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カキと合う日本酒は

2013年12月15日

とうとう本格的な冬に突入のようですね。昨日は落ち着いていたけど、一昨日はもう吹雪のなか帰ってきました。

昨日は、サロマの師匠から、カキとホタテが届きました。

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ありがとうございます!!

これはカキに合う日本酒を買わなければならないと思い、昨日も和服美人のいる酒屋へ行ってきました。

「生ガキに合う日本酒ください!!」今回はこちらから先制攻撃です。

生ガキがうまく聞き取れなかったらしく、何度か聞き返されましたが、なんとか着弾したようです。

「今日、サロマから生ガキが届いたので、それに合う日本酒がほしいんですよ。」と言うと

和服美人さんは「生ガキいいですね、いいですね。」と連呼され、それは商売上の言葉でなく、本当に生ガキいいですわねという表情であり、私が次の言葉を発しても、その言葉をかき消しながら、しばらく生ガキの世界にトリップしているようでした・・・。

しかし、その後は凄かった。「うーん」とうなり声をだしながら、出してきてくれたのは、ワインのようなボトルに入った日本酒。なんでも、日本酒では珍しく黒麹を使っているもので、クエン酸が含まれているとか。火入れして1年間だか2年間だか熟成させているとか。また、自分の中では専門的でよくわからなかったので、火入れって何ですかと質問すると、「生野菜か加熱している野菜かの違いですね。」とわかるようなわからないような言葉が返ってきました。

秋田の天の戸「KURO」を買うことに決定。「このお酒は日本酒好きの人にも、日本酒が嫌いな人に愛されているお酒ですね。クラッカーにクリームチーズを載せたものや洋食にもすごく合うんですよ。」と和服美人さんが仰っておりました。

ただ500MLと量が少ないのでのうもう一つ買おうと、和服美人さんに探してもらいました。今度もうーんと悩みながら、「酸度の少ない奴はどれか」とか「加水したもの」とかぶつぶつ言いだしました。「どうして酸度の少ないものなんですか?」と私が疑問をぶつけると、「カキにレモンをかけるから酸度が少ない方がよいと思って・・・」とのこと。なるほどね・・・。

「ワインでもいいですよ」と私が言ったので、いったんワインに動きかけたのですが、ワインはあまり詳しくないようで、説明の仕方に情熱がこもってないように感じたので、やはりもう1本も日本酒にしてもらうことにしました。

「じゃあ、今度はさっきの日本酒と全正反対のものにしちゃいます。」と俄然はりきる和服さんでありました。持ってきてくれたのは、奈良の風の森というお酒の搾りたての生原酒。発泡性のお酒で、シャンパンをイメージして選んでくれたようです。

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さて、家に帰り、さっそく、天の戸の「KURO」とカキ。
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カキは生は少し怖かったので、電子レンジでさっと温めました。ウィスキーのような色の「KURO」。いやあ、びっくりするほどカキと合いましたね。ワインよりも優れてました。誤解を恐れずに言うと、このお酒、ワインのようですが、ワインから酸味や渋みをとったような感じで、その渋みや酸味がカキにあわない感じなのので、ワインと日本酒の良いどころとりをしたお酒と言えましょう。

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続いて、発泡性の風の森。ホタテともカキともあいました。よろしゅうございます。疑似シャンパンとしてもう一度クリスマスあたりでのみたいですな。

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せっかくなので、ホタテやカキはフライにしてみました。こんびに🎵の自作です。タルタルソースをたっぷりかけて、今日買ってきた日本酒にすごくあうな・・・。

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ホタテのフライは半生でジューシでした。

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醤油をたらして焼いて食べてもおいしいホタテ。

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少し残ったのでかきめしにし今朝食べました。



post by こんびに🎵

09:42

コメント(5)

この記事に対するコメント一覧

大阪帰りの道産子

Re:カキと合う日本酒は

2013/12/15 11:55

こんびにさんこんにちは(^o^)/   >びっくりするほどカキと合いましたね。ワインよりも優れてました。   そうなんですよ!カキと白ワイン(シャブリでもそうですが)だと生臭くなるのですが 日本酒ではそれがあまりありません。でもカキに一番合うのはウォッカの炭酸割り だとボクは思っています。魚卵にもウォッカは合うので是非お試し下さい(^o^)v   10年程前に「真実の調理人」と言うMBSの特番(JNN系全国放送)で大阪の会社の クルーがフランス取材をしました。ところがパリからリヨンの乗り換えてリヨン空港で 撮影機材や個人の荷物が届かず撮影スケジュールが大幅に狂いました。 以下は撮影スタッフのM方君の話です。    お詫びの意味か帰りのエールフランスは全員ファーストクラスにアサインされていました! (エスパス180と言い完全フラットの個室感覚シート)  そこでオードブルに蒸し牡蠣とキャビア等が出たそうですが、CAさんはウオッカを持って来て 「ソーダで割りますか?ビールで割りますか?」と聞いたそうです。ビール割りは英国人に 多いようです。ウィスキーもビールで割りますから。ワインは生臭くなるので勧めませんでした。   その後の料理も美味だったようです。それにしても料理番組の取材で帰りの航空機での 料理が一番美味しかったのは珍事かも(^^;)

こんびに🎵

Re:カキと合う日本酒は

2013/12/15 16:59

おーどさんコメントありがとうございます。 実はカキにワインは合わないというのは、中学生ぐらいの時に読んだ、漫画「美味しいんぼ」で知識としては知っていたものの、大人になってから、白ワイン(シャブリ?)と食べる機会があったのですが、そんなに違和感感じずにいましたが、やはり比べてみるとカキと合うのは日本酒ですね。でも、ウオッカの炭酸割り良いですね。今度機会があったらやってみます!! ウオッカはどんなの買えばいいんですかね。買ったことありません。 ファーストクラスは一生に一度は乗ってみたいな。JALのスチュワーデスが昔よくやっていたという伝説のキャビアのお茶漬けがたべてみたいです。

かもめ

Re:カキと合う日本酒は

2013/12/15 21:04

こんばんは。 楽しい話題で、私も参加したい気持ちが大いにあったのですが、有機酸の多いワインは魚介類の臭みを助長することは釈迦に説法だろうと思ってコメント控えてました。 ちなみに、私がフランスで一番美味しかったと思うのは、列車食堂のウサギのソテーでしたが、列車ならわかりますけど、飛行機というのは凄いですね。 パンナムのCAがこっそりキャビアを持ち帰ったのは良く聞く話ですけどね。 ウォッカについて、私の想い出話を一つ。 私はウォッカは、そのまま飲むのはあまり好きでありませんが、梅酒やオレンジジュースなどとカクテルにするのが好きです。 ポーランドの銘酒、ズブロッカが好きです。 初めてズブロッカを飲んだときですけど、ボトル1/4くらい飲んで、さあ、もう今夜はこれでおしまい、ということで瓶を下げようとしたら、中に異物があるのに気づきました。 「あれ、スパゲティーが1本入っている」「いつ入れてしまったのだろう?」「飲み過ぎたのか・・・・反省!!」 ということで、自己嫌悪に陥って半分酔いが醒めてしまったことがありました。

かもめ

追伸

2013/12/15 21:11

ウォッカを買ったことがないのなら、ズブロッカをご存知ないかもしれないので、ご説明すると、バイソングラスという香草が1本、瓶の中に入っているのです。 てっきり酔って自分でスパゲティーを入れてしまったのだと思ってしまったんです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BA%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AB なぜかこのウォッカ、意外とマイルドで飲みやすいのです。

こんびに🎵

Re:カキと合う日本酒は

2013/12/21 07:54

かもめさん、コメントありがとうございます。遅レスすみません。 ズブロッカはどこかで飲んだ記憶があります。確かに飲みやすかったですね。10数年前にトルコ料理屋で飲んだラク酒のような感じでもあったけど違ったかな。一応検索かけてみたら、香草を使っている点では共通点はあるようです。 フランスで一番おいしかったのはパリ・モンパルナス駅で食べたクロワッサンかなw 風邪ひいて体調悪かったので、濃いものがあわなあかったのですw ちなみに私の飲んだ日本酒、酸味をとったような感じと書いてしまいましたが、翌日、じっくり味わってみると、どの日本酒よりも酸味を感じましたw そういう意味ではワインに近いんでしょうね。だからほどよい酸味がワインよりもカキにあっているってことなのかもしれません。

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