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日高の牧場

2025年12月11日

 1975年頃、世界に通用する強い馬づくりという大きな目標が提唱されてから日本の競馬会は大きく動いた。最大の目標はフランスで行われる凱旋門賞。このレースを日本馬が優勝することである。  そして1981年にジャパンカップを創設し、海外の競走馬を招待した。一流の外国馬は出走しなかったものの、日本馬は5着が最高順位。海外との差を痛感させられた。

 今でこそ国内G1レースに外国産馬が出走するのは普通だが、1900年代はクラシックレース (皐月賞、ダービー、菊花賞、桜花賞、オークス) への出走は出来ず、平場の一般レースも門戸が狭かった。  しかしそれでは世界に追いつけないので外国産馬出走可能枠を広げると、馬主達は強い馬を求め、外国産馬を買い付けるようになり、サラブレッド産地として有名だった日高地方の馬が売れなくなっていった。それにより細々とやっていた牧場は廃業が相次ぐ事態に。自分の牧場にいる繁殖牝馬に何とかして強い馬を産ませようとしても莫大な種付け料は用意できず、血統を研究し安価な種付け料の種牡馬を付けて奇跡を願うしかなかった。結局のところ生まれた仔馬を買う馬主は現れず、セリに出しても買い手はなし。零細牧場では競走馬になれない馬を育てる金銭的余裕もなく、可哀想だが殺処分され馬肉として処理するしかないケースが多々あった。

 だが一方で日本競馬のレベルは徐々に上がり、現時点で凱旋門賞こそ最高2着に留まっているが、ドバイワールドカップやアメリカ最高峰と呼ばれるブリーダーズカップクラシックなどを制するようになった。  また、TBS日曜劇場では北陵ファームとなっている社台ファーム関連で、その社台グループが中心となって設立した日本競走馬協会が主催するサラブレッド最大のセリ市が2006年から本格的に始まると、どの馬にも買い手がつくチャンスが生まれ、前述のような可哀想なケースは激減し、日高管内の牧場も息を吹き返してきた。近年ではセレクトセールで静内農業高校の生産馬も落札している。

 私が競馬の話を始めると止まらなくなるので、この辺にしておきます (笑)


post by hiroki

05:25

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