10月10日祝日、増毛のラーメン屋「麺屋田中商店」へ行ってきました。今回が2回目。1回目正直あまり期待してなかったのですが、これがなかなかの味で、私の中の留萌管内ラーメン店1位にランキングしています。前回は醤油ラーメン、今回は酒粕の入った味噌ラーメン（750円）を注文。ちなみに普通の味噌ラーメン。酒粕の入った醤油ラーメンもあります。




麺は細縮れ、チャーシューはトロトロしていてなかなかでした。ただ、白みそのスープは少し甘くて、私の好みから外れるかなあ・・・と思いつつも、思わず飲んでしまう力強さがあって、飲んでいくうちにはまっていきました。

調子にのってミニチャーシュー丼（250円）も注文。

そして10月15日、お昼しか営業していない「オパ」というお店に行ってきました。知る人ぞ知る評判のお店らしいです。


喫茶店が本業で、ラーメンはサブ・・・という風に見せかけて、実はラーメンが本業です（だと思います）。店は広くて、古いお店だけど、アンティークな感じで居心地は悪くないです。

醤油ラーメン（500円）と餃子（250円）を注文。


見た感じ昔風のラーメンです。スープがすごくおいしい！！　上品であっさりしていておなかにもやさしいかんじだけど、コクもあってついついもう一口もう一口と飲んでしまう。お店の人にスープについて聞くと煮干しの頭と腹の部分をとって使っているとか。だからスープがくさくないのかと感心しました。


チャーシューもとろっとしていてうまい！！　スープだけなら留萌で一番美味しいと思う。でも総合点ではやはり「ひさや食堂」かなと感じる。

だけど、500円というのはＣＰ的にはすごいと思うし、コーヒーもあったり漫画もおいていたりするも魅力です。

ひさや食堂もオパも店の人はすごくアットホームでまあどちらも通いたいお店ですね。

とりあえず、現時点で留萌管内でお気に入りのお店は、増毛の「麺屋田中商店」と「ひさや食堂」。前者はいわゆるニューウェーブ店（ラーメン発見伝的表現ですが）で後者は昔からある伝統のお店。次点に「ふくちゃん」と「オパ」ってな感じでしょうか。ふくちゃんは鶏ガラスープの伝統店。前にも書いたけど赤平にある鳥安って似たような感じのラーメンで、こういうラーメンって札幌ではほとんど見かけないけど、地方に行くと結構あるんだなって感じました。


「オバ」のマスターの話によれば留萌のラーメンのルーツは旭川だそうです。昭和20年代に開業した「五十番」というお店（2年前に閉店）は、旭川の蜂屋で修業した人だったとか。ただ、だからと言って蜂屋を感じさせる店は留萌にないなとも感じましたが、蜂屋自体もどんどん進化して、昔のラーメンと違うラーメンを出している可能性もありますね。


ちなみに留萌のラーメンは「駅前海栄」もおいしいとは思います。でも私のお気に入りはさっきの４つに絞ってみました。