カレンダー

プロフィール

中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

最新のエントリー

月別アーカイブ

リンク集

検索

~進化~  第24節「仙台戦」戦術・試合展開・メンバー予想

2017年08月23日

最初に、ちょっと興味深いデータを。
次戦対戦相手の「仙台」とコンサの勝利試合の対戦相手についてです。
仙台の8勝は、以下の通り
1節  札幌   14位
2節  磐田   14位
4節  柏    15位
9節  清水   14位
13節   新潟   17位
14節   甲府   14位
22節   広島   17位
23節   新潟   18位  順位は、その節当時のものですが、勝利全試合14位以下チームで、13位以上チームとは敗戦・引き分けしかありません。
対して、コンサの5勝は、
4節  広島   17位
6節  FC東京  7位
10節   大宮   18位
17節   清水   13位
19節   浦和    8位  勝利相手は、下位2、中位1、上位2で、順位の偏りはありません。

このデータは、仙台の戦略が明瞭に出ています。・・「14位以下チームを勝ち点獲得ターゲットとし、その他チームは基本試合展開次第での引き分け狙い」とし、戦術・試合展開を「対強力・上位チーム」用と「対弱点の多い・下位チーム」用の2通りの戦術・試合展開想定として来ました。
そして、この戦略は十分な効果を上げ、「あと勝ち点獲得追加目標 5」との現状となり、残り11試合、全試合「引き分け獲得」の試合目標・戦術・試合展開想定となった訳です。

対して、コンサは、「超守備型戦術1本」でシーズン展開し直近5試合は「攻撃バランスを高めたシステム戦術」を実践。しかし、「超守備型戦術」のみ、「選手起用の誤りが多発」し敗戦を重ねるも、その中僅か数回「選手起用が適正」となり、上位・下位を問わず、強力な実戦力となり、勝利・引き分け獲得となったものでしたが、試合大半、「選手起用と試合内の戦術変化の誤りの連続」で、直近5試合の戦術転換は、対戦相手無視の無謀戦術となり、現在の低迷、に至ったもの。

次戦の予想です。
1.戦術・試合展開予想
試合目標「勝利・勝ち点3獲得」のみ。引き分けは、降格・リーグ転落(実際順位逆転し降格圏転落)となるもので、絶対不可。
このため、試合時間全般で勝負する猶予はありません。試合開始後、直ちに(15分以内)「先制点・追加点獲得」し、複数得点差を維持しつつ、試合終了とする試合展開のみです。
そのため、戦術は「積極・攻撃型の堅守・速攻」となり、「3-4-2-1」(「3-4-1-2」)しかあり得ません。
そこから、ボランチは2枚のW、サイドはハーフポジションで、攻撃時サイドウィングの攻撃型。その反面、守備は強力3DF陣・GKと、ボランチで堅守構築となり、個々選手能力が前提。守備ラインも高目で「M3rd下位置の守備DFライン構築です。そして、そのボール奪取から、瞬時スピードの攻守切り換え・速攻攻撃で、絶対要件が、フィードの精度です。DF裏とサイドスペースの突破からのラストパスとその決定機での枠内シュートとの甘い基準では無くて「ターゲットシュート」の「決定力」により得点獲得。
また、攻撃主導権を取る事からは、ボランチポジションからのショートカウンターも必要で、ハイスピードパスを高精度に交換し敵陣形にずれ・ギャップ・スペースを作り、決定機を構築し、同様に「決定力による得点獲得」とします。
更に、各種攻撃からの派生攻撃が「セツトプレー」で、コンサの最大得点可能性のストロングポイントでの得点獲得と、なります。

試合展開は、
試合開始 ~ 15分 ボランチ・3DFのWラインは維持しつつ、
           積極攻勢を掛け、先制点獲得【 1-0 】
     ~ 30分 先制しても攻勢は絶対緩めず、攻勢維持し、
           追加点獲得【 2-0 】
     ~ 45分 「失点」リスクを含みつつ積極攻勢維持の中で、均衡。
後半開始 ~ 60分 選手交代で、積極攻勢維持
     ~ 75分 追加点獲得【 3-0 】
           その後、2選手交代で、複数得点差を維持すべく、
           「守備型戦術5-4-1」に変更。
     ~ 90分 【 3-0 】で勝利・勝ち点3獲得 

2.メンバー予想
 故障離脱者も復帰させた選手選択です。
 「3-4-1-2」システムで記載します。

       ヘイス   都倉
         チャナティップ 
     菅   兵藤  宮澤  マセード
        福森    菊地
           増川
          ソンユン
      
       SUB:ジェイ ・・60分 ヘイスと交代
           小野  
           稲本  ・・75分 チャナティップと交代
           石川  ・・75分 マセードと交代
           早坂
           荒野

     実際のプレー位置は

              都倉
         ヘイス  チャナティップ マセード
        菅    兵藤   宮澤
          福森   増川   菊地
             ソンユン 
 
   マセードの裏エリアのカバーで、菅・兵藤・宮澤が右ワイドに展開し
   3ボランチ・0アンカー型、DFもやや右にスライドし、
   見たことも無い「3-3-3-1」ですね。

    増川・稲本・石川・小野の実戦起用がポイントです。
    既に、全体練習の中、100%に到達していませんが、
    「TGテスト起用」の原則は甘過ぎ、経験値・予測判断能力により、
    即時起用です。
    ・・前節の「石川左SH」よりも冒険度は低いものですね。・・・

今までの方法論の大幅変更は、監督交代の劇薬手法以外、実際は困難なんだと、現実を知り始めていますが、残り11試合で「勝ち点14獲得」のためには、冷静・適正な判断・采配・選択を実行するしか無くなりました。
次節での「勝利」獲得以外の場合、監督の采配・指揮継続は困難とのムードも立ち込め始めてますね。
多くの方々にて、折角ここまで忍耐し、経験・成長を期して来た「四方田監督」です。
この正念場を勝ち切って欲しいものですね。
大きな期待・願望を掛けたいと思います。


post by yuukun0617

21:08

コメント(1)

~進化~  第24節 仙台戦

2017年08月22日

次戦相手の「仙台」のシーズン目標は、当初、第一目標「リーグ上位へステップアップ」・第二目標「リーグ定着」でしたが、現時点、第二目標が優先目標となり、残り11試合で「勝ち点5」獲得となり、極端に言えば、「半数試合で、勝ち点1=引き分け」で十分との状況となっています。という事から、次節「対コンサ戦」は「引き分け=勝ち点1」で十分との試合です。
・・⇒「仙台試合目標・試合展開・戦術」は、
「守備最優先の戦術・試合展開とし、ボール奪取からの速攻での得点獲得狙い」で確定です。

一方、コンサの試合目標は、毎回確認の通り、残り11試合中「速やかに4勝獲得の上、1引き分け以上獲得」との星勘定から、

「勝利獲得可能性の高い数少ない対戦試合として、絶対勝利・勝ち点3獲得・ノルマ」のみ。

この2点からの結論は、

コンサ「攻撃・積極型の戦術・試合展開」 VS 仙台「守備優先・チャンスがあれば速攻」

となります。

監督交代用準備完了まで追い込まれた四方田監督の冷静・適性判断・選択に、試合目標実現が懸かっています。

「攻撃・積極型戦術・試合展開」とは、現コンサでは、「3-4-2-1」のWボランチ・サイドハーフ型となります。
この5試合コンサは、夏季中断明けの勝負?戦術として、今シーズンの基本とした超守備型「3-3-2-2」を「3-4-2-1」に変更、
しかし、戦績は、
19節  浦和  2-0 勝利・・浦和の自滅でコンサ戦力拡大が勝因ではない
20節  C大阪 1-3 敗戦
21節  横浜FM 0-2 敗戦
22節  甲府  1-1 引き分け・・勝利を引き分けに転落させた試合
23節  川崎  1-2 敗戦   となり、
明らかに、得点5と上昇するも、失点8と比例して増加し、浦和の自滅による「プレゼント勝ち点3」を含めて獲得勝点4、含めなければ実質「勝ち点1のみ」となりました。
失敗です。
全試合、打って変った「3-4-2-1」システムを選択・採用し、リーグ上位チームとの対戦だったため、強力相手攻撃陣阻止の前提となる「中盤防御が崩壊」「そこを起点にサイドからクロスパスで失点」との敗戦・勝利喪失の4試合となりました。
強力・リーグ上位チームへ「無謀な戦術」で対戦し、当然の戦績・結果となった、いや「してしまった」ものでした。
監督の采配ミスの4試合でした。

問題は、前節「川崎戦」で、後半「3-3-2-2」に変更して対戦状況を互角に出来た点です。これに縋り、次節、「攻撃・積極試合で、勝利」の試合を「超守備型戦術・試合展開」としてしまわないか、との点です。

恐らく、主力選手の判断・認識は、次節「3-4-2-1で攻撃・積極戦術・試合展開」が絶対、とのものでしょう。 監督も冷静・適正判断・認識を期待します。

社長が事前のラジオコメントした甲府戦と同様、仙台戦も、攻撃・守備戦力は、コンサが上回り、そのまま発揮されれば「勝利確実」です。

しかし、試合で、本来戦力を最大に発揮させる役割・責任の四方田監督が、誤った戦術・試合展開想定・選手起用、の瞬間、戦力の試合実現(発揮)値は、70%~50%~30%としてしまい、当然相手戦力以下となり、敗戦・勝利喪失としてしまいます。
次節は、「監督能力」のテスト・正念場で、「監督継続」の分岐点でもあります。

コンサの戦術は、試合相手毎に、
「3-3-2-2」・・上位・強力チーム・「引き分け狙い」
「3-4-2-1」・・下位・「勝利獲得ノルマ」の使い分けですね。


post by yuukun0617

15:31

コメント(1)

~進化~  川崎戦 予定通りと予定外

2017年08月19日

前ブログで、これからの「星勘定」は、
< 先ず、早々での4勝を獲得し、その上、更なる1勝か引き分けを獲得 >とのシーズン展開を目指すもの。
具体的な試合毎星勘定は、
現順位     想定獲得         必要システム
23節 川崎 4位 AWAY 勝点0;敗戦⇒引分以上へ・・3-3-2-2
24節 仙台 12位 厚別   勝点3;勝利のみ    ・・3-4-2-1
25節 磐田 6位 ドーム  勝点0;敗戦⇒引分以上へ・・3-3-2-2
26節 神戸 11位 AWAY 勝点1;引分⇒勝利へ  ・・3-3-2-2
27節 新潟 18位 ドーム  勝点3;勝利のみ    ・・3-4-2-1
28節 広島 17位 AWAY 勝点3;勝利のみ    ・・3-4-2-1
29節 柏  5位 厚別   勝点0;敗戦⇒引分以上へ・・3-3-2-2
30節 F東京9位 AWAY 勝点0;敗戦⇒引分以上へ  ・・3-3-2-2
31節 鹿島 1位 HOME 勝点0;敗戦⇒引分以上へ・・3-3-2-2
32節 清水 13位 AWAY 勝点3;勝利のみ    ・・3-3-2-2
33節 G大阪7位 AWAY 勝点0;敗戦⇒引分以上へ・・3-3-2-2
34節 鳥栖 10位 ドーム  勝点1;引分⇒勝利へ  ・・3-3-2-2
具体的なターゲット試合目標は、
現順位と対戦戦績からは、
4勝・・仙台・新潟・広島・清水
2引分・・神戸・鳥栖
6敗・・川崎・磐田・柏・FC東京・鹿島・G大阪 との勝点目標となります。
としました。

想定通り、本日川崎戦は、雷雨のコンサアドバンテージもあり、「あと一歩で、敗戦⇒引き分け・勝ち点1獲得」となりそうな試合でした、

しかし、不可解采配が、以下の 3点。
①何故、「3-4-2-1」システムを選択したのでしょうか。中盤、中村・家長・阿部・ネットに対抗するには、2ボランチでは「バイタルへのパスと展開の連発」となるため、「3ボランチ(1アンカー・2ボランチ)」しか対応出来ないと、指摘していましたが、2ボランチ、それもアバウト・エリアコントロール意識無しの荒野起用で、ご覧の通り、ズタズタ・ボロボロとされ、攻守切り換えから攻撃の起点となる「ボール奪取」は全く不能状態に陥りました。挙句の果て、都倉がボランチ位置で守備状態、まで達したもの。
後半、「3-3-2-2」(荒野アンカー?、兵藤・チャナティップの2ボランチ)は、川崎に肉薄する形勢となりましたね。
試合開始から「3-3-2-2」であれば、勝ち点獲得試合にまで成長できた試合でした。
②石川 左サイド起用の意図は。
川崎右サイド・エウシーニョ対策で、守備力安定の石川を抜擢・起用と言う所でしょうが、「石川」は恐らく「左SH(サイドハーフ)」は未経験ポジションで、熟知した適正ポジションでは到底ありません。
四方田監督の「誤った」選手起用の一つが、「不適正ポジションでの起用」があり、再三、敗戦・失点の原因となっています。確かに、選手の個別能力では可能ポジションとの発想でしょうが、最大欠落点が「経験・体感の乏しさ」で、「適正ポジション・プレー予測」は行き当たりばったりのアマチュアレベルとなり、結果、破綻原因となり、選手は指弾されるものとなります。余りにも穿った起用方法は、監督の自己満足にしかなりません。
実際、石川起用の効果は、攻守ともありません。
「SB型」石川選手は、「SH・WB」型選手とは、スプリント回数とそのスピードに大きく相違し、低下します。サイド選手は、「WB~SBの3エリアを上下動する、運動量・スプリント回数・スピード」が要件です。石川選手に求めるのは、大間違いですね。
③荒野のアンカーは、今日も、兵藤を飛び越え、アンカーのエリア管理は放棄状態。ここ最近での荒野起用でコンサが勝点獲得となった試合は、全てバイタル・アンカーポジションエリアを維持した場合のみです。豊富な運動量?との事で、一見「仕事している風」荒野に騙されるのはもう辞めですね。

「星勘定」の通り、次戦、仙台戦は「勝ち点3」獲得出来ない場合、J1残留は極度に困難となります。
実際、「勝ち点差1-16位大宮VS勝ち点差2-17位広島戦」となり、どちらかのチームが「勝ち点22か21」となりますね。コンサが引分以下の結果となった場合、「コンサ16位お17位で降格圏に転落」です。
しかし、大混乱中の四方田監督の頭で、絶対勝利の準備は出来るのでしょうか?一番のリスクです!!

DAZNの試合解説の中、解説の秋田とアナウンサーとの会話で、コンサについて思わず「つぶやいた言葉」が印象的でした。
「札幌は、とても良い選手が、多彩な良い戦術で、真面目にひたすらプレーしていて、結果に繋がらないのは残念・・」。
意味するものは、試合の作り方・采配の問題、という事に聞こえました。客観的にも、そう見えているのでしょうね。
皆さんもご存知の通り、財前恵一氏のコーチ就任は、未だ未取得の名塚コーチS級取得対策のため、S級保持者の復帰で、四方田監督の交代要員確保が濃厚ですね。
「その日」対策をこんなに明ら様にするなんて、四方田監督も追い詰められているのでしょうね。社長もGMも結構ですね。

今日は、あと一歩まで到達した事を次戦への出発点として、川崎よりも試合強度の低く、対戦し易い「仙台」戦に全焦点を集中・準備し、「複数得点差の完勝」を絶対ノルマで、進行するだけですね!!


post by yuukun0617

22:08

コメント(2)

~進化~  ここからの「星勘定」と川崎戦

2017年08月17日

さ~て、いよいよ残り12試合となり、
残り各試合毎に試合目標を設定する「星勘定」が必要となりました。
シーズン当初の開幕ダッシュペースのままでしたら、そんな計算も不要ですが、降格圏争いの現状では、適格な試合目標設定が、フィジカルコンディション調整・戦術・試合展開、そして、起用選手選択を決定していきます。

次戦「川崎戦」も、その試合目標に則り、想定試合展開・戦術。起用選手選択となりますね。

では、
1.「星勘定」
現在=残り12試合、
勝点20 5勝5分12敗  得点20 失点34 得失差-14
 勝点獲得試合率(勝と分数/試合数)は、45.4%(敗戦率54.5%)
 このままの勝点獲得率だと・・・(残り試合に掛け合わせると)
 勝点獲得試合数-5試合、敗戦数-7試合となります。
では、「星勘定」です。
「シーズン目標勝点34超」に対して、あと「勝点14」必要です。
勝点14の方法論は、
・2勝(勝点6)+8分(勝点8)=勝点14・・敗戦数2-困難✖✖
・3勝(勝点9)+5分(勝点5)=勝点14・・敗戦数4-困難✖
・4勝(勝点12)+2分(勝点2)=勝点14・・敗戦数6-??難しい△△
・5勝(勝点15)        =勝点15・・敗戦数7-ギリギリ
 しかありませんが、
 ポイントは、敗戦数と勝利数で、今シーズン実績から、
 【4勝の試合と2引分の試合を構築か、
  5勝の試合のみを構築、】の2通り しかありません。
という事で、結論は、
< 先ず、早々での4勝を獲得し、その上、更なる1勝か引き分けを獲得 >とのシーズン展開を目指すもの。

具体的なターゲット試合目標とそのためのシステム戦術は、

      現順位     想定獲得         必要システム
23節 川崎 4位 AWAY 勝点0;敗戦⇒引分以上へ・・3-3-2-2
24節 仙台 12位 厚別   勝点3;勝利のみ    ・・3-4-2-1
25節 磐田 6位 ドーム  勝点0;敗戦⇒引分以上へ・・3-3-2-2
26節 神戸 11位 AWAY 勝点1;引分⇒勝利へ  ・・3-3-2-2
27節 新潟 18位 ドーム  勝点3;勝利のみ    ・・3-4-2-1
28節 広島 17位 AWAY 勝点3;勝利のみ    ・・3-4-2-1
29節 柏  5位 厚別   勝点0;敗戦⇒引分以上へ・・3-3-2-2
30節 F東京9位 AWAY 勝点0;敗戦⇒引分以上へ  ・・3-3-2-2
31節 鹿島 1位 HOME 勝点0;敗戦⇒引分以上へ・・3-3-2-2
32節 清水 13位 AWAY 勝点3;勝利のみ    ・・3-3-2-2
33節 G大阪7位 AWAY 勝点0;敗戦⇒引分以上へ・・3-3-2-2
34節 鳥栖 10位 ドーム  勝点1;引分⇒勝利へ  ・・3-3-2-2

現順位と対戦戦績からは、
4勝・・仙台・新潟・広島・清水
2引分・・神戸・鳥栖
6敗・・川崎・磐田・柏・FC東京・鹿島・G大阪 との勝点目標となります。
 ---チームも、どなたが計算しても、結果は同内容しかないですね。

2.戦術・試合想定・選手起用
①勝点3獲得目標試合は、〔3-4-2-1〕
 相手チーム主導の余裕は全くなく、コンサ試合主導・積極型試合展開しかありません。そのため、システム戦術は、「3-4-2-1」堅守+積極的攻撃型戦術、サイドポジションもSH~WG型で、守備ライン高目設定。特に前線には攻撃型選手で、多国籍軍3選手+都倉に、小野・兵藤プラス。
試合開始早々の先制点獲得がポイントで、「枠外シュートのシュート至上主義選手は除外」。
<2-0><2-1>狙い。
②勝点1「引き分け」目標試合は、〔3-3-2-2〕
 守備優先で、超守備戦術+速攻で、得点チャンス狙い程度で、サイドはSB~SHポジション。1アンカー+2ボランチ、その内インサイドハーフは、チャナティップで、攻撃力だけでなくインサイドハーフ・ボランチ能力も高い。前線2選手はカウンター型選手。残りは、ポジショニング・プレー予測力の高い守備型選手。守備ラインもやや低め(D3rd上位置)、確実に「勝点1を確保」。<0-0>か<1-0>狙い。
③敗戦予測試合は、
②の戦術で、相手の「シュートチャンス阻止」と「シュート阻止」に集中し、「失点阻止」を徹底、その中での「速攻」・少ない派生「セツトプレーの飛び道具」での得点狙いで、勝ち点獲得をトライ。徹底した守備優先試合展の中、一瞬の決定機での得点獲得を狙い続ける試合展開。<0-0>か<1-0>狙い。

3.次戦「川崎戦」

上記の設定から、

③守備優先で、
〔3-3-2-2〕
 守備優先で、超守備戦術+速攻で、得点チャンス狙い程度で、サイドはSB~SHポジション。1アンカー+2ボランチ、その内インサイドハーフは、チャナティップで、攻撃力だけでなくインサイドハーフ・ボランチ能力も高い。前線2選手はカウンター型選手。残りは、ポジショニング・プレー予測力の高い守備型選手。守備ラインもやや低め(D3rd上位置)、相手の「シュートチャンス阻止」と「シュート阻止」に集中し、「失点阻止」を徹底、その中での「速攻」・少ない派生「セツトプレーの飛び道具」での得点狙いで、勝ち点獲得をトライ。徹底した守備優先試合展の中、一瞬の決定機での得点獲得を狙い続ける試合展開。<0-0>か<1-0>狙い、 です。

川崎のパスワーク、高精度サイドチェンジフィード、高い決定力を武器にした「積極試合展開」には、縦に密集陣形による組織守備しか対抗できません。
しかし、ボール奪取の瞬間、高精度フィードと高能力前線によるロングフィード、その派生の高精度ピンポイントプレイキックとターゲット選手の高さ・数・決定力は対抗出来るプレイですね。

 予想選手     ジェイ
                 都倉
        
      チャナティップ  兵藤(駄目なら宮澤)
          宮澤(兵藤だめなら荒野) マセード
    菅              菊地
       福森     河合
            ソンユン 

      SUB; 内村・ヘイス・(荒野)・稲本(進藤)・早坂?(石井)・石川 
           金山

       稲本・石川は、ベンチメンバーとして実戦感覚を体感機会。
       短時間起用も。

      24節ホーム仙台戦から、
       増川・小野は、テスト、稲本・石川は、実戦起用で。
       稲本は「リーグ最高水準のアンカー」になれます!!
        経験豊富な適格プレー予測からのポジショニングから、
        強烈なタイトチェックとパスカットのボール奪取力と
        高精度ピンポイントフィードの攻撃起点、
        まだまだいっぱいあります。
        早く、その雄姿で、ピッチを支配する姿を見たいですね。

    


post by yuukun0617

15:29

コメント(0)

~進化~  考察;マセードと菅

2017年08月15日

現在コンサの両サイドは、右;マセード・左;菅のスタメンですね。

両サイドの功罪は、かなり議論があり、ここで一考察してみます。

先ず、
コンサのサイドの特徴・役割と必要プレイ・ポジショニング・そのための能力の定義(明確化」をしましょう。(語る方により、その内容・認識に大きな幅があるポジションですので..)

1.特徴と役割・必要プレイ
現在の実戦ポジショニングから、点検してみましょう。

システム「3-3-(2-2)」でも「3-4-(3)」でも、
両サイドの守備時ポジションは「5バック」ポジションで、常時不動のポジションです。
一方、攻撃時のポジションは、
 ・攻撃サイドとなったサイドはAMFライン、
 ・逆サイドはバランスを取り、アンカー~ボランチラインです。
しかし、
一回でサイド突破に失敗となり、逆サイドへ転換し直しした場合は、
 ・ほとんどの場合、両サイドともに、AMFラインにポジショニングします。

このように、ポジションは、DFライン~最高AMFラインまでの縦に広大なエリアがあり、実は、全ポジション中最広範囲のエリアで、攻守をプレイします。

守備役割は、
①敵サイド突破防御=クロス阻止・侵入突破シュートとパス阻止②敵ボール奪取③パス交換防御=パス先限定・サイドへの追い込み
一方、攻撃役割は、
④サイド突破=クロス・侵入突破シュートとパス⑤パス交換⑥逆サイドでのチャンスメイクと得点 ですね。

 サイドの役割・ポジショニングを図示してみます。3-4-3、で。

         - 敵ゴール -
          FW   FW
      SH        AMF         SH
        SH     DMF     DMF    SH
         SH    DF         DF    SH
                    DF
                    GK
         - 自ゴール -
攻守ともに、他ポジションの3倍の責任エリアで、意外に理解されていない部分ですね。
また、名称をすべてSH;サイドハーフとしましたが、
実は、正確には、
最下ポジションは、SB;サイドバツク
ミドルポジションは、SH;サイドハーフ
最上ポジションは、WG;ウィング がその役割とプレーからは正確な呼称です。
つまり、1人の選手は、WG・SH・SBの3つの内容をプレーする訳です。
そして、この認識・理解は重要です。
と言うのも、個々の選手特性は、
万能型はワールドクラス選手で、日本代表でも僅かですね。
ほとんどの場合、高レベル(少なくとも、J1クラス)能力については、
SB型・SH型・WG型、優秀選手だと、その併合型となります。

2.そのための能力

得意不得意の選手特徴はあっても、その3ポジションの役割・プレーの責任は免れる事は許されません。しかし、当然、低レベルプレイは、役割未実践=敵プレイの勝ちとの結果となります。
必要能力を少し掘り下げましょう。
①3つのエリアをカバーするため、必須能力が、運動量・スプリント力・走行スピード、そのためのフィジカルです。
具体的に、前試合サイド起用の3選手数値を点検してみます。
サイド  選手   時間  走行距離/分 スプリント/45m
右サイド マセード 45分 105.3     6
左サイド 菅    90分 116.9     7
右交代  荒野   45分 120.0     4
スプリント力は、マセードと菅は同数値、荒野は極端に低下
運動量は、菅・荒野は3エリアをカバーする運動量はあるが、マセードは、45分でもかなり落ち、謂わば、2エリア分。
マセード・菅数値の実戦値でもう複数試合点検してみます。
前々21節(0-2横浜戦)
     マセード 90分 111.3     6.5
     菅    90分 120.0     15
20節(1-3C大阪戦)
     マセード 65分 100.9     6.2
     菅    90分 109.8     9.5
19節(2-0浦和戦)
     マセード 90分 110.8     6
     菅    90分 112.3     6
明確なのは、菅は毎試合安定したパフォーマンスですが、マセードは試合により上下し、その原因は、累積疲労でのフィジカルコンディションにありそうです。

走行スピードは、両選手ともに、俊足、プレースピードの速さは水準並みで、スピードで単独突破出来る能力はありません。

②守備能力
敵サイド突破防御=クロス阻止・侵入突破シュートとパス阻止
敵ボール奪取
パス交換防御=パス先限定・サイドへの追い込み のため、
重要能力は、
●相手プレー予測力と素早いポジショニング、リスク察知力
●粘り強い忍耐力と他選手との連携力、カバー力
●ボール奪取力(ボールチェックテクニック)、と意外にもヘッドワークがポイントです。
菅・マセードともに、ヘッドワークが経験値不足・連携値不足も重なって、低レベルで、度々裏を取られ、突破を許し、失点原因となっています。しかし、現在、適正守備力を持つ、サイド選手はコンサにはいませんね。早坂も、石井も全て、コンバートまではいかない、一時起用で、本格的に能力保有練習とはなっていない現状が続いています。
田中雄大だけが、その対象ですが、残念ながら、典型的なSB型選手で、SH・WGの能力は低レベルです。

③攻撃能力
サイド突破力=クロス・侵入突破シュートとパス
パス交換力
逆サイドでのチャンスメイクと得点力  ですが、
 菅は、FW・AMF特性を発揮し各内容高レベルのプレイとなっており、このポジションの攻撃適正を証明しつつあります。経験・自信の累積により、コンサにとっても、本人にとっても充実のハイレベルプレイヤーとなりつつあります。
特に、スピード突破は出来ませんが、密集の中でのプレーに慣れと自信を持ち、意表を突くプレイ、プレイの切れで勝負出来る能力が特筆です。
 マセードが、問題です。
ピンポイントクロスのキック力がストロングポイントですが、スピードで突破は出来ず、切り返しやフェイントのテクニック突破も無理、
そんなマセードが、優秀クロスキック力を発揮出来る局面は、
【スペース】プレイ=フリースペースでの、敵制御無しでのキック、です。
昨J2シーズンやシ今ーズン当初は、未だマークが甘く、そのフリーキック局面で、鋭いクロスは、コンサのストロングポイントとなっていましたが、現状、相手チームより、対策を立てられ、フリーキック局面が発生しません。
対応策は、マセードのポジションで補正できます。ただし、そのポジション取りの代償が、SH裏のスペースカバーで、2ボランチでは無理です。3ボランチ・アンカー型が必要となります。
ここも、サイド他起用選手;早坂・石井・田中・荒野がいますが、精度の高いピンポイントクロスのキッカーは、菅・マセード以外は、あのジュリーニョだけしかいませんね。 

両選手の起用は、以上の理由で、現在の保有選手の中では、最良の選択です。
ただし、起用上の注意点~取扱注意~に気を付けての起用です。

最後に、前試合の「実戦での選手最多プレーポジション」を図示しておきます。

         - 敵ゴール -
           ジェイ
        ヘイス         
          チャナティップ マセード
       福森  兵藤              センターライン
         菅        荒野  菊地
                    河合
                    ソンユン
         - 自ゴール -

菅のポジションの低さ、マセードの高さに注目です。
菅のポジションの低さが、運動量増加が必要だった理由で、
マセードの高さがスペースプレイを意識し、その代替で、裏スペースカバーに、荒野・菊地が引きずり出され、そこを甲府に狙われクロスを再三入れられた理由でした。
福森と菅のポジション逆転結果は、福森のボール奪取のための飛び出しとそのカバーの多さで、3ボランチ(1アンカー・2インサイドハーフ)を、最近Wボランチにしたために発生し、2試合連敗の真因です。
前試合システム・ポジションを、チャナティップ位置を一段下げ、荒野アンカー・兵藤とチャナティップの2インサイドハーフ・3ボランチにすれば、
システム全体より活性化し、守備補正・攻撃活性化となっていたものです。


post by yuukun0617

21:09

コメント(2)

~進化~  勝ち点2喪失・弱気の虫から采配ミス

2017年08月13日

前半と後半は、別チームでした。

当然、累積疲労と故障個所を持ったままの選手起用は、90分間は、フィジカルが持たず低下するものでしたが、

後半の選手交代により、勝利と勝ち点2を喪失。

①マセード交代し、宮澤ボランチ投入し、荒野サイドは、失敗。
交代理由は、
マセードの帰陣スピードの遅さと守備エリアの狭さのため甲府突破の阻止でしたが、荒野はボール保持の甘さ・テクニック不足、チェックタイミングが早過ぎ、再三躱され突破、となり守備力の整備・安定とはならず、逆に、再三ボールロストし、相手の好守切り換え起点でした。 また、その代償は、右サイドの攻撃は喪失し、左右両バランスのクロス攻撃は、一気に左サイドのみとなり、甲府の守備負担は大きく軽減され。余裕を持った守備陣形・体制にしてしまいました。
②事前ブログで禁じ手と再三指摘した「金園投入」の成果は、「前線からの守備」はボランチまで再三吸収されるもので、守備エリアが誤り、センター付近に大きな自由スペースを作り、一度もプレイとして実施されず、不発。
攻撃での「高さ」は前線での2FW・ターゲットとしてポストプレイは一回も実施せず、唯一、センター上付近の低い位置からのスルーパス程度で、攻撃力には全く寄与しませんでした。

どちらの交代も、チームへの自信不足、選手を信じ切り勝負を任せる勇気の弱さ、【弱気の虫】からの交代。

宮澤・金園投入で、チームの攻撃姿勢は一切消滅し、DFライン・全体陣形も、自陣の低い位置の「ゴール近く」となり、当然、甲府の自由自在攻撃となり、「1失点」にとどまった事も、甲府の低決定力による、という他力本願によるもので、試合・展開・選手意識を一気にぶち壊したもの。

戦力は、間違いなくコンサが上でしたが、監督采配の優劣で、勝ち点2喪失・14位獲得機会放棄・降格圏内により深く沈む試合でした。

どうせ、監督コメントでは、「選手交代策の失敗には触れることもない」でしょうね。

嫌になりますね!! 本当に!!


post by yuukun0617

15:06

コメント(2)

〜進化〜 再メンバー予想

2017年08月12日

昨日ブログでスタメン予想しましたが、各紙の予想が気になり、追加版です。

ある予想で、コンサと甲府のチーム特徴をレーダー図で表示していましたが、うり二つ・全くの同一形で、守備主体・攻撃特徴も同一でしたが、少しだけレベルが高く、大きな形がコンサでした。 昨日ブログの強調ポイントは、「戦術・試合展開・スタイル同一コンセプト」しかし「戦力はコンサが上」との結論としましたが、同一内容を表現するものでした。

しかし、予想の多くが、3連続近日程の試合スケジュールから、「コンディション優先の選手選択」重視としていましたが、
実際は、J1リーグ各チーム、同一状況の中、選択は2つに分岐すると予想します。
1つ目は、「コンディション優先」ですが、
もう一つが、「コンディション低下による実現プレイの低下があっても、選手能力優先」=「選手の累積疲労はあるも、大きなダウンとならない選手は、少し無理をしても起用選択」です。
そして、リーグ上位・シビアーな采配のチームはほぼ2つ目の選択をするものでしょう。ただし、試合90分維持は流石に困難で、途中交代想定の上、という事です。

幾つかの予想は、「前試合に起用されていないフレッシュ選手を抜擢起用」としていますが、元々、その前試合に選択されなかった理由を無視するもので、多くはプレー適合度低レベル=選手能力が原因です。その原因は打開出来ないが故に、起用していなかった訳ですが、その選手起用は、実戦での破たん必至となる訳です。 本当は、2つ目しか選択の余地は無い、のですね。

という事で、【勝利・勝ち点3獲得が絶対ノルマ】の明日の甲府戦選手選択・起用は、先ず、以下の2点から出発が必要です。

①「コンディション低下による実現プレイの低下があっても、選手能力優先」=「選手の累積疲労はあるも、大きなダウンとならない選手は、少し無理をしても起用選択」

②と同時に、対戦相手:甲府による特殊事情があります。
現在、四方田監督のコンサ試合展開方針は、
「前半守備優先・試合均衡を目指し、コンサの相手プレーへの慣れと対策の安定獲得と維持を図り、試合後半相手フィジカル低下状態・局面で、選手交代で戦力均衡を崩し得点獲得し、一瞬の勝勢局面が作れたら試合終了まで守備固めで、勝利を図る」ですね。再三その方針は相手の想定通り・対策に嵌り、チームの将来性・成長も欠くもので、誤りと指摘して来ました。
しかし、四方田監督の基本方針として継続していますね。まぁ~良く言えば、ジャイアントキリング方針です。
しかし、甲府は、コンサと同一「戦術・試合展開方針」で、後半の「フィジカル低下は、攻め疲れが無い事から、顕著には発生しません」。逆に、コンサの戦術・プレー対策が益々浸透し、隙が減少し、得点可能性は縮小していきます。
以上2点から、
【前半守備優先・後半攻撃は相手の想定・罠に嵌り、絶対に厳禁です】。

スタメン起用選手が、明日の試合の成否そのものです。
戦力差を最大にし、甲府の守備・コンサプレーへの対策・抵抗が小さい、試合開始直後からの30分での攻撃が試合結果を決定します。
コンディション低下でプレー強度・精度・スピードが落ちた選手から、早目の交代で戦力差を維持し、前半で複数得点獲得とします。
実際、最強攻撃力布陣を選択・構築し、ターゲットシュート力を最重要プレーポイントとして、先制点を早々に獲得出来ると、追加得点は容易に、連続して獲得出来ます。
甲府の強い守備力にも欠点があります。-「守備スタイルは1つしかありません。そのスタイルを崩された場合の修正力は低能力で、再修復には時間・選手交代の人(実は、ベンチ指示の伝達・実践者投入)が必要となります。・・ピッチ内選手間での「守備修復・再構築力が低いチーム」です。

ジェイのプレイ時間は30分間、小野の時間も20分間、マセードも45分間、故障明け宮澤は30分間かもしれませんが、スタメン・試合開始メンバーに起用し、最強攻撃力を構築する、しかないですね。

あらためて、スタメンを掲載します。

          ジェイ
    チャナティップ 
         ヘイス
     兵藤       マセード
  菅       宮澤
     福森      菊地
         河合
        ソンユン

 
  SUB: 内村 (ジェイと交代)
        ・・スタメンでの「スピード・スペース勝負は不発しかなりません」
          甲府DF陣のフィジカル低下でスピード喪失局面が絶対です。
          スタメンでは、不成功と後半活用成功の無駄遣い。
       小野 (宮澤と交代)
        ・・兵藤アンカー・チャナティップで3ボランチ
       早坂 (マセードと交代)
        ・・マセード運動量、スピード低下で同ポジション
    バックアッパー 荒野、田中、進藤、金山

     金園・ミンテのベンチ、荒野スタメンは厳禁!
                     ですよ、四方田監督!

   





post by yuukun0617

10:03

コメント(0)

~進化~  第22節甲府戦ポイント予想

2017年08月11日

この期間朝から晩まで予定一杯で、ブログ更新もままならず、前節の振り返り・次節のチーム分析も飛ばしてしまいました。済みません。

この間、コンサ順位状況は、降格圏争い5チームにすっかり定着し、13位以上チームとの勝ち点差が離れ、完全に「降格圏候補グループ」の中、<敗戦か引き分けかの勝負>をなお継続中です。別の言い方では、その5チーム全て、<降格圏脱出の方法・手段を発見できない>状態が継続し、選手の移籍加入や長期離脱からの復帰による選手層強化・即戦力化も、チームコンセプト・戦術・試合方針の改善も、実戦経験の累積による熟成・向上も、<効果なし・現実化しない>という事です。
この現状のままでは、コンサ15位=降格スレスレ状態は解消・変化しないという事となります。

そして、各チーム、ここに来て注目されている大きな要素が、
戦績改善は<実は、戦力改善・拡大に直結ではなくて、その活用・実施法にある>=監督の采配の問題、という点です。
5チーム共に、共通項目が、獲得采配ミスによる敗戦・勝利を引き分けとしてしまう、です。

コンサも、戦力は、確実に、間違いなくアップしています。マスコミ・解説者、そして選手自身、更に、相手チーム首脳陣でさえも、認め認識している現実です。
しかし、戦績、実戦プレイは、同一ミス・パターンの連続で、シーズン後半に至る現段階でも全く変化・改善しません。

<本来戦力を、能力一杯まで、効果的な組み合わせ・方法で、現実化出来る>能力こそが、監督の最重要・基本能力で、また、条件です。そして、この能力と条件に不適合とされ、監督交代・解任となる訳です。
四方田監督の采配ミス、<試合で起きたプレイ責任は、本当に選手にあるのでしょうか。・・怠慢プレイは論外ですが、今のコンサには怠慢プレイは撲滅、排除され、真面目で懸命な選手ばかりですね。だとすると、違うと思います。その様なプレイに追い込まれた状況にした事と、その選手適正に合わないプレイを求め配置した事が責任の本質です。>

戦術選択ミス、戦術実現のための選手起用選択・配置ミスが多過ぎます。

第20節C大阪・第21節横浜FMは、
強敵チームとの対戦に関わらず「無謀・夢想のシステム戦術選択」で、本来、堅守・速攻その派生セットプレイ攻撃の戦術を厳密・組織的に徹底すべき所、システム戦術選択ミス。
同時に、守備選手選択で致命的な選択・配置ミスで、試合途中で交代し補正する始末。
その中、象徴的なプレイは「都倉のイエローカードプレイ」でした。
あのポジション・あのプレイを、どんな気持ちで行ったか、選手都倉が気の毒になり、可哀想。あのポジションにいるべき選手がポジション放棄し、予測していた都倉がカバーに入った悲劇でした。でも、なぜ本来の選手はそのポジションにいなかったのでしょうか。監督指示です。 でも、どんなに考えてみても、あのポジションに都倉を置く意味は解りませんし、適正ポジションは、別エリアですね。
そんな、不可解局面・プレイの数が、対戦相手と比較し多過ぎますし、強敵相手には全く通用しません。 敗戦結果は、当然の結末でした...。 ~ショック!ですね。

日曜の第22節では、同一采配ミスは完全排除・撲滅しかありません。
第1順位注目ポイントです。

甲府は戦術・システムがコンサと同一で、本来戦力はコンサが上ですが、非力戦力を効率的に現実に引き出し、実戦時戦力は均衡状態です。

しかし、次節累積欠場の都倉抜きでも、選手層はコンサが上で、その戦力差を選手起用に現実化し、優位を構築しましょう。
得点力・・ジェイ・チャナティップ・ヘイスならば上。
     1人でも外すと同一となり、決定力勝負はドロー
中盤力(攻撃構成力・守備支配力)・・兵藤・宮澤ならば上。荒野等を起用で劣後し、スペースリスク多発。
DF・サイド守備力・・河合・菊地・福森+菅で安定し、上。マセードは守備カバーの下がる運動量はウィークポイントですね。
同攻撃力・・ボール奪取後のロングフィード精度・判断は上。セットプレーのキッカー・ターゲットも大きく上。サイド両選手からのクロス力も上。
GK・・冷静であれば、ソンユンでかなり上。

システムは、
前々節・前節は「3-3-2-2」変形型・アンカー型超守備システムのみ適正で、実戦システムは不適正でしたが、
今節は戦力劣後チームの対戦で、真逆の攻撃的「3-4-1-2」型(昨シーズン主戦術)、「堅守・速攻、その派生セットプレー攻撃」戦術です。 甲府と同型システムとはしません。

予想メンバーは、

    チャナティップ  ジェイ
       ヘイス
            兵藤   マセード
 菅      宮澤
     福森     菊地
        河合
       ソンユン

SUB; 内村・早坂・進藤・荒野・小野・金園(守備要員で、最終逃げ切りの際のみ)
     金山

こんなところですね。

絶対・必達ノルマ 【 2-0 完勝 】です。采配に甘さが出た瞬間、「引き分け
」以下必至に追い込まれます。

 20000人越えのドーム力をフル発揮し、完勝・勝ち点3獲得で、降格圏脱出の足掛かり構築です。
    


post by yuukun0617

15:14

コメント(0)

~進化~  第21節「横浜FM戦」 試合展開・戦術・メンバー予想

2017年08月07日

過密日程は、ホントにタイトですね。
選手はリカバーTG翌日の明日に、試合前日選手選択TGとなります。
もう、本戦起用選手を選択・決定しなければなりません。

一点、横山知伸 故障:右足関節三角靭帯損傷・距骨骨挫傷は、長期離脱となりそうですね。三角靭帯は1か月程度で回復でしょうが、骨挫傷は1ヶ月で挫傷は消滅しても、痛みは安静自然快癒で6ヶ月程度となり、痛み止めを打ちながら強行出場か、今シーズン終了時まで治療続行となりそうです。
石川取得は、チーム・首脳陣のファインプレーとなりそうです。
でも、起用可能状態へはあと2週間と見ました。増川復帰も8月下旬、稲本復帰はもう少し早い8月中旬、あと1週間でしょうか。復帰に時間が必要選手は、深井・ジュリーニョ・横山の3選手に限定となり、戦力はシーズン後半、終盤前に整備となります。

昨日ブログで、対戦相手横浜FMは、ここ10試合、連続敗戦無し・得点獲得を継続かる好調状態で、対コンサ・札幌ドーム戦を迎えるもの、との、リーグ最強守備力・毎試合確実に得点獲得の攻撃力を点検しました。

さて、どのように試合方針・戦術・試合展開を構築しましょう。
1.試合展開・戦術
横浜の試合方針・戦術は、
最強守備力+毎試合得点獲得攻撃力;
『最終強力守備ラインでシュート阻止・クロス・セツトプレーも跳ね返し、
 攻守切り換えからは、両サイド・中央の全経路から、
 ロングカウンター55%・ショートカウンター45%とドリブル突破の、
 スピード勝負でシュートチャンスを構築し、
 高枠内シュート率で、
 毎試合得点獲得、最少失点で、≪負けない試合≫を展開する戦術』でした。
コンサの対戦方針・戦術は、
堅守・速攻戦術のより強靭化・スピード化・精度アップ、適格ポジショニングと素早く適正な判断力・予測力の実践プレイアップを実現です。
『超守備的システム【3-3-1-1-1-1(3-3-2-2)】、
守備ラインは下げ過ぎない37m以上(M3rd下位置)と
リーグトップの縦コンパクトネス(FW~DF間の距離最短=縦に密集陣形)、
A(役)と縦のボランチ・トップ下(役)3選手と前線からの守備で中盤コントロール、
Aポジションエリアでのボール奪取から、素早い攻守切り換えの起点パス・フィードで、
サイド・DF裏スペースのロングカウンターとトップ下・前線への縦パス・スルーパスでのショートカウンター、その派生のセットプレーから、
高決定力選手と2列目・3列目選手による得点獲得』です。

特に重要ポイントが、プレー予測・判断によるポジショニングです。
選手選択の第一条件ですね。戦術理解・状況判断から敵・味方両方のプレーを正確に予測・しジショニングするヘッドワーク、賢い選手しか通用しません。

勝ち点獲得となる試合展開は、
<堅守により失点阻止を継続し、ボール奪取からのカウンターとセットプレーで得点>しかあり得ませんね。しかし、先制されたとしても、横浜の守備ライン・縦コンパクトネスは変化せず、コンサボール奪取からの「鋭利なカウンターで得点」を狙い、同点~逆転も可能な対戦相手です。
想定は
試合開始 ~ 30分   互いに堅守で、無得点・均衡状態
     ~ 45分   横浜に先制点奪われるも、同点弾により得点獲得
             < 1:1 >
後半開始 ~ 70分   選手交代
     ~ 80分   攻勢を掛け、セットプレーから逆転弾・得点獲得
     ~ 90分   < 2:1 > で逆転勝利獲得

2.メンバー予想

 相手システム・予想メンバーとマッチアップ型で記載してみます。

〔横浜FM〕    飯倉
      中澤     デゲネク
  松原    ジェイ          山中
              都倉
        中町    扇谷
     チャナティップ
   菅          兵藤    マセード
    斉藤    バブンスキー  マルティノス
     福森   宮澤      菊地
           富樫
           河合
          ソンユン      〔コンサ〕   

   SUB; 進藤・荒野・早坂・内村・ヘイス・小野
        杉山

  どんなもんでしょう!!

 横浜前線は、上下複数選手で挟み込み・組織守備、
 コンサ前線3人衆+兵藤は、高さ・強さ・スピード・センス、強力です。   


post by yuukun0617

19:48

コメント(0)

~進化~  第21節「横浜FM戦」 事前点検

2017年08月06日

前試合の余韻は、菅とチャナティップのクリアースコアーだけにして、次戦へ切り換えです。

コンサは、強力戦力を準備できた場合は、ジャイアントキラーの姿となりますが、1選手でも戦力ダウンしてしまうと、途端リーグ下位の戦術・試合展開・戦力のアタフタチームの姿となります。
いかに、リーグ水準選手を試合起用出来るかが、試合の成否に直結する現況。
「貧弱な選手層」との現実を思い知らされる敗戦が多発します。

更に、本来のシーズン育成戦略である「超守備的戦術からの速攻・攻撃の攻守のプレイ精度・スピード・強度の向上を、練習~実戦のシーズン展開の中で追求し、戦力アップ・選手層良化を図る」との大方針を思い付きで変更し、「理想の戦術」を夢想して「システム変更」をし、実戦すれば、当然、前試合の通り、ボコボコにされるのは自明の理。
監督も凝りませんね・・・!能力の問題だから、致し方ありませんが。

次戦対戦相手は、順位以上に強烈・強力なチームです。
第10節の鳥栖戦敗戦を最後に、10試合連続無敗戦を継続中で、特に、リーグ最少失点17失点の驚異的な強力守備力で、コンサの31失点比△14との圧倒的な守備力の差となっています。つまり、≪決して負けない戦略=最少失点に抑え、それ以上得点し勝利とする≫試合方針・戦略を展開中です。

そんな対戦相手に対し、十分な戦力を試合起用のため整備し、堅守・速攻を極め、ジャイアントキラーとなりましょう。

では、対戦チーム点検です。
1.現況
順位4位 勝点37(首位へ7差)11勝4分5敗 27得点17失点得失差10
コンサ
順位15位 勝点19       5勝4分11敗 19得点31失点得失差-12

リーグ最強の守備力(失点阻止力)で、現順位の源泉です。
得点力は、3得点-3試合、2得点-6、1得点-6、0得点-5と、複数得点試合は45%にとどまり、決して高得点力ではありません。しかし、ここ10試合無失点試合は無く、確実に得点獲得する得点力を保有しているものです。
戦績詳細データは、
〔攻撃〕
攻撃回数12位(コンサ12位) 
シュート数12位(同11位) 同枠内率39.4%・2位(同25.2%・18位)
成功率8位(同15位)
パス数8位(同17位) 同成功率82.5%・4位(同74.2%・14位)
クロス数11位(同5位) 同成功率12位(同15位) 同得点4位(同9位)
セットプレー得点11位(同5位)
特筆の数値は殆ど無いですが、【高枠内シュート率】が毎試合確実得点の理由。しかし、成功率8位が高得点力とはならない理由です。10本中4本枠内は、大きいですね。
一点特筆が、ドリブル得点4点(同0点)で、斉藤学の得意得点パターン。
〔守備〕
被攻撃回数5位(コンサ6位) 
被シュート数15位(同11位) 被成功率=シュート阻止率1位(同13位)
クロス失点4位(同9位) セットプレー失点4位(同6位)
スルーパス失点1点(同5点)
基本的に、
被成功率=シュート阻止率は驚異的数値で、強力守備力データ値です。
被攻撃回数・・全体守備力
被シュート数・・被シュートリスク機会数で、シュートまでの守備力(前線~MF)
被成功率・・シュート阻止で、DF・GK守備力  
を数値化しますが、
前線~MFまではリーグ中位以下守備力ですが、【最終ラインDF・GKでの傑出守備力】を示し、全体守備力水準を上昇させています。
コンサは、前線~MF~最終ラインDFまでリーグ下位水準で、リーグ13位の守備力という事です。
〔基本項目〕
支配率49.9%・8位(コンサ44.9%・14位)
運動量9位(同4位)  スプリント数14位(同16位)
リーグ平均水準で、決して突出の優秀数値ではありません。
2.戦術・試合展開
システム戦術は、一貫して【4-2-3-1】本来は攻撃的バランス型で、ハイポジション布陣・サイド攻撃・パスサッカー主体の高目ボール支配率による、積極的試合展開戦術。
しかし、本来型とは、ちょっと異なります。
支配率はほぼイーブンで、相手チーム戦術次第で上下。
陣形布陣ポジションは、基本、
守備ラインの高さ 38m(コンサ37m)・・M3rd下位置、やや低め
縦コンパクトネス(FW~DFの距離=縦の陣形密集度数値)30m(同28m)
パス数は8位の程度、但し高成功率です。
チームスタイルをコンサと対比してみると(F.LABの指数使用)
   セツトプレー 左サイド 中央 右サイド ショートカウンター ロングカウンター
横浜   48    57   42※  49※   38    45
札幌   54※   64※  39   36    42※   48
しかし、ゴール率を加味すると
横浜   2.5%※  2.3%※ 5.3%※   0%     3.8%※   2.0%※
札幌   1.9%    1.0%  3.0%     0%      0%     1.9%
どのパターンも、コンサが劣後しています。
右サイドは「斉藤学」サイドですが、両サイドに中央突破も機能し、中央からが最得点パターンです。コンサは、左サイドとセツトプレーしか機能していないのがデータ値で露呈されています。

つまり、最終強力ラインでシュート阻止・クロス・セツトプレーも跳ね返し、攻守切り換えからは、両サイド・中央の全経路から、ロングカウンター55%・ショートカウンター45%とドリブル突破の、スピード勝負でシュートチャンスを構築し、高枠内シュート率で、毎試合得点獲得、最少失点で、≪負けない試合≫を展開する戦術です。

3.選手
シーズン前の大量移籍・流失を補う新規加入主力級7選手中、6選手が試合起用選手となり、成功。残留主力選手と合わせ主力22選手を、過度な固定集中化を防ぐローテーション選手起用にて、故障離脱は2選手に止め、毎試合強力戦力を維持・継続が、ここ10試合敗戦無しとの好戦績としている主因ですね。
しかし、前試合で、主軸の中澤・天野に不良個所が発生、回復次第で、次戦コンサ戦では欠場・代替選手もあり得ますが、少なくとも鉄人中澤は、たとえ故障があっても、強行出場・活躍がありそうです。
因みに、次戦コンサ戦の起用メンバーを予想すると

          富樫
 マルティノス バブンスキー 斉藤学
      扇谷     中町
 山中   デゲネク  中澤   松原
          飯倉
  SUB;
  ウーゴヴィエイラ・前田直樹・喜田・金井・パクジョンス・新井

  と言う所でしょう。
 
強力DF デゲネク・中澤は、ジエイ・都倉しか通用しないですね。
前回対戦で痛い思いをさせてくれた斉藤学・バブンスキーも、対戦相性の良さから、起用必須でしょう。前回、途中まで斉藤を抑え込みましたが、決局、サイドからのクロスとドリブルに遣られ、3失点。  今回、同じパターンは絶対阻止です。




post by yuukun0617

19:41

コメント(1)

~進化~  第20節 C大阪戦 想定通り...

2017年08月05日

第20節C大阪戦は、前半勝負にならず、後半互角勝負と大きく局面変化。

しかし、たった2選手の起用の違いが、ここまでチームを悪化させるとは..。

ミンテと荒野で、C大阪左サイドから自由自在の攻撃、中盤制覇を許しました。

前半のコンサの実プレイポジションは、

     ⑱     ⑨
  ㊳    ⑪     
      ⑥ ㉗    ㉓
    ㉔      ⑳
        
        ⑮
        ①
 前試合の同ポジションは、
      ⑱     
         ⑨
     ⑪  
  ㊳       ㉓
    ⑥
     ⑩
    ㉔
        ⑮
       ②
       ㉕ 
  問題の2選手は、㉗ ⇔ ⑩  と ⑳ ⇔ ⑮ です。
  如何ですか。
  ポジションが全く相違していますね。
 (1)前試合では、⑮+②の2DFが。DF陣主軸でしたが、
  今日の試合では、⑮の1DFしかいません。
  特に、⑮の右脇スペースカバーは「放棄」されました。
 (2)同様、⑥の右脇のバイタルカバーは、
   前試合、⑥+⑩で、⑩はアンカー気味でエリアカバーでしたが、
  今日の試合では、⑥の右脇は空白・スペースエリアで、ノーカバー。

兵藤+荒野VSソウザ+山口で勝負となると判断する所から大問題。
それに加え、荒野の不良ポジションで、C大阪の中盤制覇・支配は当然事態。

最終ラインも、ミンテの飛出し守備は、ことごとく、自己中判断誤り・タイミング遅れでボールに触れる事も、最低限のプレイ制限も躱され、その飛出しによるスペースカバーが頻発し、全カバーが出来ず、結果、DFセンター菊地が再三引きづり出され、GK前を極度に薄くし、自由に得点されたもの。

後半、ミンテを放出し河合交代、マセードを下げ、荒野をボランチから外し、サイドとして小野投入で、互角な対戦状況に変化しました。

小野投入時間をもっと早くし、コンサ攻守整備を早く実行すれば、複数得点獲得となり、引き分け・逆転も可能でした。

前ブログで指摘した通り、現首位C大阪と勝負と出来る唯一の試合展開が、「前半開始直後からの攻勢・先制点獲得」でした。

しかし、そんな中、チャナティップ~菅の得点獲得は、チャナティップのホントに僅かなスキを狙うキラースルーパスと、菅のディフェンスを振り切るキレキレの飛出しと冷静シュートは確実な成長・自信を獲得した秀逸プレイで、大成果でした。

今節は、コンサ以外の降格圏争いチームは、維持と根性で勝ち点獲得となり、マタマタ、15位の降格圏争いに叩き込まれたもの。
しかし、現12位チームまで、勝点差は小さく、7チームで争奪となった試合結果でしたね。


post by yuukun0617

21:22

コメント(0)

~進化~  第20節 C大阪戦 試合展開・戦術・メンバー予想

2017年08月03日

明日の大阪長居金鳥スタジアムへ向け移動開始前日で、試合起用選手を候補から起用予定への選択を行う練習日です。

【ジャイアント・キラー】確立をする試合で、勝利・勝ち点3獲得を狙う対戦方針は揺るぎませんね。間違えても、リーグ首位の強敵・アウェイ戦から「勝ち点1狙い」の消極姿勢・方針は某コメンテーターに任せ、負け犬根性での<必死・懸命な試合貫徹の放棄>は捨て去っていて、チームは、とことん苦しむ中で確認し・鍛え続け・磨いて来た「誇りと自信」を糧に、リーグ首位チームをガッチリ喰らう、とのチーム総意の現況です。

勝ちに行きましょう!!

そのための試合対策・方法予想です。
1.試合展開・戦術
C大阪VSコンサドーレ札幌のマッチアップは、
①C大阪;「4-2-3-1」個々の選手・プレイの勝利を積み上げ、ボール奪取力から超スピードカウンターからの決定機から高決定力で複数得点。中盤支配と積極・攻撃優先戦術。
  VS
コンサ;「3-3-1-1-1-1(3-3-2-2)」堅守・速攻・クロス・セツトプレーで、密集・組織守備を軸にシュート機に高得点力で得点。密集組織守備優先・速攻・セットプレー戦術。
②ボール支配率
C大阪55% VS コンサ45% 基本は、C大阪48%程度の所、対戦相手戦術で変更し、次戦はコンサ45%程度の選択から、「+7%」想定以上にボールを持たされ、その数値分「余分・低必要性パスの増加」となり、そのパスの精度・成功率がターゲットとなります。
③布陣位置・陣形の縦距離(=縦の密集度・縦コンパクトネス)
面白いデータ値です。
均衡
C大阪;DFライン40m VS コンサ;DFライン37m
    コンパクトネス 30m VS     コンパクトネス 28m
 試合開始時、同点時間帯は、C大阪が、3mコンサより高いライン設定と
       コンパクトネス(縦の密集・ワイド度)2mワイドです。
所が、
コンサリード=C大阪ビハインド-
C大阪;DFライン42.5m VS コンサ;DFライン36.8m
    コンパクトネス 32.8m VS     コンパクトネス 26.8m
 C大阪は+2.5m上昇、コンサは変わらずのライン設定
 コンパクトネスは、両チーム2mで、ワイド・短縮=密集。 
逆に、
コンサビハインド=C大阪リード-
C大阪;DFライン37.9m VS コンサ;DFライン40.4m
    コンパクトネス 25.9m VS     コンパクトネス 31.8m
 C大阪は△2.1m、守備バランスを取りラインを下げ堅守態勢となります。
 コンパクトネスは、より顕著で、ワイド陣形を△4.1mも短縮し、ガチガチ。

ここからはコンサの得点チャンス・可能性は、均衡状態・コンサリードの局面が明らかです。コンサビハインドとなった場合の得点可能性は最小に絞り込んでしまい、基本積極攻撃戦術を「堅守・守備最優先戦術に転換」の試合展開で連勝・勝利・首位獲得としてきた展開で、この展開を阻止する点が最大ポイントです。

以上の点から、試合開始~前半戦での「先制点獲得」が絶対要件ですね。
その後、コンサリード状態で、コンサの堅守を維持し、その時間帯は上記の通り、攻撃バランス優先・守備力低下時間帯となり、追加点獲得し、試合終了を図る展開が、想定・狙い展開です。

試合開始~15分  カウンターで先制点獲得。
          ジェイ・チャナティップ・都倉の強烈前線炸裂。
     45分  守備優先で、失点阻止
後半開始~75分  C大阪の攻めあぐみ。チャナティップ⇔ヘイス交代で活性化。
          カウンターからのセツトプレーで追加点
     75分  選手交代で、運動量・守備力を復活

  【 2-0 】コンサ完勝!!  狙い。

2.メンバー
 C大阪起用選手はほぼ確定。対するコンサ・スタメンをシステム記載。

≪C大阪≫    
           キム・ジンヒョン

           ヨニッチ   木本 
  
      松田   ジェイ    都倉  丸橋

           山口     ソウザ

         チャナティップ   兵藤

      水沼       山村      柿谷

      菅        宮澤      マセード

         福森    杉本   ミンテ

                   菊地

                   金山
≪コンサ≫

   SUB: ヘイス(⇔チャナティップ)、小野、早坂、進藤、荒野、河合
        杉山
    ※横山の状態次第で、河合先発、SUB田中追加。

   良い勝負です!!


post by yuukun0617

15:35

コメント(2)

~進化~  第20節「C大阪戦」事前チーム現況点検

2017年08月02日

さて、シーズン後半戦も、スタートダッシュ成功!となるか否かの別れ目試合。
リーグ首位で、「絶好調でシーズン展開?とも言い切れない」が器用選手の能力をフル発揮で高戦力で勝ちきって来た、C大阪戦です。

前戦勝利から、コンサ看板【ジャイアント・キラー】を掲げ、シーズン後半を進撃します。

次戦相手、C大阪は、浦和に続く【ジャイアント】で、<全試合勝利ノルマ>の呪縛にはまり、次戦も「勝利獲得戦術」しかあり得ない状態。
結果、当然、次戦も、「試合コントロール・ボール支配・攻撃バランス偏重の積極型戦術・より勝利直結の選手起用」しかありません。
つまり、【ジャイアント】全チームに、特異・共通する同一の対戦方針ですが、
そこに、
大きな穴・ターゲットが発生します。
〇試合コントロール・・想定外になった場合、「各種バランスを崩してでも、想定シナリオに戻そう」とします。<試合展開に即応した柔軟な対応を欠く>
〇ボール支配・・支配=パス数増加しかありません。しかし、不適格なパス数増加=パス成功率急落=パスミス多発=相手へのボールロスト=カウンターリスク・機会急増=失点多発。<戦術の実現・実践がプレイ(パス)が、逆転し、プレイ(パス)至上主義で、戦術実現は無視されます>
〇攻撃バランス偏重の積極型戦術・・攻守バランスが崩れ守備数が低下しエリア管理が不能に陥る、高すぎる守備ラインはDF裏の巨大スペース発生しカウンターリスク対応困難、積極攻撃のためワイド布陣が陣形の密集度を下げ組織守備は不能<カウンターリスク急増での失点リスク危機>
〇より勝利直結の選手起用・・選手能力の高い順に起用選手選択が行われ、結果、試合起用選手の固定化・集中化が、連携度アップの代償に、起用選手フィジカルコンディションの低下・故障離脱が発生、特定選手と試合未起用選手との二層化が選手レベル・意識・育成の二分化に直結。<選手層の希薄化>

ここに、各チーム毎の個別重要課題があったら、益々、困難となる、との状況に多くのチームが嵌っています。

という事で、コンサにとっては、対戦攻略ポイント・ターゲット満載の試合相手という事で、中位・下位チームの「勝点1狙い戦略」だとか「守備優先・消極型戦術」チームとの対戦の方が、戦力均衡はある分、勝利・勝点3獲得への対戦攻略法は難しく・成功確率も低いものです。つまり、
中位・下位チームとの対戦;
 敗戦確率は低下。 勝利確率は、余程の戦力優位が無い限り低下。
上位チームとの対戦;
 敗戦確率は上昇。 勝率確率は、対戦方針はより明確で、一定程度あり、
という事です。

【ジャイアント・キラー】です!

では、チーム点検。
1.現況・戦績
①順位1位 勝点41(2位と1差) 12勝(2位)5分(4位)3敗(1位)
 得点40(2位) 失点(6位) 得失差19(1位、2位と4点差)
・・勝利数と敗戦数が1位の原因。高得点力+そこそこの失点阻止力で、高得失差は攻守バランスの良さを示しています。ここから、敗戦数1位だからと言って、守備優先と言う訳では無く、守備はリーグ上位の中、下の程度とし、攻撃優先のバランスで、高得点力が1位の主因。
②攻撃
・ゴール2位 攻撃回数6位 シュート数5位 枠内数2位 決定率14.0%1位
・パス数11位-成功率75.2%12位 
・クロス数6位-成功率23.8%8位-得点10点1位
・セットプレー数17位-得点13点1位
・・現在の強さ・得点数・順位の真因が、ここにあります。【リーグ断トツの決定力】です。決定率順にチームを並べると〔1位C大阪-8位浦和-4位川崎-6位磐田-3位G大阪-2位鹿島・・〕となり、上位チームの条件です。
パスデータは、極端なパスサッカーとのデータ値では無いですね。ショートパスだけでなく、ロングパスも加えた、攻守切り換えからのカウンターのスピード・精度・創造性で構築しているデータ値です。
特筆の第二点が、【クロスとセツトプレー得点力】です。実は、プレイ多回数ではありません。逆に、少回数に拘わらず、どちらも、リーグ最多得点との点で、クロスのキック力とプレスキック力は共通し、優秀プレスキッカーによる精密度・スピード・アタックポイント、優秀ターゲット選手の得点力を示す数値です。
③守備
・失点6位 被攻撃回数9位 被シュート数8位 被決定率7位
・タックル数6位 クリア数11位 インターセプト1位 オフサイド1位
・クロス失点15位 セツトプレー失点2位 
・・攻撃データに比べると、リーグ中位の数値です。クロス防御には弱点まであります。しかし、特筆第三点目が、【インターセプト力=ボール奪取力 断トツ1位】です。C大阪の攻守の原点となるもので、長優秀ボランチ2名ソウザ・山口蛍はリーグ最強の、エリアカバー・そのための運動量・適格ポジショニング能力を基にした素早いタイトチェック・超強力ボールカット奪取力で、運動量・スピードを持つDF陣と協力して、守備と攻守の切り替えを行います。その判断スピード・攻撃スピード・鋭い縦パスとドリブルでの突破・スピードに乗ったクロス攻撃・セツトプレーと連続するスタート局面を強力に構築するものです。
④その他基本データ
・ボール支配率48.1%12位
・運動量7位 スプリント数3位
・・あれ~? 支配率は下位レベルで、積極的試合展開で、攻守バランスを崩す所までは追及しておらず、攻守のバランスがやや攻撃的、との程度で取れている点が、強さの秘密ですね。
スプリント力は、カウンターの展開・プレースピードの源泉で、相手陣が整う前でのカウンター成功が、数値にて示されています。「堅守・速攻」を基本とする、ですが、そのスタートポジションが、前線に近い、ボランチ位置~より高い位置でのボール奪取からとなり、短手数でゴールに到達となるショートカウンター、サイドへ転換のロングカウンターを成功させるスプリント力となる数値です。
2.戦術
システム戦術【4-2-3-1】が、定番戦術で、数年の経験・習熟を蓄積し今シーズンも同様に展開しています。
個々の選手・プレーでの勝利を積み重ね・連続させて、連係・組織プレーとするコンセプトで、「積極型やや攻撃的戦術」。守備ラインは、高いライン設定で、前線からの守備・中盤支配のボランチと連携DFにより、ボール奪取を図り、その攻守切り換えの瞬間、スピード勝負で、ショート・ロングカウンター、サイド攻撃を仕掛け、攻撃的ボランチの推進力を基に、3攻撃的MFの独創性・精度・スピード・強さに充ちたパス・ドリブル・ロングとミドルシュート・クロス・スルーパスの多彩攻撃を掛け、クローザーにも決定力1トップで仕留め、こぼれを2列目・3列目で仕留めるもの。
謂わば「より前線に近い堅守・速攻と多彩攻撃」戦術です。

しかし、昨シーズンのJ2では、【低決定率と不安定DFライン・優秀ボランチの機能不全】で、攻守バランスに苦しむシーズンでしたが、【決定率と被決定率の劇的改善】により、本来チーム力がハイレベルで発揮され始め、高い戦力発揮が連続し、戦績の高位安定となったものです。その改善の源泉が、監督交代であった事は明らかです。
厳しい監督のもと、適格・適切な方針・指示・練習・展開となり、大幅に戦力活性化となり、それだけでも、大幅改善とした今シーズンとなっています。

3.選手
移籍加入は、
新加入 MF 清武 弘嗣 セビージャFC  
期限付き MF 水沼 宏太 FC東京  
新加入 GK 圍 謙太朗 FC東京  
新加入 MF 福満 隆貴 レノファ山口  
新加入 DF マテイ ヨニッチ  の現主軸選手も成功し、豊富な高レベル選手層を更に厚く、リーグトップランクの現状です。全ポジション、現代表・元代表・代表候補で構築された選手層で、他チームでの「選手固定化・集中化」傾向も回避できているものです。

現システム戦術「4-2-3-1」は高レベル選手の配置起用が可能な状態で、現選手層に最適な現システム戦術も最高レベルで戦術発揮・機能となるもの。

隙が見つけにくいですが、前置きでの記述の通り、全試合必勝ノルマ指向での「スキ・スペース・ギャップ」はあります!!


post by yuukun0617

14:04

コメント(0)

~進化~  第19節浦和戦・・後日談

2017年07月30日

昨日、試合直後ブログに、
『浦和は、想定通りの脆さが、そのまま現実となりましたね。
このままでは、再浮上はかなり遠い状況で、ある意味、この試合で「チーム崩壊」状況まで追い込まれた試合となった、ものと今後を占います。』と掲載しましたが、

本日リリースで、ミーシャ監督電撃解任ですね。
驚くのは、現地、即ち、ドームにレッズ首脳陣居残り会議で、緊急決定だったとの事。
昨日のレッズベンチは、「掟破りの勝負手、45分時点の3選手同時一斉交代」後、被交代3選手の怒りとぼう然自失の表情、コーチ・ベンチ選手も声も出ない状況が、酷く印象的でした。ミーシャ(ペトロヴィッチ)監督だけが、コーチコーナーで叫び続けていました。
監督と選手の信頼が切れたあの姿が、チーム崩壊に見え、その旨掲載した理由でしたが、レッズ首脳陣はその姿から、解任を即決したものだったと推測します。

これで、攻撃型「3-4-2-1」戦術の代表格だった「広島に続き浦和」も戦術破綻・監督解任となりました。

本来「3-4-2-1」型戦術は、間違いなく「堅守・速攻」が基本戦術の筈でしたが、ミーシャは、個別独自の戦術として「攻撃型」の【改造3-4-2-1戦術】を確立し、【広島でのリーグ制覇、続いて、浦和では千年王者を夢見た成功】を指向してきたものでした。
攻撃型への改造の主項目は、①高ボール支配率と試合展開支配②多パス数・多攻撃回数・多シュート・多得点力③高攻撃バランス(ボール位置基準で、攻撃選手数>守備選手数)④高陣形布陣位置の4項目でした。しかし、4項目共、より高率を目指す事がチーム成長との認識に陥り、歯止めを無いた追及が続く中、チームバランスは崩れ始め、⑤①②により、多シュート数となるも、決定率の追及を欠く、シュート至上主義となり、多得点に急ブレーキがかかりました。⑥③④も、バランス超過に陥り、少ない守備陣でのカウンター防御は、機能せず、大量失点となり、一気に、戦績・順位転落となっている訳です。
しかし、「常勝チーム」の夢は、降ろす事を、チームもサポーターも決して許さず、戦術転換は不能状態となっていたものです。
そんな浦和でしたから、このブログでも≪十分勝機も、チャンスもあり、勝ち点3獲得狙いで臨みましょう≫とした理由でした。
コンサの基本戦術は、昨年「3-4-1-2」型、今年の「3-3-2-2」型共に、その系譜・系統に並ぶもので、いずれコンサの戦力向上時点では攻撃型へ成長、との進化過程の先端を走る両チームの筈でした。

「3-4-2-1」型の「攻撃型への進化」は、教科書・お手本チームも消滅し「封印」です。
本来の「堅守・速攻」戦術の高レベル化、即ち、戦術に準拠した、プレイレベルのアップ・連係プレーの熟成と現実化・戦術実践可能選手の増加、に徹するべきと思います。

最後にもう一つ、直近5節の期間は、四方田監督も真の勉強をした事でしょう。
一時は、「解任寸前」まで追い込まれましたが、「瀬戸際の勝利・引き分け」を克ち取り、「落ち着いて、采配出来る状態」を掴み取りました。
「選手とサポーター」のお陰でしたので、皆さんに感謝して貰わないと!ですが、現時点では、采配のスピード・質・内容も、期待レベルに近づいて来ています。
「選手起用と練習」は、未だ、信用は低く、要注意・注視レベルから抜け出す段階には至っていませんが、もう暫くで、改善してくれそうですね。

有力2選手加入と有力故障選手復帰で、コンサのチーム状況は劇的改善です。
あらためて、宣言しましょう!!
「全試合決勝戦=全試合勝ち点3狙い」で進撃です!!


post by yuukun0617

18:31

コメント(0)

~進化~  第19節 ジャイアント・キラー誕生!

2017年07月29日

コンサ 2得点での勝利!!
予想通りの結果で大感激。

浦和は、想定通りの脆さが、そのまま現実となりましたね。
このままでは、再浮上はかなり遠い状況で、ある意味、この試合で「チーム崩壊」状況まで追い込まれた試合となった、ものと今後を占います。

しかし、「33353の入場」は、圧巻でしたね。
2000人超の浦和サポの声は、ほとんど掻き消され、オールコンサ状態が完成しました。

サポーターの力を、リアル大有利試合環境に実現し、試合は、コンサの想定通り内容を成功させました。

先ず、反省ですが、本試合前まで、「外国籍選手の試合出場数制限」で、上限「外国籍3人+ACL枠1人か提携国枠1人」の最大4人との認識でしたが、
大間違いで、「提携国枠選手登録1名」は、国内選手との取り扱いで、提携国枠チャナティップを含むと、最大5名までベンチ登録出来、本日試合で実現したのですね。
その意味でも、外国選手5名をベンチ登録した第1号チーム・試合だった、記念の試合だったのですね。

本日の殊勲者は、多数挙げられますが、トップランクに、チャナティップ・兵藤・菊地・ソンユン・福森・都倉・ジェイ、第二ランクに、ヘイス・菅・マセード・小野・宮澤、第三ランクに、進藤 で横山以外の全選手でしたが、

チャナティップは、サッカーセンスが溢れるインテリジェンスが際立ち、テクニック・闘志・スピード・強さ・センス良いシュート力もJ1ランクの凄い選手でした。
貴重なスタメン候補、当確です。

本日の「勝利」の要因を。
1.コンサの最大課題であったシュート決定力(率)の大幅改善
 本日、シュート11本で2得点は18.1%となりますが、この数値は、リーグトップの平均決定率が13.9%で、遥かにそれを上回る高率でした。
しかし、もっと凄かったのは、枠内シュート数が、10本(推定値)で、枠内率は、驚異的な90.9%で、相手の浦和は、シュート数7本、枠内シュート数2本の枠内率28%で、この差が、そのまま得点差となったものでした。
しかし、実は、もっと深いプレーが展開されていたのです。
今日のシュートは、間違いなく「枠内では無くて、枠内の中の一定ターゲットに集中させていたもの」だった、つまり、全シュート「ターゲットシュート」を実践するプレイだった事です。 
多分ですが、
【本日のシュートターゲットは、GK西川の両足元脇狙い】でしたね。
 確かに、西川のシュートブロックでは、特に近距離からの両脇下位置シュート阻止は弱点で、シュートターゲットとして最適でした。
本日試合では、「枠内シュート」を狙った結果では無くて、「枠内ターゲット」を狙った結果という事です。
この変化は、以前より、「決定力改善へ即効力のあるプレイ」として、再三指摘し続けたましたが、実は、W杯の予選試合で、相手チームが直前練習のメニューとしていたプレーで、その練習内容は目から鱗が落ちるものでした。その対戦相手は、サウジアラビアとタイでした。
チャナティップ効果かもしれません。

いずれにしても、コンサは「枠内ターゲットシュート」に一掃・統一され、決定率課題を脱却し、多回数攻撃機会・シュート数が、得点数に直結との段階へランクアップしたのではないでしょうか!!
2.攻守の柱となる選手層構築
ジェイ・チャナティップの獲得が契機となって、堅守・速攻の中軸選手が確立してきました。
横山代替の菊地、攻守の要の兵藤、ボール奪取主力・攻守切り換え起点・ピンポイントキックの福森、広いカバーエリアを活かし始め高阻止率のソンユン、前線のボール配給・コントロール天才のヘイス、DFを弾き飛ばす都倉、キレのプレー発揮の菅、ピンポイントスピードクロスのマセードは、戦術理解・連携理解が高レベルに到達し始め、2人加入で、チームを、より高レベル化のプレーとし始めました。
一方、YBC戦でも明らかな様に、そのレベルに未到達選手との乖離が急速に拡大し、チームの二分化が起き始めています。ランク以下の選手のボトムアップしか対策はありませんが、その中から、1名でも多く、主力層とすべき段階に至ったという進化です。

今日の実戦でのプレイポジションは、背番号
   ⑱     
         ⑨
     ⑪  
  ㊳       ㉓
    ⑥
     ⑩
    ㉔
        ⑮
       ②
       ㉕   が実際各選手のプレー位置で、
システムは「3-1-3-1-2」で、全選手、違和感無く伸び伸びプレーでした。
DF-②⑮㉔ 、A-⑩、ボ-⑥、両SH-㉓㊳、トップ下-⑪、FW-⑨⑱
⑱⇒㊽、⑨⇒㊹⇔⑪、②⇒㉟⇔⑮
チャナティップ・都倉+ヘイス
ジェイ・都倉・ヘイス
ジェイ・ヘイス・小野  どれも、J1屈指の攻撃陣です。
「ターゲットシュート力=決定力」満載です。

もう一つ、チャナティップのプレー能力で大事なポイントがありました。
運動量・スプリント力・パス成功率です。
運動量・・試合1位兵藤・2位駒井でしたが、チャナティップの毎分当り運動量は、125m/分で、兵藤と同数値でした。両チーム合わせて1位が兵藤・チャナティップの2人に増えたという事です。
スプリント数・・1位関根・90分2位駒井90分・3位チャナティップ63分・4位兵藤90分でしたが、90分換算では、1位関根と同数値で、実は1位ランク。
パス成功率・・チームは65%の低数値でしたが、チャナティップは別物で、同一戦術に関わらず、89%の高率で、パスミスはほとんど無いもので、攻撃への推進力そのものとなっていたのですね。 ヤッパリ、小さいですが、本当に凄~い選手が、チームに加わってくれたのですね。
3.ジャイアント・キラー誕生
コンサは、ジャイアントキリングの様な弱者戦略の段階は、閉幕になったかもしれません。
本戦からは、「ジャイアント・キラー」=強い相手・高レベル戦術チームにこそ、「堅守・速攻」戦術が、より強力に発動し、倒す確率が上昇するものです。
下位ランクの「守備優先相手」から勝利・勝ち点3を獲得するためには、「遅攻での得点獲得」力が必要となり、相手のスペース・ギャップを殆ど消された相手からの勝利の確率は、思う程は、上昇しません。逆に、攻撃型チームのスペース・ギャップを突く「速攻」の方が、確率は上がるものです。
ここは、今後のシーズン戦略の転換点となり、「強い・上位チームからの勝ち点獲得」も狙う段階に進化です。

本日大宮、明日広島・新潟の戦績次第で、降格圏から離脱が開始です。
「全試合決勝戦」との四方田監督コメントの通り、全試合勝利獲得を狙う段階に進化ですね。


post by yuukun0617

21:03

コメント(0)

~進化~  第19節決戦!浦和戦

2017年07月28日

決戦は土曜日! いよいよ、シーズン再開し、降格圏脱出戦のスタート。

チーム・サポーター一丸で、積極果敢に怖気ず、どんな強敵にも最後の最後まで、したたかにしぶとくチャンスを狙い続け、番狂わせ=ジャイアントキラーを目指しましょう。

明後日、浦和は、最適な獲物です。

浦和の現況は、
守備破綻となる複数失点の連続で、順位は、優勝候補転落となる第8位に低迷し、特に失点は、新潟・仙台に続くワースト3位の34失点で、コンサのワースト6位28失点を大きく上回っています。しかし、実は守備破綻は、最多攻撃回数に拘わらず得点が伸びず、そのため、攻撃バランス優先となる結果です。
試合中、相手を遥かに上回る攻撃機会とシュートチャンス・シュート数に拘わらず、得点が成功しないケースで、相手の得点(浦和の失点)がある場合、
より強く攻撃バランス(ボール基準位置で、攻撃選手数>守備選手数状態)となり、守備陣は試合開始時から大きく変化し、人数不足の少人数でのエリア管理が、管理・コントロール不成立状態で、更なる攻撃時間継続も重なり、その代償が、複数失点、との試合展開に苦しんでいます。
全試合全勝のノルマに嵌っているチームが故のトラウマで、<より大量得点>で失点も上回り、勝利とする、とのチームコンセプトが故の事態です。
結局、シュートを打つも、枠内にも飛ばない「ホームランシュート」だらけで、【決定力】が全ての原因・出発点です。  常々、コンサでも重大課題として「決定率」直近では「シュートターゲット成功率」を指摘して来ましたが、常勝レッズが得点出来ない状況に転落した主因です。広島低迷、横浜FM低迷、全て同一原因です。

では、次戦の試合展開・戦術・起用選手予想です。

1.試合展開
浦和の最悪試合展開とするためには、
①「シュート阻止」で、シュート数・攻撃回数は多数回になっても、最後のシュートブロックで「得点阻止を継続する」だけで、浦和は更に攻撃バランスを高め続け、守備破綻状態を継続し続けます。DF・GKの最終守備が最大ポイントで、複数・組織守備で阻止は可能で、30分その状態で、シュートは、より遠くや無理態勢での「ホームランシュート」比率が急上昇し、「枠内」には殆どシュートが飛んで来ない状態に転落させられます。
攻撃機会は、30分以降に守備破綻度がどんどん増加しますので、それまでは、絶対無理攻めをせず、待つのがポイントです。
②①の状態から、カウンターへの守備が薄まり、スペース発生・マッチアップズレも多数産まれ、ボール奪取からの攻守切り換えでの「スピード(遅い敵帰陣以上に停滞しない事)・精度勝負」で、決定機が複数回コンサに来ます。
③決定機での「シュート決定率・シュートターゲット成功率」がコンサの勝敗の分岐ポイントです。落ち着いて、ゴール枠内のターゲットに冷静シュートを撃つのです。
複数機会ですので、ちゃんと遣れば「複数得点が必ず取れます」。
④以上の通り、試合展開は、
 試合開始~前半   無理な攻撃、特に、攻撃バランスではなく、
           守備バランスでの攻撃に限定し、
           「シュート阻止」最優先の守備時間帯で良いです。
 後半 ~ 終了   浦和の守備破綻・自壊の「超攻撃バランス」時間帯
           が続き、その中の、スペース・ギャップを突いた
           カウンター・セットプレーで複数得点獲得

 試合結果      【 2-1 】 
           守備勝利と鋭いカウンターとセットプレーの複数得点
           ジャイアント・キラーのスタートにしましょう。
2.戦術
試合全般、守備「シュート阻止」最優先戦術ですので、
【3-3-1-1-1-1】(3-3-1-3類似型)超守備的、アンカー+ボランチ型です。「堅守・速攻」ですが、一点重要点が、
守備ラインは、これまでよりも高い「38m~40m」を維持し、より高い位置取りで、「縦に短く横の密集陣形」をより敵ゴールに近づき、カウンター攻撃力・パス交換が容易で、一方、守備ライン裏スペースはリスク対応可能なエリア範囲となり、超守備を少しだけ攻撃的に変化させます。
パス精度を上げてボールロスト率を下げ、ロング・ショートカウンターを、DF陣だけでなく
ボール奪取のアンカー・ボランチからも開始し、両サイド・中央突破も含めた攻撃展開とします。また、攻撃派生の「セットプレー」での得点も大きく期待出来、ピンポイントパスへの「決定力」がポイントです。

3.メンバー
明確に、水曜YBC戦・土曜ムアントン戦の起用選手を分離し、次戦主力メンバーを温存しました。逆に、その点から、次戦のメンバーはほぼ推定出来てしまいますね。

          ジェイ
                都倉
        ヘイス
               兵藤
     菅    稲本(宮澤)  マセード  
        福森      菊地
            横山
           ソンユン

      アンカーを稲本か宮澤か、程度で、あとは鉄板気味ですね。
      SUB  YBC一部起用の
           早坂・小野・内村  は可能です。
           宮澤
           石井・上原  位でしょうか。           
           金山
      外国籍制限で、ミンテ・チャナティップはベンチ外。
    スタメンは、強力・リーグ中位レベル以上ですね。
    
    勝利は十分あります。
    ジャイアント・キラー コンサドーレ札幌の誕生としましょう。


post by yuukun0617

00:19

コメント(0)

~進化~  明日、YBC戦プレーオフステージ第2戦

2017年07月25日

シーズン中断期間明けの第19戦から、一気にシーズン終盤へなだれ込む16試合です。
シーズン終幕時を笑顔で迎えるための「真剣勝負」!
全選手・全チーム・全サポーターは、その存在と将来を賭けて、雄々しく、しかし、厳しい波乱・苦闘の中、今の自己を捨て去り、新たな能力と力を心と肉にした、確かな成長を掴んでいる事が、チーム・選手・サポーターの歓喜・将来となる展開です。

そのため、最良の準備と試合前環境を、第19節「浦和」戦に用意しなければなりません。

ここから、明日の「C大阪戦」の対応・準備は、限定されたものとなりますし、それ以外の対応は、チーム管理のミス・大失策となります。
限定内容を確認しましょう。
①7/29 14:00~ 第19節に、スタメン起用予定主力選手コンディションを最良状態とする。
②2日前の26日YBC「C大阪戦」では、29日スタメン起用予定主力は3選手までで、、短時間限定のコンディション調整用起用とする(最大45分、基本は30分まで)。・・「26日30分ハード実戦トレーニング~27日中程度負荷トレーニング~28日軽負荷リフレッシュタイム~29日実戦時に軽い感覚=良コンディション状態」のサイクルです。
③26日YBC戦の主力メンバーは、29日スタメン候補の短時間限定起用は3名までとし、残る8名+SUBは、29日スタメン起用予定外選手とする。
の3点です。

ここから、29日スタメン起用予定候補選手は、
GK-ソンユン、DF-横山・福森・菊地、SH-Rマセード・L菅、A-稲本、RDMF兵藤、LAMFヘイス、RSFW都倉、LTFWジェイとします。
26日にコンディション調整用短時間起用は、LSH菅・RSFW都倉・LTFWジェイの3名とします。

では、26日YBC「C大阪戦」メンバーを予想します。
システムは、変化形の「3-3-1-1-1-1」型で。

(※ちょっと、無修正しますね m(__)m)

       ジェイ
             都倉
       チャナティップ
             荒野
   菅     宮澤      早坂
      進藤     ミンテ
          河合
          金山

     SUB :  金園 ・・30分 ジェイと交代
            内村 ・・30分 都倉と交代
            兵藤 
            田中 ・・30分 菅と交代  
            小野
            石井
            杉山

  試合結果は、堅守・速攻戦術を意識するも、成果は困難で、
  寄せな突破し、勝ち上がりのためには「3点以上の点差勝利」しか方法は無いものです。

            
       
      


post by yuukun0617

22:20

コメント(1)

~進化~ シーズン後半戦へ進め-4完

2017年07月24日

「~進化~ シーズン後半戦へ進め」シリーズも第4章完とまとめとなりました。
最終章は、選手起用と試合展開について、です。

過去3ブログで、戦績からの課題発見・確認~改善策策定と進み、直前ブログで、
◎システム戦術進化;【堅守・速攻】戦術再獲得・【3-3-1-1-1-1】の「3バック・1アンカー・3列-3.5列-4列‐4.5列に左右ジグザクにボランチ・インサイドハーフ兼トップ下・シャドー・1トップの現システムの変形陣形」(見方によっては、「3-3-2-2」にも、「3-3-1-3」にも見える布陣ですね。)
◎陣形布陣位置(DFライン);【38~40m】・・現在平均より3~5m上昇
◎攻守切り換えから、ショート・ロングカウンター、敵ギャップ・スペースを突いたサイド+中央突破、ストロングポイントのセットプレー攻撃の復活・活性化
◎パス成功率アップと攻撃時間拡大と低フィジカルの改善での前半30分~後半75分の45分時間帯低フィジカル失点パターン改善
◎練習;効果の高い適正内容・改善成果となる方法 が要約ポイントでした。

1.では、選手起用法です。
選手起用の大原則を確認しておきましょう。
【起用選手の選択基準は、システム戦術を最大に実現する選手】です。
あくまでも、「チームで共有した統一戦術」の最良実現選手ですね。
そのための「選手固有能力発揮」の最大値となる組み合わせ選択が、最適正選手選択です。
そのため、各ポジションで求められる役割・能力の設定と明示が、前提となりますね。

では、上述システム【3-3-1-1-1-1】で設定しましょう。(GK側から)

第1列;3DF 〔守備〕シュート機会と失点阻止の守備力(賢さ・予測力・ポジショニング・高さ・強さ・高さ・スタミナ+あったらスピード・テクニック・キャプテンシー)
〔攻撃〕賢さ、運動量、攻撃起点力ロングカウンターのフィード力、ショートカウンターのパス力、セットプレーでの空中戦支配力

第2列;両サイドハーフ 〔守備〕5バックで最終ラインを形成する事から、敵味方プレイ予測力、より速いリスク管理力からのポジショニング、攻守共により速い上下動のための運動量とスプリント力、敵サイドからの侵入阻止とパス供給阻止とボール奪取の守備力
〔攻撃〕攻守切り換えでのカウンターでのもサイドスペースへの侵入・突破、最前線へのアシスト・クロス役で、より速く積極的な予測力、スプリントのスピード・反復力、パストラップと高精度・速く・強いパスキック力
アンカー(A) 〔守備〕中盤の底のポジションに留まり、バイタルスペースのエリアカバーの専任役で、同時に、攻守共にDFとMF・FWとのボール中継役。最重要能力は、プレイ予測力と適格なポジショニングでエリアカバーの成否に直結する能力、またカバーエリアを大きなものと出来るのか、小さくしかならないかは、運動量の豊富さ次第。高さ・強さ・ボール奪取力。 
〔攻撃〕DFとMF・FWとの中継役=ゲームメイカー・攻撃起点パス供給役が主役割。合わせて、ロング・ミドルシュートでの攻撃参加力。 最短での最適攻撃経路判断力、プレイ予測力、高精度・速く・強い 長・短パス力。

第3列;RDMF 〔守備〕アンカー前の右ミドルエリアカバー。中盤での相手パス・侵入突破阻止、ボール奪取の追い込み・奪取役。カバーエリアの縦・横への大きさは、運動量の豊富さ次第で、各ポジションエリアカバーが重なるためには豊富な運動量選手が必要。プレイ予測力、強靭なタイトチェック力、ボール奪取力、適格なポジショニング。
〔攻撃〕ショートカウンター・中央突破・右サイド攻撃 での連携パス交換・スルーパス役、前線への3列目からの飛出し攻撃参加役。 高いプレイ予測力、高精度・速く・強いスルーパス・パス力、飛出しの攻撃参加でのスプリントの速さ・相手スペースへの侵入。

第3.5列;LAMF(トップ下) 〔守備〕中盤の相手パス交換の阻止・ボール奪取の追い込み役、前線守備からショートカウンターの第1順位守備主役。プレイ予測力、速く・強いタイトチェック力により相手パス供給でのパス選択先抑制・阻止力。そのため豊富な運動力・強靭な体幹。
〔攻撃〕前線へのラストパス・スルーパスのパサー・最前線ゲームメーカー役と、前線へのフィードの受け手・シュートチャンスでの積極果敢シュートストライカー役。素早く正確なプレイ予測力、独創的なゲ-ムメイク力、高精度・速く・強いパス力、高決定率シュート力(特に、高いシュートターゲット成功率)、ポスト役のためのフィードトラップ力・キープ力。

第4例;RSFW(シャドーストライカー)
第4.5列;LTFW(1トップ)
〔守備〕前線からの守備力。パス供給元へのタイトチェックで、ボール奪取・パス供給先の抑制役。 プレイ予測力、タイトチェック力、そのための豊富な運動量。
〔攻撃〕攻撃のクローザー、ポスト、ラストパサー役。素早く・高精度のプレイ予測力と創造性の高いゲームメイク力、高い決定力(高シュートターゲット成功率)、ポストターゲットのトラップ・ボールコントロール・パス供給力、スペース飛出しのスピード・創造性とラストパス力、セットプレーターゲットとしての高さ・支配力。

以上の通り、どのポジションも、攻守共に、多項目・高レベルの役割とそのための能力が必要となり、言い換えれば、どの能力を有するどの選手を選択するかにより、戦術上の役割のプレイ遂行度と効果が決定されるものとなりますね。

候補選手です。シーズン前のチーム点検の中で、各選手の個別能力を詳細に確認しましたが、本ブログでは、上記必要条件の中で、総合値の順番で記載してみます「-」一定レベル以上、「・」一定レベル以下
第1列
(DF)  増川(9月初復帰予定)-横山-福森-菊地-河合・(宮澤)・ミンテ・進藤
第2列
(RSH) マセード-早坂・石井・荒野・ミンテ・上原
(LSH) -田中-福森-早坂・石井・荒野・上原
(A)   稲本-宮澤-荒野-横山-菊地・ミンテ・前 
第3列
(RDMF)稲本-兵藤-宮澤-荒野・菅
第3.5列
(LAMF)ヘイス-兵藤-小野-チャナティップ-都倉-内村-荒野
第4列
(RSFW)都倉-ヘイス-チャナティップ-内村・早坂・上原
第4.5列
(LTFW)ジェイ-都倉-ヘイス-内村-・原
第一順位でシステム形式で記載すると、

      ジェイ
             都倉
     ヘイス
            兵藤
  菅     稲本      マセード
     福森      菊地
         横山
        ソンユン      となります。

ジェイ・チャナティップの加入に伴い、今シーズンの外国籍選手起用では注意点が発生しました。今シーズンより、外国籍選手登録枠は「5枠」に拡大されましたが、試合起用は、「外国籍選手3名+AFC枠か提携国枠どちらかで1名」と限定されました。
コンサでは、
・外国籍枠・・ヘイス・ジュリーニョ・マセード・ミンテ
・AFC枠・・ソンユン(ミンテと交換しても可)  の5名
 でしたが、
・外国籍枠・・ジェイ
・提携国枠・・チャナティップ が加入・合流しま、その代替策として、ジュリーニョの故障離脱からチーム登録抹消し、
・外国籍・・ジェイ・ヘイス・マセード・ミンテ・ソンユン
・提携国・・チャナティップ 6名チーム登録としましたが、

試合起用は、「外国籍3名+AFCか提携国で1名」までで、
GKソンユンが決定とすると、
「AFCソンユン」+「外国籍3名」しか起用法はありません。
その外国籍対象は「ジェイ・ヘイス・マセード・チャナティップ・ミンテ」の5名の中から、「3名のみ選択」となります。
結果、ジェイ・ヘイス・マセードをスタメン起用する限り、チャナティップ・ミンテは試合登録も出来ない訳で、スタメン候補がフィジカル低下等となった場合のバックアップメンバーとしかならず、特にチャナティップの試合途中の切り札起用は不能となってしまいます。
ジェイ・ヘイスが好調の場合は、マセードとチャナティップの試合登録の選択ですね。

2.試合展開
18節までの平均的試合展開は、
試合開始~ 15分 高目の守備ライン・高い選手スプリント数と運動量・積極的攻守姿勢
30分 ~ 75分 45分間の試合半分時間帯、フィジカル低下で、スプリント・運動量低下、守備ライン低下、守勢一辺倒で消極姿勢で失点タイム
75分 ~ 90分 失点・敗勢を挽回のため、選手交代・攻勢態勢とするも逆失点も。
でしたが、

時間帯「30分~75分(45分間)」に大問題があり、
①消極姿勢:試合コントロール放棄
②プレイの量が急低下し、意識・質のレベル低下
③低い試合展開の打開意欲から、極度に遅い「選手交代・戦術変更」の75分時点集中

チーム戦術・試合コントロールで、監督の指揮官の問題と、
選手フィジカル低下の試合プレイ直結・連動の課題です。
30分時点での戦術指示・選手交代検討、
45分後半開始時での同対応、
60分時点での同対応 で、試合コントロールのベンチワーク。

あくまでも、全選手60分時点まで全力プレーの維持・実践を実行し、45~60分で選手交代2名まで完了しておく。【60分まで積極姿勢を維持・継続する展開】です。

試合展開・試合コントロール力の改善です。




post by yuukun0617

12:21

コメント(2)

~進化~ シーズン後半戦へ進め-3

2017年07月22日

我がコンサは、ミニキャンプとはしていない数少ないJ1チームですが、
明日のムアントン戦・宮の沢でのTG・実質的にTG目的度が上がっているC大阪戦の、実戦3試合で、戦力調整を纏める目算で、進んでいますね。
最初と最後は、謂わば「超豪華な強力練習相手の胸・肩を借り」、高レベル練習相手とのマッチアップで「より高いレベルのプレイ」を引き出して貰う、との他力本願型レベル改善プランです。コンサの教育・練習力では到底叶わなかった改善も、棚ボタ式で獲得できる・か・も、ですね。・・・ でも、練習内容・質は、本当に深刻な程、低レベルです! 監督・コーチの真剣度には、強く疑問・疑念が累積し続けています。Wクラス選手だった「伸二・稲・兵藤」、追求型「都倉・増川・河合」が良く黙って付いていってますね。

愚痴は辞めて、前に向かいましょう。

前々回、前回ブログで、18節までの戦績データを分析し、現状課題を探り出しました。
いよいよ、その改善策の策定に入ります。

解かり易くするため、課題項目を一覧に。(詳細は、前々・前ブログをご覧下さい)
改善結果 ①勝利数・敗戦数の改善
     ②得点・失点の改善
練習   ③シュート枠内数・決定率の改善
練習   ④枠内シュート決定率=シュートターゲット成功率の改善
練習・戦術⑤パス成功率の改善
戦術   ⑥敵シュートの機会・阻止の改善
戦術   ⑦前半30分~75分(45分間)低レベルフィジカルの失点パターン改善
戦術   ⑧攻守両方のため攻撃時間の拡大
戦術   ⑨支配率根本改善は不可能で、守備陣布陣位置上げるで、少改善
練習・戦術⑩著しく劣後のスプリント回数の改善
 +
戦術   ⑪現行失敗システム戦術の改善

改善策の策定順は、当然、
  戦術:⑪・⑤・⑥・⑦・⑧・⑨・⑩ 
⇒ 練習:③・④・⑤・⑩
⇒ 結果:②・③ 
⇒ 結果:①      です。

 = 改善策 =
1.⑪現行失敗システム戦術の改善
  ⑨支配率根本改善は不可能で、守備陣布陣位置上げるで、少改善
 大きくシステム変更する時間・能力もありません。現在の保有能力からの改善ですね。
「堅守・速攻」戦術を捨てるのは不可能です。
ズバリ、
【3-3-1-1-1-1】 
 第1列  ・・3DF  -3TOPにマッチアップ、2TOPに+1枚
 第2列・・2SW・1A -3バック最大の弱点両DF脇・バイタル守備
 第3列  ・・RDMF -Rハーフ位置カバー・アンカーと連動
 第3.5列・・LAMF -Lハーフ前位置カバー・TOP下役
 第4列  ・・RSFW -R前線・シャドー得点・飛出しアシスト
 第4.5列・・LTFW -L最前線・1TOP・クローザー
【陣形布陣位置- 38~40m】
 失点時間帯の30分~75分は、平均36.7~37.8mで、
 試合開始時38.6mから、2mラインが低下しています。 
 試合開始時38.6m以上を維持し続けた守備陣とします。
この2点の改善は、

スペースをほぼカバー、

選手ポジションも平行から斜めスライドとなり、相手守備マークのギャップを作り易く変化し、相手の複数守備局面が、単独守備局面に変化させられ、パスコース、侵入スペースを産んで、カウンターもショート・ロング共に効果・有効性が上昇します。

連動して、⑤パス成功率の改善と⑧攻守両方のため攻撃時間の拡大にも、改善効果が連動します。パス成功率のポイントは、正しい敵・味方プレイの予測によるパス選択判断、パスコース作りの動き出し、パステクニックの3つですが、パスコースの増加で、直ちにパス成功確率を上げるパスコースの複数化となり、パス成功率を上昇させるものです。

そして、パス交換の増加は、当然、攻撃時間の拡大となり、

⑦前半30分~75分(45分間)低レベルフィジカルの失点パターン改善に繋がる、フィジカル低下防止・改善となる訳です。そのフジィカル改善により⑩著しく劣後のスプリント回数の改善まで到達します。
  参考に選手配置例を載せます。

      ジェイ            4.5列目
            都倉       4列目
    ヘイス              3.5列目
           兵藤        3列目
  福森    稲本    マセード   2列目
    菊地      横山       1列目
        増川
       ソンユン

2.練習
純粋に練習
③シュート枠内数・決定率の改善
④枠内シュート決定率=シュートターゲット成功率の改善
戦術からの練習
⑤パス成功率の改善
⑩著しく劣後のスプリント回数の改善  

③と④は、同一過程の中、順番は、④⇒③となります。
④シュートターゲット成功率に課題は集中されます。
改善練習は、個々選手の意識・認識へガッチリ埋め込む内容で、
【ゴール枠内の、得点高確率ポイント=ターゲットへ、すべてのシュートで狙う】謂わば「習慣」意識・認識です。
反復シュート練習・各練習内シュートでの徹底練習で、比較的短時間で大きく改善の効果となるものです。実際、個別チームでは、既に当然のメニューとしているチームと、全く課題認識外チームに二分され、実際試合で、大きな「枠内シュート決定率」「枠内シュート率」「シュート決定率」「得点数」と連鎖する「チーム差」の源泉です。
コンサは、勝ち組に入りましょう。

⑤⑩は、戦術の是正と理解を前提にした練習です。
前述の戦術改善の実施により、コンサ陣形位置を上昇し(DFライン38m以上)、
縦コンパクトネス(FW~DFの距離=縦の選手密集度)リーグ4位の密集陣形を、
縦に急上昇・拡大する「攻守切り換え」で、縦方向で相手の守備・マークのズレが発生し、そのスペースを突いた、サイドと弱点の中央突破も含めたショートカウンターが可能となります。当然、適陣内パス成功率は上昇(支配率も上昇)し、パス交換の増加は、選手の運動量を減少させ、フィジカル低下を抑制する効果まで連鎖します。

戦術改善を契機とした両課題の改善だけでなく、
練習反復により、相手・味方のプレイ予測経験の累積も、パスターゲットのプレイ予測と実プレイとの精度が上昇し、⑤パス成功率上昇、⑩フィジカル消耗の抑制からスプリントの継続・回数増加、と出来るものです。プレイ予測力のヘッドワークと、パススピードアップのための出し手のより強く速いパス力、受け手の強いパスのトラップ・ボールコントロール力のテクニック練習は、基本メニューですね。

練習は「目的と効果」が最重要基準で、「内容・タイミング・強度」を決定するもの。
コンサ練習のレベルの低さは、目的と効果が基準との認識の甘さを起因とし、工夫や改善の乏しいメニュー・内容・強度となっているものと思います。
【適正な練習目的と効果測定による改善】に変化する機会です。

厳しい練習2試合相手により、戦術とプレイの目的・精度・スピード・強度は、対戦相手レベルまで対抗させるためのブラッシュアップが半ば強制的に求められ、選手は懸命に取り組む中で、何日分の練習以上の成果となる事を期待します。

次ブログで、まとめとしての選手起用・試合展開編を。
  



post by yuukun0617

15:33

コメント(0)

~進化~ シーズン後半戦へ進め-2

2017年07月20日

前ブログで、戦績からの課題確認を行い、以下の課題が明確となりました。

  ①順位15位・勝点16②4勝(14位)4分(8位)10敗(15位) 
  ③得点16(14位)・失点28(13位)・得失差▲12(14位)
◎勝利数と敗戦数が順位15位の理由。引き分け数不足ではありません。
◎同様、得点と失点数の両方が順位15位の理由で、プレー・試合評価の目標。
〔攻撃〕
  ④得点14位-シュート数9位-枠内シュート数15位-決定率16位
◎課題は、「枠内数・決定率」ですが、更に厳密には、
◎【枠内シュート決定率】=枠内シュートの中での決定率コンサ29.1%
 「ゴール枠内ターゲットを狙った成功率」で【シュートターゲット成功率】チーム毎の課題認識・意識の差が根本原因で、現選手個々の差は選手個別の認識・取り組みの差が原因。
  ⑤パス数17位-同成功率15位-クロス数4位-同成功率6位-同得点10位
◎パスは、成功率の低さ=ボールロスト数の多さが大課題で、攻撃の停止回数と、相手に攻撃機会を渡す失点リスクの元凶です。
原因は、【著しく低レベルのパス判断】が70%、【低レベルのパス精度とスピード】が30%で、選手個々の問題ではなく、【練習の内容・質】が問題です。
〔守備〕
  ⑦失点13位-被シュート数8位-被シュート決定率14位
「被シュート数」は「シュート機会数」で、「シュート前までの守備力」(前線~アンカー・ボランチ)を、「被シュート決定率」は、「シュート阻止率」で、「シュートブロック力(DF・GKの最終守備ライン)を意味します。コンサ守備の課題が、シュート機会・シュート阻止である事が明らかにされていますね。
◎今シーズン、J1の「速さ・強さ・賢さ」への守備・防御対策と昨シーズンの守備の中軸の「増川」を欠いた選手層から、より守備的な「現行システム採用」を戦略判断。しかし、長時間守備時間となり、選手スタミナ・フィジカルがもたず、後半にガス欠で、寄せのタイミング・スピード・強さの大幅低下、守備ライン低下で、前半30分過ぎ~45分、更に、選手交代までの後半開始~75分が最失点タイムで、計45分の試合半分もの長大時間、ガス欠に陥った「低レベルフィジカル状態」となっています。フィジカルによる失点パターンです。
◎攻撃時間は、攻撃力はその前提で、【攻撃時間の拡大】が、攻撃は当然、守備のためにも重要課題。
〔試合展開・基本〕
  ⑧支配率14位
  ⑨運動量3位-スプリント回数16位
◎攻撃時間=ボール保持タイムで、低いボール支配率=少攻撃時間。
支配率は、パス数と相関し、チーム・組織として、パス交換の継続回数・時間。
そのため、コンサが支配率改善には、パス回数の急増=パス交換連続数拡大=パス成功率大幅改善。その前提が、パス交換を有利にするためのシステム・陣形で、システム・戦術・個々選手プレーの総入れ替えしかあり得ません。
支配率根本改善は、当面、絶対不可能で、可能な対応は【守備陣形布陣位置を上げ、パス交換位置を上げて、より短距離にする】程度しかありませんね。でもこれだけでも、支配率は5%程度上昇できますね。
◎運動量は、プレーのために必要な程度に止め、不必要なスタミナ喪失は、プレー精度・質を下げる効果しか無く、リーグ水準程度で充分。
◎重要課題は、著しく劣後のスプリント数で、ボールや選手への寄せと奪取、相手に先行するポジショニングのための必須条件で、現状、高レベル一部選手と他選手との差が甚だしく、個々選手の、意識・認識が主因で、未開発・未着手の練習方針・内容が元凶。
10項目が戦績データから出て来た課題でした。

課題の次からは、<課題⇒改善策⇒改善方法と改善実践⇒戦略・戦術策定⇒そのための選手起用策>の展開です。

その前に、もう少しだけ検証すべき内容が、戦術・システムの検証です。

コンサは、大看板「堅守・速攻」戦術、の筈ですね。

超守備型システム「3-3-2-2」本当の顔は、「5-3-2」のアンカー・3ボランチですね。
<自陣ゴール前の全スペースにあらかじめ自選手が布陣し、相手ボール支配・攻撃に対する守備に徹し、その中でのボール奪取から、超ロングカウンターを仕掛け、実際は少人数攻撃陣のため得点に至らず、その派生のセットプレイで少数得点を図る>との戦術でした。
しかし、現実シーズンの中、
「堅守」は、全スペースを埋めている筈ですが、敵複数の連係プレー攻撃の「揺さぶり」で、簡単にギャップ・スペースを作られ、また、周囲のカバーの遅れ・穴から、大量失点でリーグ14位に低迷です。選手個々のポジショニング意識・認識面が原因で、その改善への未対応・未対策が主因で、選手・監督コーチのW戦犯。
結果、
◎シーズン戦略の【<最少失点・少数得点>でのバランス成立により、1試合1勝ち点(引き分け相当)獲得】は、大前提の「最少失点」が見事に失敗し、降格圏争奪チームに常駐の現状となっているのですね。
一方、
「速攻」は、リーグ最少の攻撃陣(他には、甲府だけ)ですので、
◎速攻の形にもならず、実際は「遅攻」しか出来ていません。
Football LABで、最新現状データがリリースされています。
コンサは、
セツトプレー攻撃-6位、
左サイド攻撃-1位、中央攻撃-16位、右サイド攻撃-18位、
ショートカウンター13位・そのシュート率11.9%17位、
ロングカウンター-11位・そのシュート率13.2%17位、
敵陣内支配率15位、自陣内支配率17位
◎セツトプレーは、リーグ上位で、名プレスキッカー福森・ターゲット都倉・ジュリーニョ・ヘイスの高ランクプレーがその理由。
◎サイドは、左サイドしか有効ではありませんでした。右サイド活性化は当面課題。
しかし、中央突破は、リーグ最低レベルしか攻撃力がありませんでした。
◎カウンターは、ショート・ロングともに、一見リーグ中位の様ですが、実はシュートに到達する成功率は、リーグ最下位で、【速攻にはなっておらず、到底シュート・得点にはならない】現実です。
◎支配率は、敵陣だけでなく、自陣内でもリーグ最低で、
自陣でも敵に試合コントロールを渡している、現実まで転落しています。

「堅守・速攻:3-3-2-2」システム戦術は、失敗です。
しかし、一気に大幅システム変更を成功させる時間も方法もありません。
◎戦術・システムにも、現実的な有効な打開策が必要です。

では改善策策定を 次ブログで 確認してみましょう。


post by yuukun0617

16:25

コメント(0)

~進化~ シーズン後半戦へ進め-1

2017年07月17日

皆さま、お久し振りです。しばらく、コンサの戦績降下とともに不調期でブログ更新停滞でしたが、中断期間で回復し復帰です。
よろしくお願い致します。

では、シーズン後半戦は既に「第18節大宮戦」を消化し、後半16試合です。
後半戦に当たり、コンサの戦績現況と課題・改善策を、
「シーズン後半戦へ進め」シリーズとして、把握・確認したいと思います。

本ブログでは、「その1」・・戦績確認です。
1.項目毎リーグ順位
①順位15位 勝点16 
②4勝(14位)・4分(8位)・10敗(15位) 
③得点16(14位)・失点28(13位)・得失差▲12(14位)
 勝利数と敗戦数が、順位15位の理由。引き分け数ではありません。
 同様、得点と失点数の両方が、順位15位の理由です。
〔攻撃〕
④得点14位-シュート数9位-枠内シュート数15位-決定率16位
 シュート数、つまりシュート機会=得点機会は中位で重点課題ではありません。
 課題は、「枠内数・決定率」ですが、更に厳密には、
  他での課題項目・指摘は全くありませんが、注目すべき項目があります。
  【枠内シュート決定率】=枠内シュートの中での決定率、です。
  コンサは、29.1%で、枠内シュート10本で、3本が得点となっている、
  とのデータ値で、リーグ順位は13位です。
  言い換えると、「ゴール枠内の得点となるターゲットを狙った成功率」で、
  【シュートターゲット成功率】となります。
  <多シュート数なのに、低決定率で低得点となる原因がこれ>で、
   チーム毎に大きな成功率の差が現出していて、
   チーム毎の課題認識・意識の差が根本原因です。
   選手個々の差も、選手個別の認識・取り組みの差が原因ですね。
   ちょっと寄り道で、他チーム数値は、
    1位 46.3% G大阪(得点4位、シュート数11位、決定率4位)
    2位 44.8% 浦和 (得点1位、シュート数 1位、決定率8位)
    3位 42.9% 川崎 (得点3位、シュート数10位、決定率3位)
    4位 41.8% 鹿島 (得点5位、シュート数 6位、決定率9位)
    5位 41.0% 磐田 (得点7位、シュート数12位、決定率6位)
     ~
    12位 29.1% 横浜F(得点9位、シュート数13位、決定率8位)
    12位   同   コンサ(得点14位、シュート数 9位、決定率16位)
    14位 28.8% 清水 (得点11位、シュート数 7位、決定率13位)
     文字通り、枠内シュート決定率は、シュートの効率性と質そのもので、
     順位直結の得点順位上昇のためには、最重要課題で、
     チーム毎の取組の差が、順位上位との差の真髄そのものですね。
⑤パス数17位-同成功率15位-クロス数4位-同成功率6位-同得点10位
⑥セットプレー数14位-同得点6位
  パスは、成功率の低さ=ボールロスト数の多さが大課題で、
    攻撃の停止回数と、相手に攻撃機会を渡す失点リスクの元凶です。
    原因は、通常は、パステクニックとパス選択判断の2つですが、
    コンサは、【著しく低レベルのパス判断】が70%、
     【低レベルのパス精度とスピード】が30%で、
     選手個々の問題ではなく、【練習の内容・質】が問題です。
  クロスとセツトプレーは、シーズン当初のトップレベルから急低下していますが、
    選手固有能力・プレーは、依然として高レベルで、
    トップレベル復帰可能のストロングポイントです。
〔守備〕
⑦失点13位-被シュート数8位-被シュート決定率14位
  今シーズンの超守備型システムが、
   効果的となり現在数値に止まっているのか、
   実はほとんど機能せず現在数値なのか、 は、難しい問題ですね。
   J1の「速さ・強さ・賢さ」への守備・防御対策と
   昨シーズンの守備の中軸の「増川」を欠いた選手層 からは、
   より守備的な「組織対応」として「現行システム採用」を戦略判断。
   しかし、長時間となってしまう守備時間からは、
    ・選手スタミナ・フィジカルがもたず、後半にガス欠となり、
     寄せのタイミング・スピード・強さの大幅低下、守備ライン低下で、
     11節~18節は起用選手も原因に重なり、
     なんと前半30分過ぎ~45分が最失点タイム、更に、
     選手交代は大半が後半75分過ぎと交代時期は大遅延し、それまでの
     後半開始~75分も最失点タイムで、計45分の試合半分もの長大時間、
     ガス欠に陥った「低レベルフィジカル状態」となっています。
      1節~10節 
       時間帯~15分-2得点2失点 ~30分-1得点2失点
          ~45分-2得点2失点 ~60分-2得点4失点
          ~75分-1得点4失点 ~90分-1得点1失点
      11節~18節
          ~15分-2得点2失点 ~30分-0得点1失点
          ~45分-0得点4失点 ~60分-0得点2失点
          ~75分-1得点1失点 ~90分-2得点3失点
             
    ・短時間の攻撃時間は、当然、単発的・一発屋型攻撃にしかなりません。
     攻撃力は、攻撃内容と質に正比例ですが、
     攻撃回数とそのための攻撃時間はその前提です。
     【攻撃時間の拡大】が、攻撃は当然、守備のためにも重要課題です。
〔試合展開・基本〕
⑧支配率14位
⑨運動量3位-スプリント回数16位
  攻撃時間には「ボール保持」をしており、低いボール支配率=少攻撃時間です。
   しかし、支配率は、パス数と相関しますね。
   つまり、ボール保持は、選手個人で持っていられる訳ではなく,
   チームとして、組織として保持であり、実際は、パス交換の継続回数・時間。
   結果、コンサが支配率改善をするためには、
    パス回数の急増=パス交換連続数拡大=パス成功率大幅改善。
    そのための前提が、パス交換を有利にするためのシステム・陣形で、
    結局、システム・戦術・個々選手プレーの総入れ替えしかあり得ません。
    そんなトライの成功確率はほとんど無く、
    つまり、【支配率改善は、当面、絶対不可能】です。
  運動量の3位は、乏しいパス交換の代替に、人が走る、という事ですが、
   当然「ボールを走らせる方が、スタミナは永遠に失われず、スピードも速い」。
   実は、最悪の数値でもあるのです。
   運動量は、プレーのために必要な程度に止め、不必要なスタミナ喪失は、
   プレー精度・質を下げる効果しか無く、リーグ水準程度で充分です。
  問題は、著しく劣後のスプリント数です。
   ボールや選手への寄せと奪取、相手に先行するポジショニングのための
   必須条件で、コンサでは、高レベル一部選手と他選手との差が甚だしく、
   肉体・身体フィジカルが原因なら兎も角、
   個々選手の、意識・認識が主因で、未開発・未着手の練習方針・内容が元凶。

 以上 18節までの戦績数値による分析・確認でした。
    如何でしたか。 
   あらためて確認すると、認識済み課題・問題点も多いですが、
   【枠内シュート決定率=ゴール枠内ターゲット成功率】の様に、
    見落としていた新課題も発見でき、良かったです。
  
   
   


post by yuukun0617

20:36

コメント(0)

〜進化〜 大宮戦!

2017年07月09日

もう身体が保ちません。
今日の味スタ西競技場TGは参戦困難。
選手も、昨日選手は無理ですね。

灼熱地獄の中、最後の最後に、奇跡的勝ち点1獲得!
最後まで諦めないと神は微笑む、の証明、実現でした。

試合内容は、都倉と横山不在での現戦力をそのまま現実化し、敗色濃厚、大宮の想定通り、コントロールな試合展開でしたが、試合結果は、そのままとはならないサッカー公式が作動したもの。
試合は引き分け、試合内容は敗戦。

そんな中でも、次への展望、展開と出来る点がありました。
①有力選手の定着・・そのポジションで能力が高く発揮となり、チーム力に直結する。
・荒野;前試合から、アンカーの役割とプレー理解が出来、弱点・敵ターゲットだったスペース放棄の飛び出しが撲滅し、限られたスペースを豊富な運動量とスピードでカバーし、J1で、アンカーカバースペースの広さ、ボール奪取の寄せの速さのよるボール奪取で、トップランク選手レベルとなりました。適性は最良に改善、進歩となりました。
・ヘイス、兵藤、宮澤、マセード、そして、昨日HEROの福森、菊地、守護神ソンユンは、期待通りで合格。
・昨日課題選手は、残る、菅、早坂、河合で、矢張り、都倉と横山不在の代替選手でした。  ここに、ジエイ、チャナ、増川、稲本が加わり一気に戦力アップが楽しみですね。菅と早坂は、ポジションが逆でした。両選手の能力全開のため、菅のサイドと早坂のシャドーを追求して欲しいです!現代のサイドは、シュート、得点力も必須能力とされる、攻撃起点とクローザーに合わせ守備力とそれらを可能とする、運動量にスピードまで要求されるポジションです。マセード、菅がチームでは抜け出している理由で、どこかやや落ちる二番手以下は、田中、早坂、石井、上原の順となる理由です。 その観点から、ジュリーニョの様に、FWや攻撃選手のコンバートもあり得ます。Wクラスにはそんな選手が沢山!  内村、宮澤、兵藤なんかも、将来有り得そうです。
一方、早坂の最前での《DF裏への飛び出し》を未だ使っていません!スピード、タイミング、狙いや戦術眼能力は内村以上で、合わせ、前線守備力も高く、また前チームで実績済です。シュートポジション力もあり、テクニックではありませんが、ポジショニングで得点力を持っています。
②監督力が少しずつ、良くなり始めています。
スタートシステムと起用選手、選手交代タイミングが合ってきました。
スタメンとシステムは、合理性があり、目的のある内容でした。因みに、初めて、私の予想と完全合致しました。 過去の実績と効果を元に、現況を反映させ、選手の一面的な把握では無く、全体能力の把握で配置したもので、これまでとは異なる起用方針、考え方、取り組み姿勢でした。  有力新戦力や復帰もあり、頑張れそうと自信、安定感復活なんだと思います。

勝ち点1にとどまりましたが、中断明けの浦和戦に繋がる重要試合でした。

皆さん、大大お疲れ様でした。


post by yuukun0617

09:31

コメント(0)

~進化~  明日大宮戦・明後日町田戦

2017年07月07日

明日の大宮戦と明後日のTG町田戦の2試合に参戦予定。

降格圏に居たいか、抜けたいか、選手・監督・社長の意志次第。

都倉は不在ですが、どうしましょう。
この機会をチャンスと捉え、
現行システム【3-3-2-2】をポジション移動で横並びを変形し、斜め位置とした
【3-3-1-1-1-1】型=ほぼ【3-3-1-3】型が最適です。

ヘイス1トップの斜め下に第一シャドー、さらにその反対側のやや下に第二シャドー、インサイドハーフは攻防の繋ぎ・要で、その斜め下で、その下にアンカー・両サイドのラインとのシステム。
 ・・横並びで、上下のギャップ・スペースカバーをより効率的に行えます。
   攻撃バランスは、右6:左4。

  推奨選手起用は、
   【3-3-1-1-1-1】:ジグザク変形
        ヘイス
               菅 (交代:小野)
     兵藤
              宮澤
  早坂     荒野       マセード
     福森       菊地
          河合
         ソンユン

明後日、味の素スタジアム西競技場TG町田戦は、これからのコンサの主流を構築するトライとなり、中断期間突入となる貴重なTGですね。

都倉・未合流選手も含め、必見ですね。

2日間、コンサワールドを味わい尽くしましょう!!

まずは、明日、戦力急上昇した大宮と死闘です。
サポーターの声も、常時、直接到達するNACKスタジアムですので、「責任重大」ですね。

堅守・灼熱地獄環境の中走り勝ち・集中力と根性執念勝負も勝利で、死闘での勝ち点3を捥ぎ取り、「降格圏外」へ発進です。


post by yuukun0617

17:36

コメント(0)

~進化~  やっと、改善が始まりました、か?

2017年07月01日

長いトンネルでしたね。先ずは、素直に、溜まり溜まった歓喜の雄叫びを!!
Jリーグ戦だけは、<明けないトンネルは無い>、ではなく、≪トンネルの先は地獄だった≫が現実。

今夜の大宮戦によりますが、1節で、降格圏からの脱出、次節の勝利で、降格圏から遠ざかる、との状況に変化しました。

四方田監督へ突き付けられた【この監督で、現状の改善は可能なのか、改善策と実行は可能なのか】との問い掛けに、「勝利・勝点3」で答えられました。先ずは、少し落ち着く事でしょう。

やっと、多数溜めた「緊急・優先課題」への改善アプローチとその成果=改善が始まったようです。
これが、監督始動なのか、選手個々によるものなのかは、明らかではありませんが、本日勝因は、以下の通り、明確で、今までの課題を徐々に改善したものでした。

プレイしたのは【選手】ですので、素直に選手を褒め称えますが、監督・コーチに関与したものとすれば、評価するものです。どちらかは、今後の進展・展開で解りますね。楽しみが増えました。

本日の勝因です。
①荒野のアンカー起用は、不適格から脱却し始めました。
試合中継で清水小林監督コメント「ターゲットは、バイタルスペースとサイドからのクロス」との指摘の通り、コンサの最大守備破綻ポイントだった「バイタルスペース=アンカーポジション」守備は大きく是正され、清水のメインターゲットを大きく阻止・防御出来たのでした。それでも、なお、同ターゲットを狙われ続けましたが、その回数は1/4程度に減殺され、第一勝因となりました。
試合中の吉原浩太コメントにも有ったように「荒野自身、やっとここに来て、2次ボール奪取方法が解り始め、アンカー内容が解って来た」との通り、2次ボール奪取方法は、ズバリ【ポジショニング】でした。再三、荒野アンカー不適理由とした「アンカーのリスクスペースカバー」の最重要ミッションのキーポイントだった「ポジショニング」が改善されていました。
アンカーの安定は、その周囲、3DFと2サイド、2インサイドハーフ・ボランチの本来・適正ポジションとなり、各選手のスペース発生・ズレ・隙の防止まで到達していました。
また、実際、限定したエリアの中で、豊富な運動量は、敵選手より先着する2次ボール奪取を複数回成功させました。攻撃的守備として効果大です。
大きな改善効果とともに、荒野のアンカー適性を大きく上昇させ、今後の試合起用に好影響となりましたね。
②前線選手と右DF選手起用の改善。
先ず、言うまでも無く「ヘイス」起用ですね。第二勝因です。
皆さんのヘイス評価は随分低かったですが、「ボールコントロール・パスセンス」は何度も優秀さとチーム活用を訴えて来ましたが、ここに来て、溜飲が下がりました。
同時に、本日試合の実プレイで証明・実証されたのがシュート意識とテクニックです。「シュート認識」とは、<どうシュートをすれば得点となるのか>との認識・理解で、ヘイスは、【GK・DFの動き・予測を把握した上で、ゴールのどこにどんなシュートをどのタイミングかを判断しシュート】していました。
「シュートテクニック」は、【その通りシュートするプレイテクニックを持って】います。
都倉も「シュート認識」が希薄化し、得点獲得力が急減して来ています。
コンサのFWでは、都倉とヘイス、ジュリーニョだけが保有している能力で、現行システムでは、前線FWの最重要・必須条件となっているため、「ヘイス起用」は絶対となる訳です。
金園起用は絶対に成功せず、内村・上原でもダメな理由ですね。実は、あと2人います。「小野伸二と菅」です。

もう一つ、右DF「菊地」起用が第三勝因です。
言い換えると「ミンテ起用を回避した点」です。
ミンテは、長・短がハッキリした選手で、
長所:豊富な持久力・運動量、まあまあの高さ・強さ
短所:甘いポジショニング・つまり敵・味方のプレイ予測力の低さ、自プレイ後のリスタートの遅さ、集中力・忍耐力の低さとプレイ判断スピードの遅さで、リスク発生が即失点直結の最終DFポジションは、極めて不適性。
本日菊地も2・3プレイに問題はありましたが、すぐ修正し、再発を防止する選手です。安定化しました。

3つの大きな勝因が、前節までとは大きく進化した改善でしたが、
未だまだ、放置・未着手の重要課題も山積みで、

本日都倉のパフォーマンスレベル、特に、後半20分以降の「へとへと、バダバタプレイ」は、都倉の原因ではなく、前試合(YBC戦)への「無意味起用」による悪影響です。監督責任が原因で、そこで自他共に「追い詰められ」ると、監督批判やプレイ意識低下となるのが世の常です。・・都倉は人間が出来ているので、自身のみを追い詰めるのですね...可哀想です。

この変化・改善は、どこを起点に、何の切っ掛けで、開始したのかは、凄く気になる所ですが、まぁ~、そうそう解らないでしょうね。

社長のアドバイスとか...

次節大宮戦は、降格圏から離脱するための「シーズンキー試合」。
参戦します。


post by yuukun0617

19:22

コメント(2)

~進化~  監督責任論

2017年06月29日

コンサ関係者の平川コメントにもいよいよ「監督責任論」が出てくる中、
昨日試合は、いつも通りの試合内容と結果でしたね。

監督責任論について、記載しておきます。

<監督責任とは何か>ですが、実は、2点に凝縮されます。
①試合結果で言わば実行責任
②準備責任 です。

①試合結果=実行責任は、チーム順位・戦績・試合内容で、現在までの過去値です。
これも大切ではありますが、
監督交代判断の根拠は、これではありません。
②準備責任は、批評・検討・コメントの中では、意外に少なく、①の結果責任・批評に比較すると、あまりハッキリ・明確に取り上げられませんが、こちらの方が数段重要です。
監督交代の判断・是非も、この点についての判断となっています。
準備責任をもう少し解説しますと、
 a.現況判断・・現在の課題・問題点の分析・認識・優先度判定
 b.改善策定・・有効性が見込めるa.の改善順(時期)・方法の立案
 C.改善実施・・b.により改善・解消結果とする実践
 の3つの能力のレベルをハイレベルとする責任が、監督の最重要責任ですね。
 つまり<この監督だから改善した>との実行責任です。

そして、今後の「監督準備責任」そのものが、監督交代の判断・是非そのもの、となる訳です。

常々、四方田監督を昨年より、2つの責任、特に②準備責任の低レベルを指摘し続けて来ましたが、監督のJ1化・レベルアップとのアプローチも有り得るものか、との観点でここまで来ましたが、そんな甘いアプローチは、J1では<通用すべくも無い>との結論が、現在の現実となりました。
やっぱり【J1での試合・シーズン展開では、プロフェッショナル監督が必須である】との結論でした。
確かにそれまでの実績の有無は余り関係ありませんが、2つの責任を果たせる遂行能力の有無がプロフェッショナルレベルの決め手です。

結論は、【四方田監督で、今後、速やかに、改善・解消出来る力があるか、どうか】という事ですね。
せめて最低限、【果敢に、多くの試行錯誤・トライを実行し、悪戦苦闘でも賢明な探求・追及が見えなければ...】ですね。

しかし、昨試合の結論は、「どうしたら上手くいくか、本当に解っていない。そして取り敢えず微調整程度。」という事ですね。これでは、連敗の原因も、今後の推移も明白・確実にしかなりません。
選手とサポーターは必死なのに...!!

サポーターの声は、どこにも届かないのでしょうか。


post by yuukun0617

12:04

コメント(0)

~進化~  第16節柏戦

2017年06月26日

想うところがあり、久々のブログ更新です。

窮地まで追い込まれ、大きく変化すべき第16節でしたが、
変化は、10%程度で基本戦略はほぼ変化なし。

変化点は3点。
①選手起用ヘイス・・現システムでは、前線FW2枚+インサイドハーフ1枚とサイドに攻撃選手は限定され、そこから、「単独攻撃力保有」選手しか通用しない、との指摘を何回もくれ返し、最優先候補は、都倉+ジュリーニョ・ヘイスのみ、としていました。ヘイス起用による「攻撃回数・内容」は増加・改善しました。
②現システムの「最重要キーポジション」=「アンカー」へ、荒野起用不可も再三指摘しましたが、荒野の問題点だった「ポジション放棄」は大幅減少し、<その分スペース発生~左DFカバー飛び出し~DFセンターが右DFスペースカバーで移動~GK前・センターDFポジションスペースを右DFカバーのため、GK前から右サイドに大きなスペース発生のリスク多発>の一連失点リスク減少となり、安定化しました。【やっと、監督指示があったのでしょう】
③福森がいない事が幸いし、攻守切り換え時に、DFへ下げた速攻放棄は消滅し、ボランチ位置の兵藤とGKからの、速攻が出来た。・・兵藤~ヘイス、兵藤~サイド、ソンユン~都倉の複数・長短速攻が可能となった。

これ以外、
●シュート決定率最悪
●相手攻撃時のDFライン低下
●右DFのポジショニングミスから失点:ミンテ起用の問題・不安定ミンテではなく進藤で充分だった
●選手交代の内容とタイミング誤り・ミス
●5-4-1で無失点となるとの誤解・誤自信の判断ミス
課題手付かず、監督ミス多発の構図は変わらず、

大幅改善には程遠く、得点も、たまたまの「ラッキーシュート」で二度目は無いもので、決定率とは無関係で、次回は遥か遠い現状のままです。

贔屓目は本当に良く解りますが、今サポーターに一番必要な姿勢は、甘さ・誤りを許さない、厳しい視線と姿勢である事は間違いない所です。
何も、得点力改善は進んでいません。

最後に、ヘイス交代時に小野。そのまま、システム維持だったら、大きく試合は好転していたと確信します。

現順位16位と17位がシーズン前の想定順位でしたが、開幕ダッシュが成功し、前節まで降格圏脱出との結果でしたが、16位コンサと15位大宮以上順位チームとは、チーム戦力と現況問題点解決結果から、大きく戦力差が拡大しました。
この状態は、今後シーズン推移の中、当分変化は不能の現状ですが、今この時点で最重要点は、脱出・改善の糸口となる「根本解決」への素早く・効果の見込める取り組みしかない、事ですね。

甘さと誤りを払拭しましょう!


post by yuukun0617

11:34

コメント(0)

~進化~  今日は練習試合?

2017年06月21日

酷い練習試合にしかなりませんでした。
それも、何一つまともな物はありませんでした。

こんな試合は、選手にとって、自信を本当に、本心から喪失しますね。

闘争心の基盤は、義務感ではありません。自信と勝利への渇望ですね。
選手もサポーターも、豪雨の中、ひたすら、闘っていました。

しかし、その方法・チームプレーを選手自ら産み出せ!というのでしょうか。

責任は、ただ一人。・・・少なくとも、勝利への渇望は本当は希薄なんでしょうね。
それ以外、説明が付きません。

社長の放置も、ここまで来ると、同罪!!

選手もサポーターも、馬鹿にされ続けると、力を失います!!それが身内の指揮者だとしたら、余計に。

混乱から解放させるしか手が無くなってきました。社長!!


post by yuukun0617

23:00

コメント(0)

〜進化〜 敗戦反応

2017年06月18日

敗戦への反応が気になり一言だけ。

この敗戦の認識が問題です。
敗戦原因を、失点場面だけで判定するコメントが大半で、表面的な理解で良いのなら、いいのですが、毎試合同一パターンの失点と、シュートチャンスの喪失を繰り返し続け、10節から、全く進歩・改善を消滅し、6試合もただシーズンを消化しているだけです。

失点原因を、河合のカバーとチェックだったり、1:1を止めるビッグセーブを出来ないソンユンだったり、選手の能力・パフォーマンスの個人追求に求める内容には、真の原因から目を逸らすもので、わざと指摘しているのなら、悪意・意図あるものとなってしまい兼ねません。
全コンサ選手の共通点として、監督指示に忠実な選手しかいない点があり、各選手プレーは、監督指示の実践です。ミンテの様に、監督指示を果たせないパターンもありますが、真摯な選手揃いで、コンサ魂の一つ、美点です。
という事は、監督指示、監督判断の誤りが6試合継続している、という事です。
繰り返し記載しますが、
アンカー荒野起用とその役割放出飛び出しプレーが、主因で、バイタル脇にスペースを空け、サイド、DFのカバー遅れ、DFカバーでそのDF位置にスペース発生、その連鎖で、中央、逆サイドDFまで引き出され、GK前はスペースだらけで、失点パターン。
解説者も、荒野がアンカーに起用されている意図、目的は、不可解、との把握が出てました。

監督自身が、自己改善すべき局面は、もう過ぎたのか、未だ間に合うのかは、社長、チームの判断ですが、危機状況認識の度合い判断で、監督責任を問う時期となるかが、決まりますね。
下位チームの低迷状況判断でも有りますが、新潟・大宮は同判断を行い、大宮は、浮上開始状態となりました。広島は高い実績監督が所以で、同判断を待ち続け、自己改善を未だ待っていますが、塩谷流出等、更に悪化要因も累積し、待機期間はもう僅かです。
社長はチームとして、監督責任問題の前に、サジェスチョン、指示は監督責任そのものではありますが、アドバイス等やれる事はやって結果を見い出すべきですね。


post by yuukun0617

07:31

コメント(1)

~進化~  第15戦「鹿島戦」想定通りの敗戦は。

2017年06月17日

起用選手で、この試合結果は想定通りでした。

DAZN解説の中でも、再三、「アンカー荒野の左スペース」を西・レアンドロに突破され1失点目・2失点目の原因を指摘されました。
即ち、福森・早坂・荒野、関連して河合・ミンテの関係性で、大穴が空いている、との事で、具体的には、
敵右サイドで、
サイド(西)とOMF(レアンドロ)にてパス交換とドリブルで突破を図られ、
マッチアップの早坂は中途半端な距離感で、全くチェックが掛からず、ズルズル下がり、
そのカバーのため、福森が飛び出してチェックをするも、殆どタイミングが遅く、躱され、
そのカバーのため河合も引きずり出され、その河合も1:1を突破され、
河合カバーにより空いたスペースへはミンテがスライドするも、遅すぎるタイミングのカバーで、ノーディフェンスとなり、
GKと1:1となり失点していたものでした。

この過程、確かに、どこかおかしいですね。
そう、アンカー左スペースの未だまだ高い位置なのに、カバーが3人しかいない左DF福森がカバーに入る事です。
DFがサイドカバーに入るのは、低く、ペナルティエリアまで侵入された場合の筈ですが、遥かに高くサイドへ偏った位置にDFがカバーが入る事は、あり得ない事ですね。
その理由が「真の原因」ですが、「アンカー荒野」です。
再々指摘し続けていますが、荒野のアンカーは、アンカーになっていません。その役割ポジションを大量回数放棄し、前線位置へポジションしてプレーています。
当然、サイドでの数的優位は「サイド・インサイドハーフ・アンカー」で構築するものです。
特に、アンカー脇のスペースは、「サイド・アンカー」の責任スペースですが、荒野はいません。
現在、コンサ両サイドは、難なく攻略出来る「ターゲット」で、実際、荒野アンカー以来、一貫して狙われ、失点を続けています。

勿論、「荒野」の責任ではありません。そのポジションの役割設定と指示を、また適性の無い選手を起用する【監督責任】です。

敗戦結果が監督責任論の出発点ではありません。原因・課題を放置し、対策変更をしない試合内容が監督責任論の理由です。

もう一点、3失点目も、典型的コンサ失点パターンで、同様に、その原因・課題放置、対策変更の決断を出来ない内容です。

コンサ攻撃時に、「守備ライン」=3DFとアンカーの4選手の「リスク対応の守備ライン」構築が崩壊しています。
「荒野・福森」が前線へ飛び出しますので、
3名ラインと前方に第1順チェックのアンカーの4名ラインの筈が、
残り2選手としばしば気付いて位置を下げる「宮澤」の3選手がパラバラのポジションで、穴だらけのラインでとしている現状で、
より前のポジションでの攻撃時パスミスから、攻守切り換えパスを、ズタズタラインの空いた位置から速攻を仕掛けられ、
DFとは、1:1か、出遅れでの追走守備で、
結果、GKと1:1となり、失点とのパターンです。

何度、何点失点したら、改善に手を付けるのか。
指示した戦術の失敗はも「監督能力問題」となるのだから、現監督は手を付けませんし、実は、ビビりすぎて「手を付けられない」が本当もしれません。

このままでは、次戦も、同様敗戦、必至です。

今シーズン、J1リーグ残留絶対なら、【降格圏転落と同時に監督交代】の判断時期となります。

金園交代もあり得ませんし、小野を入れるのならタイミングは全く誤りですし、何度も指摘のアンカー不適格ポジション荒野も問題です。

後半の鹿島は、「3-0」で選手はお腹一杯・満足感で、緩めただけです。後半、コンサが活性化出来たとの妄想はやめてほしいですね。

暗黒期間かもしれません...

選手の頑張り・踏ん張りが忍びないですね。


post by yuukun0617

20:35

コメント(1)

~進化~  第15戦最強「鹿島戦」予想

2017年06月16日

済みません。藤井聡太四段と10時~23時まで完全視聴で付き合ってしまい、次戦予想ブログが一日遅れました。藤井君、相手の事前作戦が嵌り、作戦負けの「4:6」劣勢を自力の勝負手で逆転「7:3」優勢、しかし安心したのか、ここで一手緩み、そこを突かれてかなりの敗勢「3:7」、しかしここから、最終版プロなら嵌る難解手順に相手も嵌り突然再々逆転し26連勝獲得。
どんな勝負・対戦も、事前準備・途中での対抗対策・諦めない粘りと執念・クールヘッドが展開と結果を作るんですね。14歳に勉強させられました。

では、本題に。
今日11時頃出発し鹿島入りですね。成田からバス移動は1時間程度で、意外に実移動時間は2時間半程度で、道内移動と同じ程度の負担感。変わり事が無ければ、3時のおやつ頃には到着してますね。
しかし、今日の朝まで、記載を待って鹿島戦力を判断していましたが、問題の「レオシルバ」の驚異の1か月短縮復帰は、明日にはギリギリで間に合いませんでしたね。
しかし、それ以外は、代表W杯予選イラク戦帯同選手も含め、気力体力共に高レベルで、準備充分です。今シーズン緊急監督交代チームの中、鹿島だけは、戦力崩壊を原因とするものでは無く、逆に、選手への強いメッセージ・意思統一を目的としたもので、それ以前とは、一機にハイテンションが続いています。
戦力・意識共に、リーグ最強チームとの対戦です。
コンサには、ラッキー部分もありますが、その反対に、現在守備の要「DF横山」は間に合いそうにないのでしょうね。
予想に入ります。
1.戦術・試合展開
鹿島の、堅守・中盤支配=ボランチ位置でボール奪取、そこからリーグ最高スピード・精度の速攻と決定・得点力、との戦術に、完全に対抗出来るシステム戦術は、残念ながらありません。
しかし、相手の自由自在は阻止し、試合の紛れ・混乱を作りましょう。
試合の狙いは、2点の鹿島戦術への対策です。
①相手戦術のポイントを阻止・制約・低減させる事で、戦術の齟齬を狙う
・・・ポイントは、「中盤支配=ボランチ位置でのボール奪取」「攻守切り換えの起点パス」「決定率」の3つです。
「中盤支配」阻止;アンカー+2インサイドハーフ+3DFで、スペースカバー消滅・数的優位で、〇鹿島のパスカット、〇逆に、コンサのFWへのショート縦パスのカット狙いを外すためFW・サイドへフィード主体とする
「攻守切り換えパス起点」阻止;起点選手の2インサイドハーフ+2FWでの挟み込み・パス阻止
「決定率」;DF・GKの積極タイト守備で、一瞬速いチェックです。
②相手選手の「ハイテンション」を空回りさせる 
・・・被攻撃回数・被シュート数は多数となりますが、全く気にせず、どんなに攻撃されても「失点阻止」状態の時間をとことん伸ばしましょう。そのため、攻撃が散発・ほとんど無くなっても構いません。狙うのは、シュートを打って、攻勢・積極性の雰囲気=成功に近いパターン=を相手は作りますが、それが、どんなにシュートしても「得点にならない」=失敗パターン=化に変形していく展開を狙うのです。守備面での「鹿島攻略」の最有力対策です。鹿島FW・攻撃陣の唯一の弱点は「強い得点責任」を空回りさせる「心理」面で、「シュート決定率」がリーグでも低順位の理由です。
前半、「被シュート10本・失点0」狙いで、後半その状態が75分まで到達すると「コンサに得点機会・チャンス時間帯がやって来ます」。
鹿島:被シュート20本・失点0 VS コンサ:シュート2本・得点1 のみが勝利可能ですね。
という事とすると、システム戦術は、
【3-3-2-2】1アンカー2インサイドハーフの3ボランチ、超守備型。
守備位置は、ペナルティーエリア2m上(D3rd上位置)を最低守備ラインとする「守備型ポジション」サイドもアンカーと並びサイド裏スペースを縮小する「守備型」位置で「5バック気味」。前線はセンターライン1m下位置で、縦コンパクトネスの密集陣形で、連携・複数・組織型守備で、堅守体制。
攻撃は、前線の2FWへのロングフィードとそこでのボール保持でのサイド・1インサイドハーフ参加でのサイド攻撃で、鹿島の得意戦術「敵前線への縦パスカットでのボール奪取・速攻」には絶対嵌らない攻撃です。
シュートは、2・3回で、その希少なチャンスに、正確に鹿島ゴールの中のターゲットにシュート出来るか・しようと強い意識でプレイするかしないか、が得点獲得の分かれ目です。
その自覚・意識・冷静な実践(プレイ)を強烈に持つ選手か否かが、今回前線選手の選択ポイントです。--間違っても、守備型でもシュート数でもありません。監督が解っているのかな。

試合展開は、
試合開始 ~ 45分  堅守で、被攻撃・被シュートは多数の中「失点」阻止最優先。
      攻撃バランスは、前線2名のみで、全員守備で、攻撃が殆どなくても良い。
後半開始 ~ 75分  ここまで、「無失点」継続
            チャンス期到来で、2・3回の速攻・シュート機会を作る。
            速攻派生のセットプレーで、「先制点」獲得。
            獲得次第、堅守態勢に戻し、「無失点」継続。
        終了  「 1-0 」粘り勝ち・勝負強さで勝点3獲得
       狙いです。
2.メンバー
「3-3-2-2」型で記載します。

    ジュリーニョ  都倉     ・・・この2トップ以外はありません
      兵藤           ・・・インサイドハーフを斜め並びで
          宮澤         攻撃・守備のバランスに差をつけます 
  早坂    河合   マセード  ・・・アンカー最適河合・不適荒野厳禁!
     福森    ミンテ     ・・・横山離脱で右ミンテ・中央菊地で、
        菊地            横山可能は右菊地・中央横山
       ソンユン  

    サブ;金山
       小野          ・・・75分インサイドハーフ投入
       内村          ・・・75分LFW投入
       菅
       進藤
       金園          ・・・勝勢時の守備要員のみ起用
       荒野          ・・・アンカー以外は適性・代替要員です

 以上  遅い予想です。
  他の予想は未だ一つも見てませんが、大分違うでしょうが、試合コンセプトが大切な試合ですね。前戦までとは異なる展開・状況をどう見るかで、絶対あり得ないのは、前戦までと同一状況との状況判断です。
 次戦・次次戦と強烈チーム対戦で勝点上積みは至難の中、勝点2差広島は塩谷移籍・流失まで逆エンジンがかかり、一気に転換して来そうで、順位逆転も覚悟ですが、この鹿島戦を「コンサの堅守を再確認」との試合とし、それ以降の戦力整備・アップへ繋げる事が最重要ポイントです。  厳しい試合となり、サポーターの力の見せ所ですね。皆さん、力を合わせ、チームにエネルギーを!!
         
           


post by yuukun0617

07:50

コメント(0)