日本の小学校教育について外国人が持つイメージですが 小さい頃からの教育により礼節で秩序ある素晴らしい国が 築き上げられている歴史を称える声は多いものの 教室や廊下などの掃除をさせているのは やや理解が難しいという人も まあまあいるらしいです。

掃除で収入を得ている人の仕事を奪っているという考え。

そういえばサッカーW杯で試合後に日本人サポーターが 客席のゴミを集める場面が海外から称賛されたけど それに関しても 「清掃をする役目の人から 仕事を奪っているのでは？」 の批判が一部ありました。

こういう考えは日本育ちの私なんかには理解できないな とは言いつつ・・・ 自分の小学生時代を振り返ってみると 特に男子は掃除当番をサボるのが結構普通だったりして 大抵は女子と真面目男子だけで行い サボるタイプの男子はたまに気が向いた時か 先生に注意された時だけ掃除をして帰っていましたね。 ちなみに私は真面目ではない生徒でしたｗｗ

掃除から飛躍しますが、高校時代は工業系だったので 私は週イチで午後から３時間は電気の実習でした。 ６人くらいのチームで実習をしてレポートを提出し 先生の質疑応答を経て単位をもらえる流れの中 実際は配線して実習をするのは真面目な３人。 あとの３人はホウキをバット代わりに野球を楽しむ。 時には打った球が実習をしている生徒の頭に当たったり。 少し反省して、実習で出た数値データのメモ取りや グラフ作成を手伝ったり・・・そんな感じの３年間。 真面目に実習をしている連中に言わせると 「理論を分かっていない奴らは実習の邪魔なので むしろ遊んでもらったほうがマシ」 とのこと。

掃除をサボったり実習時間に野球をしたりのタイプも 社会に出れば大体は巧く立ち回っていくわけです。 不思議なことに・・・。