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2020年06月27日
ブラガ13:01(AP121 6両編成)16:22リスボンオリエンテ![]()
ホテルから持ってきたオレンジ。子供の頃、汽車に乗った時、冷凍みかんを買ったことを思い出す。ギリギリ「冷凍みかん」体験世代なのである。 発車前、刺青をした怖そうな車掌(結構年配)が来たので、チケット出そうとしたら自分の名前を呼んで「OK」と言って立ち去って行った。 自分の車両に5人ぐらいしか乗っていない。しかし5人しかいないのに、自分の前後にいる。後ろにはビジネスマン風のスーツ姿の男性がいて、携帯で話をしている・・・・。
↑白い塔の教会のような建物が見える。
13時40分頃、ポルト到着。ポルトからはたくさんの客が乗る。
ポルトの街並み 後ろのビジネスマン。また、携帯で電話中。切り際に「バイバイ」と何度も繰り返す。別れ話のような感じ。 リスボンからポルトへ向かうときは朝食を頼んだが、今回は昼食を頼んだ。 しかし、14時すぎても昼食は来ない。 車内販売の係員に聞くも、待ってくれって感じ。お腹が空いてかなり不機嫌になる。 ようやく男性係員が注文を取りに来る。一応、ネットで肉料理と注文しているが、紙を見せながらどれがいいかと聞いてくる。肉、魚とベジタリアンから選択できたはず。やはり、肉料理はゆるがない。昼食は13.5ユーロぐらい。 しかし、注文を取ったから一安心と思ったら、全然料理来ない。待ち切れて、前の車両に様子を見に行くと、ちょうど料理を持ってこちら側に移動していた。だけど、前の車両で食事頼んだ人はすでに食事を終えていた。ちょっとだけ腹が立った。 んで、席に戻ったものの、何をもたもたしているのかすぐには来なかった。 ようやく来た若い男性係員に憮然とした表情をする。係員は何事もなかったように「エンジョイ」って言葉を発して去っていった。しかし、エンジョイする気はおきない。思えば、マンチェスター空港のレストランで、食べている途中に下げられた際、店員ににらみつけたら「エンジョイ」って言われたな・・・。
鶏肉の上にベーコンがのっており、ライスが添えてある。 カップに入っているのは、コーヒーだと思って、最後まで取っておいて飲んだら、じゃがいものスープだった。味が薄くておいしくない。
せっかくなので、列車内のカフェにも行ってみる。
白ワインと野菜の入ったラップを食べる。
リスボンの手前で、ポルトガル空軍の施設が見えた。ネットで調べたらリスボン軍用飛行場とのこと。
リスボン・オリエンテ駅到着
オリエンテ駅前のショッピングセンターでお土産などを買う。 オリエンテから赤線に乗り、黄線に乗り換え、マルケスデボンバルへ。 お土産に買った重い缶詰を持って、やっとのことでホテルへ。 フロントの女性が何か言っている。「グッドトラブル」と聞えてびっくりしたが、よく聞いたら「グットトラベル」で大笑い。 グットトラブルとトラベル聞き間違えたよと伝えたが、フロントの女性は笑ってなかった。預けていたスーツケースを受け取る ホテルで少し休憩してご飯を食べに行く。 マルケスデボンバルから青線でバイシャシアードへ
タベルナ・ダ・ルア・ダス・フローレスという居酒屋のようなお店。混んでいたが、少し待っただけで中に入れた。 細長い空間の一席に案内される。女性の店員が大きなボードのメニューを見せてくれる。10種類以上のメニューから2つ選んでくれとのこと。そして、一つ一つのメニューを英語で丁寧に説明してくれる。かろうじて、オイスター、ポーク、ホワイトフィッシュなど聞き取れる。ホワイトフィッシュはバカリヤウかと聞いたが、違うとのこと。食べ物は一品15ユーロ近辺でそんなに安くはない。ただ、アルコール類はそんなに高くなそうである。通路を隔てたテーブルは日本人カップルが会話をしながら食事を楽しんでいた。本当に日本の居酒屋のような雰囲気になった。 さざん迷ったあげく、オイスターと書かれたメニューとポークと書かれたメニューを選ぶ。
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オイスターを頼んだと思ったら、なんだこれは・・・・。
二杯目はヴィーニョヴェルディ これを注文した時、ホワイト、レッド、ロゼのどれかを確認され、さらにドライかフルーティーかと聞かれた。少し考えたうえ、ホワイトのドライにする。
しばらく、この食べ物が何であるか認識するのに時間がかかる。そのまま、食べてみると何やら塩辛い感じ。けっして食べれない感じではないけど。 そうか、わかめかとこの食べ物の正体に気が付く。おいしいという感じでもない。そして、わかめと一緒に入っている茎のような野菜は何かわからない。 なんとなくそのまま食べていたけど、そのうち、貝殻に入っている白いソースにつけて食べると理解する。店員にこれにつけて食べるのかと一応、確認する。 白いソースは牡蠣が入っていた。なるほど、ここにオイスターが入っているわけだ。オイスター料理を頼んでいるのに、牡蠣がないなと思っていたが、そこに入っていたか。ソースをつけてたべるとまろやかな感じでなかなかいける。そして、ヴィーニョヴェルディにもなかなか合う。
そしてポークがやってきた。
三杯目は赤ワイン。赤ワインは単独で飲むとシルクのような舌触りのおいしいワイン。そしてポークを食べると豚トロだった。ワインとの組み合わせ良い。豚トロはかなり香ばしい。味は単純に塩味。緑の野菜はパクチーか。 一皿の量がかなりあったのでお腹いっぱいになる。締めに近くのラーメン屋でも行こうと思ったが取りやめる。
店を出て、地下鉄駅近くのアイスの店へ。イタリアンアイスでねっとりしていた。ピスタチオの入ったアイスを食べる。
地下鉄の駅へ。ホテルに戻る。
2020年06月18日
朝はゆっくりめにと思ったが、早く起きてしまった。テレビは、パリダカールラリーの様子。
ハンドボールの試合。昨日のタクシーのおじさんがハンドボールが好きだと言っていたが、ちょうど代表試合やっていたようだ・・・。
ホテルの部屋からの眺め。
無料の朝食。これだけあれば十分である。
オレンジが凄い美味しかった。
安宿のホテルの食堂であるが、こんな素敵なオブジェが天井に飾ってあった。 9時近くにホテルを出発。フロントにリュックを預けてもらおうとおもったが、「ここに置いとけ」と言うような対応なので、持って行くことにした。
ブラガ駅
駅前に大きな陥没があってびっくりする。
旧市街地への入口
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観光案内所があったので入ってみる。聞いてもいないのに郊外の観光名所の教会へ向かうバス乗り場を教えてくれる。せっかくなので、サッカーチームのブラガのショップはないかと聞くと、すぐ近くだと行き方を教えてくれた。期待していなかっただけに嬉しい。これで昨日スタジアムで買えなかったグッズが買える。
店内はこんな感じ。10時前なのに店に入ることができた。チームキャラクターのぬいぐるみとコースターを購入する。 せっかくなので、観光案内所で勝手に教えてくれた教会にバスで向かう。停留所でバスを待っているとバスはすぐ来て15分ぐらいで目的地へ。
そこからケーブルカーへ乗って、目的地へ向かおうとするが、ケーブルカーがいつうごくかわからない状態。歩いていけなくもないけど、大きなリュックを背負っているので億劫になった。それほど思い入れがあるわけでないので、バスで引き返すことにした。列車の時間も迫って来たし、余裕のある行動をとりたい。
とりあえず、小高いところから市街を一望できたのでよしとする。 バスに引き返したら、バスの関係者らしい男が「いかないのか?」的なことを言うので、時間がないんだと伝える。すると帰りのバスは無料にしてくれた。
旧市街に戻り、カデドラルを見学して駅に戻る。
ブラガの街にIKEAはあるのね。
オレンジの木 次回は、リスボンへ移動の話とリスボンの居酒屋体験です。
2020年06月13日
後半開始前、スタジアムDJが「ブラゴ―」と叫び。スタンドも「ブラゴ―」と呼応する。それを2回繰り返した。 開始早々、ブラガ、ゴール前の間接FKで、ボールがゴール前にきて、ヘディングするもバーの上。近くの人が椅子をたたいた。少し怖い。 その少し後に、ブラガ、シュートも左にそれる。また、近くにいた人椅子をたたく。 スタンドからブーイングの意味の口笛。 ブラガは攻めているけど、得点のにおいを感じさせない。ブラガサポのイライラがつのる。 後半中ごろ、右サイド中央寄りからのクロスに20番ヘディング。相手チームのGK、至近距離にも関わらずまく両手で反応してボールを外に出す。その右サイドからのクロスを出したのが77番トリンコン選手。シュートしやすいうまいパス出すなと感じた。そのプレーが現地でトリンコン選手を感じられた唯一の瞬間だった(前の投稿で似たようなこと書いてますが、後半のプレーの誤りでした。ごめんなさい) トリンコン選手はバルセロナ移籍が決まっている。 ブラガは積極的に攻めているが、CDトンデラのディフェンスをこじあけるのが大変。 78分、ブラガ20番左サイド、角度のないところからゴール。同点になんとか追いつく。スタンドは盛り上がる。 その後、ブラガはたて続けに惜しいシュート。 スタンドが大いに盛り上がり「ブラガ、ブラガ、ブラガ」の応援 そして、ロスタイム、ブラガのプレー。7番ヘディングしてバーで跳ね返ったボールを20番が押し込んだはず。でも、VAR判定のような感じ。20番の位置がオフサイドじゃなかったかと。 しかし、結局ゴールが認められる。20番ポルトガル代表、パウリーニョ。しっかり覚えておこう。 ブラガが勝利。見事にロスタイムの逆転勝利で、勝った瞬間すごい盛り上がると思ったけど、得点を取った時のような盛り上がりはなく、冷静に勝利を確認するようなざわざわとした勝利の瞬間であった。![]()
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帰りはシャトルバスで駅まで出る。札幌ドームのシャトルバスのように色んな方角に行くバスがあるようで、しっかり確認してから乗り込む。 満員のバスは途中、マックやバーガーキングのドライブスルーの前を通って、15分ぐらいで駅らしき場所で止まる。 近くのおっさんに「駅か」と確認しておりる。 降りてからおっさんが英語で何か言っているらしいが、全然聞き取れず、おっさんがすごくがっかりしていて、申し訳ないことをしたと感ずる。 さて、22時台、ホテルに帰るか、それとも飯屋に行くか迷う。そんなに空腹感もなく、サッカー場でホットドックを食べたので、食べても食べなくてもいい感じ。 とりあえず、駅舎の中に入ると、まだ、ポルト行きの列車はあり、待合室に人がいる。 再び、外へ出る。市街地に出ようかなと思うが少し遠いし、サッカー場に行く時ののように道を迷うのは嫌だ。駅前は何もなさそうな感じであるが、とりあえず、駅前に食堂があるかどうか探す。 すると、暗い駅前であったが、「TEMPLE」という看板の店を見つける、良さそうな感じの食堂で、中はたくさんの人で賑わってるし、客層も悪くなさそう。 中に入ると、笑顔のかわいい、高校生ぐらいの黒人の女の子が迎えてくれた。入り口から入ってすぐのテーブルの椅子に腰を下ろしたら、女の子が英語で「寒いから、中の席に移ったらどうですか。」と気を利かせてくれ、そのようにする。 隣のテーブルでは白人の若者が寿司を食べていた。そうか、ここは日本料理の店なのかと気が付く。最初、本場ポルトガルのテンプラの店かと思ったら「テンプル」だったのね。 メニューを見て、何を食べるか迷う。寿司は食べたいが、たくさんは食べたくない。そんな感じで迷っていたら、黒人の女の子が来て甲斐甲斐しく、まるで日本人の女の子のように世話を焼く。こちらの考えがわかるかのように、様々な料理が食べて、15ユーロというセット料理を提案してきた。そして、海老は好きかって感じで、メニューを見せながら説明してくれ、セットメニューを完成させてくれる。飲み物はビールにした。
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エビフライは、甘いチリソースで食べる。それと、海老の串焼き。海老が重なってしまった。味は可もなく不可もなくだが、やはり日本食なので食べやすかった。そして、エビフライは日本のソースが欲しかった。
お寿司のテンプラ。料理として存在してなくてもおかしくないが、いざ目の前に出てくると、少々、ド肝を抜かれる。左は卵、サーモン、アボカドが入って、甘いたれがかかっている。右はサーモンの細巻きで海苔で巻いている。上にマヨと醤油。なかなか食べられた。
アボカドが入ったサーモンロールとクリームチーズが入ったサーモンロール。しょうがの入ったマグロロール。サーモン寿司とあぶりサーモン寿司。刺身はまぐろ、ホタテ、サーモン。刺身はどれも新鮮でおいしい。特にホタテは北海道で食べるのと遜色なしで満足。
醤油がないのでお願いしたら、徳利に入れて持ってきやがった。
大根のつまは太目。 結構、量が多かったが、全部食べてしまう。日本食としては亜流であり、おいしいというのは認めたくないが、まあまあいけた。 隣の白人男性二人組の若者は、結構余していたけど・・・。 件の女の子が来て、にこやかに何か言っているけど、聞き取れない。メモ帳に書いてもらう。
おー、まさにおもてなしの心だね。本当は日本酒も頼んでみたいけど、13ユーロと高い。食事代と同じぐらいの額なので差し控える。 会計に行ったら、店主のような人はがっちりした若い中国人っぽい男性だった。なるほど、納得な感じ。海外には外国人が経営している日本料理屋が多い。ともあれ、満足してホテルに戻る。 今思えば、女の子と一緒に記念撮影してもらえば良かったな・・・・。 次回は ブラガの街散歩と、リスボンへの鉄道での移動の話です。
2020年06月06日
女性係員からチケットを購入。やはりというか安いバックスタンドの席を勧められるが、少し高い15ユーロのメインスタンドの席を購入する。チケット売り場からスタジアムまで結構離れていた。このスタジアムは昔の採石場の後を利用したとのことでゴール裏にすぐ岩肌が見える。スタンドはメインとバックしかない作りになっている。 ユーロ2004をテレビ観戦した時、すごく印象に残ったスタジアムだった。なので一度訪問したいなって思っていた。
手前がバックスタジアムで、メインスタジアムに行くにはピッチの下の地下通路を通っていく仕組み。ポルトのスタジアムと同じような感じ。
人気のない地下通路を歩く。
バックスタンドのコンコース。結構広い。売店が2か所しかなく、ビールとホットドックぐらいしか売ってない。しかし、ここはスタジアム内でビールを買うことができた。残念だったのは、グッズを売る店が中にも外にもなかったことだ。
ビールはやはり小さなコップ。ホットドックを頼むと、「少し待てるか」と聞かれ、もう一つのお店から運んできた。アルミホイルに包んで手作り感満載。基本的に冷たくておいしくない。ソーセージもまずい。でも細いフライドポテトがなかなか良いアクセントになって不思議と食べられる感じ。
ゴール裏はこんな感じです。
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勇者のマスコットが愛想ふりまいてました。
霧が出てきて寒くなってきました。20時開始なのでさすがに子供は少なかったです。
先週紹介は、ホームチームも手早く進んでいく感じ。
サポータソング流れるけどいまいち盛り上がりに欠ける。 試合前になると空席だった自分の周りが、結構な人数埋まった。
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ブラガは、ベンフィカ、FCポルト、スポルティングの上位3チームに次ぐくらいの実力と人気のチームである。なので、サポーターの熱さもそこそこ感じられたが、ゴール裏にサポーターがいないのは寂しい。ゴール裏のないスタジアムに接して、ゴール裏の文化をなくしてしまったかなとも考える。 DJがなにやら行って「ボラ、ボラ」の掛け声で試合始まる。ボラはネットで調べるとボールの意味。
ブラガの対戦相手はCDトンデラ。 CDは4バック、3ボランチを展開によって、5バック、2ボランチにする。5バックになったら、サイドにスペースを与えない。 ホームサポ、ずっと「ららら」って歌い続ける。おそらく、ビートルズの「ヘイジュード」と思われる。 ブラガサポはブーイングの代わりに口笛を多用している。 ブラガは、相手が5バックにしている分、それに対抗してか、両サイドを広くとっている。しかし、ブラガはどこにもボールを出せなくなって窮屈になってきた。 30分過ぎ、CDトンデラの選手が、ボールをうまく奪って、GKと1対1になって得点。 ブラガサポーターは口笛を吹く。
動画で確認すると、センターラインでボール持っていた36番ブルーノ・ヴィアナ(ブラジル)からCDトンデラ15番ジョン・ムリージョがボールを奪いゴール前まで進みゴール。 その後、ブラガ、ゴール前から至近距離でシュートを打つも、DFに防がれる。 動画で確認すると自陣からのロングボールを77番トリンコンがうまく抜け出してキープし、ゴール前の21番オルタに渡りシュートするも、CDトンデラ3番ヴィートルトルメナに防がれる。 トリンコン選手は私が試合観戦した後、バルセロナへの移籍が決まりました。2月にそのことを投稿して、プレーに記憶がないって書きましたが、このうまいパス出しは覚えていました! 動画見て、ああこの選手だったかって感じです。覚えていて良かったw 前半終了、ふがいない戦いのせいか、スタンドのあちらこちらから口笛が鳴る。
さて、次回は後半戦と日本料理屋で世話してくれた可愛い女の子の話です。
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