力・優秀選手の「個人プレイを封じる」もの。
特に、守備時(相手攻撃ターン)は、5枚DF+4枚中盤(サイド・ボランチ)+CF・シャドー3枚前線からの守備で、コンサゴールに近付く程「密集度が高くなるブロック守備」で、相手ボール奪取を狙い、「→攻撃」へ切り替える、【攻撃型守備】です。
そのための前提・条件が、中断トレーニングでアップを図った
〇多彩攻撃の根幹となる「パス交換」成立のため、
「パス受け手」の「素早い受け手ポジションへの移動」が絶対条件で、
【戦術・プレイの共通理解と実践・現実化】
【連携・意思疎通アップ】
【素早い移動のための速い判断力・プレイ予測力】
【移動のための走力・スプリント力・フィジカル】をどのチームよりもハイレベルにしているコンサです。
〇コンサの試合は「激しい走力」が発揮され、そのためのフィジカル・スタミナは事前に想定・準備されていますが、激しい運動量から「過酷なフィジカル状態」となった時のパフォーマンス・プレイレベル維持もトレーニング課題でした。その状態のときにも、上段のプレイを維持する
【強い精神力・闘争心・コミュニケーション声掛けによる団結力】も、コンサの他チームに誇れるストロングポイント・特徴にしたい点です。
あらためて、特徴を記載してみると、そのレベルの高さ、目指す内容の高さ、そのための戦術の優秀さ、その実現・現実化への選手意思のたくましさ、に感動ものですね。 皆さんも、リーグ上位クラスは間違いない、過去のコンサからの途轍もない大きい成長を実感される事でしょう。
2.試合展開
前ブログで「磐田」の現状・チーム状況を点検しましたが、かなり「苦しいチーム現況」が「大久保加入・起用」でどの位改善・カバーされるかがポイントでした。結論は、「ターゲット選手・対象」が明らかで、「その選手」を抑え込めば、相手戦術は不発、です。「大久保・田口」を「深井・宮澤+DF」で抑えこみ、コントロール可能となります。
そのための時間帯が、試合開始~10分間で構築、その後は、コンサ試合コントロールで、多彩攻撃から「複数得点獲得」「失点阻止」で完勝ですね。
試合開始~10分 攻守とも、均衡状態。
~25分 コンサ攻勢の時間帯が長く、「先制点獲得」
~45分 コンサ攻勢は継続し、「追加点獲得」
後半開始~60分 選手交代で活性化。
~75分 最終選手交代。
「追加点獲得」
~90分 【 3-0(1) 】完勝 の試合展開予想です。
3.メンバー
不動のスターティングメンバーへあと一歩まで。
第1番目の問題は、トップを「都倉かジェイか」の選択
第2番目が、サブ選手投入選択
第3番目が、サブ・試合登録メンバー選択 です。
第1問は、【都倉】の「攻撃」「守備」「ゲームメイク」能力の使い方で決定しますね。つまり、試合開始早々から「前線からの守備」を展開するには、「ジェイ」ではなく、「都倉」となります。「ジェイ」は運動量、相手守備選手のフィジカル低減時での「圧倒力」からは「途中・切り札起用」が適していますね。・・⇒答えは【都倉スタメン起用】となります。
第2問は、①選手は、「ジェイ」で確定、残る②選手には、「白井」を是非見たいですね。前節で「掴み掛けた切っ掛けとチャンス」を一気に「本物戦力」にアップする機会で、起用したいです。全体のフィジカル状態によりますが、通常パターンでは「菅⇔白井」ですね。
第3問は、①②以外の必要ポジション選手で、ボランチ・DF・シャドーとなります。
では、予想メンバーです。
都倉
チャナティップ 三好
菅 深井 宮澤 駒井
福森 石川 進藤
ソンユン
SUB 60分投入①ジェイ⇔チャナティップOUT
60分投入②白井 ⇔菅 OUT
75分投入③兵藤 ⇔深井 OUT
早坂・小野・荒野
菅野
これで決定でしょう!!
次節、明日第17節磐田戦は「完勝」で撃破です。
チーム全体・全サポーターの総力結集で、達成です!!
2018年07月20日
1.本日、Jリーグ全体「選手登録第二期間(ウィンドー)開始日」で、8月17日(金)までの29日間、追加選手登録化可能となります。
例年、その初日(本日7月20日)に大量の追加選手登録が実施され、締め切り間際の最終日(8月17日)に「多数駆け込み登録」となりますね。
「イニエスタ・トレスをはじめ、既にリリースの選手が、早期に一斉登録」となり、最短ならば「次節から出場可能」となります。
いよいよ、新戦力が各チームに登場し、リーグ戦線に大きな反響・振動を与える事必至ですね。
前々ブログでは、「7月18日」時点でリリース内容を一覧記載しましたが、各チームでは、チーム戦略に則り、29日間を有効に活用し、その後の追加リリースが続出しています。
元々、この第2登録ウィンドー期間に、
移籍対象選手が各チームより一斉に市場に露出・発表され、
「対象選手リスト」掲載選手につき、
各チーム「獲得交渉候補への有無」が検討されます。
コンサでは、ここまでは、この期間恒例の「レンタル選手の打診・完全移籍交渉」に限定し、「新戦力獲得交渉」は表面化していませんでしたが、「移籍可能選手対象リスト」に目ぼしい選手があれば「交渉開始」もあり得ます。実際は、「対象リスト候補の予想」は既に終え、実際にリスト掲載の場合「開始」となり、その想定外の「有力候補」がリストにあれば「追加交渉開始」という所でしょう。~どうかは、今後の注視ポイントにして起きましょう~
2.では、次戦第17節「磐田戦」展望ですが、
その前に、前節リーグ戦での、大変興味深いデータがありました。
確認してみます。
ポイントは、前節コンサも「大課題」とのミシャコメントだった「シュート精度」です。
~シュートポイント(シュートした位置)~の問題です。
前節のリリースデータ値は、
チーム 〔シュート数〕〔PA内シュート〕〔枠内数〕〔得点〕
コンサ 12本 8本-66.6% 5本 1
仙台 12本 6本-50% 4本 2
鹿島 13本 7本-53.8% 7本 3
浦和 15本 11本-73.3% 9本 3
柏 16本 8本-50% 2本 0
FC東京 16本 12本-75% 4本 1
川崎 15本 8本-53.3% 6本 2
横浜FM 22本 15本-68.1% 14本 8
湘南 10本 4本-40% 3本 1
清水 13本 5本-38.4% 3本 3
磐田 10本 9本-90% 7本 3
名古屋 7本 2本-28.5% 3本 1
G大阪 5本 0本-0% 1本 0
C大阪 11本 4本-36.3% 2本 0
神戸 17本 10本-58.8% 5本 1
広島 27本 19本-70.3% 11本 4
鳥栖 13本 6本-46.1% 3本 1
長崎 6本 3本-50% 1本 0
いかがですか?
チーム毎に、明確な差が現れました。
W杯での勝利への重要ポイントとして注目された
「シュートポイントは<PA内シュート>中心・原則」との、
W杯予選リーグ突破・決勝トーナメント上位争いチーム共通事項は、Jリーグでも同様内容でした。
以下の通り、3つのグループに分かれていますね。
①PA内60%以上 ・・コンサ・浦和・FC東京・横浜FM・磐田・広島6チーム
②PA内50~59%%・・仙台・鹿島・柏・川崎・神戸・長崎6チーム
③PA内~49%・・湘南・清水・名古屋・G大阪・C大阪・鳥栖6チーム
③チームは、チームコンセプトに問題ありとして、次戦以降も同様傾向⇒枠内シュート数少数=得点獲得少数⇒勝利確率低下。
逆に、コンサも含め、①チームは「枠内シュート・ゴール枠内ターゲットへのシュート」増加による得点獲得好調となり「勝利確率アップ」です。
今後も、その動向と推進について、継続確認事項です。
3.次戦対戦相手「磐田」チーム点検
①現況
順位7位 勝ち点22 6勝4分6敗 18得点18失点得失差0
コンサは、
順位5位 26 7勝5分4敗 21得点19失点得失差2
内容は殆ど同レベル、更に、直近7試合戦績も激似で、
磐田 「2勝2分3敗」<3試合連続未勝利>
コンサ「3勝2分2敗」<3試合連続未勝利>。
しかし、現在内容では、中軸選手の試合起用で大きく差が開く状態。
磐田・・チーム中軸・中核の「ボランチ;ムサエフ・OMH;アダイウトン・司令塔;中村俊輔・若手急成長ストライカー;小川航基」と4選手が故障離脱。一気に、選手起用が苦しい状況に転落。
しかし、突然、苦境を一気に打開・解消する「交渉大ファインプレー」を成立。今期登録第2ウィンドーで、川崎「エースストライカー;大保嘉人」を獲得・本日登録。次節から、出場必至でしょう。川又と大久保の併用で「中村俊輔ポジションに大久保」起用で、大穴が一気に解消しています。
②システム・戦術
本来システムは「3-4-2-1」ですが、前節は変則型「3-5-1-1」。しかし、大久保起用で、「3-4-2-1」に回帰必至と予想します。
ボール支配率「平均47.8%」パス数「13位・同成功率(前節)76.8%」で、守備優先の上前線からの守備も行い、攻守バランスを取り、攻撃バランスも、両サイドやや多いが・中央もあるバランス型、、速攻とパス攻撃もあるバランス型。そのため、「連携・組織力」よりも「選手個々の能力」による突破・打開・展開が多い、との戦術。
中村復帰による「川又・大久保・中村」の豪華3選手揃いぶみ時には、「最大・強烈」攻撃力の展開必至ですね。更に「アダイウトン・ムサエフ」復帰時には、リーグトップ水準「スタメン」にステップアップです。
この状況での対戦は「チャンス!!」という事です。
③個別データ(磐田VSコンサ 形式で記載してみます。)
・シュート数=チャンスメイク力[磐田11位△ VS コンサ5位◎]
--意外に、ゲームメイク力は低レベルでしたが、大久保で一気に打開?
・枠内数=シュート精度 [磐田1位◎ VS コンサ7位]
・PA内シュート=シュート精度 [磐田1位◎ VS コンサ6位]
--シュート精度両事項とも、川又の能力です。ジェイ・都倉とは大きな差を付けられています。大久保起用でも同傾向でしょう。
・パス数=パス攻撃力 [磐田13位 VS コンサ10位〇]
--コンサは「ビルドアップ・連動パスの活性化」指向中で改善中途で、差が拡大中。
・クロス=サイド攻撃力 [磐田9位 VS コンサ6位〇]
同得点 [磐田6位 VS コンサ1位◎]
--両チーム共ストログポイントだが、得点力はコンサ。
・セットプレー得点=攻撃力 [磐田11位 VS コンサ6位〇]
--中村俊輔なのに意外に低得点。コンサが優位。
守備項目から、
・インターセプト=ボール奪取力 [磐田9位 VS コンサ2位◎]
--コンサの守備力が優位。
・被シュート数=ボランチ・DF力 [磐田2位◎ VS コンサ16位]
--Wボランチ山本・田口、特に田口が強烈。コンサは弱体。
・被シュート成功率=GK・DF力 [磐田14位 VS コンサ3位◎]
--カミンスキー+3DFは低レベル。コンサ優位。
全体項目では、
・走行距離=走力 [磐田14位 VS コンサ4位◎]
・スプリント数=走力 [磐田13位 VS コンサ11位〇]
--走力は、圧倒の差でコンサ優位。スプリントも差は縮まるも同傾向。
・ボール支配率=試合コントロール力 [磐田12位 VS コンサ9位〇]
対比してみると、
磐田優位は「シュート精度」と「ボランチ力」の2項目のみ。
対して、
コンサ優位は「チャンスメイク力」「パス攻撃力」「サイド・セットプレー攻撃力」「ボール奪取力」「GK・DF力」「走力」「試合コントロール力」と、内容で圧倒しています。
④メンバー
既に記載の「在故障中軸選手」を除く試合起用想定選手は、
想定システム「3-4-2-1」で記載すると、
川又
松浦 大久保
小川 田口 宮崎 櫻内
新里 大井 高橋
カミンスキー
SB 山田・山本・中野・森下・三浦・上原
6選手がトップレベル選手という所でしょうか。
磐田の選手層は超強力選手もいますが、全体レベル・チーム力では、コンサも十二分に優位・勝負が出来る選手層です。
次戦は、「コンサ完勝」を期する試合となりますね。
2018年07月19日
中断明け第16節川崎戦での「勝利」再開は残念ながら失敗。
予想通りと想定外の試合内容でしたね。
1.「予想通り」は、
①本来の川崎戦力、特に「パスサッカー戦術」精度「試合パス成功率82%」です。直前のテストマッチともなった天皇杯甲府戦では「パス成功率60%台」と低率でしたが、その後の1週間で、自力・保有能力のパス精度「平均88.8%」に復帰しつつあり、高い「本来パス戦術実践力」を証明するものでした。
②しかし、やはり想定通り、
シーズン再開後「直ちにフル状態」には程遠く、自慢の「パス精度」は、本来平均値に、△6.8%到達せず、「流れるような連続ショートパス・スルーパス」は不発で、個の「ドリブル」突破・サイド展開割合が増加。
ここは想定通り「不発・不調ポイント」で、「本来のスピードに乗り、流れる様なショートパス・スルーパスの連続で、パス交換阻止やボール保持者へのチェックもいなされ、不能となる」手を付けられない攻撃は「ありません」でしたね。 ・・強力でしたが、どうしようもないチームではありませんでした。
ここに、想定通り「対戦連敗を阻止する大チャンス」はありました。
③守備スタイルも、想定通り、連携・組織守備ではなく、「素早い寄せ・強力なタイトチェック」の個の能力主体で、「ドリブル等単体の攻撃とラストパス阻止・シュートブロック」は強力でしたが、「セットプレー阻止率」がやや弱点のポイント通りでした。コンサCK6回・FK14回で、充分得点獲得チャンスがあった筈でした。
④再開のコンサ布陣は、穴が複数想定されていましたが、そのまま露呈してしまいました。警告出場停止+契約条件による中軸不在は、「ミシャ戦術」を2ランクダウンさせ、コンサの「狙う試合展開・戦術展開」にはかなりの差がありました。
「都倉⇔三好」;右サイドは完全に攻撃手段から消滅。ゲームメイク・突破役を「シューター・クローザー主体」都倉に求めても無理で、宮吉・早坂・兵藤の起用が正解でした。
「荒野⇔宮澤」;「走り回る運動力主体」荒野に、状況判断・ポジショニングを求めるのは無理で、深井・駒井・進藤のプレイにも悪影響となり、川崎の自由自在パス交換を許す原因でした。
「石川⇔ミンテ」;70%はミンテ役を果たせましたが、「パスカットタイミング遅れ」「ラインコントロール・指示」特に「プレイ予測(ポイント)のポジショニングずれ」が多発し、残る30%の差が、2失点の遠因・原因でした。「ビルドアツプ失敗」多発は、ミンテも課題・問題点だったので、いつもの通り(?)で、石川が原因でもありませんでしたが、「不安・自信の無さ」がプレイに現れてしまい、本来持っている「闘争心・積極性と冷静な判断」が発揮出来なかったですね。・・暫くは、「石川センターDF」は回避となりそうです。
もう一点、反省点。ソンユンのフィードの不安定さは「コンサ攻撃のブレーキ」となり、即座に修正すべきポイントでしたね。しかし、「治せない・改善出来ないから、ここに居る=韓国代表も遠い」で、大きな伸び悩み状態に陥っています。色々な意味で「危険」ですね。すぐ横にいる「菅野のフィード力」を学ぶ事・教わる事は出来ないのでしょうか!!
2.「想定外」は、
⑤コンサ選手の「闘志と運動量の不足、判断スピードの遅さ」は、あれだけ厳しいトレーニングを積んだのに、期待外れでした。ここは「大ショック」で、過去のコンサ「負け犬根性・弱気・消極性」が垣間見え、とても残念でした。
石川の「メンタルの弱さ露呈」を指摘しましたが、進藤・深井・菅で、いつもの長所「メンタルの強さ」にやや不足・物足りなさを感じたのは私だけではなかったのではないでしょうか。元々ソンユンの「メンタル」も課題で、昨試合も1失点目の「大チョンボ・ミス」に直結しました。
やはり、主力=チーム中軸・役割が同時に3選手を欠く事態は、大損害・大悪影響という事で、代替は困難、との結論か現実化されてしまいました。
しかし、そんな試合起用選手も、試合終了間際に「やっと目が覚めた」様に、「試合に集中し、1得点獲得」にした事は、次戦以降への「救い」でした。
試合開始85分からでは「試合は殆ど終了し、話にならない位遅すぎる」のはその通りですが・・・。
・・・≪ミシャは許さない!! ミシャちゃんに叱られた!!(ふフフ)≫で、気合とハートを入れ直し!です。
⑥良い点は、「白井両サイド・駒井ボランチ、そして、小野ボランチ」で、想定を越えた「パフォーマンス」でした。ここも次戦以降へ繋がるポイントでした。
⑦シュート決定率は、相変らず「低レベル」で、シュート数は充足しているのに「得点」にならない、との悪循環が再開後も続いています。ただし、低率だった「枠内シュート率」は【75%】と大改善の数値でしたが、その実態は、川崎の「ゴール枠内のGK阻止の難しいポイントを狙うシュート」とは、アマとプロの差ぐらい大きな差で、「得点に繋がるシュート」への改善が必須ですね。ジェイ・都倉が「冷静にターゲット・シュート」を打てば、1点ではなく「3得点」でした。【やったー!との声援が、GKへのパスで失望に変わる】場面は変えましょう!!
以上 想定内と想定外の観点から、点検してみました。
多数の課題、選手起用の是非の改善と同時に、次戦へ繋げ活かし継続するポイントもあった試合でした。
「順位5位」は維持しましたが、2連敗ともなりました。
次戦・磐田戦は、幸運な事に「ホームゲーム」。
全サポーターの「力」、チームの力を試される試合です。
絶対に「勝ち点獲得」スタートの試合としましょう。
2018年07月18日
本日第16節で、リーグ戦再開で、期待と願望の「ワクワク感」で胸一杯ですね。【進化コンサを全チームに見せつけましょう!!】
ここでは、
確認・点検を避ける事の出来ない重要内容として、
直前情報「各チーム リーグ登録第2ウィンドー用移籍交渉結果」です。
では、
1.全チーム(本日までのリリース内容)移籍交渉結果
コンサ△ 離脱・加入無し
(2019.2チャナティップ完全移籍へ契約変更のみ)
仙台〇 即戦力加入で戦力UP。但しレンタルでチーム編成とならず一時的
離脱;MF庄司㉘→京都レンタル
加入;ハーフナーマイクFW㉛、矢島MF㉔レンタル加
鹿島××突然の主力流失で代替交渉も失敗し戦力大きくDown
離脱;ペトロジュニオルFW㉛→中国レンタル、植田DF㉔→ベルギー完全移籍
(昌子DF㉔も移籍の噂)
柏 × DFが一挙に流失、代替も未知数で戦力Down
離脱;ユンソギョンDF㉘・古賀DF⑲→レンタル、中谷DF㉒→名古屋完全移籍
加入;高木㉕SB←千葉完全、ナタンヒペイロDF㉘←ブラジル1部
浦和△ 離脱・加入無し
(意図的に移籍加入での戦力・チーム編成は回避)
FC東京〇 丸山離脱は痛いが、即戦力加入で戦力UP
離脱;梶山MF㉜、吉本DF㉚→レンタル、丸山DF㉙→名古屋完全移籍
加入;丹羽DF㉜←広島完全移籍、リンスFW㉛←レンタル
川崎× 大久保離脱はダウン
離脱;大久保FW㊱→磐田完全移籍
加入;無し (2020.4大学生2名加入リリースのみ)
横浜FM× 中軸DFの突然流失は戦力Down
離脱;ミロシュ・デネゲクDF㉔→セルビア完全移籍
加入;無し
湘南〇 2名の26歳FWは、即戦力で戦力UP
離脱; 無し
加入;山崎FW㉖←徳島完全移籍、小川FW㉖←レンタル神戸
清水〇 FWはJリーグ熟知で戦力UP
離脱;ウショウツンDF⑱→レンタル京都
加入;ドウグラスFW㉛←トルコ完全移籍
磐田◎ 主軸FWを完全移籍獲得となり大きく戦力UP
離脱; 無し
加入;大久保FW㊱←川崎完全移籍
名古屋◎ 離脱でのダウンは殆ど無く、獲得3名は主軸として大幅戦力UP
離脱;松本FW㉓→JレンタルFL相模原、ワシントンMF㉛→契約解除
加入;丸山DF㉙←F東京完全移籍、エドゥアドネツトMF㉙←川崎完全移籍、
中谷DF㉒←柏完全移籍
G大阪△ 離脱2選手は、J3U-23で影響なし
離脱;矢島MF㉔→レンタル仙台、泉MF㉗→東京V
加入; 無し
C大阪△ 柿谷流失防止に専念し、戦力変化は無し
離脱; 無し(柿谷流失は強交渉で防止)
加入;ピアスウェリングFW⑳←オーストラリア1部完全移籍(日本国籍)
神戸△~〇主力級4名の離脱は大きいですが、イニエスタ・ポドロフスキでトントン。
離脱;ハーフナーマイクFW㉛→レンタル仙台、小川FW㉖→レンタル湘南、
レアンドロFW㉝→東京V完全移籍、チョンウオンMF㉘→カタール1部完全移籍
加入;イニエスタMF㉞←バルセロナスペイン3.5年完全移籍、大崎DF㉖←徳島完全移籍
広島△ 主力DF流失・中軸FW獲得で、イーブン
離脱;高橋SB㉔→レンタル岡山、丹羽DF㉜→F東京完全移籍
加入;ベサルトベリーシャFW㉜←オーストラリア1部完全移籍
鳥栖◎ FWの中軸獲得で戦力大きくUP
離脱; 無し(アンヨンウ故障登録離脱のみ)
加入;フェルナンドトレスFW㉞←レンタルスペイン、乾DF㉘←レンタル長崎
長崎〇 離脱は7名だが、戦力ダウンは無く、即戦力候補加入
離脱;乾DF㉘→レンタル鳥栖、田代DF㉚→レンタル横浜FC、
ベンハロランMF㉖→契約解除、碓井MF㉖→レンタル群馬、
吉岡FW㉓→レンタル富山、木村MF㉔→レンタル富山、本田SB㉓→レンタル大分
加入;ハイロモリージャスFW㉕←スペイン1部完全移籍、
ヨルディバイスDF㉙←オーストラリア1部完全移籍
纏めると、
◎評価チーム 磐田・名古屋・鳥栖
〇評価 仙台・F東京・湘南・清水・長崎
△評価 コンサ・浦和・G大阪・C大阪・神戸・広島
×評価 柏・川崎・横浜FM
××評価 鹿島
W杯裏側で、Wクラス選手の移籍市場は制限されていましたが、リーグ内は、いつも以上に活発化した移籍交渉結果で、
特に、前半戦不調チームは、当然移籍市場で積極的な活動の筈ですが、
活性化したチームは、
◎評価・・8位磐田・18位名古屋・17位鳥栖
〇評価・・7位仙台・2位FC東京・12位湘南・10位清水・15位長崎
の通り、
名古屋・鳥栖・長崎・湘南が「戦力UP」にJ1残留・上位へ進出を賭けています。
一方、
1位広島△・3位川崎×・4位C大阪△・5位コンサ△・6位神戸△で、
上位チームは、やや不活発な結果となっています。
しかし、イニエスタ・トレスのWクラス選手のインパクトはどこまでのものかは、実戦まで想像レベルでしかありませんね。
2.以上の通りですが、
コンサは、
コンサの第2登録ウィンドー活用はありませんでした。
その理由は、
「既存戦力の実践戦力化が未だまだ多く、≪潜在力の活性化・現実化≫が主題」という事ですね。
そんなチームは、コンサ以外にも多く、本来戦力が高く、今シーズンやや低迷のチームも、新戦力による逆効果≪連携力・戦術理解低下≫を回避し、本来戦力の「現実化」に賭けている訳ですね。
では、そろそろ会場、準備を開始しましょうか!!
2018年07月14日
本日のトレーニングも、シーズン再開の定例・対戦日程に乗っかり進行。
次戦の「戦術・試合展開・メンバー予想」にトライです。
1.現況~日程の点検からは~
あらためて「定例対戦日程」を確認すると、
[週間日程]で、
土曜・・リーグ戦--試合メンバー(スタメン・サブ起用)
練習試合--それ以外メンバー
日曜・・試合後のリカバリートレーニング
月曜・・オフ(練習無しでのリカバリータイム)
火曜・・全選手で「フィジカルアップ・調整トレーニング」
「前試合の課題確認と対策トレーニング」
水曜・・全選手で「課題対策トレーニング」
次戦対戦チーム「ポイント・対策認識」
「対策トレーニング」
木曜・・次戦「スタメン候補」VS「その他選手」試合形式トレーニングで、
「対策の習得・調整トレーニング」
「スタメン候補適正確認・調整」
金曜・・朝「次戦試合メンバー」発表。
試合メンバーVSその他選手の試合形式で、
「試合直前フィジカル・対策トレーニング」
〔アウェイ〕昼頃 前日「対戦地」へ移動
〔ホーム〕 午前中トレーニング
との定例パターン(試合開催日が、金曜夜・日曜の場合一部短縮化で修正)。
しかし、
①リーグ戦再開の第16節 水曜(7/18)夜-ホーム
②中3日 日程 第17節 日曜(7/22) -ホーム
③中5日 日程 第18節 土曜(7/28) -アウェイ
④中3日 日程 第19節 水曜(8/1)夜 -アウェイ
⑤中3日 日程 第20節 日曜(8/5) -ホーム
⑥中5日 日程 第21節 土曜(8/11) -ホーム
⑦中3日 日程 第22節 水曜(8/15)夜-アウェイ
⑧中3日 日程 第23節 日曜(8/19) -ホーム
と8連戦が短縮日程の「リカバリー期間が困難」な過酷日程が待っています。
Aチーム(試合メンバー候補)の選手数を4名加算し、
1名CF-3名、2名シャドー-3名、2名サイド-4名、2位ボランチ-5名、3名DF-4名、1名GK-2名、計21名としましたが、コンディション不調での離脱を考慮外としても、
≪シャドー1名・DF2名≫明らかに不足しています。
Bチーム;シャドー-2名、サイド-1名、ボランチ-1名、DF-4名、GK-1名、計9名から、少なくとも「能力不足」ではなく「故障等コンディション不調」原因の「ヘイス・ジュリーニョ・菊地・河合」のリカバリー・復帰が絶対に必要となります。~果たして、過酷日程の8連戦(8/19までの1か月間)以内の「復帰・試合起用の可能性」は、極めて低率・困難との予想しか成立し難いてすね。
当面、≪ギリギリの選手起用≫を覚悟です。
2.戦術・試合展開
前ブログで、次戦対戦「川崎戦」で、大きな「勝利ポイント・チャンス」を指摘しました通り、次戦での「川崎」戦力は、未だ「低レベル状態」で、本来戦力からは大幅ダウン状態で、特に「チームコンセプト=パスサッカー戦術」の根幹「パス成功率が低率」状態で、リーグトップ・リーグ3位原動力の「攻撃力」と「安定守備力」が低レベルと想定されます。
今シーズンの中で「唯一」と言える程の「川崎戦力低レベルの大チャンス」で、現在コンサ戦力(攻撃力と守備力)で、圧倒が可能です。
戦術は、リーグ戦再開と共に「コンサ・ミシャ戦術の高レベル実践の復活」で、再開を「今までを一段と越えるスピード・精度・多彩さ・連携力」で、「明確な成長」を示す試合の実現を目指しましょう。
中断期間のメインテーマ「前線3人の連動プレイ、DF・GKからのビルドアップ」で、レベルアップしたプレイ内容を、華麗に・激しく・豊富に展開し、川崎を圧倒・撃破し、「勝ち点3獲得」で再開をスタートさせるのですね。
コンサの看板戦術、ミシャ戦術【3-4-2-1】システム・可変システム・5トップの攻撃型です。
試合展開は、試合開始~20分は、川崎のエンジンは回転し、高レベル・強力攻撃力が来ますが、ここを「5バック密集ブロック・連携組織型守備」で凌ぐと、前半30分頃より、川崎ガス欠・フィジカル低下からプレイ精度ダウンが発生し、コンサの攻勢・支配が試合終了まで継続するでしょう。
その中で「複数得点獲得・完全勝利」を図る試合です。
試合開始~20分 川崎攻勢時間帯、ブロック・連携組織守備で失点阻止
~30分 川崎フィジカル低下・プレイ精度低下となり、
一転し、コンサ攻勢
~45分 「先制点」獲得、前線・サイドパス交換から得点
後半開始~60分 コンサ攻勢継続
選手交代で活性化
~75分 「追加点」獲得
~90分 「 2-0 」完勝達成!!
3.メンバー
Aチームメンバー「出場不能」3選手
宮澤・三好・ミンテのバリバリ「スタメン」
超痛い~!けれど、何とかやりくりです。
ジェイ
チャナティップ 都倉
菅 小野 兵藤 駒井
福森 石川 進藤
ソンユン
サブ 宮吉・白井・早坂・小野・内村・稲本
菅野
※進藤が間に合うか。
※小野先発は、荒野先発もある所。
小野のゲームメイクの選手起用時間が「得点時」
30分以降の前半から攻勢開始のためにはスタメンより起用。
※早坂は、DF要員が主体。
「複数得点獲得の匂い」が濃厚なコンサメンバーです!!
強敵・強烈「川崎」を撃破できる「絶好チャンス」をものにし、快勝・完勝で、上位陣へ殴り込みです!!
2018年07月13日
さて、いよいよリーグ戦再開、今シーズン後半戦開始と繋がります。
水曜天皇杯「福岡戦」勝利は、試合内容=プレイ内容に多くの課題があるも、<勝利への勢い>は、絶好状態となり、
”聖地厚別”に、「3位勝ち点1差の川崎」を迎え、撃破・勝ち点逆転でのシーズン再開を果たせるか、現実化出来るかを賭けます。
「本来戦力の川崎」 VS 「戦術・戦力成長のコンサ」は、
拮抗にまでは到達せず、厳しい結果が相当でしょうが、
「川崎には大きな弱点」=「スロースターター」は、中断期間から再開のコンサ戦で、大きなチャンスポイントとなります。
今シーズンの初対戦は、勝利確率が上がる条件での試合です。
実際、直前テスト試合となった「天皇杯・J2水戸戦」は、起用メンバーはリーグスタメンだった主力・Aチームに拘わらず、完全互角・後半は水戸の攻勢・支配ゲームとなり、「1:1」でのPK戦でやっとの勝利、との試合展開と内容。前半当初のみ川崎本来の「流麗なパスワークにより先制」するも、そのスタイルは「前半15分まで」で、前半15分~後半までの「60分」水戸の支配ゲームとの内容で、「フィジカルコンディションの悪さ」「連携・本来のパスワーク不良」を現実化しています。
その後、一週間で、劇的に改善は困難ですね。
第16節コンサ戦は、川崎「低調状態」での再開、が濃厚です。
一方のコンサは、激しいトレーニング・負荷状態から急回復し、天皇杯を迎え、Bチームのレベル改善の停滞は顕著ですが、Aチームの攻撃力は、ここまでのスタメン・主力に、小野・白井・宮吉・内村のAチーム入りがあり、一段階レベルアップしています。
強敵川崎を、コンサ勝利のため、対戦条件としては「最高」な相対状態との「大チャンス」での試合で、サッカーの女神に感謝!です。
ここは、しっかり・確実に「勝ち点3・勝利・仕留めましょう!」
大勢は、以上の通りですが、一応対戦チーム点検配下の通りです。
1.「川崎」チーム現況
①「スロースターター」としましたが、データは、
2017シーズン34試合中
1~11節(11試合)5勝4分2敗 勝点1.7/試合
12~23節(12試合) 8勝2分2敗 勝点2.1/試合
24~34節(11試合)8勝3分0敗 勝点2.4/試合で、
シーズン後半、特に20節以降敗戦0で、15試合連続勝ち点の絶好調。
しかし、前半は、勝利=勝ち点3の試合結果は、45%で、
「シーズン前半戦力全開には至らない」=スロースターター、が川崎の代名詞です。今シーズンもここまで、
1~8節(8試合)3勝3分2敗 勝点1.5/試合
9~15節(7試合)5勝0分2敗 勝点2.1/試合で、
9節以降エンジン全開としたものの、
長過ぎるW杯中断期間で「スロースターター」へ逆戻り、
との想定となる訳ですね。そして、現実、前回天皇杯の試合内容・プレー内容・低下した現戦力、となっています。
第2回対戦となる第26節(9/15?)では、全開の川崎戦でしょうが、第1回対戦は、撃破しなければなりませんし、チャンス大!ですね。
②システム・ゲーム展開
風間時代は、「4-2-3-1」と「4-4-2」を相手チームにより使い分け・鬼木監督2017~は「4-2-3-1」のみ。
最大の特徴が、「パスサッカー戦術」(正確には、ショートパス連続交換戦術)。しかし、鬼木監督は、徐々に「中央攻撃」主体から、「サイド攻撃」も加え、フィールド全体をワイドに使いながら、細かいタッチとテクニックで中央突破も図り、【多数パス数・高支配率・多シュート数】戦術。
そして、シーズンが進み、戦術・戦力全開期となると、パス交換の速さにより、相手守備陣による「交換阻止・パスカット」のタイミングが追い付かず、自在なパス交換により、守備陣をズタズタに破られ、大量得点機から大量得点を奪われる、との展開・チーム能力に至ります。
しかし、「スロースターター」の段階・状態では、肝心の「パス交換」のタイミングが合致せず、ミスパス・ボールロスト、また、運動量が乏しく、パス受け手が「想定(規律・約束)位置に到達せず」、戦術が不発、となる訳です。
中断明けの「低状態」時期の対戦を、最大限活用し、川崎戦術不発を狙いましょう。
③メンバー
レギュラークラスはJリーグでトップレベルの陣容です。日本代表DFの谷口選手を中心としたDF陣は安定した守備を見せるようになり、自慢の攻撃陣は大島が中盤下がり目からゲームメイクを行い、大黒柱である中村憲剛、家長がパスやドリブル突破でチャンスを量産。加えて両SBのエウシーニョ、車屋も積極的なオーバーラップで攻撃に厚みを加え、2017年Jリーグ得点王小林が確実にゴールを収める。役者が揃えば圧倒的な魅力あるサッカー。
大久保・エドワルドネットの流失は、野々村社長コメントの通り、大きなダメージには至らず、他チームなら主力能力のサブ選手も豊富で、リーグトップランクの選手層。ベテラン・中堅・若手高能力選手(コンサにレンタルの三好は、「フロンターレの至宝」と呼ばれますが、そんな選手が多数在籍しています。)と、経験・年齢構成も理想的ですね。
強烈な「個の能力」を各選手が全開・発揮すると、攻撃も、守備も、段違いの「桁外れの強さ」となる保有選手です。神戸に続き、No.2の選手層ですね。
④具体的数値
-チームスタイル-
同レベル 攻撃セットプレー ・自陣支配率・フィジカルコンタクト
川崎UP 左サイド攻撃・中央攻撃・右サイド攻撃・ショートカウンター・
敵陣支配率・攻撃から守備への切り替え・縦に陣型コンパクト度・
最終ライン高さ・ハイプレス
コンサUP ロングカウンター・守備から攻撃への切り替え
殆どの項目・プレーで、数値は劣後していますが、
セットプレー・コンタクトの強さ・ロングカウンターのスピードと精度・守備から攻撃へ切り替えのスピードでは勝負可能です。また、「スロースターター」時とする、他項目も、劣後が「均衡・優勢」となります。
-シュート-
・シュート数 14.1本/試合2位 コンサ14.3本/試合1位
ゴール数 1.4点/試合4位 コンサ 1.3点/試合7位
成功率 9.9%9位 コンサ 8.9%11位
・被シュート数 10.3本/試合3位 コンサ15.5本/試合16位
被ゴール数 0.8点/試合2位 コンサ 1.1点/試合8位
被成功率 7.7%4位 コンサ 7.3%3位
シュート項目は、意外にも同じレベルですね。
-パス-
・パス数 660.9本/試合1位コンサ458.8本/試合9位
圧倒的な差です!!
簡単に、一部ポイントに絞り点検してみましたが、見れば見る程「強力・強烈なチーム力」ですね。そんなリーグ随一の強烈チームが、或る意味「最悪状態」で対戦との「好運」に感謝しつつ、コンサ全チーム一丸となって、絶対に撃破してしまいましょうね!!
突然、なまらうれしいニュースが飛び込み!!
チャナティップ・ソングラシン;ムアントン・ユナイテッドFCと2019年2月1日から完全移籍加入に合意
やりましたね!!
以前ブログで、この中断期間、メインの選手移籍交渉は「レンタル契約」の完全移籍交渉のタイミングで、最重要交渉が「チャナティップ」交渉と記載していましたが、成功しましたね!
コンサとチャナの将来にとり「素晴らしく・輝かしい未来」を手に入れた瞬間ですね。
ただ、他のレンタル組「駒井・三好・菅野」は、本人意思・保有先(レンタル元)チーム意思、共に、現時点では「困難」な状況で、可能性が高いのは「レンタル延長」の選択肢と同ブログで記載通りで変わらないですね。あまり、一挙に高望み・強欲張りは慎み、現実的に、ひとつずつ積み上げ、先ずは、「本人意思」の変化・継続在籍希望意思を掴んでいきましょう。「ゴールを一つずつ積み上げた先に、本人意思変化・在籍継続意思が或るのだと思います。」
2018年07月11日
コンサは、天皇杯をリーグ戦再開のスタートと設定して、本日起用スタメンは、ベストメンバーでスタート、早い時間帯に、準Aチームで勝利優先の試合目標で対戦ではないでしょうか?!
コンサの立ち位置を勝点で再確認すると、
①広島 37②FC東京28③川崎 27④C大阪26❺コンサ 26⑥神戸22 ⑦仙台22と、②〜④位と勝点3以内、直下の⑥・⑦と勝点3差の位置は、
上位狙いの絶好ポジションです。
ここから、当面の3節16節〜18節をトップグループアタック・チャンスとして、3連勝を狙う戦略です!
その為、次節リーグ戦再開第16節は、圧倒的な戦術と戦術実践力を示して快勝を目指すもの。
そこで、本日天皇杯で、チーム完成テストの選手起用が必要となります。
しかし、あくまでも、テスト起用ですので、時間帯は試合開始〜前半で充分で、後半3枚替えですね。
という事から、本日天皇杯のスタメンは、
ジェイ
都倉 三好
菅 宮澤 小野 駒井
福森 石川 ミンテ
ソンユン
後半交代; ジェイ⇔ チャナティップ~都倉CF
小野 ⇔ 兵藤
石川 ⇔ 早坂~ミンテセンターCB
となりますね。
マスコミリリースとは、反対の起用ですが、戦略、状況、何より、勢いを付ける!との勝負感重視のミシャなら、あり得る内容を予想します。
どうでしょうね。
何れにしても、楽しいコンササッカーの再開を愉しみましょう!
2018年07月07日
W杯も終盤戦、併せて、W杯リーグ中断期間の各チームトレーニングタイムも後半途中、そろそろ終了が見てきましたね。
ここに来て、日本代表の活躍と課題も、全体分析により徐々にリリースし始め、その中、注目する内容を一記事掲載してみます。
1.日本代表検討とコンサ
それは「日本代表の活躍の源泉・理由は、精度向上だつた」と指摘したもの(本日7/7読売新聞)。概要のみ以下の通り。~W杯前回大会と今回との比較~
多くの項目で、精度・成功率上昇。
(1)パス精度の上昇
・支配率 2014-55.1%(6位) 2018-52.7%(11位)
△2.4%で、パス交換時間帯が減少
しかし、
・パス本数 2014-467.7本/試合 2018-504.5本/試合
成功率2014-80.2% 2018-82.7%
成功率+2.5%アップし、パス数+36.8本増加した。
成功率UPで<途切れずパス交換が続き>本数増加で、
テンポ良くパスを回し、速攻を仕掛ける源泉で、以下の図式。
<パス成功率上昇=多数のパス交換成功→ボールが常に動く=ボール位置・自体のスピード上昇=プレイスピード上昇→相手守備をくぐりぬける、振り切る、突破する→シュートチャンス到来>との図式です。
そして、パス(交換)成功率は、「パス出し手と受け手での思考とスキルの合体によるもの」で、その大前提が、戦術統一・共通意識・共通プレイイメージ=「思考の連携力」で、ここに「日本人の精神特性・長所」の真因があるのですね。「パスの受け処(タイミング・ポイント・パス性質)に同じイメージを
重ね合わせ、出し手は、その受け処へのパス出し、受け手は、その受け処へのポジションチェンジ(当然、運動量・スプリント数が必須ですね)とトラップ準備を同時に行う事で、お互いの主張を合わせ、同一・合体プレイを成功させるのです。
自己主張主体の<他国チームが追随出来ない>理由で、お互いを尊重し合う日本固有の「華麗・スピード溢れるパス交換」のストロングポイントです。
代表監督で「日本固有の特徴」を主体とした監督-オシム・ザッケローニが重視した点で、単なる「走るサッカー」ではなかった所以です。
そして、これこそ、ミシャ・コンサの求めるものです!!
更に、パス精度に続き、もう一点記載されています。
(2)シュート精度改善
・シュート数/試合 2014-17本(5位) 2018-10本(23位)
枠内シュート率 2014-25.5%(27位) 2018-37.5%(4位)
総数 2014-51本 2018-40本
内枠内数 -13本 -15本
得点 -2点 -6点
枠内率・シュート精度向上→決定率上昇→得点3倍増加と改善
その理由が、
枠内シュートのシュートポジション(ポイント)にありました。
総枠内シュートのシュートポイントを分類してみると
PA外 2014-8本得点0 2018-4本得点1
PA内 2014-5本得点2 2018-11本得点5
シュートポイントを「PA内」と指定したと推定される変化です。
2018W杯の日本代表シュートを「PA内」と指定しただけで、
枠内率が急激に上昇し、得点3倍増の決定率改善
との結果となった真因です。
日本代表も、われらのコンサも「決定率の低さ」を選手固有能力の低さに原因を求めていましたが、その答えは、全くの大不正解で、選手入れ替えではなく、「同一選手が劇的に改善する」との方法を示したものです。
この点は、このブログでも、再三にわたり主張し続けてきたものですが、日本代表で証明されました。獲得金額が高く・獲得交渉も困難なWクラス獲得が手段ではありません。我らがコンサの現選手も同一レベルに到達するとの内容。
再掲載しますが、決定率改善は、
・ゴールエリア内
・GKの届かないポイント
・GKの届かないタイミング の3項目のみが構成項目です。
シュートの強さ・テクニック・種類の多さは、第一順位項目ではありません。実は、3項目のための手段・方法でしかなありません。そして、FW・シューター選手の多くが、この手段・方法を第一順位との誤認識とし、ひたすら追求しますが、結果は、偶のまぐれ得点に満足し、全く改善しないまま、偶然得点を求めたまま、二流選手として選手生命を終えてしまいます。
今回の日本代表がトライした「シュートポイントPA内指定」は3項目に加えるべきですね。
ミシャは「シュート決定率改善」を練習課題にしませんね。
何故でしょうね。
推測するに、「決定率改善は、シューター選手の個人課題」との認識にあるのでしょう。
しかし、今シーズンも、ここまで全く改善の余地・兆しさえも見えません。
一般的にプロ選手は、現在の存在位置に至るまで、激しい競争の中、「自己肯定・自己尊重」を最優先して来るもので、自己の欠点・課題改善は苦手・後回しですね。しかし、ワールドクラスや海外体験の選手が、「その場で本当のレベル」に直撃し、正確・適格に自己能力を自覚し、そこから「懸命な努力」を追求し、国内時代とは飛躍的に改善・成長しています。コンサでも、「小野・稲本・ジェイ」のみが本物を知っていて、そのための努力・取り組みの必要性を認識している事でしょう。
確かに、「どんなに言っても、その意識が無い選手は、理解できない」との公式は堅固ですが、そのまま放置もないですね。「練習の中で、もう充分というレベルまで言い続ける事も愛情ある育成」で、絶対チーム全体で取り組んで欲しい重大課題ですね。
しつこいですが、再掲載です。
・ゴールエリア内
・GKの届かないポイント
・GKの届かないタイミング
プラス
・PA内シュートポイント の4項目で改善です!!
2.コンサの現況・課題
中断期間トレーニングの成果・結果を評価する鹿島戦練習試合で、以下の内容が判明。
①シーズン前半戦・15試合で、スタメン固定の中起用された主力選手の累積疲労は抜け、良好コンディション・回復が出来た。
但し、深井・菊地・ヘイス・ジュリーニョの回復は、45日間の長期間があるつたにも拘らず、失敗。更に、福森・進藤も甘い状態に浸っていたけど、本日トレーニングで、取り敢えず、ヘイス・ジュリーニョ以外は復帰。しかし、後10日間で試合起用状態は極めて困難。フィジカルトレーナー・コーチは何をやっていたの、と叱責もの。
②主力・スタメン候補へ格上げ選手は、小野・宮吉・白井の3選手。
たった3選手に留まり、準スタメン選手(=試合途中起用とサブ起用選手)のレベルアップ・スタメンレベル化も失敗。;荒野・石川・早坂・兵藤
③戦術実践度上昇失敗。
シーズン前半期レベルに再復帰がやっとで、サブ・Bチーム選手の突き上げも無く、主力組もフィジカルリカバリー主体で、試合用コンデイション回復がやっとで、中断期間トレーニングの主願だった「試合中の疲労状態での、精度・スピード・プレイの改善」は全く到達しないもの。
以上3点が評価結果で、残り10日間となった現在、厳密には、川崎戦前1週間は、試合準備用の「定例スケジュール」のため、ハードトレーニングが可能なのは「あと3・4日間のみ」で、多くの課題・重大課題は、解決不能でしょう。せめて、連携=プレイイメージの調整・すり合わせと、シュート決定力改善は取り組んで欲しいですね。
という訳で、総括すると、
FW・シャドー・・連携力・スピードも戻り、
タレント数も、内村・宮吉の追加もあり、〇
ボランチ ・・小野の追加は◎ 小野のWクラスパス能力が存分に開花
しかし、深井離脱×、荒野・兵藤改善停止△で、
宮澤・小野頼り。トータル△ですが、
小野起用可能状態が続く期間は◎
サイド ・・白井の追加は〇。菅・駒井頼みは継続
DF陣 ・・コンデイション不良・出場停止もあり、再開時は××
その後もガタガタ状態で、梃入れもなく弱体化×
GK ・・横這い〇
で、攻撃力は上昇部分もありますが、守備力が急激に弱体化で、全体では「戦力やや低下」です。
選手レベルでは、
◎・・ジェイ・都倉・三好・チャナティップ・小野(ここに入って来ました!!)・駒井・福森(コンデイション??) 7名
〇・・宮吉(入って来ました)・内村・宮澤・ミンテ・菅・進藤・ソンユン 7名
ーーーーー↑スタメン候補14名ーーーーーーーー
△・・早坂・石川・菅野・中村・稲本 5名
ーーーーー↑サブ候補5名ーーーーーーーーーーー
×・・河合・横山・田中・濱・阿波加 5名
ーーーーー↑起用不能5名ーーーーーーーーーーー
?・・菊地・ヘイス・ジュリーニョ 3名
他チームの補強は、超強力助っ人イニエスタ・トーレス、ポドロスキー全開もありますが、全体は不活発。しかし、この間のチームトレーニングにより、特に下位低迷チームを始めとして、チーム本来戦力を整備・回復し、大幅アップさせて来ます。
そうなると、コンサとの相対戦力は、大きく転換し、不利状態が多く、上位争いレベルから、リーグ残留早期獲得が至上命題に変化しそうです。
再開後の3試合ての「勝ち点獲得」が最重要命題です。
再開後「厳しいリーグ展開・進行」を想定すべきですね。
2018年06月28日
~進化~ 現在・未来コンサ点検~⑨中断期間トレーニング現況と成果分析-3は、テストゲームの評価・採点日。
W杯前のわくわくTIMEに、本ブログを記載しましょう。
本日は、第2回目のTG・札幌大とのテストマッチ。
第1回目は、1週間前の6/22(金)対戦相手は、同じく札大で、
6/18~6/22までの5日間のテスト・点検用練習試合。
その評価は、
①全般コンディションは、35分~45分~35×2しか保てない状態で、特にスタメン候補グループで累積ダメージ・疲労から「やや低内容」でしたが、フィジカルをハードトレーニングで追い込んでいる現状、あのハワイキャンプ第1回TGと同様な状態に拘わらず、より高いパフォーマンスで、今シーズン15節間で、着実にレベルアップした現状を確認したもの。これからも、フィジカル負荷は続け、そんな中でも、高パフォーマンスとなるレベルまでフィジカル上昇を図るものを確認出来た。
②特に、第2ゲームチームで、中盤~前線選手の戦術理解とプレイ実践力の高パフォーマンスが実現し、大きくアピール!!
小野・稲本の高い戦術理解とハイテクニックの炸裂。
内村・早坂・宮吉の「ミシャ戦術」理解・実践力の証明。
田中・白井のサイド適正・クロス力の証明。
と、≪中盤~前線のゲーム・チャンス構成力・スピード、ラストパス精度、決定力≫は、現時点、スタメン候補を上回る力を、ミシャにアピール。
③ビルドアツプは、第1ゲームチームのみ合格点、第2・3ゲームでは△。
横山は△。田中はビルドアツプは△ですが、第3ゲームでもクロス力を証明しました。(・・・やっとその気になり始め、あの代表FW・乾と「野洲高校セクシーフットボール」を左クロスで作り出した、天才実力が復活!ですか!?)
④起用外選手
TG未起用選手は、現時点では試合起用は困難状態証明。
選手は、
河合・兵藤・深井・菊地・濱・ジュリーニョ・ヘイス・ジェイの8名
主力選手が多く、早期回復・コンディション改善が必要。
選手とフィジカルスタッフの腕の見せ所ですね。
という事で、一言で、「順調に大きく進展」を証明するTGで、現在の「中断期間トレーニングでの戦力刷新・上昇」を証明。
では、次の第2週のトレーニング目的はと言うと。
この期間の練習は「負荷コンデイション状態のプレー改善」がメインテーマの柱で、2部練習の時間+トレーニングの質アップで「過酷フィジカルコンディション」を軸とした内容が展開。
但し、この課題は、中断期間トレーニング全般の課題ですが、期間ごとに「その集中・中心度合い」は変化していき、
スタート当初の「過酷」・中心課題から、
現在の第2週目は、中間期突入段階で、この後、終了期まででは、「過酷フィジカルコンディションは、当然・当たり前のコンデイション」と常態化し、そんな中でも「十分なプレーの質・レベル」追及まで上昇すものです。
そして、その時点での中心取り組み課題は「個別プレーの質・精度・スピード」に移行しているとの想定です。
つまり、練習開始当初・1週目での「過酷フィジカルコンディションでも可能なフィジカル獲得」は、2週目終了時点の中間期で、達成し始め、それ以降は、「フィジカルアップ」の追求を継続しながら、重点は、過酷フィジカルコンディションの中での「個別プレーのアップと戦術実践度の進化・前進」の追求を狙うものです。
という事で、本日TGの評価・点検ポイントは、
先ずは、「過酷フィジカルコンディションで動け・プレイ出来るようになっているか」が第1ポイント、第2ポイントが、各選手個々の選出理解と実践力、チームとしての連携・組織化のレベル程度確認となります。
ではその結果と評価は。
札幌大学と45分×4本のトレーニングゲーム 得点は〇印
〔1本目〕 ジェイ②
チャナ 都倉
白井 荒野 兵藤 駒井
福森 石川 進藤
菅野
・PK Sジェイ
・クロス;白井⇒ジェイHS
・〔 2:0 〕 やや低調
〔2本目〕 ジェイ
チャナ① 都倉①
白井 荒野 兵藤 駒井①
福森 石川 進藤
菅野
<交代後>
都倉①
チャナ 三好③
白井① 宮澤 兵藤 駒井
福森 ミンテ 進藤
菅野
・クロス;駒井⇒チャナ右S
・スルー;チャナ⇒駒井S
・クロス;白井⇒都倉HS
・交代;荒野⇔宮澤、石川⇔ミンテ、ジェイ⇔三好
・三好3得点のハットトリック。都倉S、白井S
・完全に崩して多数シュートチャンス構築と決定力発揮
〔 8:0 〕
〔3本目〕 内村
宮吉① 三好②
田中 小野① 稲本 早坂
横山 ミンテ 濱
阿波加
・開始1分に札幌大学に先制点
・小野・稲本のハイテクパス交換から活性化
小野S、宮吉S、三好S、三好S
・〔 4:1 〕
〔4本目〕 内村
宮吉③ 早坂①
田中 金城 藤村① 福田
中村 河合 濱
阿波加
中村(ユース)、福田(ユース)、金城(練習生)
・華麗なパス交換からシュートチャンス構築出来、
・宮吉・早坂・藤村が得点
・〔 5:0 〕
≪全体評価≫
(1)180分で19ゴール1失点。戦術実践が上昇し、多数のシュートチャンスが構築出来、本日は、冷静・ゴール内ターゲットへのシュートによる決定力も改善。
(2)第一試合・第二試合がAチームですが、Bチームと、戦術実践レベルが同列・同レベル、実は、逆転しています。戦術理解・実践選手が拡大・多数化し、確実に戦力上昇・レベルアップしている事を証明しました。
(3)起用選手・未起用選手確認
未起用選手は、
ヘイス・ジュリーニョ・菅・深井・菊地・ソンユンの6名まで減少。
河合・兵藤も復帰です。
次の1週で、更に復帰者が増加の事でしょう。
(4)得点者確認
ジェイ② チャナ① 駒井① 都倉② 三好⑤ 白井① 小野① 宮吉④ 早坂① 藤村① 三好の5得点は凄い!! でも一番は、の多彩な得点者=得点者の分散、で、相手は、絞り込みも不能、どこにでも、シュートチャンス・得点チャンスがある多彩パターン攻撃を獲得・構築しています。
(5)AチームとBチームのレベル差縮小・消滅(?)により、第1・第2ゲームの起用選手に変化が起きています。詰まり、Aチーム入り選手が産まれて来ており、「白井・石川」「稲本・小野ボランチ」「宮吉・早坂」は、「Aチーム入り」となったのではないでしょうか。順調ですね。
トレーニング進展は「絶好調」に突入し始めましたね!!
さぁ~ 丁度お時間です。
W杯・第3戦最強チームポーランド撃破に参戦しましょう!!
2018年06月23日
本日、サポーターズデー!!
元々の発足理由と現在の趣旨は、
「選手・スタッフ一同で、コンサのストロングポイント≪サポーターズ≫へ精一杯の感謝を気持ち・イベントに込めて伝える日!」ですね。
存分に愉しまれましたか?
このブログでは、
シリーズ~⑨中断期間トレーニング現況と成果分析-2 で、現況を確認してみます。
1.現況
6/18(月)~6/22(金)の5日間、
当面の取り組みポイントは、
①フィジカルアップ
②コミュニケーション(戦術と実践意識統合、連携・組織プレイ、サブの意識アップ)
③ビルドアツプ 、でした。
5日間の成果・結果確認テストとして6/22(金)「練習試合TG」を実施しました。
TGは、2部練習+試合形式中心でのハードトレーニングの中でのテストマッチで、
テスト対象事項は、
A.スタメン候補選手のコンデイション確認
B.要確認選手〔スタメン候補選定対象選手〕の戦術理解・実践、コンデイション確認 が中心ポイントでした。
2.では、TGの実戦内容を以下見てみましょう。
第1G(45分)
システム配置図で、起用選手を。得点選手〇
都倉①
チャナ 三好
菅 荒野 宮澤① 駒井
福森 ミンテ① 進藤
ソンユン
・深井・兵藤は、フィジカルコンディション不良で、荒野抜てき。
・コンデイションの疲労ピークで、スピード・切れが無く、意識通りのプレーが出来ず、「ビルドアップ〇~縦パス〇~パス交換×~シュートチャンス困難×」
と、前線1列目(CF)・2列目(シャドー)・3列目(ボランチ・SH)の動き・プレーが低レベル。
・FK福森~宮澤HS得点、クロス菅~都倉S得点、クロス三好~ミンテS得点で、「 3:1 」
・ここから、更にハードトレーニング累積で、プレー・運動量・スピードを回復・復活し、「連動プレー」再獲得・レベルアップを図っていく。
第2G(35分) 上島練習生
内村⑥
宮吉 早坂①
田中 小野 稲本 白井
石川 横山 上島
菅野
・ワンタッチ・ショートパスのパス交換が連続し、チャンス構築が実現し、フリー状態でラストパスが集中し、集中の内村も戦術実践力を発揮し6得点の固め取り、早坂も含め7得点獲得。「 7:1 」
第3G(35分) 森・紺野・上島練習生
内村①
宮吉② 早坂
白井 森① 藤村 紺野
田中 横山 上島
阿波加
・相手チームの選手交代もあり、ショートパス交換で陣形を崩し、チャンス構築が出来、内村・宮吉・森得点獲得。更に、クロス田中~宮吉Sの4得点獲得。「 4:0 」
3.TGの評価・確認結果
全体から、見えて来る事がありますね。
(1)ゲーム起用数
2ゲーム起用
内村・宮吉・早坂・田中・白井・横山 の6名
上島(練習生) の1名
1ゲーム起用
都倉・チャナ・三好・菅・荒野・宮澤・駒井
福森・ミンテ・進藤・ソンユン の11名
小野・稲本・石川・菅野 の4名
藤村・阿波加 の2名
森(練習生)・紺野(練習生) の2名
と、5つのグループ分けが見えて来ます。
詰まり、
・2ゲーム起用し、見たい選手6名(練習生を除く)、
1ゲーム組も、
・スタメン候補のコンデイション確認11名、
・準スタメン候補もコンデイション確認4名、
・育成レベル確認2名、
・練習生3名
特に、ここでは、冒頭にあげた本TGの狙い・趣旨のひとつ、
要確認選手〔スタメン候補選定対象選手〕
の戦術理解・実践、コンデイション確認
2ゲーム起用選手6名がその対象です。
或る意味、≪厳正なチーム必要選手の確認≫で、
今シーズン最後のチャンス・正念場です。
(2)試合全般評価・確認結果
①全般コンディションは、35分~45分~35×2しか保てない状態で、特にスタメン候補グループで累積ダメージ・疲労から「やや低内容」でしたが、フィジカルをハードトレーニングで追い込んでいる現状、あのハワイキャンプ第1回TGと同様な状態に拘わらず、より高いパフォーマンスで、今シーズン15節間で、着実にレベルアップした現状を確認したもの。これからも、フィジカル負荷は続け、そんな中でも、高パフォーマンスとなるレベルまでフィジカル上昇を図るものを確認出来ました。
②特に、第2ゲームチームで、中盤~前線選手の戦術理解とプレイ実践力の高パフォーマンスが実現し、大きくアピール!!
小野・稲本の高い戦術理解とハイテクニックの炸裂。
内村・早坂・宮吉の「ミシャ戦術」理解・実践力の証明。
田中・白井のサイド適正・クロス力の証明。
と、≪中盤~前線のゲーム・チャンス構成力・スピード、ラストパス精度、決定力≫は、現時点、スタメン候補を上回る力を、ミシャにアピールしましたね!!
③ビルドアツプは、第1ゲームチームのみ合格点、第2・3ゲームでは△。
横山は△。田中はビルドアツプは△ですが、第3ゲームでもクロス力を証明しました。(・・・やっとその気になり始め、あの代表FW・乾と「野洲高校セクシーフットボール」を左クロスで作り出した、天才実力が復活!ですか!?)
④起用外選手
TG未起用選手は、現時点では試合起用は困難状態も証明しています。
対象選手は、
河合・兵藤・深井・菊地・濱・ジュリーニョ・ヘイス・ジェイの8名
このままでは、シーズン再開で大きな影響・ダメージとなります。
主力選手ばかりで、早期回復・コンディション改善が必要ですが、
逆に、今後、これだけの選手・戦力の上積みが期待出来る、
と言う事です。
早く、全選手の勇姿・プレーを見たいですね!!
選手とフィジカルスタッフの腕の見せ所ですね。
という事で、一言で、「順調に大きく進展」を証明するTGで、現在の「中断期間トレーニングでの戦力刷新・上昇」を証明していますね。
多いに期待満々で、中断トレーニング中も「声援」を送りましょう!
2018年06月20日
昨日の激闘W杯第1戦コロンビア戦の勝利は、
「渋谷(NHKホール)のパブリック・ビューイング」に参戦し、3000人のサポーターと共に、前園・ハリー杉山と公式日本代表サポータークラブ掛け声で、ロシアへ声援を送りました!!
試合終了寸前10分は、前園の「ボールを下げるな!!」のプレー毎の声もあり、全員の声援の中で勝利!!となりました。
しかし、ハメスロドリゲスがスタメン落ちした瞬間、日本のアドバンテージを確認しましたが、コロンビアはロドリゲス抜きの展開の戦術・プレーが不徹底で、直ちに、香川の戦線からの守備と大迫のカウンター・シュート~こぼれ球香川シュート~レッドカード・PKの先制点で、アドバンテージを現実・得点化しました。所が、その後、「この展開の想定無し」から日本選手の狙い・統一戦術に「空白点」(日本がポゼッション継続の展開)が発生、ハーフタイムで修正するも、「決定力」課題が現実化してしまい、終盤まで「1点差ゲーム」の接戦にしてしまいました。「試合内容」は一方的に日本支配・コントロールで、相手攻撃も単発で、後半は、コロンビア選手の足も止まり、W杯参加チームで最低レベルまで崩壊。しかし「1点差試合」は納得できないもの。
課題もあり、次戦対戦相手セネガルは「隠れH組本命チーム」で、第1戦とは比較にならない位、「厳しく・過酷な内容・プレーを要求される」試合、必至ですね。
さて、コンサ、
中断期間開けの練習は「負荷コンデイション状態のプレー改善」がメインテーマの柱で、2部練習の時間+トレーニングの質アップで「過酷フィジカルコンディション」を軸とした内容が展開。
但し、この課題は、中断期間トレーニング全般の課題ですが、期間ごとに「その集中・中心度合い」は変化していき、
スタート当初の「過酷」・中心課題から、
中間期~終了期では、「当然・当たり前コンデイション」としてその中で「十分なプレーの質・レベル」追及まで上昇し、その時点での中心取り組み課題は「個別プレーの質・精度・スピード」に移行していると想定されます。
つまり、練習開始当初は「過酷フィジカルコンディションでも可能なフィジカル獲得」は、中間期で、達成し始め、それ以降は、「フィジカルアップ」の追求を継続しながら、重点は、過酷フィジカルコンディションの中での「個別プレーのアップと戦術実践度の進化・前進」の追求を狙うものです。
現在の3・4日目で、「ヘイス・河合・菊地・兵藤」以外は、「フィジカルアップ」トレーニング中で、「一定値がその後のトレーニングメニュー実行条件」となり、和気あいあい雰囲気の様ですが、実は、厳しい「自己との競争・闘い」です。(そんな狙いも分からず、呑気にトレーニングしている選手は、「認識不足・プロ意識不足」ですが、一人もいない事を願いますが・・・)
中断期間トレーニングの現況・成果分析は、未だ今後ですね。
そこで、コンサでも、要取り組み最重要課題の「決定力」について少し展開・点検したいと思います。
特に、W杯の「高決定力選手」の能力解説も多数あり、タイムリーなテーマですね。
1.W杯「高決定力選手」
日本対戦相手分析解説の中、決定率は、
コロンビアFW「ファルカオ」(別名;得点の「殺し屋」)26.1%
ポーランドFW「レバンドフスキ」(同;得点の精密機械)51%
日本FW「大迫」8.1% 「岡崎」7.5%・・10本で1得点以下
特に、「レバンドフスキ」決定力の理由を、
本人が解説し、
「ターゲットシュート(GKの届かないポイント・エリアのみ狙うシュート)」トレーニングを「無意識に自動的にそのポイント・エリアにのみシュート」するレベルにまで徹底しただけ。育成世代からそのトレーニングを自己に課し継続し、特に、チーム昇格後試合起用も程遠い時に、1年間「徹底して練習」(全選手練習終了しても練習し、誰よりも長い時間・大量に)で、「無意識でターゲットにのみシュートする」様になった、そして、その翌年から「圧倒的な得点力によりチームスタメン・主力となった」とのコメント。
【ターゲットシュート・トレーニング】です。
2.NHK「決定力」番組
とても面白い番組(前土曜BS1)で、山本元監督・前園・佐藤寿人・元代表GK小林の討議。
そこで、「決定力」の本質を説明する内容が多数ありました。少しだけ・・。
(1)日本FW選手の「低決定力」のポイント
①キレイなゴールにこだわる;強くて・ビューティフルゴール
【キーパーの届かない位置で、届かないスピードなら、強さは無縁】
【駆け引きで、届かないを作る】
②どこからでも得点を狙う意識;自分の形に持ち込まないと打たない
【打てるタイミング・打てるスペース】
③冷静さ;ストレス・プレッシャーから解放されて
【負けず嫌い・自信満々で、しかし負けたときは徹底して直す】
●低決定率選手の特徴そのものですね。
(2)シュートするエリア・ポイント
前回W杯データ;
全得点のシュート位置・・PA内ー88.9%
日本(2得点/49本) 100%
しかし、シュート位置 PA内ー21本・42%
PA外ー28本・58%・・多過ぎ・意味低い
PA外は得点可能性が乏しく、PA内に入れず打たされたもの
【PA内シュート】
●コンサの獲得得点も、
セットプレー・クロスは≪PA内ターゲット・シュート≫ですね。
(3)シュートタイミング
前回W杯データ;
全得点のシュートでワンタッチシュートー60%
【ワンタッチシュートでなければ入らない】
実例;クリスティアーノ・ロナウド、
以前は「ドリブル突破からのシュート得点」
⇒「一瞬しかシュートチャンスが無くなる」程GK・DF力アップし
⇒ここ2シーズン、PA内「ワンタッチゴールに転換
そのためには、
【ポジショニングと精度が必要】
従来からの「トラップしてシュート」練習ではなく、
【試合形式でのワンタッチゴールのシュート練習が必須】
ここで、佐藤寿人のシュート決定力改善の実例紹介;
Jリーグ全ゴールのシュートポイントをプロット表示し、
その集中ポイントのポジションでのワンタッチシュート練習を徹底。
その翌年、リーグ得点王争いまで上昇の成功例
●コンサのクロス・セットプレーで
ターゲットポイント・ポジション・シュートのトレーニング必須です。
(4)味方あっての決定力
【ラストパス=出し手も、周辺のサポート選手も、
シュート者の意図・狙いを理解が必要】
(5)「決定力改善」は、教えるものでは無く、教えない。
【自分で考えた人のみが一流化可能】
【全ての得点は、準備・経験の上、説明出来る、理由あるゴール】
番組要旨ですが、含蓄・重み・重要性に満ち溢れた内容です。
コンサの「決定力改善」がいつまでも、長々と課題とし続けた原因・責任が指摘され、現在、ミシャが取り組んでいる理由が明白となります。
最後に、その番組出演者全員の共通意識が、「適格・適正に決定力改善に取り組んでいるチームが殆ど無い」との結論。
コンサは、逸早くその課題に終止符・決着をつけるチームとなりましょう。
2018年06月19日
いよいよ、4年間の集大成、W杯第1戦。
パブリックビューイングin NHKホールに参戦‼️
色々ご意見はありますが、ここに至り、ひたすらに、サポートの声援あるのみです‼️
四の五のざわざわは !
しかし、やるからには、
守備的・消極的・5バックではなく、僅かでも、得点チャンスを狙う試合にしたいですね!
闘将なら、リーグNo.1の西野監督なのも、出来過ぎです。
必ず失点しますが、匹敵する得点が取れるかどうかの勝負。
ミシャも、好きなサッカーですね。
運動量と連携組織プレーだけが、日本の強みですが、走り勝ち、数的優位を連続するのみが、粘り強い守備と、僅かな得点チャンスになりますね。
皆さん一緒に、闘いましょう!
2018年06月15日
いよいよW杯初戦開始となり、一気に盛り上げたいところですね。
しかし、深夜ライブだらけで、日中の夢遊状態が悩みの種ですが、嬉しい悲鳴、贅沢な悩みで、じっくり現代サッカー・プレイ、今後のスタイルを注目です。
所で、この時期、重大な「動向・流れ」が進行しており、番外編≪チーム編成≫について記載します。
1.重大な「動向・流れ」進行
J1チームでは、この時期こそ、次年度チーム編成の着手となる重大な局面・時期となっています。
この時期での着手項目は、「レンタル契約」と「移籍・獲得候補設定」となる点です。特に「レンタル選手」が焦点です。
年間日程・シーズン進行を確認すると、
6~7月 レンタル選手本人次年度意思確認~完全移行意思⇒レンタル元と交渉
7月20日~8月17日 第2登録ウィンドー・・移籍市場選手確認・候補確認
8~10月 候補選手情報収集
11~12月 シーズン成績から、レンタル選手の次年度延長方針~本人意思確認~レンタル元と交渉
1月 レンタル選手の 完全変更・延長・終了 決定
1月5日~3月30日 第1登録ウィンドー・・レンタル選手動向・移籍選手決定
となっています。
ポイントは、
「移籍条件付きでは無いレンタル契約」を次年度に「完全移籍契約へ変更」するためには、契約期間満了半年前に、レンタル元チームへ交渉・合意が必要な点です。
その慣行・対応の理由は、選手保有権があるレンタル元で、元チームでのチーム編成に十分な猶予を確保し、また、交渉の時間的制約も低い期間とする、との事の様です。
そして、当然ですが、「完全移籍」の大前提は、該当選手の本人意思ですので、「本人の完全移籍意思の獲得・確立交渉」が重要です。
2.コンサの場合
コンサでは、
レンタル移籍選手は、
レンタル元・浦和 - 駒井 ・・~H31.1.31契約期限
レンタル元・川崎 - 三好 ・・ 同上
レンタル元・京都 - 菅野 ・・ 同上
レンタル元・タイ ー チャナティップ ・・ 同上
また、コンサがレンタル元選手は、
レンタル先・水戸 - 前寛 ・・ 同上
レンタル先・水戸 - 永坂 ・・ 同上
レンタル先・長崎 - 中原 ・・ 同上
レンタル先・甲府 - 金園 ・・ 同上 が該当選手です。
現レンタル選手4選手とも、全員「完全移籍契約」への変更が最善ですが、最悪でも「レンタル契約延長」がチーム戦力の維持・拡大の必須条件で、全員確保が絶対ですね。
現在、チャナティップについては、そのタイミングを意識し、5月~6月に「コンサへの完全移籍意思」を公表し始めています。本人確認は、無事完了出来、現在、タイ・元チームへ強力に交渉中と推定され、大いに期待するものです。
問題は、残る3選手です。
現在、色々な人・場面・方法で、本人にアプローチ中でしょうが、社長の口振りからは、そんな話題は上がっても居りません。なかなか、難航状態で、現時点での「コンサへ完全移籍意思」の可能性は、駒井>菅野>三好で、3選手共、低い状態ではないでしょうか。だとすると、次年度での完全移籍獲得、ではなく、「レンタル契約延長」での契約更新を主線・中軸とするものでしょうね。~次々年度で、通算2年間のコンサ選手生活の成果・実績・将来展望を、本人の根幹から認識・獲得出来て始めて可能となり、レンタル元の激しい抵抗も予想されますが、強い本人意思により、交渉合意・完全移籍獲得に到達、とのシナリオだと推測・予想するものです。
反対の「レンタルさせている選手」については、
どうも、次年度での「完全移籍」要請があった様には見えませんね。ただ、水面下交渉ですので、本当にどうかは、不明ですか、今シーズ・ここまでの活躍・成果は、中原の長崎ボランチスタメン定着・獲得以外不振状態で、コンサからのレンタルバック要望は「中原」のみ、となりそうです。そのため、中原の「チーム復帰・レンタル延長」のどちらか、その他の3選手は、「レンタル延長・レンタル契約満了非更新」で、レンタル先チーム要請次第、となります。
コンサの移籍獲得選手・ポジションを確認すると、レンタル選手の確保が出来れば、
〇≪決定力あるFW・前線選手≫
◎≪ビルドアップ力あるDMF・DF選手≫ に絞り込まれます。
更に、「ミシャ戦術理解(ミシャ監督経験)」選手であれば万全です。
契約は「完全移籍・レンタル移籍」は問いませんが、複数年在籍意思・可能性ある選手がより適正ですね。
一人気になる選手がいます。
現G大阪 No.21 矢島愼也
2018浦和より完全移籍~2017浦和~2015-16J2岡山で活躍~2014浦和・育成昇格
2017・18の2年継続移籍要請から、完全移籍でG大阪入り。しかし、現在2試合(1試合スタメン)以降G大阪U23で、J3状態で、現況は本人意思とかけ離れたもので、ここに「大きな突破点」がありそうです。
浦和時代に「ミシャ戦術」を高いレベルで叩き込まれ、「ビルドアツプ力ある若手ボランチ」で、前線選手も出来るユーティリティープレーヤーですね。
社長や、ミシャ本人(多分業界禁句・・?)からの声掛けはやってみる価値ありでは。
以上の内容について、先々週に社長のその内容の一端コメントが漏れました・・・お聞きになった方は、ちょっとビックリだったのでは。
以上、W杯中断期間に、「重大な動向」が進行している、との内容でした。
2018年06月11日
コンサロスの皆さん!
代わってW杯参戦してますか?
リーグ戦中断の意味のW杯を、サッカーフリークとしては、積極参戦在るのみですね!
日本全国の盛り上がりの力弱さはありますが、そんな時だからこそ、トップリーグチームサポーターとしも頑張って行きたいですね!
という事で、初戦コロンビア🇨🇴戦、パブリックビューイングに参戦します!
ちょっと、頑張って、渋谷のNHKで、正確にはNHKホールでの放映会場で参戦決定です。
本戦観戦の前に、プレショーがあり、元代表前園やサッカーフリーク芸能人と一緒に楽しく番組作りのイベントもあるものです。
いかがですか?! 面白そうでしょう!
皆さんも、何処かで、何かで、応援📣しましょうね🤲!
2018年06月08日
中断期間特別シリーズ「~進化~ 現在そしてこれからのコンサ点検」いよいよ佳境に突入、⑦「課題改善手法分析」です。
前ブログ「⑥課題改善取り組み優先順位」で確認した結論を再掲載。
<1位>前線選手決定率改善・・「ターゲット設定シュート」トレーニング
<2位>「魔の時間帯」撲滅・・「高負荷状態での運動量・予測力・プレー精度の低下消滅」・・2部・3部練習での実戦形式トレーニング
<3位>「パス改善」=パス精度・パス量アップ「ビルドアップ・パス成功率・パス連携力」改善・・実戦形式トレーニング
<4位>失点重点選手-福利・ミンテ・進藤・駒井の個別課題改善・・実戦形式トレーニングの中での直接・個別指導と反復トレーニング
<5位>サブ選手の戦力化・・個々選手の「自覚・自己変革意識」と「厳しく追及する自己意識とトレーニング実践」が大前提で、その意識保有の確認で、選手を振り分け、その意識保有選手のみを「準Aチーム」として、Aチームとの「実戦形式対戦トレーニング」で「Aチームレベル化」を図るもの。
残念ながら、それに入らない選手は「主力外選手」として「放出対象」化。その「判定・分離」も今回、中断期間トレーニングでの重点課題
これら課題の「改善手法」が今回テーマです。
言い換えると、これからの「ミシャトレーニング手法」の点検です。
ここからの「中断期間・トレーニング」は、効率的(=最適なトレーニングで最高の効果を獲得となる)である事が絶対条件!
忌避すべきは、<優先度の低い項目・効果の低い手法トレーニング>で、各チームが一新・大変貌し大幅戦力アップが濃厚な中断明けで、「著しい劣後・戦力負け」となる事ですね。
そういう意味では、シーズン前キャンプでの「練習成果・戦力」より遥かに高い実戦での効果・成果を、厳正に求められるトレーニングとなっています。
ここでの<優位は上位争い、劣後は降格圏争い転落の分岐点>という事。
5つの主要課題は、
「全体・チーム課題(全体戦術・実践課題)~選手間課題(連携・組織プレイ課題)~個別選手課題(個々の理解・フィジカル・テクニック課題)」と3分野に分散されています。
そこから、
①全体・チーム課題トレーニング
②選手間課題トレーニング
③個別選手課題トレーニング が必要となりますね。
実際は、①と②、または②と③、時には、①と③、①②③の複合型トレーニングが効率的なメニューとなります。
そこから、
最も効率的なトレーニングメニューが「実戦形式トレーニング」となり、ミシャトレーニングの主メニューとなる所以です。
全課題が、「大量実戦形式トレーニング」で改善推進が可能です。
そこから、2部・3部練習による「高疲労負荷でのトレーニング」も加えて、
練習時間の「90%」程度の大半の時間を「実戦形式トレーニング」との手法となります。残り「10%」程度の時間帯を「自主練習」での「個別練習」との設定でしょうが、「決定率改善の基礎となる基本的シュート練習」「フィードパス練習」「シュートセーブ練習」程度しか効果的なトレーニングとはならないですね。やはり、「実戦形式トレーニング」が練習前アップのフィジカルトレーニング以外、ほとんど、となります。
ただ「実戦形式トレーニング」も、≪指定テーマ≫による、狙いを持った内容です。
具体的には、
・「オールコート-定数」・・実戦での改善成果とテスト
・「オールコート-少人数」・・運動量・エリアカバー力・個々能力アップ
・「ハーフコート-多数」・・密集プレイで、スピード・精度・判断・連携
・「ハーフコート-少数」・・個々能力アップ
等の様に、狙う改善課題毎に、形態を変化します。
という事で、今ブログテーマの「課題改善手法」は、ミシャコメントの通り、「実戦形式トレーニングの大量実践」に尽きるもの、との結論となりました。
2018年06月05日
新シリーズ 現在・未来コンサ点検~⑥課題確認・取組み優先順の分析です。
これまでのブログ③公式データ値④失点パターン⑤得点パターンで確認した現コンサ課題点をまとめて記載すると。
1.課題の再確認
③公式データ値から
全体2項目➡A.支配率、C.スプリント数
攻撃3項目➡D.得点、F.決定率、H.パス数
守備7項目➡M.失点、N.被シュート数、O.被決定率、P.タツクル数、Q.クリア数、S.セットプレー失点数、T.クロス失点数 の計12項目と、多数の課題項目がありました。
「データは嘘をつかない!」真実の現状です。
ここからは、未だま、「大幅・急速な改善によるチーム戦力急拡大」が出来る余地(高い可能性)がある事を分かります。一歩ずつ前進・進化していきましょう!!
④失点パターンから
結論は、
★パターン特定はせず、全般の守備力が課題。
★失点時間帯ー2つの「魔の時間帯」対策
★失点改善「重点選手」へ対策・取り組み の3点です。
・パターン特定;セットプレー、スルー・ショートパス、クロス、ドリブル、こぼれ球、オウンゴールの各項目、偏り・長短所も無く、全般的な失点し、どの攻撃パターンにも「効果的な守備」となっていない事を証明しています。
・失点時間帯;「魔の時間帯」(最多失点時間帯)が2時間帯ありました。
<16分~30分>4失点(23.5%)・・パターン;クロス失点、原因;≪サイドハーフ裏を取られたクロス≫
<後半開始~60分>4失点(23.5%)・・パターン;ロストボール2失点、GK・CKが2失点、原因;≪運動量低下と注意力・集中力低下時間帯で、プレー集中力≫ この2時間帯の改善で、大幅失点改善が可能です。
・関係個別選手;「ミスプレイによる失点」は1失点のみで、ミスプレイ「後のプレイ」の問題で、ワンプレイのみで失点直結のパターンはありません。しかし、関係選手回数は、ワースト1位-13失点福森・ミンテ、3位-9失点進藤、4位-6失点駒井、5位-4失点深井・宮澤、7位- 1失点チャナティップ・菅・兵藤・石川と、選手毎に大きな差があります。
「失点改善」重点選手として、
〇福森・ミンテの「固有守備力」改善
〇進藤の「連携守備力」改善
〇駒井の「ポジショニング」改善(裏のスペース対策)が課題。
⑤攻撃パターンから
〇スタメン前線選手の決定率(力)の低さ
〇一点大きな懸念点=ミシャ戦術チームに共通の大課題が「前線選手の低決定率」。「前線選手の一つのシュート毎の集中力・精度意意識」~「この一本を外しても、次のシュートで得点すれば良い」との意識・≪シュート至上主義≫偏重~。こんな、ミシャ戦術の「落とし物」=「前線選手の決定率ダウン」が、コンサにも浸透していないか。危険です。
2.課題取り組みの優先順位
現在のコンサは、全てが「ミシャ戦術」に則り、個々の課題はその相関関係の中で、それぞれのポイント部分に位置しています。
謂ってみれば、ミシャ戦術という大設計図の中、個別項目がパーツを構成し、そのパーツ毎「課題」として、課題点や問題点が位置しているという全体
図、という事ですね。
ですので、各パーツ改善は、その周辺項目に直結し、大きく影響します。詰まり、「一つの課題改善は、その周辺項目のアップ、場合により課題点改善に直結」する訳です。例えば、「フィジカルアップ」は「運動量・プレイスピード、引いては、プレイ精度まで上昇させ、『成功率』課題改善となる」と言う事ですね。
そのため、課題への取り組みは、2つのアプローチに分かれます。
「組織型取り組み」と「個人型取り組み」です。そして、項目により、「組織型」の追求・改善により、自動的・副次的に「個人型」改善ともなる「複合型」が「効率的なトレーニング・改善手法」となります。
これら3つの取り組みで、ミニキャンプ・中断期トレーニングを実施する訳です。
改善・取り組みの優先順位は、一般論では、
①課題の認識・意識 ・・全体・共通認識設定
↓
②組織としての取り組み
↓
③個人としての取り組み(②で不足部分追加と個別課題) です。
しかし、課題の大きさ(影響・効果)により、取り組み順は修正・設定されます。
この原則からコンサ課題取り組みの優先順位は、
<1>前線選手決定率改善・・「ターゲット設定シュート」トレーニング
<2>「魔の時間帯」撲滅・・「高負荷状態での運動量・予測力・プレー精度の低下消滅」・・2部・3部練習での実戦形式トレーニング
<3>「パス改善」=パス精度・パス量アップ「ビルドアップ・パス成功率・パス連携力」改善・・実戦形式トレーニング
<4>失点重点選手-福利・ミンテ・進藤・駒井の個別課題改善・・実戦形式トレーニングの中での直接・個別指導と反復トレーニング
<5>サブ選手の戦力化・・個々選手の「自覚・自己変革意識」と「厳しく追及する自己意識とトレーニング実践」が大前提で、その意識保有の確認で、選手を振り分け、その意識保有選手のみを「準Aチーム」として、Aチームとの「実戦形式対戦トレーニング」で「Aチームレベル化」を図るもの。
残念ながら、それに入らない選手は「主力外選手」として「放出対象」となって行きます。その「判定・分離」も今回、中断期間トレーニングでの課題点です。
以上 課題の確認とその取り組み優先順位の検討・点検でした。
2018年06月02日
~進化~ 新シリーズ 現在・未来コンサ点検~⑤得点パターン分析~です。
1.全得点解析
全20得点を、節〇・対戦相手・時間帯・直前プレイパターン・内容・(選手)一覧記載します。
HSヘデイングシュート、FKフリーキツク、SPショートパス、LPロングパス、CKコーナーキツク、TPスルーパス、S足シュート、HTPヘデイングスルーパス、
(1)②C大阪 後17 クロス 右クロス(三好)→チャナHS
(2)② 同 後24 セットプレー FK(福森)-こぼれ球三好SP→右クロス(駒井)→深井(DFに競り勝ち)HS
(3)② 同 後34 セットプレー 右CK(福森)→進藤HS
(4)③ 清水 前15 クロス 右クロス(駒井)→ジェイ(マーク外し)HS
(5)④ 長崎 後 8 スルー TP(チャナ)→ジェイ(DF外し)右S
(6)④ 同 後49 セットプレー TP(福森)→HTP(ジェイ)→チャナHS
(7)⑥名古屋 前26 セットプレー 右CK(福森)→進藤HS
(8)⑥ 同 後24 SP 左SP(ジェイ)→都倉バイシクルS
(9)⑥ 同 後28 オウンゴール 左クロス(菅)→相手オウンゴール(櫛引)
(10)⑦ 湘南 後46 SP ロスト奪取(兵藤)HSP→都倉(DF外し)左S
(11)⑧ 柏 前13 クロス 右クロス(三好)→宮吉HS
(12)⑧ 同 後42 クロス 右クロス(三好)→都倉HS
(13)⑩横浜FM 後 4 クロス 左クロス(福森)→都倉(DF躱し)右S
(14)⑩ 同 後21 クロス 左クロス(菅)→進藤HS
(15)⑪ 仙台 前16 クロス 右クロス(進藤)-ロスト奪取-TP(菅)→福森左S
(16)⑪ 同 後33 ドリブルドリブル侵入・TP(駒井)→チャナ左S
(17)⑫ 鳥栖 後34 セットプレー 右CK(福森)→進藤H-こぼれ球ー奪取ジュリーニョ(DF反転外し)左S
(18)⑫ 同 後38 LP LP(兵藤)→ドリブル(ジュリーニョ)~(DF振り切って)左S
(19)⑬G大阪 前39 クロス 左クロス(福森)→SP(チャナ)→深井左S
(20)⑬ 同 後27 こぼれ球TP(チャナ)→SP(荒野)→駒井S~GK弾き-こぼれ球奪取(駒井)-SP→都倉オーバーヘツドS
20ゴールともなると、データ羅列ですね。しかし、一つひとつに、「汗と血と涙」がこもる貴重なプレイが蘇りますね。
少し纏めてみます。
A.「直前プレイのパターン」分類・占率は、
1位 クロス 8得点 40%・・最大の得点源・ストロングポイント
2位 セットプレー 5得点 20%・・1位・2位で60%占率。
3位ショート・スルーP 3得点 15%・・他チームの中心攻撃ですが、コンサ低率
4位 ロングP 1得点 5%・・4項目共に、同値
ドリブル
こぼれ球
オウンゴール
※1位・2位の両パターンとも、「優秀キッカー+優秀ターゲット選手の存在」がキーポイントで、コンサの「保有選手の強み」が、クロス攻撃・セットプレーの両パターンを形成し、守備面での「セットプレー・クロスプレー守備力」も形成しています。
※3位パターンは、他チームでの主力攻撃パターンですが、コンサでは未開発です。パス成功率の上昇と同時に、改善・上昇が期待される攻撃パターンです。実戦でも、「鮮やかなパス交換」による敵陣突破の局面は、少しずつ実現していますが、数と質が低レベルですね。
※「前線への放り込み」「ドリブル突破」は「1得点」ずつしか成功していません。現実は甘くない、攻撃が単発で終了する「非効率攻撃」という現実ですね。
B.得点時間帯からは、
試合を15分単位で分けたⅠ;00~15、Ⅱ;16~30、Ⅲ;31~前半終了、Ⅳ;後半開始~60(後半15)、Ⅴ;61~75(後30)、Ⅵ;76~試合終了で確認です。
Ⅰ試合開始~15分 2得点;ジェイ・宮吉
Ⅱ 16分 ~30分 2得点;進藤・福森
Ⅲ 31分 ~前半終了1得点;深井
前半 5得点 40%
Ⅳ後半開始~60分 2得点;ジェイ・都倉
Ⅴ 61分 ~75分 6得点;チャナ・深井・都倉2・オウンゴール・進藤
Ⅵ 76分 ~試合終了7得点;進藤・チャナ2・都倉2・ジュリーニョ2
後半15得点 60%
※前半~後半開始15分まで冷静な展開、後半16分(通算60分)以降試合終了までが最多得点時間帯となります。=前半均衡・後半勝負型=が得点から証明されます。
※細かく見ると、選手特徴が見えて来ます。
・試合開始直後集中型ージェイ!・宮吉【投入直後15分で得点獲得】タイプ。・・スタメンで、消耗と同時にパフォーマンス低下よりも、途中投入が効果的起用となります。
・逆に、試合進展途中~エンド集中型ー都倉・チャナ・深井・進藤【マッチアップの中、チャンスを見つけ出し、得点に繋げる】タイプ。・・スタメンから起用し、試合後半で積み上げた「マッチアップ成果・手応えから得点」との起用が効果的ですね。
〇コンサの選手は、ジェイ・宮吉型よりも、都倉他型が多いですね。ミシャの起用法も、この点を考慮したものと理解できます。
C.得点シュートからは、
確認してみて初めて知りました。選ュート選択に大ポイントがありました。
ヘディングシュート(HS)と左右足シュート(S)の比較・確認です。
進藤 チャナ ジェイ 都倉 深井 宮吉 ジュリーニョ 福森 計
HS 3 2 1 1 1 1 0 0 9点
S 0 1 1 4 1 0 2 1 10点
計 3 3 2 5 2 1 2 1 19天+オウン1
※HSが、得点の約半数です。これは、クロス・セットプレー得点が60%と完全符合し、「ターゲット選手はヘディングシュートを中心」に得点獲得との特徴によるものです。見逃せないポイントです。
※HSが半数ならば「高身長・高さ選手」が優位かと言うと、全く異なる得点実績です。意外に、都倉は「高さによる得点」ではありません。また「チャナ・宮吉」の様に低身長選手も、積極的にHS得点獲得ですね。大きなポイントで、≪高さ+チャンス量と多様さ≫で前線どの選手にも、≪ポイントHS得点獲得≫を狙う戦術展開を実践しているという事です。・・ターゲット選手条件に「高さは絶対要件ではない」という事です。
昨シーズンは、セットプレー得点18点・クロス得点11点(計75%)で、得点でのシュート選択はHSが65%で、「高さ」が選手起用要件でしたが、大きく相違しているポイントです。
D.選手別得点からは、
シュート数と得点獲得・決定率の確認です。
選手 シュート数 得点 決定率
都倉 42 5 ⑥11.9%
三好 31 0 0
チャナ 21 3 ⑤14.3
ジェイ 17 2 ⑦11.8
菅 16 0 ●0
駒井 13 0 ●0
進藤 12 3 ②40
福森 12 1 ⑧8.3
深井 10 2 ④20
宮澤 8 0 ●0
荒野 7 0 ●0
ジュリーニョ 4 2 ①50
宮吉 4 1 ③25
ヘイス 4 0 ●0
兵藤 4 0 ●0
ミンテ 4 0 ●0
※決定率からは、FW①③⑤⑥⑦ MF④ DF②⑧の分布です。
2.まとめ(課題と改善)
課題点とポイントを再掲載すると、
(1)1位クロス・2位セットプレーの両パターンとも、「優秀キッカー+優秀ターゲット選手の存在」がキーポイントで、コンサの「保有選手の強み」が、クロス攻撃・セットプレーの両パターンを形成し、守備面での「セットプレー・クロスプレー守備力」も形成しています。
(2)3位「ショートパス・スルーパス」パターンは、他チームでの主力攻撃パターンですが、コンサでは未開発です。パス成功率の上昇と同時に、改善・上昇が期待される攻撃パターンです。実戦でも、「鮮やかなパス交換」による敵陣突破の局面は、少しずつ実現していますが、数と質が低レベルですね。
(3)「前線への放り込み」「ドリブル突破」は「1得点」ずつしか成功していません。現実は甘くない、攻撃が単発で終了する「非効率攻撃」という現実です。
(4)時間帯から=前半均衡・後半勝負型=が証明。
(5)選手特徴は、2つのみ。
①「試合開始直後集中型」ージェイ!・宮吉【投入直後15分で得点獲得】タイプ。・・スタメンで、消耗と同時にパフォーマンス低下よりも、途中投入が効果的起用となります。
②「試合進展途中~エンド集中型」ー都倉・チャナ・深井・進藤【マッチアップの中、チャンスを見つけ出し、得点に繋げる】タイプ。・・スタメンから起用し、試合後半で積み上げた「マッチアップ成果・手応えから得点」との起用が効果的です。
(6)ヘディングシュートが、得点の約半数です。これは、クロス・セットプレー得点が60%との得点実績と完全符合し、「ターゲット選手はヘディングシュートを中心」に得点獲得との特徴で、見逃せないポイント。
(7)ヘディングシュートが半数ならば「高身長・高さ選手」が優位かと言うと、全く異なる得点実績です。意外に、都倉は「高さによる得点」ではありません。また「チャナ・宮吉」の様に低身長選手も、積極的にHS得点獲得です。
≪高さ+チャンス量と多様さ≫で前線どの選手にも、
≪ポイントHS得点獲得≫を狙う戦術展開を実践している、という事です。
ターゲット選手条件に「高さは絶対要件ではない」という事です。
(8)決定率(力)は、各選手「固有能力」で、選手起用が固定化し難い理由。スタメン多用選手は、
前線 都倉 ⑥位 チャナ⑤位 三好● 、途中交代ジェイ⑦位 で決定力(率)と連動出来ておらず、更に、5トップを構成するサイドスタメンの 駒井●・菅●と決定力無しで、コンサ「低決定力・得点不足」の原因です。
【改善】は、
A.スタメン前線選手の決定率(力)の低さ
得点実績は、前線選手で13得点、それ以外選手は6得点ですが、
シュート数は、前線選手123本、それ以外選手86本で、
決定率では、前線選手10.5%、それ以外選手6.9%、
これが、スタメン選手限定ですと、
得点実績、前線選手で8得点、それ以外選手は6得点
シュート数、前線選手94本、それ以外選手75本
決定率で、前線選手8.5%、それ以外選手8%となり、
≪前線選手の低決定率が明白≫です。
B.一点大きな懸念点を指摘して置きます。
ミシャ戦術チームに共通の大課題が「前線選手の低決定率」です。
広島・浦和共、リーグ最多のシュート数となりましたが、得点が比例しませんでした。つまり「前線選手の決定率」問題で、結果的に「多得点獲得・ゴールランキング上位選手」が出現するも、徐々に決定率低下が継続・進行し気が付くと「得点不足」(攻撃戦術により失点増加となり、相対的により多くの得点獲得が必要となますが)に陥ります。この原因が問題です!
「前線選手(=クローザー・ストライカーとして最終シュートプレイ選手)」は、多数のシュートが常態化するため、「一つのシュート毎の集中力・精度意意識が下がって」いきます。つまり、「この一本を外しても、次のシュートで得点すれば良い」との意識です。ここからは≪シュート至上主義≫も重なります。 気が付くと、「当時、チャンピオンチームに拘わらず、代表へ召集されるFW・シャドー選手はいない」との現象ともなりました。
こんな、ミシャ戦術の「落とし物」=「前線選手の決定率ダウン」が、コンサにも浸透していないでしょうか。危険です。
本来、≪最後のシュートの意味≫は、そのシュートに至る多数選手のプレイの連続によるもので、得点したFWのヒーローインタービューに「ここまで準備してくれた選手のお陰です」とある通りです。つまり「守備陣から続けたプレイの終着点に最後のシュートがある」という事で、複数・多数選手の「努力・献身・創意・汗と血と涙」の終点が「得点のためのシュートプレイ」という事ですね。本当は「全シュートが得点にならなければいけない」ものという位、責任の重いプレーですが、「多数シュートのチャンス」に溺れ、本来意味を追求しない前線選手はコンサには居て欲しくないですね。
この様に、得点パターン・得点選手を点検すると、多様な課題・改善点が出て来ました。
現在、ミニキャンプでどこまで改善・迫る事が出来るでしょう?!
中断以降のコンサ進撃のため、「厳しく・貴重な・必須のトレーニング」に邁進し、着実な一歩・積み上げ・成長を果たしていきましょう!
2018年05月28日
新シリーズ 現在・未来コンサ点検~④失点原因分析~です。
コンサの失点パターンの点検から、その原因・課題点を確認したいと思います。
では、
1.今シーズン17失点のパターン分析
失点は、15試合中、9試合で発生、「0」失点・クリーンシートは6試合でした。
9試合毎に、
節〇対戦相手 時間 失点起因相手プレー(選手名)・内容・〔コンサポイント選手〕 を確認。
S・シュート、コ・コンサ、SP・ショートパス、LP・ロングパス、TP・スルーパス、記載です。
①広島 前28 クロス左(柏)→ヘッデイングS(テイーラシン)フリー〔駒井・福森・ミンテ〕
②C大阪 前27 クロス左(高木)→右足S(杉本)深井マーク外し〔駒井・深井〕
②同 前43 コ陣中央ボール奪取(水沼)ーSP→柿谷~ドリブルPA侵入ーTP→ダイレクト右S(高木)〔宮澤・深井、進藤・ミンテ・福森〕
②同 後27 敵陣ボール奪取(ソウザ)ーループパス→(杉本)TP→柿谷右S〔チャナティップ・ミンテ・進藤・福森〕
③清水 前26 クロス右(金子)→右足S(クリスラン)進藤背負ってターン〔菅・福森・ミンテ〕
③清水 後 3 クロス左(松原)ー進藤股抜→ダイレクト左足S(金子)〔進藤・ミンテ・福森)
③清水 後22 クロス左奥(ミチェルデューク)→折り返しSP(金子)→落としTP(クリスラン)→右足S(河井)〔駒井・ミンテ・進藤・福森〕
④長崎 後37 浮き球TP(飯尾)→S(フアンマ)⇒DFブロツクーこぼれ球→右足S(翁長)〔ミンテ・宮澤・深井〕
⑧柏 前 9 TP(江坂)→左サイド亀川~ドリブル~PA侵入ー右足S~DFに当たり→OUNゴール〔駒井・進藤・宮澤・福森〕
⑩横浜FM 前44 CK左(天野)→折り返しSP(中澤)→ダイビングヘツドS(金井)〔駒井・福森・ミンテ・進藤〕
⑪仙台 後 2 コ陣中央ボール奪取(西村)~ドリブルPA侵入ー右足S〔深井・宮澤・ミンテ・進藤・福森〕
⑪仙台 後49 CK右(野津田)→バツクヘデイングS(大岩)~兵藤背中に当たりOUNゴール〔ミンテ・進藤・兵藤〕
⑫鳥栖 後 6 DFパスミス(福森)~小野詰め~PAロストボール奪取(安庸佑)S〔福森・ミンテ〕
⑮神戸 前 9 CK右(藤田)→ミンテマーク外しヘデイングS(ウェリントン)〔ミンテ〕
⑮神戸 前23 SP(ウェリントン)→TP(藤田)→SPクロス左(田中)→右足S(ウェリントン)~福森に当たりOUNゴール〔進藤・福森〕
⑮神戸 後10 ゴールキック(キムスンギョ)ーロングパス→TPヘツドでフリツク(ウェリントン)→右足S(渡邊千)〔ミンテ・福森〕
⑮神戸 後42 2名退場後コ陣中央縦TP(三原)→TPヒール(ウェリントン)→右足S(渡邊千)〔駒井・石川・福森〕
見難くてすみません。全失点データ・経緯です。
ここから要約すると、
(1)失点パターンは、
セットプレー・・4失点 23.5%
スルー・ショートパス・・4失点 23.5%
クロス ・・3失点 17.6%
ドリブル ・・3失点 17.6%
こぼれ球 ・・2失点 11.7%
オウンゴール・・1失点 5.8% となります。
特段、偏り・長短所も無く、全般的に失点し、どの攻撃パターンにも「効果的な守備」となっていない事を証明しています。
(2)失点時間帯は、試合の7つの時間帯でまとめると、
Ⅰ キックオフ~15分 2失点 11.7%
Ⅱ 16分 ~30分 4失点 23.5%
Ⅲ 31分 ~45分 2失点 11.7%
Ⅳ 後半開始 ~60分 4失点 23.5%
Ⅴ 61分 ~75分 2失点 11.7%
Ⅵ 76分 ~90分 2失点 11.7%
Ⅶ ロスタイム 1失点 5.8%
「魔の時間帯」(最多失点時間帯)が2時間帯ありました。
Ⅱ<16分~30分> ・・クロス失点
≪サイドハーフ裏を取られたクロス≫
Ⅳ<後半開始~60分>・・ロストボール2失点、GK・CKが2失点
≪運動量低下と注意力・集中力低下時間帯で、プレー集中力≫
この2時間帯の改善で、大幅失点改善が可能です。
(3)コンサの関係選手は、
当初想定していた「ミスプレイによる失点」は1失点のみで、実際は、コンサミスプレイの後のプレイの問題でした。ワンプレイのみで失点直結のパターンは、実際ありませんでした。そのミスプレイの後、カバー選手による「連続守備」の有無がポイントで、その不徹底が失点の原因でした。詰まり「組織プレイ守備」とは「個々選手のプレイ」ではなく、「連続したプレイの有無・内容」という事で、「ワン・ミスプレイ」の後の「プレイ」の問題で、という事でした。
しかし、
関係選手回数は、
1位 13失点関係 福森・ミンテ
3位 9失点 進藤
4位 6失点 駒井
5位 4失点 深井・宮澤
7位 1失点 チャナティップ・菅・兵藤・石川
と、選手毎に大きな差があります。
「失点改善」重点選手として、
〇福森・ミンテの「固有守備力」改善
〇進藤の「連携守備力」改善
〇駒井の「ポジショニング」改善(裏のスペース対策)が課題です。
この様に、失点毎に「原因分析・確認」すると、
改善・対策としては、
★パターン特定はせず、全般の守備力が課題。
★失点時間帯ー2つの「魔の時間帯」対策
★失点改善「重点選手」へ対策・取り組み
が必要という事でした。
2018年05月25日
新シリーズ「現在とこれからのコンサ点検」略して「現在・未来コンサ点検」③は、
≪コンサ今シーズン実戦データからの課題≫
(1)項目別リーグ水準との相対評価 テーマです。
本来、リーグ水準相対比較は、
①リーグ平均対比
②リーグ上位対比
③リーグ下位対比 と3つのアプローチがあり得るものですが、③リーグ下位との対比には積極的な意味は無いですね。
ですので、①リーグ平均と②リーグ上位(1~3位平均値)との対比で、コンサの個別項目に評価判定をしてみたいと思います。
従って、各項目点検の際、①対比;リーグ平均、②対比;上位3チーム平均の記載となります。
では。
(※課題項目・数値には太字、数値は1試合平均値、一部累計値で、評価は◎〇△🔺✖表示です。)
1.全体・基本項目
A.支配率 51.3% ①50% ②48.5%
・・▲ 戦術上必要値には△5%不足
B.走行距離 115km ①113 ②112.7
・・〇 対①②共に走り勝ち
C.スプリント数 161回 ①168 ②166.6
・・▲ +(相手ゴール)方向へ△6~10回不足
2.攻撃項目
D.得点(累計)20点 ①18 ②22
・・△ ①を僅か2点上回るも②に△2点不足
E.シュート数14.2本 ①12.8②12.9
・・〇 ①②ともに、+1.3上回る
F.枠内数 4.2本 ①4.2 ②4.5
・・〇 ①同レベル、②に△0.3本のみの劣後
G.決定率 8.9% ①9.3 ②10.8
・・× ①にも△0.4%、②には▲1.9%と大きく劣後
※E.シュート数・F.枠内数は〇なのに、D.得点△不足となる原因項目が、G.決定率の✖です。
≪ゴール枠内に飛んでも得点決定率×となってしまう、との意味は何でしょう≫・・→答えは、当然の理屈ですが、「GKによりセーブされるシュートが多過ぎる」という事ですね。これは「シュートターゲット」の問題です。詰まり、「ゴール枠内の『どこを狙って(ターゲットに)』『どんなシュートをしているのか」という事。この最悪事態の元凶は【枠内しか意識のないシュート=枠内のターゲット位置など意識もしないシュート】でした。
前線・その他シュートをしようとした選手全員の【低い意識】が原因だった、という事です。この点は、昨シーズンから、十数回指摘・していますが、選手を始めとして、チーム首脳陣にも全く問題意識として来なかった点で、選手と共に、チームスタッフの低レベルの代名詞でした。
しかし、第14節FC東京戦観戦中に、天から降りてくるように、「福音」が突然、目の前に現れました。
試合開始前最終メニューの「シュート練習で、スタメン選手のみ全選手、ゴール枠の四隅のみをターゲット」とのシュート確認練習を実行していたのです。
あの光景が、コンサの常態となったのであれば、この大問題の改善・解決もすぐ近くです。ただし、当日、サブ選手は誰一人として、スタメン選手の「シュートターゲット意識」の欠片もなく、従来通り、「ホームランとGKパス」に終始していました。チーム全体の「意識変革」には到達していない事が一目瞭然でもありましたが・・・。
H.パス数 458本 ①476 ②496
・・× ①△18本、②▲38本不足。戦術上最低500必須
I.同成功率 77.3% ①75.4 ②76.7
・・〇 ①②共に、上回る
J.クロス数 17.4本 ①16.2 ②13.6
・・〇 ①②共に、上回る
K.同成功率 23.7% ①16.7 ②16.5
同得点累計 8点 ①3.4 ②4.3
・・◎ ①②共に大きく上回り高精度ストロングポイント
L.セツトプレー数 16.7回 ①18.5 ②18.4
・・△ ①②共に、△1.7回少ない
同得点累計 5点 ①4.5 ②5
・・〇 ①②と同レベル水準、ストロングポイント未到達
※パス数は圧倒的な不足で、「ミシャ戦術の真髄、パスサッカー戦術に未到達」。特に、DFラインからのビルドアップパスの不足・成功率が大課題
3.守備項目
M.失点(累計) 17 ①17.3 ②11
・・△ ①同水準 ②△6 攻撃優先でも多すぎる
N.被シュート数 15.5本 ①12.6②11.5
・・× ①▲2.9本②▲4本と、「中盤まで守備力」弱体
O.被決定率 7.3% ①9.1②6.4
・・△~〇 ①+1.8%高く②△0.9%「DF・GK守備力」はそこそこの力、上位にはなお不足
P.タツクル数 21.5回 ①22.4②23.6
・・△ ①△0.9②△2.1と不足
Q.クリア数 26.6回 ①24.3②23.7
・・× ①△2.3回②2.9回超過、戦術上からも多過ぎ
R.インターセプト数 2.9回 ①2.2 ②2.3
・・〇 ①②共に、大きく凌駕の「ボール奪取力」
S.セツトプレー失点数累計 4点 ①4.1 ②3
・・△ ①同水準、②△1点と平均レベルで改善必須
T.クロス失点累計 3点 ①3.4 ②1.3
・・△ ①上回る②▲1.7と、平均レベルで改善必須
※守備項目は、R.インターセプト以外全項目、問題項目。
≪攻撃優先・守備連動≫の筈ですが、「守備項目」大量課題現状からは、反対に、
≪守備力改善によるチーム戦力大幅拡大≫の余地・可能性・潜在力が証明されています。
加えてリリースデータにない重要項目には「連携力・プレイスピード」がありますね。
4.各項目の具体的プレイ
実際の各プレイには、
「判断(状況把握・選択・決定)」
「事前準備(予測予想・ポジショニング・プレイスタート)」
「タイミング(より速く相手予測外スタート追求)」
「テクニック(質・精度)」
「事後対応(連動予測・準備)」があります。
そしてその前提に「戦術」が置かれ、
戦術により、「想定要求プレイ・予測・準備・タイミング・必須テクニック・プレイ後アクション」が決まり、
選手はその役割を高いレベルで実践し、その結果、次の選手のプレイへの「継続」が「連携・組織」プレイ・チームプレイとなる、
・・・ との相関関係となります。
「ミシャ戦術」については、このブログでも何度も確認して来ましたが、同時に、選手・チームでの「戦術理解」と「戦術実践度」が問われ続けて来たものですね。
<「戦術理解」は、「各選手の具体的プレイ」によって、「その程度・内容」が証明される>
との公式から、トレーニングは、「実戦形式が主体」に成らざるを得ません。
コンサのトレーニングメニューの特徴である「徹底した実戦形式練習」の理由・根拠ですね。(実戦形式練習は、どんなメニューよりも、運動量・フィジカルを要求され、≪フィジカルトレーニング≫を同時に実践出来るW目的・効果の効率的・お得な優秀練習方法ですね!!しかし、他チームではその認識は乏しく、実践は少ないですね??)
まとめますと、
全体2項目➡A.支配率、C.スプリント数
攻撃3項目➡D.得点、F.決定率、H.パス数
守備7項目➡M.失点、N.被シュート数、O.被決定率、P.タツクル数、Q.クリア数、S.セットプレー失点数、T.クロス失点数
の計12項目と、多数の課題項目が現存しています。
今シーズン後半で、
リーグ平均水準順位狙い(他チーム戦力アップでリーグ下位争いとなるでしょう)ならば、現在レベルも可ですが、
上位を本気・真剣に狙う(その結果、他チームの戦力アップも重なり、結果的に最終・中位の上順位ではないでしょうか)のならば、
この中断期間で「効果的な項目を選定し、集中トレーニングにより、確実に改善効果」を獲得するべきですね。
あらためて、コンサの課題の多さに驚きですが、「データは嘘をつかない!」です。これが、真実の現状です。ここから、未だまだ、「大幅・急速な改善によるチーム戦力急拡大」が出来る事(高い可能性がある事)を見つめ、一歩ずつ前進・進化していきましょう!!
2018年05月25日
W杯中断期間中の特別シリーズ「~進化~ 現在そしてこれからのコンサ点検」の取り組み(掲載)テーマを発表!します。
シリーズ②「取り組みテーマ」は以下の通りです。
ご一読、お願い致しますね。
≪コンサ今シーズン実戦データからの課題≫
(1)項目別リーグ水準との相対評価
(2)失点原因分析
(3)得点パターン分析
(4)課題確認・取り組み優先順分析
(5)課題改善手法分析
(6)中断期間トレーニング現況と成果分析
(7)中断明け時点、コンサ課題改善現況分析
の7テーマに取り組みたいと思います。
個々テーマの分析により、
〇問題点の明確化と課題化(設定)、同時に、
〇対策・改善手法の確認と改善取り組み分析にトライしてみようと思います。
次ブログ以降も、宜しくお願い致します。
2018年05月23日
全選手・監督コーチ、そしてサポーターの皆様は、
中断期間・1週目リハビリ期間を満喫・リラックス中ですね。
存分に、心身共の完全リフレッシュで、累積疲労を完全解消、
また、故障離脱中選手は、この期間の内、早い時期にリターンし、チームの最終熟成過程にこそ、参加としたいところです。
とは言うものの、チームスタッフ全員が休暇状態では無く、
ミシャ・分析担当コーチは、15節、カップ戦の試合内容分析中。
①チーム現況把握
⇒改善すべき課題、その取り組み優先順と計画・日程・方法構築
②当面、2週目(5日間オフから、正確には、5/26土曜が起点日となります)のトレーニング詳細計画(取り組み項目・トレーニング内容・到達目標)確定
を実施中。
また、チーム編成スタッフ(社長・GM・編成)は、今期第2ウィンドーでの選手獲得の検討・計画、更に実行も既に開始されているでしょう。
1.中断期間動向
という事で、この中断期間の概略は、日程も含め未発表ですが、推定するに、
中断期間(5/21~7/18 8週+5日間)
第1週目(5/21~5/25) 完全オフ・リフレッシュ・リカバリー
第2~3週目(5/26~6/15)個別課題別トレーニング
第4~6週目(6/16~6/29)連携・戦術トレーニング
第7週目(6/30~7/10) 実戦テスト・トレーニング
第8週目(7/11~7/17) 完成期
という所でしょうか。
試合分析が不要なこの期間、中断期間のコンサ取組に沿って、記載していきます。
第1回は、「ミシャ戦術理解」を深化させるべく、隠れキーポジション「ボランチと守備」につき考察してみます。
2.メインテーマ「ボランチと守備」
一般論から確認しましょう。
先ずボランチポジション「ボール奪取力」ワールドクラス選手と言えば、
・セルヒオブスケツ バルサ ・・〔強み〕予測力・対人強度
・ビダル バイエルン ・・〔強み〕守備範囲・対人強度
・カゼミロ レアル ・・〔強み〕対人強度・パスコース予測力
・カンテ チェルシー ・・〔強み〕予測力・タイミング・粘り強さ
これらのボランチ選手達の特徴は、
①強靭な身体能力により、接触時体幹強度で跳ね飛ばしボール保持を崩し、奪い取る
②高い予測能力で、ボール保持の緩むポイントに長い脚を差し込み奪い取る
加えて、カンテのみには、
③身体をぶつけ、ボールが離れそうなタイミングに身体を入れ奪い取る、
となり、特にユーロでは、≪1対1のボール奪取≫が中心です。
ところが、「こんな能力」を持つ日本人ボランチは?、と言うと、「井手口・今野、やや山口蛍」くらいで、ほとんどいませんね。実は、「深井」も本来貴重なこのタイプの若手選手で、多方面から期待される理由です。
このボランチポジション「ボール奪取」に対し、
Jリーグでのボール奪取は?、と言うと、
≪パスカット型のボール奪取≫主体・集中と絞られます。
「ボランチポジションボール奪取能力」保有選手の乏しさから、「ボランチポジション=バイタル付近のボール奪取」=「パスカット型ボール奪取」の仕組みが問題となり、そこが、「守備戦術」直結となって来ます。
少し分解してみましょう。
ボランチ位置は、
①自陣だとDFライン上バイタルの上位置
②相手陣だとOMF~DMF付近 のどちらかで、
そこでの「パスカット」となりますが、
その位置によって仕組みが異なります。
一番多い局面・場面が、
①自陣バイタルエリア付近ですが、問題はパスカットする選手・ボジョションは誰か?という事です。
答えは、CBのどちらか(が最多)。ですね。ボランチではありません。
実際、コンサの試合でも、福森~ミンテ~進藤の回数順に、バイタルエリアへ飛び出して、相手OMFやFWへのパスをターゲットとしカットするシーンを毎試合数プレイ見ますね。
そして、その仕組みです。
◎相手パス起点から攻撃陣(OMF・FW)へのパスの局面で、
守備側は、パス起点選手へ前線選手がチェック・プレスし相手のパスコースを絞ります。それにより、複数のパスコースが1・2本まで絞られる中、その予想コースの相手受け手選手位置の「少し手前にポイントを設定」し、相手パスが出されるタイミングで、そのポイントへ飛び出し、パスカットする訳ですが、
・パス受け手選手を抑え、奪取ポイントを作り出す役割が「守備側ボランチ」選手で、
・ポイントに飛び出す選手が、ボランチの最直近位置にいる「CB」となる訳です。
しかし、この仕組みには一点、大きな懸念点が発生しますね。
・・・それは、守備の要のCBが飛び出す事です。
実際、上手くパスカット出来れば良いですが、失敗すると頼みのCBを欠いたDF陣となり、一気に大リスク状態に陥る点です。
例えば、4バックDFでは、1CBのみで、数的不利・スペースだらけ。
ここで、3バックDFに意味が出ます。
1CBが飛び出しても、2CBと2SBで、数的不利は無く、スペース管理も大丈夫です。
実際、Jリーグでは、CB飛び出し型の「パスカット」が主流ですが、
4バックチームでも多く、失点リスク発生を抱えたままのパスカットトライとなりますね。
そのため、そのリスクを意識した結果が、チーム毎の「ボール奪取」の多寡の発生原因です。(原則的には3バックチームが多くなります。)
対して、
②相手陣内「パスカット」は、自陣パスカットの様な仕組み・システムではありません。相手のパスミスから派生するパスカットが中心です。
具体的には、相手のパス受け手直前のパスカットだけでなく、パス起点・出し手へのチェックによるミスパスによるボール奪取となる訳で、
主に、前線選手とボランチ選手によるボール奪取です。
以上の通り、ミシャ戦術・【3-4-2-1】戦術は、パスカットでのボール奪取力を引き出す事も狙いの戦術で、コンサの守備力の基本・基礎部分となっているシステム・戦術です。
この様に、コンサのボランチは、「単独(個の)ボール奪取能力」は必須条件ではなく、それ以上に「DFライン位置(まで下がっての)パス起点・ビルドアップ能力」が求められる能力となります。
現コンサスタメンの「宮澤・深井、ついでに、兵藤・荒野」全員、ビルドアップ能力は、無くはないレベルで、ミシャ・戦術の求めるレベルにて到達していません。(・・・浦和の柏木・広島青山レベルには遥か遠いですね)
「ビルドアップ能力」は、分解すると、
・ロング、ショートパス精度・スピードのテクニック
・パス先選択、タイミング選択の 精度(良否)・判断スピードのヘッドワーク
・出し手と受け手の連携力 ですね。
この中で、トレーニングで上昇出来るのは、連携力のみで、「テクニック・ヘッドワーク」は固有の能力で、血の出る様な、大量・反復「個人練習」でしか改善・獲得出来ないものです。
ここに「移籍・新戦力獲得」の意義・意味が出て来る訳で、現存4選手を越えた「新選手」の必要性となって来る事になりますね。
絶好の適任選手が1人思い当たります。
昨年まで、浦和でミシャチルドレンの一人だつた「矢島慎也」24歳浦和ユースから、ミシャ戦術を徹底された若手選手。現在、浦和の高い選手その壁を回避で、G大阪ー完全移籍。しかし、ここでもJ1での起用は困難で、現在G23で7試合出場。「カナリの腐り状態」と想像されるところ。「ビルドアップ力と攻撃力」を武器とする「ミシャ戦術熟知」若手ボランチです。
イケメン選手でもあり、女性ファンの心も掴める選手です。
「ミシャの隠れ財宝」は未だまだいそうです。~欲しいですね!~
近い将来のコンサで、「矢島・深井」のボランチ◎は「看板選手」に成長ですね!
以上 コンサボランチと特に、DF陣との関係性につき、考察してみました。
2018年05月21日
通常、試合後には、公式リリースデータから試合を点検しますが、今節試合データを確認するも、特異試合で参考には出来ないものでした。
そこで、今後にも大きな影響・反映・対応として活きて来るだろう、その様な結果に至った原因、~敗戦の原因~の確認としたいと思います。
結構大きい・重い内容と思います。
1.敗戦原因
主因と副因に分かれます。
①≪主因≫ミシャ戦術の詳細な検討による「対抗策」が主因。
その対策とは、神戸吉田監督が生み出した
「4TOP戦術」です。
「神戸攻撃・コンサ守備」では、
神戸攻撃時は、2FW+2OMFが「横並び4TOP」を形勢し、
コンサは、マッチアップのため「5DFライン」で受けるものとなりました。
ところが、「1VS1」か「1VS2」のマッチアップ守備となり、「連携・組織守備」「密集ブロック(ゾーン)守備」を実行不能とされ、神戸の基礎戦術「個の力による打開(個々選手の高い能力によりマッチアップに勝利)」により鍛えられた選手とのマッチアップのため、局面の守備は崩壊多発となり、そのまま、密集ブロックも、ワイドな選手配置に陥り、その「個々の突破」は決定的局面(GK寸前で、神戸のフリー・スペース・数的優位)直結で、ゴールマウス直前から、当然29本のシュート、枠内シュート13本、その内ソンユンファインプレーで7本セーブするも、4本ゴールを決められたもの。
ポイントは、
「守備での密集・ブロック崩し」「複数・連携・組織型守備崩し」で、
実は、14節までのコンサ守備は「相手1VSコンサ2~3」の複数選手の連携・共同プレイが実体でした。これまでも、その複数守備をミスプレイ・カウンターなどの大リスクの局面は、全て「1VS1」局面で、そのマッチアップで負けた瞬間に多く発生していました。≪決して個々の選手能力が急上昇した訳ではありません。過去もミシャ戦術チーム選手が、自己能力に過信し、チームを飛び出して、一転不振とのケースが多発ですが、全て「個の能力急上昇」との過信が原因。・・宮澤の試合後コメント「コンサの個々の守備選手も強なったが、それを上回る相手選手により破られた場合混乱」とあり、「過信」している姿が出てしまいました。
更に、
「コンサ攻撃・神戸守備」では、
5DFラインを強いられたコンサは、両サイドハーフを自陣低ポジションに貼り付けられ、辛うじて、「右サイド駒井」は上がれましたが、「左サイド菅」はハーフライン付近まで上昇がやっとで、コンサは完全に「3トップ、やっと4トップ」にしか出来なくなりました。
神戸DF陣は、数的同数~優位となり、完全マーク・狙い絞り込め、余裕・準備状態での守備で、2CBは全くズレ・ギャップも発生させず、コンサの攻撃を完全封止となったものでした。
もう一点、コンサ攻撃阻止のポイントが、
副因②「前線からの守備=コンサビルドアップ阻止」戦術でした。
ここは、既に、対コンサ・ミシャ戦術の「基本対抗策」として確立してしまった様で、今節試合でも、激しく・強烈に実行。2失点目は、コンサビルドアツプのパス交換をターゲットとし、パス元・受け手両方へタイト・ジャストタイミングチェックで、ボールを奪い、スペース・隙だらけを突き決定機から得点獲得、とされてしまったもの。
コンサ攻撃の「攻撃スタート潰し」、とされた瞬間が「失点大危機」となってしまいました。
~攻撃潰し・得点獲得~の同時狙い「前線からの守備」が、
コンサに効果絶大、という事でした。
副因③「選手の過信」=「意識・認識の甘さ」と「一蹴入魂」まで至らない集中・実践意識
前記の宮澤試合後コメントの通り、意識・闘志・粘り強さが甘く、大量失点の原因となった「プレースピード・精度・運動量」不足となったもの。
実際、試合開始直後に「神戸の鋭いコンサ対策」で「実践しようとしていたコンサプレー」を阻止され、突きつけられ続ける「マッチアップ」での「勝負負け」から「冷静に、泥臭く、ひた向きにプレーの意識」が希薄となり、「冷静プレー」に戻らず時間経過・失点累積・攻撃チャンス欠乏の悪循環の中、最後まで「コンサのプレー」は、ほんの僅かだけしか実現出来ず、試合が終了した、というもの。
W杯中断前で、≪本当の力、実力を思い知らされた≫と言う事。
2.今後の対策
どうでしょう。3つの原因を上げましたが、それ以外、具体課題は、山の様にあります。
「対コンサ・ミシャ戦術対策」は、①②の両対策以外にも、今後、開発・出現必至です。当面の①②の根本解決は、「個々の選手能力アップ」しかありません。しかし、「戦術」には「戦術」で、
「かなり厄介なミシャ戦術VS対ミシャ対策」での敗戦でしたが、
更にそれへの対抗策となる「進化版・新コンサ式ミシャ戦術」は、
「現行コンサ式ミシャ戦術」の【実践度向上】に在る!、との認識をミシャは持っているのではないでしょうか。
焦点は【個々選手】です。
a.ポジション適正化
b.連携トレーニング徹底
c.プレー意識ランクアップ
d.戦術理解度進行
e.シュート決定力とパス成功率大改善
を実戦形式・2部練習で徹底です。
中断明けは、【ミンテ・宮澤出場停止】から再開、それも、最強チーム・コンサ勝利無し「川崎」との対戦。
そこで勝利する!レベルまでチーム改造・改善の大仕事の開始が待っています。
サポーターとして、その大治療・大工事・大改善への声援は、必須です。
しっかり「サポート・支援」でのみ、この激しく・厳しいトレーニング貫徹をバックアップできますね。
後半を賭けた「大トレーニング」にレッツゴー!!
2018年05月18日
長かったW杯中断期までのシーズン前半、過酷日程も、選手・首脳陣の頑張りで、最高戦績で途中休憩地点に到達、あと1試合です。
今から振り返ると、「他チーム×1.5倍強度」のキャンプと毎週・毎日の過酷トレーニングが、今のチームの基礎となり支えています。
あの「努力・汗・涙」がここで活かされていますね。
明後日、第15節はそんな試合です。
前半戦「コンサの現在値」を証明する試合で、≪12試合連続勝ち点獲得≫を達成です!
対戦相手は、煌びやかで、派手な世界の中、しかし、現実は大きく相違し、苦しむシーズン展開。そのカンフルが「イニエスタ獲得」でしょうが、神戸在籍選手は、ポドロスキーに続くレジェンド・スーパースターの登場で、重複ポジション選手は、「諦め9割・勉強機会1割」で、しかしその重複期間の選手生命・期間は進行していまい、最終結果は、「若手・有力・上昇志向の高い」選手は移籍希望に意識変化でしょう。
その著名選手の在籍期間にもよりますが、特に「若手・意欲的選手」の意識把握・管理は、チーム将来力にとって重要です。
但し、「興行・エンターメント」では大成功で、プロチームとしては当然で、コンサでも、果敢な取り組み・トライが必要ですが、チーム将来構想・着実な進化成長の観点は、チーム戦略・経営の根幹で、優先項目ですね。
では、次戦予想・想定です。
1.神戸現況
順位7位 勝ち点19 5勝4分5敗 得点19 失点17 得失差2
前年9位 13勝5分16敗 得点40 失点45 得失差-5
ここ2年間の神戸は、「ポドルスキー」に尽きます。
攻撃も、守備もチーム全プレーが「ポドルスキー」との関連、詰まり、「ポドロスキーを最効果となるプレー、戦術を追求する」とのチームです。
しかし、昨シーズンは、開幕当初は好調から得点力不足から徐々に成績が低迷。ポドルスキーが起爆剤とはならず、期待外れの成績。そこで、守備重視の戦術を採用、五輪代表DF岩波選手を中心の守り、攻撃は、シュート精度の渡邉千真、スピード小川の個の力のみで、チームとしての攻め方は確立出来ず
特に、中盤のゲームメイクが上手くいかず、痺れを切らしたポドルスキー選手が中盤に下りて組み立てに参加することが多く、ポドルスキー選手の最大の持ち味である決定力を活かしきれない悪循環に陥ったもの。
今シーズン、守備の中心・頼みの岩波レッズ移籍で守備の再構築と、ポドルスキー選手を前線でのプレーに専念させるためにも、司令塔選手が求められるも、MF高橋秀人・大森の流失、代わりに仙台三田獲得するも不適合。
結論は≪依然として、ポドロスキーを活用するスタイルは確立できていません≫
そして、ここ13節に「肝心かなめのポドロスキー肉離れ8週間の重傷」で離脱、チーム根幹を喪失し、前節は、シュート精度の高さから、久々の勝利を掴むも、チーム戦略は混乱したままです。
ここに、「世界最高レベル司令塔 イニエスタ」獲得。1年半、求め続けてきた「ピース」それも「巨大・最高ピース」を遂に手に入れた訳。
起用される後半戦では、≪神戸旋風・イニエスタ・ポドルスキー祭り≫が強烈に爆発、リーグ戦を一気に変革する事必至となりました。
戦術は、【4-4-2】攻守バランを取り、個々選手の闘いを積み上げてチームプレーとするスタイル。詰まり、「個のマッチアップの勝利=突破・阻止」を連続・連動させるスタイルです。
メンバーは、ポドルスキー離脱で、「渡辺千真・田中順也・ウェリントン・レアンドロ」が起用・爆発する局面となり、要注意です。
守備ラインも、GKキムスンギュ、DFベテラン渡辺博文・チョンウヨン・高橋峻希・ティラートンで安定して来ました。
順位・ポドロスキー抜き、からは想定出来ない、攻守チーム力です。
2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想
あらためて、確認しても、飛車角抜きの筈の現戦力・チーム力でも、リーグトップ水準のチーム戦力です。
コンサは、最強・最高能力を全開する試合ですね。
①戦術
コンサ式「ミシャ戦術」・・ミシャ戦術(基本3-4-2-1から可変システム。攻撃的、連携・組織プレー)+「前線へのフィードを起点とする多彩パターン攻撃」を駆使です。Aチームは既に、高いレベルで習得し、最高の実践力試合を目指します。
マッチアップ適合性は、「コンサ優位」です。
・コンサ5トップVS神戸4バックで数的優位
「コンサ式」の「前線拠点の多彩パータン攻撃」で、
神戸SB攻撃時の攻守切り替え局面では、
コンサ4トップVS神戸3DF でもコンサ数的優位
・コンサ5守備陣VS神戸最大4トップも、コンサ数的優位
②試合展開
この試合は、コンサ攻撃VS神戸守備 から試合開始、その後、互いのチーム攻撃力の実効度・打撃力で、攻勢チームが決定しますが、コンサの多彩パターン・多数回攻撃から、コンサ優勢での試合展開流れが決まり、その中、何度か目の決定的局面で、コンサが得点獲得し、更に攻勢を継続し、追加点獲得・神戸得点阻止を図る展開ですね。
試合開始 ~ 10分 コンサ攻勢( VS神戸守備力)
~ 45分 ギリギリ勝負の中「0-0」
後半開始 ~ 60分 選手交代で活性化
コンサ攻勢・復活
先制点獲得
追加点獲得
~ 75分 選手交代
~ 90分 ギリギリ勝負の中【 2-0 】完勝
③メンバー予想
全マスコミの関心事は、「ジェイと都倉・三好・チャナティップの活用法」ですね。
でも、合理性の固まりミシャの思考は、
・気温20℃・晴れ予想の試合環境・・90分ミシャ戦術完遂可能
・神戸は、前半先制・試合展開を狙い・・前半神戸攻勢・後半ダウン
・神戸攻撃は渡辺・田中の突破力とウェリントン決定力注意
・・連携・複数・組織ブロック守備で、個のプレーを直接阻止がキー
⇒ a.前半戦メンバー最強で、攻撃競争での「勝利・優位」を構築
コンサ攻勢で、「先制点獲得狙い」
b.後半メンバー変更で、
「スピード・走り勝負」で、
フィジカル低下気味神戸プレーで「優位・勝利」獲得
コンサの試合展開から、複数得点獲得
となるメンバーです。
スタメン ジェイ・都倉二枚組で、最大得点力で勝負
ジェイ
チャナティップ 都倉
菅 宮澤 深井 駒井
福森 ミンテ 進藤
ソンユン
60分選手交代 三好IN⇔ジェイOUT、スピード勝負
都倉
チャナティップ 三好
菅 宮澤 深井 駒井
福森 ミンテ 進藤
ソンユン
75分選手交代 兵藤・石川IN⇔深井・菅OUT、守備強化
都倉
チャナティップ 三好
石川 宮澤 兵藤 駒井
福森 ミンテ 進藤
ソンユン
SUB;宮吉・早坂・荒野
菅野
≪60分からの最スピード・チャンスメイクメンバーをフィジカル低下神戸に当てる起用≫です。
全サポーター・全チームの総力結集で、
勝ち点獲得それも≪複数得点獲得での勝利・勝ち点3獲得≫を達成するぞぅ~!!
2018年05月16日
Bチームの中、可能な限り若手を並べる試合。
これで、この試合目的は、何だったんでしょう。
若手選手複数スタメン登用との、現2種登録からの本登録可否判定テストにはしませんでしたね。
しかし、全く進歩、進展の無い選手達では、予想通りの結果しか無いですね。
戦術理解と言っても、これだけ多数の練習と実戦を経験し、この結果は、選手本人の獲得、習得意思の問題、否、オブラート表現は辞めましょう。
戦術理解をする意思は無し、と言う事です。
ここまで来ると、
Bチームの中、誰を排除し、誰を残し成長させるのか、が課題で、
W杯中断期間のキャンプ、メインテーマ。
Bチーム戦績は、6試合で、
勝ち点3 1勝0分5敗 得点4 失点14 得失差-10
全チームで最下位の成績で終了。
リーグ戦なら、見事に降格、と言うところ。
J1レベル遥か下、通用しないチーム力である事が証明されてしまいました。
他チームでは、育成層選手を多数登用し、新戦力のリーグ戦有力若手選手を追加の成果となっていますね。
残念ながら、コンサは、DF中村の能力をほんの一部だけ見ただけで、
事前評価は、高かったベテラン層の能力不足を露呈、現実に晒してしまっただけで終わったもの。
中断期間には、移籍ウィンドウが開きますね。7/20〜8/17です。
一部レジェンド以外、既に検証済み戦力判定に基づき、中断期間キャンプ1週目で見極め、戦力期待困難選手ポジションの後半戦用選手補強を敢行したいですね。
ストレスだらけのカップ戦は終了し、チーム全体、リーグ戦に集中となります。
ここからは、現スタメン以外の選手の存在理由が問われ続け、Aチーム入りに全てを賭けるシーズンが開始です。
激烈な競争が繰り広げられ、練習も実戦以上に、激しく、厳しいものに変化です。
ここからの進化も、激しく、凄まじいものとなる事でしょうね。
今シーズンの節目の日となりました。
2018年05月14日
当面目標、中断前の第15節まで≪12試合連続勝ち点獲得≫のため、
本試合目標も≪連続勝ち点獲得≫継続でした。
試合目標は、達成です!!
監督・首脳陣の想定・”星勘定”も、達成する試合は、自信に触れたコメントで締め括られました。
今節は、自分も現地参戦し、激闘に参加する幸運を貰えました。
この試合を作った選手・チーム首脳陣・サポーター(参戦の方だけで無く、遠く道内やTV前の声も届きました!)に感謝です。
リーグ公式データ値は、未だリリース前ですので、
速報値で分析してみます。
1.試合内容
先ず、両監督共に「試合内容の質・レベルの高さに称賛」のコメントです。つまり、監督としては、「手応え十分=用意戦術と実際プレイへ満足感との認識」という事、その中で、「次の課題も再確認」との実戦評価。
ミシャも健太監督も、辛口で簡単に満足し無いタイプですが、今シーズンの中でも、再上位ランクの評価を下したものでした。
速報数値は、
コンサ FC東京
49% 支配率 51%
108.3km 走行距離 105.3km ・・雨中の試合で両チームダウン
9本 シュート 16本 ・・得点機会はどちらもありました
6本 同枠内数 9本 ・・高い枠内率は高い集中度を示してます
4本 セーブ 4本 ・・決定機でのGKの活躍数は同数
429 パス数 464 ・・パス項目はイーブン
74% 成功率 75% ・・ 同
6本 CK数 4本 ・・イーブン
15本 FK数 19本 ・・イーブン
3枚 イエロカード 1枚 ・・戦術的カードはコンサが少し必要
シュート数以外、ほとんどの数値はイーブンで、プレイデータも「均衡」を示していますね。
同時に、雨中・高湿度試合の悪環境の中でも、若干走行距離の低かはあるも、プレイ精度・量は高く維持・継続されました。
ここに「両監督・各種リリース・選手サポーターの好感想」となった試合内容である点が示されています。
昨日、参戦し、実戦の中、コンサに大きな変化を確認しました。
結論を先に記載しますが、≪高いシュート枠内率≫に直結の変化です。
それは、対戦前直前練習での事。
試合前、フィジカルコンディションアップ・トレーニングの最終項目=シュート練習=の事でした。
スタメン選手のシュート練習が、いつもと違うのです。・・・と言うのは、全選手、【ゴールポスト隅をターゲット】のシュート練習に統一されていたのです。当然、GKもコンディションアップトレーニングで、そのシュート阻止・セーブ練習となり、今までのコンサは、①多くがゴールポスト枠外シュート、か、②GKへのパスにしかならないシュートのどちらかでしかありませんでした。所が、昨試合トレーニングは、一変し【ゴールポスト隅】を狙い、GKもセーブ不能の スーパーシュートに統一されたシュートトレーニングだつたのです。当然「ポスト隅狙い」は、少しずれると「枠外」シュートですが、昨日は、そのズレも、ほんの僅かで、惜しいシュートレベルなんです。
そのトレーニングでは、ナイスシュート毎に、サポーター席から拍手の連続で、見ていてもとても愉しいもでした。
所が、サブ選手も同様、シュートトレーニングをするも、実は、以前と同じ内容・レベル、そして意識のもの。酷く大きな差が、目の前で見せられ、ここも逆ショックでした。・・荒野、もっと頭使え!ホームランシュート連発??・・
スタメン選手が、実試合で示したプレイの理由が、ここにありました。
ミシャは、或る意味「恐ろしい監督」です。というより「恐ろしい人・考え方」です。それは、「選手に強制しない点」です。これは、反面からは、「良い方法・内容」があっても「多量・高質の全体練習」までで、個々の成長・改善は、選手個々次第、選手個々の認識次第、という点です。
プロ選手である限り、その最終結果は選手が背負い・甘受するものですが、「アドバイスと、練習等の機会・環境」まではミシャは、最高水準を用意しますが、その先、実際どこまでやるか・追及するか・究めるか、は選手の自由選択という点です。
現スタメン選手は、その本質・ポイントを当然の事として理解し、自らのためにも、必死に習得し自己成長・進化を克ち取った選手。
逆に、スタメンを取れず、低迷する選手は、その反対で、その一番大切な部分・考え方・取り組み姿勢の基本を理解していない、理解し尽くそうと出来ない選手、それが苦手な選手に見えてきてしょうがありません。
シュートトレーニングの一項目にも、こんな大きな段差が産まれている点が、コンサの最大課題かもしれませんね。
コンサのリーグ戦「シュート」は大きく質の改善が進み、「枠内シュート数」を誇る「高得点力」チームに変化したので・・!!?
絶好調のスタメンメンバーは、現リーグで、現戦術では最強メンバーです。
2.明後日ルヴァンカップ・清水戦について
Aチームの鍛え上げられた戦力に対すると、
Bチームは、社長も嘆きの「体たらくチーム」、成長や改善への意欲もプレイ意思も乏しく、不安感だけ、消極プレイに終始するチーム。
客観的には、J3対戦でも、どうか?との低レベル・低モチベーションチーム状態。
そこで、次戦、YBC戦リーグ最終戦は、
「爽やかに」若手選手主体チームにしてみたいですね。
ミシャも「若い選手の経験・体験試合」との認識ですので、
社長の言うように、若い選手、特に2種登録選手の、Jリーグ水準テスト試合で、爽やかなコンサ若手選手試合で行きましょう!
戦術は、基本版ミシャ戦術。
若手2種登録選手と中堅~ベテランサブ選手で。
(2種)GK前川 +阿波加
DF中村・福田 +濱
MF本間
FW藤村 を沢山入れたいですね。
ヘイス
宮吉 三好
本間 藤村 兵藤 白井
田中 濱 福田
阿波加
SUB 中村・ジュリーニョ・横山・石川・荒野・前川
かなり、やり過ぎ、「大敗」在りですか?
2018年05月13日
激闘試合も順当な結果でした!
言い換えると、あのリーグ最強相手に勝ち点獲得で、
連続勝ち点獲得を継続して
試合目標達成です。
試合終了直後から、激しい豪雨(警報レベル)がピッチを、洗いました。
まるで、激闘の跡を清めているようです。
試合会場に参戦のサポーターの皆さんもお疲れ様でした。
気をつけて帰りましょうね。
帰って、試合を見返すのが愉しみです!
シーズン前半戦を締めくくる良い試合でしたね!
連続勝ち点獲得も繋がって、コンサの戦力をリーグ全体に示せた試合でした!
2018年05月13日
想定通り、緊迫の中、どちらに転んでもおかしくない試合。
今節、リーグ屈指の試合です!
試合会場は、小雨から豪雨警報が発令し、あと数分で激しい雨が降るとの予報。
試合会場は、らすと15分頃より靄もやが降り始め、相手ゴールがもやっています。
後半、コンササポーター席へ目がける得点奪取で、
運動量勝負から、相手チームの堅守、寄せの速さもペースダウンとなりそうです。
崩しの数は、互角でしたが、
後半、走り勝ちで、均衡を破れるでしょう!
勝ちましょう!
2018年05月13日
ソンユン、菅野が練習にピッチ登場と共、コンササポーターの声援開始!
驚きの、会場制覇状態で、
味スタは、コンササポーターで半分ホームの奇跡を、またまた、この試合で実現したらそうですよー❗️
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プロフィール
中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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