北海道にとっての夏の甲子園は終了。 これで明日から涼しくなれば良いのだけど そうはならない・・・。

北海高校は地区予選で隙のない野球をしても 甲子園ではまるで別のチームに変貌し 敗れてしまうケースが多々ある。今年もそうだった。

５回ウラに一挙３点を奪って同点にした時は 勝てると思ったが ７回表に大黒柱のエース浅水君が ノーアウトから四球で歩かせ、送りバントを ２塁へ悪送球してリズムを狂わせてしまうと 他の野手も連鎖するようにミスを続発。 ６失点というビッグイニングを作られてしまった。

終盤は追い上げを見せたものの 下馬評でもＣクラスだった相手に10点も取られた。 平川監督も談話で 「５つもエラーしては勝てない」 と。 ごもっともな話だ。

これで北海は春夏通算で35勝54敗となった。

北海野球部の歴史は古いが今後も更に続いていく。 1963年春と2016年夏の準優勝を超える成績を いつの日か必ず実現してくれることだろう。

これで引退となる３年生は本当にお疲れ様！

大会３日目の第４試合で 旭川志峯を３－１で破った広島の広陵高校だが なんと本日になって出場を辞退した。

既に敗れた旭川志峯の復活は無しで 広陵と２回戦で対戦する予定になっていた 三重の津田学園が不戦勝で３回戦進出を決めた。

暴力事案における広陵高校側のずさんな対応と 日本高野連のいい加減な処置が 高校野球界に大きな汚点を付けた事になる。

今はSNSで何でも簡単に拡散される時代だ。 おそらく今後も同様の事案が発覚するだろう。 実際に部活のパワハラを黙認しているような学校は 戦々恐々ではないだろうか。

広陵高校の選手たちが可哀想だとは思わない。 実際に暴力等の行為を実行していた選手は勿論だが 実行に加わっていない選手も黙認していただけ。 本当に何も知らなかったと言えるだろうか。 広陵高校野球部は廃部処分に値すると思う。

甲子園では朝８時開始の第１試合が間もなく終わる。 しかし今の時点で 足が攣ったりして担架で運ばれる選手が複数。

水分や塩分の補給は常々しっかりやっていても こうして途中交代を余儀なくされる選手が次々と出る。

昔は運動中に水分を摂るのは良くないと言われていた。 体が冷える、重くなる、胃の具合が悪くなる さらには水を我慢することで精神を鍛えるとも。

夏の甲子園で選手がバタバタ倒れるシーンは年々増加中。 水分補給がタブー視されていた時代に こんな事が滅多に無かった理由は 年々少しずつ気温が上昇しているからなのだろう。

高校野球も数年前から給水タイムを設けたり 最も暑い時間帯は試合をやらないなど対策はしているが あまりにもゆっくり過ぎて・・・。 もっと思い切った変更が必要だろう。

そもそも暑い地域で真夏の昼間に屋外スポーツを 長期間に渡って開催するのは健康上の問題が大きい。 憧れの甲子園から高校野球の歴史を転換する時期だろう。

春は甲子園開催のままで問題ないが 夏の選手権大会は室内型の野球場で行うか 試合を夕方から行うなど発想を変える時期だと思う。

第107回全国高等学校野球選手権大会が本日開幕。 今回初の試みとして開会式は夕方16時に開始。 その後1試合のみ行い、明日からは4試合が続きます。 4試合の場合、第1試合が8時開始。 第2試合まで行い、第3試合は16:15から。 明後日登場する旭川志峯 (旧:旭川大) は第4試合なので 開始予定が18:45となっています。 第2試合が長引いた場合 13:30を過ぎると新しいイニングへは入らず 日を替えて続きを行います。 第4試合も同様で22時を過ぎたら続きは後日です。

今回優勝候補の一角である群馬の健大高崎は 158kmの剛速球エース石垣元気君を擁していますが なんと彼は登別の子です。 昨年のセンバツで優勝した時も全試合で投げています。

打ちずらいボールを投げる浅水投手擁する北海高校は 10日 (日曜) の第2試合で登場します。

プロ野球は2027年からセ・リーグもDHを採用。 野球界もどんどん様変わりしていきますね。 夏の甲子園も涼しいドーム球場開催に変わる日が 案外近いのかも知れません。 エスコンフィールドなら生徒たちもやりたがるかも。

夏の甲子園を目指す地区予選がたけなわで 今日は15の府県で決勝戦が行われました。

多くの試合を配信でチェックしつつ 沢山の感動ドラマを目にして心が洗われる思いです。

ここまで38道府県の代表が決まって残りあと11校。 順調にいけば明後日 (火曜) に全て出揃います。 今のところ初出場は埼玉県や愛知県など４校で いずれも春夏を通じ初の甲子園です。

相変わらず常連校が非常に多い中 今日は大阪桐蔭、東邦、作新学院が敗れています。

３日連続のエスコンフィールドから帰宅。 （明日は仕事なので行けません）

本日は北大会の準決勝２試合が行われました。

明日の決勝戦は 白樺学園 － 旭川志峯

白樺学園が勝つと２年連続５回目の甲子園。

２年前に旭川大学高校から改名した 旭川志峯が勝つと３年ぶり11回目の甲子園。

どちらも頑張って！

先ほどエスコンフィールドから帰宅しました。

事実上の決勝戦とも言われた立命館慶祥を破ると 尻上がりに調子を上げながら 強豪校を次々と撃破した北海が南大会を制し 2年ぶり41回目の選手権大会出場を決めました。

好投手同士の息詰まる戦いでしたが 5回ウラにセーフティーバントでの出塁から チャンスを広げ、2点タイムリー安打で先制すると さらに満塁から6番打者の佐竹君が ライトスタンドへ殊勲のグランドスラムを放り込み ６－０と大きくリードしました。 投げてはエース浅水君が札幌日大打線を3安打完封。 2塁ベースも踏ませないナイスピッチングで 見事に甲子園行きのキップを手にしました。

浅水君は急速120キロ台後半ではありますが サウスポーから独特の腕の振りで 尚且つ キレがありコントロールも良く どの対戦相手も非常に打ちにくそうでした。 札幌支部予選から今日まで25イニングと1/3を投げ 被安打12、失点2、自責点1という素晴らしい成績。 なお 失点2は準々決勝 北照戦でのものです。

札幌日大は140キロ台後半の速球投手 窪田君を 準決勝では温存して今日の試合に臨みましたが 5回ウラに2点タイムリーを打たれた直後に マウンドを降り、2番手投手が満塁本塁打を浴びて 2年連続の甲子園出場は逃しました。 しかし札幌日大もハイレベルな素晴らしいチーム。 好投手を擁すチームとの対戦が続き 打線が不調に陥ってしまったのが残念でした。

さて私は明日もエスコンフィールドへ通います。 （なにせ近いので気軽に行ける） 北大会の準決勝2試合、しっかりと選手たちの 頑張りを応援して来ようと思います。

今日から４日連続、エスコンフィールドで 夏の甲子園を目指す球児たちの熱い戦いが行われる。

本日　南大会 準決勝　10:30～ ① 札幌大谷 vs 札幌日大　　② 駒大苫小牧 vs 北海

明日　南大会 決勝　13:00～

21日　北大会 準決勝　10:30～ ① 士別翔雲 vs 白樺学園　　② 旭川志峯 vs 帯広大谷

22日　北大会 決勝　13:00～

生配信や現地観戦で、ある程度観てきたけど 南は札幌日大、北は白樺学園が それぞれ２年連続の甲子園出場へ向け順調だ。

駒苫と北海は苦労しながら勝ち上がってきた。 両校エースは打ちにくい球を投げるので面白い存在。

札幌大谷の五十嵐監督は駒苫が2004年に 北海道勢として甲子園初優勝した時 ２年生ながらレギュラーでサードを守り 翌年も２番打者として大活躍し 実に1948年以来の夏２連覇に大きく貢献した選手。 彼が部長に就任以降、大谷は急激に強くなり 2019年のセンバツでは甲子園で１勝した。 昨年４月から同校の監督となったが 何かを持っている人だと私は思っており 今日の日大戦で勝てば甲子園へ行きそうな気もする。

そして駒苫の監督は五十嵐さんの１年先輩で 甲子園初優勝チームのキャプテンだった佐々木さん。 駒苫では倫理の教諭をしており 駒苫ＯＧの職場同僚は授業を受けていたそう。 相変わらずの男前で女子生徒に大人気らしい。 決勝が札幌大谷と駒苫のカードになれば 甲子園優勝チームメイト監督対決となり注目だ。

北は白樺と旭川志峯の決勝になる可能性が高そう。 試合巧者の旭川志峯は ２年前に校名を旭川大学高校から改称した。 旭川勢は、とにかく明るい安村が 背番号13でベンチ入りしていた旭川実が 1999年に甲子園で２勝した後 2000年から現在まで甲子園では初戦で14連敗中。 もし出場を果たしたら連敗に終止符を打ってほしい。

なお４日連続で行われる南北大会はNHKが生中継。 決勝戦２試合はHTBでも中継される。 私は今日から３日連続でエスコンに通う。 北大会の決勝は残念ながら仕事なので観れない。

高校野球選手権 (夏の甲子園) 南北の北海道大会は 南がベスト４が決定。北は明日ベスト４が出揃います。 それぞれ支部予選を勝ち抜いた16校が 南大会・北大会に出場する形をとっていますが 来年から支部予選は無くなり 他都府県のように１つのトーナメントとなります。 もちろん南大会と北大会は別々です。

ただし２回戦までは同じ支部の中で対戦します。 そして３回戦 (ベスト32) からは 南が札幌と函館、北は旭川と帯広で試合が行われます。 　　南：函館オーシャン、札幌円山 (来年はモエレ沼) 　　北：旭川スタルヒン、帯広の森 32校のトーナメントで頂点に立つには５勝が必要。

今年までのやり方だと南大会または北大会へ進むのに 支部によって１勝で良い所と３勝が必要な所があったり 小樽支部は南大会の枠が１しかないため 絶対的に強い北照が毎年勝ち上がってしまうので 他の学校には殆どチャンスが無いという現実もあったり そういうのを解消するための措置だそうです。

準決勝・決勝は南北とも当面は エスコンフィールドで行う予定とのことです。

第107回 全国高校野球選手権大会へ向け 南北海道大会が今日から開幕。 先ほど最初の試合が始まり 昨年の南大会ベスト４札幌光星と札幌大谷が試合中。

昨年４月に就任した札幌大谷の監督は 2004年に北海道代表として甲子園で初優勝し 翌年２連覇を果たした駒大苫小牧のサード五十嵐さん。 2004年は２年生ながらサードのレギュラーとして 恐怖の９番打者と呼ばれました。 2005年も２番打者として攻守に渡り活躍。 昭和23年以来となる夏連覇に大きく貢献しました。

監督２年目の五十嵐監督が 生徒たちを甲子園へ連れて行く事が叶うか注目です。 ちなみに監督の前は部長を務めており 2019年のセンバツ甲子園で１勝しています。

南大会では２つ勝ってエスコンフィールドで 19日に行われる準決勝へ駒を進めたいところでしょう。

千歳で用事を済ませた後 一気に北上してモエレ沼公園へ。

昨年まで高校野球の札幌支部大会は 円山球場と麻生球場 (一部 野幌総合運動公園 野球場) で行われていましたが 今年は麻生球場がリニューアル工事中につき モエレ沼公園球場が使用されています。

という事で早速行ってみましたが なかなか良い野球場でしたよ。

駐車場に着いたのが13時頃だったので気温は33℃。 そんな暑さの中、無謀にもモエレ山の頂上へ。

標高62.4ｍから野球場を見下ろすと、こんな感じ。

ガクガクの膝で急な階段を降り、ようやく観客席へ。

麻生球場は来年のGW前頃から使えるそうですが 今度は円山球場の工事を始めるとのこと。 そうなると来年もモエレ沼公園球場を使用かな。

順調に日程が進むと 来週の月曜に札幌支部代表９校が出揃います。

第97回 選抜高校野球大会 (甲子園球場) は ７日目まで順調に日程を消化し 本日の第３試合でベスト８進出を狙った東海大札幌は 春夏通じ甲子園初出場の浦和実に２－８で敗れました。

東海大札幌は１回戦で５失策、今日も４失策と 守備ではチカラを発揮できなかったですね。 イージーな内野フライを落球するなど らしくないエラーが目立ちました。

５月には春季大会が、 そして６月には夏の甲子園の予選も始まるので 春夏連続出場を目指して頑張ってほしいと思います。 なにせ２人のエース級ピッチャーや 強打を誇る双子の太田兄弟もいるのですから。

甲子園球場では 第97回 選抜高校野球大会 が行われています。 3日目の第3試合には21世紀枠で選抜された 長崎県立壱岐高校が、優勝候補の東洋大姫路と対戦中。

壱岐高校は離島ということで 練習試合をするにも九州本土までフェリー移動。 (壱岐商業高校も硬式野球部はありますが 昨年秋からの新チームは人数が集まらなかった模様)

そんな厳しい環境の中でチームを強化し 昨年の秋季長崎大会で準優勝。 続く九州大会でもベスト8進出を果たして 21世紀枠で悲願の甲子園切符を手中に収めました。 春夏通じて初の甲子園です。

ベンチ入り20名の選手は全員が島内中学校出身。 その中学時代に実績を残した子が多く 島では 『壱岐の黄金世代』と呼ばれていたそう。 本土の強豪校からスカウトもあったでしょうが みんなで島の高校へ進学して甲子園にやって来ました。

私はこういうエピソードが大好物で 過去にも青森の三沢高校 (昭44夏の甲子園決勝で延長18回引き分けの末に 翌日の再試合で惜敗し準優勝。 1人で投げ切った太田幸司は近鉄の大エースに) そして北海道の中標津高校 (平2夏の甲子園初戦で和歌山代表相手に惜敗) などもスカウトを断って地元の高校に集結し 甲子園出場の夢を叶えています。

その壱岐高校は初回に2点を先制しましたが 総合力の高い東洋大姫路に逆転され 現時点では次のようなスコアとなっています。