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雪崩現象はギリギリ止まった?

2016年05月08日

今夜の試合で 清水 vs 岐阜 が引き分けて私は少しホッとしています。
清水が勝った場合、次の試合で順位をひっくり返されてしまう恐れがありますから。

さてプロボクシングの世界では、昨年11月に三浦隆司がKO負けで王座陥落以降
3月には 『神の左』 の山中慎介が、判定勝ちで何とか防衛に成功したものの
第3ラウンドに2度の痛烈なダウンでかなり危うかったし
つい先日、あの内山高志がまさかの2ラウンドTKO負けで12度目の防衛に失敗。
田口や河野らが防衛してはいるものの
三浦・山中・内山といった世界でも注目されているKOパンチャーの陥落や大苦戦は
あたかも日本ボクシング界の雪崩現象のように感じ
ここで井上尚弥までもが雪崩に飲み込まれてしまうのでは・・・・・・と心配でした。

その井上尚弥でしたが・・・・・・。

【WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ】
王者 井上 尚弥 判定 3-0 挑戦者 ダビド・カルモナ (メキシコ)

異常なほどに打たれ強いランキング1位のメキシカンを倒し切れないまま
最終12ラウンドに突入。
採点では圧倒していたものの、KO勝利を期待していただけに物足りない展開。
しかし最後はボディブローの応酬で打ち勝った井上が
ラウンド中盤から顔面への連打を繰り出し、タフな挑戦者はたまらずダウン。
立ち上がったメキシカンに襲いかかった井上でしたが
解説の具志堅用高さんが 「WBOは試合をなかなか止めないんだよ~」 とボヤき
挑戦者は12ラウンド終了のゴングに救われKO負けだけは免れました。

1462710184-inoue01.JPG

結果はもちろん大差で井上の勝利。
世界戦5度目で初めてKO勝ちを逃しましたが山中のように苦戦したわけでもなく
この辺で雪崩現象は無事おさまったんじゃないかな~という印象です。

1462710193-inoue02.JPG


セミファイナルの方は見どころのない試合に終わりました。

【IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ】
王者 八重樫 東 判定 2-1 挑戦者 マルティン・テクアペトラ (メキシコ)



post by hiroki

21:50

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