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国立近代美術館・・・仏伊旅行20(三日目)

2012年01月29日

20120129-12.JPG
↑ ショッピングセンターと思った建物は国立近代美術館でした(苦笑)。


地球の歩き方を見るとパリ三大美術館の一つで20世紀初頭から現代までの美術の展開を追うことができるとのこと。ピカソ・・・・ダリ・・・藤田嗣治の絵が見ることができる・・・・。

藤田嗣治!! 藤田嗣治というと・・・・

http://www.consadole.net/tetsu96/article/709

2008年7月に道立近代美術館で、彼の絵を見ました。うわぁ、パリで藤田嗣治の絵が見られる♪

嬉しくなって入ることにしました。

でも、間違って特別展の方に並んでしまいました。凄い行列ができていて、人気のある美術館なんだなと思ったら、パンフが置いてあってどうやら「ムンクの生涯」という特別展をやっているらしい。おームンクの絵もみることができるとはと思って、そのまま並んで入口に来たら、「チケットを見せろ」と言われる。

「たはは、そうか、ここは別料金か」また、チケットを買って並びなおさないといけない・・・・。常設展見てから戻ってこようと思ったんですが、さすがに疲れてあきらめました。

そして、常設展、ピカソの絵が何点か飾っておりました。

さて、ここの美術館は撮影自由でしたので何点か撮影してきました。

20120129-13.JPG
↑ピカソの絵です。

20120129-14.JPG
↑これもピカソの絵だったと思う。


いやあ、ピカソの絵って正直良いのかかどうかわかんない。インパクトがあって頭に残るんだけど、それがはたして良いかどうかまでは・・・・。

はじめて越乃寒梅を飲んだ時と似ているな。何歳の時かは忘れましたが。凄い酒とはわかるんだけど、なんだかべっとりとしていてこれがうまいかどうか・・・・。あくまでも好みの問題ですが・・・。

ただ、ピカソにすごく惹かれるのは事実で、ピカソ美術館にも行きたいなと思っていますが・・・。

20120129-15.JPG
↑続いてこちらの絵。着物を着ている日本女性のように見えますが・・・。肌が露出して少しエッチw

ネットで調べてみたら「アルジェの女」というタイトルでした。聞いたことあると思ったらそれはドラクロワの「アルジェの女たち」でした。

ちなみにマティスはフォーヴィスムの代表格だそうな。野獣(フォーヴ)のように激しい色と筆使いにより、荒々しい作品を制作しているとのこと。

マティスは他に代表的な作品が展示していたけど、私はそれに気づかず、この作品が印象に残りました。

20120129-16.JPG
↑続いて、印象に残ったのがこちら。

この作品を見た瞬間、「あれっ! 岡本太郎の作品に似ている」と思ってパチリと写真を撮りました。

こちらはカンディンスキーという、ロシア生まれの抽象派の画家だそうな。むろん有名人だけど、私は知らんかった!!

それでネットでカディンスキー、岡本太郎って検索かけてみると、戦前に交流があったと書いてありました。岡本太郎はカンディンスキーの影響を受けているんでしょうね。

20120129-18.JPG
↑これもカンディンスキーの絵。印象に残ったのでパチリ。

そして、肝心の藤田嗣治、血眼のように探しまくったけど、どこにもありませんでした。エコールドパリを代表するシャガールの絵は数点見つかったのですが・・・・。つたない英語で係員に聞くのもどうかと思い、結局あきらめました。

ネットで調べてみると確信はもてませんが、どうやら展示していなかったようです。所蔵しているのは確かなようですが・・・・。


さて、あとは気になった絵を数点載せます。

20120129-19.JPG
↑若い時の水谷豊に似ていたので、パチリ。

20120129-20.JPG
↑長谷川町子風の絵だったので、パチリ。一瞬、カツオかと・・・・。


後は第2次世界大戦時代の戦争を風刺する作品がありました。ただ、戦争の悲惨さを伝える絵は、広島の原爆資料館に展示してある、被爆者の方が描いた絵は本当に戦争のむごさが伝わる絵で身につまされる思いでした。その一方でここの美術館の作品は戦争に対する嫌悪感みたいなものを感じました。たとえば、横暴な軍人の様子が描かれた絵があったり、人間のいやらしさが伝わってきました。

最後に現代アートの絵を見ましたが、何と言うかアートと言うのは幅が広い物だと感じて、美術館見学を終えました。



post by こんびに

16:41

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