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コンサの応援は、岡田監督のころから。 はじめは頂き物のSS席で。 すぐに、選手とサポと皆が一体になる楽しさにはまりました。 コンササポの温かさに惹かれて、次第にS席からSBへ、そしてゴール裏へと移動。 ついでに、すみかまで移動してしまったので、アウェー中心となった今は、少ない人数で団結する楽しさを味わっています。 困るのは、旦那もサポなので、グッズを買うのも、遠征するのも、コンサに関しては誰も止めてくれる者がいないこと。 札幌にもなんとか年数回里帰りして、ホームの雰囲気をうれしがってます。
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2012年01月08日
実は・・と改まるほどでもないことなんですが・・札幌にいる頃に、甲状腺に腫瘤がみつかって、毎年札幌に来ているのは、その当時からお世話になっている病院で定期的な検査をしてもらうためでもあります。 (もっとも近年は、もう一つの大きな目的~言わずとしれた~のほうがメインになりつつあったりしますが!) お優しい皆さんは、あら気の毒にとか思ってくださる? いえいえ、んな必要はありません。 ということを本日はお話したくて。 甲状腺の腫瘤というのは、害も含めて、なにも自覚症状がありません。 だから私も、いつからあるのか分かりません。 もしかしたら子供の頃からあったのかも。(家系もあるし) 見つかったのも、おそらく、ほとんどの方の場合と同じく、別の検査でたまたまです。 もしその検査をしてなかったら、一生知らないままだったと言うことも十分考えられます。 細胞診をして悪性か良性かをみてもらうときに、先生が言った言葉。 「信じてもらえないかもしれませんが、もし悪性(つまり癌)だったとしても、甲状腺の場合、たいしたことないんです。」 あ、そうなのね、と思いました。 おかげで当時、パニクったり気を落とした事もありませんでした。 結果、良性だったわけですが、いまだ、病気だとさえ思ったことがありません。 ただ毎年、急に大きくなってないか、増えてないか、検査するだけ。 そしてここからは福島の話。 今はほとんど放射線関係の番組は見ないですけど、昨日、たまたまつけたテレビで、福島から避難(札幌に?)されてる母子の取材があってました。 お子さんに甲状線腫がみつかったということで、お母さんが、事故の頃外で遊ばせたのがいけなかったのかと、悔やんでらっしゃるところでした。 番組では、お医者さんは「いぼのようなもの、心配しないで」と言ってらっしゃいましたが、お母さんにしてみれば、いぼでもお子さんにあるというのはつらいことです。 でもそれをコメントする番組側の人間が、一緒に悩んでいるのを見て、同情はこのお母さんをいっそう心配にはさせるけど、一時の安心も与えないよなと思いました。 多分テレビをみていた福島県人にも、暗澹たる思いを抱かせたのではと思います。 コメントによって、このお医者さんのせっかくの診断が台無しにされたことにもなります。 極端に聞こえるかもしれませんが、それくらい、今の福島や県外に避難されてる方々の放射線に対する不安は大きく敏感で、そのためいとも簡単に、危ないという方向には向かってしまうんです。 この番組のように、福島の外で作ると、地に足がついていない事が多いです。 それは、仕方のないことでもあります。 (福島の地に足をつけて同じことをやってるどこかのローカル紙は論外!) ただ、もし自分がそこにすんでいたらどうするか?こういえばどんな風に感じるか?と置き換えて考えるくらいは、倫理観として持っていて欲しいところ。 芸能人のゴシップじゃないんですから、関心さえ集めればいいという姿勢はこの際、すっぱりやめてもらって。 福島には、ここに住んで懸命に放射線の実態について安心してもらおうと活動している方々(研究者、お医者さん、ローカル局など)もおられるのに、ようよう明かりが見えたと思っても、危ないという一言で、その活動はほとんど無になってしまいます。 階段を昇っては落ち、昇っては落ち。 そういうことをしていると、だんだんと、安心してもらおうとがんばる気持ちって、薙いでしまわないか、心配です。 でもそれでは福島が、虚につぶされてしまう、それは許されない。 でもまた、昇ると容赦なく押し寄せる大きな波。 そういう矢面(”危ない”という方々と違って、まさに矢面)で活動をされている方々に感謝すると共に、不必要で不親切な外圧には負けまいと、私は思います。 負けますまいや!福島県人。 ほかの病気と同じように、どこにすんでいたって、一定の割合で、甲状線腫のある人はいます。 実際、甲状腺の検査なんて普通はしないので、福島県の子供を対象とした検査で異常が見つかると、それが正常な割合で起こったものでも、特別なもののように取り沙汰される可能性は大いに考えられます。 科学的な理解を抜きにして、情に訴えることが先走っている報道は、福島で生きている人間には害になりかねません。 全国で見ても、やっぱり福島はと、風評被害をさらに強めていくことになってしまいます。 ほんとうは、数値と知識さえあれば、ほかは必要ないんですよね。 福島に必要なのは、悲劇のヒロインを作る応援じゃなくて、自立するための支援です。
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コンサの応援は、岡田監督のころから。 はじめは頂き物のSS席で。 すぐに、選手とサポと皆が一体になる楽しさにはまりました。 コンササポの温かさに惹かれて、次第にS席からSBへ、そしてゴール裏へと移動。 ついでに、すみかまで移動してしまったので、アウェー中心となった今は、少ない人数で団結する楽しさを味わっています。 困るのは、旦那もサポなので、グッズを買うのも、遠征するのも、コンサに関しては誰も止めてくれる者がいないこと。 札幌にもなんとか年数回里帰りして、ホームの雰囲気をうれしがってます。
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