今週の水曜日、木曜日、空知から釧路へ引っ越す友人の手伝いに同行しました。

釧路に２１時過ぎに到着し、徹夜状態で引越しの準備して５時間かけて運転してきたにもかかわらず、夜の街へ繰り出そうと言う友人のタフネスぶりには敬服いたしました。


ちなみに私は積み込みの手伝いしかしなかったので元気でありますｗ


タクシーで釧路の末広へ出て、赤ちょうちん横丁へ向かいました。赤ちょうちん横丁とはその名の通り、赤ちょうちんがたくさん連なっています。

４畳半ぐらいの狭い店内にはＬ字型のカウンターがあり、６人入れば満杯になってしまう店内に４人の客が押し掛けました。当然、店は貸し切り状態。

一軒目はおばあちゃんがやっている焼き鳥屋へ。ビールを頼むとスーパードライの中瓶と、不揃いの小さなコップを数個渡されます。次に渡された取り皿は「くまのプーさん」のかわいい絵柄。なぜか、それはみんな揃っていましたｗ

カウンターには、弁当箱大のタッパに入った、毛蟹の剥き身に、甲羅にたっぷりつまった剥き身が置いておりました。気になっていると、おばあちゃんが「全部食べちゃっていいよ」と一言。ありがたくいただきましたｗ　

「甲羅の蟹は、箸でよくみそを混ぜて食べな」とおばあちゃんにアドバイスされます。おいしゅうございました。

さらにはビニール袋にたくさん入った卵焼きなんかも渡してくれて、「全部食べていいよ」だってｗ　卵焼きは料亭で出る卵焼きのようで、見た目も味もよろしかったです。でも、ビニール袋で大量に渡されると、あんまり食欲湧かないかなｗ

肴は、ホルモン焼きと砂肝を注文。網で焼いてくれ、焼きあがると、どんどん箸でカウンターに置いてある皿に入れてくれます。

お酒はビールから日本酒の熱燗へ。まだまだ熱燗が嬉しい季節です。体が温まりました。

店のおばあちゃんは８１歳とのこと。８１歳にはとても見えませんでした。元気に働けてよろしいですな。

２軒目は、同じ赤ちょうちん横丁のお店。すでに先客が二人いました。
このお店は友人の常連のお店らしく、ボトルキープしていた鍛高譚を出してもらい、お湯割りでいただく。鍛高譚、飲みやすくってついついいってしまうだけど、アルコール度高いので注意。

カウンターの端に座っているおじさんが、やんちゃそうな少年の瞳をしている人で、次々話しかけてくる。他の客との触れ合いも狭い店ながらな気もする。

でも・・・。話の中身が、ビーバップハイスクールばりの昔のやんちゃ話で少し萎えましたｗ　千代が●海岸での暴れん坊ぶりを懐かしそうに語るおじさん。良き時代だったんだろうな。

そんなおじさんが、どこからかいかの刺身とマグロの中トロを持ってきてくれてごちそうになりました。こんなのなかなか食べれないだろと自慢げのおっさん。確かにおいしかったです。ごちそうさま。

近くのホテルに泊ると言って店を出たおじさん、どうやら水産加工会社のお偉いさんのようでした。

そうだ、そのおじさんから泉屋本店のスパカツは地下で食べるもの方が１階で食べるものよりうまいという有益な情報をいただきました。今回は行けなかったけど、機会があったら行きたいですな。