今日は、２回戦、福島代表・富岡高校と茨城代表・水戸啓明高校の試合を見てました。
出だしこそ、水戸啓明が押し込んでいましたが、なかなか落ち着いた対処で、先制点は富岡、でもその後、水戸に取られ、どっちが勝ってもおかしくない拮抗した試合でした。

結局１対１で終わり、２回戦は延長は行わずPK戦ということで、負けてしまいましたが、まあ、PK戦はじゃんけんのようなもの。
富岡町といえば、まだ、選手も含めて、自宅に戻れない日が続いているんですから、そんな中でよく頑張ってこれたなあと思います。

スポーツ解説にありがちな、”こんな情況でも頑張ってます”を強調しすぎるのはあまり好きではないですが（今日の都並さんの解説はよかったです！）、まだたくさんの方が、自宅で過ごせないお正月も２度め、本当にお気の毒です。

もう中通り（福島市のある地域）なんかは結構なので、浜通り（一番地震と放射線の被害の大きかった地域）の、除染すれば戻れるところは早く除染してもらって、自宅に帰れるようになってほしいです。

そして、戻れないか戻れるのか、そこをはっきりさせて、戻れない方々にも早く新しい自宅を世話してほしい。

東京オリンピック開催が決まったことで、オリンピックの話題がよく取り上げられますが、私はまだ、そういう話題になると目をそむけてしまいます。
新しく何ができるというのも結構ですけど、皆が、生活が安定してきちんとおくれることが根底にあるべきですから。
福島はまだ、そこまできてません。

でも富岡高校、そんななかで、惜しかったね～！