カレンダー

プロフィール

生まれ育ち:札幌 初観戦 ⇒ 1998.8.5 vsアビスパ福岡 射手座・B型 【趣味嗜好】 街ブラ (札幌・小樽・新千歳空港など) スープカレー、昭和レトロ、SNS全般 高校野球、プロボクシング 新世紀エヴァンゲリオン 坂道グループ、冬季オリンピック 箱庭ゲーム、ラジオ 東京DisneySea、HARRY POTTER 僕のヒーローアカデミア (アニメ) 碇シンジ育成計画 (漫画) 嗚呼!!花の応援団 (漫画) 動物のお医者さん (漫画) 銀河鉄道999 (漫画)

最新のエントリー

月別アーカイブ

リンク集

カテゴリー

コメント

検索

今夜の世界戦とコンサが重なる・・・

2014年05月07日

ミニマム級に続きライトフライ級も王座獲得後にタイトルを返上して
今夜IBF世界フライ級王座に挑み日本人最短の3階級制覇を狙った井岡一翔でしたが
王者アムナット(タイ)の強打を警戒するあまり
ガードを固めプレッシャーをかけ相手を後退させ続けながらも
なかなかパンチを打たない状況のまま最終ラウンドのゴング。
1399469327-P1070862.JPG
これまで爽快なKO勝ちを何度も見せてきた井岡でしたが
今日は見ていて非常にフラストレーションが溜まってしまう内容でした。


相手をジワジワとロープに追い詰め、『今だ!パンチを打て!』 と思うけど
なぜか打たない・・・・・・そして逆に有効打を喰らってしまう。

これって何となく、悪い時のコンサと重なるな~と思って見ていました。

細かいパスをつなげながら敵陣に近づいていく ⇒ いいパスが通ってチャンスになる
⇒ なぜかシュートを打たずにパスを選択・・・
⇒ パスを受けた選手は出しどころが無くボールを後方へ戻してしまう・・・
あるいは相手に奪われて反撃される・・・

もちろんボクシングとサッカーを一緒に考えるのは難しいけど
何となくそう思ってしまいました。

今年ドームでは3勝3分けで負けなしではありますが
ここ2戦は引き分けなので、月曜の愛媛FC戦では勝利の感激を味わいたいです。



W世界戦 (山中慎介・長谷川穂積)

2014年04月23日

【WBC世界バンタム級タイトルマッチ】
王者 山中 慎介 9R TKO 挑戦者 シュテファーヌ・ジャモエ (ベルギー)

1398256591-P1070791.JPG
ベルギー史上初の世界王者を目指すジャモエはタフで好戦的なファイターだったが
5度防衛している山中が格の違いを見せつけた。
神の左 と呼ばれる左ストレートで、この日も2Rに1度、8Rに2度のダウンを奪い
9R開始早々ボディブローで4度目のダウンを奪うとレフェリーが試合をストップ。



【IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ】
王者 キコ・マルチネス (スペイン) 7R TKO 挑戦者 長谷川 穂積

あのウィラポンを倒すなどバンタム級で10度防衛し
フェザー級でも王座に就いた伝説の2階級王者が3年ぶりの世界戦に臨んだが
ヘラクレスのような上半身を持つ王者の強烈なフックを浴びてマットに沈み
3階級制覇は成らなかった。
1398256540-P1070786.JPG
長谷川が敗れるパターンは、カッとなって打ち合いに応じてしまうケースであり
この試合も2Rのパンチ応酬から相手のペースにハマってしまった感じ。
最初からKOは狙わずにポイントアウトすれば判定勝ちの可能性もあっただろう。
だが彼自身バンタム級王者時代、6度目~10度目の防衛戦を
全て序盤にKO勝ちしており、そのイメージから、つい打ち合ってしまうのかも。



今夜はW世界戦

2014年04月06日

今夜10時からボクシングのダブル世界戦がフジテレビ系列で放映されます。

メインイベントでは、デビュー6戦目で世界王座を狙う井上尚弥 (5戦5勝 (4KO)) が
WBCライトフライ級王者アドリアン・エルナンデス (メキシコ) に挑みます。
エルナンデスは同階級の世界王座に2度就いており、今回は4度目の防衛戦。
もし井上尚弥が王座を奪取すると、井岡一翔の7戦目を抜いて日本人デビュー最短記録に。

井上尚弥はハッキリ言って強いです!
世界戦のリングで魔物に憑りつかれなければKOで新王者になると思います。
セコンドには実父が付きますが、尚弥に似ているので注目です (笑)
田代まさし風にも見えます (笑)


自らの希望で井上尚弥にメインイベントを譲ったWBC世界フライ級王者の八重樫 東が
セミファイナルで8位オディロン・サレタ (メキシコ) の挑戦を受けます。
八重樫は、WBA世界ミニマム級と、現保有であるWBC世界フライ級の二階級王者。
戦績は22戦19勝 (9KO) 3敗。今夜の試合は3度目の防衛戦となります。


いつぞやの試合より全然見応えあり

2013年12月07日

5R終了間際、タフなマンシオを連打で粉砕!
1386345334-001.JPG
【東洋太平洋Lフライ級王座決定戦】
井上 尚哉 5R-TKO ヘルマン・マンシオ(比国)
   (20歳の井上はデビュー5戦目で王座獲得!次は世界王座挑戦の予定!)


過去1度もダウン経験のないピーターソンにTKO勝ち!
1386345347-004.JPG
【ミドル級8回戦】
村田 諒太 8R-TKO ディブ・ピーターソン(米)
   (村田はロンドン五輪の金メダリスト。これで2戦2勝2KO!)


3人の子供たちに囲まれ嬉しそうなチャンピオン八重樫 (^o^)
1386345363-009.JPG
【WBC世界フライ級タイトルマッチ】
 八重樫 東 3-0判定 エドガル・ソーサ(メキシコ)
   (チャンピオン八重樫は2度目の防衛に成功!)


3日の夜に放映された亀田次男・三男の世界戦は面白味が無くて
途中で何度も寝てしまいそうになったけど
今日 (正確には昨日) の中継は3試合ともエキサイティングでした (^o^)



年末に3階級制覇を狙う

2013年09月11日

WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ
王者 井岡 一翔  7RKO 挑戦者 クワンタイ・シスモーゼン (タイ)

2年前にWBCミニマム級王座を獲得した井岡一翔 (かずと) は
昨年6月にWBA同級王者との統一戦を制し統一チャンピオンになりました。

4ヶ月後に王座を返上すると
年末に、1階級上のWBAライトフライ級王座決定戦に臨んで2階級制覇を成し遂げ
今夜は2度目の防衛戦でしたが、元ミニマム級王者のクワンタイを7Rに沈め
あの具志堅用高さんに並ぶ3連続KO防衛を果たしました。

7Rの30秒過ぎに猛ラッシュで挑戦者を精神的に追い込んだ井岡は
少し間を置いたあと、左フックを炸裂させダウンを奪いました。
1378907775-P1070026.JPG

必死に立ち上がろうとする挑戦者ですが
猛ラッシュによる深いダメージもあってカウントアウトとなりました。
1378907786-P1070024.JPG

井岡一翔は、昭和62年から平成4年の間に2階級を制覇した井岡弘樹さんの甥っ子。
近い内にライトフライの王座も返上し、年末には3階級制覇に挑む計画があるようです。
1378907796-P1070021.JPG


友人の宮崎 亮は、この日のセミファイナルで
暫定王者のヘスス・シルベストレを僅差の判定で退けて
WBAミニマム級王座2度目の防衛を果たしています。



神の左

2013年08月12日

今夜はプロボクシングのダブル世界戦が東京で開催されました。

WBCフライ級は、岩手県出身の八重樫 東 (大橋ジム) が
強打の挑戦者オスカル・ブランケット (メキシコ) を寄せつけず
3-0の判定で初防衛に成功しました。

そしてメインイベントとなったWBCバンタム級は
『神の左』 と呼ばれる強烈な左ストレートを持つ山中慎介 (帝拳ジム) が
なんと1ラウンドTKOで挑戦者のプエルトリコ人を破り4度目の防衛を果たしました。
KOパンチはやはり 『神の左』 でした。
1376309971-P1060905.JPG
この1発で挑戦者はコーナーまでよろよろと後ずさりしてから座り込み
『神の左』 の強さに怯えて戦意を喪失。
それを確認したレフェリーが試合をストップしました。
1376309981-P1060900.JPG

山中の全戦績は19勝 (14KO) 無敗2分けですが
ここ12試合は全勝し、実に11KOという凄まじさ!
次の目標はWBA同級王者の亀田興毅か
先日WBO同級王座に就いたばかりの亀田知毅との王座統一戦。
その後にボクシングのメッカ 『ラスベガス』 で世界戦を戦いたいとのこと。
あまりの強さに、果たして挑戦者が現れてくれるかどうか (^_^;)


あの長谷川穂積が年内にも開催されそうな雰囲気の世界戦前哨戦を行い
こちらも強烈な左で1ラウンドTKO勝利を収めました。
1376309992-P1060961.JPG
相手はメキシコ王者のヘナロ・カマルゴ。
二階級制覇の長谷川を破れば世界戦への挑戦が見えてくるメキシコ人でしたが
あまりにも強過ぎる長谷川を前に、全く何も出来ずに倒されてしまい
ちょっと気の毒に思いました。
1376310001-P1060983.JPG



きちんと実況してほしい

2013年08月01日

フィリピンのセブ島で行われたWBO世界バンタム級タイトルマッチで
挑戦者の亀田知毅(亀田家の三男)が王者パウルス・アムブンダ(ナミビア)を
3-0の判定で破り、世界初となる三兄弟揃っての世界王者となった。
ちなみに次男の大毅はH23.1.1に王座を返還しているため
現役王者は長男と三男。大毅は9月3日にIBF世界王座決定戦に挑む予定。

内容は、見た目、明確な差がついたものではなかったし
12ラウンド終了後にコーナーを駆け上がって雄たけびを上げる元気が残っているなら
それを試合で出し切ってほしいと思った。
まぁ相手も初防衛戦とはいえ世界王者だし
そうそう簡単にやらせてくれないのもあったのだろうけど。


それよりも亀田兄弟の評判があまり良くない理由は
父(史郎)の態度や、大毅が内藤大助に挑戦した時の悪いイメージもあるが
やはり私はTBSの実況にあると思う。
割と苦戦しているのに相手を圧倒しているような口調だったり
ジャッジの見方によっては負けるかも知れない内容にもかかわらず
勝利は決定的みたいな言いっぷりだったり・・・。
解説がガッツ石松ならお説教の一つも出そう。

きちんとボクシングの実況・解説をしてほしいな~と、毎回のように思ってしまう。


今夜もW世界戦!

2013年05月08日

2日前に続き、今宵もボクシングのW世界戦が開催されました。


【WBAミニマム級】
王者 宮崎 亮井岡 5R-TKO 挑戦者 カルロス・ベラルデメキシコ

昨年大晦日に世界王座を奪取した宮崎の初防衛戦。
挑戦者のカルロスは1Rからガードを固めて接近戦を挑んできました。
本来フットワークを駆使する宮崎が相手の接近戦に付き合ってしまい
あまり良い内容とは言えない感じで試合は5Rへ。
インターバルでセコンドに注意されたらしく
宮崎は、本来のスピードを活かしたヒット&アウェー戦法に切り替えると
4Rまでとは別人のように軽快となりカルロスを翻弄。
2分過ぎ、宮崎の左フックがカウンター気味に挑戦者のアゴをヒット!
これでバッタリ倒れた挑戦者はダメージが深く、レフェリーが即ストップ。
まさに電光石火の一撃で、やや苦戦の試合が突然終幕を迎えました。

宮崎の左フックが炸裂!
1368018252-P1050158.JPG

まさに1発KO!ここまでのジャッジ採点は3者とも38-38のイーブン。
1368018263-P1050150.JPG


【WBAライトフライ級】
王者 井岡 一翔井岡 9R-KO 挑戦者 ウィサヌ・ゴーキャットジムタイ

ここまで僅か11戦のキャリアしかない井岡ですが、そのハイレベルな強さから
この試合でも死角はまず見当たらないという下馬評。
2年前に1階級下のWBCミニマム級で世界王座に就いた井岡は
2度防衛の後、WBA同級王者との王座統一戦に勝ち、4カ月後に王座を返上。
昨年大晦日に本来ベストな階級であるライトフライ級で再び世界王座を奪取。
今夜がその初防衛戦でした。
今日の試合ではパンチを受けるシーンがいつもより少し多い感じがしたものの
距離感、試合運び、パンチのスピード・的確さ・強さなど、
どれをとっても50戦以上のキャリアを持つ挑戦者よりレベルが数段上。
9R、ダメージ蓄積の挑戦者に何発かの強打を浴びせて更に弱らせ
右アッパーをボディに炸裂させると、挑戦者は吹っ飛ばされてダウン。
そのまま10カウントで試合終了~!
当分、彼を破るような選手は現れないんじゃないかな?

右ボディアッパーで挑戦者はマットに沈みました。
1368019074-P1050178.JPG

試合終了後もしばらく起き上がれないほど深いダメージを受けた挑戦者。
1368019084-P1050161.JPG

これで12勝(8KO)無敗。まさに敵無し状態。
1368019094-P1050175.JPG



昨夜の世界戦

2013年05月07日

昨夜、東京都大田区体育館で行われた、世界タイトルマッチ×2。


【WBAスーパーフライ級】
暫定王者 リボリオ・ソリスベネズエラ 判定(2-0) 正式王者 河野 公平ワタナベ

KO勝利を確信し1Rから激しい連打を放つソリスに河野は防戦一方。
しかし2R、河野の右クロスが鮮やかなカウンターになり、ソリスがダウン!
その後は河野がソリスの弱点であるボディ狙い。
ボディが効き出したのか、5Rあたりからソリスはペースダウン。
しかし8R、再び序盤のように連打してきたソリスに、河野は左フックを喰らいダウン。
あとは河野やや優勢な感じでラウンドが進み、最終12Rは河野が圧倒!
勝敗は判定に。河野の防衛だろうと思いきや、ジャッジの1人はドローだが
あとの2人は1~4ポイント差でソリスを支持したため河野は初防衛に失敗。
途中で不可解なローブローの減点1が無ければ引き分け防衛になっていただけに不運。


【WBAスーパーフェザー級】
王者 内山 高志ワタナベ 5R-KO 挑戦者 ハイデル・パーラベネズエラ

ノックアウトダイナマイト内山 高志が
5Rに強烈な左フックをベネズエラ人挑戦者の脇腹に突き刺し
1発KOで7度目の防衛に成功!成績を20勝(17KO)1分け無敗に伸ばしました。
私が昔 『凄いな~』 と思っていたカルロス・サラテ:66勝 (63KO) 4敗や
ウィルフレド・ゴメス:44勝 (42KO) 3敗1分け のような英雄クラスが
今こうして日本にも存在しているんだな~と思ってしまうほどの強さです。

この左フックが挑戦者のレバーに突き刺さりました。
1367919013-1.JPG

レフェリーが10カウントを数える間、挑戦者は悶絶状態。
1367919050-2.JPG

たった1発のパンチが、終了後しばらく起き上がれないほどのダメージを与えました。
1367919066-3.JPG

チャンピオンは強打だけじゃなく、防御や試合運びにも優れています。
1367919078-4.JPG


明日は、井岡 一翔の防衛戦です!



トリプル世界戦終了

2013年04月08日

トリプル世界戦の最後を飾るWBC世界バンタム級タイトルマッチが終わり
チャンピオン 山中 慎介 (帝拳) がランキング1位の
挑戦者 マルコム・ツニャカオ (真正) を最終12RにTKOで下し
3度目の防衛に成功しました。
1365428810-P1040984.JPG
〔12R、この左でツニャカオがダウンし、レフェリーは即座に試合をストップ〕

神の左 と呼ばれる山中の強烈な左が3Rに炸裂しKO寸前まで追い詰めました。

フィリピンの家族と離れて10年前から日本を拠点に戦っているツニャカオは
長谷川穂積と同じ真正ジムに所属する35歳。
神の左 をまともに受けて一時はフラフラになりながらも驚異の回復力をみせ
最終ラウンドまで勇敢に戦い、素晴らしいファイトとなりました。
1365428931-P1040982.JPG
〔約2時間前に世界チャンピオンとなったばかりの三浦隆司(右)と山中慎介〕

こういう言い方は良くないのかも知れないけど
昨夜行われた亀田興毅の防衛戦より遥かに面白い3つの世界戦を見せられ
ある意味 口直し になったのかな~(笑)
ツイッターでアンヌ隊員(菱見百合子さん)も同じようなことを呟いていました。



トリプル世界戦開催中!

2013年04月08日

いま東京の両国国議会でボクシングの世界タイトルマッチ3試合が行われていまして
2つめの試合が終わったところです。

あと少しでメインイベントの 山中 慎介 vs マルコム・ツニャカオ (フィリピン) が始まります。



さて、18:30頃から始まった WBCスーパーフェザー級では
王者 ガマリエル・ディアス (メキシコ)に挑戦した 三浦 隆司 (帝拳) が
2年前の世界初挑戦で内山高志からダウンを奪った強烈な左パンチで圧倒し
9RTKOで新王者となりました!
相手のディアスは昨年10月、調整で大失敗した粟生隆寛を破って王座についたということで
さほど強いチャンピオンではないし、新王者の三浦もボンバーレフト以外の取柄はなく
防衛を重ねていくほどの器とは思えません。
それでもチャンピオンを4度マットに這わせるという爽快な勝利は感動モノでした。


20:00頃から始まった日本人同士の世界戦、WBCフライ級では
王者の 五十嵐 俊幸 (帝拳) が挑戦者 八重樫 東 (大橋) の接近戦に巻き込まれ
最大9ポイント差がつく大差で2度目の防衛に失敗し
八重樫がWBAミニマム級から飛び級で二階級制覇を成し遂げました。

身長・リーチに優る五十嵐は、学生時代に4戦して全勝した相性の良い相手である
八重樫の接近戦を受けて立ちましたが
パンチが強いとか、これといった決め手がなかったのが敗因だと思います。


ボクシングW世界戦

2012年11月03日

〔東北復興チャリティーイベント〕
プロボクシングW世界タイトルマッチが仙台ゼビオアリーナで行われました。

WBC世界バンタム級タイトルマッチ
 山中 慎介(帝拳) 7R TKO   トマス・ロハス(メキシコ)
1階級下の世界王座に2度就いている長身ロハスに対し
マイペースのボクシングに徹底した山中は
7Rに強烈な左を炸裂させ、挑戦者をマットに沈めました。
7RのKOシーンは日本人が出場する世界戦史上に残るような凄まじさ!
元々左が驚異的に強い山中がそのパンチをまともに当てたら
それで試合が終わってしまったという感じでした。
ロハスは体を 『 く 』 の字に硬直させ前のめりに顔面から倒れました。
直ぐにレフェリーが試合を止め担架を要請。
結婚して、10月には子供が生まれ、身も心も充実しきった山中慎介は
かなりの難敵と言われた挑戦者を防衛戦で2人撃破し、さあ次の相手は誰になるのかな?


WBC世界フライ級タイトルマッチ
 五十嵐 俊幸(帝拳)  判定(2-0)  ネストール・ナルバエス(アルゼンチン)
負けた経験のない挑戦者は、さすがそれなりの実力がありました。
五十嵐が勝って初防衛を果たしましたが、地元判定に近いものがあったと感じました。
11Rの減点(ナルバエスのバッティング)が無ければ三者とも1点差の2-1でした。

五十嵐は同じジムの大先輩大場政夫を目標にしているそうです。
「大場政夫~?遠く及ばないだろ(笑)」 と言う人もいるかも知れませんが
大場と言えばオーランド・アモレス戦とチャチャイ・チオノイ戦の
伝説的な大逆転KO勝利ばかりが取りざたされますが
それは4度目と5度目の防衛戦であって、初防衛~3度目までは冴えない判定勝ち。
それを考えれば五十嵐もこれから大場政夫のように
国民を感動させるようなチャンピオンになれる可能性はあると思います。


ところでナビスコカップは鹿島アントラーズが二連覇を果たしました。
その中で 西 大伍 選手が堂々とフル出場し
表彰式では、ちゃっかり1億円のボードを授与されていましたね(^o^)


明日は世紀の一戦!

2012年10月13日

明日いよいよ世紀の対決!歴史的な夢のカードが行われます。

【スーパーバンタム級】 アメリカ カリフォルニア州カーソン
WBC世界名誉王者
  西岡 利晃 (帝拳) 46戦39勝 (24KO) 4敗3分け
        VS
IBF世界王者 WBO世界王者 元WBC・WBO世界バンタム級統一王者
元WBA世界スーパーフライ級暫定王者 元IBF世界フライ級王者
  ノニド・ドネア (フィリピン) 30戦29勝 (18KO) 1敗


まず思うのが 『世界ボクシング史に残る世紀の一戦!』 と言われる試合に
日本人が登場することの凄さ。

対戦相手のドネアは、現王座のスーパーフライ級を含む4階級の世界王者で
軽量級最大のスーパースターと呼ばれています。
  ※ (試合当日11:00追記) ドネアはIBFの王座を返上したそうです。


〔西岡利晃の世界戦成績〕

2000/06/25  挑戦失敗 ×判定 ウィラポン・ナコンルアンプロモーション (タイ)
2001/09/01 挑戦失敗 △ ウィラポン・ナコンルアンプロモーション (タイ)
2003/10/04 挑戦失敗 △ ウィラポン・ナコンルアンプロモーション (タイ)
2004/03/06 挑戦失敗 ×判定 ウィラポン・ナコンルアンプロモーション (タイ)

2008/09/15 暫定王座獲得 ○判定 ナパーポン・キャッティサクチョーチョイ (タイ)
(2008/12/20 正式王者へ昇格)
2009/01/03 防衛1 ○12R・KO ヘナド・ガルシア (メキシコ)
2009/05/23 防衛2 ○3R・KO ジョニー・ゴンザレス (メキシコ) 開催地:メキシコ
2009/10/10 防衛3 ○3R・KO イバン・エルナンデス (メキシコ)
2010/04/30 防衛4 ○4R・KO バルウェグ・バンゴヤン (フィリピン)
2010/10/24 防衛5 ○判定 レンドール・ムンロー (英国)
2011/04/08 防衛6 ○9R・KO マウリシオ・ムニョス (アルゼンチン)
2011/10/01 防衛7 ○判定 ラファエル・マルケス (メキシコ) 開催地:米国
(2012/03/15 名誉王者へ昇格)

↓↓ この写真は 2010年4月、4度目の防衛戦を日本武道館で生観戦した時のものです。
よそ見していた瞬間に1発KO……決定的シーンを見逃しちゃいました (^_^;)
20121013-00.JPG


明日の試合は WOWOWのみの生放送ですが、今から私もドキドキしています。
正直に言うと西岡が勝つ可能性は30%ぐらいかなと思いますが
天下の宝刀 (左ストレート) が炸裂すれば、あるいは……と期待しています。
海外で2度の防衛経験があるのはプラス材料ですけどね。



W世界戦

2012年07月16日

テレビ東京系で20:00から放映されたボクシングW世界戦の中継が終わりました。

ラウンド間のCM時間に長短があり過ぎたので
おそらくWBCフライ級戦が19:00頃から始まって
試合終了後の20:00頃からWBAスーパーフェザー級戦が行われ
テレビでは1時間遅れの録画放映だったのかな?と思いながら観ていました。

テレビでは20:00過ぎから始まったWBC世界フライ級タイトルマッチでは
挑戦者の五十嵐俊幸が、マッチョなチャンピオンのソニーボーイ・ハロ (比国) を
2-1の判定で破って見事に王座を獲得しました。
五十嵐は帝拳ジムの所属で
1970~1973年にかけ5度防衛したジムの大先輩である大場政夫さんが保持していた
フライ級の世界王座を帝拳に呼び戻した形です。

 大場政夫
東京下町育ち。
1970.10.22にタイのベルクレック・チャルバンチャイを13Rに倒して王座獲得。
スポーツカーを乗り回すという幼い頃からの夢を叶える。
1973.1.2に行われたチャチャイ・チオノイ (タイ) との防衛戦では
初回に痛烈なダウンを喫し、その際、足首を捻挫。
セコンドに言うと試合を止められてしまうと思い
足を引き摺りながら戦いを続けて12Rに逆転KO勝利。
その約2週間後、夢を叶えて購入した栄光のシボレーで首都高速を爆走中に
交通事故を起こして即死。世界王者のまま逝去した。



さて、非常に楽しみにしていたノックアウトダイナマイト内山高志の防衛戦!
WBA世界スーパーフェザー級チャンピオンの内山は
2年前の1月に12R:KOで王座を奪取して以来4度の防衛戦をオールKO勝利。
パンチが強いだけじゃなく、アマチュアボクシングで鍛えた防御と技術に長ける
素晴らしいボクサーです。

それだけに今日も強烈なパンチで挑戦者をマットに沈めるシーンを期待しましたが
挑戦者のマイケル・ファレナス (比国) が頭から突進するタイプで
3Rに激しい頭突きを喰らった瞬間、内山の瞼から激しい出血!
レフェリーがドクターに診せ、傷がかなり深いという判断で試合終了。
WBAルールにより引き分けで内山が防衛成功となりました。
4Rまでの偶然なバッティングによるストップは引き分けになります。
引き分けの場合、チャンピオンの防衛成功です。

あまりの呆気ない幕切れにシラけた感じでしたが
挑戦者はもちろん、内山にとってもまだまだ試合をやりたかったはず。
何のために厳しいトレーニングを積んできたのか……って感じですかね。
そして高額なチケットを購入した観客にも申し訳ない気持ちで一杯でしょう。

このモヤモヤした悔しさを次の防衛戦で晴らしてくれる事を期待します。


ちょっと別のスポーツの話を

2011年10月24日

こんな時期ですが、どうしてもここに書き残しておきたいので。



プロボクシングWBA世界ミニマム級タイトルマッチ (後楽園ホール)

挑戦者 八重樫 東 (大橋ジム)
         10R-TKO
        王者 ポンサワン・ポープラムック (タイ)

22勝(16KO)3敗1分と軽量級にしては高いKO率を誇る世界王者ポンサワンは
異常なほどのタフネスぶりで非常に打たれ強いファイター。
一方挑戦者の八重樫 東は14勝(8KO)2敗。
4年前の6月、当時の世界王者イーグル・デーン・ジュラパン(イーグル京和)に挑戦し
イーグルの頭が当たってアゴを割られるアクシデントもあり判定負けしている。

スピードが武器の八重樫が1Rから速い左を当ててペースを掴み、4Rまで攻勢に立つ。
何度か強烈なパンチがヒットするがチャンピオンは非常に打たれ強い。
5Rに入ると八重樫の手数が減り、チャンピオンがペースを奪い返す。
6Rもチャンピオンのラウンド。
しかし7Rには序盤に打たれたダメージが現れ始め八重樫が打ち合いを制す。
8R、連打で一気にチャンピオンを追い詰める八重樫。
だがチャンピオンのカウンターで腰を落とし、そこから形勢逆転。必死に耐える八重樫。
9Rもチャンピオンが攻める。しかしセコンドの作戦通りに残り30秒で八重樫が猛反撃。
10Rは残り30秒まで冷静にボクシングをする八重樫。
そして試合はクライマックスを迎える。
一気にラッシュをかけ、ロープに追い詰め激しい連打を浴びせる八重樫。
強烈な右のカウンターでよろけるチャンピオン。
更に続くラッシュでレフェリーが試合をストップ!

リング上で転がって喜びを爆発させる新チャンピオンに大橋秀行会長が覆いかぶさる。
このままいけば、おそらく年間最高試合になるのでは?という熱戦。

リングに息子と娘、更に妻も上がり、八重樫一家が会場から祝福を受ける。
とても感動的なシーンである。

八重樫は岩手県出身。
地元の人にも勇気を分け与える素晴らしい勝利だった。


こういう内容の試合でした (^o^)
平日の夜にテレビ東京で1時間枠の生放送。
チャンピオンの前評判が高く、あまり期待されていない世界戦だったのでしょうが
  WBCスーパーバンタム級  西岡 利晃 (防衛7回)
  WBAスーパーフェザー級  内山 高志 (防衛3回)
  WBCスーパーフェザー級  粟生 隆寛 (防衛1回)
  WBAバンタム級  亀田 興毅 (防衛2回)
  WBCミニマム級  井岡 一翔 (防衛1回)
  WBAスーパーフライ級  清水 智信 (防衛0回)

以上6人の日本人現役世界王者に加え
今夜7人目の世界チャンピオンが誕生しました!