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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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~進化~  第2次熊本キャンプ・第4Q開始

2017年02月09日

さて、コンサは仕上げの第2次熊本キャンプ通算第4Qに突入です。
ここからは、
一切の妥協を排した「ポジション獲得」真剣舞台です。

能力やプレー云々の前、全選手、一律に、
「本心からの闘志と取り組み姿勢」の本気度を試される場面となり、
ここでの劣後は、<起用候補除外>判定直結です。
J2意識や甘えを引きずっている選手も、候補外直結です。

また、ベテランと中堅、若手も、この局面だけは、全ての柵(しがらみ)は無視で、一切の遠慮もリスペクトも無く、ポジション奪取のみが「最大の優先事項」です。
本来能力やテクニックや意識経験も、実戦テスト・練習試合テストでの「戦術の遂行度・実現度・戦力度」が優先され、ポジション獲得への優先順位付けが決定される過程となります。

その期間は、「四方田カーテン」でブラインド状態となり、開幕戦・寸前まで「ポジション候補」は見えないもの、となりそうです。
これは、副産物として、「相手チーム対策」にもなりますが、主たる狙いは、「強烈・地獄の選手間競争はチーム内だけでの共有化としたい」、つまり、マスコミ・サポーター・評論家から遮断した空間とし、選手に「競争に集中させる」方策ですね。
それだけ≪強烈な競争≫を行いたい、との方針でしょう。

第3Qラスト「浦和戦」で明らかになった通り、
現在、
J1上位チームとは「試合にならない=J1・2カテゴリーレベルと同程度の陣容・戦力の差」で、「想定結果」はほぼその通りとしかなりません。
では、J1中位チームと下位チームとは、どうでしょうか。
残念ながら、第3Qラストレベルでは、5分の勝負は甚だ困難が連続とのレベルです。

その状況だからこそ、
コンサ首脳陣は〔キャンプ当初の段階から想定していた通り、だと思います。〕、
第2次キャンプでは、激烈なポジション獲得競争により、
選手を意識・能力・結果で活性化し、
「現有戦力=個々選手の現有能力・戦力を越える、少なくともポテンシャル能力100%発揮する選手」で、
第3Qラスト時点を大幅に越える「最大化した戦力」の選手起用・ポジション配置との、
戦略を展開ですね。

いずれにしても、開幕後も、戦力の成長・レベルアップ追求の中で、「選手・チームの一体(感)を基本」として、激しいポジション獲得競争は継続します。

このシーズンを通した「ポジション獲得競争」の連続からこそ、「大幅成長選手」「J1ランク定着・保有選手」「チーム総力大幅成長・進化」が産み出されます。
その「本格開始・スタート」が本日です。

激しい競争は、強い自信・成長を手に出来ますが、同時に、強いストレスと隣り合わせです。
ここにも、サポーターの応援・支援・声援が必須となりますね。

厳しくも、暖かい目と声援で、サポートしましょう。


post by yuukun0617

20:24

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~進化~  キャンプ第3Q・沖縄終了

2017年02月06日

キャンプは、第3Q、第一次沖縄キャンプの終了です。
選手・スタッフ・チーム関係者の皆さん、本当にお疲れ様を!
「充実」の第一次キャンプとなった、とエールを一杯掛けたいですね。

第1次キャンプ第3Qは、
①フィジカルコンディション調整
②選手ランクアップと特徴把握・共有化
③戦術構築、
④各項目の熟成、チーム全体としての連動性・一体プレーの構築で、「戦術構築と熟成スタート」に集中取組で、
最終浦和TGで現状検証となりました。
浦和TG〔35分✖4試合〕の評価は、
1・2本目は、浦和の開幕スタメン想定の「J1最強戦力」、
    対するコンサは、準1軍クラスでマッチアップ
    GK;ソンユン
    DF;横山・菊地・永坂
    MF;早坂(LSB)・宮澤・ミンテ・マセード
    FW;都倉・ジュリーニョ・内村
特に、浦和は3FW;ラファエルシルバ・興梠・李忠成の「J1最強攻撃陣」のテストでした。
3・4本目は、浦和は、SUBメンバー想定でも「J1上位ランク戦力」
    コンサも、SUBメンバーを7名程度交代した模様
     FW;交代上原・菅 継続ジュリーニョ
       MF;交代田中・石井RSB・前寛 継続ミンテ
     DF;交代濱 継続菊地・永坂
     GK;交代杉山
1.1・2本目勝負は、浦和新戦術「攻共相手コート(敵コート・ハーフフィールド)戦術」と新攻撃3トップ陣の実戦テストでした。DF最終ラインも相手陣内(ハーフラインを越えた位置に設定)で、相手コートに「攻撃密集態勢」を構築し、近接自選手との連続ショートパスで敵陣をズタズタに崩す、一方、相手によりボール奪取された守備期も、すぐその場で再奪取し相手コート内で「ボール再奪取」し切り、攻守切り替えする、との驚愕の「常識外れ戦術」でした。
つまり、別視点から見ると、「パワープレイ的」超攻撃的ポゼッションサッカーです。
これに、コンサのブロック守備が立ち向かったのですね。
結果は、1本目は、その新戦術に、ピッチのコンサ選手は予想外の驚愕事態でしたでしょうね。結果は、35分で、「1-3」の大量失点で、実際、陣形をズタズタにされましたが、浦和の新戦術に慣れて来たのか、2本目は「0-1」とやや安定化したもの。
守備は、堅守・ブロック守備で対抗するも、ショートパス交換とスペース攻撃を、高精度のハイスピードパス交換で揺さぶられ、ギャップを創られて、決定機にされたもの。
「高精度・ハイスピードパスでの陣形揺さぶり・ミスや予想外れによるギャップからの突破」が課題ですね。
攻撃は、1本目も、3本目・4本目も、「ボール奪取」からのショートカウンターによる「速攻」が浦和の堅陣を再三突破し、得点出来た様ですね。コンサの守備課題が、そのまま攻撃戦術でコンサのストロング戦術になっている事を証明しました。
2.選手コンディションは、浦和と試合可能なレベルまでアップしていますね。なお、復帰待ちの有力選手が多いですが、チーム全体では70%~80%程度まで到達となりました。

以上の様に、順調にキャンプ成果を累積し、チーム戦力をランクアップしてきました。
しかし、ここに来て、大事件発生です。
昨日浦和戦でも本来なら1軍メンバー起用されていた「兵藤」が「肉離れ発生」となり離脱です。ボランチから、ゲームを左右するパス起点元・攻撃のキーマンが消滅です。リリースはありませんが、肉離れだと、復帰のため最短2週間~4・5・6週間ですね。「軽傷・早期回復」を願うばかりですが、大変残念です。開幕・開幕ダッシュには間に合わないでしょうね。

今頃、各選手、それぞれ我が家の安息の中で、リラックスされている事でしょう。
2日間の”安息”ですが、リフレッシュし、第2次熊本キャンプ・第4Q~で、チーム完成に邁進ですね。「兵藤」の替わりに、「深井・稲本」が完全合流してくれないかな~。







post by yuukun0617

17:13

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~進化~  2017シーズン「戦術・メンバー」

2017年02月04日

昨日ブログで、キャンプの現最重点課題「戦術構築」について確認してみました。

結論は、
昨シーズンで、鍛え抜いた「守備主導堅守・速攻」「3-4-3(2-1と1-2)」戦術をメイン戦術とし、攻撃具体戦術は「ロングカウンター・ショートカウンター」+「セットプレー」とする。
そして、選手の戦術適性から、「ロングカウンター」と「ショートカウンター」の両戦術共を保有している選手が、両方◎(J1クラス)-5選手;都倉・ヘイス・兵藤・ジュリーニョ・早坂で、どちらかが◎(J1クラス)と〇(J2クラス)-9選手;ソンユン・福森・横山・菊地・金園・深井・稲本・マセード・小野で、合わせて14選手が、実施戦術から「試合起用主軸選手」となるもの、 との内容でした。

14人を「ポジション配置図」に置き換えてみます。
開幕時点、故障・復帰待ち想定選手は劣後ですね。
(現在復帰待ちも、期待値プラスで開幕時点復帰として)
(  )は、ポジションの次順位選手です。

          金園
         (都倉)
    ジュリーニョ   都倉 
     (小野)   (ヘイス)
   早坂          マセード
               (早坂)
       兵頭    稲本
      (深井)   
     福森       菊地   
          横山
         ソンユン

※都倉のシャドーにはご意見が出る所ですね。TOPはポスト役でターゲットマンとなり、意外にシューター回数が限定されます。確かにシャドーもサイドスペース攻略役がありますが、突破力により、ラストパスだけでなくシューターとなります。都倉のマルチタレントを活かし、実際、シュート数も増加しますね。
※右サイドからのクロスには、ニアで都倉、真ん中で金園、ファーでジュリーニョ・早坂。
左サイドからのクロスには、ニアにジュリーニョ、中央で金園、ファーに都倉・マセード。
両サイド共に、クロスを決めるクローザーは、高さ・テクニック・決定力選手が待っています。迫力ありますね。

 これに、
 FW;内村(ロング〇)上原(ロング〇)荒野(ロング・ショート共〇)菅(同左)
 ボランチ;宮澤(ロング・ショート共〇)ミンテ(同左)河合(ロング◎)
 サイド;L田中(ロング〇)R石井(ロング〇)
 DF;進藤(ロング・ショート共〇)河合(ロング◎)永坂(ロング〇)
 GK;金山(ロング・ショート共〇)
   の12選手をピンポイント起用。
 残念ながら、前寛・濱は、両戦術とも適性△(J3クラス)で、起用は困難。

ポジション適性・戦術適性を前提とした「コンサ現有戦力での最高レベル」に到達する選手起用配置ではないでしょうか。
J1中位チームと対比しても、攻守に「勝負」が可能な戦力だと思います。
この内容での誤算は、「田中」の左サイド定着失敗程度ですね。田中は、多分に「メンタル」部分=「自身で想定していた以上にレベル・ハードルが高く、自信も弱くなり、弱気プレー・消極的プレーに陥っている状態で、戦術適性など低評価となっている」様に見えます。しかし、TGやSUB途中出場などの経験累積で落ち着き、本来の能力・実力の発揮で打開可能ですね。

中々、キャンプ進展内容の情報は乏しく、ちょっと、空想・妄想気味ですが、あながち「大外れ」でも無い様な気がしています。
現況を落ち着いて考察してみると、到達する結論や想定はかなり絞れて来ますね。

昨日ブログの付録でした。

 


post by yuukun0617

20:42

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~進化~  キャンプ第3Q達成度と確認2TG

2017年02月03日

キャンプも、第3Qの終盤で、第一次沖縄キャンプの終盤ですね。、
第3Qは、
①フィジカルコンディション調整
②選手ランクアップと特徴把握・共有化
③戦術構築、にプラス
④各項目の熟成、チーム全体としての連動性・一体プレーの構築で、
特に「戦術構築と熟成スタート」に集中取組中ですね。

本日、江蘇戦の「一般非公開」は、コンサ四方田監督要請で、今後浦和戦は公開ですが、それ以外のTG・練習状況は、極力非公開・秘密との方針とのリリースがありました。
「戦術構築」取組と「選手のはめ込みと実戦による現状確認と熟成」展開は、開幕「仙台戦」まで状況と内容を「秘密・非公開」とし、開幕ダッシュへ向け、少しでも有利に積み上げる方針との事ですね。という事は、第2次「熊本キャンプ」は「情報量」は限定されるものとなりますね。
本日の江蘇戦試合は結果と一部マスコミリリースがありました。起用選手やゲーム内容は非公開ですが、3ゲーム実施、第戦コンサ0-0江蘇、第2戦0-2、第3戦0-0で、トータル「0-2」、引き分け2試合・2失点による敗戦1試合とリリースされました。

では、この時点でホットポイントとなっている「戦術構築」を考察してみましょう。

先ず、J2リーグでの各チーム戦術は、
①特定戦術のレベルアップ型と②各種戦術全般同時にレベルアップ型に分かれていました。そして、コンサは、①「守備主導の堅守・速攻」戦術の進化・発展指向型でした。

では、「J1での戦術はどう在るべき」でしょうね?
・・・解答のキーポイントは、「チーム戦力=選手総力」に連動している点です。
⇒
(A)上位チーム=「高チーム戦力」チーム
 「特定戦術のレベルアップ型」から出発し、優秀選手獲得等による「選手総力の向上」に伴い、プラス各種戦術を追加保有した「進化形・複数得意戦術保有型」です。
「監督・超優秀選手」の交代・加入により、主特定戦術を抜本的に変更する事例も多々ありますが、その際も、「得意戦術」のオプション拡大・増加となり、それまでの戦術+新戦術となるチーム総合力の拡大・進歩となっています。
対して、
(B)中位~下位(残留)チーム=「中程度チーム戦力」チーム
 「①特定戦術のレベルアップ型」に、完全に特化しています。
J1リーグを生き残るためには、「勝利・引き分け」獲得のため、各試合全般での「戦術的優位」は(特に)対上位・中位チーム相手ではとても困難ですが、「局面での戦術的優位」構築で「得点獲得と失点防御」を勝負し、その瞬間優位局面以外は、ひたすら「組織・連携で耐える」試合展開となります。つまり、一瞬の個別プレーや局面を構築し、そこでの短時間の勝利を切っ掛けとした「得点獲得と失点阻止」を図るものです。
別の言い方ですと、全般にわたる「戦術」「プレー」「選手能力」の「チーム総戦力」では劣後していても、極度に「練習・精度アップ・スピードアップ・高連携連動」した「特定戦術」で、一瞬の局面では、相手を上回り、局面勝利を起点とした短時間の連続・連携・組織プレーで「得点と失点防御」を獲得する戦略です。

それでは、2017シーズンコンサの主戦術ですが、当然の帰結として、
昨シーズンの「守備主導による堅守・速攻」型を進化させるもの、との方法論となりますね。
因みに、「運動量勝負による堅守・速攻型」は、湘南・新潟での様に、J1では通用していません。また、「堅守速攻戦術」と対比する「ポゼッション戦術」は、コンサの実施例では、4代前(?)監督時代まで遡り、現在は困難です。

「堅守・速攻」戦術は、元々、攻守連動する「攻撃・守備一体戦術」です。
組織型強力ブロック守備等による堅い守備により失点防御し、ボール奪取の「攻守切り替え」の瞬間から、「速攻」で得点獲得、との守備と攻撃が連動する戦術です。
余談ですが、対比となる「ポゼッション戦術」では、ボール保持により相手の攻撃機会を減少させる守備的意味と、ボール保持から攻撃となる「パス交換等による準備⇒チャンス・機会創出⇒得点獲得」との攻撃のための戦術となり、守備と攻撃は分離された戦術です。
そのため、コンサの戦術構築・熟成・進化は、GK~DF~MF~FW全ポジションが連動する戦術のため、全ポジションが同時参加の練習実施となりますね。

戦術ポイントは、
「ロングカウンター」と「ショートカウンター」、それぞれの「攻撃力」と「実施法」です。

「ロングカウンター」は、「ボール奪取位置」=「攻守切り替え」位置=「攻撃開始起点位置」が低い場合で、DF位置・選手とボランチ位置・選手から、FW・サイド選手への「DF裏・サイドスペース・ポスト」を狙う「ロングフィード」を経由し、得点獲得を図るもの。
皆さん、ご存知の通り、堅守のため、自陣のやや深くM3rd底位置~D3rd上位置に、密集・守備(ブロック)陣形を布陣し、DFやボランチ位置で「ボール奪取」します。そして、その瞬間を「攻守切り替え」タイミングとして「攻撃開始」し、一気に前線へボールを運び、敵守備陣が構築する前に、得点チャンス・決定機を創出し、得点を奪取するものですね。
要は、「守備の強度+精度の高いロングパスと受け手のボールトラップ+鋭いチャンスメイク+高精度の決定力」で「短手数・スピード満載・強烈得点力」となる訳です。
また、その派生形の「セットプレー」獲得からの得点獲得も大きな狙い・ターゲットとなり、「カウンター」と「セットプレー」が一体の複合戦術です。

正に、コンサの得意戦術ですね。
GK・DF・ボランチ・サイドでの「組織守備」と「ボール奪取」、
そこからの「ロングフィード」、
サイド・FW・シャドーでの「ボール受け手」、
同「ラストパス・シュートチャンス創出」、
クローザー・ストライカーでの「得点獲得」。
全てのプレー場面で、戦術理解・共通認識・プレー適正内容と精度・実戦経験の高い選手が居ますね。実際、全選手の「適性度」を3段階にランク分けすると、◎-11、〇-17、△-4選手となり、多くの選手の得意・保有戦術です。
これに加えて、「ショートカウンター」戦術が追加作動します。

ケースは2つ。
①FW・シャドー等による「前線からの守備」=「ボール奪取」が作動されます。そこで、ボール奪取の場合、その位置から「ショートカウンター」となります。
短手数・スルーパスやショートパスでチャンスメイクし、ロングカウンターと同様に、相手守備陣形が構築される前に、シュート・得点獲得とします。
②もう一つの形は、比較的高い位置=陣形高目でのボランチ位置でのボール奪取からの速攻です。ここは、ショートパスとスルーパス、特にワンタッチパスの様な判断スピードやパススピードが命となり、短手数・早いパス廻しで、敵陣形のギャップやズレを創り出し、シュートチャンスとする高精度・ハイスピード・ハイクリエイティブの「高度プレイ」となります。
①②共に、前述と同様に「適性度」判定では、◎-10、〇-12、△-10選手となりやや該当選手は減少・限定してきます。
更に、「ロングカウンター・ショートカウンター」両戦術の保有判定では、両方◎-5選手;都倉・ヘイス・兵藤・ジュリーニョ・早坂で、どちらか◎と〇-9選手;ソンユン・福森・横山・菊地・金園・深井・稲本・マセード・小野で、合わせて14選手となります。

実戦では、カウンター戦術は絶対ですが、ロングとショートの併用型となります。
という事からは、上記14選手が中軸とする選手起用・連携と連動性の熟成が中心となりますね。「守備の要」や「攻撃アクセント役」などの特殊能力・プレイ・役割要請から、それ以外選手も起用されますが、中軸選手は上記14選手が中心となる、との結論となります。

戦術特定からの考察・展開でした。
  
本日、江蘇戦は、ACL常連の強豪チームで、爆買いでビツグネーム選手を集め、中でも、ラミレス(30歳・2014までブラジル代表・2015まで4年チェルシーWクラスOMF)がワールドクラスで、第1戦に出場しました。対して、恐らくコンサも宮沢も含めた1軍クラスメンバーだったのではないかと想像します。そして、0-0で、無失点の結果。
ACLで、Jチームも勝てないチーム相手に健闘、との結果です。

復帰選手の増加による戦力向上局面で、キャンプで徹底しただろうフィジカルコンディションも、復帰した所の都倉選手直近リリース「・・本人のコンディション完成度は、50~60%」から、全体では「70%程度まで上昇」し、計画通り、順調に進行していますね。

ここから、戦術のブラッシュアップに弾みをつけ、2月25日「開幕戦からの5戦でのスタートダッシュ達成」を第1段階目標として進行ですね。

期待と応援の声を、キャンプ地へも届けましょう。


post by yuukun0617

20:30

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~進化~  キャンプ第2Q締め括り・DAZN第2戦テスト

2017年01月29日

沖縄キャンプ、第2Qコンセプトは、
①フィジカルランクアップとコンディション調整②個々選手の能力アップをしながら特徴把握と周知と連携構築、
プラス③戦術構築でした。

①は、途中少数の軽離脱もありましたが、全選手のフィジカル造りと離脱者の復帰ステップは、ほぼ計画通り順調に進行し、「杉山」復帰を始めとして来週・早々には「宮澤」の軽離脱組と「深井・稲本」の長期離脱組からの復帰予定で、あとは早期復帰期待の「都倉」ともう少しの「福森・ヘイス・小野・荒野」、夏場までの「増川」の6選手となっています。このペースだと、開幕時やその前後時点で、「増川」を除く選手が戦線に並ぶ事も見えてますね。
 また、別観点ですが、「新加入選手」のフィジカルコンディションの良さが光っています。新加入選手全員、昨シーズンは「バックアップ・交代要員」でした。そのため、身体の酷使は無く、累積疲労は無しで今シーズンのキャンプ負荷のみのため、激闘シーズンによる厳しい累積疲労を持つ既存スタメン選手に比べ、軽快な運動量・スピードとスタミナが際立っていますね。このまま、コンディション好調を維持し開幕スタートダッシュの主軸を期待します。
選手全体では、殆どの選手は未だ試合スタミナは「40分」程度で、フル試合・出場は無理で、加重負担となるプレイは故障リスク直結の状態で、言ってみればコンディション調整度合「40分/90分=44%」と言う所。その中、2練習試合(計180分)フル出場のビックリ選手は「永坂」で、高スタミナ・フィジカルを証明するアピールが出来ましたね。頑張りました。
低下している全体フィジカル状態は、前後半で選手入れ替え・展開激変の背景・原因ですが、「別チーム」の入れ替え・テストと捉えるのが正解ですね。
②の個々選手の特徴では、好プレー・光るプレー・J1クラスプレーが昨試合でも多数出ました。ちょっとだけPICK UP。
・ジュリーニョのテクニックと突破力とポジショニング
・ミンテの強靭なボール奪取とキープ力、運動量
・右サイド突破力で早坂も良かったが、大きく凌駕するマセードのスピード・テクニック
・河合ボランチのボール奪取力と安定性
・起用2試合目の後半になり出始めた、永坂の高精度フィード
反対に課題も少し。
・ボランチ兵藤のボールキープ力と判断スピード
・DFセンター横山の ラインコントロール・フィード・ポジショニング
・左サイド田中の伸び悩み(守備・突破力・クロス力)
・シャドー内村のポジショニング、守備の意識とプレイ、上下動の遅さ
③の戦術では、
〇「守備ライン」設定位置を5m程度上昇とする。
 ・・GK杉山は「飛び出し型」ではなく「オーソドック型」のため、DFとGK間の「DF裏スペース」を複数回狙われ、その後ライン位置が3m程度後退してしまいました。後半再度ライン位置を上げ「ボール奪取位置」上昇を図り、センターラインやや下付近での「河合」のボール奪取・ミドルパスから2得点目獲得との速攻成功となりました。
〇前半ボランチ「兵藤」のサイドへのパスから「サイド攻撃」
 ・・DFからのロングフィードではなく、一旦ボランチ「兵藤」ゲームメイク経由の「サイド攻撃」を図りました。しかし、「兵藤」にボールキープや素早い判断に甘さがあり、タイトチェックに対応しきれない場面がありました。また「早坂」の「連携不足」から、ボランチからの「連動性あるスピードサイド攻撃」は中々成功しませんでしたね。「マセード」になると、一転して、勝手知ったる得意攻撃として「十分なキレと鋭さ」を示し、今シーズンも期待出来るレベルである事を証明しました。
〇ジュリーニョ・マセードのテクニック・ポジショニング・連動性はJ1クラスで、昨日は「琉球」は、効果的な守備が出来ないレベルでした。上原・菅も、勝手知ったる昨シーズン戦術で、効果的なプレーを展開し、既存組では、現在でも、高い連携・連動性が継続している事も証明出来ました。
〇気になった選手・・石井と田中の左サイドが問題ですね。石井の左サイドは、昨シーズンでも失敗結果が多く、右サイドのプレーレベルとは段違いのダウンです。守備は、劣後態勢からのファール気味守備に陥り、攻撃もタイミング・打開力も乏しく、この2試合共に、厳しい状態で終わりました。また、田中も、弱点とされている守備で、読み・予測の甘さから相手スピードに劣後し突破を再三許すものでした。またストロングポイントのクロスも、昨試合では、突破テクニック・スピード不足から、ポジションアップが出来ず、クロスパスを出すポジションに到達出来ませんでした。両選手共に、攻守に問題点山積み状態で、「左サイド」が大問題、になり兼ねない状況です。

以上の通り、諸々の課題・問題を抱えるも、良好・J1ランクプレーも現れ始め、第1Qからは大幅ランクアップとなっています。
明日、第3Qから、
①フィジカルコンディション調整②選手ランクアップと特徴把握・共有化③戦術構築にプラスして、
④各項目の熟成、チーム全体としての連動性・一体プレーの構築です。

最大のポイントは、
上記の課題・問題点も、選手復帰での「プレー可能選手の拡大」に伴って、より高い個別能力の勝負となります。「スタメン・ベンチ入り候補」と「ポジション」獲得競争激化となり、間違いなく、より高いレベルで、課題・問題点は解決・打開される事でしょう。
TGは、来週金曜の「江蘇蘇寧」戦、日曜の「浦和レッズ」戦の2試合が予定されています。
①~④の成長結果を期待しましょう。

「例年以上に見ていて楽しい内容・展開となっているキャンプ」と思いますね。
やっぱりJ1シーズンへの「ワクワク感」が、色々なところに溢れているからでしょうね。
キャンプも、楽しみましょう。


post by yuukun0617

17:05

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~進化~  キャンプ第2Q 進行

2017年01月26日

少し、DAZNカップ戦内容に凹み、アップが1日遅くなりました。
冷静に客観的な視線に戻す時間が必要なくらい「期待はずれの試合内容」でした。
キャンプ開始10日目・第2試合なんで、この程度でまあまあ、と捉えるべきと思っていても、「もっとレベルは進化しているもの」との期待と大きなギャップがあったのは確かです。
しかし、たった10日間で劇的変化する程、簡単では無い、という事ですね。
では、
キャンプ第1Q目的は、
①フィジカル調整②選手特徴・フィット度合③個別能力アップ
キャンプ第2Q目的は、
第1Q目的にプラス、「戦術」構築の順番でしょうね。
その中、第2Q半ばの昨日千葉戦では、①フジィカル調整の進行度合い②同一戦術により、2軍・3軍陣容での実践度合いが現実化されました。

昨日試合では、都倉のコンディション不良を初めとする1軍クラス選手のベンチ外待機となり、前半新戦力選手主力の2軍・後半既存選手主体の3軍の起用テストとなりました。
第一の期待外れは、そのコンディション調整でしたね。

その中、先ず、
①フィジカル調整度合いは、
「キャンプ進行し、高負荷状態のため、フィジカルレベルは低下しているので、運動量・スピード・戦術実践度は低下し低レベル内容は想定もの」との評価談がされると思いましたが、流石に、どのリリース・コメントにもありませんでした。
コンサも千葉も同等フィジカル状態レベルで、千葉に劣後したプレー・試合内容は、良フィジカルコンディションでも同一との事ですね。

「低フィジカルコンディション」でのプレー確認との試合コンセプトの結果は、前半の2軍では「そこそこ」、後半の3軍では「J2下位ランクのまま」でした。
千葉のショートパス戦術は、「省エネ」戦術=運動量・スプリント力ではなくボール交換による推進・スピード戦術でしたが、コンサは、運動量・スプリント力・スピード型で、低コンディション下では、マッチアップすると一見著しく見劣りします。「高コンディション」で「運動量・スプリント力・スピード」が上昇すると、「パスカット成功多発」の中盤支配・ボールポゼッション上昇となり、拮抗・均衡状態となる訳ですが、J1での「パス戦術」はハイパススピードと高精度により「パスカット」を掻い潜るもので、単なる「コンディション調整・運動量・スプリント力・スピード」で打開できるものではありませんね。
千葉戦で示された「パス交換で陣形を崩される試合展開」が「守備面」での大課題です。
対するには、例えば鹿島は、強固なブロック守備の「組織型守備」で対抗します。コンサも同様パターンですね。ただし、強烈な速攻力=超スピード・超精度・超決定力の「攻撃力」保有が前提となる総合「攻守」戦術です。攻守一体の「総合戦術」である事がポイントですね。
「攻撃」の戦術、「守備」の戦術と分離されたものではない、点がポイントで、コンサの今Q目的「戦術」構築でも、「守備・攻撃」分離での練習ではなく「総合型」の練習が重点となりますね。・・・実際の練習は、どうでしょうね。

②起用選手は、
新加入選手全員を起用し、各選手の適材ポジションでプレーとなりました。
しかし、都倉のコンディション不良などで複数の「J1試合起用レベル選手」離脱・除外により、全体では2軍クラスの起用レベルとなりました。
部分毎には、ハイレベルプレイがありましたが、全体ではJ1レベル不充足感が強く、「堅守・速攻」戦術でも甚だ苦しい実戦レベル内容でした。低コンディションによるプレイ低下と連携・連動性不足も主因でしたが、代替起用選手プレイも原因でした。
連動性・高い連携力を持ったコンサのJ1試合用起用選手の総力・戦力は、J1中位と互角勝負レベルだとすれば、昨日の飛車角抜き戦力では、やっとJ2レベルとの状態でした。さらに、レベル低下の3軍レベルでは、J2下位レベルにも劣後となる、との現状を示しました。
個別には、守備型の低い陣形位置での密集ブロック守備により、無失点となりましたが、金山のファインセーブは「奇跡のファインプレー」で次回は失点必至となるもので、実質は「1失点」の結果で、J2ランク試合で失点するレベルでした。
DFセンター横山は、ポジショニング・相手プレー予想で甘く期待プレーには程遠い。
DF永坂は、複数のマークずれ・判断・パスミス、アバウトなフィードとJ2.5レベル。
DF進藤は、ほぼ期待通り。
SB田中は、プレスキック・クロスは鋭い弾道と精度で強力。上下動と守備力も期待通り。
早坂は、期待した運動量・スプリント力は前半終盤になり少し改善するも、試合開始直後は全く期待はずれ。守備力も田中と比較すると相当低下した内容。本来のポジションは、もっと高い位置で、サイドハーフ~シャドーFWの方が活性化しそう。
ボランチミンテは、ポジショニングの緩さで強烈な守備力は出来ませんでしたが、バランサー型ボランチとして、攻撃での繋ぎ役・パス活性化のナイスプレーが光りました。
ボランチ「前」は問題。ボールキープ・パス・ポジショニングでミス多発し攻守のブレーキ。改善していないJ2プレーの再発で、全体内容低下の発生元の一つ。
兵藤の前線ポジション起用は、より得点に直結するプレーの連続となりますね。しかし、ボランチの適材選手不足から、ボランチ起用が多くなってしまいますね。
ジュリーニョの前線は連携・連動性の改善で、昨年同様活性化しますね。期待です。
金園は、ポストプレー・運動量・前線からの守備は期待外れの結果。これから次第。
前半は、均衡状態のJ2中位ベル。
後半組は、マセード・金山以外は、J2プレー通りから脱却しておらず、J1ランク外。
実質は、PKにより1失点で、守備も破綻しJ2下位レベル。

本日、キャンプ再開で修正点・課題が溢れるくらい出現し、打開改善を開始している事でしょう。その結果は、次戦DAZNカップ第2戦で確認です。
低コンディション者の復帰スケジュールを早めて、起用可能選手の拡大・増加がもう一つのポイント、ですね。


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14:23

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~進化~ キャンプ第1Qと締めの練習試合

2017年01月22日

沖縄キャンプで、「チーム成長」過程の第1Q(クール)を終了し締め切りともなる「練習試合」を実施。

第1Qは、新旧選手も含めチーム全体での「選手特徴の確認・周知」と「個々選手のフィジカル調整」が主目的だったでしょうね。
当然、先ず、主目的の一つとしている「フィジカル能力」は、チーム全体で、「個々選手能力確認」とその中での現時点「ランキング」の周知が進行しています。
ここでは、①ベテラン・中堅・若手の分類から想定されるものとは異なる結果が出始め、ベテランクラスの「兵頭」・想定以上の「早坂」・やっぱりの「田中」の3選手は高評価を確認。②対して、既存選手の高評価の声が乏しいですね。もう、ここで、カテゴリーランク差が出ているのか、どうか?! 既存選手の「頑張り」によるランクアップが無いと、新加入選手に「スタメン」を総奪取されかねない、ですね。
また、個々の選手の「ストロングポイント」で、「田中のクロス力」、「ジュリーニョの動きの良さ」がリリースされ、「個々選手特徴」の把握・周知も、進行し始めています。

今キャンプでも、選手の「キャンプ前準備」にはバラツキがありますが、長期・計画的日常練習により完全に「整備・修正」され、「高フィジカルコンディション」で開幕となれる選手の多さが、コンサの「キャンプ長所」です。
「開幕ダッシュは必至」となるため、しっかり「キャンプ進行」ですね。

そして、第1Qの締め括りともなる「沖縄国際大との練習試合」です。
ポイントの、
1.起用選手は、故障・コンディション低下の無い選手の「稼働テスト=どれだけ動けるか」レベルのテストで、「選手能力」を見極める、所謂「実戦テスト」ではありませんね。
第1Qでの「フィジカル調整」についての、現況確認・評価テストですね。
しかし、「割り当てられたポジション」は、今シーズンの「想定ポジション」に連動・直結しています。
2.もう1点の重要ポイントは、「システム小変更」ですね。
今シーズンのメインシステム戦術は「3-4-3」の中の、「3-4-2-1=1TOP・2シャドー型」を選択し、昨シーズンの「3-4-1-2=2TOP・1トップ下型」との併用となりそうで、キャンプ練習・今回「練習試合」共に、反復テストです。

変更システム戦術による選手起用配置は、
1本目       都倉
      内村      菅
   田中  兵頭   前  マセード
      永坂     進藤
          横山
         ソンユン

  ゴール2 都倉   アシスト 田中(クロス)
       兵頭        内村
   失点1
      
2本目       金園
      ジュリーニョ  上原
    石井  前   ミンテ  早坂 
      永坂     菊地
          河合
          金山

  ゴール4 金園×2 アシスト ジュリーニョ×2
       上原×2
   失点0

前・後半共に、新システム「1TOP・2シャドー」型3バック。
1FW・シャドー、サイドハーフ、ボランチのポジション毎の役割が、より明確になり、連動し易くなっているのではないでしょうか。
目標としている「クロスからの得点パターン」が成功していますね。

選手起用では、昨日の処は、
1TOPは、都倉か金園、早坂・上原もありますね。
FWは、シャドーも含め「3TOP」で、運動量・スプリントとクロス・決定力の勝負。
上原は、FW要員の役割が主体となりそう。
ジュリーニョも、田中の安定性(固定化想定)から、前線活用で、シャドー要員。
兵頭は、ボランチポジションでのゲームメーカー役が主体でしょうか。現状、サイドハーフに人材がありそこへの起用必要は無く、シャドーも候補が多く起用必要性は低下し、ボランチポジションに専念となりそうですね。結果、Wボランチの一角が安定しそうですね。組み合わせ相手の問題に「ボランチポジション」課題は移行しそうですね。
横山も、CBのセンター役で、安定性を追求と、なりそうですね。
CBのライトポジションは、当面、進藤・菊地間での争奪戦となりそうです。

前記のとおり、前線を中心に、ポジション毎役割をより明確化させるシステム戦術に変更し、選手にとっては、弱点打開・克服というよりも、「得意・ストロングポイント」発揮を中心とするシーズンとなりそうです。
伸び伸び・心底からの実力発揮で展開するシーズンを期待します。

たった一戦だけでしたが、これから成長させるプレー「課題」が複数出ました。
着実な成長・ランクアップしていく過程をしっかり楽しみ・応援していきましょう。

次は、25日水曜 千葉戦カップ戦ですね。
              


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18:25

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~進化~ シーズン事前戦力拡大戦-第二幕「キャンプイン」

2017年01月16日

今日から、沖縄キャンプイン。
事前戦力拡大は、
新加入競争の第一幕は「確実な戦力アップ」成果となりました。
新加入選手は、2つの特徴がありました。①提携国枠と育成選手を除くと、全7選手「J1からの獲得=J1経験」選手、②現行戦術に合致し、実践レベルを上昇する選手に集中した獲得でした。
「新戦力の対象・ターゲット方針」が、その2点であった事が良く解る、方針通りの獲得成果だったのではないでしょうか。
しかし、新戦力を加えた「総合戦力」分析がリリースされ始めていますが、ランキングも評価も、最低レベル・降格候補筆頭との内容が複数出ています。
一方で、「戦力構築」ノウハウとして、一定数以上の「選手移動」=大量放出・大量加入は、「戦力構築には大ブレーキ」となり、J1上位チームは選手移動を「4~5名の新陳代謝入れ替え」に留め、「チーム固有戦術を継続・成長」との戦略としており、コンサ・清水も同様戦略として、今年度の戦力構築を捉えられる、とのコメントがあります。
コンサの今シーズン戦力構築方針は、確かに、J1昇格の源泉となった「基礎戦力」は維持(流失を防止)し、新戦力加入によるプラス戦力により、「基礎戦力のランクアップ・拡張」を図るでした。当然、「基礎戦力」維持=「基礎戦術」維持となり、「基礎戦術のランクアップ・拡大」に直結させるものですね。
J1での「一定数以上選手移動」チームは、活発な移籍合戦もあり、「鳥栖・磐田・FC東京・横浜FM・新潟・C大阪・神戸」と7チームもありました。
逆に、「新陳代謝に留めた選手移動」チームは、広島・大宮・浦和・鹿島・川崎・G大阪、そして、札幌の7チームですね。
各チームでの「キャンプ成果」によりますが、「一定数以上選手移動」チームで、特に中軸選手移動のチームは、「戦術理解・浸透・徹底」に時間、特に実戦累積が必要となりますね。
シーズンスタート場面での「チャンス」が見えて来ますね。

J1全チームの「新戦力獲得戦」後に各チーム「戦力」が決定し、確かに、代表クラスや高年俸での比較では劣後するかも、そのまま順位決定となるのならば、厳しい結果も・・・という様な「評価」も「順位付け」も吹っ飛ばしていきましょう。
コンサは、ひたすら「得意・看板戦術」の進化・成長で、下馬評なんか引っくり返し、各チームの「隙・甘さ」を徹底して突き、「コンサ旋風」で2017シーズンJ1リーグを引っ掻き回していきましょう。

そのために、本日からの「キャンプ」は、「戦力拡大」の第二幕です。
選手の「個別能力」の進化・急成長は、このキャンプの最大テーマですね。
個々の選手毎に、真剣な・徹底した「能力改善」トライと確実な上昇・ランクアップ獲得を、監督・コーチだけでなく、全サポーターも、注視し、とことん要求し、判断・判定します。
「選手個々の勝負」に、支援・激励・エネルギーを注ぎ、一つずつの「成果」にエールと称賛を送り、一緒に「進化・成長」過程を進んでいきましょう。
個々の大幅「進化・成長」によるチーム戦力の急上昇の、ステージ開始です。
「キャンプ勝負」に勝ち切り、「ジャイキリシーズン」への準備万全でスタートしましょう。

シーズンスローガン 「一体感」「厳しさ」「チャレンジャー精神」で、
勝負となるキャンプのスタート。
大いなる期待と、厳しく・熱く・暖かいサポート・支援の開始ですね。


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21:10

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~進化~ 戦力獲得戦 完了?!

2017年01月10日

2017シーズン事前「戦力獲得戦」は、「兵頭慎剛」(←横浜FM)のビッグネーム完全移籍獲得で、ほぼ完了の様ですね。

1.契約非更新・移籍後、A契約(保有限度25名)選手は、契約更新16名、これに、A契約育成枠(保有限度非加算)・B・C契約各扱いの「アカデミー出身・育成」選手が、8名でした。ここに新規加入は、
〔A契約選手〕
①キムミンテ・・ボランチ(バランサー型)・DF(ストッパー型)
②金園英学 ・・FW(高い運動量・前線からの守備と空中戦に強み)
③田中雄大 ・・サイドハーフ・サイドバック(運動量とスプリント力、高精度クロスパス)
④早坂良太 ・・FW(1TOP・シャドー型)・OMF・サイドハーフ(随一の運動量とスプリント力、高決定力とパス力があり、裏・スペースへの飛出しなど打開力)
⑤横山知伸〔レンタル〕・・ボランチ(空中戦・対人守備が強く、ビルドアップのパサー型)・DF(リベロ・スイーパー型、守備力とビルドアップが強み)
⑥兵頭慎剛 ・・OMF・ボランチ(豊富な運動量・適格なポジショニングから、ゲームメイク・決定力・打開力があり、OMFの全ポジションとボランチのマルチプレーヤー、前横浜FMの「心臓」役を数年実践してきた名プレーヤー)
これで、A契約の保有限度選手数は、22名となり、残枠は「3名」となりました。
〔C契約選手〕
⑦濱大耀  ・・DF、アカデミーより昇格
〔提携国枠選手〕
⑧チャナティップ ソングラシン 〔レンタル〕・・OMF、タイの「メッシ」でタイ代表
です。
コンサの「戦力補強」ターゲットだったJ1レベルの運動量・スプリント力・スピードを持つ「DF(スイーパー・リベロ型)・ボランチ(パサー型)・サイド(クロス・展開力型)・OMF(ゲームメイク力のあるパサー型、打開力のあるシャドー型)」でしたが、
ほぼ全ポジションに「適材」を獲得できました。
〇前線には、有力選手が3名獲得となり、豊富な組み合わせパターンとシステム変更も可能となる選手層に「進化」しました。
〇サイドは、両サイド共に有力選手獲得で「クロス力向上と守備安定」となります。
〇ボランチは、稲本・深井の離脱と「ゲームメイクのパス起点」が重点でしたが、横山と兵頭・ミンテの3選手で、守備安定化と「攻守切り替え」からの瞬間的攻撃転換が可能となります。
〇DFポジションは、増川離脱代替の重点ターゲットでした。このポジションは、現代サッカー、特に「3バック」の「センター」で、ボランチ選手のコンバート(兼用)が多用されています。DFとしての育成は無くても、「空中戦支配・対人チェック」が強いボランチ選手では、本来要求される「激しい運動量・スプリント力・スピード」のフィジカルと、「攻守の切り替え役=パス供給役」を行える選手がいます。「3バック」の「センター」に起用すると「守備力、ポジショニングとスペース管理能力、試合コントロール能力」まで発揮し、「ロングフィードやパス」のビルドアップを行えます。さらに、守備ライン設定を、そのフィジカル(運動量・スプリント力・スピード)から、高いライン構築が可能となります。カウンターリスクも、そのフィジカルで対応可能な訳ですね。「増川」の3バック「センター」では、スピードとスプリント力の弱点から、低い守備ライン構築しか出来ませんでした。それが、もっと高い守備ライン・高い位置でのボール奪取・より前線に近い位置からのカウンターが可能となります。獲得後の「3バック」候補は、現保有選手(増川・菊地・進藤・福森・河合・永坂)に「キムミンテ・横山」を加え8名となりました。特に、高い守備ライン構築が可能となるフィジカルを持つ3バック「センター」には、「強力守備と高ビルドアップ力」のDFとして「横山・菊地」が有力ですね。

ポジション別に、候補選手を確認してみます。
FW   ;都倉・金園・内村・ヘイス・ジュリーニョ・菅・早坂・上原(8名)
シャドー ;早坂・兵頭・都倉・ヘイス・荒野・菅(6名)
トップ下 ;小野・兵頭・早坂・ヘイス・ジュリーニョ・ソングラシン(6名)
サイドハーフ 左;田中・兵頭・ジュリーニョ・ソングラシン(4名)
    右;早坂・マセード・兵頭・石井・ソングラシン(5名)
サイドバック左;田中・ジュリーニョ・上原(3名)
    右;マセード・石井・前寛・上原(4名)
ボランチ ;(パサー型)横山・兵頭・菊地・福森(4名)
      (バランサー型)稲本・ミンテ・宮澤・前寛・河合(5名)
      (守備型)深井(1名)
DF  右;進藤・菊地・ミンテ・永坂・増川・濱(6名)
    左;福森・ミンテ・永坂・増川・濱(5名)
 センター;菊地・横山・増川・河合(4名)
GK   ;ソンユン・金山・杉山・阿波加(4名)  計 32選手。

2.では、試験的に(私見的にです...ね)、配置予想してみます。
 増川・深井・稲本は、復帰待ち、との状況..とすると。
(パターン①) 前線からの堅守とスピード勝負のカウンター
          金園
      都倉      早坂
   田中  横山   兵頭   マセード
      福森      進藤
          菊地
         ソンユン   SUB;ヘイス・内村・宮澤・小野・ミンテ
                    石井 ・金山

(パターン②) より速攻のスピードが速く攻撃型
          都倉
      兵頭      早坂
   田中  横山   ミンテ  マセード
      福森      進藤
          菊地
         ソンユン   SUB;ヘイス(ジュリーニョ)・金園・石井
                    宮澤・内村・小野 ・金山
(パターン③) より守備型
       金園    都倉 
          早坂
   田中  横山    兵頭  マセード
      福森      進藤
          菊地
         ソンユン   SUB;ヘイス(ジュリーニョ)・内村・宮澤
                    石井・小野・ミンテ ・金山

 どれも、強力(2016コンサより、精度・スピードは大きく上昇しそう)ですね。
 十分、J1中位ランクとは「勝負」になりそうですね。
 楽しくなりますね。


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15:37

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~進化~  2017シーズン始動します!

2017年01月04日

年末年始の空白期間を開け、2017シーズンを始動したいと思います。
皆さんにとり、輝く一年となるようお祈りいたします。

さて、コンサの始動は、

明日の事務所開き、
12日の選手集合、
16日から2月6日まで、沖縄・金武町1次キャンプ、特に終了前日2月5日浦和と練習試合、
2月7日から、熊本2次キャンプ、
2月25日 シーズン開幕 で進行予定。

選手獲得・契約更新のリーグ第一登録期間(ウインドー)は、1月6日~3月31日。
 ここでは、2017シーズンより、Jリーグ規約変更で、選手登録に大きな改定があり、①外国籍選手の1名拡大(提携国・AFC枠含む)②育成選手のA契約人数制限の大幅緩和・保有数制限適用廃止(再三ご指摘コメントを有難うございました)の大変化となりました。対して、各クラブは、保有選手数拡大可能=戦力急上昇チャンスとなりました。コンサも、一挙に現A契約保有選手の内、育成選手枠として進藤、前寛、深井、中原、荒野、石井が保有制限25名枠外扱いとなり、獲得可能枠は大幅拡大しました。実際、現在、キムミンテ・金園獲得を含めて、あと「6名」獲得可能です。
この当然リーグの選手争奪戦の活発化には、DAZNリーグ提携によるリーグ分配金急増での資金力拡大が大きく、従来の「獲得手法・内容」では、大変厳しい成果となる現況となり、コンサも、「水沼・野津田」では後塵を拝する「負け」。しかし、トップ下中軸候補「兵藤」、左サイドスタメン候補「田中」の有効選手の獲得攻勢中ですね。

2017のコンサスタイル構築は、試行錯誤の上、キャンプで完成ですが、監督・選手の各種コメントからは、基本戦略の大幅変更は現在段階では想定しておらず、
個々のプレーレベルの大幅アップ、
そのための①選手選択(新加入選手・コンバートと昨シーズンスタメンとの競争)
②選手育成(新旧全選手のポジション別と全体レベル大幅アップ=J1レベル化)
に集中する過程の追及となりますね。

直近、システムは違いますが、「鹿島」の【堅守・速攻】型の到達点・レベルは、コンサの目標・将来到達可能点を明確に示してくれました。
クラブ全体、【堅守・速攻】型戦術に大きな自信・確信を強くした事でしょう。

戦術理解・戦術実践のレベルアップを中軸に、全体の進化・成長を図る一年・シーズンですね。
12月~進化~【J1を進む】シリーズで、クラブ全体に渡り、個別テーマ毎、J1への課題を確認しました。
2017開始とともに、その課題の改善に、着実・確実に取り組み・実現を積み上げですね。

開始です!



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12:40

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~進化~ と 「進歩」

2016年12月28日

怒涛の2016も静かにEndとなって来ました。

2016新年は、
外国選手の獲得を初めとした選手強化は、リーグ対比で「貧弱」との評価が多く、社長自身「資金力」通りの「順位決定」の「原則」を再三話題にする位、
クラブ全体「自信不足」からのスタートでした。
しかし、その後のシーズンは皆さんご周知の通り、”嬉しい誤算”となった「夢のようなシーズン」となりました。

直近リーグ間で、鹿島の世界第2位成果から、再三話題とされている「日本のリーグ・サッカー界は、自信不足が問題で、世界との差はかなり以前から縮まっている。その現実を正しく理解していない自信不足に、現在の課題がある」との指摘がありますが、

今シーズンのコンサでは、「自信不足」が、「チャレンジ精神」と「相互連携」・「チームプレー(共通認識と共通プレー)」・「最後まで諦めず・真摯なプレーの連続」を産みだした”原点”だったのではないでしょうか。

J2の長く、過酷で、厳しい「道場」で鍛え抜かれた「クラブ力」は、まだまだ、J1チームの中では、か弱く、か細いものである事は隠しようがありませんが、2017をスタートする際も、あらためて「謙虚な自信不足」を原点に、真摯な努力の連続で始めたいと思います。

2017も、コンサと共に、進化していきたいと思います。

最後に、ブログ表題について。
 ~進化~ をブログ表題として来ました。
ダーウィン「進化論」では、 
「種」が、絶え間なく起きる状況変化の中で、そのままで保存される事は無く、「変化」していく事を「進化」と捉えています。
その「変化」での重要ポイントが、「進歩」とは限らない、つまり、進歩もあれば「退化」もあり、その最終形は「絶滅」ですが、「進化」の一つ、との内容です。

コンサは、2016大きく「進化」しました。「進歩」が殆どでしたが、細かく見ると僅かの「退化」もありました。例えば、試合起用の無い選手は、能力を上げられたでしょうか。「厳しく・成長につながる練習」だけでも、成長=進歩に繋がる筈ですが、社長もしみじみ「選手も人間で、そんなにいつも強く居れる選手ばかりでもない」と話しています。結果、急成長とはならず、移籍等退団選手も出ました。
そして、2017は、「2016よりも、間違いなく厳しい状況と激しい変化が待っています。」
コンサは、今年以上に激しく「変化」=「進化」して行きますね。
「退化」を少なく、多いなる「進歩」を獲得できるよう、一緒にサポートしていく事と、「その結果」を一緒に感受・受け止める事が、我々サポーターの役割ではないでしょうか。

全サポーターの皆さんと共に、クラブ全体の「進化」を支えていきたいと思います。

今年は、有難うございました。拙い内容でしたが、大変感謝しています。
2017は、更に輝く一年を目指していきましょう。
よろしくお願いいたします。


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22:03

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~進化~  2017シーズン 第一弾~戦力獲得戦~

2016年12月25日

2017シーズンは、既に開始されています。
第一弾「戦力獲得戦」ですね。
 この闘い、11月後半~1月中旬頃までが「最佳境期」で、Jリーグへの選手登録時期「第1登録期間」2016から推定で、1月6日(金)~3月31日(金)(第2期7/3~7/31?)に向け、現在中盤真っ最中~終盤始期 に当たっています。
 来シーズンに直結する戦力獲得戦は、①新規戦力獲得②保有戦力向上に分かれ、「キャンプイン」での②保有戦力向上に先立ち、クラブ総力を掛けた①新規戦力獲得戦ですね。

明日12月26日で、コンサクラブは年末年始休業となり、獲得戦も小休止となります。
ここまでの「戦果」を確認です。

来季コンサドーレの戦力布陣は、
〈A〉契約(25名限度・外国籍とAFC枠含む)+《B》契約+《C》契約+〔2種〕登録+(提携国)枠で、
GK5名〈A3名〉金山・杉山・AFC枠ソンユン・《B①》阿波加・〔2〕前川
DF7名〈A4名〉上原・増川・福森・進藤・《B②》永坂・《C①》濱・〔2〕按田
MF14名〈A13名〉河合・外国枠①ジュリーニョ・深井・宮澤・菊地・前寛・稲本・石井・外国枠②マセード・荒野・中原・小野・新規獲得①外国枠④キムミンテ・(提携)ソングラシン
FW5名〈A4名〉都倉・外国枠③ヘイス・内村・新規獲得②金園・《C②》菅
となりました。
〈A契約〉24名 《B契約》2名 《C契約》2名 〔2種〕2名 (提携国)1名
A契約残枠は「 1名 」ですので、
コンサ新規獲得可能は、「1選手」に限定されました。
これでは、「堀米残留」も困難なチーム選手保有状態でしたね。

報道では、唯一「近藤(千葉)」獲得戦が残っている様ですが、DFかボランチか、究極選択状態ですね。


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12:40

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~進化~  新戦力-4

2016年12月20日

前ブログアップから5日間経過しました。
実は、インフルで外出禁止となりアップが出来ませんでしたが、
その間、鹿島vsレアルの激闘、コンサも含めた、J各チームの獲得本格化が進行し、Jリーグ現況も激しく動く期間でした。

コンサの来季戦力構想は、

「選手固有能力」により大きくチーム戦力アップとなる「J1中位以上レベル能力」を持つ
 〇DF1名
 ・・高さと強靭さの体幹を持ち、対人守備力・ポジショニング能力が高く、攻撃起点フィード力の精密ロングパス力選手
 〇ボランチ1名
 ・・強靭さの体幹力と豊富な運動量とスプリント力を持ち、対人守備力・ボール奪取力が高く、攻撃起点となる高精度・スピードパス供給力のあるパサー型選手
 〇前線1名
 ・・豊富な運動量を持ち、スピードと得点力のあるシャドー 
更に、堀米移籍放出でのため追加ポジション発生し、
 〇サイド1名
 ・・豊富な運動量とスプリント力を持ち、ドリブルスピードが速く、高精度で高スピードのクロス・センタリングパス力の選手。 の4選手に変更となりました。
これに併せて、予定していた
 〇育成枠選手(A契約到達までの3年間対象)1~2名
 〇「提携国枠」1名      が「獲得目標」でした。

契約更新と新規加入交渉の中間段階成果は大きく進展しました。
選手保有枠は、(契約期間は不明で、一応全選手契約更改形式でカウントしておきます。)
1.来季「A契約」選手(25名限度)は、
 契約更新 6名 完全移籍(福森)1名 未更新 9名 レンタル(菊地)1名 計17名
 「残枠」 8名分
2.来季「B契約」選手(加入4年経過・選手数制限なし・年俸480万以下)
 未更新 (阿波加・永坂・中原)3名
3.来季「C契約」選手(加入3年以内・選手数制限なし・年俸480万以下)
 2種登録より加入選手登録(菅)1名
4.アジア枠選手(1名限度)
 契約更新(ソンユン)1名
5.外国籍枠(来季から登録4名限度に増枠、試合は3名までの限度)
 契約更新(ジュリーニョ・マセード・ヘイス)3名
 「残枠」 1名分
6.提携国枠(1名限度)
 非更新   「残枠」 1名分    でした。

現在、「獲得加入交渉」成果は、
1.「A契約枠」・・「残8枠」
 ①DF近藤直也(千葉) 「正式オファー」・交渉中・「移籍に前向き」
 ●MF野津田岳人(広島)「レンタルオファー」=清水加入濃厚・札幌へ断り報道✖
 ②FW金園英学(仙台)「完全移籍」チーム合意◎
 ③④⑤⑥⑦⑧ 正式オファー未対応
2.「B契約」3選手
 上記「A選手枠」に残枠が発生した場合は、シーズン活躍次第で「A契約」へ変更も想定。
3.「C契約」現在1名
 ①新加入(昇格) DF浜大耀 計 2名
 上記「A契約枠」に残枠発生した場合は、シーズン活躍次第で「A契約」へ変更を想定。
4.新規獲得枠はなく、対象なし。
5.「外国籍枠」・・「残1枠」
 ①新加入   MFキムミンテ(仙台)「完全移籍」決定契約手続中◎
  「残枠 0」となりました。
6.「提携国枠」・・「残1枠」
 ①新加入   MFソングラシン-  「レンタル契約1.5年決定」◎
  「残枠 0」です。 
以上の通り、
新規加入「残枠」は、国内選手「A契約枠」8枠のみで、「近藤・金園」分を除くと「6枠=選手」獲得可能です。
今年のコンサの獲得競争は、【国内選手】に完全に絞られています。

※獲得(可能性大)選手では、
①近藤は、コンサの求めるDF能力に合致した適材。
②野津田は、システム変更【3-4-2-1型】も可能となる「3トップの右」の最有力候補で、獲得断念とすると、大変残念ですが、
代替獲得(にしたと思われますが)の「金園」は2トップで強靭・空中戦支配力・得点力を持ち、克つ、都倉以上に強力「前線守備力」=「前線でのボール奪取」がストロングポイントで、システムはこれでほぼ【3-4-1-2型】の2トップに確定したのではないでしょうか。コンサの【堅守・速攻】の発展形として適材ですね。
③キムミンテの問題を、前ブログで指摘しました。要は、コンサは「強い守備力・ボール奪取力」を兼ね備えた「パサー・ゲームメーカー(レジスタ)型」を求めていましたが、定型的な「バランサー型」で弱点は、横・バックパス多発から、攻撃スピード低下で、求めるタイプとは不適合。しかし、DFのストッパーとしては、DF陣の強化にはなり、「ソンユン」への親和性から「両選手共に」相互刺激・援助で、能力拡大の切っ掛けとなり、「ボランチ・DF」陣強化の戦力アップとなりますもの。
しかし、「パサー型ボランチ」は別途必要です。
④ソングラシンは「提携国枠」は宣伝広告用選手かと思いきや、情報量が増える程「これは一番のびっくり逸材」かもしれません。一番合うポジションは「トップ下」で、体格とは反比例の体幹・強靭性と一番の能力は判断スピードの速さを持ち、ドリブルはアジア最上位レベルのテクニシャンで、なにより34試合「タイ代表選手」として活躍し、得点獲得のビックプレイヤーです。システム【3-4-1-2】を主戦術とするなら、「トップ下」が本当にキープレーヤーとなりますが、テクニシャン・万能・フィジカル弱点の「小野」、稼働率・強靭性が弱点の「ヘイス」の現編成に強力な選手構成となりそうです。

ここまでで、
前線・・有力FW 金園
トップ下・・小さなビックプレイヤー ソングラシン
ボランチとストッパー・・真面目・堅実 キムミンテ まで獲得ですね。

あとは
スイーパー(リベロ)・・近藤 は是非確実獲得を願います。攻守の肝ですね!
何度も言いますが、
ボランチ(パサータイプ)も必要で、【堅守・速攻】戦術の決め手である「攻守切り替えスピード」に直結する獲得目標です。
戦術面からみると、
【堅守】のために、菊地・福森獲得に、キムミンテ獲得で補強できましたが、未だ不足。
【速攻】金園・ソングラシン獲得でかなり強化、都倉・内村とブラジル3人衆の2年目の進化プラスで、前線はほぼ完成ですね。ただし、攻守切替ポイントのボランチに穴が空いています。
ちょっと別件ですが、
「堀米」の新潟完全移籍はその後全く進展していませんね。その理由が、獲得交渉から推察できるのではないとかと思えます。実は「津野田」の獲得進展とリンクしている動きと見えます。堀米の退団も、野津田理由でしょうし、野津田獲得不調で、堀米の「コンササイド起用順位は、2位」まで上昇するからです。野津田獲得断念と同時に、堀米完全移籍引き留めが始まっているのではないか、と思えます。希望的観測も大分ですが・・・

なお、「6枠」も獲得可能枠が残っています。非更新選手・移籍選手を出してまで増枠した「国内A契約枠」です。しっかり、獲得用資金限度まで獲得し切らなければ、放出政策まで行って戦力向上を目指した意味が喪失してしまいますとの前ブログ結論を再記載し終了します。
有難うございました。


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11:54

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~進化~  新戦力-3

2016年12月15日

新シーズンへの契約更新・強化交渉、真っ最中ですが、
ちょこっと、途中段階を整理です。

来シーズンの戦績に直結する「新規加入対象・目標」は、
「選手固有能力」により大きく前進となる「J1中位以上レベル能力」を持つ
 〇DF1名
 ・・高さと強靭さの体幹を持ち、対人守備力・ポジショニング能力が高く、攻撃起点フィード力の精密ロングパス力選手
 〇ボランチ1名
 ・・強靭さの体幹力と豊富な運動量とスプリント力を持ち、対人守備力・ボール奪取力が高く、攻撃起点となる高精度・スピードパス供給力のあるパサー型選手
 〇前線1名
 ・・豊富な運動量を持ち、スピードと得点力のあるシャドー 
 は、絶対獲得目標の3選手でしたが、
更に、堀米移籍放出でのため追加ポジション発生し、
 〇サイド1名
 ・・豊富な運動量とスプリント力を持ち、ドリブルスピードが速く、高精度で高スピードのクロス・センタリングパス力の選手。
 の4選手に変更となりました。
これに併せて、予定していた
 〇育成枠選手(A契約到達までの3年間対象)1~2名
 〇「提携国枠」1名  が、「全体新規加入目標」ですね。

契約更新と新規加入交渉の中間段階成果を確認してみます。
先ずは、選手保有枠の確認です。
(契約期間は不明で、一応全選手契約更改形式でカウントしておきます。)
1.来季「A契約」選手(25名限度)は、
 契約更新 金山・杉山・河合・稲本・小野・都倉-6名
 完全移籍 福森-1名
 未更新  上原・増川・進藤・深井・宮澤・前寛・石井・荒野・内村-9名
 レンタル 菊地-1名   計 17名
 「残枠」 8名分
2.来季「B契約」選手(加入4年経過・選手数制限なし・年俸480万以下)
 未更新  阿波加・永坂・中原-3名
3.来季「C契約」選手(加入3年以内・選手数制限なし・年俸480万以下)
 2種登録より加入選手登録 菅-1名
4.アジア枠選手(1名限度)
 契約更新 ソンユン-1名
5.外国籍枠(来季から4名限度に増枠)
 契約更新 ジュリーニョ・マセード・ヘイス-3名
 「残枠」 1名分
6.提携国枠(1名限度)
 非更新  イルファン
 「残枠」 1名分    でした。

この間、「新規加入交渉」成果は、
1.「A契約枠」・・「残8枠」
 ①DF近藤直也(千葉) 「正式オファー」・交渉中・「移籍に前向き」
 ②MF野津田岳人(広島)「レンタルオファー」・交渉中・「前向き」
 ③④⑤⑥⑦⑧ 正式オファー未対応
2.「B契約」3選手
 上記「A選手枠」に残枠が発生した場合は、シーズン活躍次第で「A契約」へ変更も想定。
3.「C契約」現在1名
 ①新加入(昇格) DF浜大耀
   計 2名
 上記「A契約枠」に残枠発生した場合は、シーズン活躍次第で「A契約」へ変更を想定。
4.新規獲得枠はなく、対象なし。
5.「外国籍枠」・・「残1枠」
 ①新加入   MFキムミンテ(仙台) 「完全移籍決定。契約手続中」
  「残枠 0」となりました。
6.「提携国枠」・・「残1枠」
 ①新加入   MFソングラシン-  「契約不明・決定」
  「残枠 0」です。 
以上の通り、
新規加入「残枠」は、国内選手「A契約枠」8枠のみで、「近藤・野津田」分を除くと「6枠=選手」獲得可能です。
今年のコンサの獲得競争は、【国内選手】8名分 に完全に絞られています。

※獲得(可能性大)選手では、
①近藤は、コンサの求めるDF能力に合致した適材。
②野津田も、サイドとシャドーで、J1での活躍が計算出来る適材。
③キムミンテが問題で、コンサは「強い守備力・ボール奪取力」を兼ね備えた「パサー・ゲームメーカー(レジスタ)型」を求めていましたが、定型的な「バランサー型」(攻守のバランスを取り、スペース管理・利用のポジショニングや横・バックパスでバランスを取れるが、パスの特性から、攻撃でのスピード低下がポイントとなり勝ち。例;長谷部・稲本タイプ。組み合わせるボランチに「パサー」が必要となるが、コンサにはいない「深井・宮澤」は守備重視型、「稲本」はバランサー、「福森・菊地」ならパサーとなれますが・・・)で、求めるタイプとは不適合。ただし、DFのストッパーとしてなら、DF陣の強化にはなります。一方では、「ソンユン」への親和性があり「両選手共に」相互刺激・援助で、能力拡大の切っ掛けとなり、「ボランチ・DF」陣強化の戦力アップとなりますね。
しかし、「パサー型ボランチ」は別途必要です。

結論は、なお、有力選手以外に、「6枠」も獲得可能枠が残っています。非更新選手・移籍選手を出してまで増枠した「国内A契約枠」です。しっかり、獲得用資金限度まで獲得し切らなければ、放出政策まで行って戦力向上を目指した意味が喪失してしまいますね。

以上 本日までの状況の整理・確認でした。
   「新規獲得交渉」ガンバレ!!です。



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20:16

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〜進化〜 空中戦勝率TOP10 2016

2016年12月15日

空中戦勝率TOP10がリリースされ、
「都倉」が断トツJ2TOP。
守備陣=自陣にはTOP10選手はいませんでした。

リリースデータでは、        (2015データ)・〔J1へ換算〕
J1 自陣空中戦勝率TOP10
 1位 舞行龍ジェームズ 新潟 73.3%
 2位 谷口       鳥栖 69.1
 3位 渡部       仙台 68.4
   ~
10位 中澤       横浜 62.9
   
J1 敵陣空中戦勝率TOP10
 1位 ジェイ      磐田 68.6%   (66.5%)
 2位 パトリック    大阪 64.6
 3位 シモピッチ    名古屋60.3 
   ~
 5位 ウェリントン   福岡 55.5    (53.9%)     
   ~
10位 江坂       大宮 48.6

J2 自陣空中戦勝率TOP10
 1位 ソンジュホン   水戸 79.6%
 2位 飯田       松本 78.3    (71.3%)
 3位 イジュヨン    千葉 78.2
   ~
 5位 犬飼       清水 76.7    (75.0%)
   ~
10位 本多       京都 71.2

J2 敵陣空中戦勝率TOP10
 1位 都倉       札幌 64.8%    〔72.1%〕
 2位 アルセウ     山形 60.0
 3位 岩政       岡山 58.9
   ~
 7位 鄭大世      清水 56.8     〔63.2%〕
 8位 杉本       大阪 55.9     〔62.2%〕
   ~
10位 高崎       松本 54.8

面白いので、J1だとどのランクとなるかをシュミレートしてみます。
同一選手のJ1⇔J2(2015⇔2016)対比から、J1での換算比率を算出。
自陣勝率では、「飯田・犬飼」の2選手で換算すると、
  J1は、J2の93.6%となっています。
敵陣勝率では、「ジェイ・ウェリントン」の2選手で換算すると、
  J1は、J2の111.3%となっています。

自陣勝率にはコンサ選手はいないので、
敵陣勝率の「都倉」と「鄭大世・杉本」を、上記換算比率で、J1換算すると、〔換算値〕となりました。
そのまま、2016シーズン当て嵌めてみますと、

 1位 都倉     札幌  72.1%
 2位 ジェイ    磐田  68.6%  
 3位 パトリック G大阪  64.6
 4位 鄭大世    清水  63.2
 5位 杉本    C大阪  62.2
 6位 シモピッチ 名古屋  60.3
   ~ 
10位 小林     川崎  52.3 となり、

こんなに高い換算率とは成り難いでしょうが、「ジェイ・ウェリントン」の実績値からの計算では、
「都倉」の敵陣空中戦勝率の圧倒的優位は間違いありませんね。

J1ステージでの「攻撃」でも、大きな「ストロングポイント」です。

ちょっと、リリースデータから考察してみました。

それにしても、「鹿島の奇跡」はJ1リーグの「レベルと高い可能性」を証明していますね。こんな凄いチームと来季対戦する訳です。
「全てで~進化~が必要」ですね。
大きな声援と共に、最終戦に注目ですね。


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00:05

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~進化~  新戦力-2

2016年12月13日

2017シーズンへの戦力強化・調整期間の最盛期。

新シーズンへの強化・調整課題の中、新規加入対象・目標は、

J1中位以上レベル能力を持つ
〇DF・・高さと強靭さの体幹を持ち、対人守備力・ポジショニング能力が高く、攻撃起点フィード力の精密ロングパス力選手1名
〇ボランチ・・強靭さの体幹力と豊富な運動量とスプリント力を持ち、対人守備力・ボール奪取力が高く、攻撃起点となる高精度・スピードパス供給力の選手1名
〇前線・・豊富な運動量を持ち、スピードと得点力のあるシャドー1名 の3選手でしたが、
更に、堀米移籍放出で、
〇サイド・・豊富な運動量とスプリント力を持ち、ドリブルスピードが速く、高精度で高スピードのクロス・センタリングパス力の選手1名が追加されています。
〇+育成枠選手(A契約到達までの3年間対象)2名と、「提携国枠」1名。

対して、これまで「噂」レベルも含めて、
DF・・闘莉王・キムミンテ・近藤直也
ボランチ・・扇原・(キムミンテ)
前線・・水沼宏太・野津田岳人 が候補でしたが、

獲得有力が、
近藤直也・キムミンテ・野津田岳人、
獲得決定が、
育成枠2名と提携国枠1名ですね。

シュミレーションで、獲得有力を加えた選手起用布陣を記載してみましょう。
但し、長期離脱を除いて
当然、2017シーズンでも主システム戦術の「3-4-1-2」型で・・・

    〔 スタメン 第1順位 〕
       第2順位
       第3順位
     ( 他ポジション )
         ・
         ・

    〔 ヘイス 〕  〔 都倉 〕
      内村       菅
               上原
        〔 野津田 〕
         (ヘイス)
        (ジュリーニョ)
           小野
           中原
〔ジュリーニョ〕          〔 マセード 〕
 (野津田)             (野津田)
 (福森)                石井
  荒野                 荒野
     〔 深井 〕    〔 稲本 〕
      (福森)       宮澤
      (菊地)      キムミンテ

   〔 福森 〕        〔 菊地 〕
    (近藤)           進藤
    キムミンテ         (近藤)
     永坂           キムミンテ
          〔 近藤 〕
            河合
          
          〔 ソンユン 〕
            金山
            杉山
           阿波加

  選手を布陣してみますと、
①FWが1枚不足・・ヘイス・ジュリーニョを別ポジションとすると、数も質も全く不足です。
②左サイドは「堀米」の穴が発生し、1枚不足
③左ボランチが明らかに、1枚不足
④DFスイーパーポジションは近藤補強で充足し、増川の早期復帰でやり繰り可能。

キムミンテの起用が流動的ですね。タイトな守備力と得点力のあるボランチで、「ボール奪取と空中戦支配」「ミドルシュート力」は高能力ですが、パス供給力は低く、攻撃起点・ゲームメイクとしては低レベルとなり「求めるボランチ像」とはズレています。 

①②③の3選手がまだ必要ですね。 


post by yuukun0617

16:09

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~進化~  新戦力

2016年12月12日

J1を進むために絶対に獲得すべき新戦力は、
J1中位以上レベル能力を持つ
〇DF・・高さと強靭さの体幹を持ち、対人守備力・ポジショニング能力が高く、攻撃起点フィード力の精密ロングパス力選手1名
〇ボランチ・・強靭さの体幹力と豊富な運動量とスプリント力を持ち、対人守備力・ボール奪取力が高く、攻撃起点となる高精度・スピードパス供給力の選手1名
〇前線・・豊富な運動量を持ち、スピードと得点力のあるシャドー1名 の3選手でしたが、
更に、堀米移籍放出で、
〇サイド・・豊富な運動量とスプリント力を持ち、ドリブルスピードが速く、高精度で高スピードのクロス・センタリングパス力の選手1名が追加されています。

DF・・闘莉王・キムミンテ
ボランチ・・扇原
前線・・水沼宏太・野津田岳人 が候補でした。

ここに来て、DFに有力候補「近藤直也(千葉)」が産まれ、好感触で進行中との報道。
実の所、闘莉王は、高過ぎる金額・チーム適合性・何より他チーム競合から、実現可能性は高いものでありませんでしたが、直近、近藤は大きな壁はなく、実現しそうです。
(今シーズン年俸は不明ですが、2015シーズン3800万円で、2016シーズンもほぼ同程度3500万円で、契約期間1年残しから、移籍金発生ですが、30歳超から移籍金は3600万+来季年俸例えば4000万=7600万円位でしょうね。闘莉王の1/10レベルですね。)

実際、「近藤」の実力は、2013シーズンは日本代表に選抜される程の高パフォーマンスで、J1守備力ランキング3位と、攻撃起点としての高いビルドアップ力(フィード力)で攻守のかなめでした。今シーズンは、千葉の主CBとして、J2守備ランキング23位とやや低下しましたが、パス力・ビルドアップ力は高レベルを維持し、「攻守の要」プレーヤーでした。コンサの3バックラインでは、リベロ・スイーパーも、ストッパーも活躍できる選手です。

残りは、「ボランチと前線」選手ですね。
(キムミンテのボランチでは高さ以外は必要条件に大きく未達です。)

期待しましょう。


post by yuukun0617

21:51

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~進化~  堀米完全移籍選択の理由

2016年12月09日

【堀米 新潟への完全移籍選択】の衝撃は、
サポーターだけではなく、
「野々村社長・編成スタッフ」も全く予期しない衝撃的表明だったのですね。
「ノノラジ」で、「未だ本人とも話していない。編成スタッフも全く予期しない本人表明」だと、無念さが混じるコメントでした。

「完全移籍」=チームからの離脱、を本人が選択する際の原因は、

①契約条件のランクアップ
②試合起用数の増加・改善
③所属クラブとの不付合・不一致からの離脱・解放
④新クラブでの本人成長・進化への期待 
⑤新クラブへの強い参加意識・希望  などがあり得ますが、

「堀米」は、
①は、「ほとんど変更なし」との「ノノラジ」での社長コメント
③は、年少アカデミーから、一緒に成長してきた四方田監督とともにJ1舞台へランクアップする事は、「何の違和感もなく」一体感の中でできる事
⑤も、分かりませんが、強い希望でもないようです。
となると、
②と④ですね。
直接原因は、「野津田へのレンタル移籍」本格交渉でしょう。

実は、新潟移籍まして、完全移籍などは念頭にも無かったのではないでしょうか。
突然、
堀米には招集も無かったリオ五輪日本代表に、直前まで候補となり、また、過去実績も、代表候補の理由となるJ1広島での2014シーズン大活躍がある同世代選手が、それも、ポジションが被る「ウィングとシャドー」を主戦場とする優秀若手選手の移籍加入です。
「強烈で高精度の左足」を武器とし、それまでは、「右サイド」が多かったですが、「左サイド」の実績もある選手の突然の加入です。
堀米の立場では、「そんなバカな」「今シーズンこれだけ頑張ったのに、待っているのは、ベンチ中心か」と考えるのは当然でしょう。
以前より、「コンサの世界」で育ってきた純粋培養型選手には「別環境でのこれまでとは異なる成長」への期待感もあるものでしょう。
②と④の複合理由ではないでしょうか。

実際、2017シーズンの「左サイド」は、激戦区です。

「堀米」と「ジュリーニョ」の勝負で、「ジュリーニョの守備力改善」があれば高い確率で「ジュリーニョ」の勝ちです。J1の選手起用の特徴は「好調選手は連続起用」です。一旦「掴んだポジション」は「故障・不調」か「別選手の特出能力」以外、「勝率安定化」のために、継続される傾向となります。
また、
「福森」の「サイドかボランチ」へのポジションアップ・チェンジも、攻守で大幅改善となり、「福森本人」のフィジカル次第です。
ここに、「野津田」参戦です。
「ジュリーニョ」のスタメン起用継続した時、
「福森」「野津田」は「選手の突出個別能力」で起用とのパターンもあり得ます(シーズン途中で、ポジション奪取)。
しかし、「堀米」は余程の成長以外、可能性は低いですね。
つまり、場合によっては、「4番手」まで起用順位が下がる事態があり得ます。

新潟も「ポジション」が約束されている訳では全くない、との事ですが、競争順位はコンサよりは「高い」のかもしれません。

大変残念で、「新潟」で活躍し、成長し、「一流選手になってコンサに戻ってくる」事をずっと期待するしか無いのかも知れませんね。

「堀米」の選手幸運と大きな進化を祈ります。


post by yuukun0617

15:26

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〜進化〜 【J1を進む】5.サポーター

2016年12月08日

さぁて、【J1を進む】としてシリーズでテーマ毎にブログを立てて来ましたが、最終テーマ5.サポーター です。

【J1の】サポーターって何でしょうね。何か違う事が、必要?・・・
あらためて考えてしまいます。

一般的な定義、「サポーター」と「ファン」の違いから確認です。

・ファンは「好みで応援する人」
・サポーターは「目に見える形でクラブを応援する支援者」
  「目に見える」がキーワードでした。

サポーターとファンの仕組み・構造図は、
中核には、「コアサポーター」の言葉の通り、「中核=コア」となるサポーターがあり、
その周りを「サポーター」が取り囲み、
さらにその周りに「コアファン」がサポーターを包み込み、
最周辺部に「スタートファン」が全体を包み込む「構造」となります。
そして、
「スタートファン⇔コアファン⇔サポーター⇔コアサポーター」の各段階間で相互転移がどんどん発生し、各段階毎に膨張しつつ、全体が膨張していくものです。

では、サポーター、コアサポーターの役割は、

①選手を育てる。
 クラブと選手本人は必死になって選手を育てますが、その成長を支援するのがサポーターですね。
実際に、選手は、試合中サポーターからの声はとてもよく聞こえるそうです。試合中、選手へ声をかけ、その選手から「手を挙げられたりで」応えられた経験を持つ方も多いですね。 また、南米サポーターで、「手厳しい罵声に応えるため必至でプレーし成長した」との選手談は有名ですね。
選手を育てる一翼をサポーターは担います。

②チーム【カラー・サッカー文化・共有の価値観】も、選手とサポーターが一体となって作っていくものです。
 サポーターは【12番目の選手として、声援を通して一緒に闘う役割】があります。その中で、プレーを選択し、評価し、一緒に価値観を作っていきます。

③クラブを作る。
 「目に見える形」で支援をしますが、その過程がクラブを形成していきます。
例えば、スタジアムに行き直接応援する事が、「試合」と「試合結果としての戦績・収入・経験値」を累積します。練習に行き選手の頑張りを支援する事が、「練習の向上」と「練習結果の選手成長・戦力強化」となります。知人にコンサの面白さを語り一緒に試合観戦に連れていく事が、「試合観客数を増加」と「ファン・サポーターを拡大」と「クラブ収入増加」となります。この様に、クラブを思うどのサポーター活動も「クラブ強化・構築」に帰結しますね。
「試合」のプレーは、選手だけが行うものですが、そのプレーを支えるもの、そのプレーの「前と後」にあるものは、サポーター・ファンが一緒に作っています。
  矢っ張り「クラブを作る」がサポーターの最大の役割ですね。

では、来季「J1」ステージで必要な事は。

1.「相手サポーターを上回る」
 ホームは完全ホームに、アウェイもホーム状態にしましょう。
         (41節「千葉戦」を再現し、コンサの力・特徴とします。)
 量も質も上回りたいですね。
 量は、「サポーター数」と「ファン数」が中心です。
 質は、「質の高い」=
     「自クラブへの誇りと尊重」が高い
     「豊富な知識・経験の獲得」が進んでいる
     「特有のスタイル・価値観」を持っている
     「敵チームからもリスペクト」される・・・一杯ありますね。

2.「より積極的な支援」
 サポーター自身の意識・認識を成長させながら、それぞれの立場・ポジションで「より積極的にする事は」をテーマ・課題として取り組んでいきましょう。
繰り返しますが、どんな活動も、全てクラブの前進に繋がります。
「クラブ強化」のために、創意工夫をしながら、頑張りましょう。

3.ちょっと具体的な課題
〇「応援スタイル」
 内容・・「個別プレー」型と「試合環境・展開応援」型に分かれますが、
   あらためて「整理・調整」し、それぞれ「統一」コンサ型を構築。
 応援参加者・・「ゴール裏」中心から、ホームでは「スタジアム」全体型に転換し、
   応援者数を「スタジアム全体まで増加」させる。
〇「クラブ運営」への参加
 「サポーター」ならでは行える「クラブ運営」活動を活発化したいですね。
  例;「除雪」支援の様な活動で、試合ボランティアだけでなく、「ボランティア」活動メニューを大幅に拡大し、参画者を急増させる。

以上 簡単なサポーター考察でした。
   シリーズ最後まで、お付き合い頂き大変有難うございました。
   全12回に渡り、
   超長文記載ブログも多く、読み難いものばかりでしたが、
   ボキャブラリーや語彙も乏しく、表現も主観的なものが多く、反省するも、
   なかなか直しも出来ず、皆さんに甘えてここまで到達となりました。
   大変感謝しております。
   この記載が、皆さまの何かの切っ掛けになれば幸いです。


post by yuukun0617

00:06

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〜進化〜 【J1を進む】4.「チーム関係者課題」

2016年12月06日

 【J1を進む】4.「チーム関係者課題」まで進行しました。
9/6ブログで【J1へ向けて】として、同一テーマにつきJ1化課題を記載しました。
3ヶ月の短期間しか経過していませんが、将来課題から現実打開課題に変化します。
前ブログでは、
『【チーム関係者のJ1化】・・チーム経営に直結する最重要課題
 ①経営管理   ・・クラブ
 ②戦略管理・企画・・マーケッティング
 ③チーム管理  ・・チーム
 ④スポンサー  ・・資金・サービス提供・物品提供
 の規模・質が、クラブの将来・現在を決定しますが、
 コンサは、
 【J1ランク規模には大幅に不足】
 【J1レベルの質に大幅低下状態】そのためには、
 【人件費規模を+6億=11億へ】増加の方法論。
 ≪有力スポンサー複数新規獲得【+4億】≫と
 ≪公共団体(支援金の発想ではなく、委託契約先としての契約金収入)【+1億】≫
 ≪コアサポーター(サポーター登録現8320名)を15000名に≫
 ≪試合動員数(現1試合13037名)を20000名(収容率51.3%)に【+2億】≫
 パートナー契約先による協業がポイント。
 積極的に【経営戦略先パートナーの新規開拓】新たな打開策です。』との内容でした。

1.資金計画は。
2015シーズン資金力ランキングを確認です。(億円)
       営業収益  広告料  入場料  J配分 その他
1位 浦和  60.8  25.4  21.7  2.7  10.9
2位FC東京 46.7  17.1   9.6  2.3  17.6
3位横浜FM 45.6  22.5   9.4  2.0  11.5
4位 名古屋 44.4  27.7   7.2  2.0   7.3
5位 鹿島  43.1  18.6   7.8  2.2  14.4
  ~
9位 広島  36.1  14.6   6.3  2.3  12.6
  ~
13位磐田  29.9  15.1   3.9  1.0   9.8
  ~
15位新潟  25.1  10.3   7.1  2.0   5.5 
  ~
26位札幌  14.5   6.1   4.2  1.0   4.3
  ~
53位藤枝   1.4   0.9   0.1  0.1   0.2
1位~53位まで全Jチームランキングで、
コンサは、26位でしたが、
来季2017シーズンは、
15位    26.0  12.1   5.2  4.4   4.3までランクアップ。

人件費規模は【+6億で、11億】で「新規加入資金4億程度」とすると、「年俸2000万・移籍金込8000万」で「5名獲得可」の計算ですね。今シーズン年俸では、レッズ加賀健一、広島宮吉、レッズ駒井、新潟成岡、広島森崎浩司、柏太田、川崎谷口、鹿島土居、レッズ遠藤ですね。 
具体的に、交渉噂の①水沼宏太、現2500万⇒3000万で移籍金込1.2億、
②野津田岳人、現1200万⇒1800万で移籍金込7200万、レンタル移籍で年俸のみ
③キムミンテ、現500万⇒900万移籍金込3600万、「外国籍枠」
④扇原、推定現2000万⇒2500万移籍金込1億。
全部採っても3.28億で費用枠内で、②野津田「レンタル」で年俸のみで、減額し残り資金12600万円で、十分可能です。
加えて、
⑤「提携国枠」ソングラシン。
⑥「育成選手」浜大耀君トップ昇格と「菅」ちゃん。
残金約1億円は、シーズン途中での移籍加入用資金としてプールです。
しかし、問題の闘莉王は前シーズン年俸1.5億で移籍金込6億となり、移籍金発生となれば困難です。
このスタート後、シーズンを通し、全チーム関係者の連携により、新スポンサー開拓、新サービス・事業スタイル開拓、入場者拡大のためコアサポーターとファンの拡大・増加を継続し、営業収益を「30億」台へ拡大です。
その一翼を、我々サポーターも「具体的なムーブメント」として担いましょう!

2.観客動員数
2016シーズン観客動員と前年比は、
 1位 浦和  627千人 平均数36.9千人 前年比 95.3%
 2位 G大阪 430      25.3      158.4
 3位 FC東京 408      24.0       83.5
 4位 横浜FM 408      24.0       99.1
 5位 川崎  376      22.1      105.4
 ~
11位 広島  262      15.4       94.4
12位 磐田  248      14.6      145.5
13位 コンサ 305      14.5      121.7
14位 松本  286      13.6       81.0
 ~
56位 YSCC 15       1.0      110.7
1位~56位までの全Jチームデータです。試合数が相違するため。平均数で順位が決定しています。
コンサは、今シーズン+54571人、平均+2599人増加で、
年間総増加数ランキングは、吹田スタジアム新設で1位G大阪の+158千人の驚異的急増に次ぐ、第2位で、以下3位山口+52千人、4位鹿島、5位磐田、6位福岡・・・
年間平均増加数ランクは、1位G大阪+9300人、2位磐田+4500人、3位鹿島+2600人、に次ぐ、4位で、以下5位大宮+2300人、6位山口・・・
王者”浦和”は、シーズン△30千人、平均△1800人で、埼スタ満員が喪失しています。

ファン・サポーターによる支持率が、観客動員数 そのものです。
観客数の拡大・増加のためには、
ファン・サポーターによる支持の拡大・増加が必要、となる訳ですね。
そのための方法は「チームの魅力の拡大・増加」です。

「チームの魅力の拡大」の「大課題」こそ、全員・全関係者、夫々の立場において任された「課題」で、全員で、追及していきましょう。

以上 「チーム関係者」を確認しました。いよいよ次稿で【J1を進む】最終稿「サポーター」です。  有難うございました。


post by yuukun0617

20:51

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〜進化〜 【J1を進む】3.個別選手課題

2016年12月05日

コンサの2017シーズン新規加入戦略は、
A契約枠を創出した「国内選手」3名と外国籍枠「1名」、提携先枠「1名」ですが、
提携先枠は決定済で、国内枠3名と外国籍枠1名の勝負です。
ポジション別には、DF・ボランチ・前線に各1名づつ、J1ランク選手を加入し、現最下位レベルの「弱点ポイント」の急改善を図るための移籍獲得勝負です。
有力対象選手として噂は、
DF;強力な守備力と攻撃起点の高精度フィード力と試合コントロール力
   •••闘莉王 、(キムミンテ可)
ボランチ;ボール奪取力と高精度パス供給力
   •••キムミンテー外国籍枠使用と扇原
前線;スピード・飛び出し力・高運動量とスプリント力・シュート力
   •••水沼宏太、野津田岳人で、
「キムミンテ・水沼・野津田」へ正式オファー(済みと実施)とのリリース。
「キムミンテ」は、ボランチでは必要能力には大幅未達で、「DF使用」ですね。
「水沼・野津田」ともに、「シャドー・サイドウィング」選手ですね。
 ただ、2人ではかなりの能力差があり、水沼はJ1上位・野津田はJ1下位で、「水沼」は「確実に獲得したい」選手、「野津田」は「可能なら獲得したい」選手です。
となると、最大の課題ポジション「ボランチ」が未交渉です。「扇原」なら大合格ですが、「J1中位ランク選手」の獲得が「大課題」です。

さて、本日は個別選手課題ですね。
課題=ウィークポイントのJ1化とストロングポイントのJ1上位~特レベル化です。
ここから、来年3月開幕までの課題です。
1.個別選手課題 選手別に。~前線・中盤・サイド・守備・GKの順に~
  ☆J1特レベル ◎J1上位 〇J1中位 △J1下位 ✖J1以下表示
簡潔に、一覧表示とします。
①都倉◎⇒☆ 体幹力(強靭性)と持続力、シュートの強さとスピード、空中戦支配
 〇⇒◎ 攻撃意識、シュートテクニック、パススピード、走行距離とスプリント
 △⇒〇 シュート精度、ヘディング精度、パス精度とテクニック、冷静な判断力とポジショニング
②内村〇⇒◎ 飛び出し
 △⇒〇 スプリント
 ✖⇒△ シュート精度と強さスピード、パス精度、体幹力と持続力、連携意識、走行距離
③菅 ✖⇒△ 全項目レベルアップ課題です。「勝負できる左足能力」を軸に開発。
④ヘイス△⇒〇 シュートテクニックとスピードと強さと精度、パストラップとボールキープ、パススピードとテクニックと精度とセンス、連携意識とポジショニング
 ✖⇒△ 体幹力と持久力、走行距離とスプリント、空中戦支配、ヘディングテクニック
⑤小野 ◎⇒☆ 全テクニックと精度
 〇⇒◎ 試合コントロールと連携力とキャプテンシー、ポジショニング
 ✖⇒△ 体幹力と持続力、走行距離とスプリントとスピード、空中戦支配
⑥堀米 △⇒〇 走行距離とスプリント
 ✖⇒△ 上記以外全項目。特に、パススピードとランニングスピードとボール奪取力
⑦荒野 △⇒〇 走行距離と持久力
 ✖⇒△ 上記以外全項目。特に、ポジショニングと精度
⑧マセード △⇒〇 クロスパススピードとテクニックと精度、走行距離とスプリント
 ✖⇒△ 上記以外全項目
⑨石井 △⇒〇 攻撃意識と連携意識。ポジショニング
 ✖⇒△ 上記以外全項目。特に、走行距離とスプリント、クロスパススピードと精度
⑩稲本 〇⇒◎ 連携力とキャプテンシーとポジショニング、タイトチェック、体幹力
 △⇒〇 走行距離とスプリントと持久力、パススピードとテクニックと精度、シュートスピードと精度、攻撃意識、ボール奪取力
⑪前寛 ✖⇒△ 全項目。特に精度とスピード。
⑫菊地 △⇒〇 体幹力と持続力、走行距離とスプリント、パスセンスと精度とスピード
 ✖⇒△ 上記以外全項目。特に、ポジショニングと連携意識と試合コントロール力
⑬宮澤 △⇒〇 走行距離とスプリントと持続力、連携と闘志とキャプテンシー、空中戦支配
 ✖⇒△ 上記以外全項目。
⑭深井 〇⇒◎ 走行距離とスプリント、タイトチェックとボール奪取力
 △⇒〇 体幹力、冷静判断と試合コントロール意識、ポジショニング、ショートパススピード、シュートスピードと強さ
 ✖⇒△ シュート精度とゲームメイク力、パス精度、空中戦支配
⑮ジュリーニョ 〇⇒◎ ボールコントロール
 △⇒〇 パステクニックとスピードと精度とセンス、シュート精度とスピードと強さ、空中戦支配、ヘディング精度、連携意識と攻撃意識、体幹力
 ✖⇒△ 守備力、走行距離とスプリント
⑯河合 〇⇒◎ キャプテンシーと試合コントロール力とポジショニング
 △⇒〇 タイトチェック・体幹力、連携意識と攻撃意識、パス精度、空中戦支配
 ✖⇒△ 走行距離とスプリント、シュート精度とスピード、パススピード
⑰進藤 △⇒〇 タイトチェックと守備力、連携力、走行距離とスプリントと持続力
 ✖⇒△ 空中戦支配、ポジショニング、体幹力、パススピードと精度とテクニックとセンス、ボール奪取力
⑱福森 〇⇒◎ プレスキック精度とスピードとテクニックとセンス、パス精度とスピード
 △⇒〇 連携意識と攻撃意識、ゲームメイク力、空中戦支配、シュート精度とスピード
 ✖⇒△ 走行距離とスプリントと持続力、ポジショニング
⑲増川 ◎⇒☆ 空中戦支配、体幹力
 〇⇒◎ タイトチェック、ポジショニングと連携意識、持続力
 △⇒〇 パス精度とスピード、ボール奪取力、ヘディング精度
 ✖⇒△ 走行距離とスプリント、キャプテンシーと試合コントロール力
⑳上原 ✖⇒△ 全項目。
㉑永坂 △⇒〇 体幹力
 ✖⇒△ 上記以外全項目
㉒ソンユン △⇒〇 キャッチング、セーブテクニックと範囲、持続力と体幹力
 ✖⇒△ 飛び出しカバータイミングと回数とエリア、コーチング、フィード力
㉓金山 ✖⇒△ GK全項目
㉔阿波加 ✖⇒△ GK全項目
㉕杉山 △⇒〇 キャッチング、ポジショニング
 ✖⇒△ 上記以外GK全項目。  
2.ポジション別ランキング〔3-4-1-2型〕
GK ・・      △1名  ✖3名
DF ・・ 〇4名  △1名  ✖2名 菊地・河合も。
サイド・・ 〇2名       ✖2名 ジュリーニョも。
ボランチ・・〇2名  △1名  ✖1名
トップ下・・〇1名       ✖1名
FW ・・ 〇2名  △1名  ✖1名
J1中位レベル〇選手数11名ですが、交代要員数に大きく不足しており、特に、
DF1名、サイド1名、ボランチ1名、トップ下1名、FW1名の5名が決定的に不足しています。移籍加入か、育成成長のどちらかにより、補強が必要となる訳ですね。

以上 「個別選手課題」です。


post by yuukun0617

13:26

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~進化~  【J1を進む】-2.チーム課題⑤プレー能力

2016年12月04日

いよいよ、最大のポイントである
 【J1を進む】-2.チーム課題⑤プレー・能力 編です。

前々・前ブログで指摘の通り、カテゴリー差は、全体戦術・個別戦術そのものでは無く、その戦術の「達成度・実践度・完成度」の差で、更にそのための「プレー」の差、更にさらに「選手能力・選手」の差とコメントしました。
本編テーマ「プレー能力」は、【J1を進む】ための最大課題です。
ブログ作成に4日間かかりました。遅くなり、また、ボリュームも増え恐縮ですが、重点ポイントだらけのため、そのままアップしますね。

その前にちょっとだけ、寄り道です。
「前貴」の山口レンタル移籍がリリースされてます。結論は、「良い事です」。
前ブログ【J1を進む】-2.チーム課題①保有選手構成で指摘していた通り、「育成」選手は、積極的に「育成型レンタル移籍」で実戦経験の累積を図り急成長を図る戦略に転換をすべき、としていました。基本事項ですが、チームは、現行Jリーグ規定では、国内選手はA契約(年俸制限なし契約・900分以上出場)は25人までの「枠」があり、B・C契約(年俸480万以下・人数制限なし・Cは入団3年以内)を加えます。
コンサでは、A契約(推定)・・23名、B契約・・阿波加・前貴、C契約・・永坂・内山・神田・中原・菅で、
来季の補強・加入のためA枠・・上里放出し22名となり、「3枠分」新規枠を創出しました。国内A選手で3名獲得可能です。
B枠・・前貴レンタル移籍で、阿波加とC枠からの2名で3名、C枠・・5名のうち、永坂・中原をB枠、内山・神田とレンタル中工藤を放出し、菅の1名ともしました。
B枠選手は、J1出場450分でA枠に昇格ですね(途中で追加選手は、25人枠外でそのシーズンは超過とならないです)。更に、来季B枠の「阿波加・永坂・中原」とC枠の「菅」は、「育成型レンタル移籍」で急成長を狙いたいですね。その意味で、「前貴」は、大きく成長し、J1で通用する能力で帰チームを待っています!
もう一点確認してきます。
外国籍は、アジア枠1名現在ソンユン、提携枠1名イルファン放出し、ソングラシン獲得、その他4名で1枠拡大ジュリ・ヘイス・マセードに加え、1名枠があり、キムミンテはこの枠利用ですね。要約すると、国内選手A枠の3名と外国籍枠の1名獲得可能状況です。

 記載途中で、チャンピオンシップが決着し、見事、鹿島の逆転優勝・年間3位から1試合で首位となりましたね。鹿島は見事でしたが、冷静に観ていられたコンササポとしては、浦和の3バックのポジションに注目でした。何と、どんどん試合がエキサイトすると守備ラインが上がり、またまたいつもの通り、上げ過ぎて、裏の膨大なスペースを好きに使われ連続失点。本当に、冷静さを欠くDF選手の危険性をしっかり確認しました。圧倒的な戦力も、「思い上がりやバランス無視の見下しイケイケ攻撃は、転落劇が待っている」のですね。何回同じ事を遣っても、同じレッズとなりました。驚きですね。・・・思わず一段落追加してしまいました。

では本題です。
「プレー・能力」は、
「フィジカル能力」「テクニック」「意識能力」の3つに分類されます。
1.「フィジカル能力」
・体幹力(強靭性)・持久力・運動量・スプリント力・走力・高さ・ジャンプ力
2.「テクニック」
・ボールコントロール・パステクニック・パススピード・パス精度・シュートテクニック・シュートスピード・シュート精度・ヘディングテクニック・ヘディングスピード・ヘディング精度・・・・ディフェンス各項目、プレスキックテクニック・プレイキックスピード・プレスキック精度・・GKキャッチングテクニック・・・山のようにありますね。
3.「意識能力」
・状況判断力・最適プレー選択力・判断スピード・連携力・・・
サッカープレーの全項目が対象ですが、
【J1を進む】ための決定的重点項目について検討してみます。

1.「フィジカル能力」の内、J1で大きな差がある項目は、
体幹力・持久力・運動量・スプリント力・高さです。
①先ず「体幹力」=強靭性です。
J1とJ2の相違点。相手選手とマッチアップした時の「位置取りと当たり方」と「ボール保持力」です。
「位置取り」はJ2の半分=ボールを出せない・プレーを限定するまで詰めた距離感が必要。甘く緩んだ距離感・間合いは相手に自由なプレーを許し、相手に脅威を全く与えず・影響下に置けません。コンサでは、菊地・増川・深井は及第点ですが、他選手はほとんど落第です。
「当たり方」で、「体幹力」が直結します。ボールチェックと同時に、身体をぶつけ合いますが、オブストラクションファールの手前までは自由にぶつけ合い、その勝負での当たり勝ち負けは、身体のバランス・ボールコントロールを崩すか否かとなり、ボール保持か奪取を決めます。コンサで、体幹力ランキングは、超A級;都倉・増川、A級;深井・菊地・河合、B級;宮澤・堀米・福森・稲本・進藤・櫛引、C級;ヘイス・ジュリーニョ・小野・石井・マセード・内村・荒野・前寛で、J1ランクは、A級以上5名程度。大課題でする
②持久力・運動量=スタミナ。
2016シーズンJ1チームの1試合平均走行距離は、112.6km/試合で、チーム毎に相違し、最高は鳥栖117.9km/試合~最低は神戸107.4km/試合で、単純選手当たりでは、平均10.9km/試合となっています。J1試合を見ての第一印象は、選手の弛まぬ運動量・誰も休んでいないプレーに感嘆しますね。
しかし、実際は、ポジションにより、必要走行距離=運動量は、大きく相違します。
運動量の多いポジションは、ミッドフィルダー・サイド(バック・ハーフとも)12km~。
逆に、少ないポジションは、FW・DF・・GKが最少、特に、FWでもCF、DFはCB9km~。大体は、「適性」から、そのとおり、ポジションと選手運動量能力とは合致していますが、時々アンマッチもあります。では、実際は、どうでしょう。
 J2には正確なトラッキングデータはありませんが、相対比から推定可能です。以下内容は、選手毎に推定した内容です。
13km台(運動量の多い選手)・・都倉・深井
12km台          ・・荒野・マセード
11km台          ・・宮澤・堀米・福森・進藤
10km台(運動量J1平均値)・・菊地・増川
 9km台          ・・内村・ヘイス・ジュリーニョ・石井・稲本・前寛
 8km台          ・・小野・河合・中原
※今シーズン、増川が大活躍しましたが、その理由がここに隠れています。増川のポジションです。DFの中でも最も運動量とスプリント回数の少なくてよい「CB・スイーパー」ポジションに配置した所、必要される運動量が能力範囲内でのプレーとなり、当初の目的「自陣空中戦支配」と同時に能力フル発揮となった点でした。同様に、河合も全く同一理由で、「CB・スイーパー」ポジションが活躍ポジションとなりますが、例えば、DFの左右ストッパーポジションでは、必要運動量・スプリント数が上がり、能力範囲外となり、適性が合致しない恐れ大となるものです。
実際、J1の個別選手データは、最少ピーターウタカ8.7km、ジェイ8.9km、レアンドロ9.01km、大久保9.7km、永井9.9km、家長10.1km・・です。
 コンサ全体の運動量は、現在値では、最高値選手で構成すると「110km/試合」、実試合選手で構成するとねJ1チーム最低となる「100km/試合」で、明らかな「走り負け」状態です。練習で簡単に上昇するものではなく、当面、新選手加入等で補強・上昇させながら、速やかに、チーム全体値の上昇を図るものです。
③スプリント回数=瞬発力発揮回数。
スプリントには、ショートスプリントとロングスプリントがありますが、サッカーでは、ショートスプリント(10~30mを24km以上で走行=50mを7秒台でのスピード走行)の回数を問います。プレースピード・ボール奪取やリスクスペースへの到達スピードです。J1データでは、1試合平均157.9回の2016シーズンデータです。ここもチーム差があり、最高は降格した湘南190回~最低は広島138回までありますが、最低広島でも、選手平均1試合に「13.4回/選手・試合」となっています。実は、気になり、コンサの1試合で数えましたが、あまり良く分からず、明確なものだけで「70回」でした。確かに、松本・山口などは確実にコンサよりも回数が多く「100回台」になっているでしょう。
実際、J1個々の選手は、先程の運動量記載選手では、試合平均、ピーターウタカ16.4回、ジェイ11.6回、レアンドロ17.2回、大久保15.0回、永井29.9回、家長19.5回。ポジションと選手の持ち味通りの回数となっています。
コンサは、明確な強化ポイントとして、「スプリント回数」増加メニューでの強化を継続・反復すべきですし、当面、補強新規加入選手で、てこ入れする所です。
④「高さ」
J2では明らかに「高さ」と上位順位とは相関関係がありました(1位札幌1位、2位C大阪4位、3位長崎15位、4位FC岐阜20位、5位松本3位)が、J1は、全く相関関係はありません(1位名古屋16位、2位新潟15位、3位福岡18位、4位磐田13位、5位鳥栖11位)。
しかし、コンサ平均身長「181.26cm」は、来季J1では、ただ一つの「180cm超えチーム」となりそうです。(来季想定ランキング;1位札幌181.26cm、2位新潟179.9cm、3位磐田179.1cm、4位鳥栖、5位FC東京・・)
攻守での「空中戦支配」では間違いなく優位となり、活用しない手はないですね。少なくとも、単なる放り込みへの「守備」では絶対的勝利の「跳ね返し」となります。また、セットプレーでの多ターゲットは敵守備の狙いを外すため有効で、得点源につながるものです。しかし「精度の高いヘディング技術・テクニック」があれば、との条件付きで、J2の実戦試合の様な「アバウトヘディング精度」では全く通じません。
「高さ」の優位はあるも「精度向上」がされておらず、現在値では不発となり、即時での「精度向上」トレーニングが必須です。

2.「テクニック」
J1で大きく相違する項目は、
全項目の「スピードと精度」で、この相違が、カテゴリー間の大きな差となります。
①「スピード」
プレースピード(プレーそのもののスピード、例えばドリブルスピード等)
判断スピード(現状把握・プレー選択・プレー決断実行スピード)
パススピード(ショート・ミドル・ロングパスの各スピード) の3つに分類されます。

プレースピードは、体幹=フィジカルも関連しますが、プレーの質の半分です。マッチアップでは、プレースピードの差は、そのまま優劣に直結します。全プレー、プレー自体のスピードを速くし、相手より先んじるプレーで勝利を連続獲得することが必要です。

判断スピードは、全プレーの共通基礎項目で、適確なプレーを相手よりも速く行うための絶対条件・能力です。選手は「クレバー・賢い」事を求められますが、その判断の速さを試合で問い続けられます。試合での全プレー、「素早い状況認識⇒速いプレー選択判断⇒速い適正プレー実行」のサイクルを厳しく求められます。そして、この判断スピードはアップ出来ます。その方法は、「頭の回転を速くする」という様な不可能な事ではありません。「練習」です。パターンの反復練習は、「プレーの内容と精度」向上を図るものですが、副産物=おまけで、「一定状況のプレー」を固定・反復・習熟により、そのパターンに、最短の「考えずに自然に出たプレー」となる訳です。試合で、その状況と類似を直感した途端、「いつものプレー」を考える暇も無く瞬時に実行できるようになる訳です。「パターン練習」同系統の変形型パターンを反復練習です。J1では、考える瞬間を持ってプレーする選手は、劣等で、皆無です。現コンサでは、「ブラジル3人衆」のストロングポイントが、「判断スピード」の速さで、「ブラジル等の海外サッカー」で磨かれ、当たり前の様に、瞬時・最適プレーを行いますね。「小野」も同様で、経験・累積がポイントですが、徹底練習でもかなり改善できるポイントです。J2でしたが、この遅い選手は「主起用選手」にはなれませんでした。J1では、ベンチ入りも無理です。

最後の「パススピード」は「パス成功率」の決め手で[速いパス程高いパス成功率」となります。
J1データがあります、同時にWクラスデータと対比されたもので(2016シーズン)、
「平均パス成功率」
コンサ;74.46%⇒J1換算63.29%  J1;77.5% W;82.8%
    ※J1換算;昇格チームの昇格前後対比の平均で、
          攻撃スタッツは88.5%に減少守備は102.4%です。
  具体例;広島5位84.59%、磐田13位73.80%、甲府14位72.08%
 コンサは、このままでは、J1最低のパス成功率となり、パス成功率は順位に連動のため最下位必至です。J1平均値まで「+14.21%」上昇が絶対必要です。
そのため、
「平均パススピード」
ショートパス   J1; 8.29m/秒 W; 9.45m/秒
ミドルパス    J1;11.37m/秒 W;12.22m/秒
ロングパス    J1;13.70m/秒 W;14.45m/秒

 コンサは、ショートパス推定値「7.79m/秒」で、J1比「▲ 0.5m/秒」と大幅に劣後している事が、成功率低下の原因です。
 つまり、1秒のショートパスを出しても、J1選手平均より「50cm」も短い距離となり、パスカット直結となるという事です。
 目標として、ショートパススピード「8.79m/秒」で、J1平均比「+1m/秒」まで上げる事は、J1参戦の最大条件となるものです。
全選手のパススピード練習徹底により、目標超え必達です。

②「精度」
全項目でのポイントです。カテゴリー差は「精度」差とも言えるポイントです。
しかし、同じプロ選手で「何故こんなに精度の差があるのか?」は素朴に疑問です。
出来ないプレーは殆ど無く、それまでのフィジカル強化も長期間積み上げ、同程度のテクニックにも拘らず、パス精度・シュート精度は、選手個々で大きな差があり、チーム総和では、極端な差が産まれます。
答えは、「集中度・意識力・実践力」しかありません。即ち、「意識」の課題ですね。
選手能力は「意識の差」で大きな差を産みます。所が、この問題認識は表面です。
本当の姿は、前段記載「判断スピード」記載と同様、「練習」の差です。
つまり、日頃から反復練習での「精度」練習の量と質に原因・主因があります。
カテゴリーの「差」を産む主因は、「追及レベルの差」=「到達設定レベルの差」です。
「アバウトプレー」をそのまま日常的に許容し、是正せずに流していく”まるでサラリーマン的”練習で改善する事は、偶然以外は「何も起きません」ね。
「アバウトプレー」を一切排除する姿勢・方針のもと、「精度」を高める練習を徹底する事で、改善できる事です。
例えばシュート精度のための「枠内シュート」練習は、「ゴール全体、特にGKのいる中心部を外したターゲット指定」練習であれば反復徹底で、「精度」向上が出来ます。
コンサが、他チームもですが、同様練習の実践を見た事がありませんが、なんと「サウジアラビア代表」が試合前練習で実践していました。試合の中の「枠内シュート率」は日本代表を遥かに上回り、練習の意味を実感したものでした。
コンサの練習については、再三指摘し続けていますが、「試合以上厳しい練習の中で、活躍した選手のみを試合に起用する」「練習に比べれば、試合のほうが楽」との練習に「量・質」共に改革です。J1カテゴリーに相応しい「練習・トレーニング」の確立と実践が、「監督・コーチ」のJ1カテゴリー化ですね。
全練習項目で、「精度」追及した練習の徹底で、「個々の選手能力」向上・チーム総和向上となります。

3.「意識能力」
コンサは、「優秀ベテラン選手」の存在がチームカラー・ストロングポイントに直結しています。 サッカープレーでは、「適正な状況判断・プレー選択・準備と実践」の過程を瞬時に行いますが、「意識能力」が50%を占め、残り50%で、「準備プレーと狙いプレー」を行います。
「意識能力」に直結するものは、
・ポジショニング
・プレーの適正
・プレースピード
・プレー結果  となります。
更に、派生的には、
・連携力(複数選手による役割分担プレー、数的優位プレー)
・連動力(複数選手による連続プレー)
・試合コントロール(攻守方針、適正プレーの変化と実践、共通意識・認識と徹底)です。

「意識能力」も「練習」により向上でき、大幅に改善可能な項目です。
「目から鱗」で「プレーが見違える選手」は多々発生しますね。
「スピード・精度」を徹底追及する中で、「適正判断」や「事前準備」「適正ポジショニング」などの徹底で、「意識」の向上を、1選手毎行い、正しく状態把握しながら、「許さないで」追及していくことです。
また、「監督・コーチだけでなく、選手間」での指摘・アドバイス・指示も絶対条件で、ベテラン層のお役目です。
 コンサの試合起用選手構成では、「優秀ベテラン選手」が2名程度加わった試合が、最も安定・落ち着いた展開となりました。「ピッチ内コミュニケーション」で「共通意識・認識」を基にした試合は戦績が向上します。
J1では、「優秀ベテラン選手」の構成比を上げるか、1選手で強い「意識能力と発信力」を持つ選手を構成し、より徹底した「共通意識・認識」と、「判断と準備」の徹底・適正化が必要です。

「プレー・能力」には、他にも多々、広範・深く、多内容がありますが、重点要素の3つに絞り記載しました。
大変長くなりましたが、有難うございました。


post by yuukun0617

09:25

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~進化~  【J1を進む】-2.チーム課題④個別戦術

2016年12月01日

【J1を進む】-2.チーム課題④個別戦術 をテーマとします。

四方田監督のシーズンラストコメント「来季は全選手10%アップ。簡単な事では無いが・・」で、選手へバトンが渡されました。
但し、24歳以下選手は12月初旬1週間追加練習、来シーズンは、1月14日?からと早いスタートとの予定。「育成」選手は、フィジカル強化トレーニングで、体幹強化・持久力アップ・瞬発力と走力アップで、「強さ・運動量・スピード」の10%UP集中強化開始ですね。
例年以上に長いオフ期間ですが、全選手「計画的な休養の後、個別トレーニングで10%UPしてスタート」の宿題をしっかり済まして来シーズンスタートです。

しかし、移籍・放出ばかりで、現戦力の減少ばかりはかなり心配となります。「強化ポイント」が明確なだけに、「適正選手」が「良い順に」どんどん移籍済みとなり、「残り物に福」はあり得ません。各チームの「戦力外選手」も見た上で、「最良ではなくとも、良であれば、交渉アタック」とのスタンスなんでしょうね。ただ、全チーム、同様に考えています。同水準・同列なら「勝負になる、勝てる」は、「思い上がりで、甘いです」。
「先を制す」ためには、「待ち」ではなく、「今でしょ!」ですね。

では、
④個別戦術です。
前ブログ③全戦術・システムで記載した通り、カテゴリーにより「個別戦術」の方法・狙いに相違はありません。相違は、その戦術の「実践度・達成度・完成度」で、その戦術のための「プレー・選手・選手能力」です。
つまり、「J1・トップランクの プレー能力」を行う「トップクラス選手」により「高完成度・高達成度」の個別戦術を実践する、という事です。
そのため、現J1チームは、「保有選手・選手能力」から「全体戦術」が3分類され、主戦術は、次の通りの現状です。
(1)パスサッカー戦術
高支配率=多パス数=多シュート数+前線での守備=低タックル・低クリア=低運動量・低スプリント数=高い順位 7項目が連動しています。
 「(ショート)パスの連動で、ボール支配率を高い水準で維持し、陣形は高く敵陣に近づき、強い前線での守備で、自陣リスクを減らし、シュート数を増やし、得点数を増加し、上位とする」。そのための「パス能力・テクニック・スピード・精度」の「高能力選手」で保有構成しているチームです。浦和・川崎・鹿島・G大阪・広島・神戸で、浦和は+運動量・スプリント数を落とさず、また鹿島も+スプリント数を加え、更に「高戦力」としています。
(2)ロングフィード戦術
 詳細は、後段に記載します。
(3)運動量ですべてをカバー戦術
「低支配率=低パス数=低シュート数、しかし低い陣形は攻守に困難となるため陣形は中位置=DF裏スペースカバーの守備とパスによらない攻撃のため多運動量・多スプリント回数で数的優位で打開を図る戦術」です。「選手・能力」で保有構成のレベルが低いチームは、(1)(2)以外の戦術を選択となり、残された方法です。しかし、当然の理屈で「スピードは、ボール(=パス)⇐スプリント⇐ランニング(運動量)の順」です。どんなに早くとも、パスのスピードには誰もかないません。運動量勝負では、パス勝負に、勝てる訳もありません。攻守で、低結果は必至です。 該当チームは、湘南・新潟・福岡・鳥栖(鳥栖は2のロングフィード戦術を加え、3の戦術をカバーし順位をアップさせています)です。としているもの。
コンサは、(2)戦術 
           と記載しました。
確認ですが、システムは、トップチームの(1)型も、(2)(3)型にも、「3-4-2-1」型はあり、システム選択が上位グループ入りの条件とは全く無関係です。

では、コンサの現行(2)型戦術について、進めます。
ロングフィード戦術  低支配率=低パス数=低シュート数、陣形を低い守備型=高タックル・クリア=高運動量・高スプリント数=順位中位~下位 7項目が連動です。
「パス戦術は主戦術とは出来ず、守備陣形を低く設定したブロック守備が基本となり、低い位置でのボール奪取からロングフィードが主戦術と帰結します。
そして、低い位置から敵ゴールまでとなるため、当然、運動量・スプリント回数は急増となりますが、試合全般高レベルを維持できるかがポイントで、選手のフィジカルが重要となります。もしフィジカルが保てずに低下すると、自陣低い位置にへばり付き、一方的な攻撃にさらされ、失点多発・少なくとも、得点不能で「勝ち」は獲得不能となるものです。」
また、J1では、単なるロングフィード戦術が通用させるような相手DFは殆どいません。跳ね返され、ボールロストが多発となります。該当チームは、鳥栖・仙台・磐田で中位~下位順位となります。
守勢が長時間続く大変厳しい戦術ですが、その中でも、局面を打開する個別戦術はあり得ます。
①「堅守」戦術・・「最終ラインと縦コンパクトネス」
今シーズンJ1での最終ライン「30.8m以下」、縦コンパクトネス(FWとDFの距離)「28.3m以下」が勝敗分岐点でした。(J1全チームの平均値と戦績の相関分析)
よくある誤解「低い守備ラインやコンパクト陣形」は敗戦直結、との見方は、「攻撃面」に焦点を当てたもので、「勝敗」で見ると、全く逆結果となるのです。
コンサは、最終ライン「29.3m」(D3rd上位置)
(J1比;15位です。1位磐田・2位川崎・3位FC東京・4位柏・5位鹿島・・・16位G大阪・17位広島・18位甲府)、
縦コンパクトネス「23.2m」
(J1比;ダントツ1位です。2位甲府・3位柏・4位FC東京・5位横浜FM・・)
で、陣形位置は現在値が最適ポジションです。また、「密集度」のブロック守備は、J1最強となります。
②「中盤支配戦」術
 ボール奪取位置は、J2では、リーグ下位から4番目に低い「32.3m(M3rd底位置)」でした。DFラインとボランチラインの間の位置ですが、「ボール奪取=攻守切り替え」位置が低い位置程、相手ゴールまでの距離が問題となり、「速攻」も限定されてきます。そのため、「ボール奪取位置」を上昇させ、最低限「ボランチ位置」より上としたい所です。
その戦術が「中盤支配」戦術です。内容は、ボランチ2名・前線・DF・サイドも連動・連携した組織的守備で、前線から「パス供給元」へのタイトチェックで「パス方向を限定」・サイドとボランチとDFで「パス受け手」で「ボール奪取」し、「中盤での相手パス交換を阻止」する戦術です。これが、「DFライン」まで追い込まれ守備ブロック内でのボール奪取では、単純「ロングフィード」程度しか「攻守切り替え」は発動しません。
 キー選手は、前線の守備選手、瞬発力=スプリント力のあるボランチ、同様なDFで、「都倉、深井・宮澤、福森」が読める選手ですが、ここを2倍に増加したいです。
③「ロングフィード」戦術
 DF・サイド裏スペースへのロングフィードは、「ピンポイントパス」であれば有効です。前線選手には、パスレスポンス力(トラッピィング・次プレーへの展開力)が高い選手(都倉・ヘイス・ジュリーニョ、内村は✖)が多く「精度の高いパス」であれば、1本で「大チャンス」となります。ポイントは、「精度の高いパスの供給元」です。現在は、「福森」だけで、当然相手はそこを前線選手で縛りますので、「制限される状態」が想定されます。複数選手で、ターゲット分散が絶対に必要となります。特に、「ボール奪取」想定位置のボランチに「正確なパス供給元」選手が必要です。さらに、DFにもう1名「準高精度クラス選手」が必要です。当面、「精度の高い・ゲームメイカーキッカー3名体制」で、ロングフィード戦術は得点可能域まで到達してきます。
④ロングフィード派生戦術が、「こぼれ球」からの得点戦術
前線の組み合わせとして「高さのある・スピード・スプリントできる選手」を近接位置で配置し、こぼれ球取得はそのまま「大チャンス」とします。ターゲット分散のためにも、前線は「高さのFW」2枚で組むべきですねる
⑤「ボール奪取」からの「速攻」-「ショートパス連動」戦術
短手数・ダイレクトパス・スルーショートパスで一気にシュートチャンスを狙います。
精度・強パススピード・創造性と判断の早いプレーが必須条件です。宮澤・深井・福森・進藤・菊地には片鱗が見えますが、未だJ1レベルには大きな差があり、そのままでは、即座にパスカット・ミスとなるだけです。ボランチに「優秀パサー」が必要ですね。
⑥サイド攻撃戦術
コンサのサイド攻撃では、運動量・スピード・精度・強度で著しくレベルダウンし、マツチアップしても、勝負になりません。現時点では、サイドは、守備的に位置取りしプレーに徹し、大きなサイドチェンジで、フルフリー状態の場合のみ攻撃参加ですね。サイド・クロス攻撃は、J2でも戦術レベルは上げられませんでした。J2下位レベルに通用しただけで、J2上位、ましてJ1で通用するレベルではありません。J1クラスのサイド選手が獲得・育成できるまで主戦術としては封印です。しかし、大至急、先ずは、前後退を試合全般フルに動き続けられる運動量選手を作ること(獲得か、育成か)です。シーズン後半には、「サイド攻撃」を間に合わせましょう。
⑦セットプレー
ここは、練習で熟成度を上げられる、徹底できる戦術ですね。「高さ」は、J2では圧倒的な優位でしたが、実は、J1でも、コンサが1位となりそうです。
コンサの平均値は、「181.26cm」でしたが、J1に当てはめると
1位 コンサ 181.26cm
2位 新潟  179.95
3位 磐田  179.16
4位 鳥栖  178.86
5位 FC東京178.71
・・・
17位柏   176.54
18位浦和  176.30 となりそうです。
攻守にわたり、「空中戦支配率」の上昇を集中練習課題とする事が、コンサの特長を活かした戦術となります。
但し、ここも「ボール出し手」=プレスキッカーの育成が急務です。絶対的存在の「福森」はありますが、バリュエーションと交代時対策として、右の優秀キッカーが必要です。「ボランチ・DFでの新規加入選手」の条件となりますね。もしそこで埋まらなければ、「育成」するですね。「菅」の左足、当然「小野」は狙いですが・・・

以上 「個別戦術」について記載しました。
有難うございました。


post by yuukun0617

20:41

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~進化~  【J1を進む】-2.チーム課題③システム・全体戦術

2016年11月29日

【J1を進む】-2.チーム課題③システム・全体戦術です。

前ブログで、「保有選手構成」記載しの中、
コンサの来季保有選手方針は、
①全選手契約更改、但し、本人意思により移籍希望については相談・交渉の上対応。レンタル契約は完全移籍か期間延長の対応。
②DF・ボランチ・攻撃ポジションに「J1ミドルランク以上選手」を計3名移籍加入(完全移籍>レンタル移籍ですがどちらも可)
③アジア枠籍選手1名獲得
④アカデミー等からトップチーム昇格の「育成選手」1名獲得。と推論しました。
ところが、
①全選手契約更改は、流石に無理でした。レンタル対応は順調に推移していますが、
4選手の契約非更改通知は突然かと言えば、シーズン中から「時に触れて指摘」されていた通りでした。本来、「育成」選手の一定数保有はチーム戦略の中では重点事項ですが、それには、段階・過程があり
「育成選手保有開始期」   2014シーズン
⇒「育成保有選手集中成長期」2015・2016シーズン
⇒「育成保有選手完成期」  2017シーズン  の3段階で、来季はJ1昇格があってもなくても、「完成期」となる時期でした。つまり、来季は「完成期」まで成長した「育成選手の保有時期」となり、「戦力」そのものとする段階という事です。そこでは「育成開始期と集中成長期選手は、極々限定した保有数」となる訳です。
その局面では、選手の将来性と天秤ですが、「集中成長期」で最低限の成果・到達点に達しなかった選手は、次段階の参加資格を喪失した、という事ですね。大変残念ですが、次舞台での活躍を祈ります。
また、「上里」はここ最近、本来能力を全発揮する事はありませんでした。不良原因が「意識」か「身体」かは、「その両方」が正解でしょうね。チームに溶け込めない現状、他チームで再起を期すほうが良いでしょう。ここまでの「努力と献身」に感謝します。今後、すべてを一新し、次舞台での活躍を期待します。
ところで、あの「パウロン」が入っていません。
マタマタ、DFの「最後の安全パイ」として「キープ」でしょうか。
「闘莉王」は京都有力?「扇原」と「水沼」も話も出ず、高さだけで守備力の劣る「キムミンテ」くらいでは、「全くお茶も濁せません!」。「絶対に獲得が必要なポジション・選手」の獲得失敗はJ1定着を本気で言っているのなら、あり得ません。J1を現保有選手だけで闘う事は、「降格」必至となりますので。「社長」も120%の活躍で、「担当」とタッグを組んで、「獲得ノルマ目標」達成です。
では、本日テーマの開始です。

1.基本的な考え方
 本来、カテゴリーによる「戦術」の差はあり得ません。
「カテゴリー」の差とは、
その戦術の「実践度・達成度・完成度」の差が、大きな「戦力」差となるものですね。
その実践・達成・完成の内容である「プレー」の差と、
その高いレベルのプレーを実践する「選手・能力」の差に帰結するのがです。

アマチュア~JFL~J3~J2~J1~Wクラス どのカテゴリーでも、
システム「4-4-2」「3-4-1-2」「4-2-3-1」・・・は同一戦術で、その狙いと方法論は変わりません。しかし、その戦術による「プレー」は「天と地ほど膨大な差」があり、そのプレーを行う「選手・能力」も、赤ちゃんと天才までの差となります。そして、当然の事、その結果極端な「戦力差」となります。

結論は、「J1用の」戦術・システムはありません、ですね。
どのチームも、得意プレー・戦術の「達成度・完成度」と「そのための個々のプレー・選手」の勝負、となる訳です。
コンサも、得意戦術の確立を「J2の(練習)ステージ」でひたすらに研鑽してきました。
システムは「3-4-1-2」型・「守備主導・速攻」型、陣形は「D3rd上位置」の低めのポジションに、縦に短距離の「密集陣形」のブロック守備で「連携・複数組織型守備」の堅守構築、「中盤支配」から速攻、派生多彩攻撃、との戦術ですね。
それでも、「達成度・完成度のレベル」は、「J1中位確保」のレベルには、全く到達していません。本当の所、現在段階は「J1降格チーム程度」レベルです。

そのため、「J1中位レベル」に2017.3時点で到達させる方法が、今問われています。

「選手・能力」では、
第一に、
「チーム力を引き上げれる選手」の移籍加入が必須となる訳です。
第二に、「現選手の能力急上昇」も残されるもう一つの方法です。「現選手の能力急上昇」は大変困難な、時間が掛かるものの筈ですが、のんびり「来年1月」まで「休暇」の時間が本当に残されているのでしょうか。「J1」の「本番」直前になって、皆でのんびり休む理由も、意識も、「おかしい」ですね。・・・後で、時間は取り返せません! 本当なら、本番開始のため、例年以上に短期間のオフとして、「集中練習」を開始すべきです。チームスタッフの「能力と責任」の問題です。
この2点共に、
コンサの現状は、「順調に進展中」とは到底言えない状況にみえますが、どうでしょう。

2.現状
J1では、大きく3つの主戦術にチームが分かれます。
それぞれのチームが戦術を選択する大きな理由・根本原因が、保有する「選手・能力」です。
3つの戦術の前に、2016データを。 項目毎順位です。

順位-チーム-得点-失点-支配率-シュート-パス-タツクル-クリア-運動量-スプリント
 1- 浦和 - 2 - 1 -  1 -  1-  2- 12- 17-  5-  6
 2- 川崎 - 1 - 6 -  2 -  4-  1- 17- 13- 15- 17
 3- 鹿島 - 5 - 2 -  6 -  3-  7-  1- 12- 14-  2
 4- G大阪- 5 - 9 -  5 - 13-  4-  4- 14-  9-  7
 5- 大宮 - 9 - 3 - 12 - 11- 11- 13-  1- 13-  3
 6- 広島 - 3 - 8 -  4 -  2-  3- 16- 18- 16- 18
 7- 神戸 - 4 -10 -  8 -  8-  8-  2-  9- 18- 13
 8- 柏  - 8 -11 -  3 -  5-  5-  7-  4-  6- 12
 9 FC東京-10 - 6 -  15 - 11- 12- 13- 11-  4-  9
10 横浜FM- 5 - 5 -  7 -  5-  6-  9- 16-  8- 15
11- 鳥栖 -14 - 4 - 10 - 17- 13- 18- 15-  1-  4
12- 仙台 -10 -12 -  9 -  9- 10-  8-  5-  7- 10
13- 磐田 -13 -14 - 14 -  7- 15- 10-  8- 10-  5
14- 甲府 -16 -16 - 18 - 18- 18- 15-  6- 11- 16
15- 新潟 -15 -13 - 10 - 15-  9-  3- 10-  3- 14
16- 名古屋-12 -16 - 17 - 14- 17-  5-  3- 17- 11
17- 湘南 -17 -15 - 12 - 10- 14-  6-  2-  2-  1
18- 福岡 -18 -18 - 16 - 16- 16- 10-  7- 12-  8
項目別に、そのリーグ順位を記載しました。
明確なポイントがあります。ご確認ください。
A.得点・失点順位は、上位5チームと下位15位以下チームで順位に比例しています。降格回避のためには、「得点・失点15位以上が絶対」です。
B.支配率は、10位・12位でも降格、15位・18位でも残留で、完全比例はしませんが、15位以下では残留率が低下する傾向てす。
C.運動量・スプリント回数は、順位と全く連動しません、「豊富な運動量のチームが、勝利確率が上昇ではないのです。ちなみに、運動量1位・スプリント回数1位は湘南で「降格」です。
D.タックル・クリアは、降格チームで高順位の傾向です。(タックル6位湘南・5位名古屋・3位新潟、クリア2位湘南・3位名古屋・7位福岡)

では、3つの戦術です。
(1)パスサッカー戦術
高支配率=多パス数=多シュート数+前線での守備=低タックル・低クリア=低運動量・低スプリント数=高い順位 7項目が連動しています。
 「(ショート)パスの連動で、ボール支配率を高い水準で維持し、陣形は高く敵陣に近づき、強い前線での守備で、自陣リスクを減らし、シュート数を増やし、得点数を増加し、上位とする」。そのための「パス能力・テクニック・スピード・精度」の「高能力選手」で保有構成しているチームです。浦和・川崎・鹿島・G大阪・広島・神戸で、浦和は+運動量・スプリント数を落とさず、また鹿島も+スプリント数を加え、更に「高戦力」としています。
(2)ロングフィード戦術
低支配率=低パス数=低シュート数、陣形を低い守備型=高タックル・クリア=高運動量・高スプリント数=順位中位~下位 7項目が連動です。
 「パス戦術は主戦術とは出来ず、守備陣形を低く設定し、ブロック守備が基本となり、低い位置でのボール奪取からは、ロングフィードが主戦術と帰結します。そして、低い位置から敵ゴールまでとなるため、当然、運動量・スプリント回数は急増となりますが、試合全般高レベルを維持できるかがポイントで、選手のフィジカルが重要となります。もしフィジカルが保てずに低下すると、自陣低い位置にへばり付き、一方的な攻撃にさらされ、失点多発・少なくとも、得点不能で「勝ち」は獲得不能となるものです。」
また、J1では、単なるロングフィード戦術が通用させるような相手DFは殆どいません。跳ね返され、ボールロストが多発となります。 該当チームは、鳥栖・仙台・磐田で中位~下位順位となります。
(3)運動量ですべてをカバー戦術
「低支配率=低パス数=低シュート数、しかし低い陣形は攻守に困難となるため陣形は中位置=DF裏スペースカバーの守備とパスによらない攻撃のため多運動量・多スプリント回数で数的優位で打開を図る戦術」です。「選手・能力」で保有構成のレベルが低いチームは、(1)(2)以外の戦術を選択となり、残された方法です。しかし、当然の理屈で「スピードは、ボール(=パス)⇐スプリント⇐ランニング(運動量)の順」です。どんなに早くとも、パスのスピードには誰もかないません。運動量勝負では、パス勝負に、勝てる訳もありません。攻守で、低結果は必至です。 該当チームは、湘南・新潟・福岡・鳥栖(鳥栖は2のロングフィード戦術を加え、3の戦術をカバーし順位をアップさせています)です。

さて、コンサの現戦術は、残念ながら(2)型です。この戦術は、前段の通り、戦術上の限界があるものですが、「保有選手・能力」の限界があり、当面は、そのまま実施です。また、最低限必須項目の「運動量・スプリント回数」は「選手起用の最低条件」となります。全選手は、当然、覚悟・自覚し「急上昇」を図っているでしょう。もし未だ取り組んていない選手がいたら「余程の自信家か、来季の起用希望の無い選手」ですね。 仮に、私が選手なら、「焦り、必死になって急上昇の方法を探し回り、今直ぐから準備・練習・強化を開始する所」ですね。

以上 【J1を進む】-2.チーム課題③全体戦術・システムでした。
有難うございました。


 


post by yuukun0617

18:58

コメント(2)

~進化~  【J1を進む】-2.チーム課題②監督・コーチ

2016年11月27日

本日テーマの前に、ちょっと長めの、直近話題を。

コンサの来季保有選手方針は、
①全選手契約更改、但し、本人意思により移籍希望については相談・交渉の上対応。
 レンタル契約は完全移籍か期間延長の対応。
②DF・ボランチ・攻撃ポジションに「J1ミドルランク以上選手」を計3名移籍加入(完全移籍>レンタル移籍ですがどちらも可)
③アジア枠籍選手1名獲得
④アカデミー等からトップチーム昇格の「育成選手」1名獲得。 のようですね。

④は「菅」を早々に決定し完了。③も、「タイのメッシ」W杯予選日本戦にも出場の「チャナティプ・ソングラシン(23)」を決定し完了。
①は、シーズン終了後5日間の協約内での、交渉開始。12月早々に完了でしょう。
その中、「福森」は完全移籍でほぼ確定でしょうが、「菊地」は方向性が見えてません。J1.5レベルからJ1レベルへアップする選手で、また増川不在で来季開幕時ベンチに必要な選手です。本人の成長のためにも完全移籍で強力な交渉を期待します。
「本人移籍希望」は「内山」の即実戦機会に近いチーム希望、の1ケースだけのようですね。

という事で、「焦点」は、
②「J1ミドルランク以上選手」獲得に絞られています。

「噂」では、DF・・「闘莉王(元名古屋)」、ボランチ・・「キムミンテ(仙台)」「扇原(名古屋)」、攻撃陣・・「水沼宏太(FC東京)」が挙がっています。
即戦力となる「J1ミドルランク以上」選手は、激しい競合獲得合戦となっています。
当然資金力勝負となり、来季昇格のコンサにはそんな資金力勝負は不可能です。では、獲得競争を諦めるか?!ですが、方法論はありますね。

A.中堅・若手の「活躍・有力選手」は「年俸移籍金が高く・本人の上昇意欲も高い」ですね。そんな選手は、「育成」の中で将来、時間を掛けて獲得します。
ここでは、ベテランの「活躍・有力選手」を狙いましょう。この層は、対象候補も豊富で、「高い能力」があるにも拘らず、若手・中堅優先のため「出場機会」を制限され、本人の出場意欲から「移籍希望」となっている選手が多数います。「高い能力・パフォーマンス」をなお、複数年発揮し続けられる選手は多数います。コンサには、そんな選手達の憧れ「小野・稲本」もいます。一緒にプレーを夢見る選手は本当に多いですね。
当然、「年俸・移籍金」は「リーズナブル」ですね。
・・・そんな代表候補が、「闘莉王」ですね。 移籍加入を待望します!
B.もう一つのターゲットが「今シーズンは低迷、前年・前々年で活躍の選手」です。
本来、活躍シーズンでのパフォーマンスを持つ「J1ミドルランク以上選手」です。
試合起用も遠のき、低迷した選手が、コンサでの再生・発展・成長を実現するため「移籍加入」とのパターンです。
これも、J1リーグの激しい選手の新陳代謝、より強く厳しい環境・条件から、その状態の選手も、多数います。実は、「中堅・育成」世代での「J1ミドルクラス以上」選手獲得の「主戦場・本命対象」ですね。「リーズナブルな年俸・移籍金」「本人の試合出場希望による移籍希望」と条件は揃っていますね。(今シーズンのMVP「福森」もそんな一人でしたね。)
・・・
 *DF-「闘莉王」について、他チームによる獲得競争の話は聞きませんね。激しい闘争心は味方にすると超強力な力となりますが、チーム団結力に問題あり、即ち、チームの「和」を重視等という甘い意識レベルでのチーム運営では、活用できず逆効果との認識が多いのでしょう。コンサでは、社長・監督・ベテラン陣の中、相互にリスペクトの中、ジャストフィットで、本人もとても「居心地の良い」価値観・空気で、活躍の土台はクリアー出来ますね。能力は、サッカー通も、ファンも、皆さんご存知の「圧倒的な能力」です。「空中戦支配率」は、自陣・敵陣とも、圧倒的優位となり、また「強靭・強烈なフィジカルコンタクト」は敵選手を弾き飛ばすJ1屈指の「強烈な守備力」となります。加えて、「シュート力」の得点力と「ビルドアップ力」による「攻撃起点」となり、コンサの「3DFからのビルドアップ」に直結する攻撃能力を合わせ持つスーパープレーヤーです。コンサが可能な金額で獲得チャンスが到来した事は、将来に続く「コンサの幸運」ですね。 絶対獲得です!!
 *ボランチ-「キムミンテ(仙台)」と「扇原(名古屋)」が候補でしょうか。「キム」は2015J1シーズン「シュート」順位37位・4ゴールの活躍の「得点できるボランチ」です。しかし、「守備・ボール奪取力」は「深井」より低下し、「中盤支配のためのボール奪取力」と「攻撃起点力」のボランチ要請には大幅に不足しています。選択上優位点は「年俸・移籍金」の価格位です。
一方、「扇原」は2014J1シーズンに大活躍し「ボール奪取力」と「ビルドアップ力」が特筆レベルで、攻撃ランキング40位、パスランキング21位の「J1上位レベルボランチ」で、2015シーズンも同様パフォーマンスで攻撃ランキング30位、パスランキング15位でした。しかし、2016シーズンは、同ポジション競争の激化、監督方針と衝突から、起用が急減し、名古屋へ試合起用を求めた電撃移籍でも、移籍2試合で故障・長期離脱となり低迷のままのシーズンとなったもの。本来、コンサの求める「ボール奪取力と攻撃起点・ビルドアップ力」を高レベルでプレーする25歳の「J1上位レベル選手」です。かなり「高額・競争激化」でしょうが、コンサの必要としているボランチは、「キム」ではなく「扇原」ですね。頑張って、金額を集中して、獲得しましょう。J1残留・定着の「切り札」となります。
 *攻撃陣-「水沼宏太」も是非欲しいMFです。2015J1鳥栖での中心選手としての大活躍、2016シーズン低迷パターンの中堅層・有力「J1ミドルレベル以上選手」です。2015J1シーズンは、「高いシュート力」「パサーとしてのビルドアップ力」「ドリブル突破」もあり、守備も「ボール奪取力」が高い「RSHとトップ下」選手でした。J1ランキングで、ドリブル39位、シュート67位、攻撃77位、パス79位、クロス88位で、多能力のマルチプレイヤーでした。しかし、2016シーズンは、5/21交通事故を契機にJ3FC東京23へ起用を移される「屈辱・低迷のシーズン」でした。そのため本人の強い「移籍希望」も想定され、最有力攻撃陣選手です。特に、25歳も魅力ですね。

済みません、またまた超長い前置きとなってしまいました。
では、本日テーマの
【J1を進む】-チーム課題「監督・コーチ」編です。
現J1チームの監督は、3つに分類されます。
(1)育成経験からの監督型・・8チーム(仙台・鹿島・大宮・柏・FC東京・甲府・新潟・広島)
(2)プロ監督型・・4チーム(浦和・横浜・神戸・鳥栖)全員外国籍。
(3)タレント型・・3チーム(川崎・磐田・ガンバ)
その特徴は、
(1)型・・結果的に「育成出身者」が監督就任、とのケースが大半で偶然の就任ですが、「育成出身選手」の戦力化・コントロールが得意で、そのまま継続し、その結果、順調なチーム進展の成果を獲得する監督が多い。欠点は、監督経験は乏しく、やや「甘く」成りがちで、管理力が弱く、緊急時や下降期でのチームコントロールは弱点気味。
(2)型・・豊富な経験により、コレクティブ(適正)な選択・判断に長け、新サッカー技術・知識も組み合わせた「現代型」サッカーを構築します。「年俸」は高くなりますが、ビッグクラブへの成長過程では有効な監督ですね。シーズン成果を期待でき、失敗の場合は、即解任となりますが、チーム力を比較的短期間で獲得したい時には、是非選択すべき監督です。
実は、もっと前は、この形の監督が、多くのJリーグチームの監督でしたね。
(3)型・・育成経験はほとんど無く、名選手だった「豊富な知識」と「選手経験」による監督型ですね。以前は、この形も多かったですね。「名選手は、名監督とは限らず」との格言が出来る所以ですね。「選手」は「自分よりも豊富な高い知識・技術へのリスペクト」から、監督指示を「神のお告げ」の如く、信じ・実践しようとします。「心服させて従わせるタイプ
です。
もう一点、全型に共通の必須ポイント・項目が重要です。
それは、「スカウティング能力=分析力」です。
一見、スコアラーや分析担当コーチの領域に見間違いしますが、
「現状分析・認識」⇒「最適対策」立案(長期対策と短期対策)⇒「練習・改善方法」の立案⇒「その実践」⇒「練習・改善成果の分析・把握・認識」⇒「最適対策修正案」の立案⇒その実践⇒「本試合」で実戦⇒「試合内で修正」認識・立案・実行⇒最初の過程に戻ります。
 の全過程を、「責任」を担って「把握・理解・管理・推進」し「成果獲得」とするのが、監督の仕事です。これが失敗し、成果は停滞し「解任」となってしまうのですね。

そして、
このスタイル毎に、「監督論」が異なります。
このスタイルを混同して、長短を指摘・議論しても的外れになりますね。
要は、「監督はどのスタイルか?」から始まり、「そのスタイルでの最適は?」と展開されるのですね。

では、コンサの「四方田監督」ですが、
 典型的な「(1)育成経験からの監督型」ですね。
 前段で指摘した通り、
「育成出身選手」の戦力化・コントロールが得意で、そのまま継続し、その結果、順調なチーム進展の成果を獲得する。欠点は、監督経験は乏しく、やや「甘く」成りがちで、管理力が弱く、緊急時や下降期でのチームコントロールは弱点気味。 の共通「長所・短所」ですね。
今シーズンをフル期間、経験し、成功と失敗の両方を実体験しました。「監督責任での敗戦」も正直4~5試合ありました。
これを、どう活かすか?!が主要です。
指摘しておきます。
〇一歩的な見方の分析に偏りすぎ「誤選手起用」が5試合発生。
 分析は、一面です。必ずもう一面=逆結論もあります。
分析の「適正力」の向上は当然ですが、総合的・逆ケースへの用意も含めた「選択・実践」です。
〇指導指示不徹底=個別選手への特定指示・指導漏れが数回発生。
 選手の「想定外事態による混乱」回避、より積極的プレー実践のために、具体的な・個別指示は必要ですね。
〇中堅・ベテラン層の能力アップが停滞。
〇試合中の「判断・指示・修正」が遅い。
 慎重なこ性格が災いし、早め早めの対応では無く遅すぎるため、「後手」踏む事態が多発し、試合コントロールが著しく低下。  が気になりました。

監督論で終わってしまいますが、コーチでも「課題点」を一点だけ指摘しておきます。

「練習担当コーチ」です。「フィジカル担当」は専任コーチがおりますが、「練習担当」は、各コーチが、パーツ別に担当していますね。
しかし、コンサのチーム弱点の一つが、
「練習の内容・方法」です。「一向に改善しない課題」は「練習量」か「練習方法・内容」かの問題です。コンサは、大量の課題が、一向に改善・解決していきません。
「専任」コーチが欲しいですね。

以上 長々前書と「監督」ちょっとコーチの【J1を進む】でした。
有難うございました。


post by yuukun0617

23:26

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~進化~  【J1を進む】-2.チーム課題①保有選手構成

2016年11月26日

前3回のブログで、事前確認として、今シーズン実績データを確認しました。
ここからは、本編を開始します。
テーマは、
【J1を進む】のための課題と準備 の確認・点検です。

【J1を進む】の定義ですが、
 5~6ヵ年計画を進む、とのイメージです(夢想気味ですが・・・)。
 ①2017シーズンJ1に残留ポジションを掴む。
  目標;最終順位J1 10位~11位 
  2018シーズンJ1に定着ポジションを掴む。
  目標;最終順位J1  8位~10位 
 ②2019シーズンJ1上位争いポジションを掴む。
  目標;最終順位J1  5位~7位
 ③2020シーズンJ1優勝争奪・アジアカップポジションを掴む。
  目標;最終順位J1  3位~5位
 ④2021シーズンJ1優勝を掴む。アジアカップ本戦出場。
 ⑤2022シーズンJ1連覇。アジアカップ上位獲得。
当然、チーム規模も拡大・成長し、札幌本拠地の有力”ビッグクラブ”が完成している、という内容です。

そのための第一ステップの
来季・2017シーズン目標;最終順位J1 10位~11位 を実現するための「課題と準備」の考察・確認にトライしてみます。
【J1を進む】シリーズは、
1.序章
事前確認 「今シーズンデータ編」①
                ②
                ③  ( ここまで既載済みです )
2.チーム課題
 ①保有選手構成
 ②監督・コーチ
 ③システム・全体戦術
 ④個別戦術
 ⑤プレー・能力
3.個別選手課題
4.チーム関係者課題
5.サポーター課題   と
 全12編・ブログの予定で、現在、4編まで完了となっています。
大変、ロングバージョンとなり、色々とご迷惑もお掛けしそうですが、
【J1を進む】ためには、必要な項目だらけで、
また、一項目毎も、大変深く・難しく・興味深い内容で、ほんの僅かを触る程度となりそうですが、最新データや分析データを加え、より具体的な、数値で見える内容を心掛ける積りです。 どうかよろしくお願いいたします。

2.チーム課題 ①保有選手構成 です。
前ブログでは、J1 6位広島、13位磐田、14位甲府と比較し、J1レベル保有選手構成を確認しました。
人件費ランキングは、(かなり古いデータ-2014年度決算-で現在は変化しているでしょうが、)浦和20.5、名古屋20.5、ガンバ18.1、マリノス17.6、鹿島15.6、川崎15.4、清水13.5、磐田13.5、広島13.4、神戸13.4、鳥栖11.7、仙台11.4、新潟10.8、甲府7.6、湘南4.5(億円)でした。
コンサの2015シーズン6億では、最下位グループでしたが、来季11億へ増額によると、新潟と同レベルで、そのまま資金力と比例させると15位降格寸前順位となってしまいます。
コンサは、資金力勝負は不可能ですので、チーム力の源泉である「保有選手構成」で、資金力8位磐田・9位広島と同等で14位甲府を大きく超える内容の構築を狙い、目標;J1最終順位10位~11位を達成、との方針となります。

①経験別構成 〔ベテラン;30才~、中堅25~29才、育成~24才〕
     コンサ  広島  磐田  甲府
ベテラン 12名  10名 12名  15名
中堅    5    12  12   13 
育成   15     8  13    2
 計    32    30  37   30
②レベル別構成
その内、選手レベルをJ1・J2・J3に分類すると、
     コンサ  広島  磐田  甲府
ベテラン 12名  10名 12名  15名
 J1    9    10   5    1
  2    3     0   7   14
  3    0     0   0    0
中堅    5名  12名 12名 13名
 J1    4     5   4    4
  2    1     7   8    9
  3    0     0   0    0
育成   15名   8名 13名  2名
 J1    5     0   1    0
  2    4     6   6    1
  3    6     2   6    1
J1計  18名  16名 10名   5名
③ポジシヨン別「選手レベル」別選手構成
        J1      J2   J3
GK  4名   2      1    1
DF  8名   3⇒5   2    3
MF 16名  10⇒11  5    1
FW  4名   3⇒4   0    1
 計      18⇒21  8    6
【J1を進む】第一ステップの課題は、
A.選手保有数は、
J1チームレベルで問題なし。J1チームは、試合未起用の「育成」選手保有が多数有ります。J2・3レベルの「育成」選手を積極的に、「育成型レンタル移籍」で実戦経験を累積し、急成長を図るパターンが定着しています。コンサも、「外国・福島」実積はありますが、本格的に「J2・J3レベルの有力選手」で活用すべきです。対象者として、永坂・神田・前貴・阿波加の5名が挙げられます。年俸負担は相手による経費減とコンサのまま、との両ケースがありますが、コンサが年俸や、更に+育成費支払いをしてでも、成長が期待できる相手先なら、近未来での戦力化が期待できるものとして積極的に実施すべき将来施策です。菅も本来は同一対象ですが、J1で直接英才教育、経験・成長の方針ですね。内山は残念ながら他チームを選択し、移籍が濃厚ですね。そして更に、DF・MF・FWで適任候補があれば、「各1名づつ3名、トップ昇格」とし、「育成選手」層の強化による将来戦力作りを「コンサのストロングポイント」として確立したいですね。3名の昇格なら、負担も軽いですね。
B.「J1レベル選手数」は、
シーズン開始時12名から18名となり、広島15名・磐田10名を超えました。
しかし、問題点があります。
実は、J1レベルでも「下位レベル」で、謂わば「J1.5レベル」の選手が7名です。さらに、「J1トップランク」選手はいません。しかし、その中に、急成長中の選手が「ベテラン~育成」まで、14名もいます。〔ベテラン;都倉・内村・石井・菊地、中堅;ジュリーニョ・マセード・ヘイス・宮澤・石井、育成;ソンユン・福森・進藤・深井・堀米〕
来季、J1の厳しく・鍛えられる環境・条件によりさらに成長し「J1トップレベル選手」と成長できる選手は「都倉・ジュリーニョ・ヘイス・マセード・福森」の5選手、「J1中位レベル選手」に成長期待は「6名」が挙がります。
また、8名の「J2レベル選手」から「J1.5」への成長は、4名期待できます〔櫛引・前寛・荒野・中原〕。
しかし、シーズン開始当初は、成長成果前であり、成果が表れるシーズン後半まで「中核となるJ1レベル選手」が必須です。前段(③ポジシヨン別「選手レベル」別選手構成データ)の通り、DF・MF・FWに、「有力J1レベル選手」の移籍加入が必要です。具体的には、外国籍選手は、あと1枠で、国内選手2枠が必要です。
増川離脱で「DFリーダー」となる選手、深井離脱で構築不能となった「中盤支配」と「攻撃起点」とを両立させるボランチ、高さとテクニックと強さは現攻撃選手にありますが「スピード・ドリブル突破」のFWの3有力選手(1名外国籍も可)が絶対必要です。
ベテラン選手層は国内外ともに「買い手市場」で、優秀能力の複数年プレー可能な「リーズナブルJ1プレイヤー」はいますね。コンサは、「育成」選手のJ1化も順調に進行していて、当面の戦力急上昇のため、スタメンから外れ、試合起用機会のため移籍希望選手はお買い得です。例えば、「闘莉王」とか...ですね。外国籍ですと、有名・ベテラン選手もあり得「収入」面のW効果まであり得ます。
いずれにしても、「ボランチ」に加え「DF・FW」の「J1レベル選手3名」の獲得が必要です。
コンサの保有選手構成は、ここ数年、実は、
46%の「育成選手」がチームの中心でした。そして、「ベテラン37%・中堅15%」が「その成長」を試合の中核となる形で支え、「育成選手の成長」と共に「試合戦績」を成長・上昇させてきたのですね。そして、2016シーズンで「J2舞台での経験・成長」を優勝・昇格成果に繋げ、来季のJ1シーズンを勝ち取ったという展開でした。
その結果、J1をスタートする時点で、
理想形の経験別選手構成となりました。「育成層」を46%も持つJ1チームはごく僅かです。多くのJ1チームは、戦力拡大のため、すぐ戦力となる「ベテラン選手」層が増加していますが、一方で上位チームでは、「育成層」の戦力化が順調なチームほど継続的・成長型の戦力上昇プランとなるチームと、資金力により「中堅・有力選手」をひたすら集めるチームとに2分されています。例;浦和25%育成7/28 川崎35%育成11/31 と 鹿島59%育成19/32  ガンバ64%育成31/48・・コンサ型。
コンサは、理想形に近い選手構成を実現できており、それは将来更に強く成長するチーム力だ、という事です。

以上  【J1を進む-2.チーム課題①保有選手構成】でした。
有難うございました。


post by yuukun0617

22:01

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~進化~  【J1を進む】-今シーズンデータ編 ③

2016年11月26日

続きまして、~進化~  【J1を進む】-今シーズンデータ編 ③です。

3.選手実積から記載を再開します。
2016シーズンのコンサの保有選手構成は、(8/29ブログで分析・記載しました)
32名が以下の分類となっています。

①経験別構成
 ベテラン;30才~、中堅25~29才、育成~24才
    コンサ    J1広島   磐田   甲府
ベテラン 12名    10名  12名  15名
中堅     5     12   12   13 
育成    15      8   13    2
      32     30   37   30

②レベル別構成
その内、J1・J2・J3に選手レベルを分類すると、
 コンサは、8/29時点⇒シーズン終了時で大変化しています。
    コンサ    J1広島   磐田   甲府
ベテラン 12名    10名  12名  15名
 J1    7⇒9   10    5    1
  2   5⇒3    0    7   14
  3    0      0    0    0
中堅    5名    12名  12名  13名
 J1   2⇒4    5    4    4
  2   3⇒1    7    8    9
  3   0      0    0    0
育成   15名     8名  13名   2名
 J1   3⇒5    0    1    0
  2   6⇒4    6    6    1
  3   6⇒6    2    6    1
  計  32名    30名  37名  30名
③ポジシヨン別「選手レベル」別選手構成
シーズン終了時点では。
        J1   J2   J3
GK  4名   2    1    1
DF  8名   3    2    3
MF 16名  10    5    1
FW  4名   3    0    1
 計      18    8    6
 
ここから、シーズン終了時点での、J1チームと比較しての課題は、
A.選手保有数では、劣後もなく問題なし。
  実際、J1チームには、試合起用経験がない「育成」選手が多数有りますが、下位リーグのチームへ、「育成型レンタル移籍」を活用し、実戦経験を累積し、成長後本チームへ復帰とのパターンが定着しています。コンサも、「外国・福島」への実積はありますが、現在、「J2・J3レベルの有力選手」で活用すべき育成方法です。(永坂・神田・前貴・菅・阿波加で活用すべきですね。)
B.「J1レベル選手数」は、J1上位~中位チームと同数まで増加しました。
シーズン途中時点より大きく成長し新たにそのレベルに仲間入りした選手が多数誕生し、シーズン終了時点では、総計18名となり、広島15名・磐田10名を超えましたが、J1レベルでも「下位レベル」で、謂わば「J1.5レベル」です。(J1.5レベルのコンサ選手は7名です。)また、「J1トップレベル」選手は、未だ出現していません。来季、J1の厳しく・鍛えられる環境・条件によりさらに成長し「J1トップレベル選手」と成りそうな、期待できる選手は、「都倉・ジュリーニョ・ヘイス・マセード・福森」の5選手が挙がりますが、今後の本人努力次第ですね。
C.「J1レベル選手」数の経験別構成。
本来は、ベテラン>中堅>育成 となるのがノーマルですね。少なくとも、「J1レベル選手率」は、ベテラン>中堅>育成 でなければなりません。
J1広島では、ベテラン層は、全員J1レベル選手です。
コンサでは、現時点ベテラン層のJ2レベル3選手(杉山・上里・上原)を、J1レベル化させる事は困難ですね。だとすると、飛び抜けて優秀な「プレー・判断」が契約の必要条件となります。
この選手層は「買い手市場」で、優秀能力の複数年プレー可能な「リーズナブルJ1プレイヤー」はいますね。コンサは、「育成」選手のJ1化も順調に進行していて、当面の戦力急上昇のため、スタメンから外れ、試合起用機会のため移籍希望選手はお買い得です。例えば、「闘莉王」とか...ですね。
D.「DF・FW」に「J1レベル選手数」が不足している。
「ボランチ」に加え「DF・FW」の「J1レベル選手」の獲得が必要です。
④選手起用と戦績
2016シーズン平均の選手起用構成は、
 ベテラン 6.5名  中堅 2 名  育成 4 名 (交代分1.5名)
 「育成選手数」順の戦績です。
  育成数   試合数   戦績
   1     3   2勝0分1敗
   2     5   2勝3分0敗
   3     8   4勝3分1敗
   4    16  12勝2分2敗
   5     7   4勝1分2敗
   6     3   2勝0分1敗
  「育成選手」4名の起用が最大の戦績となっています。

4.個別選手のシーズン終了時点「レベル」
「J1レベル」選手 特筆能力・プレー(2016J2ランキング・ポイント)
 GK ソンユン  セーブ19位
 DF 増川    守備力27位 +自陣空中戦
    福森    アシスト3位 攻撃9位 パス8位 クロス11位 守備16位 
          ビルドアップ◎ ボール奪取◎
 MF 河合    守備力・自陣空中戦◎
   ジュリーニョ 得点13位 シュート力3位 
          ドリブル・決定力・パスレスポンス・パス◎   
    稲本    決定力25%・シュート力50%◎
    マセード  クロス29位 ドリブル43位
    小野    シュート力40% ゲームメイク・パス◎
 FW 都倉    得点2位 ドリブル6位 パスレスポンス1位 敵陣空中戦8位
          アシスト14位 シュート力・決定力・ビルドアップ力◎
    ヘイス   得点19位 シュート力13位
    内村    決定力20位 シュート力24位  ドリブル力21位
「J1.5レベル」選手
 GK 金山    セーブ29位
 DF 進藤    守備力74位
 MF 深井    ボール奪取14位 
    宮澤    パス53位 攻撃53位
    菊地    守備力◎
    石井    クロス38位 ドリブル42位
    堀米    クロス43位 ドリブル75位 攻撃80位 パス95位
  早々に、「J1.5⇒J1」へ進化・成長させるもの。

以上 ~進化~  【J1を進む】-今シーズンデータ編 ①~③で、記載終了です。

有難うございました。
      


post by yuukun0617

00:23

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~進化~  【J1を進む】-今シーズンデータ編 ②

2016年11月24日

~進化~  【J1を進む】-今シーズンデータ編 ②を続けてリリースします。
付番は、「今シーズンデータ編」シリーズを通した連番とします。

2.個別プレー等データ
〔攻撃編〕
①得点  試合平均 1.5点  J2平均 1.2点 順位2位
 ゴール      1.4点  J2平均 1.2点   3位
 シュート数    13.2本 J2平均 13.0本  9位
 枠内シュート    4.5本 J2平均  3.9本  3位
 ゴール決定率   10.5% J2平均 9.2%   2位
 ・・・得点・ゴールとも、リーグトップレベルでしたが、シュート数は平均レベルで、ここでは差はありません。「枠内シュート数」-「枠内シュート率34.1%」にポイントがあります。その理由は、「選手の固有能力」と結論付けられそうですが、それに加え、戦術的理由がありました。説明は、後段で行います。
②パス  試合平均 448.7本 J2平均 433.6本 順位8位
 パス成功率     74.4% J2 順位4位
 パススピード ショート7.79m/秒 J1平均-8.29m/秒
            コンサは      「0.5m/秒」劣後
            「1秒」のプレ-で、「0.5m」到達位置が縮んでいました。
 ・・・コンサのパススピードは、J2-4位の成功率となる原因でしたが、J1平均とは、なおレベル差があり課題でした。
③クロス    試合平均  14.4本 J2平均 14.7本  順位11位
 クロス成功率    26.2% 
 ・・・クロスは、J2平均以下の、低攻撃パターンに止まりました。
④直接フリーキック 試合平均 10.0回  J2平均 12.1回 順位21位
⑤コーナーキック  試合平均 4.6回 J2平均 4.7回 順位11位
 ・・・優秀プレスキッカー「福森」(セットプレーランキングJ23位・13得点)の活躍はありましたが、フリーキック回数そのものはリーグ最下位レベル、コーナーキック回数もリーグ平均レベルで、低レベルでした。
⑥ドリブル    試合平均 12.6回  J2平均 10.9回 順位5位
 ドリブル成功率   50.5%
 ・・・J2では高目レベルでしたが、J1平均13.3回にやや劣後し、なお、不十分内容でした。

〔守備編〕
⑦タックル     試合平均 20.9回  J2平均 19.5回 順位4位
 タックル成功率   77.3%
 ・・・守備主導戦術から、J2では多い回数でした。成功率は高いながらも△22.7%の改善余地があり、「ボール奪取」のためJ1での課題点。
⑧クリア      試合平均 23.8回  J2平均 24.4回 順位15位
 ・・・守備主軸戦術から、ここも多い回数。しかし、ボール跳ね返し=ボールロスト機会となる事から、前段階の「ボール奪取」成功率を高め、クリア回数は減少させる事が課題。
⑨インターセプト  試合平均 2.7回  J2平均 2.5回 順位5位
 ・・・J2では高いレベルでしたが、回数が少なく、「ボール奪取」回数直結となるため、改善が重要ポイントとなります。
⑩警告       試合平均 1.6回  J2平均 1.3回 順位3位
 ・・・ズバリ!「多過ぎ・もらい過ぎ」で、無用のファウル・警告から失点を減少させる課題です。

3.支配率と各種データとの相関
前回ブログで、「支配率」と戦績とのデータを確認頂きました。
その際、全試合の試合平均支配率は「62.4%~39.6%」で、

「62.4%~54.4%」 ✖ Aグループ
「54.3%~50.1%」 〇 Bグループ
「49.9%~48.9%」 ✖ Cグループ
「47.9%~39.6%」 ◎ Dグループ  との結論でした。

ここでは、この4グループの試合スタッツデータとの相関を見てみます。

グループ 試合平均

 A  得点0.8 失点0.8 シュート13.0本 決定率4.2%
 ✖  枠内シュート3.3本 枠内率25.3% 
    パス517本 成功率75.9% クロス19.6本 成功率29.9%
    FK11.1本 CK5.1回 ドリブル12.0回 成功率59.3% 
    守備項目は、殆ど支配率での相違はありませんが、インターセプトのみ 1.9回

 B  得点1.9 失点0.6 シュート13.8本 決定率12.4%
 〇  枠内シュート5.2本 枠内率37.6%
    パス493本 成功率77.5% クロス15.9本 成功率23.3%
    FK 9.2本 CK4.6回 ドリブル14.5回 成功率51.7%
                    インターセプト   2.8回

 C  得点1.3 失点1.0 シュート12.9本 決定率9.1%
 ✖  枠内シュート3.4本 枠内率26.3%
    パス392本 成功率73.4% クロス13.0回 成功率23.3%
    FK 8.5本 CK5.9回 ドリブル11.3回 成功率46.3%
                    インターセプト   2.1回

 D  得点1.9 失点0.8 シュート12.8本 決定率14.3%
 ◎  枠内シュート5.3本 枠内率41.4%
    パス348本 成功率70.8% クロス 9.7本 成功率28.7%
    FK11.2本 CK3.4回 ドリブル12.6回 成功率45.5%
                    インターセプト   3.5回

 ・・・得点と失点が大きく上下し、D・Bが抜き出ています。
シュート数は相違はありませんが、「決定率」が大きく上昇し、得点増加に繋がりました。
ポイントは、「枠内率」でD・Bが上昇し決定率アップをもたらしました。
守備項目でも、インターセプト数で、D・Bが増加し、守備力の上昇も示すものです。
支配率の低下は、パス数・クロス数・CK数を比例して減少させていましたが、各成功率は変化していませんでした。
この現象の理由ですが、前ブログで指摘の通り、戦術徹底・集中力が原因で、支配率設定の重要性を示すものです。前段で、高い「枠内シュート率」「決定力」の理由を「選手固有能力」に加え戦術的理由が加算したもの、と記載しましたが、明確にデータに表現されています。

Dの低支配率=守備主導から「攻守切り替え」から「速攻」の戦術徹底=インターセプトを軸に「ボール奪取」し「攻守切り替え」、スピードと精度の高い「速攻」チャンスは、「枠内率」も上昇し、高い「決定力」から「得点増加」です。

3.選手実績 は、次ブログとします。
【J1を進む】-今シーズンデータ編 ③ をご覧ください。

有難うございました。




  
 
 


post by yuukun0617

19:52

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~進化~  【J1を進む】-今シーズンデータ編 ①

2016年11月24日

ちょっとブログ更新をお休みして、今シーズンのコンサデータを収集・作成していました。
【J1を進む】シリーズの「本篇」に入る前提として、
コンサの今シーズンの各種データを記載します。
記載データは、別途リリースとなったものもありますが、欲しいデータで、どこにも見当たらないものは、可能な限り、公表データから作成してみたものです。
ご参考の一助になれば!という事でよろしくお願いいします。
なお、項目等、記載が大きくなりますので、複数に分けてリリースいたします。
先ず「今シーズンデータ編 ①」です。

契約更改が進行し始めました。
ここまで「契約非更改」リリースはなく「年俸交渉」開始の状況は、
大幅な保有選手構成の変更はなく原則契約延長で、「個別選手交渉」の中で一部「非更新」があり得るか、とのレベル・対応との方針と見ました。
全選手の頑張りは、個別選手毎の強弱はあっても基本的に「優勝・自動昇格」に繋がる役割であったとの評価がチーム方針としたもの、という事ですね。
社長・監督からは、「しょうがないな~!、もう少し何とかなれば~!」とのコメントはシーズン中何回もありましたが、選手を否定する類は一切ありませんでしたね。
「強化費からの制約と選手育成との両立」に悩む事は、今年は軽くなっていそうですね。

さて、各種データをリリースします。
項目の大中小レベルと内容、また、重要度順等、ランダムな記載となりますが、よろしくお願い致します。

1.戦績データ
①順位1位 勝点85 25勝10分7敗 65得点 33失点 得失差32
 試合平均 勝点2.02        1.54得点 0.78失点 得失差0.76

 リーグ平均 勝点1.34        1.19得点 1.14失点 得失差0
           14.6勝12.6分14.6敗
※リーグ比  勝点+0.68      +0.35得点 △0.36失点得失差+0.76
          +10.4勝△2.6分△7.6敗
 ・・・勝利+10勝、引き分けは同レベル、敗戦△7敗で半分により1位獲得。
興味深いのは、得点+0.35得点、失点△0.36失点の計0.71点で、
得点増加と失点減少=攻撃力と守備力で、1試合で「+0.71点」が1位戦績の主因。
②支配率(ボールポゼッション率)-(1)
 年間平均支配率 「50.3%」リーグ10位。
 *戦績
 平均以上 21試合(H11・A10試合) 支配率平均54.6% 
      10勝7分4敗 
  試合平均 攻撃数123回 シュート数13.5本 得点1.33 失点0.71
 平均未満 21試合(H10・A11試合) 支配率平均45.9%
      15勝3分3敗
  試合平均 攻撃数123回 シュート数12.8本 得点1.76 失点0.86
 ・・・年間支配率、リーグ10位の低率は大きな特徴ですね。
これが「想定通りか?・良いのか悪いのか?」来季に向けた重要ポイントです。
実戦戦績は、
きれいに、年間平均以上と未満の試合が2分され、また、H・Aでの使い分け無しです。
戦績は、明白に平均未満が勝利数が増加しましたが、常識とは逆に、
「守備優先支配率」の筈が、失点数の減少はなく、やや増加し、得点が増加しています。
これは、得点パターンの「速攻」による得点力が、より効果的な「守勢」から「素早い攻撃切り替え」で強力化し、得点増加となったものでした。
③支配率(ボールポゼッション率)-(2)
より突っ込んだ支配率関連データです。
 *支配率毎の戦績-「どの支配率でどんな戦績だったか?」
  支配率は、シーズン平均「50.3%」に対して、
  最高37節東京V戦「62.4%」~最低33節町田戦「39.6%」。
  これを順番に並べ直すと、4つグループに分類出来る戦績でした。
  ✖「62.4%~54.4%」 9試合 4勝2分3敗 7得点7失点 
  〇「54.3%~50.1%」13試合 7勝5分1敗25得点8失点  
  ✖「49.9%~48.9%」 8試合 4勝1分3敗10得点8失点
  ◎「47.9%~39.6%」12試合10勝2分0敗23得点10失点
  ・・・ここも、明白ですが、
「47.9%以下」と「「54.3%~50.1%」が抜きん出ています。
どちらも、高い得点力がポイントで、
◎「47.9%~」は「速攻」、〇「54.3%~50.1%」は「多彩攻撃」で、
戦術が明確となる支配率で、集中した狙い戦術の徹底が成功していた、とのデータです。
来季への展望では、この2つの支配率の使い分けがポイントと見えて来ます。
 更に、
 *15分単位での支配率推移をシーズン平均値で確認します。
 「15分」支配率52.5% シュート数2.1本 0.31得点0.04失点
 「30分」支配率50.1% シュート数2.2本 0.30得点0.16失点
 「45分」支配率52.2% シュート数2.2本 0.36得点0.11失点
 「60分」支配率57.7% シュート数2.1本 0.20得点0.07失点
 「75分」支配率49.4% シュート数1.9本 0.22得点0.19失点
 「90分」支配率48.2% シュート数2.4本 0.27得点0.19失点
  ・・・支配率変化は、「75分~90分」に大きく低下し、失点数が増加、得点数が低下しています。明らかに、「フィジカル」の低下が原因で、「1試合全般維持出来ないスタミナレベル」を現実・データ化させてしまっています。現有戦力では、この時間帯が、「危険時間帯」だった事を証明しています。得点実績は、「前半優位」を示しており「得点時間帯」でした。
④戦術データ
 *42試合中、40試合のメインシステム戦術か゜
  「3-4-1-2」型で、J2・1を通して起用チームは無い「独自戦術」でした。
 ・・・「3バックチーム」は、
J2 松本・岡山・徳島・山形・愛媛・長崎メイン、C大阪・讃岐SUBなど、
J1 浦和・広島・甲府・湘南メイン、磐田・福岡SUBなど、
多数チームが採用するシステム戦術ですが、コンサ同型は一チームもありません。
その相違点の詳細は、何回か、ブログに記載していますが、
要は「守備的戦術ですが、前線に攻撃陣3人を残し速攻等の攻撃力を強化」の戦型。
実際、「速攻」による得点は、「コンサの有力得点パターン」でした。
 *陣形の設定位置は、
  「守備ライン(DFライン)」-「D3rd上位置」(「PA」上3m位置)。
  「ボール奪取ライン(ボランチ位置)」-「32.3m」M3rd底位置。
  縦に短い(FW~DF間短距離)の「密集陣形」を「低目位置」に布陣。
 ・・・J2リーグ下から4位となる「低い位置」で、DF裏スペース(DF~GK間スペース)を、DF・GKでコントロールできる範囲まで縮小し、「密集陣形(ブロック構築)」で、「連携・複数・組織型守備」で、進入阻止・跳ね返し・ボール奪取の「堅守」構築でした。
そして「攻守切り替え」の「速攻」は、「M3rd底位置(ボランチ・DF)」で「ボール奪取」から「攻撃開始」し、「M3rd中位置(センターライン付近)」に位置していたFW・OMFが「A3rd中位置」まで侵出し、そこへの「パス供給」から「シュート」の攻撃パターンが得意戦術でした。高いパス成功率「74.4%」(リーグ4位)により、ショートパスとサイド・DF裏スペースへのロングフィードを使い分けたゲームメイクが展開されました。また、派生・関連攻撃のセットプレーも得点源で、「福森」の正確なプレスキック(セットプレー得点ランキングリーグ1位)から、高さと強さとテクニックの優位により得点獲得となりました。
 *「対システム戦績」は、
  「対3バック」14試合 7勝5分2敗 15得点 試合平均 1.07得点
         1試合勝点 1.85点
  「対4バック」26試合18勝5分5敗 50得点 試合平均 1.92得点
         1試合勝点 2.26点
 ・・・「対3バック」戦績は、「対4バック」戦績を大きく下回っています。1試合獲得勝点で「3バック」は「△0.41勝点」の大幅低下があり、やや苦手の戦績となりました。 がっぷり「守備主軸」勝負で、得意戦術=「速攻」が制約された事を示しています。

大分、長文となりました。ここで一旦、記載を分けたいと思います。
次ブログ「今シーズンデータ編 ②」に続けます。

有難うございました。
  
  


post by yuukun0617

09:00

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~進化~  【J1を進む】-1序章

2016年11月21日

皆さん、昨夜の祝勝会、さぞや盛り上がったでしょう。
若干の二日酔いや食べ過ぎと、歓喜の余韻が未だ、身体にしみ込んだままですね。
我が家も、家族版祝勝会で、食べ放題で大盛り上がりでお祝いでした。
試合終盤内容へのコメントが、社長・監督から何回かされました。「丁寧な説明」は「気遣い」そのもので、最愛のサポーターの皆さんに「理解して欲しい」との声掛けでした。今シーズン、最後の最後、試合終了後まで「一体感」を大事にしている、との証明で、他チームのサポーターから、「いいね」をもらっています。
その判断と実践は、「世界基準・当然」が正答ですね。毎試合、試合目標は「複数」ありますが、そこには「優先順位」がありますね。昨試合では「引き分け以上確保」が最優先順位で、「満足・素晴らしい試合内容」は第二順位でした。「確実に第一試合目標達成」も良いのではないでしょうか。

さて、今日は、選手の皆さん、スケジュー上にはリストアップされていませんが、リカバリー練習中で、その後オフでしょうね。
一方、契約更改が開始となり、ストーブリーグは本番です。
各選手は、大活躍に報いる「大幅年俸アップ」と契約更改の獲得で、来季にしっかり繋げて欲しいですが、選手全員は難しいのも本当でしょうね。

同時に、来季ビジョン構築と移籍交渉の本格化となり、
社長以下、チームスタッフの奮闘が、来季チーム力に直結する最重要期間の開始です。
また、J1を進む「戦力構築」する「準備・練習」が、一定時期から開始となりますね。
一定の期間を必要とする準備・練習は、3月開幕までの「3か月間」の内、早期での取り組み開始が必要で、場合によっては、「年内キャンプ」等も想定される所です。

そんなこれからの中、
我々サポも、その過程であらたに、必要・有効な「サポーターによる対策や方法」が出て来ます。タイムリーに応えるよう、頑張っていきたいですね。

所で、「今シーズンの総括と来シーズンのため」、このブログで、あらたな「シリーズ」を設定したいと思います。
    ~進化~【J1を進む】シリーズ  です。

過去、8月のシーズン中断期に、シーズン前半実績を踏まえJ1昇格への準備・課題の確認として、シリーズ【J1へ向けて】を以下のテーマで、確認・分析し、記載いたしました。
 1.J1化のための「チーム課題」
  ①保有選手構成
  ②監督・コーチ
  ③システム・全体戦術
  ④個別戦術
  ⑤プレー能力
 2.J1化のための「個別選手課題」
 3.J1化のための「チーム関係者課題」
 4.J1化のための「サポーター課題」  8テーマでした。

 今回、シーズン全般の実績による確認・分析で、シーズン全体での「課題」を確認したいと思います。 よろしくお願いいたします。

本日のマスコミ報道で

 水沼宏太、闘莉王に続し第二弾、始まりましたね。

 本来は、先ず「来季ビジョン」構築が必要のところですが、既に「骨格」は出来ている、と何回もリリースされていますね。
 その「骨格」とは、
   「今シーズンの闘い方・基本戦術・基本プレー・ノーマルプレー」です!
 という事で、ストーブリーグ・J1用選手選定と交渉は、現行戦術を、グレードアップ・スケールアップしてくれる、「能力」と「適性」の選手、となりますね。

闘莉王・水沼宏太は、確かに、肯ける=想定ポジションにはまり活躍する姿、が想像できますね。 ただ、外でなく内の、コンディション万全で「不安解消」の「小野・稲本」が最高ですが! 

以上  新シリーズの紹介を中心に記載しました。 有難うございました。




post by yuukun0617

11:54

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