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プロフィール
中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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2016年11月20日
やった~!
夢にまで見た、昇格に優勝の冠付き!
1年間の努力が報われ、次の大きな夢を、全員で、ALLコンサで、克ち取り、手にしました!
誰でもない、我々全員でですね。
全サポ・全選手・全チーム関係者の皆さん、大変有難うございました。
限りなく、溢れる感謝で胸が一杯です。
厚く厚く御礼いたします。
次の夢は、大きく、永く、厳しいものでしょうが、全員で、一歩ずつ実現する過程を、楽しく・声を合わせ・意見多様で進んで参りましょう!
その中に、少しでも加わり、ほんの一粒でも役に立つ、次の一歩に繋がる様に、努力していく覚悟をあらためて確認しています。
皆さんの”歓喜とこれからの発展”をここに祈念しますね!
ちょっとだけ、試合内容です。
千葉戦で作ったポテンシャルを活用し、試合目標「引き分け以上」を完全に達成し、”計算通り”の優勝・自動昇格を獲得した試合でした。
賛否はあり得ますが、コンサが積み上げたポテンシャルを活かした引き分け展開に、全く納得です。
実際、重要な試合であればある程、今日と同様な「試合展開と結果」は、再現されています。
例えば、W杯予選の最終盤やW杯本戦での予選リーグ、はたまた、UEFA杯なとで、時々再現される試合展開・結果ですね。リーグ戦の序盤や中盤では、決してあり得ないものですが、「票読み・計算」は勝負の世界では当然で、コンサもシーズン最後の重要試合で実経験となりました。監督の判断がぶれなかった点は、評価すべきものですね。
これからは、もうJ1の闘いは開始です。
ゆっくり「歓喜」に浸る間もなく、準備・対応必須の課題が山積みですね。
明日以降、新たな闘いの開始です!
2016年11月20日
最終決戦!
チームと選手と我々サポの「進化の実現」てす。
「天命を、待つではなく、克ち取る!」です。
皆さん、全員の奮闘を誓い、勝利・栄光へ向かって、真っしぐらに前進ですね!
勝利と歓喜の渦で、再会しましょう!
” いざ ! ” フレーフレー、コンサ!
2016年11月19日
All CONSA を試される最終決戦。
「コンアシ」スタメン予想は、前千葉戦前半を土台にした変化形、それも、ジュリーニョ・福森抜きの言わば「駒落ち」メンバーで、衝撃・驚愕内容でした。
実は、知将「四方田」が、
最後に「勝利のためには何でも」のスローガンの下、相手の金沢・森下監督を攪乱のための「リリース」で、本戦メンバーは別物というのなら、理解できますが、
千葉戦の再現を基に次戦内容を構築・想定だとすると、「混乱」となります。
金沢の戦力は、千葉には遥かに劣後している、との分析からだとしても、最終戦への選手・チームの意気込み・姿勢は、金沢もコンサと同様、普段とは大きく異なる異次元レベルの強烈な「意識・闘志」で、その点では、前試合の千葉選手以上で、「千葉戦を下回る相手プレー」との想定は無理ですね。
四方田監督は「戦力の逐次投入」傾向が高いですが、交代は「3名」だけで、試合によっては、戦術的投入の前に、故障交代もあり、どんなにベンチメンバーは豪華でも、声援アドバイスだけでは「戦力化」にはなりません。
千葉戦前半の制圧された状態の起因となった「上里ボランチ・荒野トップ下」に加え、「櫛引先発」ではなく、
「トップ下」は「小野」と「ヘイス」を、交代して起用。
「ボランチ」は「荒野」スタメン、交代で「前寛」。
「左DF」は「増川」スタメンで、交代で「櫛引」投入。
の方が、安定・確実に、試合想定が出来ると思います。
前試合の課題ポジション「トップ下」と「ボランチ」、加えて福森代替「DF」では、今シーズンの起用実績の結果があります。敗戦・苦戦の原因になったプレーも累積されました。それらを全て、越えた・克服した姿を最終戦では絶対に見せて欲しいです。悪夢の再現だけは脱却です。
そんな事は、全部理解済みで、事前の攪乱さ!、であれば、あらためて感服・納得ですが・・・
どうでしょう。
兎に角、どうでも・なんでも 勝利!! ですね。
有難うございました。
2016年11月17日
ジュリーニョと福森の累積警告出場停止を失念しスタメン予想をしてしまいました。大変失礼いたしました。ブログ全体修正し記載し直しました。
以下、修正版です。
シーズンを締めくくる最終決戦「金沢戦」の、戦術・メンバー・試合展開予想です。
「シーズン最終予想ですので一段と力を込めて!」という所ですが、
内容は今まで通り「ノーマルプレー・メンバー」ですね。
吉原宏太のコメント通り「いつものプレーを真剣に」以外あり得ません。
ちょっと、寄り道です。
上位3チームの対戦予想は、全チーム勝利・勝点3積み上げが最も高い可能性ですが、対戦戦績上は、少し違ってきます。
1位 コンサ 勝点84 対戦相手 金沢 前回戦績 1:0勝利 予想勝点87
2位 清水 勝点81 対戦相手 徳島 前回戦績 0:1敗戦 予想勝点81
3位 松本 勝点81 対戦相手 横浜 前回戦績 2:0勝利 予想勝点84
どの対戦相手も”難敵”ばかりで、2位・3位の清水と松本は逆転となります。
これだけではなく、全チーム、最終戦にで「何かを賭ける」チーム・試合だらけで、緊迫の「最終節」でシーズンが締めくくられますね。
一方、感動の前節「千葉戦」の試合内容は、データ確認からは、「苦闘」であったとの数値が並び、試合内容の次戦への継続は回避すべきものでした。
1.前節試合データ確認
結果として、「2:1で勝利」でしたが、
①支配率 試合平均40.9% 時間帯別支配率・シュート数は、
~15 49.6%-1本、~30 34.6%-2本、~45 46.5%失点-0本、
~60 50.3%-3本、~75 30.1%-1本・得点、~90 35.3%-3本・得点で、
シーズン平均50.3%越えはたった15分(~60のみ)だけで、30%台が45分あり、そこで2得点したものでした。
支配率が互角だったのは、たった15分だけで、ほぼ試合全般、千葉が支配・コントロールしていた試合でした。その低支配率のなか、相手の一瞬の隙を衝き「速攻」成功でのギリギリ試合だった事を証明しています。
また、注目ポイントがあります。後半、内村の後ヘイス投入と同時に、3-4-2-1型へシステム変更しました。荒野のトップ下は全く機能せず、「トップ下」を置かない陣形への変更でした。しかし、支配率は、一機に急減し30%台まで低下し、完全千葉のボール支配となりました。コンサの「3-4-2-1型」は、低い陣形位置から、2シャドーも守備陣に吸収され、反撃・攻撃力が、「1TOP」のみとなりそのままでは成功不能状態に陥る、との欠陥を持っています。実際、千葉の後半戦の支配率が、コンサの守備傾向強化を証明していますが、その中での「速攻」成功は奇跡的事態(再度の成功は遥か彼方まで不能)だったという点はしっかり把握すべき事実でした。
②個別数値は、
攻撃回数125回 シュート10本 枠内シュート6本 ゴール2点 決定率20%で、
シーズン平均の
攻撃回数123回 シュート13本 枠内シュート4.5 ゴール1.5決定率10.8% と対比すると、攻撃回数・シュート数は平均同等値で、「決定率」-「枠内シュート数」の高さで、勝利を引き寄せたものでした。
しかし、低支配率により、(平均値対比で、)
パス数78%、クロス数41%、ドリブル78%、30mライン進入回数82%と攻撃プレーを大幅に制限・制約してしまいました。「速攻」は、パス・クロス由来ではなく、ロングフィード型で、象徴が「内村逆転弾」でした。
一方、守備的数値は、低支配率に連動し、平均対比で、タックル数120%、クリア数113%、インターセプト数37%と大幅に悪化しています。・・ギリギリの守備で、辛うじて「1失点」に止めたものでした。
この様に、「攻守」ともに大変厳しい試合内容でしたが、
その理由は、コンサの「3-4-1-2」システム「堅守・速攻+多彩攻撃」の「ノーマルプレー」に問題がある訳では全くありません。
その「ノーマルプレー」を実践しようとする「選手」の問題です。
トップ下の「荒野」とボランチ「上里」の、役割プレーの不発・不徹底が原因でした。
しかし、更に問題が増加しました。「ノーマルプレー」戦術を捨て、普段した事も無い=〔実戦例・経験の無い〕「システム」に変更した点です。交代選手は適正でも、変更システム・戦術は危険極まりないものだった、という事。
また、「荒野・上里」が原因としましたが、そもそも、「その選手を起用した事」が本質原因です。監督の問題でした。
所で、基本的な疑問点があります。
「本当に選手能力にそんなに差があるでしょうか?」です。
U-18以下では、選手能力には大きな差がありましたが、トップチームの選手では、出来ないプレーやレベルの差はほとんど無いです。確かに、フィジカル・身体の差はありますが、トップチームの選手は、一定水準以上の条件をクリアーした選手のみが加入していますね。しかし実際に起きる、「パスの強さ・スピード、プレー精度・正確性、枠内シュート率・決定力、等々多くのプレーでの選手の差」は、身体やテクニックの差によるものではありませんね。・・【ハート・意識・認識】の差です。ここにこそ、チーム戦術の実践力の差が産まれます。「荒野・上里」も選手固有のテクニック・フィジカルの問題では無く、「ハート・意識・認識」の問題という事です。だからこそ、本人が理解するまでは「再起用回避」とのブログを前に記載した理由です。(本人が反省しプレーを改善しない限り、何回でも再発し、尽きる所、その様な選手を起用するか否かの問題となります。)
以上、前試合内容を見て来ましたが、反面教師として、次戦での必須コンセプトは明確となりました。「コンサは、ノーマルプレー・戦術で、その戦術を適正に実践する選手を起用する」です。
では、その大前提で、予想です。
2.戦術
コンサ「ノーマルプレー」戦術です。
〔3-4-1-2〕システム「堅守・速攻+多彩攻撃型」
サイドは、〔サイドハーフ〕の攻撃型
守備ライン〔D3rd上位置〕に〔FW~DF陣まで縦に短い密集陣形〕を設定する攻撃型。
ポゼッション(支配率)は、55%以上で、試合コントロールを目指します。
ポゼッション時は、ボランチとDFのWラインで、カウンターリスクを阻止しつつ、サイド・DF裏スペース攻撃、サイドチェンジ反復と陣内へのスルーショートパスで、敵陣を崩し、関連セットプレーも含めた多彩攻撃とし、「速攻」を加え複数得点を目指します。
守備面では、前線からの守備により相手のパス供給元を制限・封じ、ボランチ・DFによるパス受け手での「ボール奪取」により、相手のパス交換を阻止する〔中盤支配〕を構築です。
また、縦に短い密集陣形により、「連携・数的優位・組織型守備」で「堅守」を構築し、無失点試合を達成します。
全て、コンサの今シーズン「攻守の決め手」となったプレー・戦術ですね。
シーズンラスト試合に、「完成形の晴れ舞台」・・来季の主戦術として繋がるコンサの基本「ノーマルプレー」を獲得したのですね。
3.メンバー予想の前に、試合展開を展望します。
試合開始~ スタートから、高い位置に「密集陣形」を置き、
守備主導で、ポゼッションを取り、
コンサポゼッションで、多彩攻撃で先制点を目指す。
10分 先制点獲得
~攻勢継続~
20分~30分 追加点獲得
~ややペースダウン~
45分 前半で、〔 2-0 〕。
75分 選手交替で、活性化
追加点獲得
90分 試合終了〔 3-0 〕で完勝
と予想します。
さて、その基本戦術を完璧に実践する選手を選定します。
3.メンバー
内村 都倉
ヘイス
堀米 石井(間に合えば、マセード)
荒野 宮澤
増川 進藤
河合
ソンユン
現在の、システム完成形ですね。
交代 小野 75分 トップ下 ⇒ 内村 交代
ヘイス FWへチェンジ
櫛引 75分 左DF ⇒ 河合 交代
増川 CDFへチェンジ
パックアッパー
マセード、上原、前寛、金山
今シーズン、活躍した現在起用可能選手で構成です。
マセードは、ベンチで丁度良いですね。
以上 今シーズン、ラスト予想でした。
有難うございました。
2016年11月15日
さぁ~、いよいよ最終戦に向けたルーチンが進行しています。
昨日の”オフ日”では、選手は静かに心身の英気を養い、完全な心身を作っている事でしょう。そして、今日からの、ラストトレーニングサイクルで、チームも選手も100%の状態に到達です。
最終戦は、シーズン最後に、「今シーズンの完成形」を試合で表明し、その戦力により試合目的である「勝利・勝ち点3」を達成する試合となります。
戦術・戦型、研鑽してきたプレー、判断力・分析力・決断力のヘッドワーク、闘志・執念のハート、磨き続けて来たフィジカル、サブ選手能力も含めた保有選手の層の暑さ・強さ、
チームを指導する監督・コーチ能力、
チームを支えるスタッフ能力、
チーム全体を支えるサポーターのサポート力で、
選手・監督コーチ・チームスタッフ、そしてサポーターが、
1年間を通して進化・成長させてきた「現在」を、全てを込めて、表現して、叩き付ける試合です。
そして、今シーズンは、これまでの凄い努力と研鑽の代償に「優勝・自動昇格」が与えられる試合となりました。
サポーターも、ラストに向け、これからの1日1日を大切に積み重ねていきましょう。
では、最終戦の試合相手「金沢」の事前点検です。
1.現況
順位22位 勝点38 8勝14分19敗 36得点 60失点 得失差-24
J3への自動降格順位の危機的状況。北九州・岐阜との三つどもえ降格争い状態で、降格回避のため、最終戦での勝利が絶対目標となっています。
しかし、今シーズンは、
2015シーズン比
順位12位 勝点54 12勝18分12敗 46得点 43失点 得失差3
勝利-4 引分-4 敗戦+7 得点数-10 失点数+17
得点力も、守備力も大幅低下しています。
降格回避のため、戦績好転が必要となった直近5試合戦績も、
1勝2分2敗で、上昇出来ていません。
元コンサの森下監督、古田寛幸も在籍していますが、選手層のレベル低下が攻守力艇の原因のため、急改善は困難な状態です。
2.戦術・プレーデータ
①システム戦術と戦績
〔4-4-2〕攻守バランス型 35試合 8勝13分14敗 31得点 48失点
1試合獲得勝点 1.05 得点0.88/試合 失点1.37/試合
〔3バック型〕守備主導型 6試合 0勝 1分 5敗 5得点 12失点
1試合獲得勝点 0.16 得点0.83/試合 失点2.00/試合
戦績も高い〔4-4-2〕型がメイン戦術です。
なお、〔対システム〕戦績は、
〔対3バック〕14試合 3勝5分6敗 12得点
1試合獲得勝点 1.00
〔対4バック〕27試合 5勝9分13敗 24得点
1試合獲得勝点 0.88
やや、〔対3バック〕の方が戦績は高くなります。
②ボールポゼッション(支配率)
平均支配率 47.0%・・J2第20位
攻守バランス型のシステムですが、実際は支配率が低く、試合コントロールは相手方となる受動的試合展開となっています。
ポゼッションと戦績の関係は、
「平均以上」 16試合 2勝4分10敗 19得点 33失点
1試合獲得勝点 0.62 得点1.18/試合 失点2.06/試合
「平均未満」 25試合 6勝10分9敗 17得点 27失点
1試合獲得勝点 1.12 得点0.68/試合 失点1.08/試合
明らかに、「平均未満」試合の戦績が高く、得点は半減しますが、失点も半減し、より安定した試合展開により、戦績が高くなっています。
「相手に、支配率・試合展開・主導権を渡し、守備主導で、速攻を目指す」戦術です。
③プレーデータ
「攻撃」・・シュート数・枠内シュート数・パス数・クロス数・フリーキック数・ドリブル数・30mライン進入回数・攻撃回数の攻撃データは、全項目、J2第20位~12位の低内容。
「守備」・・タックル数・クリア数・オフサイド数は、J2第21位~14位の低レベル。
但し、インターセプト数だけは、J2第1位で、唯一のストロングポイントで、注意ポイントです。
「得点・失点パターン」
得点・・セットプレー38.9%、クロス16.7%、こぼれ球16.7% 計72.3%で、パス攻撃は無く、得点パターンも限定されています。
失点・・セットプレー20%、クロス26.7%、パス攻撃30% 計76.7%で、失点パターンは多数あり、ターゲットも豊富に狙えます。
3.選手層
32保有選手中、28名起用しており、メンバー固定化は低いチームです。その理由は、保有選手のレベル・ランクが、J2下位~J3クラスメンバーで、傑出した・大黒柱となる選手が存在せず、選手間の能力差が小さい事にあります。誰が出ても、低いレベルとなる戦力であるという事です。
2015シーズンは、チーム得点王・大黒柱の「FW清原翔平」(C大阪へ移籍離脱)へのロングフィードからの速攻での得点パターンがチーム看板戦術でしたが、今シーズン、清原の喪失が直撃し、代替の活躍選手も出現しないままシーズン終了となったものでした。
特筆すべき選手は居ませんね。
以上 最終戦の試合相手「金沢」のチーム点検を行いました。
「通常通りでコンサ必勝」となる戦力差があります。
「いつもの、但し、一切の緩み・驕りも存在せず全力プレーで試合する、コンサノーマルプレーで、勝利確実となります。」
有難うございました。
2016年11月15日
ただ今、怒涛の日本代表W杯最終予選サウジアラビア戦の「埼玉スタジアム」から帰宅しました。TV観戦で、代表へ熱い声援を送られていた方も多かったでしょうね。
本日の試合は「風」が準主役で、両チームの想定する試合展開を大きく動かしてしまいました。その観点も含めての、観戦記です。
先ず「風」ですが、北風4mで、埼スタ全体を吹き抜ける環境は、試合開始前~終了時点まで、続くものでした。
そのため、試合前の「コイントス」で勝った「サウジ」は、日本メインサポーター団へ進行する「ホームサイド」を取りました。実は、これは、強風の風上に立ち、攻勢を仕掛ける戦術との「サウジの試合想定」で、日本は、風上のため、「守勢」を想定していたものだったでしょう。
しかし、「サウジ」の想定は、新攻撃陣(大迫1TOP、トップ下清武、右シャドー久保、左シャドー原口)の「スピードとパス精度」により、逆襲を受け、蛍の切れ切れチェックで、ボール奪取・パス交換阻止により、全く想定プレーが機能せず、「メンタル」からラフプレー・ファウル連発となったものでした。
しかし、日本も、枠内シュート率の低さと「GKへのパスシュート」の連続で、チャンスを潰し続け、試合展開は不穏な雰囲気も漂い始めましたが、攻撃陣の反復・連続攻撃で、PKチャンスを獲得し、先制に繋がりました。
後半は、日本が「風上」となり、一貫して攻勢を掛け易い環境となりました。十分に活かしたパス攻撃を主軸に、ほぼ完封状態で、追加点でした。
大迫の多彩な攻撃と模範的な前線守備は、特筆もので、スーパークラスのプレーでした。普段のプレーの延長戦でしょうが、普段の試合のレベルの強さ・高さ・速さが分かるぷれーでした。大迫の本日プレーは、他の追随は不可能なハイレベル内容でした。岡崎も、他のFWも2番手からは脱却できませんね。
また、原口も、ドイツで実戦しているいつものプレーをしていました。速く・強く・正確な・タイムリープレーで、ここも、越えられる別選手は居ません。
蛍・長友も切れていて、代表スタメンは暫く不動ですね。
問題は、「久保」。後半交代しましが、よく監督は45分あげたものだ、との低レベルで、チームでの約束プレーも、自己創意プレーも、全くチームから浮いた、フィット感の無いプレーに終始し、最後は、その局面ですべきプレーの判断を迷い続け、適正プレーの判断力を喪失していました。 もう、代表に選別されても、起用は遥かに遠のきました。
あと2人。
「香川」です。交代した「清武」対比では、20%にも満たない低内容で、後半起用後、ピッチ内で、存在を消滅していました。「重症」ですね。誰からもボール交換が来ない状態で、こんな「香川」は始めて見ました。極端に捉えると、代表への選別から外れてもおかしくない状態です。もう「終わり」には早いと思うんですが。
同様に、「吉田麻也」のプレーもおかしかったです。パスミス多発、ポジショニングのズレも度々。ロングフィードは全パス、酷いミスキックだらけでした。ここも、そろそろ「終わり」なんでしょうか。
付けたしです。
最後に、「埼スタ」入場者は、58400人でしたが、会場からの「脱出手段(帰宅経路)」が混乱し気味で、会場脱出・最寄駅・バス停に乗車に、45分は最低、との状態です。
ここ3試合、極端に悪化しています。「お子さんやお年寄り」もいて、このままでは事故発生の直前状態です。
JFA・FIFAの解決すべき問題です。何とかして欲しいですね。
2016年11月14日
皆さん、サポーター全員で力を結集した威力を、あらためて誇りと歓喜に充ち溢れながら、確信された事でしょうね。
フクアリのこの試合は、
”奇跡のフクアリ逆転勝利”試合として、
記録と記憶に残る名試合となりました。
その名試合とした主役「一体となった選手と全サポーター」には、永く称えられる「栄誉」が与えられます。遠く、円山公園から、全国のサポーターでのTV画面から、宮の沢で精一杯応援する残留組と関係者から、そして、現地のチーム・選手とサポーター、全員で「想いを一つ」にした我々にですね。
現地参戦し、試合後、湧き上がる歓喜の中、ずぅ~と、考えていた事があります。
それは、
「なぜ、監督はこの大事な一戦を、あのスタメンでスタートしたのか?
進藤を最後まで、交代せずに、起用し続けたのは、なぜなのか?」です。
つまり「監督の選手起用」の考え方です。
このブログで、監督の「心と頭の中」を覗いてみたいと思います。
では、先ず、第41節の確認です。
1位 コンサ 勝点84 得失差32 得点65 首位との勝点差
2位 清水 勝点81 得失差47 得点83 3
自動昇格ライン
3位 松本 勝点81 得失差29 得点59 3
4位 C大阪 勝点75 得失差15 得点61
5位 京都 勝点66 得失差11 得点48
6位 岡山 勝点64 得失差14
7位 町田 勝点62 得失差 8
次戦で、
コンサ
勝利 1位確定=優勝・自動昇格
引き分け 1位確定=優勝・自動昇格
敗戦 清水勝利勝点84・松本勝利勝点84で3チーム同勝点で、
得失差の勝負 ・・コンサ2位=自動昇格
清水勝利勝点84・松本引き分けか敗戦勝点82~、2チーム同勝点で、
得失差の勝負 ・・コンサ2位=自動昇格
清水引き分け・敗戦勝点82~、松本勝利勝点84、2チーム同勝点で、
得失差勝負 ・・コンサ1位・2位=優勝・自動昇格か自動昇格
の3パターン
最終戦の「勝利か引き分け」で、優勝確定・自動昇格との勝負に、持ち込みました。
この進展に「賛否」はあり得ますが、最終戦での「自動昇格」確定の後、反省すれば良い事で、現時点は、シーズンを仕上げる最終戦への「最終準備」に集中です。
では、一昨日の試合を確認しながら、このブログのテーマに取り組んでみます。
1.試合内容
先ず、相手方の千葉について。
すっかり「オシムのサッカー」が復活していました。共通意識を基に、豊富な運動量と素早いパス交換を軸としたパスサッカーです。最大の特徴は、「選手全員により、敵選手のチェック前に正確で速いショートパスの交換を連続して行い、敵陣を突破し、フィニッシュする」との、全員、高連動性の連続スピードプレイです。それも、育成出身や加入時期も短い若手選手が主体となり、ベテラン選手は、その連動の繋ぎ役、スピードアップポイントとなる、強力攻撃力でした。現在の順位11位は、信じられなくなる攻撃力で、この状態が、シーズン中盤で完成していれば、有力な優勝候補となったものだったでしょうね。
この「攻撃的パスサッカー」への守備が、コンサには求められましたが、タイトチェックは、殆ど、千葉のパス交換タイミングに届かず、自由なパス交換を阻止できませんでした。縦に短い「密集陣形」で、相手のパスミスにより、ボールが守備網に掛かる事でなんとか停止・阻止しましたが、ギリギリの守備が続きました。
一昨日のコンサのシステム戦術は、
スタート時「3-5-2」後半「3-4-2-1」とのシステム変更した、とのリリースが記載されていました。
現地で、直接見た所では、スタート時「3-4-1-2」、後半「3-4-1-2」型は維持しつつ、攻撃時に3トップ気味の「3-4-2-1」で、敵陣へ進入との戦術でした。
その相違点は、「トップ下」の有無ですが、スタメン「トップ下」荒野の出来が原因でした。
①結論から言うと、「荒野」のトップ下ポジション起用は不適正で、機能しません。後半の「ボランチ」ポジションでの活性化と、大きな機能差が出ました。これで、何回目かの起用ですが、毎回同一課題が現実化し、「トップ下」が機能不全となっています。
「トップ下」ポジションの期待される役割は、その選手の能力により大きく異なりますが、「パサーとしてのゲームメイク役」「相手のボールの出処=攻撃起点へのアタックをメインととする前線からの守備役」「DF裏やサイドのスペースへの飛び出し役」「FWこぼれ球を狙うセカンドストライカー役」があり、実際はその複合形ですね。
荒野の特筆能力は、「運動量」ですが、「テクニックやスピード、身体能力」ではありません。一昨実戦の内容を点検すると、
「パスの受け渡し局面は皆無」でしたが、ポジション位置が原因で、「攻守切り替え」では低過ぎの同位置、「ポセッション時」では前線FW位置で高過ぎる位置。
また「前線からの守備」でも、相手のパスタイミングが早く、一回もパスする前タイミングでのチェックは出来ませんでした。スプリントスピードの問題です。同様に、「飛び出し役」も「セカンドストライカーも」全く機能しません。
それに対して、「ボランチ」役となると、豊富な運動量が活き、特に、進入相手選手へのチェックを中心に活躍となりましたが、「小野」からの試合途中「アドバイス」の通り、相手選手を追い掛け過ぎ、意識的な相手選手の移動に釣られスペースを空け、ボランチ=バイタル位置を利用される欠点もありました。
②同時に、問題となった起用が「上里」ボランチでした。ボランチの役割は、「中盤支配」を目指しながら、ボールの出処と受け処への守備による「ボール奪取役」、相手の自由なプレイを阻止する「タイトチェック役」、攻守切り替えでの「攻撃起点役」、ロストボール・こぼれ球の「2次ボール確保役」、サイドとセンターへの「ゲームメイク役」、DF・サイドの「カバー役」、前線への攻撃参加の「3次攻撃役」等、多々ありますが、そのほとんどを機能することが出来ませんでした。「スピード・運動量とスプリント・ポジショニング・テクニック・判断」の不足で、ボランチとしては消えた存在となり、-1名と同価値でした。結果、ボランチ位置に大きなスペースが空き、千葉に自由に進入、プレイを許しました。
③進藤起用もポイントとなりました。実際、途中何度も右サイド突破を許し、そのため、適正なポジション取りの判断が混乱し、前半中頃以降は、本来のポジション位置とは、上下、左右にかなりズレ、スペースを産んだり、近隣選手によるカバーが常時必要なところまで追い込まれ、ビクついたプレーでしたが、河合のカバーと指示でギリギリ維持するものでした。しかし、後半も60分頃には、ボランチの補正と攻勢展開から、立ち直り、アグレッシブなDF守備に到達しました。
④最大の起用ポイントは、スタメン攻撃陣でした。安定力がある千葉の守備を破るための攻撃陣の筈ですが、結果を見ても明らかな様に、「都倉・ジュリーニョ・ヘイス・内村」の4人(私の事前予想は、内村ではなく、小野でしたが)が必須でした。この4選手の能力には「テクニック・発想力・決定力・連動性・スピード・身体強度」の共通項目がストロングポイントで、役割の交換、ターゲットも、誰でも可能で、守備側から見ると、ターゲットや守備ポイントを絞れず、連動性のある守備が出来ません。この攻撃陣をスタメンから起用せず、「都倉・ジュリーニョ」だけで攻撃する事が困難な事は自明でした。それでも、スーパー能力で、なんとかチャンスは作りましたが、得点までは無理ですね。
以上の様に、4つのスタメン起用でのポイントがあった試合でした。
後半、④の攻撃陣「都倉・内村・ヘイス・ジュリーニョ」の攻撃態勢構築、①の「トップ下」ポジション機能失敗をシステム変更で改善、②の荒野ポジションチェンジによるボランチ再整備、③の進藤自力改善が揃い、逆転劇となりました。
2.監督の起用スタンス
一昨日試合の内容を、起用選手から再確認してみましたが、ここでは、監督のスタンス・狙いを軸に確認してみたいと思います。しかし、監督の「心・頭」の中の事、言葉にして公表している訳でもなく、あくまでも推論での考察ではありますが、これまでの試合実戦起用データには、その一端が確実に表現されている筈ですね。
今シーズンの育成選手の起用と戦績データです。(石井は30歳なので除く)
a.全試合、育成選手が起用されました。その内訳と戦績は、
起用数(スタメン+交代起用も含む)
1名 3試合 戦績 2勝0分1敗 1試合平均勝点2.0
2名 5試合 戦績 2勝3分0敗 1試合平均勝点1.8
3名 8試合 戦績 4勝3分1敗 1試合平均勝点1.8
4名 16試合 戦績12勝2分2敗 1試合平均勝点2.3
5名 6試合 戦績 4勝0分2敗 1試合平均勝点2.0
6名 3試合 戦績 2勝0分1敗 1試合平均勝点2.0
のデータ。
平均育成選手起用数 3.6名/試合 ・・4名
中核選手起用数 6.4名/試合 ・・6名
中堅選手起用数 1.7名/試合 ・・1名 の選手構成が平均。
おまけに、
b.選手別起用数(全起用)
1位 32試合 堀米 スタメン30試合
2位 25試合 深井 スタメン24試合
3位 22試合 進藤 スタメン20試合
4位 17試合 前寛 スタメン15試合
荒野 スタメン15試合
6位 15試合 櫛引 スタメン 7試合
7位6試合神田、8位5試合菅、9位4試合中原、10位3試合永坂、11位2試合前貴でした。
ここに明確に今シーズンポリシーが表れてますね。
「1試合4名の育成選手起用」コンセプト です。
そして、1試合平均勝点から、戦績も最高となりました。
普通の常識では、育成選手よりも、中核選手・中盤選手の起用数が増加する方が、戦力向上し、戦績アップの筈ですが、
敢えて、育成選手「4名」起用を、シーズン通して継続し、そのスタイルでの戦績もアップとした、との実戦起用を示しています。
監督のコンセプト・起用スタンスは、
「先ず、一定レベルの育成選手4名起用と中核選手の起用選択を優先し、戦力バランスをとる形で、中堅で起用」との内容です。
これを一昨日試合に当てはめると、
育成選手「進藤・堀米・荒野」起用を中軸に、
中核選手「ソンユン・河合・福森・ジュリーニョ・都倉」を選択、
中堅選手「宮澤・石井と上里」でバランスを取ったもの、となります。
根本的に、「育成選手起用の目的」は、
戦力構築は前提ですが、「有望育成選手をシーズンを通して実試合経験により、成長・レベルアップ・経験値累積を図り、中核選手へ育て上げる」事が、主目的ですね。
実際に、J1の有力チームこそ、自チームの育成選手が、激しく強烈なJ1サッカーの環境・世界で、起用・実戦体験し、急激に成長・戦力化しています。そして、コンサも一貫した全体コンセプトとして、「シーズンを通し、実試合での実体験の連続の中で急激な育成・成長を図る」を追求しています。
しかし、一昨日試合は、起用スタメンでの4つの課題点が発生したため、荒野と進藤は実体験・プレーを継続し、上里を入れ替えて、更に「攻撃陣」も交代で修正したものでした。
後半の得点した「攻撃陣」をスタメンから起用する方が、試合は簡単・良好な展開にし易い筈ですが、
敢えて「荒野」を見込める「ボランチ」ではなく「トップ下」起用を軸にしたため、スタメン攻撃陣と「上里」の選択となった経緯・理由ですね。
「進藤」も最重要・緊迫試合での、貴重な、コンサDFだと全員参戦希望となる「DF経験」を敢えて積ませたものだったのですね。
育成選手の積極起用の実試合データは、
ベテラン・中核選手の離脱を埋めるための「代替起用」ではなく、
シーズン当初からのチーム方針・シーズンコンセプトだったとの証明となっていました。
あらためて、監督の選手起用の「謎」が解けたように感じます。
戦績を睨みながら、「試合戦力のバランスを取りつつ、育成選手を徹底して起用するシーズンにしよう!」との内容。
その功績で、J1クラス前後の「育成選手」が複数名、出現・獲得出来たシーズンとなりました。
一昨日試合は、中核選手・中軸選手・育成選手、それぞれ活躍しました。
しかし、MVPは、河合兄貴でした。ピッチの中の「監督」として、攻守、試合展開・コントロール、選手のハートを支え続けた主役でした。河合兄貴のいる試合と、いない試合の差は、激しく・厳しい試合になる程、大きく出現します。
ラスト試合も、起用の有無はあり得ますが、間違いなく全選手、その指示・指導・影響の下で、全力プレーとなるものですね。「大黒柱」そのものです。
以上 監督の選手起用の観点から、総括・確認をしてみました。
有難うございました。
2016年11月12日
予言通り、ファンタスティック4が試合を決めました。 但し、小野じゃなくて、内村でした。 スタメンから、この布陣としなかった理由を、監督に聞きたいですね。 内村だけでは、化学変化は起きませんでしたが、ヘイスで完成。 一気に、流れも展開も見違えました。 サポ席は、かなり暗くなりましたが、シュート毎、オッケー、次で、と声援続け、同点弾、逆転弾獲得前から、都倉やジュリーニョも、もっと声援の煽りジェスチャーで、選手とサポが一体となって取り切ったゴールでした。 そして、終了のレフリーコールと同時に、都倉と内村、ソンユン、荒野の雄叫び、ジュリーニョ、健吾、宮澤、進藤は、涙でグチャグチャ、ヘイス、竜二、櫛引、福森はボー然、 サポ席では、歓喜のハイタッチとハグ仕合、監督、コーチ、サブが、3つの塊、団子状に固まり、熱狂の渦が、フクアリを20分くらい締めていました。 関心しましたが、相手のジェフサポさん達も、スタジアムも、コンサの歓喜を、じっと、かたずを飲んで、自由にさせていただきました。中々、出来る事ではありませんね。感謝と関心、感動で、締めくくられました。 清水は、どうでしょうね、このブログ記載中ですか、その後が分かりませんが。 松本も、追い込まれてますね。 いずれにしても、感動の逆転勝ち。 選手も、サポさんも、忘れられない一戦を、体験しました。この様な実体験が、本当の力を作って行くのですね。 全サポが、勝利を呼び込んだ試合実況リポートでした。 現地、スマホからで、体裁、見直し困難で、失礼致しました。
2016年11月12日
スタメンでの危惧ポイントがそのまま原因となら、得点不能、失点誘発。 満員のサポ席は、ちょっと、ペースダウンしがちのモチベーションですが、めげずに、応援。 進藤は、ビビってます。 河合が、必死にカバーしてますが、復活しませんでした。 増川を進藤に替え失敗でしたが、後半交代必至。 失点の起点が、コンサバイタルのカバー不足で、上里起用理由は全く分かりませんが、ここも修復必至。 荒野も、機能しません。 小野、ヘイスの即時投入しか打開策はありません。 現地は、暗めです。
2016年11月12日
フクアリのアゥー席は、完売。 2時間前の開場時刻に、500人以上の入場待ち列が 出来、40分掛けて入場、着席との、超うれしい悲鳴です。 最高の舞台は準備完了です。
2016年11月12日
蘇我駅到着。 ビックリ2連発、 コンサのサポさん、50人以上、どこを、見てもコンササポさんだらけ。 現在、蘇我駅コンサのホーム状態。ハンパね〜です。 2つ目。 蘇我駅改札口に、コンサフラッグが待ち構えてました。 初めてですね。相手の会場最寄り駅に、歓迎フラッグがあったのは。 ちょっと、感動です。
2016年11月12日
現在、京葉線で、蘇我駅フクアリを目指し移動中。 JRの遅延は相変わらず今日もありますが、京葉線の影響は、ほとんどありません。 コンサのサポさんは、未だ誰も、何処にも見えませんが、千葉サポは、3人目です。 意気込みは、要注意。 あっと! 今、遠くに、赤黒ウィンドブレーカが見えました。 着々と、集合中です。 天候は、昨日の冬から、秋口まで、戻り、降水確率0%.北風2mの微風、17度予報。 絶好のコンディションは、間違いありません。 では、蘇我フクアリへ進撃再開!
2016年11月11日
前々回ブログで、千葉戦のメンバー予想を以下の通りしましたが、
甘過ぎました。
より徹底した「決定版~これで決まりだ!」予想に修正です。
その内容は、
前々回ブログ
『・・「堅守・速攻」を「守備バランス」で達成のための起用選手選択となります。
守備要員選手は、いつものスタメン選手ですが、加えて、緊迫・膠着時間帯も長く、試合展開の中での変化に対応できる対応判断力と指示力を持つ「ピッチ内の監督」が可能な選手が必要です。また、攻撃要員選手は、「守備バランス」で攻撃選手が少ない中で「速攻」成功可能の選手です。』とのコンセプトは、変更の必要はありませんね。
(前々回メンバー予想)
ジュリーニョ 都倉
小野
堀米 荒野 宮澤 石井
福森 増川
河合
ソンユン
でしたが、
(今回修正メンバー予想)は、
ヘイス 都倉
小野
ジュリー 堀米 宮澤 石井
ニョ 福森 増川
河合
ソンユン
SUB 内村、荒野、上原、菊地、前寛、神田、金山
です。
◎攻撃陣を「都倉・ヘイス・小野・ジュリーニョ」の「ファンタスティック4」(以前のブログで、命名した呼称です・・・)の同時併用です。最強攻撃陣となり、4人だけでも、J2屈指の攻撃力です。来季の「J1用攻撃スタイル」に連続する布陣で、「突破・チャンスメイク・決定力」を持ち、現行コンサチームで可能な最強陣容です。(想定した理想形は、「石井」の代替に「マセード」で、「ファンタスティック5」戦法でした。)
こんな布陣が可能な事に、感動・感嘆します。
これが、コンサの実力です。
「速攻」主体で、「守備バランス」維持から、攻撃要員4~5選手だけでの攻撃となるでしょうが、以下のパターンが期待・想定できます。
①「攻守切り替え」からパス2本でシュートパターン
ボランチ(福森等のDFもありますね)⇒
「小野」へショートパス⇒「小野」意表を付くスルーパス⇒
「都倉・ヘイス(ジュリーニョも)」へラストパス⇒シュート得点
②「攻守切り替え」から、陣内、サイド経由、パス3本でシュートパターン
ボランチ(含むDF)⇒
「小野」へショートパス⇒サイド「ジュリーニョ」へショートパス⇒
「小野(ヘイス)」へ折り返し⇒シューターへラストパス⇒
「都倉・ジュリーニョ・(ヘイス)」シュート
③「攻守切り替え」から、サイド、陣内経由、パス3本でシュートパターン
ボランチ(含むDF)⇒
サイド「ジュリーニョ」へショートパス⇒
「小野」へショートパス⇒「ラストシューター」へパス⇒
「都倉・ヘイス・(ジュリーニョ)」シュート
この3パターンは、メインパターンとなり、敵守備陣をショートパスで、ズタズタに破るものです。更に、バリュエーションは多数あり、敵防御でも「狙いを絞る事」も困難です。元々、この4選手の「パススピード・精度・創造性」は千葉では防御出来ません。唯一、「ファール」で停止させる事だけとなり、派生の「セットプレー」回数が多発し、ここも、「福森・小野」の図抜けたプレスキッカー力により、絶好の得点チャンスとなります。
この布陣で、防御力、特に「サイドのスペース管理が弱点化」との指摘があり得ますね。
この布陣のポイントは、攻撃は、前線3選手+左サイド「ジュリーニョ」の計4選手に限定している点で、局面によっては(※)、右サイド選手「石井」も限定的に参加する程度で、ボランチ選手が、ポジションを離れた攻撃参加は不要です。つまり、守備陣形のままでの維持となり、左サイドのスペース管理は、ボランチ・DFでカバーし切れます。
これまでの、左サイドスペースを突かれた失点シーンは、ほぼ全て、サイド・ボランチ・DFの内、2選手がポジションを捨て、3選手エリアを1選手でカバー、との極端に希薄な陣形が主因でした。この点、3選手エリアを2選手+隣選手のカバーで、守り切れる、との内容です。
(※)右サイド攻撃参加可能な局面;左サイドを突破する攻撃が多くなり、右サイドは「ガラ空き」となってきます。マッチアップ選手も、中央にずれ、相手からのサイド攻撃リスクが乏しくなった時は、前線位置まで進入可能です。前線も、「左サイド」に引きずられ、敵陣形も、歪んでいますので、「フリー状態」が可能です。「石井」の「決定力」が活きる瞬間ですね。
ボランチの「堀米・宮澤」は、「ボール奪取」での「中盤支配」と「攻守切り替え」のスタート役割です。闘志・冷静な判断・強い対人能力・ボール奪取力が発揮されます。
DF陣では、増川の空中支配力は絶対必要条件ですが、同時に、河合の「試合コントロール力」で、コンサ陣全体を締めます。福森のプレスキック・フィード展開もキーポイントです。河合・増川の併用に、「スピード対応力に懸念」もあり得ますが、「守備的陣形・ポジション」で、裏スペースも縮小していて、スピード勝負とはしない展開が可能です。
離脱選手の回復待ちは、未だありますが、シーズン最終盤の戦力にあらためて自信を持ちますね。
明日、「フクアリ」に現地参戦し、直接、激励・声援し、全員での勝利獲得を達成して来ます。
選手・チーム・サポーターの全力の結集で、先ず、千葉戦の勝利を掴み取りましょう。
2016年11月10日
コンサに明るい話題が2点出ました。
①闘莉王(35)獲得アプローチ
②ヘイス電撃復帰 の2点。
闘莉王(35)は、チームとの親和性が、良いか悪いかが激しく出る選手ですが、コンサとの親和性はかなり高いものです。
社長との共通認識、リスペクトしている小野・稲本・河合との親密性、チーム事情などから、親和性は相当高く、加入後も、フィジカルの低下も見られず、J1上位レベルの実力発揮と同時に、ベテラン選手と一緒になってチーム一丸のため先頭に立ち、チームのレベルアップに直結する選手です。競争相手は「京都」で、J1昇格のためのアプローチとの報道でしたが、昇格を確定させ、高い親和性を切り札に、獲得アプローチですね。いずれにしても、「昇格確定」が大前提で、次戦での「勝利」獲得が必要ステップです。
ヘイス電撃復帰は、「地獄の中に神現れる!」で、残り2戦で、試合を決定する選手となりますね。昨日の次戦予想で、「小野」トップ下としましたが、「ヘイス」と「小野」の併用ですね。 スタメン「小野トップ下」起用は変えず、そのまま試合開始で、小野のコンディション次第で、早々に、「ヘイストップ下」に交代です。
激闘予想の「千葉戦」ですが、「小野」「ヘイス」の復帰・参戦で、勝利の確率を大きく上昇させました。 ・・絶対目標である「勝利」を、華麗なプレーで飾れそうですね。
所で、コンサの今シーズンデータを分析の中、面白いデータを確認しました。ここに記載しておきます。
テーマは「ポゼッション(ボール支配率)」です。
具体的設問『コンサは、どの支配率が、失点・敗戦となるのか?』の回答です。
解析のポイントは「試合平均支配率」のマジックでした?・・・
先ず、平均支配率は「50.5%」で、それを前提に。
1.実際の試合分布
支配率55%以上 8試合 全体占率20%
平均支配率前後 24試合 占率60%
支配率47%未満 8試合 占率20%
*平均支配率前後、以上の試合が8割でした。
2.支配率と敗戦との関係
支配率55%以上 敗戦数2試合 全体占率28.6%
平均支配率前後 5試合 占率71.4%
支配率47%未満 0試合 占率 0%
*平均支配率前後の試合が、ほぼ連動して敗戦多数です。
しかし、試合毎の支配率は、「試合平均支配率」で、「局面」を示すものではありませんね。
実は、「支配率と失点・敗戦との関係」は「局面での支配率」は直結していますが、試合平均支配率では直接は何も関係しませんね。
そこで、「局面支配率」と「失点」の傾向分析が必要です。
3.15分単位での「局面毎支配率」と「失点」との相関関係
局面毎支配率55%以上 7失点 全体占率21.9%
同 50.5%前後 6失点 占率18.8%
同 47%未満 19失点 占率59.4%
*ここに結論となるデータが出ています。
【 局面支配率47%未満 の局面で、6割失点
55%以上 の局面 2割強の失点 】です。
つまり、実試合のデータから、
試合では、時間帯毎に、支配率は変化・上下していますが、
平均支配率前後の支配率での失点は少なく、
「支配率が47%を切る」と、「失点」直結 のリスク時間帯、
一方、支配率が上がっても、平均レベルと同程度の失点リスクに止まる、
とのデータが結論付けられます。
このデータからは、
コンサの試合展開・コントロールにおいて、
「守備のみで、支配率を敵に渡す」戦術は、失点の可能性が高く、採れないことが明確です。
この事を、具体的戦術に置き直すと...
①現行では「守備専念」戦術は不能。・・6割の高率で現実化する失点リスク局面
②「守備主軸」でも、単なる「ロングフィード・二次ボール敵保有」戦術は不能。・・失点リスク局面を誘発です。
③パス戦術等で「一定の支配率確保」が、最大の失点局面回避戦術。
多くの「堅守・速攻」型チームの共通特徴に、「低ポゼッション」戦術は戦績を上昇、との実績データがありますが、コンサでは、その特徴は、逆、反対です。
コンサは、
シーズン平均支配率50.5%の「均衡した支配率」以上の支配率が、高戦績となる「失点回避・最適支配率」との結論です。
この原因は、コンサの守備陣形・守備ラインと直結しています。
「堅守・速攻」型の基本戦術では、縦に短い密集陣形ですが、ラインが低く、裏スペースは縮小されていますが、ゴールまでの距離が近く、横には密集するも縦は薄く、一旦突破するとゴール寸前となる、との弱点があり、敵に支配率を渡し、自由に攻撃されると、この弱点から失点が起きてしまう、という内容です。
コンサ陣内でのパス交換は、ロスト時リスクが大きいとの意識から、早く敵陣内へボールを移動したくなり、ロングフィードを選択しがちですが、それが、支配率低下⇒失点リスク増加としてしまっているのです。「しっかりしたボール交換」でゲーム構築し、スピードはあるも、落ち着いた、冷静な展開が、失点回避の秘訣ともなっている、との内容です。
纏めますと、
【試合平均支配率は、50.5%前後、以上となる試合が80%となっていますが、
失点は、支配率が47%未満となった局面が6割で回避すべきで、局面支配率も50.5%以上の支配率としていく戦術とする】 です。
いかがですか。面白く、結構重要なデータですね。
以上 直近情勢への対応、と、分析結果の確認でした。
有難うございました。
2016年11月09日
全世界、不透明な時代に突入しましたが、そこで必要とされるものが何かは、今後顕かになって来ますね。しかし、「真の力が全ての源泉である」事だけは、絶対です。
選手も我々サポーターも、この社会の一員ですので、直接の影響を受け、大きな変化も当然です。だからこそ、「今、本当の力を伸ばす」事に、意味も必要もありますね。
「大変化時代を、J1で迎えるのか、J2なのか」が、後々大きな分岐点となっていたとの事態もあり得ないとは限りません。
絶対、昇格しなければいけない理由が、また一つ増えたという事ですね。
水曜、木曜、宮の沢
金曜、宮の沢で10:00練習後、移動の設定ですね。
実質、2日間の練習。
コンディション調整を中心に、いつもの「ノーマルプレー」の再確認と前試合で失点原因となった「ズレ・ギャップ」の修正練習、普段通りのルーティントレーニング(セットプレー・シュート練習)で終了でしょうね。
つまり、前試合(徳島戦)内容への、「戦力強化・+@」は無く、一部修正点の改善程度となり、そのままだと、同戦力で「千葉戦」対戦との想定となります。
そこで、起用「戦術・戦法」での強化は出来ませんが、
起用「選手」による強化のみが、唯一の戦力アップの有効手段となって来ます。
その点を前提に、予想を展開してみます。
1.戦術
既に記載した通り、戦術の変化はありません。
いつもの「3-4-2-1」型「堅守・速攻」戦術の徹底です。
特に、千葉の「高い攻撃力」に対抗し「守備主導」で試合展開のため、サイドは「サイドバック」の守備型、守備ラインは、「D3rd上位置」の低目ポジションに、「縦に短い密集陣形」を構築し、「連携・複数・組織型守備」で堅守を達成です。
つまり、これまで、「1-0」を獲得し続けた戦術の徹底となります。
そのため、「攻撃力」は、「守備優先」から、「守備バランス」型(ボール位置基準で、攻撃選手よりも守備選手数が多い)となり、攻撃は、「速攻」中心の展開に限定されて来ます。
そして、そのような局面で「速攻」成功させる方法は、
高能力選手の起用=「個」の力、による打開となります。つまり、千葉選手よりも、数的不利状態で、速攻を成功させるためには、高いプレー精度の上で、ファンタスティックプレー、高スピードプレー、高強度プレーの3つが必須となります。
また、「速攻」から派生するサイド攻撃・セットプレーも有力得点手段として重点戦術となりますね。
「中盤支配」を狙うボール奪取、運動量とスプリント回数を増加させる、敵ボールコントロールを阻害・阻止する距離を詰め、強度の高いタイトチェック、連携・連動と複数優位のプレー、パススピードアップは、コンサ「ノーマルプレー」として、達成目標です。
2.試合展開
千葉の「攻守バランス」に対し、コンサ「守備主導・速攻」ですので、試合展開は、膠着状態の中、一瞬のチャンスでの決定力勝負となります。
一定期間緊張・膠着状態での緩みがチャンスですので、前半35~40分頃にチャンス到来し、先制。
その後、一進一退を繰り返しますが、相手の得点リスクもあり、複数得点は絶対ですので、後半25~40分頃に追加点で、試合結果〔 2-0 〕で勝利、としたいですね。
3.メンバー
「堅守・速攻」を「守備バランス」で達成のための起用選手選択となります。
守備要員選手は、いつものスタメン選手ですが、加えて、緊迫・膠着時間帯も長く、試合展開の中での変化に対応できる対応判断力と指示力を持つ「ピッチ内の監督」が可能な選手が必要です。また、攻撃要員選手は、「守備バランス」で攻撃選手が少ない中で「速攻」成功可能の選手です。
ジュリーニョ 都倉
小野
堀米 荒野 宮澤 石井
福森 増川
河合
ソンユン
※ジュリーニョ、都倉、小野は、3人だけでも、突破・チャンスメイク・決定が可能です。
決め手は、小野の「スーパーパス」と都倉・ジュリーニョの「決定力」ですね。
※ボランチは、荒野です。運動量・スプリント力で、千葉のボール出どころ・受けどころへのチェックで、宮澤と共に、「ホール奪取」での「中盤支配」達成です。
※増川の空中支配は絶対ですが、同時に、河合の「試合コントロール力」で、コンサ陣を締めます。福森のプレスキック・フィード展開もキーポイントです。河合・増川の併用に、「スピード対応力に懸念」のご意見もあり得ますが、「守備的陣形・ポジション」で、裏スペースも縮小していて、スピード勝負とはしない展開が可能です。
交代選手 内村・・無得点で、75分まで展開の場合、追加投入。
神田・・小野の代替、サブ要員
上里・・ボランチサブ
菊地・・DFサブ
前寛・・ボランチサブ
上原・・サイドサブ
スタメンから内村は、「ポゼッション」戦術なら可能ですが、支配率は、「均衡か千葉優位」となり、スタメンから起用は、失敗濃厚となります。
DF陣の「河合」は、この状況でのチーム安定化、試合展開コントロールのため必須ですね。
以上の通り、千葉戦を予想してみました。
絶対「勝利獲得」のため、
全選手、監督コーチ、そして、全サポーターが結集し、想い・力を一つにし、
「完勝達成」ですね。
次戦、千葉戦に、私も現地参戦。
「フクアリ」をコンサの赤黒と、声援で埋め尽くしましょう!
「共に闘い、勝利を手にしましょう!」
有難うございました。
2016年11月07日
ブログの皆さんは、前試合反省~次戦への準備まで色々ですが、全員共通事項は、「次戦から、残り2戦の連勝」ですね。選手だけでなく、我々全サポーターも「共通認識」ですね。
このブログは、次戦への準備で行きます!
実は、事前予想では、残り5試合の対戦相手の強弱順は、
千葉-徳島●-熊本●-讃岐○-金沢と想定していました。
その通りだとすると、熊本より上位に敗戦3、讃岐より下位に勝利2となり兼ねませんが、そんな不吉予想はふっ飛ばして、連勝ですね。しかし、最強順位たる理由が、千葉にはあります。点検してみましょう。
1.現況
順位11位 勝点52 13勝13分14敗 50得点 50失点 得失差0
ほぼEvenの戦績でした。
千葉は、豊富な資金力を背景に、毎シーズンJ1昇格を目標とする保有選手戦略を行っていますが、今シーズンは昇格失敗の結果となりました。
シーズン当初、名将関塚監督2年目でスタートしましたが、なんと、7/25順位9位を理由に解任となるものでした。その経緯は、今シーズン開始時の選手保有戦略が失敗し「主力選手の大量移籍喪失とそれを補うための大量移籍加入」となり、チームの連続性は完全に切断され、「一から作り直し」状態でのスタートとなりました。そのため、シーズン開幕時より、「チームの連携・連動性」を喪失しており、チームプレーは消滅し、個々のプレーのみでの試合となり、上位順位の戦績は困難となったもので、最終的に関塚監督責任としての解任にまで至るものでした。選手保有数29名の内、23名放出・離脱、20名加入、残留9名で、7割の選手が入れ替わってしまう緊急事態で、更に、放出選手は、多くがJ1移籍・J2主力移籍となった高能力選手と有力ベテラン選手引退でしたが、加入選手のレベルは比較すると、やや低下したJ2中位レベル選手となり、中軸選手として代替のため、そのまま試合起用の中心となりました。その結果、選手レベルの低下となったものでしたが、それでも、タレント軍団は維持され、GK佐藤優也、DF近藤直也、イジュヨン、多々良、阿部翔平、MF山本真希、佐藤勇人、井出、長澤、町田、アランダ、FWエウトン、船山貴之、吉田眞紀人、オナイウ・・・J2~J1クラス選手が多いですね。シーズン開始前の、解説者シーズン予想で、昇格候補とされていた理由です。
「バラバラのストロングプレイヤー達」でシーズン開始しましたが、シーズン終了時となると、流石に、シーズンを通じた「連動・連携」が熟成されて来ました。現時点では、「最強レベルチーム」との評価の理由ですね。
ただし、直近5試合の戦績は、2勝1分2敗と言っても、4連敗のあと1分後2連勝、との内容で、徐々に上昇中かも?、ですね。
今シーズンの戦績推移を記載しておきます。
1期(①~⑨)10試合 4勝2分3敗 14勝点 勝点取得率1.40勝点/試合
2期(⑩~⑲)10試合 3勝6分1敗 15勝点 勝点取得率1.50勝点/試合
3期(⑳~㉙)10試合 2勝2分6敗 8勝点 勝点取得率0.80勝点/試合
4期(㉚~㊵) 11試合 4勝3分4敗 15勝点 勝点取得率1.36勝点/試合
6/29~8/14の3期での、低迷が響いていますが、関塚監督解任時点前後で、最悪期でした。監督交代は逆結果だったかも、との戦績データでした。
なお、前年と戦績比較は、これだけの選手入れ替えがあったにも拘らず、ほぼ同数値でした。
2015最終戦績(2016シーズン比)
順位9位 勝点57(▲5)
13勝(▲2)12分(+1)15敗(▲1)得点50(±0)失点45(+5)で、
攻撃ゲームスタッツは同水準、守備ケームスタッツはやや低下でした。
2.戦術
〇システム戦術は、70%起用「4-4-2・攻守バランス型」、20%「4-2-3-1・攻撃型」、10%「3バック・守備型」の3システムです。
戦績は、
「4-4-2」・・11勝8分9敗 勝点41 勝点取得率1.46勝点/試合
「4-2-3-1」・・1勝4分4敗 勝点7 勝点取得率0.77勝点/試合
「3バック」 ・・ 1勝1分1敗 勝点4 勝点取得率1.33勝点/試合
対システム戦績は、
「対3バック」・・ 4勝5分4敗 勝点17 勝点取得率1.30勝点/試合
「対4バック」・・ 9勝8分10敗勝点35 勝点取得率1.29勝点/試合
です。
メインシステム戦術の「4-4-2」型の戦績が高いですね。
「対システム」での得意不得意はありません。
〇ポゼッションは、平均53.1%で、J2-3位の高率。
高能力選手による「ボール保持」を軸に、高い支配率で、積極的に「試合コントロール」をするコンセプトです。
しかし、戦績は、
「平均以上試合」
4勝6分10敗 16得点27失点 勝点18 勝点取得率0.90勝点/試合
「平均未満試合」
7勝7分5敗 32得点22失点 勝点28 勝点取得率1.47勝点/試合
圧倒的に、平均以下の方が高い戦績で、コンセプトは成功していない結果となっていました。
〇得失点パターンは、
得点・・セットプレー25%、クロス22.9%、パス系20.9%、多彩です。
失点・・セットプレー30.6%、クロス16.3%、パス系22.4%です。
3.メンバー
前述、主力メンバーを記載の通り、J2中位~J1クラス選手で、「個」の力は傑出していますね。ただ、2016の放出選手は、本当にBIGメンバーでした。ちょっと記載・・
FW松田(名古屋)、ペチュニク(大宮)、森本(川崎)、鈴木隆行(引退)、
MF水野晃樹(仙台)、谷澤(町田)、パウリーニョ(湘南)、佐藤(京都)、田中(甲府)、
DFキムヒョヌン(福岡)、金井(横浜)、大岩(仙台)、栗山(山形)、中村太亮(磐田)
惚れ惚れする様なメンバーが喪失したんですね。
以上の通り、見て来ましたが、バラバラだったチームが、チームプレーとして形になってきています。来季に掛けて、本格的に、昇格狙いですが、その前の「前祝い」とされない様、しっかり叩き潰しましょう。
2016年11月06日
90分間ほとんどの選手の頑張りが、僅か2・3プレーで、勝利どころか引き分けまで失ってしまいました。
心身共に、深刻なダメージが厳しく刻まれた試合。
しかし、「敗戦責任」はそのために居る監督に全て負ってもらいましょう。
ここに来て、今更、ジタバタしても、変化や成長する時間はありません。
全選手、何事も無かったかのように、次戦準備に入りましょう。
全ては、監督責任ですので・・・!
上位陣は、コンサ以外の全チーム、勝利の勝ち点3獲得となり、首位との勝ち点差を縮める節となりました。
40節での上位陣、順位は。
1位 コンサ 勝点81 得失差31 63得点 首位との差
2位 松本 勝点81 得失差30 58得点 勝点同値 得失差1差 5得点差
3位 清水 勝点78 得失差46 81得点 勝点3 得失差15差 18得点差
4位 C大阪 勝点72 得失差14 59得点 勝点9
5位 京都 勝点66 得失差12 48得点 勝点15
6位 岡山 勝点64 得失差15 54得点 勝点17
今後の残2試合、2位・3位の松本・清水は、最好調で、連勝確実。
コンサは連勝以外、現順位を維持出来なくなりました。
ここまでの、対3位との勝点差推移は、
㉛12↘㉜10→㉝10↗㉟11→㊱11↘㊲9↘㊳6→㊴6↘㊵3で、
2ヶ月間9試合の期間で、勝点差が縮まり続けました。
この間、2ヶ月間あった点は大きいですね。
この長い期間は、実試合を実施しながらでも、十分抜本策を設定し、回復させる事が可能な期間でした。戦力不足ならその手当を、戦術変更でしたらその保有・熟成を、選手のリカバリーでしたら回復復帰を、可能とさせられるだけの期間です。
その中、再三のチャンス・機会を、積極的な姿勢で解決・改善ではなく、状況対策のみに終始して来た結果が出ています。
監督・コーチ、チームが招いた結果で、徳島敗戦責任も、全て監督が負うべきもの、となる根本原因です。
しかし、そう言っても、残り2試合では、どんな解決・改善も、効果が出て来る時間も無く、現状での延長戦しか、打つ手はありませんね。
先ずは、選手は、完全にリカバリーし、万全な状態で、次戦での起用を可能とする事です。
「増川とソンユン」での連係ミス、「前寛」の軽く精度の低いアバウトプレー、「堀米」のスペースカバーの緩み・遅れの失点原因はありましたが、次戦の注意点として再発を防ぐ程度の捉え方です。
それよりも、今大切な取り組みが、「ノーマルプレー」の精度・強度・スピードの「3つのド」をより徹底・強化する事に、全員で全力で取り組む事です。
どんな事態が出ようと、「コンサのノーマルプレー」を再確認し、より強化と徹底に一心に打ち込む事です。 そこにのみ、「コレクティブな突破口」があります。
実際、徳島戦全般、想定通り「前線からのタイトチェック」の徳島に対抗した「想定通りのプレー」を実践でき、選手コメントに「試合内容では勝っていた」とあったような良好プレー、強いコンサの片鱗となるプレーでした。プレーの全否定は全く適正ではありません。一部の問題プレーの排除・脱却の問題で、次戦で再発だけは行わない、との注意程度とし、今の最重要テーマ「ノーマルプレーのランクアップ練習」に集中です。
敗戦責任も、原因も、全て監督に任せて、選手・サポーター共に、一心不乱で、「ノーマルコンサプレー」に邁進しましょう。
2016年11月06日
直前予想で、
「本戦は、
試合開始から、緊迫した、一進一退状態で、チームプレーを徹底し切る闘いとなります。 チームプレーの緩み・ミスは失点に直結です。コンサの強靭な集中力・執念・連帯力が、 徳島を上回るか、の勝負です。」
としましたが、
増川とソンユン間で、致命的な「プレーの緩み・ミス」が発生し、あり得ない形で失点。
2失点目も、前寛の「ルーズクリア・パス」から、狙いすまされたシュートのポスト跳ね返りを、堀米の「スペースカバーの遅れ」で失点。
「1:0で勝利」の試合を、敗戦と変えてしまいました。
ミラーゲームシステム陣形、
徳島の前線からのタイト守備、
コンサの低目の守備ラインに対する徳島の高目の守備ラインですっぽり陣形がおさまる、との3点から、
「緊迫・一進一退試合」との予想は、的中しました。
残念ながら、
敵GKのファインセーブもあり、
多数のチャンス・決定機での「複数得点」獲得不成功と、
プレーの緩み・ミスが原因での敗戦にまで至ってしまいました。
試合全体は、均衡し、どちらの勝利もある本試合を決定づけたのは、「コンサのミスプレー」という事は間違いありませんね。
ここ来て、勝点差は消滅しました。
勝点差の優位は消えた現在、コンサには、残り連勝以外、自動昇格も、当然優勝もありません。
一方、清水・松本は、自動昇格だけでなく、優勝も手に出来る状態を克ち取りました。この状況を作り出した事に、チーム・全選手・全サポーターが一丸となって、大きな自信と手応えを持ち、最高のチーム状態で残り2戦を戦います。普通に考えれば、連勝が確実です。
しかし、コンサは、追いつめられ、選手・監督コーチ、サポーターも、自信を喪失しています。最悪状態で、今後2戦を戦う事となります。
「小野」1人の力で、補える、カバーできるでしょうか。
いずれにしても、残る2戦に全てをかける、来季を、これからのチームをかける事となりました。
「真の力が問われる」との状態は、既に何試合も前に、突き付けられていました。
それに対する答えが、どんなに乏しく・貧弱だったかは、ここ数試合で、現実の姿と結果の形で、目の前に突き付けられました。
「楽天的に、安心出来るものとは程遠い」のが現実ですね。
【 正念場 】 です。
2016年11月06日
札幌の降雪も、「白星が一杯」で移動スタートとなりました。
選手は、一時のガチガチ状態から、すっかり「あく抜け」し、
プレッシャーから解放され、気持ちの良い、期待感に充ち溢れた「緊張感」状態になりました。
前試合では、あらためて自分達のチームとしての実力を「再認識・再確信」しました。
今シーズンの進化と成長による「闘い方」を、具体的な「ノーマルプレイ」の形で再度獲得し、本日試合も含め、これからの「チームプレーの根本」として再設定が出来たものでした。
全選手、もうぶれずに、「チーム共通プレイの実現」をひたすら目指して、全力で闘う、との意志を強く固めています。
選手も、「ハート」次第で、プレイが大きく上下しますが、
現在、「ハートは最高値・絶好調」ですね。
目指すプレーもより具体的に、全員一致の「共通認識」となり、「頭・思考」のブレ・迷いが払拭され、
「熱いハートに、クールなヘッド」が実現できています。
今、現在時刻、選手の頭の中をちょっと覗いてみると・・・
「わくわくしながら、
プレイは、冷静にハッキリイメージされ、
しっかり、全部の力を出し切る様に、頑張り切ろう。
自然に身体が動きそうで、
早く試合がしたいと身体が言っています。」
でしょうね。 ビビっている選手も、怖がっている選手も、一人に居ませんね。
しかし、徳島戦は、
試合開始から、緊迫した、一進一退状態で、「チームプレーを徹底し切る闘い」となります。「チームプレーの緩み・ミス」は失点に直結です。コンサの「強靭な集中力・執念・連帯力」が、「徳島」を上回るか、の勝負です。
全サポーターの結集とサポート・応援が、「勝利」の必須条件です。
全力サポートですね!! 「勝利」を克ち取りましょう!!
2016年11月04日
あっと言う間に明日は移動日。実質今日1日だけの練習日程で、次戦のスタートです。
勝利の余韻を味わっていたい所ですが、時間はどんどん先に進みますので、負けずに『徳島』のチーム点検、そして、コンサの対抗戦術・メンバー・試合展開予想まで、トライしてみます
前書の余裕はありませんので、先ず、「徳島」のチーム点検から。
1.「徳島」チーム現況
元、J1リーグチームで、高い戦力としぶとく勝利を奪い取る「勝負強さ」が印象的でしたが、実際、今シーズンでは・・・。
順位10位 勝点51「14勝9分16敗 40得点・39失点 得失差1」
得点と失点が均衡し得失差1の通り「攻守バランス型」のシーズン展開。
直近5試合の戦績は、勝点8「2勝2分1敗 5得点・2失点」で、調子と順位は上昇中。
2014のJ1昇格内容も含めたシーズン比較は。
2013 4位 勝点67「20勝7分15敗 56得・51失点 得失差5」
プレーオフとなり、京都との決勝戦で勝ち上がり、2014J1へ昇格。
同様に、「攻守バランス型」でしたが、「引き分け」を「勝利」にし切る「勝負強さ」により「勝利数」を増加した事が決め手となった昇格でした。
2014 J1シーズンは、「攻撃・守備、両能力不足」により、最下位で降格。
18位 勝点14「3勝5分26敗 16得点・74失点 得失差-58」
2015 1年でJ1へ復帰との取り組みも、
14位 勝点53「13勝14分15敗 35得点・44失点 得失差-9」で2013年と敗戦数は同数値、失点数も大きく減少でしたが、得点力不足のため、「引き分け」を「勝利」とする試合が減少し、「再昇格失敗」。
今シーズンを比較すると(例えば、2013シーズン対比では)、失点は大幅に改善し守備力の安定は維持されています。しかし、得点力不足は、20点近く減少し、攻撃力が大きく弱体化している事を示しています。
原因は、主力攻撃選手の「移籍・放出」です。得点源だった「ドゥグラス・キムジョンミン・津田知宏の放出、エステバンの引退」が直撃しました。
J1昇格時での戦力強化は、有力ベテラン選手の戦力化から、そのまま保有維持となり、保有選手の新陳代謝・入れ替えが遅れる結果を招きました。
ここ暫くのシーズンは、「育成選手」の能力向上中心に戦力アップ期間で、チャンス到来まで「現戦力」状態が続きそうです。
2.「徳島」戦術
システム戦術は、39試合中31試合で起用のメインシステム「3-4-2-1」守備主導・速攻型で、コンサとミラーゲームとなるシステムです。
その守備力は、データ通り「堅守」を示していますが、J1時代から、システム陣形から派生する「攻撃不発」パターンを、問題点として指摘していました。前線の「-2-1型」の問題で、守備時に「-2-」の「2シャドー」か守備に吸収されると、攻守切り替え時の速攻が「1TOP」だけの孤立状態で不発、との内容です。
実戦では、相手の攻撃力により異なり、「強く、複数選手が連動する攻撃」の局面では、改善されていませんが、前試合の様に、「相手の攻撃力」が低くなると、「2シャドー」は守備陣までは下がらず、3人による攻撃陣となり、連携プレーにより複数得点となりました。
なお、「対システム別戦績」は、
「対3バック」・・ 3勝3分 5敗 12得点 勝点獲得率1.09勝点/試合
「対4バック」・・11勝6分11敗 28得点 勝点獲得率1.14勝点/試合
得意不得意はありません。
ポゼッションは、「50.6%」で、メインシステムとは相違し「やや高率」で、試合コントロールの主導権は、少なくとも、イーブンレベルにしたい、とのコンセプトを選択しています。
しかし、高ポゼッションの今シーズン実戦での戦績は、
「50.6%以上」3勝5分10敗 ・・勝点取得率0.77勝点/試合
0.72得点/試合 1.11失点/試合 14.2本/試合
「50.6%未満」10勝4分6敗 ・・勝点取得率1.70勝点/試合
1.20得点/試合 0.95失点/試合 10.5本/試合
明らかに、「低ポゼッションでの戦績」の方が高く、得失点が好転しています。
コンセプトは、「高目の支配率」ですが、戦績は、逆の結果とのアンバランス状態です。
「攻撃パターン」で、サイドからのピンポイントクロスと、セットプレーは要注意です。また、前線3人への徹底した「ロングフィードとそのセカンドボール奪取」が基本戦術です。コンサDF陣での完全跳ね返し徹底で阻止ですね。
3.「徳島」の選手
GK2名、DF7名、MF6名、FW3名の18名を中心に起用し、内外国籍は2名で、中軸は、日本人選手です。各選手レベルは、傑出選手は少ないですが、J2中堅クラス選手で構成され、レベル格差は少ないチームです。当然、その18名の集中起用となり、コンディション調整のレベル低下での変調が発生しました。
以上、総合しますと、「守備力」は高く、堅守主導ですが、相手の攻撃力・圧力が高い場合は、より守備的となり、「攻守切り替え」位置が低く、低い位置からの「速攻」では得点機会に届かない、とのケースが多発でした。
それでは、テーマを変換します。
~コンサの戦術・メンバー・試合展開予想~ です。
「1勝1分」での自動昇格、「2勝」での優勝獲得のため、絶対、連勝「勝点3」獲得ですね。
4.コンサの戦術 予想
「徳島」の「堅守・速攻」戦術は、コンサの戦術と同一です。システムも、ミラーゲームとなり、システムマッチアップで、ギャップも、メリットもありません。
コンサは、ノーマルプレーの「3-4-1-2」「堅守・速攻」戦術ですね。
コンサも、徳島も、守備ラインは、低目の守備的ポジションに、縦に密集型陣形を組み、陣形への侵入を、連携・複数・組織型守備によりボール奪取する、との堅守主導です。
サイドは、サイドバックとハーフとのミドルポジションで、攻守バランスとなるポジションです。
これだけ相似形となると、勝負のポイントは、「戦術遂行度」、つまり、具体的なプレーでの「精度・スピード・強度・創造性」の勝負となります。1個づつ、個別局面でのチームプレーの「質・効果・連続性」で決まる、という事です。
つまり、
コンサの攻撃チームプレーVS徳島の守備チームプレー、
徳島の攻撃チームプレーVSコンサの守備チームプレー の闘いです。
個々の選手の好プレーだけでは足りません。「連続性」の勝負ですので、「好プレーをどれだけ多く連続し、どれだけ効果的に連続して拡大できるか」の勝負です。プレーの集合体として一体となったチームプレーの「精度・スピード・強さ、そして長さ」の勝負となります。
また、「複数選手による連続したプレー」が「チームプレー」そのものですが、成功の条件として、①共通意識・認識②チームのためとの強い信念と意識③プレーを完遂させる闘志・忍耐力・執念の「精神・意識の力」が必要です。
基本戦術に加え、多彩な攻撃方法と突破力、中盤支配、枠内シュートだけの決定力、パススピードとスプリント数、運動量、ケアレスミス完全撲滅のための集中力、前線からの守備、ポゼッション時のWライン守備によるカウンターリスク阻止、タイトチェック・・・これまでのコンサの実施戦術ですが、全て、実戦でテスト・再確認し、より強力・効果的・レベル向上を行いましょう。
5.試合展開 予想
開始~試合終了まで、互いに「堅守・速攻」戦術の「ミラーゲーム」試合必至です。
遂行度・チームプレーの勝負が、次々と続きますね。一瞬でも低下した方が、引き分けの獲得も出来ずに「敗戦」まで転落してしまう試合です。
勝点獲得のハードルは、大変高く厳しい試合と正しく認識し、
選手・監督コーチ・サポーターの本当の総合力、戦力を示す試合となりました。
しかし、試合結果は、1点差勝負では無い、と予想します。
と言うのは、この様な緊迫の試合は、試合途中まで、拮抗しますが、「チームプレー」の勝負が一旦どちらかに傾くと、「一方的に片側優勢」となり、立て続けの「連続得点」となり勝ちだからです。
当然、コンサが、「チームプレー」の勝者となります。前試合内容の再演で、到達しています。
試合展開は、後半15分頃まで「 0:0 」の拮抗状態。
後半20分から、均衡がコンサへ傾き、「連続得点」獲得
試合終了 「 2:0 コンサ勝利 」と予想します。
3.メンバー 予想
前試合内容の再現で、勝利獲得となる「チームプレー」とその連続が可能となりますが、それが実践し切れるメンバーを起用です。
ジュリーニョ 都倉
荒野
堀米 石井
宮澤 前寛
福森 進藤
増川
ソンユン
選手交替 後半15分 内村FW 投入⇒ ジュリーニョ 交代
後半20分 神田トップ下投入⇨ 荒野左サイドへチェンジ
⇨ 堀米ボランチへチェンジ
⇨ 前寛 交代
勝利状態なら、
後半30分 河合アンカー投入⇨ 3ボランチへシステムチェンジ
⇨ 神田ボランチへチェンジ
⇨ 堀米左サイドへ復帰
⇨ 荒野 交代
以上 「徳島」チーム点検+「コンサ」戦術・試合展開・メンバー予想のWテーマを一括記載し、大変長文となってしまいました。大変有難うございました。
2016年11月03日
ラスト4試合、一体スケジュールの第1戦は、
【完勝】でのスタートとなり、サポーターは、一安心でしたね。
今シーズンの転機の重要試合となりました。
【コンサの戦力再確認】試合。
先ず、39節でのJ2上位順位確認。残り3試合
1位 コンサ 勝点81 得失差32 首位との勝点差
2位 松本 勝点78 28 3 ・・1試合分
3位 清水 勝点75 45 6 ・・2試合分
4位 C大阪 勝点69 13 12 ・・4試合分
5位 岡山 勝点64 16 17 ・・6試合分
6位 京都 勝点63 11 18 ・・6試合分
C大阪は脱落し、優勝・首位逆転不可能となりました。
上位3チームの闘いですが、2・3位はチームリズムから残り全勝でしょう。
コンサは、自動昇格は、1勝1分以上、優勝は、2勝以上が必要ですね。
では、本日試合の確認・総括です。
選手個々のプレー、チームプレイは、
今シーズンの進化・進歩成果を示す、「高レベル」の「コンサのノーマルプレイ」でした。
この事から、直近連敗の原因が、「コンサノーマルプレイの逸脱」だった事を逆証明しました。
コンサノーマルプレーの特徴は、「全体・個々の戦術・内容」の多彩項目の前提の、
【「集団プレイ」つまり「チームプレイ」】であるとの点です。
本日の試合内容・プレイ内容は、「チームプレー」の連続、徹底でした。
本来、サッカーの「プレイ」には、「チーム型プレー」と「単独型プレー」があります。
結論を先に記載しますと、現代型プレイは、「全プレイがチームプレー型」となっています。
その昔の懐かしき名選手や名試合は、全項目「単独型プレー」で、「攻防=個々の闘い」との図式でした。しかし、トータルフットボール革命以降、単独プレー、特にスーパースターへの対抗戦術として「連携・複数プレー」が産まれ、以降、チーム全員の連動・連携性プレーの占率拡大と進化が戦術進化の中心でした。しかし、残念ながらJリーグは、現在でもなお、チームにより大きく相違しています。チーム連動性の項目だけ見ても、試合での「チームプレーの実践」での「レベル差」は時に目を覆いたくなる程ですね。当然、J1上位チームは、全チーム「高く、全員の連動性・連携性」の勝負を軸に、「更に高い個の力(例えば、スピード・テクニック・戦略性)」を加える、との内容ですが、J1下位・J2チームでは、「連動性・連携性」は低レベルで、「個の力によるプレー」=「単独型プレー」が中心となり、個の能力の高い選手の「収集に関心が高い」です。
コンサの今シーズンのノーマルプレイ・スタイルは、J1上位型で、守備主導の観点から「守備陣」で構築されました。「単独=個の守備ではなく、連携・複数選手・組織型守備」です。更にそのために最適な【3-4-1-2】【縦に短距離の密集陣形】を比較的低い位置にポジションさせました、GK・DFでの「連動・連携」も可能な陣形と位置取りです。
更に、中盤支配も、「前線からの守備」とサイド・ディフェンス陣の連動を軸に、ボランチポジションで構築でした。また、攻撃でも、「速攻」は「攻撃起点ボランチ・DF⇨サイド・相手守備陣内攻撃選手⇨前線ストライカー」の「連動性・連携性で勝負を仕掛け、勝利」しました。 「個の力」での打開・突破・ラストプレーは、あくまでも、「連動・連携」の中での一構成要素で、それに頼り切る内容は、結果的には、不成功となりました。
しかし、チームにより差異が大きい、その理由が問題です。選手・監督コーチの認識・サッカー感が根本原因です。実は、チームプレー型のチームにも、選手間でレベル・認識差があり得ます。
コンサもです。 「単独プレー型」傾向が未だまだ多い選手は・・例えば、内村・上原なんかはちょっと気になります。≪チーム戦術理解度≫と捉えられる項目ですが、「育成出身選手」は、育成世代での上位・優勝争いで洗練され、「チームプレー」を身に付けています。そのため、「育成世代選手」占率の高い起用では、「チームプレー型」となっていました。
本日の唯一の懸念プレーが、
「内村」の中途起用後のプレーで、特に「前線からの守備」をサボっていました。適正ポジション取りのスペース管理不実施、タイトチェック不実施、攻撃でも、DF裏へのランニングをしていましたが、「フリーランニング」による相手DF剥がしは、都倉と比較すると極度に少なく、つい「単独プレー」を追い求めるプレーで、チームプレーとしての攻撃は不発となり、後半「追加点」獲得失敗の原因となりました。「チームプレー」の認識が低いですね。
「チームプレー型」は、「単独プレー型」より、「運動量と集中力が必要」となります。当然、心身共に、エネルギーが必要となり、選手は負担の多いプレーとなります。
そのための源泉が、「共通認識・意識」で、「自分のプレーレベルが低下すると、チーム・別選手のプレーを低下させてしまう」との認識・意識です。つまり、「チームのために、絶対的に、自分の頑張りが必要だ」との認識・意識です。
今、チームでは、【一体感】との言葉で表現していますね。
本日の試合は、スタメン選手全員、「決死の覚悟」の顔をしてスタートしました。プレイスピード・強さ・徹底が、最高レベルから始まりました。
コンサの現選手の全力レベル値は、J2TOP=J1でも充分通用し得点獲得となる戦力レベルで、スタートからの全力発揮で、【4得点】獲得は当たり前の結果で、素直に喜びますが、全く驚くものではありません。
≪・・当然の結果です。コンサの攻撃力・戦力そのものですから。≫
チームも、選手も、獲得=成功した「現実のプレイ」は、「自己能力」として再現する・出来るもので目指し果たさなければならないもの、となります。
≪ 成功こそが「自信」を強固な「確信」に変え、次の基準となります。 ≫
本日の勝利は、「次戦の期待・試合で実現する内容が確定した瞬間」でした。
個別選手・プレイをピックアップし、褒め称えたい所ですが、凄い事に「全部のプレー」で、抽出不能です。
実に楽しい、スーパープレイの連続に、拍手をし続けました。
全選手本当に有難う。 勇気と心の底からのプレーに感動しました。
たった2日間で、次戦のタイトスケジュール。
充分には、リカバリー出来ませんが、闘う連続4試合の中、浸りきって、「ゾクゾク・ヒリヒリ」のスポットライトで一杯の「超スーパーステージ」を楽しみ乗り切って下さい。
終わった後には、チームの栄光と同時に、選手には「何物にも替え難く、選手人生の宝となる成功」の実体験と成功感と確信の獲得が待っています。
都倉・ジュリーニョ;よく頑張りました。
荒野;傷だらけが「カッコいい勲章」の様です。やり切りました。
石井と堀米;凄いプレイの連続に歓喜し拍手の連続でした。
前寛;吹っ切れましたね。遣りました。満足しているでしょ。
宮澤;ハートの底からの闘い、しっかり見届けました。良く遣りました。
菊地;折角のチャンス、時間が短くショックだったでしょうが、片鱗はしっかり出ました。
福森;ど真剣。プレイもスーパークラスになりました。カッコいい顔で最後まで一瞬も緩まずに。
河合;本日の心臓役、十二分に発揮。流石です。感服しました。「ぐずぐず野郎の尻をしっかりと蹴っ飛ばして下さい。コンサの心臓ですから。」
ソンユン;すべては、ソンユンから始まっています。河合と同様、心臓候補第一番です。
監督;選手が全てを解決する試合でしたね。選手の心・想いを中心に、あと3試合。
内村;チームプレーに徹しましょう。「穴」になります、このままだと。
上原;途中起用でも、チームを変えるために入るとは限りません。チームのリズムと同調で、ちょっと。
進藤;久しぶりの起用、とは全く思えぬほど、安定し、チームと同調していました。能ある鷹ですね。スタメンを奪え、です。
全サポーターの皆さん、特に、ドームに結集の皆さん、我々サポーターが、チームを立て直した試合でしたね。超重要試合で、超重要役割を果たせましたね。
本当、お疲れ様でした。有難うございました。
2016年11月03日
見たか! この勝利、このプレー!
コンサの現在値を示す試合・内容・戦力でした。
全選手、普段通りのプレーではありませんでした。
「本当はこれだけのプレーが出来る」事を証明してしまいました。
これまでの理解・認識が間違いで、各選手の「真の戦力・プレー」が証明された瞬間で、我々サポーターだけでなく、監督・コーチ、選手本人も驚いても可笑しくない程のパフォーマンス・実力の発揮でした。
【3-0完勝】を予想しましたが、セットプレーの守備ミスでの1失点以外、ケアレスミスが一切ない試合を完成し、気迫・個別プレーでの勝負で勝利を目指すプレーの連続は、より豊富な運動量、何回も反復するスプリント、フリーランニングでのサポートプレーも殆どの選手が手を抜く事無く実践するチームプレーを産み出し、
【4-1】は当然の結果の試合レベル、今シーズンの上位レベルを実行出来ました。
河合の統率を先頭に、全選手一丸となり、試合終了し勝利後にも今試合の「笑顔・悦び」に浮かれる選手は無く、「次戦の勝利への関心」に向いている姿に、「誇りと確信」を持ちました。
本当のチームの力と、その力を出す方策を確認した、試合となりました。
「増川・宮澤」も、あらためて、ピッチ外から、リフレッシュを図りながら、その事を確認した事でしょうね。
コンサ「ノーマルプレー」で進撃です。
2016年11月03日
【2勝1分】以上、でれば【3勝】へのチャレンジのスタートですね。
晴れの門出に相応しく、≪満杯のドームを作る事≫が、サポーターの役目で、試合前から始まっています。全サポーターの力を結集ですね。
「原点回帰」「コンサ ノーマルプレー」で、陣容回復となりました。
「ノーマルプレー」の提唱者は、ご存知の方も多いでしょうが、あの「オシムの直近提言」ですね。
小生の要約・読後観ですが、
『「日本人」の特性・長所を生かすための方法として、最も「コレクティブ=適正」な方法が、「ノーマルプレー」の積み上げ、つまり、【ノーマルプレー】こそが、チームの基本戦力で、その改善の積み重ねで着実な進歩を獲得出来る。』との内容です。
コンサの今シーズン、そのものの「成功・進歩の過程」だと思われませんか。
今日、これからの試合で、その証明と現在の姿を「晴れ舞台」として披露するものですね。
全サポーター、期待を込めて、その姿を見届け、サポートしましょう。
スタメン予想は、ほぼ想定通りの内容となりそうですが、
今まで積み上げた現在値の最多起用メンバーですので、当然ですね。
選手間では、最も安定し、気心も、想いも、連携も高い布陣ですね。
現在最高値の戦力と思います。
奇をてらう「戦術・選手」で、「ノーマルプレー」を崩壊させる事は、もう要らないでしょう。
「J2首位を克ち取って来た戦力」に信頼と自信を寄せ、その全力プレーにこそ「厳しく・暖かく」叱咤応援・声援を贈りましょう。
決戦です!
2016年11月01日
本日の練習を注目していましたが、監督コメントの「精神的な一体感」練習ではなく、コンサの通常練習の様でした。
宮澤がキャプテンとして、「普段通りのプレーに確信をもって打ち込もう」との内容を再三コメントしています。
そして迎えた「本日の練習」は、「厳しい状況」を「気持ちの張りとなる『緊張感』」のエネルギー源に変え、ある意味、≪ドキドキ・ビリビリ感を楽しむ感覚で練習≫している様子でした。
キャプテン、超ベテラン選手=小野・稲本=、中軸の都倉・増川、若手のリーダー深井と堀米、の「前向きな姿勢」がチームを牽引し、チーム全体が反応しています。
目指すは「特別メニュー」ではなく、いつもの【コンサの得意プレーを】を合言葉に、今まで実践して来た、首位獲得の原動力となった、チーム全員自信の「ノーマルプレー」に、意思統一で、「一瞬にして完成・構築」となりました。
残り4試合、今シーズンの全てを載せて、「渾身のプレー」のチャンスです。楽しくない筈はありませんね。選手なら、こんな素晴らしいシチュエーションは、一生、二度と無い幸運です。 それに、気が付いた、様ですね。
全てを込めた「渾身プレー」こそが、コンサの勝利の源泉です。
選手のハートは、(監督ではなく)選手自身により、完成されました。
あとは、「ノーマルプレー」の戦術・メンバー・試合想定の選択ですが、監督指示がどうであろうと、選手は「ノーマルプレー」の実践です。
ここに、「危機脱出は、無事開始」となりました。
という事で、選手が実践する「認められる内容」予想です。
(監督指示が、実戦でその通り守られ・実行・プレーされるとは限りません。選手が認めたプレーのみ実践の試合は、しばしば見られ、起きる事です。「ピッチ内の監督」の本当の意味は、「選手が戦術・プレーを選択」し実行するもの、という事ですね。練習も、選手の希望内容とする事は、監督と選手のコミュニケーションで、監督の有力テクニックです。本日練習はその匂いが一杯でした。)
では、予想です。
1.戦術
全選手の自信・自慢の
【3-4-1-2】【堅守・速攻型】しかありません。
更に、直前試合から、試合の入りは、「守備主導」で「堅守」の陣形・コンセプトでスタートですので、【サイドは、サイドバックポジションの守備型】で安定守備の構築確認です。
「ボール奪取」位置は、現状、ボランチ位置から1m程度低下位置ですが、≪ボール奪取からの「攻守切り替え」≫からは、短手順・スピードに乗る「速攻」です。
サイド・DF裏のスペースエリアも活用した、ワイド攻撃と相手守備陣形内へのショート・スルーパスでの「決定機」でのラストシュートの攻撃ですね。
高い意識から、次戦の「枠内シュート率」は高くなると想定します。早々に「得点獲得」ですね。
残4試合で、今シーズンの「攻撃パターン」と「守備パターン」を再確認です。
・中盤での「インターセプト」
・前線からの守備
・縦に短距離の「密集陣形」での「数的優位による連携・組織型守備」
・豊富な運動量で、ポジション管理・守備、攻撃時のポジションチェンジ、数的優位構築
・タイトチェックで、相手選手への時間奪取、ルーズプレーの誘発、ボール奪取
・多彩攻撃(サイドチェンジ反復・揺さぶり、サイド・陣内パス・裏スペースへの飛び出し)
・ポゼッション時での「カウンターリスク阻止」のボランチとDFでのWライン守備
・セットプレー攻撃
・ポゼッション「55%」での試合コントロールと「省エネ展開」
・選手交代での「試合活性化」
・・・多数ありますが、今シーズンの勝利の要プレイです。
2.試合展開
選手が想定する展開です。
スタート~10分 「守備」中軸とし、「堅守」体制・陣形を構築を確認
20分 「ボール奪取」を切っ掛け・合図に「速攻」
「得点」獲得
関連攻撃で「追加点」獲得
45分 「堅守」継続で≪無失点≫で前半終了
60分 選手交代で、展開活性化
「追加点」獲得
75分 2選手交代で、
3ボランチにシステムチェンジ、堅守再構築。
90分 ≪無失点≫『3得点』
【 3-0 完勝 】完成 の想定です。
3.メンバー
選手が認めるメンバーの観点からの選択です。
内村 都倉
ジュリーニョ
堀米 前寛 宮澤 石井
福森 菊地
増川
ソンユン
60分交代 神田 トップ下へ投入 ⇒ ジュリーニョ FWへチェンジ
⇨ 内村 交代
75分交代 菅 FWへ投入 ⇒ ジュリーニョ 交代
河合 アンカーへ投入 ⇒ 神田 ボランチへチェンジ
⇨ 3ボランチへシステムチェンジ
⇨ 前寛 交代
この内容は、選手の支持を得られるでしょう?
「コンサのノーマルプレー」で勝利・勝ち点3獲得です!!
有難うございました。
2016年11月01日
四方田監督が、問題化しています。
チームが「苦境」に陥った時、そこからの「脱出法」は、たった2通りしかありません。
①「今の自分を大胆に変える」 ②「今の自分に徹する」 の2通りです。
その選択には、リーダーの性格が影響します。
≪沈着冷静と熱血漢≫≪悲観的と楽観的≫≪チームへの自信とチームへの不安≫・・・
今まで、四方田監督は、
②で「沈着冷静・楽観的・チームへの自信に充ちた」リーダーだと見えていましたが、前試合では、その真逆の姿を露呈しました。
問題は、脱出の成功率は、圧倒的に②が高く、失敗率は、圧倒的に①との事です。
①「今の自分を変える」は、奇跡がプラスしてごく僅か成功する事もあり「悪魔の誘い」ですが、殆どの場合失敗となります。その理由は、自明です。「・・変える」は「今の自己を否定=捨て去る事」だからです。その時、捨ててはいけない事=ストロングポイントも、一瞬にして、一緒に消えてしまいます。
実は、①は、「逆境脱出の方法」ではなく、「好調時変革の方法」ですね。
コンサの現在も、同一です。
監督には、「戦術・選手の選択権」があります。究極的には、監督の選択を止めるのには、「解任」しか無くなります。
昨日、練習再開直後の「監督から選手への指示・解説」の重要性・緊急性を指摘しましたが、本日の報道、チームブログの監督コメントからは、実に危機的な内容が伝わって来ます。
四方田監督は、全く感じていないのでしょうね。自分の発言に全部出てる事を。
残念ですが、他チームの監督が見ています。ほくそ笑んでいる姿が目に浮かびます。
問題の内容とは、
選手へは「まだ、自分達次第で目標を達成できる状況にあるので、強い気持ちを持って、チーム一つになって乗り切ろう」。
練習コンセプトは「連戦になると、練習の回数が限られている分、精神的な部分をしっかり整える必要があるはずです。戦う集団として次に向かっていくことが大事だと思う。」
通常時なら、普通のコメントに見える所ですが、この逆境時では、著しく不適切内容。
「・・状況にあるので」が「一つになる」理由ではありません。常に一体は追求しているもので、状況で一体か否かはありません。
「・・強い気持ちを持って」は「選手の気持ち」が問題であるとの指摘です。
「気持ちで、チームが一つ」になれる事は有り得ません。一つにするのは、具体的な戦術・プレイで、その共通理解が「一つ」にするもので、現実のプレイで一つか否かが判定されます。
また、練習については、
「・・練習の回数が限られている」事が問題では無く、「その練習内容」です。少ないからこそ、「特定課題に集中した練習が必要で、その特定課題と集中の方法」の問題です。その特定課題が「精神的な部分の調整」では無いですね。
「・・精神的な部分をしっかり整える」も、選手の「精神的な部分」の問題視の指摘です。
「・・戦う集団として次に向かう」は、
現在「戦う」集団として不十分との問題視と、
現況の課題点は棚上げし、何でも「次に向かう」いう事です。
「具体的な戦術・プレイ」ではなく、「選手の意識責任」の問題としているとしたら、チームは、打開・脱却ではなく、破綻の危機となってしまいます。
【監督論】となってしまいますが、監督にとって、
「監督と選手の一体化」は、最大の課題です。監督の能力(知識と経験値)が、チームで最高値の場合は、そこからコントロール可能となりますが、そうでない場合、すなわち、監督よりも能力の高い選手がチームに居る場合、監督の判断・選択の誤りを、選手が認識します。そこでは、監督と選手の協議以外、一体の認識を作る方法・解決法はありません。
コンサは、どうでしょうね?
小野・稲本、そして、都倉・増川も、監督・コーチと同等か上廻っていますね。
実は、ブラジル3人衆も、そうですが、性格が良いのと、コンサに大感謝・リスペクトがあるので、問題発言はしません。 しかし、計7名も、います。
大事な点は、ここまでの戦績=この時点でこの順位にしたのは、その7選手を軸と中心に、キャプテン宮澤、ソンユン、福森、そして深井がまとめる「堀米・進藤」の5選手で、一体として作って来た戦術・プレーとの点です。
そして、ここでの監督の「戦術変化」は、「背信」行為となり兼ねないもので、選手は理解・納得し難いでしょうね。中心選手から監督へ率直へ提言・協議出来るチーム事情なら、改善し、より一層「一体感」は強固となりますが。・・残念ながら、そんなチーム事情ではなく、コメントの通り、「選手の気持ち」の問題としている、と見えてしまいます。
「既に、監督と選手の離反が始まっている」との懸念、あくまで懸念・危惧がどうしても消えません。実際、「監督と選手のせめぎ合い・闘い」は、全チーム必ず、日常的にある事です。
監督も、選手も、人間ですので、当然です。
しかし、激しい言い合いの中から、具体的な「戦術・闘い方・プレー」を共通認識し、その実践に集中できたチームが、勝利を獲得する、という事は絶対です。
何度も記載しますが、「今までのプレーに自信をもって、より徹底して実践」=「コンサのノーマルプレー」で打開しましょう。(宮澤も、都倉のブログでも言ってますね。監督!!)
では、長い前置きで失礼しました。その分、以下の「讃岐」分析は簡潔に。
1.現況
順位19位 勝点39 9勝12分17敗 38得点 54失点 得失差-16
直近5試合は、1勝2分2敗 苦境期からね光明の1勝をした所です。
得点不足と敗戦時の大量失点が苦境の直因ですが、昨シーズンより、倍近い失点数のデータから、「守備力」が主因でした。
2.戦術
〇システム戦術は、3つのパターンを相手により使い分けです。
【4-4-2】【攻守バランス型】14試合 3勝5分6敗・・勝点率1.0勝点/試合
【4-1-4-1】【守備型】 10試合 4勝2分4敗・・ 1.4勝点/試合
【3パック】 【より守備型】 11試合 2勝3分6敗・・ 0.8地点/試合
(3-3-2-2)(3-4-3)(3-3-1-3)
その他【4-2-3-1】【最強システム・個のプレー中心】3試合0勝2分1敗
勝点率では、【4-1-4-1】の1アンカーの「守備バランス」が高い、との結果データです。2CB+1アンカーの「3人ディフェンス」のぶ厚い守備戦術が、敵FWへの「数的優位」型となり、守備安定化となったという事です。しかし、シーズン展開では、最強システムを26%しか選択しなかった点が、「守備力低下原因」の一つです。
・対システム戦績は、
〔対3バック〕10試合 1勝4分5敗 勝点率0.7勝点/試合
〔対4バック〕28試合 8勝8分12敗 勝点率1.1勝点/試合
対3バックチームの勝点率が低下しています。やや苦手ですね。
〇得点・失点パターンは、
得点パターン・・セットプレー29.7%+クロス18.9%+こぼれ球16.2%で65%、パス攻撃は低レベルです。
失点パターン・・セットプレー27.8%+クロス18.5%+パス攻撃26.4%で、72.7%で、多くの攻撃が失点パターンです。
〇ゲームスタッツ特徴
シュート・パス・クロス・ドリブルの攻撃項目は、16位~22位で低数値で全滅。
タックル・クリア・インターセプトの守備項目は、意外に高く、3位~12位、しかし、被シュート数・被ゴール数が22位で、DF・GKでの最終失点阻止・守備力の低レベルを示すもの。
3.メンバー
スタメン固定化が高く、12選手が中心で起用。システム戦術が、試合毎に変化するにも拘らず、起用選手は同一で、システム親和性での選択は乏しく、システム戦術の意図・目的の達成度も、逆に、各選手の能力発揮度も、上下し勝ちで、「はまる試合」と「はまらない試合」とが「大敗」と「大勝」との結果をうんでいる。
選手数30名の中、20試合以上起用12選手、19~10試合起用6選手、9~1試合9選手の計27選手で、全体では90%起用の全体活用が出来ていますが、起用数の選手間のレベル差が大きく、「固定化」となったもの。
ベテラン・移籍選手がその中心選手のため、長期間シーズンでのコンディション調整でのレベル低下も起きがちでした。
以上の通りの「讃岐」チーム状況でしたが、コンサの「3バック」チームは苦手で、「4-4-2」での「攻守バランス」システムでの対抗の想定で、放り込み・サイドスペースとセットプレー程度をケアし、低い最終守備力をつき、「枠内シュート」数勝負で複数得点獲得、と出来ますね。
再確認による コンサ【ノーマルプレー】構築で、勝利獲得です。
有難うございました。
2016年10月31日
ほゞ、全ブログが、熊本戦術と選手起用を批判・否定しています。
サポーターの目で自明な内容、当然、選手は、当事者として、それ以上の「大きな疑問」を抱いています。
「この疑念を払拭しない限り、意識・姿勢のブレを持つ選手が増大し、チーム崩壊が連鎖します。」
通常とは異なる戦術の選択には、「大きな賭け・危険性」がありました。監督ならば、当然、その事を理解し、選手へ丁寧な説明と納得の上、実戦としている筈です。今まで、勝利獲得をして来た「戦術」を捨てる事ですので、当然の疑問・不安・懸念が起きます。
しかし、その全ての「思惑・見込み・予定」が、無残に破たんした。
選手は、「やっぱり」戦術選択ミス、との認識が強烈でしょう。「都倉の試合後、ウェア破り捨て」が意味しているものは、自分とメンバーとスタッフに向けたもの・『怒り』でした。
練習で行われているだろう説明は、本当に難しい説明ですね。簡単なコメントや説明では、破綻を回避できません。・・それだけ、真摯に、心身を掛けて取り組んでいる選手達が多い(全員ではありませんが・・・)ですので。
唯一の正当な方法は、戦術・選手起用の選択の誤りを認め、あらためて、チーム・自らの「ノーマルプレイ」を全員で再確認し、意思統一を行う事だけです。
試合直後の監督・一部選手の「評価コメント」とは真逆の内容で、本当に、【心配な状況】です。もし、負け惜しみではなく、本心だとして、その方向に、遮二無二進みと、コンサには「悲劇」しか残りません。
今、現在実施している「練習時内容」に「これからのコンサ」が掛かっている、とのもの。
四方田監督・現コーチの「将来・来季」も、今、この瞬間に掛かっています。
1.現在順位を確認します。
1位 コンサ 勝点78 得失差29 首位との勝点差 全勝の勝点12点
2位 松本 勝点75 得失差27 3 87
3位 清水 勝点72 得失差42 6 84
4位 C大阪 勝点69 得失差16 9 81
5位 岡山 勝点63 得失差16 15 75
6位 京都 勝点63 得失差14 15 75
2位と「3」=1試合差、3位と「6」=2試合で得失差で逆転、4位と「9」=3試合差
コンサは、優勝確定のためには、「3勝1分0敗」以上
昇格確定のためには、「2勝1分1敗」以上です。
つまり、【2勝1分出来なければ、自力・自動昇格喪失】濃厚となりました。
2.試合内容
今シーズン、35試合で選択したシステム戦術を捨て、【3-4-3(0-2-1)】型のシステム戦術を選択。
その選択意図は、前ブログで分析の通りでしたが、結果として、「熊本」のシステムが全く想定外で、選択意図の前提を外され、意図・想定外事態が現実化しました。
その結果、
①コンサの攻撃起点でもある「守備陣」へは、「熊本」3FWによるタイトで徹底したプレスで封印。
②コンサ中盤は、「前寛」の不安定プレーで、ミス・遅延プレー・スペース多発で、「中盤」を「熊本」に自由に活用。
③コンサ前線は、「熊本」の2DF+1アンカーで、ポストプレーを封印され、更に、タイトチェックで自由な展開も阻止。
④サイドは、「熊本」SBにより、攻撃よりも「守備中心」で、コンササイドの攻撃参加阻止。 と、「守備」勝負を挑まれ、見事なまでに=コンサにとっては、無残なまでにズタズタ状態とされたもの。
今シーズン、初めての「守備合戦での完敗」でした。
J2「最強の守備」が、J2-「18位の守備」に完敗・・・簡単な証明です。コンサ守備は「J2最強から18位レベルへ転落」の現状との現実です。
「1:1の個の闘い」は、DF陣の狼狽と弱点の表面・現実化を招きました。
「福森」のパフォーマンスは、今シーズン最低で、「攻守」の要が、今日は、「攻守の穴」と陥る内容でした。
「永坂」は、福森発のPK誘因者との認識が、その後、積極性を低下「若さの弱さ」が出露呈。しかし、問題は、永坂ではなく、こんなに重要な一戦の最重要選手・ポジションを「永坂」に負わせた事は、何一つ意味の無い選択・起用で、「監督の起用誤り・独り善がり」そのものです。
「増川」、福森・永坂ともに、再三、DF位置から、ボランチポジションの穴のカバーに飛び出しました。ボランチには2選手位置取りしているのに拘わらず、です。結果、飛び出した元スペースは大穴状態で、また、「ヘディングミス」多発でカバーも不発で、守備態勢は、ボロボロでした。
「中盤」の弱体化が、守備陣も、前線も低下させ、シュートチャンスも消失する、との証明をした試合となりました。
「宮澤」のパートナーに「前寛」起用は、もうここまでにしましょう。
「前寛」の問題点=「意識・認識」レベルで、「集中度の上下変化」、真摯な努力姿勢の問題です。選手としては、「不安定な選手」致命的欠点。
シュートチャンスが産まれないのに、3FWは、滑稽な姿を露呈。「都倉の激昂」は理解・同意出来るものですね。
いずれにしても、
今まで、積み上げ、現順位の源泉だった「コンサのノーマルプレー」を捨てた事が、全ての理由・原因。その選択ミスの責任は、厳正に追及すべきですが、シーズン後の課題としておきましょう。
「コンサのノーマルプレー」を現有戦力で展開しても、「最強レベル」より低下はあるでしょうが、それでも、「J2上位戦力」です。
「枠内シュート」=FW責任で、大至急改善は絶対条件ですが、
「コンサ ノーマルプレー・戦術」の再確認で、この緊急事態は、乗り越えられますし、その方法以外での打開は、コンサの将来・来季のためにも、必須です。
こんな、誰でも知っている【自明の理】の再確認ですね。
有難うございました。
2016年10月30日
心身共に大ダメージとなった連敗。
更に、連敗地獄が続く原因が満載の試合。
シーズン終了寸前での緊急事態は、チーム・選手・サポーターに、余裕も自信も崩壊させるもの。 対応成功は昇格、失敗はJ2残留の結果。
この時点での最重要コンセプトは【ノーマルプレー】と指摘しました。
最も取ってはいけない選択が、戦術選択・選手起用の変更です。
しかし、最も堅固に追求・徹底すべき「監督自身」が、コンサのノーマルプレイへの信頼・自信に「不安」を抱いては、全て、一から見直し・修正は、シーズン中盤なら可能ですが、終盤では再構築は不能です。仮に、監督の迷いがあったとしても、選手の迷い・躊躇に繋げる行為は、自殺行為。
社長の言う通り、終わった事は・・・ですが、コンサのノーマルプレーを再度取り戻せるのかどうか、がポイントです。
今日のシステム戦術は、【3-4-1-2】を変化させ【3-4-0-3】型。
恐らくは、熊本の主戦術【4-4(2-2)-2】を想定し、熊本2CBを1枚上回る前線構築の予定だったのでしょうね。しかし、見事に想定を外された熊本【4-1-2-3】の陣形でのマッチアップは、前線は2CB+1アンカーで、ポストプレーを完全に封じられ、また、熊本前線の3FWは、攻撃は2次目的で、守備用の3TOPでした。コンサの攻撃起点は、「前寛」定着?以降、ボランチ位置からの攻撃は消滅し、一段下がったDF陣、特に、福森と菊地が攻撃起点でしたが、その攻撃起点を直接プレス・追い回す「前線からの守備」を徹底され、追いかけまわされ、苦し紛れの「ロングフィード」のみで、ポストプレー完全封止で、攻撃スタイル・手段を喪失の事態となりました。
陣形マッチアップは、コンサのメインコンセプトの「連携・組織型プレー」を完全マッチアップ状態から、「1:1の個のプレーの闘い」に変化させられました。
つまり、
①コンサの攻撃起点でもある「守備陣」へは、3FWによるタイトで徹底したプレスで封印。
②コンサ中盤は、「前寛」の不安定プレーで、ミス・遅延プレー・スペース多発で、「中盤」を自由に活用。
③コンサ前線は、2DF+1アンカーで、ポストプレーを封印。タイトチェックで自由な展開も阻止。
④サイドは、SBにより、攻撃起点よりも「守備」中心で、攻撃参加阻止。
と、「守備」勝負を挑まれ、見事なまでに=コンサには、無残なまでにズタズタ状態とされたもの。
「1:1の個の闘い」は、DF陣の狼狽と弱点の表面・現実化を招きました。
「福森」のパフォーマンスは、今シーズン最低で、守備での「ヘディング・ボール跳ね返しの目測ミス」が多発し、その中の1つが、永坂のPK誘発を招きました。また、「イージーパスミス」が4回、セットプレーのプレスキックも精度・狙いが極度に低下。「攻守」の要が、今日は、「攻守の穴」と陥る内容でした。
「永坂」は、福森発のPK誘因者との認識が、その後、積極性を低下させましたね。本来プレーとは程遠く、修正出来なかった事は、「若さの弱さ」が出てしまいました。でも、こんなに重要な一戦の最重要選手・ポジションを「永坂」に負わせた理由はどう考えても有り得ません。「菊地」の最近の不安定プレーを理由として、でしょうが、今後菊地を一切起用しない、との決断・前提以外、永坂・菊地・他のDFに何一つ意味の無い選択・起用で、「監督の起用誤り・独り善がり」そのものです。
「増川」も中盤=ボランチ位置のカバーの飛び出しを、福森・永坂ともに、再三行いましたね。DFからは、ボランチポジションの穴が気になってしょうがない、ボランチには2選手位置取りしているのにです。そして、飛び出した元スペースは大穴状態で、飛び出して「ヘディングミス」でフリック状態で、大リスク。ボロボロでしたね。
「中盤」の弱体化が、守備陣も、前線も低下させ、シュートチャンスも消失する、との証明をした試合となりました。
「宮澤」のパートナーに「前寛」起用は、これ以上の敗戦直結となるため、禁止です。
「前寛と心中」はもうここまでにしましょう。
監督は、「前寛」の問題点を正しく把握していない、という事でしょうね。
「テクニック・プレイレベルは起用水準に達している」との認識でしょうが、その前の問題点=「意識・認識」レベルですが、「緊張感の上下変化」いや「集中度の上下変化」の方が適切な表現ですが、真摯な努力姿勢の問題です。選手としては、「不安定な選手」となり、致命的欠点。
今回試合で、全チームに露呈された「コンサの致命的な弱点」は、今後、各チームの「コンサ攻略法」として徹底されます。即座に、改善するしか対策はありませんが、実は、簡単です。
「コンサのノーマルプレイ」の再確認です。ポイントは【数的優位による連携・組織型プレー】です。「数的優位」です。「単独・個」プレーではありません。
練習での「徹底実践」で、心身に、適正に浸透させ、「冷静さと1つづつのプレーの確かな手応えの積み重ねで、自信を形にしましょう」
チーム全体で、一致団結・共通意識の元に、ノーマルプレーを再確認です。
今まで、日常的にやり通して来たプレイですので。
有難うございました。
2016年10月30日
日ハムの劇的な日本一獲得は、北海道のスポーツ順位に一段と変化を与えました。
「監督以下、チーム全員一丸となり、『チームプレーと個人プレーの調和』を見事に・華麗に実践」し、道内・外へ、大きな感銘と衝撃を与えた勝利でした。
圧倒的な支持を吸い上げ、ここで、道内のスポーツパワーは、日ハムが圧倒的1位、占率50%越えとなりました。相対的に、サッカー・ウィンタースポーツ・・・がダウンとなる所ですが、「コンサのJ2昇格・優勝」で、巻き返しに入りましょう。
現実に、その支持率・支配率が、スポンサー等財政・集客数とサポーター数・拡散や関連率・環境等 を決定してしまいますね。
昇格後は、2016のハンデ戦から脱却し、「真っ向勝負」で、道内2分体制確立へ邁進ですね。
日ハムもそうでしたが、J1浦和も「明確な勝利の理由」として、「戦術共通理解と実践」が挙げられます。所謂「チームプレー」です。
監督の「戦術と期待するプレー」を、
各選手個々として、どこまで理解し、練習・試合で意識し、試合で実践するのか、
その個々のプレーの組み合わせ・合体としてのチームプレーとして、どこまで機能するのか、
その理解度・実現度・完成度が問われ、その事が「監督能力そのもの」となります。
その意味では、コンサの「選手個別プレーのブレの多さ」と「チームプレーになり切らないプレー・局面・得点不能とリスク発生の多さ」から、レベルと完成度の低さをあらためて痛感します。
その原因が、選手の姿勢・意識・資質の問題なのか、監督の指導力・構築力の問題なのか、もっと単純なコーチ・監督の練習方法の問題なのか、更に、単なる選手の試合での意識程度で済むものなのか、少なからず、全部が要因である事は間違いありません。特に、影響度・効果反映度は、若手選手は低下し、ベテラン選手ほど、大きくなり、ポイントとなりますね。ベテラン選手の責任が重い、と言われる所以ですね。
しかし、選手の意識で一定の改善は出来ます。特に、参加する選手構成と特にベテラン選手の姿勢・意識でチームを一時改善する事は可能です。
熊本に来ている選手、試合起用予定選手が変化しました。
「強い意識・闘志と、チームプレー完成度を上げるプレー」を力強く実践する「上原」のFWスタメンは、大きくチームを変化させます。また、マセード離脱の大きなダメージの代償に、前貴のクレバープレイ=高い意識・認識、と、惜しみない運動量により、「安定したチームプレー」を獲得出来、カバーリング・ポジショニング・タイトチェックにより「守備安定」の効果が大きくなります。サイド攻撃は、「左の堀米」中心となりますが、前貴のカバーリングもあり、ボランチ1枚の前線への飛び出しもトライ出来ます。
チームプレイ意識の 高い都倉 と 低目内村 も、超高い上原プレーに引っ張られ、
攻撃は当然、前線からの守備もより徹底し「守備安定化」となり、更に、前線でのボール奪取からの「超速攻」のチャンスでの「決定機」が必ず産まれます。
決定的シュートチャンスは、「決定力の高い」都倉に集中し、内村・上原は、チャンスメイクとサブチャンスでのシュートに役割分担とのコンセプトで行きたい所です。都倉のポジションは、センター中心で、サイド・スペースを、内村・上原でアタックですね。
ジュリーニョ起用は、切り札起用要員との事ですが、実戦起用は無く、若手選手の実戦テスト、特に、菅起用となるとの展開が理想ですね。つまり、複数得点差で、勝勢での試合展開です。
「上原」「前貴」のスタメン参戦が注目です。
コンサの【ノーマルプレーこそ、『チームプレー=組織での攻守』です】
全サポーター、全力で応援です。頑張りましょう!!
有難うございました。
2016年10月29日
選手は、明日への沸き起こる闘志と興奮の中、
「フワフワ感とガチガチ感」で、何とも言えない居心地の心許ない感覚で前夜を過ごしているでしょうね。
でも、選手へは、次のような声掛けを送りたいですね。
応援
『ここまで、全選手の汗と涙、身体の痛みと心の涙の激闘・苦闘を越え、首位を克ち取っていますね。誰でもない、ここにいる全選手による現実です。
その事に、「深く・強い誇りと自信」を確認しよう。
我々サポーターも、我らがコンサの選手への決して揺るぎない誇りと自信をここで確認します。
選手・監督、我々サポーター共に、
「揺るぎない誇りと自信」こそが「揺るぎないコンサプレー」に直結し、実現します。
今必要なのは、ノーマルな「コンサプレー」。日常・いつも通りの「The コンサプレー」です。
【強く・絶対に揺るがない誇りと自信】のためのモチベーションは、
【全選手のため、全サポーターのため、それが自分のためにで帰って来る】が全てですね。
「自信」には、相対的=相手と比較し上位との認識、と、主体的=自分がこれまで累積して来た能力の認識、の2通りがありますが、
今、必要とされているのは、「主体的な自信」です。
「首位」の実績を獲得し、獲得したものも、「相対的自信」=J2の中では強い、というよりも、「主体的自信」=自己能力が成長進化している、によるものでした。
「自信」については、終盤になり、社長や監督が、相手により変化ではなく、コンサのノーマル戦力と戦術で、残シーズンを通し戦い抜く、とのコメントをしていますが、チームも、個々の選手も、「ノーマル戦力・戦術」・そして個別プレーで、正しい「自信」認識と獲得を行おう、との事ですね。その過程で、シーズンを通して獲得した「能力」を再確認し、全面発揮により、勝利獲得・昇格・優勝を図る、という事です。
更に、その「自信」と「謙虚な改善・進化努力」が、来季、次ステージでの、進撃の【源泉】とります。
明日の「熊本戦」は、「ノーマルプレー」の徹底・追求により、その実戦での威力確認、の試合です。ただし、今シーズンのコンサノーマルプレーは、起用全選手の連動チームプレーと個別選手の明確な役割・責任プレーの中、更に、スピード・強さ・工夫・ひらめき、そして、闘志・全神経・ハート..を込めた「激しく・心を打つ・真摯なプレー」でした。
試合起用の育成選手も、テストの甘さは一切排除し、コンサ・ノーマルプレーの実践者です。
それだけの「覚悟と能力」のレベルか否か、見られるもの。
コンサノーマルプレーには、「全サポーターの熱く・強力な支援・サポート」が必要ですね。
全サポーターの総力を結集した試合を形成します。
【熱く・心を打つ「強烈コンサノーマルプレー」で「堅固な自信と完勝」を克ち取れ!】』
です。全選手、頑張ってください。全サポーターが、全力で応援しています!
2016年10月27日
現時点、J2上位陣最終結果予想は、(前回対戦結果による予想です)
1位 コンサ 勝点78 前回結果4勝1分0敗で勝点13 最終勝点91 最終1位
2位 松本 勝点72 同 4勝0分1敗で勝点12 最終勝点84 同 2位
3位 清水 勝点69 同 1勝2分2敗で勝点5 最終勝点74 同 4位
4位 C大阪 勝点68 同 4勝1分0敗で勝点13 最終勝点81 同 3位
5位 岡山 勝点63 同 2勝3分0敗で勝点9 最終勝点72 同 5位
6位 京都 勝点60 同 2勝3分0敗で勝点9 最終勝点69 同 6位
<前回対戦結果通りの実績をどう崩せるか>の勝負を各チーム挑戦中ですが、
直近戦力とリズムから見てその成功があり得るチームは、「清水」だけですね。
清水は全勝の確率・可能性がかなり高く、勝点上積みは「5」⇒「15」となり、最終勝点84、なんと松本と同勝点となります。その場合は、得失点差が圧倒的に多い、清水が2位・自動昇格となります。このため、松本の対抗策は、全勝のみです。
J2シーズン最終盤上位陣ポイントは、
「着実なコンサ自動昇格・優勝」と「J2、2位・自動昇格を、松本・清水で争奪」「3位~6位のプレーオフ戦」に絞られましたね。
コンサの現況戦力は、客観的には、最強時の65%まで減少しています。
減少内容は、
・前線の得点力低下・・「枠内シュート数」激減から「決定率」ブレーキ<-10%>
・中盤支配=ボランチの守備力低下・・ボール奪取ラインがボランチ位置からDF位置まで低下し、相手による中盤から自由なパス供給・サポートのためのDFカバーからDF元位置にスペースエリア発生・攻守切り替えで攻撃起点がDF位置まで低下し速攻不能<-10%>
・交代選手が希薄となり交代でのレベル低下<-5%>
・戦術の一体感が低下し、守備陣・中盤・前線で、共通認識・連動チームプレーが喪失状態<-10%>
戦績が、低下・低迷は当然の結果ですが、回復させる
明るい内容は、有力選手の復帰です。
「マセード」「進藤」「菅」「ジュリーニョ」・?「荒野」の戦力復帰・参加は、次戦に向けた絶好材料ですね。 「貴重な有力選手」ですので故障再発に最善の注意をしながらも、低下した戦力の回復・戦力アップにより、残シーズンの勝利獲得、昇格・優勝に向け、大きな期待ですね。
では、予想ですが、復帰選手戦力化を前提に試行してみます。
1.戦術
システムは、不動の【3-4-1-2】【堅守・速攻】ですが、サイドは「サイドハーフ」で攻撃的陣形です。守備ラインは、通常の【D3rd上位】より高目の【M3rd下位置】で3m高目の攻撃的位置。・・「ボール奪取ライン」は、前述の通り、ボランチ位置より低下したDFライン上位置でも、3m高い位置とし、「攻守切り替え」の攻撃起点を上昇させるものです。
守備陣形は、縦に短距離の「密集陣形」による連携・組織型守備で、「堅守構築」。ただし、高い位置にその陣形を設置し、攻撃力を上昇させるもの。
高い位置からの「速攻」となり、短手順(2・3回でラストシュート)で、スピード・鋭い「速攻」を回復させます。
ポゼッションは、コンサ55%超を目指し、熊本も45%までとするため、「60%」前後で均衡しますね。コンサは、ポゼッション状態が長時間となり、「熊本の固い守備態勢」をこじ開ける「攻撃力・得点力」が問われます。
具体的には、
先ず、熊本の主たる狙いのカウンターへ対抗のため、ボランチライン・DFラインのWラインでカウンター・リスク阻止と二次ボール確保を行います。しかし、最近この状態で、ボランチの飛び出しが再三ありますが、実は、多くのチームがそのポイントを個別ターゲットとしているようです。つまり、
「コンサボランチが飛び出した時は、敵は複数選手の集中でボール奪取し、ボランチ元スペースの緩みを突いて前線選手を飛び出させて、一挙に、ボランチラインとDFラインを『剥がし』GKとの1:1を目指すカウンターを成功させる」との個別戦術です。コンサボランチのリスク意識が希薄で、その術中にしばしば嵌り失点していますね。
基本は、ボランチ2人が並列で守備ラインを設定し、「二次ボール奪取・ボール廻しの起点」の攻撃役割とリスク守備に徹するべきですが、サイド選手かDF選手のサポートがあった場合だけ前線へ飛び出し可能で、それ以外では、前方へ位置取り程度の上下位置ですね。
お話をポゼッション攻撃に戻しますが、
「サイドチェンジ・サイドスペースエリア活用突破・敵守備陣形内コンサ選手へのショートやスルーパス・DF裏スペースへのパス・ドリブル突破・セットプレー」の多彩攻撃ですが、ポイントは、「パススピード」「意表を付いた独創的プレイ」「精度」で、アバウトパスやアバウトプレイは、「ボールロスト」結果しか出さず、徹底排除。
コンサには、「優秀サイド選手」「優秀FW」「優秀パサー」「優秀プレスキッカー」がいますね。【枠内シュート】だけは改善しましょう。勝利の絶対要件ですので。期待しましょう。
高い陣形は、DF裏に広大なスペースを産みますが、GKの見せ所です。もう1人のDFとしての役割で、ゴールラインからは飛び出した「高い守備位置」で、放り込み・カウンター・こぼれを、早く・決定機前の余裕のある段階で、積極的に守備し、即座に、攻撃再開・ポゼッション状態を回復して、ポゼッションを支えますね。
2.試合展望
試合開始早々から、コンサポゼッション状態となります。
カウンターリスクのため、Wラインでセンターラインに守備陣を設置、サイドはトップポジションとの間を上下動し、チャンスメイクを図り、多彩攻撃を駆使し
~15分 先制点獲得
40分 追加点獲得
60分 選手交代
75分 通過点獲得
80分 選手交代
90分 【 3-0 】完勝 想定。
終始、ポゼッションコンサ保有となり、カウンターリスク阻止と僅かのカウンター時の堅守。一方、攻撃も、コンサ主導での自在攻撃、「枠内シュート」がポイントですが、「複数得点」獲得のコンサコントロール試合ですね。
3.メンバー 予想
ポイントは、前線得点力の復活です。
結論から記載しますと、
【都倉と内村の併用は、極力回避】です。
都倉の得点力低下は、「枠内シュート減少」の自己能力の原因に見えますが、実は、そうでもありません。「都倉の決定機」となるべき場面で、突然飛び込む「内村の無理な態勢からの枠外シュート」が多数回・1試合2~4回程度発生しています。都倉が、シュートポイントを予測し、そこにタイミング良く進入し、シュート態勢を整えてシュートする、その目の前に、突然、内村が飛び込んで来て、当然、「枠外しかならない」強引・無理シュートで、「都倉からは、強奪されたシュート(チャンス)」となります。ジュリーニョとヘイスが、ちょっと前、都倉の得点王話題に絡みコメントした内容に「都倉に得点させる、取らせるプレイ」がありましたが、実は、この事も指していますね。外国人プレイヤーは、エゴ選手と言っても、「チーム勝利のために、他選手の高い可能性の得点機会は、手を出さず、逆に、自分の高い可能性の得点機会には、他選手に手を出させない」が徹底していますが、J選手は、チームプレー意識は二次的で自己優先が多く、「得点可能性が高い選手がラストシュートする」との認識・意識はバラバラですね。少なくとも、「内村」と「都倉」は一緒では無いですね。明らかに、都倉のチームプレー優先、内村は自己優先の様。
都倉の決定力は、実は、そんな酷い低下は無く、有力な決定機会にシュートチャンスで、復活が可能ですね。それでは、両選手スタメン回避でスタメン優先は...、総合力では、都倉ですね。内村の得点力は、交代活用となります。では、都倉を活かすFW相棒は...?
ジュリーニョ 都倉
神田
堀米 マセード
前寛 宮澤
福森 菊地
増川
ソンユン
60分 交代 菅 FW投入
⇨ ジュリーニョ トップ下へ変更
⇨ 神田 交代
80分 交代 内村 FW投入
中原 ボランチ下投入
⇨ ジュリーニョ 交代
⇨ 前寛 交代
菅は、都倉との親和性も高いFWとして、実戦テストと能力期待
中原は、ボランチとしての適性を確認したいもの
ジュリーニョ起用可能を前提とした内容ですが、もし起用が時期尚早の場合は、直接「菅」のスタメン抜擢が良いですね。その能力は十分保持していますね。
以上 有難うございました。
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プロフィール
中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。
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