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はじめての北海道リーグ観戦(前編)

2020年09月21日

いつも拝見している室蘭さん(すみません勝手にお呼びしておりますw)のブログに感化されて、車で室蘭まで北海道リーグ、日本製鉄室蘭サッカー部対十勝スカイアースの試合を見に行きました。

久しぶりの長距離ドライブ。6時半に家を出発して、途中休憩も挟み、9時過ぎに入江陸上競技場。

何せ10時試合開始なので、休日なのに早起きしました。今まで北海道リーグを観戦したことは皆無です。

私のようなグランドホッパー(サッカー場愛好者)なら、北海道リーグで使用されるサッカー場巡りも兼ねて、あちらこちら観戦していてもおかしくないはずです。実際に有名な吉田鋳造さんはじめ、地域リーグをあちらこちらで観戦して、全国のサッカー場をホームページで紹介するなど、超マイナーなサッカー場巡りが好きな方結構いらっしゃいます。

しかし、私はそこまでする気が起きない。私がサッカー場に行くか行かないかの大きな基準は、サッカー場が「祝祭空間」を形成しているかどうかです。

つまり、サッカーの試合がサッカー場で観客に見せる試合として成り立っているかどうかであります。試合の運営者が、観客を意識して、場内表示やアナウンスをしっかりおこなっているか。そしてチームのサポーターがいるか。試合を楽しむための飲食物やグッズの販売があるかです。

つまり「祝祭空間」とはお祭りのような場所という意味です。サッカー場で行うサッカーの試合がきちんとお祭りになっているかどうかが私がサッカーを観戦する基準となっています。

17年ぐらい前、たまたま札幌ドームにコンサの試合を観戦に来ていた、吉田さんとその点が議論になりまして、私が「北海道リーグのように10時に試合開始するような、観客のことを全く考えていないリーグは見る気が起きない」と申したら、吉田さん大変なショックを受けていたようでした・・・・。その時は、「北海道の場合、選手の移動が大変なんですよ。だから10時なんです。」と言うような趣旨のことを吉田さん返していました。

自分としては観客を意識したリーグ運営を行って、「祝祭空間」を形成してほしいと伝えたかったんですけど、その時はうまく説明できなかったな・・・。

吉田さんの観戦基準は確か、日本サッカー協会のピラミッド型の構造で最後はJ1につながるかるチームの試合を見に行きたいと語っていたと思いました。

なので高校、大学サッカーや当時あったJリーグサテライト(2軍戦)の試合は見ないと語っていたと思います。これらはJ1につながらないからね。サテライトは公式戦とは言え、練習試合にすぎないし・・・。

私はサテライトは宮の沢など見に行きましたね。サポーターが大勢詰めかけて、飲食物の販売もあり、「祝祭空間」を形成していたから。吉田さんには宮の沢のサテライトぜひ見に行って欲しかったな・・・。

もちろん、人それぞれの観戦基準があるわけで、それを否定するわけは全くありません。ただ、吉田鋳造さんという全国のサッカー場をめぐっている偉大な方とそんな議論ができてことがすごく嬉しかったし楽しかったです。

ただ、当時の私は研究の世界で例えれば、「学会の重鎮に研究をはじめたばかりの若造が異論を唱える」ような感じになってしまい、吉田さんをもっとリスペクトするような話し方をすれば良かったと感じていますね・・・。


と、室蘭へサッカーを見に行った話を全然しないまま、長くなりましたので後半へ続く・・・。


post by こんびに♪

08:41

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