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コンサの応援は、岡田監督のころから。 はじめは頂き物のSS席で。 すぐに、選手とサポと皆が一体になる楽しさにはまりました。 コンササポの温かさに惹かれて、次第にS席からSBへ、そしてゴール裏へと移動。 ついでに、すみかまで移動してしまったので、アウェー中心となった今は、少ない人数で団結する楽しさを味わっています。 困るのは、旦那もサポなので、グッズを買うのも、遠征するのも、コンサに関しては誰も止めてくれる者がいないこと。 札幌にもなんとか年数回里帰りして、ホームの雰囲気をうれしがってます。

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福島市の校庭のはなし

2011年05月02日

福島市役所に電話しました。
先日、放射線を取り除くために、郡山市の学校で校庭の表面土を入れ替えるというニュースが出ていて、それを今度は福島市でもやろうかという話が出ているためです。

もちろん、原爆がおちたとかいう値の放射線なら、土の入れ替えも必要だと思いますが、今の線量で入れ替えれば、そのためにせっかく土に落ちている放射線を巻き上げ、今はほとんど心配のない空気中にまで散らばります。
それが、校庭で活動する子供にとって、より安全かどうかは、かなり疑問です。
さらに、汚染土はビニールにくるまれて線量が低くなるまで置いておくというのも??だし、その土をその後埋めるとして、どこがそれを承知してくれるかという問題もあります。
むしろ、梅雨か大雨で流れさるのを待つ方が、より現実的な解決方法だと思うんですけど、と言いました。

多分、郡山がやって、福島もやらなきゃというPTAからの要望があったのでしょうが、ちょっと怖がりすぎてる感があります。
無防備じゃいけませんけど、必要以上のことをやって、事態を悪化させるようなことだけは避けないと。

市役所のかたのおはなしでは、今は文部科学省の許可を得るのを待っている状態で、今すぐどうのと言うわけではないとのことでしたが、ということは、許可が出ればやるという方向なのでしょうから、これは是非、許可だけでなく、県の健康リスクアドバイザーの先生にも意見を聞いてくださいね、とお願いしました。
せっかく情報が一元化されているのに、そのアドバイスを得ずに対策を練るのは得策とは思えないですものね。

一応、もちろんです、とはこたえて頂きましたが。


post by じゅうよっつ

22:34

コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

oates

Re:福島市の校庭のはなし

2011/05/03 03:47

放射性物質の放出が減ってきつつある中、現在の放射線量は半減期の長い物質がメインとなっている状況が考えられるかと。 現状のまま放置すると、30年の単位(セシウム)で外部被爆(体内に取り入れてしまうと内部被爆も。こちらは対外に排出される期間で)にさらされることになってきます。 そのため、積極的な放射性物質の除洗という考えでの対策かと思います。 性質的に時間がたつほど除洗しにくくなっていくらしいので(土だと放射性物質が混ざりこんでいく、アスファルトや家の壁などはこびりついてとれにくくなる、など) 空気中にあった放射性物質が地表に積もっていくと地表近くの放射線量が高くなり、目線が低い子供の被爆量が懸念されるらしいです。 外部被爆(空気中、地表)と内部被爆(息、食べ物、飲み物)と足し算で被爆の懸念があるので、除洗したり摂取するものを選んだりと自己防衛を希望する人はしているのだと思います。 今すぐどうこうなる放射線量ではないかもしれませんが、未来に何があるかわからない可能性があるのであれば、子供を守るためにできることはするということもありかなぁ、と。 ちなみに、除洗した後にでる放射性物質は、出したところに戻すのがスジかと。政府、東京電力が責任をもって処理、管理、安全に保管・処理すべきだと思います。

じゅうよっつ

Re:福島市の校庭のはなし

2011/05/03 14:35

oatesさん、詳しいおはなしありがとうございます! oatesさんんのご推察どおりの状況で、土の入れ替えをして欲しいと言われてる方々がおられるんだと思います。 同じ福島に住んでいて、あのころ、原発の事故がどんどん悪い方向に進んでいった時の恐怖感は、同じですもの、理解できます。 ただ、理論でなく、現実論として考えた場合、実際の現場として、放射線の量としてはそれよりひどい目にあった長崎、広島では、半減期の長いセシウムは残りませんでしたし、福島の場合だけ例外とする理由はないと思います。 極端に見積もって、これから1年、福島ではまったく雨が降らなかったとしても、土にこびりついてとれなくなるのに2~3年かかるので、少なくとも、梅雨を越すまで待つのは現実的かなと思いますし、待って欲しいです。 バックグラウンドとして、放射線はどこに暮らしていてもあるわけですから、放射線をゼロにするのはもちろん無理ですし、今比較的低い線量の校庭まで土を入れ替えたいという申し出があるのは、非現実的です。 不安に思ってらっしゃる方にはまず、その辺をご理解頂くのも先決かと思います。 どちらにしろ、専門家の先生の意見は伺うべきことなので、このまま実行されるのは絶対ストップするべきと思い、電話しました。 どちらの方法をとるにしろ、後悔先に立たずですものね。 汚染土は、oatesさんがおっしゃるように東電にやってもらうのが一番でしょうが、それを実際にどこに?となると、やはり日本(海外?)のどこかにとなるわけですし、現実的には、ちょっと無理かも。

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