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中学高校・かの埼玉・浦和でサッカー経験〜DF。リーグ発足前からサポーター歴を始め、96年札幌居住で、監督・選手と近所付き合いから、コンサドーレサポーターに定着。札幌在住10年はホーム戦、その後、東京~さいたま市へ移住後はアウェーと、時々のホーム戦参戦。 本ブログは、戦略・戦術をテーマ。 より深く、より正しい理解とその上でのサポート実践を、全サポーターの皆様と共に追求するものです。

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~進化~ 祝・両選手引退・前回対戦雪辱を果たす・来シーズンへ初動となる、勝利!

2020年12月19日

シーズン最終戦のチーム方針は「愉しむ事と良い試合をする事」、とのミシャ試合前コメントで、舞台の幕は開かれました。
試合中、選手の顔面には「緊張感で引き締まった真摯な姿勢」の中、「ナイスプレー毎に、笑顔と満足感」が溢れていた試合。
コンサ選手は「存分に、サッカーを愉しみ・味わい」、サポーターも「その全ての姿」に酔い痴れました。
試合内容と結果は【完勝】。
ここ最近、コンサ主要課題だった
➀ケアレスミスプレーによる失点、
➁決定機での得点獲得力=シュートタイミングと精度低内容、は、
➀課題~集中喪失完全消滅と、サボらず即時帰陣ポジショニング励行、により「発生ゼロ・解消」、改善。
しかし、
➁課題~「2得点獲得」でしたが、依然として「シュートタイミング逃し、精度皆無」が継続し、<改善は不良で継続課題のまま>でした。
➁課題は、積極性と集中力維持・スプリントもスピードを上げて必要局面を漏らさず実行し切り、「多数回決定機」成功により、「低得点獲得力」でも、「複数得点」にまで到達し、➀課題改善と、浦和の「消極性・コンサビルドアツプへのプレス皆無」により、「守備安定」で、「攻撃・得点獲得>守備機能」の「完勝」となったものでした。

石川・早坂の両選手は、選手引退最終日を「見事に、実力でベンチ入り」獲得し、その内、早坂は、シャドーとしてラスト22分出場し、「クレバーな前線からの守備」、「コンビネーションとポジショニングの良さ」で、<決定機構築とラストシュート>まで「大活躍」プレー。そのプレー姿は「プレーの喜びと笑顔一杯で、本当にサッカーを満喫している姿」は感動的でしたね。
「完勝」は、石川・早坂両選手への「感謝・尊敬・称賛」そのものとなりました㊗!

浦和との前回対戦は、前半杉本に連続2失点-直後に同点の2得点-後半逆転-後半30分から連続2失点で、3-4の逆転負け、しかし、支配率コンサ61.1%-浦和38.9%、シュート数コンサ22本-浦和8本と、圧倒的にコンサ支配試合、にも拘らず、痛恨の敗戦でしたが、
本日試合で、支配率はややコンサ、シュート数コンサ20本-浦和9本と、コンサ圧倒の中、順当に「複数得点獲得・失点ゼロ封」の完勝で、雪辱戦は完璧に成功㊗!

来シーズンは、コンサでは既にスタートしていますね。
10月初・第20節で「シーズン・チーム目標;リーグ上位獲得」は困難となり、その後14試合は、大量の「来シーズンチーム形態準備・整備」実戦機会と変化し、「リーグ一桁順位」を目指すも、11月中で「順位目標」も喪失し、「来シーズンチーム形成・準備」に目標集約となりました。
その主要テーマは、
(1)新戦術・リーグ唯一・最先端「マンマークハイプレス」戦術の完全定着・習得・習熟
(2)そのための、個々選手の「意識・理解・技術・フィジカル(走力とスピード)・連携チームプレー」の大幅上昇による「戦術適合」改善
(3)具体的・チーム課題点の2主要課題改善・解消~➀ケアレスミスプレー撲滅➁決定機での得点獲得力獲得=シュートタイミング・精度改善 
(4)来シーズン・チーム主軸選手構築(ポジション・タスク別「適正」選手獲得・バックアップ選手獲得) 、の4テーマでした。
本日、最終戦は、
ミシャが「そのテーマの成長・改善を証明する<集大成試合>」との設定でした。

そのテーマ毎の現時点、採点・評価は、
(テーマ1)「マンマークハイプレス」戦術の完全定着・習得・習熟
現在、3つのパターンを保有し、
➀「ゼロトップ型」・・本日は選択無し。高ボール奪取力の前線3選手型~結果として「FW抜き=ゼロトップ」となり、「相手DF引出し狙い」の「ゼロトップ戦術」とは<狙い・内容共に全く異なり別物>。対象選手;荒野・駒井・金子・チャナティップ・小柏も可能。ほぼ完成し、「最強ボール奪取力=相手ゴール付近からショートカウンター構築力に爆発的威力」と攻守で最有力戦術。現時点で、唯一の欠点が「決定機に得点獲得力選手不在=低・得点獲得力」。~「小柏・ウーゴ・ロペス・ドド」の成長次第。
➁「攻撃強化型」・・【本日選択・主戦術】。FW起用し「マンマーク強度は低下」するも、ミドル強度「マンマークハイプレス」で、ハイプレス成功率は低下するも、多数回の相手陣深くでのボール奪取成功し、ショートカウンターから決定機獲得。タイミングズレと低精度のシュート力で、決定機に高確率での「有効シュート」には至らずも、➀より高い得点獲得力。
本日は、ジェイ・ロペス・駒井で、前線プレス「強度」が低下するジェイ・ロペスで、「より積極的で、強度(スピード・回数・強さ)を上げる努力」があり、ロペス・ジェイがボール奪取は複数回成功と「課題」改善への成長がしっかりあったもの。
本日試合で、
≪リーグ上位チーム相手にも、一定程度機能するレベルに到達≫との評価に上昇です。
➂「最強攻撃・緩和型」・・本日、後半中盤に一定時間選択実施。FW3枚起用(本日は、ジェイ・ロペス・ドド)で、「マンマークハイプレス」は「緩和」レベルで、ハイプレスのタイミングズレ(スプリントスピード・強度不足による)が多発し、成功率は大きく低下、しかし、攻撃力は「シュート力」が選手対比で「高い選手」のため、「得点獲得必須」局面=「敗勢(得失点で劣後)」での<得点獲得「攻勢」>を仕掛ける局面、又は、「勝勢」でも「更に得点獲得攻勢」とする局面で選択。詰まりは、通常チームでの「最終盤のパワープレス」の代替攻撃スタイルです。
「守備力大幅低下」のため、選択・使用時間は「限定的」で、長時間継続では、「相手ビルドアツプやコンビネーション・前線へのロングフィード」も阻止・制限出来ず、「失点可能性」が急増する欠点があります。
≪飽くまでも、時間限定のみの選択使用≫が現状評価です。
しかし、候補FW;ジェイ・ロペス・ドド・ウーゴの「マンマーク力・ハイプレス力」の大幅上昇があれば、有力戦術に昇格する可能性もありますね。
この様に、本日試合終了後時点では、➀ゼロトップ型と➁攻撃強化型、どちらかが試合戦術として成立、試合展開上からは、その合体型・ハイブリット戦術~➀ゼロトップ型で試合スタート⇒その後戦術転換し、➁攻撃強化型で「試合を決める」、とのスタイルが理想形と想定します。

(テーマ2)個々選手の「意識・理解・技術・フィジカル(走力とスピード)・連携チームプレー」の大幅上昇による「戦術適合」改善
本日試合では、問題となる選手は消滅し、前線ジェイ・ロペスの事前想定守備力も、選手努力により、上昇し、起用全選手が「ほぼ戦術適合」との評価でした。
≪試合起用選手は、テーマ目標に到達≫との評価です。

(テーマ3)チーム課題点の2主要課題改善・解消~➀ケアレスミスプレー撲滅➁決定機での得点獲得力獲得=シュートタイミング・精度改善
上記の通り、➀課題は「改善」。今シーズン、失点起因多発だった福森は、「帰陣スプリントを全て実施」し、相手ボール奪取と安定したスペースカバーで、失点機を防ぎました。
~やれば、出来るじゃない!!、守備力ある攻撃的DFは、最高の姿!!~
問題は、
➁決定機での得点獲得力獲得=シュートタイミング・精度改善です。
本日も、全く改善の眼も、糸口も無かった、というのが正解評価です。
[決定機数12回~シュート数20本~枠内数4本~得点2点]は、あまりも酷過ぎる内容。「適正シュート力=得点獲得力」なら<6得点獲得>です。
 個別選手毎シュートデータは、
☓ロペス-4本-枠内0本-得点0 しかあり得ない・意識は〇
〇駒井 -3 -  1 -  1 獲得
〇福森 -3 -  1 -  0 GKファインセーブ
〇ジェイ-2 -  1 -  0 シュート数少な過ぎ=撃たな過ぎ
☓ルーカス2 -  0 -  0 しかあり得ない
☓宮澤  2 -  0 -  0 しかあり得ない
〇田中  1 -  1 -  1 ナイスシュート
☓白井  1 -  0 -  0 しかあり得ない
☓菅   1 -  0 -  0 しかあり得ない
☓早坂  1 -  0 -  0 華々しく◎
 シュート選手は、FWに限定されないのが、コンササッカーで、「得点力あるFW獲得」でもその選手のみで、殆どのシュートは改善出来ない事が証明されています。
≪チーム全体として「シュート力改善」~シュートタイミング・精度「改善・適正化」は絶対命題となった≫最終評価です。

(最後のテーマ4)(4)来シーズン・チーム主軸選手構築(ポジション・タスク別「適正」選手獲得・バックアップ選手獲得)
本日試合で、スタメン・サブ共に、戦力均質した「戦術実行出来る戦力構成」が証明されました。≪来シーズンの主軸選手構築完成済み≫との評価です。

以下に、本日試合(速報)試合スタッツを記載しておきます。
恒例・試合4分割~前後半飲水Tで分割➀➁➂➃時間帯で推移確認~で記載。
【前半】 コンサ     浦和
項目   ➀  ➁    ➀  ➁
支配率  60 56   40 44% コンサ支配
走行距離 28 26   28 25km 浦和➁で低下
スプリント  38 40   23 32回 コンサ圧倒
決定機数   3       0  回 コンサ圧倒
シュート 4  7    1  2 本 コンサ圧倒
枠内数  1  0    0  0 本 両チーム最低レベル
パス数  212  97    117  86 本 コンサ圧倒
成功率  89 85   79 79% コンサ圧倒
A'3rd内   76      16 本 コンサ圧倒・浦和攻撃皆無
同成功率   73      56 % コンサ圧倒
【後半】
項目   ➂  ➃    ➂  ➃
支配率  54 53   46 47% コンサ支配
走行距離 30 33   28 32km 互角
スプリント  49 48   44 55回 浦和回復・互角
決定機数   9       1  回 コンサ圧倒
シュート 3  6    4  2 本 コンサ圧倒・決定機全て
枠内数  2  1    1  0 本 両チーム最低レベル
得点   1  1    0  0 点 コンサ圧倒
パス数  124  128    127  143 本 浦和回復・互角
成功率  84 84   78 78% コンサ圧倒
A'3rd内   72      40 本 コンサ圧倒・浦和微増
同成功率   81      65 % コンサ圧倒・高率達成
※1-前半は、浦和はほぼサッカーを封じられたが、後半運動量増加で、パス数増加するも、シュート数微増にとどまった。
※2-両チームの「シュート枠内数・率」は極度の低数値・低レベル数値。

最後に、興味深い内容を。
戦術レベルと戦績・順位の対比です。
戦術レベルの高い順-リーグ最終順位-スタイル
1位 横浜FM  - 9位  -攻撃型   
2位 コンサ   - 12位 -攻撃型
3位 川崎    - 1位  -攻撃型
4位 名古屋   - 3位  -堅守
5位 湘南    - 18位 -攻撃型
6位 大分    - 11位 -攻守バランス
7位 G大阪   - 2位  -守備型
8位 C大阪   - 4位  -守備型
9位 FC東京  - 6位  -守備型
10位鹿島    - 5位  -守備型
11位広島    - 8位  -守備型
12位柏     - 7位  -堅守
13位神戸    - 14位 -攻守バランス型
14位浦和    - 10位 -守備型
15位清水    - 16位 -攻撃型
16位横浜FC  - 15位 -攻撃型
17位鳥栖    - 13位 -守備型
18位仙台    - 17位 -守備型
最終的に、攻撃型で進行した筈のJ1リーグは、すっかり「守備主導」型が、リーグ上位を占めました。「あくまで、戦績=順位が必要」とのチーム状況、そのもの。監督責任交代も多発する一方で、順位低迷するも「チーム大幅改善・進化」の評価で、続投監督との評価チームも出現。
例外的に、最強・川崎は、攻撃型+強力守備のハイレベル融合型。
問題は「攻撃型」のリーグ順位低迷ですが、「守備型」の優先戦略は【戦績最優先で、チーム力前進・改善より、戦績優先】で、今日の勝利・戦績は獲得しましたが、明日・将来・次シーズンへ繋がる「チーム力の再構築・大幅改善」は獲得不能で、
今日の戦績確定時点から、来季での大逆転劇の始まり・初動です。
コンサも含め、横浜FM・川崎・湘南・横浜FCには「未来」が待っています。

素敵な最終戦、感謝と歓喜と来季への希望で一杯。
選手の皆さん、チームスタッフの方々、そして、暖かいサポーターの皆様、
今シーズン、大変有難うございました。
深く深く感謝し、最終戦の夜を楽しみます。
  


post by yuukun0617

23:50

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〜進化〜 今シーズン最終戦直前ラスト練習日!

2020年12月18日

本日が、特別第3次キャンプ・千葉幕張のラスト日です。
明日のシーズン最終戦・34節浦和戦~埼玉スタジアムへの、ラストトレーニング日であり、今シーズンラストトレーニング日となります。
引退表明・石川、早坂も、明日の試合起用の有無を除くと、全チームとの共同は本日が最終日です。また、チーム離脱との選択する選手にも、チームとのラスト日となります。
明日、最終戦には、ベンチ入り18選手と共に、他のキャンプ参加選手はスタジアム観戦で、全チームで、埼スタ入りでしょうね。
当然ながら、コンサアウェー席は、限定数もあり「満席・完売」で、多くのコンササポーターも駆け付けますね。
小生は、残念ながら、激しいチケット競争率で入手不能となり、現地参戦は断念です。
近所で、しっかり応援します!
と言う事で、コンサは、可能選手は、ベンチ入りとスタジアムに、多くのサポーターも参戦し、オールコンサの全力炸裂です。

U23代表トレーニング招集選手がリリース。
コンサから、大学トリオの3選手選出は、現リーグの今シーズン実績からは当然です。
各チームの選出数・内容から、興味深い内容が観えます。
選出は、神戸・G大阪を除き、
GKーFC東京・広島・鹿島
DFーFC東京2・大分・鹿島・柏2・浦和・C大阪・広島
MFー名古屋・コンサ3・FC東京・湘南2・神戸
FWー広島・横浜FM・鹿島  、となりました。
チーム毎に整理すると、
チーム 守備 中盤 前線
コンサ 0  3  0 ~ゲームメイクと中盤守備
鹿島  2  0  1 ~堅守と前線
浦和  1  0  0 ~守備のみ、若手有力選手乏しい
FC東京  3  1  1 ~守備主導でトータル
横浜FM  0  0  1 ~攻撃中心
湘南  0  2  0 ~ゲームメイクと中盤守備
名古屋 0  1  0 ~若手有力選手乏しい
C大阪     1  0  0 ~守備のみ、若手有力選手乏しい
神戸  0  1  0 ~ゲームメイクのみ、若手有力選手乏しい
広島  2  0  1 ~堅守と前線
大分  1  0  0 ~守備のみ、若手有力選手乏しい
仙台・横浜FC・清水・鳥栖からの選出は無し〜五輪世代の有力選手ゼロ
各チーム五輪候補選出から、各チーム特徴そのままとも言える内容が観えてますね。
そのまま、チームの将来必至となる重要課題点です。
コンサに戻れば、有力な中盤はあり、守備と前線の若手有力選手獲得が課題となりますが、正にその通りで、守備〜小次郎加入・岡本大八獲得・中村洞耶復帰、前線〜小柏加入・中島加入、との強化方針の理由ですね。
コンサの選手獲得戦略は、「適正」に進行しています。

進藤報道はその後無く、その事は現在尚<交渉進行中>、を証明しています。
それ以外も、シーズン終了後の契約更新等手続きの中、発生する事が想定されますが、若手や中堅での有望選手の宝庫となった「コンサ選手への他チームオファー」は、毎年一定数あり、今シーズンも同様事態が想定されます。
ミシャサッカー、コンサチームの強烈な魅力は、全選手をしっかりと掴み、捉えて離さないものですが、試合起用への希望・願望、更に、強い枯渇感・不満から、他チームへ移籍による出場機会増を考慮し、選択する選手、事態の発生も想定される所です。
絶対に、本当の道は、そのまま、コンサに残り、試合起用を掴む、ため、個々能力の改善、成長し、トレーニングで評価され、実戦起用を掴み、その本番での、活躍で、主力・スタメンのトップチーム定着を勝ち取る、道です。
他チームへ移籍し、そのまま出場機会を掴むケースは、カテゴリー・ランクダウンしか在りません。どこへ行っても、そのチームの中で、誰よりも能力、理解が高い、との評価を勝ち取るしか、出場獲得は無い、からです。
過去、その失敗を選択して、選手生命を終えてしまった選手は、余りにも多いですね。

シーズン最後の時間を、存分に楽しみましょう!







post by yuukun0617

09:30

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〜進化〜 最終戦に掛けられるものは?!

2020年12月15日

混乱と混迷で溢れた、異例だらけとなったなったと今シーズン、いよいよ、ラストマッチへ到達する日程となり、感慨ひとしおですね。
予定したいたとは言え「ソンユンとの別れ」、突然の「武蔵の飛躍」、そして、昨年から温められて来た「石川・早川の別れ」、更に「別天地に夢を見る進藤」、また、長期故障に苦しんだ「阿波加・深井・傷病ソンユン・白井・チャナティップ・最後にチームに激震の荒野」と故障は6選手、また、コロナ禍で「チーム復帰に5ヶ月を要した「ロペス」と、チーム初感染「菅」と、
12選手に「波乱と苦闘・大きな努力によりチーム合流」など、多くの困難・苦境が起きたもの。
1年の中で、これ程、多数・内容深刻な事態が発生するシーズンは、過去、ありませんでした。
「シーズン日程」では、過去に無い「過酷」な「中2・3日開催」の数週連続と、「試合起用選手が、試合後リカバリー必要標準期間~中5日を取れず、<リカバリー不十分のまま次試合起用>が多発し、累積疲労・過重により、パフォーマンス急落・故障発生」となり、「選手は、心身共に、超過酷なフィジカル・コンディショニングを、やり抜いた」シーズンでした。
そのため、「選手起用法・過酷日程対策」として、「完全ターンオーバー型」と「大量5名選手交代型」のどちらかが、各チームで選択され、あとは、「選手の気合・闘争心の精神力」で戦い抜いたものでした。

コンサは、FW選手~ジェイコンディション不調・ロペス未合流・武蔵海外離脱で、起用可能選手が不在となった「最悪節・試合」に、<ゼロトップ型>戦術を、強敵「横浜FM」対戦に使用、との「苦し紛れ気味・苦肉の策」を立案。しかし、その前提・必要戦術<マンマーク・ハイプレス>も含め、Jリーグではどこにも無く、海外に一部成功、との「最新戦術」を準備。
その威力は、衝撃的で、「ミシャは、この「新戦術」こそ、コンサの追及すべき戦術」で「コンサ式トータルフットボール」を標榜するに至りました。
7/26・第7節「横浜FM」戦・快勝から、5ヶ月間、一貫して「マンマークハイプレス」を追求し、最強型「ゼロトップ型」、に加えて、「FW1・2枚起用・攻撃強化型」、更に、「FWジェイ・ロペスの強力選手起用・最強攻撃・緩和型」と「マンマークハイプレス戦術」のパターン・派生型を増加させ、「起用選手・試合目標」による「新戦術の選択可能性=より現実性型」を構築した所。

いよいよ、「石川・早坂」、更に「チーム移籍等離脱」選手も想定され、このメンバーでの試合は<ラスト1試合>となりました。
=実戦・試合のためのトレーニングも、「残す所、あと3日間」。
「チーム移籍離脱」選手は、既に「トレーニングから外れ」ですね。
残る全選手は、「沢山の感慨を胸に、ラストトレーニング」に打ち込んでいます!

この一戦に懸けられているいるものは、
➀前試合で露呈した2大課題「判断ミス・集中力ミスプレー撲滅」と「決定機での得点獲得力=シュート精度」の改善・解決
➁新戦術実践力アップ~戦術機能=チームプレー連続による「打開・突破・守備」
➂新戦術・パータン毎の「攻守力改善」
➃選手個別「課題」の改善・上昇
➄新戦術の必須前提「試合全般走り切る力」「スピード」「球際の強さ」「闘う姿勢」徹底
➅「戦術=チーム想定プレーにより、複数得点獲得による完勝」達成
➆各選手、試合・トレーニングを通じ、「戦術適合性・闘い続ける姿勢と体力と走力・強度の高いプレー・集中力と連携力」をアピールし、「来シーズン主力構想確保」を図る。
と列挙されます。
「選手」の中に、「各種競争」に劣勢意識を持つ選手は、コンサには居ない筈です。価値の重いこの「残日数」を、激しく競争・戦い抜き、その中にこそ、コンサ在籍の意味、重み、確かな手応えこそが、明日・来シーズンの自己ポジション、となるものですね。

では、今シーズン、最後の次戦対戦展望を。

1.対戦相手「浦和」現況
現在の戦績は、
10位 試合数32 勝点46 13勝7分12敗 得点42失点51
昨シーズンは、
14位       勝点37 9勝10分15敗 得点34失点50
残り2試合の所ですが、
得点<+10点>・失点同水準と、やや攻撃・得点力が増加しています。
その結果は、勝利数大幅増加・引分数と敗戦数減少となり、順位も+4位です。しかし、「浦和」のチーム親元・スポンサー、また、サポーターは、「最低リーグ上位=ACL参加圏内」が、チームへの要求で、現在順位は、「失望・失敗」との評価となります。
ここ7試合の戦績は、
1勝2分3敗 得点5 失点13 で、得点力0.7点/試合 失点1.85点/試合 で、守備崩壊と得点獲得力低迷のWパンチ状態の最低期です。

戦術は、ミシャの名残は払拭で、チームスタイル【3-4-2-1・可変スタイル】から、
【4-4-2・攻守バランス・個々選手能力積み上げ型】に転換。
今シーズンのリーグ流行「ハイプレス」度は低く、コンパクトよりもワイド・サイド攻撃傾向で、「個々選手のマッチアップ」による勝利を連続・累積し、突破を図る「選手能力主導型」戦術で、戦術=チームプレーは低いもの。
この戦術・サッカーでは、「組織力」による「爆発的攻撃力や守備力とは程遠く、強力チームに勝利し切る成功率は、大きく低下してしまいます。
実際、今シーズンでの「勝利獲得」チームは、リーグ下位チームが主体で、上位チームには敗退、との結果で、到底、チーム目標「リーグ上位到達」は不可能です。
そのため、浦和監督・大槻は、今季限りで退任。後任未定状態ですが、J2徳島・ロドリゲス監督に正式オファーし、現在未確定。
しかし、外国籍選手・中核選手の流失は続出し「草刈り場」状態で、一挙に「選手保有劣化・レベル低下」必至で、監督オファー承諾には「多数・有力選手獲得条件」が濃厚想定です。
流失主力は、MFエヴェルトン・マルティノス・青木拓矢、FWファブリシオ、DFマウリシオ、レンタルを完全移籍とするFWオナイウ阿道、DF森脇良太
対して、主力級の新加入は未だ「ゼロ」状態。
このままでは「来シーズン・順位低下・戦績劣後」となってしまいますね。

2.コンサ 最終戦戦術・試合展開・メンバー予想
最終戦のテーマは「試合に賭けるもの」として➀~➆を列挙しましたが、
「最大・集約テーマ」は、【新戦術の成長・強力化】です。
当然、試合戦術は、
「マンマーク・ハイプレス」の「攻撃強化型」で、特に「ウーゴ」の最終適性テスト・評価試合となります。
「攻撃強化型・マンマークハイプレス」選択では、FWはジェイは除外により、「マンマークハイプレス」は、よりマーキング選手に近くポジショニングし、「プレス強度・タイミングスピード」を上げ、「着実に、ボール奪取力とパスコース封止」を高め、強めた「より厳しく・タイトな前線守備」を実践、その結果、相手ゴール前での「ボール奪取・回収」より、強烈ショートカウンター炸裂で、「決定機」を多数回創出するものです。
金子・ルーカス・菅の突破力、高嶺・宮澤の攻撃参加・3人目の動きも絡め、「決定機」を多数回に拡大・増加、より決定的局面とし、ウーゴ・ロペス・ドドの決定力で複数得点獲得、を狙います。
また、「ケアレス守備」の「軽く・不謹慎な失点撲滅」は、選手の意識大改善
と相互カバーの実践徹底との「軽く・初歩的対応」で一気に解消してしまいます。・‥そんな初歩的ミスを連続・連発している事自体が、大問題・無責任ですね。

試合展開は、浦和の「個々マッチアップ」で、互角か、それ以上の「走しり切る力・スプリント回数・スプリントスピード」と「より強度の高い、タイトで強烈な球際」で、「勝ち切れ」、マンマーク成立、ボール奪取・回収、突破・相手陣破綻、を獲得し、攻撃への切り替え、と、強力コンビネーションのチーム・パスサッカー・突破、裏スペースとサイドからのスルーパスとクロス攻撃、派生セットプレー攻撃で、コンサ攻勢時間帯を継続し、その中で、決定機に確実に得点獲得により、複数得点差の完勝、との試合展開想定です。
最終結果想定は、【 3-0 完勝! 】です。

試合起用・選手メンバーは、

 【スタメン】
         ロペス
     ウーゴ     金子
    菅  高嶺   宮澤 ルーカス
      福森 ミンテ 田中
         菅野

 【サブ】
    ジェイ ・ドド ・駒井 ・白井 ・早坂 ・中野
    カウィン

 最終メンバーは、ジェイスタメン外れ・途中交代起用と予想します。
 試合途中、「最強攻撃型=ジェイ・ドド起用」への転換は、迫力満点。
      


post by yuukun0617

23:42

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~進化~ これが今の真実の戦力・期待と想定を外した勝利喪失試合

2020年12月13日

選手自身から「悔しさと惜しさ」が溢れ出る感想・コメントは全然無く、ここまでのいわゆる「惜しかったコンサ試合」と同一の「価値・意味・受け止め」しかない事がめいはくとなりました。
一方で、「激しい歯軋り」が聞こえて来る様な「ミシャの悔やしみ・怒号の姿」とは、「極端な監督と選手との意識差」に<強い驚き>を、更に、「甘いコンサ選手意識」に<強烈に恐れ>を抱きますのは、皆さんも同様ではないでしょうか。
こんな「選手の体たらくな意識・姿」は、リーグ上位のチーム選手では「絶対に在り得ない」ものであり、正に「コンサ選手の低レベル実像」を思い知らさせる所です。
そこに、「進藤・C大阪移籍」報道が重なり、「自らの実力不足を知り、深い改善への決意のもと、確実・着実に自己能力を上昇し、求めるポジションを再び掴む」との真っ当な「選手姿勢」と大きく乖離し、「ポジションを期待し、自己変革・改善の道から逃げる、他チーム移籍」は「選手生命そのものの成長停止・将来の自己破綻」にしかならない、との「不成功例」は枚挙に厭わない程、多数ですね。コンサから「同様パターン」で離脱した選手達の「その後」は、例外の「西大吾」以外、大筋で成功選手は皆無です。
正攻法は「自己プレーのレベルアップによるポジション奪取」しかありませんし、唯一の絶対的成功への道ですね。
同様に、
現在の「課題解決が見えないチーム現状」は、「個々選手のプレー実行度=真剣プレー度」「個々選手の個別課題・問題点の改善未取り組み」との「選手個々の取り組み姿勢」が原因です。
コンサ選手の最大の特徴は「チーム一体力=全員一致で追求する真剣さ・泥臭さ・互いにカバーし合うチームプレー」だった筈ですが、今のコンサプレーには、「それこそが不足部分」です。
本当に選手は、その特徴を捨て去り、変質してしまったのでしょうか。
前書きの「コンサ選手意識に強烈な恐れ」を抱いた理由・内容です。

残念ですが、前試合で「確実に証明された事実」こそが、
【コンサは、リーグ上位争いを可能とする選手・チームの力には、全く到達していない】でした。
 当然、来シーズン・チーム目標で、出来もしないチームと選手が、(自分)勝手に、「リーグ上位獲得獲得・優勝実現」と夢を見る事は、「成功の確率は全くありません」。どんなに贔屓目に見ても、可能性は「1%」しかありませんね。
 <現実逃避し、重要で根幹に近い問題点・課題点程、改善・解決は資金力のせいで「優秀選手獲得が出来ない」ため不可能>、と社長自ら「公言」している、更に、試合後に「優秀選手を獲得出来ないチームであり、限界ある」との監督勝利失敗の言い訳コメントをするチームには、「選手自身・自己変革」の改善努力はいつまでも放棄し続け、結果、リーグ下位での「降格圏争い」に混入するしかないのでしょうか。
社長・監督層から始まり、選手個々の「自己変革と改善努力徹底」の道による、「王道・正攻法のチーム成長過程前進」は当面不可能なのでしょうか。
 前書き「強い驚きと強烈な恐れ」を払拭する動きが、チームに皆無・どこにもない、とは思いません。しかし、一部重要・根幹選手に「その暗雲」が訪れ、チームが「混乱と停滞」に入ってしまった事は間違いありませんね。
一方で、そんな「体たらくとは真逆の真剣プレー」に徹し、益々ヒートアップさせている選手は、複数存在し、チーム低迷の助っ人・心臓は確かに働いています。筆頭が「大学トリオ3選手」と守護神「菅野」、続いて、ミンテ・ルーカス・白井・ギリギリ宮澤、更に、故障の荒野・チャナティップですね。
 問題児は、筆頭の「福森」・ジェイ・ロペス・駒井・菅・ドド。その中間に、進藤・深井・中野、そして、新加入のウーゴと、小次郎・小柏・中島、復帰の中村洞耶はこれから。不明が、藤村・濱・カウィン。ですね。
問題選手は、意外に「限定5選手」に集中し、チーム全体への波及は不可思議ですが、「得点獲得失敗と失点敗因」そのもので、<当該・問題選手次第>で、「集中特訓」指示・指導のタイミングです。

そんな選手が組み合ったチーム構成による「現戦力のレベル」は、「長期間・継続改善不能課題」を持つ「攻守力」であり、「得点獲得・失点防止は限定的」からの脱却・改善は困難で、「リーグ上位チームに勝利し切るチーム力には未到達」という事が、今シーズン到達結果となったもの、ですね。
ミシャがどんなに言おうと、ノノがどう言おうと、「この現実」はしっかり受け止めるしかありません!
このままだとすると、「来シーズンは、リーグ下位・降格圏争いは高い確率で突入してしまう」との想定となり、
今後「当該問題選手の大変化・チーム根幹を大きく改善する特定選手の大活躍」が無い限り、その通りの結果・試合展開が濃厚です。

せめて、ラスト・最終戦で「そんな悪予想」を払拭する様な「チーム大改善・大進歩」を僅かに期待します。・・「その可能性」は<僅か>ですが・・!

では、「幻滅・問題プレーと挽回しようとする真剣選手・真摯選手プレー」混在の前試合を点検しておきましょう。

1.試合内容~試合スタッツ(速報値)より確認
試合後ミシャコメントでの「総評」は、
「前半は、
 前節試合と同様に、チーム全体低パフォーマンスで、プレス・マークが無く、戦術作動せず攻守停滞した。そんな中、クリアー・プレー遅延によるボール被奪取とポジショニングミスによるフリー攻撃を許した、ミス起因失点。更に、2・3回の決定機に得点獲得失敗。
 後半、パフォーマンスアップにより、(攻撃作動し)何回も決定機を作るも、得点獲得は1点のみと失敗。勝点1、では納得出来ない(勝利とならない)、残念な結果。」でした。
〇過去再三に亘る、「不注意・集中力を欠くミスプレーでの失点」で想定試合展開・コントロール破綻
〇過去長年の未改善課題「決定機での酷い得点獲得力」で、3・4点獲得失敗
との指摘。

どちらも、組織・連携のチームプレー・戦術では無く、「個々能力の酷い程の低さ、失敗改善努力放置の無責任」の特定個別選手問題で、
資金力がある他のチームであれば、当然の事として、
「能力を持つ選手との保有変更~問題選手放逐・必要選手加入」で根本解決を図るものです。
しかし、コンサでは「そんな資金力は無い、そもそも選手育成により能力改善と進化を図り、その解決とする」、とのチーム根本戦略の元、「選手放出」戦略は「必要最低限に止める」としていますね。
しかし、「選手側・意識面」からは、「課題未改善でも、その分、別途機能し、成果があれば、功罪半ば・長所と短所が混在でも、保有選択」との根本扱い・対応から、「特定・個々選手固有課題の解決・改善が、限定的・中途半端・不徹底」でも許される、との<甘えの構造>が成立しています。
特に、「個々選手能力課題」とされても、<特段の努力=【特訓・練習後トレーニング・自主トレ】>の改善実践は、全く見えませんし、実際、全く実行は有りませんね。詰まり、特段の指示も無いまま「改善努力をしなくとも、特段問題は無い」との問題意識のままでは、<長期未改善・改善放置>は許されている、との自己認識ですね。
改善する意思が無ければ、乏しければ、「改善は永遠にあり得ませんし、チーム課題は、いつまでも続くしかありません」ね。

失点となったプレーについて記載しておきます。
コンサ・ビルドアツプの過程で、発生。
第1起因は、「福森」のシステム可変の「サイドポジション・アップ」の遅滞です。「福森」は、DF位置から、ビルドアツプパスのターゲットポジションへ移動する「システム可変」をしますが、その移動が「スプリントせず、歩く移動」で、「速やかな既定ポジションへの移動」はせず、そのため、「ボール保持者・菅」は、「福森位置取り」を待ちました。
第2起因が、「福森位置取り・パスターゲットとしてルックアップ(顔上げで準備完了のアイコンタクト)待ち」のため、「ボール保持」を続け、「福森へパス出しの寸前に「知念」のチャージが到達し、「ボール奪取」した点。菅は、本当なら「速やかに、福森へビルドアツプパス出し」としたい所でしたが、「福森の位置取り遅れ」が発生しても、「規律=事前指定プレー=戦術」通りの「福森へのパス出し」を判断し、「知念チャージを許す」事態となったもの。「戦術で想定した通りのプレー」では無く「守備位置」でのプレーの基本・根本価値観~「安全なプレー」からは<クリアー>のプレーしか無く、その<プレー選択ミス>が、菅のミスプレー。・・安全に「クリアー」して置けば良いのに、「無理な選択」が、相手による「ボール奪取」を成立させた、との内容。
第3起因が、「福森」のカバー”サボリ”。菅がチャージされ、ボール被奪取の瞬間、「福森・ポジションアップ」「菅剥がし」により「福森のDFしていたエリア」は空白・フリー状態となるも、そのまま「アップポジション」を維持したままで、即座に「元々の福森DFエリア・カバー」への帰陣・スプリント」によるエリアカバーを不実施で、そのまま「フリースペース」放置としたもの。この「福森の帰陣・カバー不実施」の無責任プレーは、多数回発生し、「失点原因の主因の一つ」で、現コンサ順位・低迷の元凶です。
その「福森起因問題パターン」は、他チーム周知で、全チームから「コンサ守備を破綻させる主狙い」として、狙われ、本試合でも、全くその通りの失点となりました。
この通り「一見、菅のミスプレー」に見えたものも、実像は「福森の第1起因と第3起因のW起因」により、「勝利未達の原因は、福森課題」でした。
<最終盤でも、全く改善の欠片も無く、再現された「福森」失点パターンを、そのまま来シーズンも課題残留・継続させる積りでしょうか。

もう一つの「決定機での得点獲得力=シュート精度」は、FWジェイ・ロペス・ドド・金子・駒井・チャナティップの個々課題そのものですが、これだけ多数選手が同一課題の改善問題となるのであれば、
それは「チームとして改善取り組み」を指導・実践させ、「個々選手での能力獲得」成果を、厳正管理する事は絶対運営事項です。
選手毎に「課題詳細分析」~「改善ポイント判別し取り組みテーマ決定」~「個々選手毎、改善ポイントに最適な改善方法設定」~「改善メニューの実施管理」~「トレーニングでのテスト」で改善効果テスト~「実戦での改善」、を個別に「メニュー」化、「実行管理」で、計画的・確実成果を獲得する仕組みが必須です。
「選手個々での意識・正しい知識と理解・適正な改善方法・改善訓練の実施管理」があれば、意外に「早く、その改善努力は成果を生む」ものです。
何故なら、「シュートプレー」は「メンタル・得点可能な方法の正しい理解と実践」との「ヘッドワーク」が「プレーの半分以上を占めるもの」だからです。苦しんでいる=自覚していて、その改善・脱却方法に苦慮している選手が殆どだからですね。

では、試合全体を点検です。
先ず、戦術と選手起用は、スタメン「攻撃強化型マンマーク・ハイプレス」と想定された「FWジェイ・駒井・金子型とボランチ深井起用」で、スタートで、又、ベンチ入りでは「FWロペス・ドドで、期待のウーゴは除外、更に高嶺ベンチスタート」となりました。
では、
恒例の試合時間帯4分割(前半後半の飲水Tと、HTで分割した➀➁➂➃時間帯)で、推移を確認です。
     コンサ     大分     [判定]
        ~前半~
項目   ➀  ➁   ➀  ➁
支配率  52 54  48 46%  コンサ優位
走行距離 30 30  30 31km  互角
スプリント数 45 40  47 55回  ➁大分スプリント勝ち
 同速度  29.7   未判定 km/h 前半・速度低下 
シュート数  2  3   2  1 本  ややコンサ優位
同枠内数 1  0   1  1 本  やや大分優位
決定機    3      1  回  コンサ優位
得点   0  0   0  1 点   
パス数  142  173  120  123本  コンサ圧倒
同成功率 78 84  77 79%  ➀➁前半低精度
A'3rd内   49     27 本  コンサ攻勢数値
同成功率   67     33 %    〃
        ~後半~
項目   ➂  ➃   ➂  ➃
支配率  56 55  44 45%  コンサ優位継続
走行距離 27 34  27 35km  互角
スプリント数 39 58  47 57回  ➂大分圧倒
 同速度  31.0   30.5km/h 互角
シュート数  2  8   2  3 本  コンサ優位
枠内数  1  0   2  0 本  コンサ著しく劣後
決定機   10      3  回  コンサ圧倒
得点   1  0   0  0 点  
パス数  143  106  73  95 本  コンサ圧倒
同成功率 83 81  75 75%  コンサ優位
A'3rd内   69     42 本  コンサ優位
同成功率   61     59 %  コンサ優位

※1-前半の低パフォーマンスは、「走力は互角で、スプリント負け」がその実体でした。「スプリント負け・スプリント速度減退」=「マンマーク・プレス強度の激減」により、「戦術機能停止・減退」となったもの。決定機数は大分を上回り、大分の唯一の決定機は、DF位置での「ミスプレイ」由来のため「失点」したもの。
※2-後半開始直後は、スプリント数減退のままだったが、➂➃時間帯と急上昇し「戦術機能再開・復活」。その結果、決定機は急増するも「シュート精度=枠内数」は極度の「劣後レベル」が原因で、得点獲得は「最少1点」のみに止まる低状態を改善出来ず、勝利のための追加点獲得失敗。
※3-[総合評価]前半の「DF位置でのミスプレー・失点」と、試合全般での「決定機での得点獲得レベルの極度の劣後レベル~シュート精度の酷いレベル」が、勝利未到達の原因。

試合スタッツからも、分析通りの問題点・課題点・ポイントでした。
このパターンは、今シーズン全期に亘る共通・同一内容で、シーズンの中で「改善には至っていない」現状を証明し、<このままでは>来シーズンも、同一パターンが継続してしまう、との展望が確定するものです。

2.ラスト・最終戦へ
前試合で、スタメンどころでなく、ベンチ入りも無かった「期待のウーゴ」は、トレーニングでは「そんな問題は無い」状態の様で、次戦最終戦1試合しか「次契約へのプラスプレー」を証明する事は無くなりました。
<背水の陣で「スタメン起用~複数得点獲得」で、「コンサ最重要チーム課題;得点機得点獲得力改善」と「次シーズン・必須戦力として契約更新」のダブル課題解決>を図る、との期待と想定ですね。
同時に、
ノノラジで、漏らした「来シーズン選手構成」のための「当面課題」は、➀本どの選手が(複数年)契約済みで、来季も所属継続、➁一部選手のみ「移籍・契約更新」交渉・検討、との現状から、
表面化した「進藤・C大阪移籍・残留交渉」と「他の移籍申し入れ案件」交渉の有無、
レンタル中のローン側「カウィン」、レンタル側「中村洞耶」「岩崎」の各交渉、
そして「ウーゴ・再契約」、
更に、「不透明・契約非更新選手」の有無、
新加入交渉中「岡本大八」、更に「新規加入交渉」の有無、
最後に「育成からのトップチーム・2種登録」
と6テーマが活発化しています。

前々ブログで検討の通り、「育成計画」に則り、既に「必要選手数は充足」し、「チーム育成選手中核化」「有力外国籍選手保有」「必要有望選手追加獲得」もほぼ完了し、残されたテーマは「より戦力上昇となる選手の入れ替え(新規加入と放出)」と「有力若手選手の先行的な追加獲得」となっています。
また、新戦術「マンマーク・ハイプレス」導入の「現状・成果・課題」検討は、シーズン後のチーム指導陣により「重要検討テーマ」ですが、最終戦での「最終結果・内容」は、そのまま最重要研究・分析対象試合として活用されます。
可能な限り「ハイレベル」で「研究材料」となる事が、その後「ハイレベル化」に繋がりますね。


 


post by yuukun0617

21:28

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〜進化〜 ラスト2連勝での戦力証明〜勝利への展望

2020年12月10日

ラスト4連勝で、「次シーズンへのチーム戦力完成」を証明、との目標は、全く到達しませんでしたね。これは<次シーズンチーム戦力の想定レベルへの未到達>を証明してしまう結果となり、
【現時点、上位チームに勝ち切る戦力保持】には未到達、が現実戦力との事です。
しかし、本当にこんな現在レベルで、2020シーズンを終えて良いのでしょうか?!
<来年こそリーグ上位!>との期待は、これまでの「実現性は殆どない、夢幻の憧れレベル」から脱却出来ず、<現実に目標を手中にする、ACL参戦権や「カップを掴む」>事は、遥かに遠い彼方の星々のままでしかあり得ません。
【全コンサは、真剣に<リーグ上位>実現を決意し、実行するのか?!】
その答えこそが、現実・事実としての「2連勝」でしかあり得ませんね。
詰まり、
ここでの「2連勝」こそが、常々公言して来たチーム目標<リーグ上位獲得>のチームとしての真剣度・覚悟、そのための最低限保持すべき戦力、そこで活躍する必要選手、を証明するものです。
その様に、チームの今後が懸かる重要試合であり、個々選手の適合度を測られる勝負・正念場試合が次戦となってしまいました。
絶対2連勝の前提、次戦「先ず絶対勝利」への展望です。

1.対戦相手「大分」現況
現在戦績は、
11位 勝点38 試合数31 10勝8分13敗 得点31失点41得失差△10
昨・19シーズン・最終戦績
 9位 勝点47      12勝11分11敗 得点35失点35得失差0
には、残り3試合~最高勝点9に成功すると、昨年最終順位9位もあり得るもので、「前年同レベル戦績」となりました。
今シーズン・J1チームで最少18番目・総年俸3.5億(営業収益もJ1最少18.6億)の選手保有戦力からは、「大成功」との評価を獲得しています。
〔参考;コンサ総年俸7.1億、営業収益35.9億〕
 
 監督片野坂は、2016就任~5シーズン目で、来季6シーズン目続投を決定しています。特徴は、<ミシャチルドレン(広島時代コーチで直接薫陶・習得)>として「片野坂式ミシャ戦術」をチーム浸透させ、今シーズンは「ハイプレス旋風・流行」とは無縁の「パスサッカー・ミシャスタイル原型」を堅守し、ミシャが進んだ「超攻撃型サッカー・・攻撃だけでなく、守備も攻撃型=マンマーク・ハイプレスで、敵陣内のみで守備・攻撃完結の理想形」への指向とは、袂を分かち、
「コンパクト陣形=ブロック・組織守備」堅持した「可変システムサッカー」戦術により、「堅守と多彩攻撃の両立」を目指すスタイルを追求中。
実際、コンサとは、
[ハイプレス]
 大分 ;ハイプレス度43.6・成功率33.3%のリーグ最低値
 コンサ;  同   52.1・ 同 42.9%    4位
 ※大分はハイプレスは原則では無く、例外プレー
[コンバクトネス](縦・横の幅=密集度)
 大分 ;横幅m 44.5 ・縦幅m 28   リーグ最高値
 コンサ; 同  41.8 ・ 同  30.7   横3位・縦13位
 ※コンサは横は密集するも、縦にワイド。ハイプレス戦術のため、
  前線選手位置高く、守備選手「ハイライン」まで上昇不徹底による
[ロングカウンター]
 大分 ;ロングカウンター度41.1・シュート率11.7%のリーグ最低値
 コンサ;    同    59 ・  同  21%   同4位
 ※大分にはロングカウンターは無い
[中央攻撃]コンビネーションによる中央突破
 大分 ;中央攻撃度 28.8 ・シュート率 38.5% 
          度数リーグ最下位しかし成功率リーグ2位
 コンサ;  同   69.4 ・  同   32%  
          度数リーグ1位 しかし成功率リーグ14位
 ※攻撃回数は大分少数・コンサトップ、しかし、
  その成功率は逆転し、大分高い確率でシュート到達、コンサ低率
 上記のチームスタイル指標からは、
大分の「堅実な組織プレーで高成功率。速攻への逃げは排除」
コンサ「より攻撃性のため、低精度・成功率、プレー安定性低下」との特徴が明らかとなります。
                        
戦術の根幹は「同一・ミシャ戦術」ですが、
・大分は「原型により、より高いレベル追求」、
・コンサは「進化・発展形の開発・創造・完成追求」「途中段階原因で、プレー精度低下・守備低下」の積極的チャレンジ、
という事ですね。
この相違・指向違いの結論は、ここからの「両チーム進化・前進・改良」によりますね。その結論は、いずれ明白となる事でしょうね。

選手層は、前記「総年俸」で記載の通り「最少投資額で最大効果・成果」を図る戦略のため、
➀J1サブ・下位カテゴリーの格安即戦力選手=実戦中核
 ~選手年齢ベテラン・中堅層;30歳以上8名・28-29歳-8名
➁若手選手発掘し実戦育成安価選手=積極起用育成
 ~24歳以下7名 
➂中堅・チーム主軸選手=チーム主軸
 ~25-27歳-7名 
との選手構成で、実戦で実力開眼・活躍選手も多数成功しています。

2.コンサ 勝利への戦術・試合展開・メンバー予想
「ミシャ戦術」を熟知し、その長所・短所、攻略法と防御法は、監督~選手全は熟知です。だからこそ、最新・進化ミシャスタイル「マンマークハイプレス」で、そんな「固定観念・想定対策を吹き飛ばす」強烈サッカーで、対処です。 
戦術完成度証明の「リーグ上位に勝利する強度・強烈プレー」を現実化するため、「マンマークハイプレス」ですが、パターンⅡ型「攻撃強化型マンマーク・ハイプレス」を選択です。
特に、フィジカルコンディション・アップして来た「ウーゴヴィエイラ」の本来・実力の<本テスト・評価>タイミングとなりました。
試合後「複数得点獲得」の「シュート力・決定力」を証明する90分、となります。同時に「ロペスの戦術マッチング上昇と不適合プレー消滅」も<本テスト>です。その結果、「複数決定機に、確実な得点獲得」戦力、を証明・確認する試合ともなるものです。

しかし、試合展開は、
大分の「堅守・コンパクト密集陣形の組織守備」のミシャ型守備、
対、
「よりマンマーキングの近接ポジショニング」「より速いマーキング・チャージ」⇒「強度の高い・強烈チャージ」による大分ビルドアツプ阻止と「相手ゴール前ボール奪取~ショートカウンター・決定機獲得」、そのため「チームスタイルと逆行のロングフィード」の大分逃げパスにチームプレーを追い込み、想定位置に準備した中盤・DF陣の「ロングボール回収」でコンサボールとし、多彩攻撃へ切り替え「攻勢時間帯」持続、
とのマッチアップ・対戦展開となります。
試合開始~10分間 互いに「戦術・想定展開」指向で、均衡状態。
    ~ 前半  コンサ「ボール奪取➝攻勢」パターン連続
          先制点獲得
後半開始~10分間 均衡状態
     60分頃 選手交代で活性化
          コンサ「攻勢」反復し、追加点獲得
    ~試合終了 試合「前後半20分程度」均衡するが、
          それ以外「40分」コンサ攻勢で、複数得点獲得
          【 3-0 完勝 】の試合展開想定です。

メンバー
「スタメン」・・「攻撃強化型」
         ロペス
     ウーゴ     金子
    菅  高嶺   宮澤  ルーカス
      福森 ミンテ 田中
         菅野

「サブ」
    ジェイ(最強攻撃・緩和マンマークハイプレス)
    ドド ・ 深井 ・駒井 ・進藤 ・白井
    カウィン

 ルーカス~LSH、金子~LSHは、両選手の得意プレーほ封印していますね。右サイドでのプレーは、相手選手を越え、1対1勝負・勝利のレベルとなります。
 ドドと進藤のテストは必須ですね。

絶対勝利のスタメンです。   
      
   
       
        


post by yuukun0617

23:39

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〜進化〜 〜進化〜 来シーズンチーム構成・理想形は-②経営現況から

2020年12月09日

新シリーズ〜来シーズンチーム構成・理想形は〜の第2章は、経営現況からの考察です。
現在、チームは、全体が10日間千葉県関東キャンプ入りし、「次戦への準備」と、今シーズン締め括りの「特定課題改善」トレーニングに邁進中。
ラスト期間の石川・早坂コンビも漏れなく参加し、全選手が、次戦及び、来シーズンも見越し、全力トレーニングに集中しています。前ブログでも指摘の通り、シーズン前キャンプでは、フィジカル準備未調整のため、ハードフィジカルを必要とするトレーニングメニューは、キャンプ中盤以降の制約が有りますが、この期間には、そんな制約は全く無く、特に、チーム全体「特定課題」、個別選手毎の「特有課題」の改善取り組みに絶好となっています。そんな選手個別課題改善への取り組み評価は、来シーズン契約内容等にも直結するものであり、取り組み意欲・姿勢は、より強く、切実・真剣となりますね。
とても有意義な時間が、特異な状況の中、産まれたもの、ですね。
前ブログで考察の通り、想定される「特別キャンプ」テーマは、
➀新戦術「マンマークハイプレス」の強度改善
 タイプ2「攻撃強化型」での「強度・チャージ数・速度・継続実施時間帯」改善で、「より速いプレイ判断・マーク受け渡し連携強化・より適正ポジショニング改善・強度高い状態を継続実施するフィジカル達成」が中心テーマ
➁選手個別課題-特に「戦術理解・習熟・習得」度大幅改善
➂➀➁のトレーニング成果・実戦テスト結果の「選手個別評価」
3点に集中です。
そこから、次戦・次々最終戦の想定戦術は「新戦術タイプ2-攻撃強化型マンマーク・ハイプレス」で、FW;ロペス・ウーゴまで起用型を選択との結論となります。
 「お金の少ない~資金力乏しく・限定された」コンサに取っては、「選手育成・成長」こそが、絶対的・最大方法であり、具体的には「育成・成長効果的トレーニング」が主戦略。
現在の「特別キャンプ」の意味とその価値は絶大です。
その成果に期待しましょう。

そんな「コンサ経営からのチーム構成」について考察してみましょう。
1.コンサ「経営」戦略
最初に、最直近の経営数値と総年俸値を列記します。19年値(柏のみ3月決算にて、営業収益18年値)
総年俸(億円)                  総年俸比率
ランク チーム 総年俸値 営業収益  総年俸比率% ワースト順位
 1  神戸   47.3  114.4   41.3    1位
 2  浦和   15.7   82.1   19.1   10
 3  名古屋  14.5   69.1   20.9    6
 4  川崎   12.2   69.6   17.5   14
 5  G大阪  11.1   55.1   20.1    8
 6  鹿島   11.2   67.6   20.3    7
 7  柏      9.4   41.5   22.6    4
 8  FC東京   9.3   56.3   16.5   16
 9  横浜FM   9.6   58.8   16.3   17
 10 C大阪   8.7   37.8   23.0    3
 11 清水    7.9   42.9   18.4   12
 12 コンサ   7.1   35.9   19.7    9
 13 広島    6.9   37.3   18.4   12
 14 横浜FC  5.9   15.2   38.8    2
 15 鳥栖    5.8   25.6   22.6    4
 16 湘南    4.5   29.7   15.1   18
 17 仙台    4.5   27.1   16.6   15
 18 大分    3.5   18.6   18.8   11 

この表は、「総年俸」~選手保有費用、「営業収益」~チーム収益、「総年俸比率」~総収益に対する選手保有経費率=経営安定度、「総年俸比率=経営安定度・ワースト順位」~安定経営順位を示しています。
最終項目の「総年俸比率・ワースト順位」で、「同率20%超チーム・ワースト8位まで」が、選手保有経費バランスが偏重(高過ぎる)チームとの結論です。
ワースト順に列記すると、
神戸-横浜FC-C大阪-柏・鳥栖同順位-名古屋-鹿島-G大阪とのワースト順。
逆に、ベスト順では、
湘南-横浜FM-FC東京-仙台-川崎-広島・清水同順位-大分となります。
コンサは、ワースト9位・ベスト10位のリーグ中位「総年俸比率・経営安定度」が現状で、極度の「総年俸費負担」過重では無く、と言って、「総年俸比率増加」余地・余力も乏しい現況となります。
詰まり、現況経営状況の中【現在総年俸維持・大増加困難】との状況でした。
しかし、ここに、今シーズンのコロナ禍による「営業収益悪化・激減」の嵐がJリーグに吹き荒れ、「地域差と主スポンサー収益変動による大減少幅」が加わり、ワーストチームとなるチームの増加、ワースト順位変動となっています。結果として、ワーストチームでは「鳥栖主スポンサー離脱・変更による経営危機」発生、「仙台・大分」ワーストチーム化、コンサもワーストチーム下位レベルと変動。
ワーストチームの「次シーズン選手保有戦略」は、どんなに「現場チーム」からの要望が在ろうとも、「新規加入限定」しか出来ない、となりますね。
来シーズン・獲得合戦は「獲得資金定額の<若手選手獲得>、同低額の<下位カテゴリーよりの有望選手移籍獲得>と<外国籍格安選手獲得>が主戦略となり、「J1チーム間優秀選手強奪・引き抜き争奪戦」「Wクラス・高額優秀選手獲得」はほぼ回避、比較的格安で超有力選手獲得の「勝負獲得」の大チャンスでも無い限り、成立しない「移籍市場」が必至です。

コンサでは、前記の通り、基本戦略「現在総年俸維持・大増加困難」から検討・調整し、「今年度営業収益減収」~コロナ禍により、・入場収入半減以下・スポンサー離脱・新規スポンサー獲得低実績・追加経費増~により、<大幅赤字・赤字経営化>となってしまい、その対策は、原則では「人件費=選手保有経費=総年俸の大幅減」により、経営事業規模縮小による「収支バランス」が常識的対策となります。
しかし、ノノ社長は「事業規模大幅縮小」のスケールダウンは「絶対に選択せず」、➀コンサBIGクラブへの将来計画堅持➁J1定着・活躍出来る「選手保有維持」➂オールコンサ体制拡大・強化(選手強化・経営力強化・支援力強化)を堅守し、「赤字化は今後2ヵ年で回復・その後拡大」の大戦略で前進する、との決意・方針表明で、
「・・経営的には相当厳しいけれど、僕らでなんとかするので心配しないで下さい。・・」と力強く、全コンサに向かい宣言した所。
詰まり、選手保有戦略・方針は、
【現在総年俸維持・大増加困難】の堅持です。

2.コンサ現況
ここから、石川・早坂の、今ここでの・「涙ぐましい引退決意」があります。
両選手へのチーム方針は「契約維持延長・サブ活躍選手として活躍」は既定路線でした。しかし、両選手は、「両選手年俸合算=若手低年俸有望選手4名獲得可能」により、自己引退により「若手有望選手獲得」可能とする<ここで引退>を選択、申し出たのですね。
「全コンサのための決断」は、とても崇高で、価値の重く・大きい選択で、その心境も含め、深く感謝しか在りませんね。
<皆さん!「両選手の、その真意」をあらためてご確認、受け止めて頂ければと思います。>
そのお陰・影響は、
既定路線(収支計画済み)中野小次郎・小柏獲得に加え、
➀中島新規・岡本大八移籍・中村桐耶レンタル復帰の3選手追加獲得
➁ウーゴ・次シーズン契約締結へのプラス要因
➂既存選手の「年俸小幅増加」へのプラス要因、となりました。

「選手保有全体」は、
大戦略「総年俸維持」=「増加選手年俸+減少選手年俸=合計・総年俸維持」となります。
➃「年俸増加」選手は「大学トリオ3選手大幅増加、活躍評価選手(A・K・M・R?)の年俸増加」、現時点で5名以上想定。
➄対して「年俸減額・ダウン選手」が「期待外れ評価選手(F・S・S・F・J・L?)の年俸減額、現時点で5・6名提示想定。
➅更に、ここが一番ポイントの「契約非更新評価選手」の「年俸減少」、現時点1~3名想定。
ここまでに、
「石川・早坂引退による年俸減」+➀~➂数値が総合算され、予算・予定費に「プラス・余剰資金」がある場合のみ、更に「移籍獲得」可能となります。
この「選手評価」は、ここまでの「選手累積評価」に、最終加減として「第3次特別キャンプ評価」「最終2試合評価」が加わります。
正に「現在のトレーニングと実戦の評価」が、選手将来・未来と、チーム次シーズンも賭けられている場面で、選手個々、チーム全体でも「重要期間」となっています。

数回前ブログで、コンサの最重要戦略「強化計画」をあらためて掲載しましたが、現況は(ステップ4)項目を完了し、(ステップ5)挑戦の2シーズン目で、来季は「3シーズン目挑戦」となります。
「強化計画」に則った「来シーズン保有戦略の在り方」は、
〇チーム構想・編成(チーム育成選手主軸化・外国籍選手獲得)はほぼ完成で、想定・計画通り選手は揃っています。更に、課題解決への選手補強、即戦力若手選手獲得が累積し、大幅に上昇しています。
〇保有選手数は、30名以下達成、
〇選手平均年齢・年俸固定化も完成(リーグ最少平均年齢と黒字バランスに固定の平均年俸が確立)、
〇ステップ5の完成は、短期目標=タイトル獲得を待つのみ、となります。
その意味では、
「残るシーズンの選手個別評価」により、来季選手保有・内容選択を、「調整(交渉)・決定」する事項と、かなり項目が限定された「選手保有対応検討・選択・決定」との段階・対応ですね。

オールコンサの「最後の活躍と頑張り」を期待しましょう。 



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15:01

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〜進化〜 こんなもんでしょう!コンサ現況通り試合・第31節C大阪戦

2020年12月07日

コンサホーム最終戦は、現在の最大パフォーマンスには到達せず「現況戦力」をその通り現実とした試合。
試合の結論は、
・決定力を欠き、決定機での得点実現を逃す得点力、
・前線と最終ラインでの不安定守備による、毎試合複数失点守備力、
・パフォーマンスの安定実践を欠き、試合毎格差、試合途中上下変化で、試合コントロール未到達、
 との3点に尽きました。
この試合、<石川・早坂引退披露>兼<ホーム最終試合>、との重さ・価値を「口にしていた」選手が本来パフォーマンスを出さず、チームパフォーマンス減退原因となった点は、全コンサに大きな打撃を与えるもの。
試合応援をしていた中、「甘く緩慢なプレー」の度、
「なぜ、あんなに絶対勝利と叫んでいたのに、こんな低パフォーマンス、体たらくとなってしまうのか?」、との疑問を何度も反芻した方は、多かったのではないでしょうか。
その答えは、そんな試合応援の中、判った気がします。
それは、
「大事な事は分かっている、理解している事」と「心の底から形振り構わず、一心不乱な事」の違い、ではないでしょうか、と。
 詰まり、
<頭での理解>と【心での理解】の「差」で、<理解のランク・レベルが大きく異なる>点です。
「頭では理解し、概ねその通り実践するが、時々外れてしまう事もある」のか、【すっかり理解し、意識しなくでも、自然体として身体が動いてしまう、結果、ほぼ全てその通りとなる】かの差で、「決定的な差」となります。
これこそが~習熟・浸透~です。
広義の「戦術理解不足」の問題点ですが、これこそが、各選手の「素直さ、吸収力」言わば「プレーへの真剣度、打ち込み度・集中力」とされる「認識能力」で、トレーニングや指導の領域分野というより、「選手のサッカー観・プレー意思」が大半で、「自己自身そのもの」の領域です。同時に「選手の質」の評価される部分です。
今シーズンも含め、2年掛けて「戦術・戦略・サッカー観、その実践・プレーの理解習得」を継続して来たミシャスタイルの「習得・習熟」不足は、現時点で評価、判定されるもの、です。
ミシャからの「問題プレー・選手」指摘は、前試合から「明示」される段階となりました。それ以前は、「問題プレー・選手」につき、マスコミリリースでは「指摘せず」、チーム内「ミーティング・指導でのみ」厳しく・明確な指摘・指導、として来たスタイルは一変し、「明確・明白に、問題プレー・選手指摘」のリリースとした訳です。
この理由は、上記した「チーム内習得・習熟期間」は、既存選手には終了・エンドで、「新加入・コンサ期間の短い選手限定」との大きな転換点があった、との推測が濃厚と見えますね。
現在が、「来シーズン・選手保有編成」本格期、となっているタイミングと密接に関係しますね。
その意味、前試合・本試合・今後2試合の「4試合」は、「選手戦術理解・実践」を確認・評価し、来シーズンチーム編成と選手契約内容に直結させる「重要試合」となっています。

本試合で指摘されたプレー・選手を明確にしておきましょう。
選手名   問題プレー  
前線3枚  マンマーク・ハイプレス不徹底・不足
      ボールキープミス
      同時に、指摘し続けている「決定機得点獲得力」
ジェイ   マンマーク不徹底・不足、決定力不足 
ロペス   マンマーク・ハイプレス不徹底、
      キープミス・ミスパス、決定力不足
駒井    キープミス、シュート意識・決定力不足
福森    マンマーク不徹底・外し、帰陣不徹底、キープミス
【4選手への指摘は、過去試合から継続されるも「改善が見えない」との重大な状況認識で、本試合で、明確に<公開指摘>されたもの】です。
・・・ミシャは明らかに、その「連続している未改善プレー・その改善姿勢」に苛立ち、怒っていますね。選手に対する方法を変化させた、ものです。

視点を変えて、試合テーマ「新戦術完成度アップ」については、
現在、新戦術「マンマークハイプレス」には、3つのバージョンが誕生・派生となった段階に到達。
 名称・特徴・長所短所
➀ゼロトップ型<初作動・原型>
 (特徴)FW代替ボランチ選手最前線配置「3-4-1-2・トップ下型」
     ボール奪取~最前線
 (長所)マンマークハイプレス最強プレス力・ボール奪取力、パス交換阻止
 (短所)低決定力・高強度時間帯限定・可能選手限定少数
➁攻撃強化型
 (特徴)FWロペス・ウーゴ起用「3-4-2-1型」、
     ボール奪取~最前線+中盤
 (長所)マンマークハイプレス時々作動し、最前線でボール奪取
     ~ショートカウンター成功、標準決定力
 (短所)マンマークハイプレス低強度・低速度、未実践局面多数
     弱いハイプレスで、相手ビルドアツプ阻止は不能
➂最強攻撃型
 (特徴)FWジェイ・ロペス・ウーゴ(ドド・金子・駒井)「3-4-2-1型」
     ボール奪取~中盤
 (長所)ポストプレー、やや高い決定力、セットプレー決定力
 (短所)マンマークハイプレスは殆ど作動せず、パスコース制約程度
     低攻撃速度
前試合では、➁型、本試合は➂型ですが、本試合では、試合開始後30分のみ「よりチャージ・スプリント速度~強度を上げ」た事で、C大阪ビルドアツプタイミングに到達する局面が複数回成功、ボール奪取位置は、中盤+前線近くも成功し、ショートカウンター成立していました。しかし、その時間帯以降は、通常通り「マンマークハイプレスは殆ど機能せず」、長所・短所は想定通りとなったもの。
なお、重要ポイントですが、現時点では、「新戦術の習熟・完成」テーマ追求のため、「試合内戦術転換」の高等戦略は封印しています。
来シーズン・シーズンイン・実戦では、より高い戦術機能、最適戦術効果のため、【試合内戦術転換・コントロール戦略】が発揮される事と想定します。
それは、【試合開始~➀ゼロトップ~後半➁攻撃強化~➂最強攻撃型~との、選手交代・戦術転換の試合戦略】です。
試合途中での「大幅戦術転換・選手交代」は、相手対応・対策プレーを無効化し、戦術破綻させ、且つ、選手疲労・フィジカルコントロールする高等戦略ですね。現在コンサは、そんな戦略も可能としています。

では最後に、簡単に試合内容詳細を「試合スタッツ」で確認しましょう。
1.試合スタッツ(速報値)より確認
恒例、試合4分割法(前後半飲水Tで前半➀➁・後半➂➃と分割)で推移確認。
項目   コンサ      C大阪
     ➀  ➁    ➀  ➁  
支配率  49  52 △  51  48%
走行距離 28  30 △  28  31km
スプリント数 34◎ 35 >  25  35回 
シュート 4  3 △  2  5本
枠内数  2  0 <  1  3本 
得点   0  0 <  0  1点
パス数  143  157 >  132  90本
成功率  78  81 △  81  81%
A'3rd内数  73   >   14 本
同成功率  67   <   83 % 
ボール占率  18   <   37  ミドル 45%
※1-シュート数はドローにも拘らず、精度(枠内率)の差が得点差直結
※2-スプリント数は、C大阪のスロースタータ―傾向のため、➀のみがコンサスプリント勝ち・チャンス時間帯だった。
※3-ボール占率は、中盤・C大阪陣内82%と滞留し、また、A'3rd内パス数は、C大阪守備・コンサ攻勢主導を示す。C大阪は自陣守備・速攻想定通り、コンサは攻勢・被カウンター想定通りで、C大阪自陣ボール保持に対する「ハイプレス」可能状況。
項目   コンサ     C大阪
     ➂  ➃    ➂  ➃
支配率  57  57 >  43  43%
走行距離 27  32 △  28  33km
スプリント数 21☓ 51 <  31〇 43回 
シュート 1  3 <  4  6本
枠内数  1  1 <  3  1本 
得点   1  0 <  1  1点
パス数  189  151 >  83  91本
成功率  82  82 >  78  78%
A'3rd内数  128◎  >    44 本
同成功率  65   <   84 %
ボール占率  21   <   34  ミドル 45%
※4-シュート数・精度・得点全て劣後
※5-スプリント劣後で、速度・強度負け状態
※6-ボール占率は、前半よりコンサ陣内占率上昇が、コンサへのC大阪速攻数増加を示す。

この様に、
➀タイムのみチャンス時間帯で、それ以外は、C大阪事前想定通り、C大阪自陣内守備からの速攻、自陣バランスで「数的優位」による堅守・ボール奪取により、コンサ「マンマーク・ハイプレス」封じが成功し、C大阪コントロール試合。
スプリント力劣後による攻守での強度・速度負け、シュート精度(枠内・決定力)大幅劣後、が試合結果を左右させた原因。

追加データ
コンサ・個別選手のシュートデータです。~シュート意識・精度が顕著です。
シュート数 選手名  枠内数 枠内率 得点
 3 本  金子   1本  33%  0点
 2 本  ジェイ  2本  100% 1 
 2 本  ルーカス 1本  50%  0
 2 本  ロペス  0本  0%   -
 1 本  福森   0本  0%   -
 1 本  駒井   0本  0%   -
 11本  チーム計 4本  36%  1点
※7-前線5トップ+福森のシュート意識で問題は無いですが、枠内数・率の「精度」が大問題で、シュート64%・7本「空砲・カラ撃ち」は酷過ぎるレベルです。「シュータ―意識」の問題だという事は明白で「ミシャ再三コメント~トレーニング問題・解決では無く、個々選手の固有課題」という事。
これも<選手能力>評価、そのものです。

もう1点、コンサ長所の証明データですが、A'3rd内(相手陣内・攻撃)パス数個別データです。
 選手名 ➁        ➃
     本数 成功率   本数 成功率
 ジェイ 12 75% ↘   4 56%
 金子  10 80  ↘   7 82
 ルーカス10 70  ↗  15 68
 田中   9 100 ↘   5 100
 駒井   8 75  ↘   3 82
 高嶺   8 75  ↘   3 64
 福森   8 63  ↘   4 75
 ロペス  7 71  ↘   5 75
 宮澤   1  0  ↗   4 80
 深井         ↘    3 100
 菅野              1  0
 菅          ↘    1  0
※8-実施選手=攻撃参加選手数は、➁9選手、➃11選手とCBミンテ以外全選手が攻撃参加が明示されています。
※9-➁>➃と、後半大幅低減が顕著で、フィジカル・スタミナ低下が、スプリント以外では、相手陣内攻撃パス数大幅低減、個別選手では、ルーカス・宮澤以外全起用選手・交代途中投入選手も交代前選手より低減し、後半パフォーマンス急落・急減を証明しています。特に「半減」は、ジェイ・駒井・高嶺・福森の4選手で著しい。
前書きの「試合結論」通り、試合数値・データが証明していますね。

2.今後予定
今後アウェイ2戦~大分-浦和のため、北海道・札幌を離脱し、12/8~19関東キャンプ設定。キャンプ地は、6月コロナ禍中断・キャンプ地の「千葉県幕張・JFL夢フィールド」でしょうね。

チーム全員・石川・早坂の引退組も含めてキャンプインし、ランニングで往復可能な隣接ホテルも含め、現在最高環境・正規3・小2の天然芝ピッチを常備する同会場では、今シーズン締め括る「最終戦術実践テーマ・キャンプ」で、個別選手課題の改善・解消、チームとしての整備・改善を図ります。
コロナ禍により、「海外渡航往復する外国籍選手・監督」は、直近、Jリーグでの「対策協議・交渉」により、「帰国後の2週間待機」で「トレーニング・練習可能」との変更を獲得し、来年・チーム合流への段階・内容が大きく改善しています。しかし、「発症確認待期期間=チーム合流保留期間」は依然として避けられず、「その待期期間中も、フィジカル・基礎トレーニング実施」としても、その日程も計算する事が必要で、どうしても全Jリーグチームも同様に、来シーズン・キャンプインを1週間程度ずらす・遅らせる事となります。
そのため、野球・秋季(本当は、ペナントレース後の冬季キャンプ)キャンプ同様に、「個別テーマ改善・特別キャンプ」が可能ですが、その初めての取り組みが「コンサ・特別キャンプ」となります。特異な今シーズンは、遂に「冬季特別キャンプ」まで創出したもの、かもしれません。
シーズン前キャンプとの決定的な差異・相違が、「既にフィジカルは充分に出来上がっていて、基礎練習不要の状態」であり、「個別テーマ・集中特別練習(特訓)」に最適となっています。
この取り組みには、他チームは、2つの見方をしています。
「コロナのため、大変・困難事態であり、チームは消耗・打撃」と「特別キャンプで大幅改善・変化もあり得る」、との2つの見方・認識ですが、後者の認識チームからは、コンサのトライは大注目となっています。
 「特別キャンプ」のテーマとしては、
➀新戦術「マンマークハイプレス」の強度改善
 ➁タイプ「攻撃強化型」での「強度・チャージ数・速度・継続実施時間帯」改善で、「より速いプレイ判断・マーク受け渡し連携強化・より適正ポジショニング改善・強度高い状態を継続実施するフィジカル達成」が中心テーマ
➁選手個別課題-特に「戦術理解・習熟・習得」度大幅改善
 ラストチャンスです!!
➂➀➁のトレーニング成果・実戦テスト結果の「選手個別評価」
の3点に集中ですね。


post by yuukun0617

09:35

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〜進化〜 ラスト3試合・連勝で証明する来シーズンチーム形成度!

2020年12月02日

ラスト3試合となり、今シーズンの最大成果〜より強力となった<来シーズンへの強力チーム形成>〜は「3連勝」との結果で証明しなければならない事となり、[ホーム最終戦•第31節C大阪戦]が幕開けとなります。
次戦は、全サポーターの総力をも証明する試合となり、オールコンサ一体でのサポートにより、今シーズン積み上げて来たチーム力が「最強・リーグ上位ランクチームへ進化した姿」を、試合結果として証明するものです。
在る意味【完勝必達】となったもの、ですね。
又、<来シーズン強力チーム形成>の中心・中核としての認知・存在位置の獲得を賭けている現在期間、「次シーズン契約・内容に直結する」選手個々の近い未来・将来のため、全選手が全身全霊プレー・フルパフォーマンスを期する所です。
ここに、突然のリリース【石川・早坂35歳コンビの共同引退】が飛び込み、温将・ミシャの「次戦・ホームラストゲームでの両選手ベンチ入り」采配は確実で、両選手から<オールコンサによる絶対勝利の激>が飛び、益々「勝利~完勝」を、目指すものとなった瞬間ですね。
 一方、対戦相手・C大阪も、念願の「リーグ上位=来シーズンACL参戦」獲得へのラストチャンスを、ラスト4試合での連勝に賭けています。現在、2位へ△5勝点、3位には△1勝点の、絶好ポジションとなり、次戦必勝を、ここ最近では最も強く期する所です。
そんな両チーム対戦は【激闘必至】間違いありません。

そんな大勝負との予想の次戦を展望します。
1.対戦相手「C大阪」現況確認
現在戦績は、
順位5位 勝点55	試合30	17勝4分9敗 得点41 失点33	得失差8
上位との勝点差は、上記の通り。
2017-3位、18-7位、19-4位と、3シーズン振りに、上位チャンス。
しかし、ここ10戦は、強敵-敗戦、弱敵-勝利で、4勝1分5敗で、8試合連続失点し、直近2連勝も、横浜FC・大分をゼロ封による最小得点のギリギリ勝利。結論は、得点力不足~リーグ第13位得点力~に苦しんだまま、頼みの「リーグ第2位失点数守備力」~平均1.1/試合失点数は、1.4/試合失点数に守備力低下した状況で、リーグ上位は大チャンスポジションに拘らず、その実現に苦しんでいます。
詰まり、現況は、<低得点力、堅守守備力が低下>です!

戦術は、この3シーズン「4-4-2・基本バランス型」で、それ以前の「4-2-3-1・攻撃型」から、より守備重視・守備バランスに、戦術・フォーメーション変更。これは、監督ロティーナ戦術としたものでしたが、守備力は向上し、リーグ第2位守備力にまで到達。リーグ戦は、コロナ禍中断明け・再開後も3位以内を維持し、11/14第27節・清水戦大敗、28節広島戦連敗から、上記の「低得点力と失点増加の守備低下」と風雲急・混乱状態となって現在。今シーズンの大潮流~横浜FM・我らがコンサ躍進により、より攻撃型・積極型守備のハイプレスと、コンサミシャスタイル~(由来)ビルドアップサッカー(※1)の大流行とその実効性が、戦術整備・効果爆発の時期が到来し、新戦術では無く「旧型戦術」では、相手攻撃を只管に受ける受動型サッカー傾向が顕著となってしまい、上位争奪戦に必須の高い<勝点3=勝利獲得力>の不足を招く根本原因となったもの。
 (※1)ビルドアツプサッカーの特徴と威力が、最終ラインより「ビルドアツプ」により、徐々に、コンパクト陣形のままチーム全体が前進し、ブロック守備を保持したまま「高い位置」で「味方選手が周囲に複数配置」となり「パス交換先複数化」で高いパス・パフォーマンスから、攻撃力強化となります。「ビルドアップ」型では無い攻撃は、守備(選手)・繋ぎ・攻撃が、ポジションから、分離勝ちとなり、「周囲選手減少のため」個人プレー主体で、組織プレーは低下しますが、ビルドアツプサッカーで、より全員サッカーに近づきました。
 突然、名将の誉れが高かった「監督ロティ―ナ」が、理由不可解な今シーズンで離任リリースをしました。色々な見方は在りますが、「戦術」上原因も想定され得るものですね。
そんなために、直近2試合は、「安定した守備」を整備しやすい「3-4-2-1型・守備主導戦術」を突然採用。その結果は、<2試合連続・ウノゼロ連勝>ですが、「低得点力」を益々確定させたもので、実際、シュート9本・枠内1本・得点1、シュート11本・枠内4本・得点1と、<ギリギリ得点獲得成功>の不安定勝利でした。

選手構成は、豪華な元代表クラス選手の選手保有で、リーグ10位の資金力でも図抜けたもので、更に、下部組織育成に「名将・風間八尋」を招聘し、「代表クラス選手を多数育成供給」との大構想にまで到達し、Wレベル<BIGクラブ>形成の大野望の実現に直進しています。
実戦では、その保有選手構成上、中堅~ベテランの優秀・高経験値選手で中軸を形成し、交代に若手~中堅起用とバランス采配。現時点、累積疲労も無く、高い固有能力選手に問題点はありません。
そんな豪華保有選手にも拘らず、「低得点・守備低下」との原因は、「戦術・規律」のアンマッチ・不適合が想定され、現代サッカーの中、「堅守・守備主導サッカー」を追求との戦略が、問題の本質であり、監督交代~噂では「名波・ファンソンホン・レビークルピ・・」と、「守備重視」指向に変更は無いもので、依然「守備主導サッカー」追求を維持していくもの、です。

2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想
戦術
新戦術「マンマークハイプレス」の<派生形・各バターンの実戦トライ>をここ3試合実施し、
〇「攻撃強化型マンマークハイプレス」では、【激しく・タイトなスプリントチャージ=強い球際】が少しでも減少した瞬間、相手ビルドアツプ阻止には至らず、絶対的な阻止・封止力は無い。そのため、相手ゴール近くでの「ボール奪取」機会は激減し、派生ショートカウンターによる「決定機」構築も乏しく、<攻撃的守備>は不成立。
〇「ゼロトップ」型圧倒的優位が証明されています。より相手マーキング対象選手に近づく事は、より強く・速い、チャージで、相手のフリー時間をほぼ喪失させるからです。
〇試合内戦術転換を、意図的に図り、
前半~後半途中「ゼロトップ」で相手攻守-パス交換自体阻止<先制点獲得> ⇒
後半途中「攻撃強化型マンマークハイプレス」・「最強力・緩和型マンマークハイプレス」により、一気に「大攻勢」<追加複数得点獲得>により、「3得点以上獲得勝利」、との試合戦術転換戦略が「最有効戦略」が証明
となりました。
〇「ゼロトップ」要員~
初号開発;(前線)荒野・駒井・金子(中盤)高嶺・宮澤(SH)ルーカス・菅、
派生追加;(前線)チャナティップ・小柏(中盤)駒井・荒野・深井(SH)金子・白井、
新候補;(前線)高嶺・藤村・中野(中盤)田中・中野
と可能要員が拡大中。現状、故障荒野・チャナティップ、未合流小柏を欠いても、「ゼロトップ」は可能です。

これらから、次戦戦術は、今シーズン・最終形
前半~後半途中「ゼロトップ」
後半途中~「攻撃強化型マンマークハイプレス」
更に、最終盤「最強攻撃力・緩和型マンマークハイプレス」の試合内戦術転換型戦略を採用、と想定します。
「ゼロトップ」で、相手ビルドアツプ・パス交換自体阻止激減で相手攻守プレーを封止し、相手ゴール前「ボール奪取」からのショートカウンターで、<多数回決定機獲得>により先制・追加点獲得
後半途中(飲水タイム付近)複数選手交代・戦術転換「攻撃強化型マンマークハイプレス」で、相手前線より守備~完全ボール奪取・ビルドアツプ阻止には到達せず、パスコース制約・パスタイミング遅延程度で、前線よりも「中盤でボール奪取」から、強力攻撃力選手のコンビネーション・個人能力・サイド攻略により「チャンス・決定機に確実に得点獲得」、
更に、最終盤(ラスト10分)・最終選手交代で「最強攻撃力・緩和マンマークハイプレス」で、攻撃力を最強にし、相手守備陣を対応に止め、結果として「相手パワープレー」も阻止、との戦術展開です。
<大量得点狙い・超攻撃型・試合完全支配>ゲーム達成を目指します。

試合展開
上記の通り、
試合開始直後から、「ゼロトップ」で相手攻守プレーを完封し、コンサが一方的攻撃を仕掛け続ける「攻勢」が、後半途中(飲水タイム頃)まで継続、その中で「先制・追加点獲得」
後半途中(飲水タイム後頃)複数選手交代・「攻撃強化型マンマークハイプレス」~戦術転換し、相手攻撃機会も発生するも「中・終盤ボール奪取」から、コンサ式ミシャ戦術も機能し、コンビネーション中央突破、サイド攻略からの「決定機」に「得点力前線選手」により追加点獲得、
最終盤には、最終選手交代で「最強攻撃力・緩和マンマークハイプレス」で、相手守備陣は、コンサ強力前線対応で自陣にくぎ付けで、「パワープレー」も封じてタイムアップ、との試合展開想定です。
試合開始~前半終了 コンサ試合支配でコンサ攻勢「先制点・追加点獲得」
後半開始~60分  コンサ試合支配継続
     飲水T  複数選手交代・戦術転換
    ~     「攻撃強化型マンマークハイプレス」により、
          相手攻撃も許す交互攻撃の中「追加点」獲得
     80分  最終選手交代・戦術転換
          「最強攻撃力緩和マンマークハイプレス」
    ~終戦   相手攻勢を封じ、そのままで
          【 3-0 完勝 】想定です。

メンバー

スタメン 新メンバー「ゼロトップ」でスタート

       駒井   金子
         高嶺
    菅  深井  宮澤 ルーカス
      福森 ミンテ 田中
         菅野

 60分   ロペス・ウーゴ投入(金子・深井Out)
       「攻撃強化型マンマークハイプレス」へ転換

         ウーゴ
       駒井  ロペス
     菅  高嶺 宮澤 ルーカス
       福森 ミンテ 田中
          菅野

 80分   ジェイ・石川・早坂投入、(宮澤・ルーカス・福森Out)
       「最強攻撃力・緩和マンマークハイプレス」へ転換
         ジェイ
       ウーゴ ロペス
     菅  高嶺  駒井 早坂
       石川 ミンテ 田中
          菅野 

  最後に「石川・早坂」のラストプレーで締め括りましょう。  

3.石川・早坂選手へ
両人共に「いぶし銀」が最適な呼び名となる程、影に日向にの活躍を長年に亘り追求して呉れましたね。多くの選手は、チームを離れ、流れる中、ずうっとコンサとチームの仲間を支えた支柱となって呉れました。
その大きな理由が、人間性と暖かさ、そして飽く無き探究心だと言う事は、触れた全ての人が強く感じ、だからこそ、この後、コンサ強化に力を発揮する人生を強く強く、望むものです。
両人の育てた選手は、同様、人間性と暖かさと探究心に富み、それ故に技術・意識認識・プレーに秀でた優秀選手となる、ものです!
これからが、第2のコンサ人生の開始、ゲームインとして欲しいですね!
大きく、期待します!
両人共に、<闘将>のハードで厳しくも、ハートの暖かく、熱い指導者が、必至ですね!

4.加入
J2群馬・DF岡本大八(23)新加入、本田FC・DF中村桐耶(20)復帰は、若手有望DF2名加入で、チーム全パーツが「埋まった」瞬間です。
コンサの直次世代・チーム中核の「コンサスタイルを保持」した23歳以下・若手選手が、12選手となり、4選手がチーム中核入りとなっています。
具体的には、
前線 ~金子・小柏・中島(・檀崎・藤村)
サイド~・檀崎(・金子)
中盤 ~高嶺・藤村
DF ~田中・濱・岡本・中村
GK ~中野小次郎  
となり、明日の三苫・田中碧・旗手・大迫が大期待される有望選手群ですね。


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14:29

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~進化~ ラスト4試合の意識希薄・未熟点と課題点明白・第30節ドロー!

2020年11月29日

結論を真っ先に記載すると【負けに等しい引き分け試合】であり、その実戦評価からは「コンサのチームとしての大きな欠陥とその原因が明白となった」との評価となる<無様で、惜し過ぎる試合>でした。

どんな試合にも、<評価し得るプラス点・良内容>はあるのは当たり前ですが、現在の「ラスト4試合に、来シーズン・リーグ上位チーム力構築完成を掛ける」試合目標は、「そんな甘い試合価値追求・求めるチームプレーでは全く無い」もので、
<豊富な・多くのブラスプレー・統一規律(戦術)は当然、その強度・精度・集中度の追求と、全体としての試合コントロールを完成する>試合内容を「絶対目標」とした試合だったものでした。
しかし、その試合目標の選手理解には「酷く大きな差」があった事は明白で、一部選手による「意識の希薄さ」との「精神・理解部分」が原因となり、<5分間のプレー破綻⇒2失点喪失>を招いたもの。
残念ながら、「試合開始直後から」、その傾向は続いていて、広島選手は、当初・事前想定していた「最前線~中盤に対し、厳しくタイトなマンマーク・ビルドアツプチャージ」認識だった所、現実フレーは、弱体化・緩和した「チャージ回数・チャージスピード・チャージ強度」を実感し、川辺・青山のマンマーク「宮澤・高嶺」は想定通りの「ハード・タイトマーキング」で潰せたが、DFラインのビルドアツプは「ほぼフリープレー」で、「広島陣深くへ押し込める」狙いも崩れ、「高い最終ライン・前進布陣」を許し、コンサ陣は、「攻撃的位置取りでは無く、ミドル位置まで押し戻され、広島ゾーン布陣を、より攻撃的位置取りを許すもの」としてしまいました。
そんな中、コンサ「2得点目獲得」で、「選手集中度低下~パフォーマンス試低下」の「悪い癖」が、前線と中盤の一部選手で拡大し、ミシャ試合後コメントの個別選手の「甘い認識プレー」が起因した広島カウンターで「1失点」、更に、全く同一パターンで「2失点目」となり、その後も更に、同様パターンが3度繰り返されるも、広島「シュート低精度」に救われ、「追加失点現実化を免れるラッキー」が連発したものでした。

この試合は「基本プレーの実施・確認を目的とするものでは無く、より高いプレー実践力の追及・向上により、試合コントロール力獲得・向上」を目指した試合でした。そんな「厳密で、個々選手の高いプレーレベルの是非・実践力を試す・確認する試合」でした。
そのため、試合後コメントで「1失点目は駒井の<安い・安易過ぎる・軽率プレー>、2失点目はロペスの<集中を低下させた・甘いマーキング>、金子・宮澤の<ファウルも辞さないストッピング・チャージの甘さ>、ゴール前ミンテ⇒福森カバーが必要な局面で、ミンテチャージの寸前に被さる形の福森チャージで、ミンテ守備を阻害、更にGA内に福森カバーエリアをフリースペースとしてしまうとの<集中のキレた、軽率、不適切プレーが連続>したものでした。

コンサの、また、コンサ選手の最大欠点の一つ【冷静・最適判断、プレー集中度の波状化(高い時と極端に低下する時が波状に発生)】の「理解・認識部分」こそが、ミシャが常々追求する「試合経験の乏しさ、試合コントロール力の改善」の根幹です。
第30節は、正に「コンサの攻撃得点獲得力」の長所と、「冷静・最適判断・プレー集中度の波状化(試合内高低変動)」の欠点が、明白化された試合でした。
しかし、現在の「問題認識」の強さ・重さだからこそ、試合後ミシャコメントに「問題選手実名リリース」で、選手へ、マスコミ・公開を利用した「強烈メッセージ」を伝え・与え、
「即座に改善の、強い意欲と意思を作る・とする」事を期するものでしたね。
しかし、
来シーズンの「チーム構想とそのポジション」が決定される「この時期」に、このレベル~基礎課題を突き付けられた選手は「必死・焦る」ものです。
やや「強治療法」ですが、チーム根底に強くこびり付き、長年に「低意識・低認識」部分として、選手個々問題としても蔓延り続けた「チーム根幹課題」への治療が、ミシャの長期テーマでしたが、「試合経験の乏しさ」テーマは、実は、【実戦数の量の問題では無い】~そんな簡単な解決法では全く無意味・無価値で、選手意識・認識の「レベル問題」であり、選手の改善と実践の意識の「強さ・強度」の問題だからですね。その意味では、全選手が、より徹底し・集中したプレーに徹すれば「その瞬間に改善」となるものと言えます。
ミシャが再三に亘り問題化している「試合経験値の乏しさ」の真意・本質ですね。
いずれにしても、「試合後、ベンチミーティングは厳しく・激しく問題点と改善を追求したもの」と推定されます。
<全選手、一気に、精神に激しく、強く根本が注入され、目が覚めた>ところでしょうね。

コンサの現在のチーム力・姿が明白化された試合で、簡単に内容点検をしてみましょう。

1.試合内容~速報試合スタッツより~
今回は、前後半の2分割で各項目推移を見てみます。
     コンサ       広島
     前半 後半 全体  前半 後半 全体 ~コンサ優劣
支配率  54 54 54  46 46 46%~やや優位
走行距離 54 61 115    53 60 113km ~前後半互角
スプリント89 98 187   88 104   192回 ~やや劣後
同平均速度      31       30km/h ~互角
シュート  6  4 10   7  9 16本~後半劣後
枠内数   1  2  3   1  4  5本~劣後
パス数  250    277   527     201   231   432本~優位
成功率  80 78 79  75 73 74%~通常より低下
A'3rd内パス 33   71   104      31    55    86本~優位
同成功率 73 74 74  70 60 65%~優位
ボール占有率28 26 27  20 28 24%~やや劣後
同ミドル 52 46 49 
決定機回数 5  4  9   2  6  8回~前半優位・後半劣後
得点    1  1  2   0  2  2点 ~前半優位・後半劣後
<データより確認事項>
➀支配率・走行距離・スプリント速度は問題無し
➁スプリント回数は、後半低下し、広島がスプリント勝ち
➂シュート数=チャンス機会数、ボール占有率、決定機回数は、前半コンサ・後半広島。
➃シュート枠内数とパス成功率の「シュート精度・パス精度」が前試合対比で大きく低下、広島も「低レベル」でしたが、特にシュート精度で広島に劣後。
<総合評価>
・前半は、互角項目多く一進一退の中、コンサ積極攻勢により、やや試合コントロールで「先制」獲得で、想定内結果。
・後半・2得点目獲得後、コンサスプリント急減・広島急増での「スプリント負け=1対1勝負負け」から、広島・攻勢・決定機増加し「連続2失点」。
しかし、その時間帯以降、選手交代・活性化により、スプリント・チャージ強度・スピード回復し、一進一退の中、コンサ積極攻勢によるコンサ決定機も複数作るも、決定力不足で決勝点獲得不成功。
〇「2得点獲得後」の「集中度・スプリント回数・チャージ強度を極度に低下させた10分間」の「特定選手のプレーレベル低下」が問題点
〇「決定機でのシュート精度の低さ」が試合結果根本要因。

以上の点が、試合スタッツ値に明白です。

2.本試合のポイント
➀リーグNo.1プレスキッカー福森による「セットプレー攻撃力」の威力をあらためて証明。「福森のプレスキツクはあらためて脚光と注目を集め、相手チームへの威圧感・恐怖心を大きく与えた」ものとなりました。今後、益々、相手チーム・選手に、「自陣ゴール近くでのファウルは、コンサ絶好機・決定機」との印象と認識を刻み付けた点は、大きな成果でした。
➁新戦術「マンマークハイプレス」の<強度>は、
「ゼロトップ型」↘「攻撃強化型マンマークハイプレス」↘「最強攻撃型緩和マンマークハイプレス」の順に低下しますが、
昨日試合「攻撃強化型マンマークハイプレス」の強度は、「大きく低減」したもので、昨日・広島には脅威・対策困難には到底到達していませんでした。
この「甘く・緩いマンマークハイプレス」は、本来の欠点「高い布陣裏の広大スペースへの被カウンターリスク」を頻発し、「失点阻止となる守備」は不能となります。
昨日試合では、実は、<魔の5分間・連続失点>時間帯だけでなく、試合全般
=試合開始直後~試合タイムアップまで、「広島・ビルドアツプ阻止は作動出来ず、戦術目的の『高い位置でのボール奪取・そこからのショートカウンター・決定機多数創出』は僅かな回数にとどまってしまいました。
つまり、
【一瞬でも、スプリント<さぼり>と<甘い判断>=集中を低下させた瞬間『攻撃強化型マンマークハイプレス』は、戦術機能を喪失する】、
との結果が証明されたものでした。
試合展開上、
〔試合内戦術転換〕との試合戦略
<「ゼロトップ型」試合開始
  ~相手戦術封止し、
   相手フィジカル・メンタルダメージ累積となった時間帯に
  ~「攻撃強化型マンマークハイプレス」
  ~「最強攻撃型・緩和型マンマークハイプレス」で、
    得点上積み・複数得点獲得
  ~複数得点獲得による勝利  とのパータン>が必要である事が、
  「逆説的」に証明された試合でした。

新戦術の長所・短所、試合内展開法、目指すべき方向性が、明白となった試合でした。

➂試合中<魔の5分間>の原因となった「集中低下・甘い判断発生」は、選手毎の「格差」が大きく、「懸命に・最大パフォーマンスを一瞬の緩みも無く発揮し続ける選手」も多いでしたが、逆に「時々発生~度々発生~しばしば発生」選手が問題プレーにより、失点起因・敗因となる事が問題化されています。つまり【選手毎の、戦術理解の格差とプレー姿勢の格差】による「意識・理解・メンタル課題」の問題です。
その根本原因は、「選手が育つ途中での環境=育成環境」と「本人気質・プレー姿勢」のどちらかですが、「本人気質・プレー姿勢」は、アマチュアではしばしば発生しますが、「プロ・Jリーグ選手」では、「超ベテラン」や「天狗になった超プレーヤー」程度しか無いものです。しかし「育成環境は、高い意識・プレー姿勢・テクニック・戦術眼と判断を求められる練習・実戦のレベルの高さ・追求の厳しさ、そのもの」で、「低レベル=甘い程度」が許されるか、完全否定されるかの、「厳しい育成環境に居たかどうか」の問題で、
例えば、「甘いキャンプなら、甘いプレーでしかシーズン開始は出来ない」、逆に「徹底的に、厳しく追い込んだキャンプによる、シーズン開始は厳しく・勝利に直結したプレーとなる」との実例通りですね。
現在、その観点で「合格・適正プレー」選手は、
高嶺・宮澤・ミンテ・田中・チャナティップ・菅・ルーカス・菅野、そして急成長荒野。
問題化選手は、
今回指摘の駒井・ロペス・ドド・ジェイ・福森
昨日試合は、「駒井・ロペス・宮澤・福森」でした。
この時点まで「煮詰まった・残り3試合」状況、起用試合で「即時改善」を見せるしかありませんね(笑)
該当選手各位の奮闘努力を期待します。

➃集中力低下と「シュート精度急減退」は連動しているのかどうか。
「シュート精度」課題がまたまた浮上。
冷静さと素早い判断の勝負です。ここも、「個別選手課題そのもの」ですね。

以上、そんなに課題点は多くなく、絞り込まれた分「深く・深刻」です。
次戦までの「トライ・改善」と実戦での「改善証明」を期待しましょう。
 


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16:54

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~進化~ ラスト4戦・5連勝達成に向け~第30節広島戦展望

2020年11月25日

コンサ・今シーズン締め括りは〔来シーズンチーム基本完成~リーグ上位戦力到達〕を証明する【5連勝】達成を掛け、
いよいよ第30節・ラスト4試合・Away広島戦。

シーズン最終盤に、コンサにもたらされた2つの大きな出来事
~<コンサ最大課題-決定力ストライカー;ウーゴ獲得>と
 <チームの心臓・主軸・心身の源泉;荒野大怪我・チャナティップ故障離脱>との、最良と最悪の両方。
しかし、そのどちらもが、「チーム結束・一団化のより強い精神的団結、より幅広く・多数選手の奮起奮闘による総合チーム力増大」と、コンサを強く・剛く・鍛くします!!
 コロナ禍により、混迷の社会の中、コンサも、異常で、過酷で、しかし、だからこそ獲得した物の多かった今シーズンを、オールコンサの総力と、多くの関係者・支援の力により、遂に「最終章」までを前進しています。
次戦・第30節広島戦で、そのシーズン全てを凝縮し、この一戦に集中させ、「悔いの無い、フルパフォーマンス・全力発揮」試合を実戦です。

コンサ・今シーズンの最大成果は、<新戦術「マンマーク型ハイプレス」獲得>です。
戦術理解は、[初歩・基本段階から➝基本形習得➝応用変化形(局面毎パターン)習得」へ到達
戦術実践も、「必要フィジカル(走力・スピード・体力)獲得から➝チーム必要プレー実践度アップ(練習と実戦・経験値累積により、段階・レベル向上)➝戦術作動時間の拡大・支配時間帯拡大化➝局面毎・最適戦術パターンの選択・実施➝試合内・支配成功が大幅増大」へ到達
と、初歩段階➝中レベル➝習熟レベル段階と、成長・進化を獲得しました。
現在、ほぼ全選手が「戦術理解」達成、更に、「最強化型<ゼロトップ>戦術」を戦術理解・実践する選手が「14名」に到達、また、戦術バリュエーション「攻撃強化型マンマークハイプレス・18名」・「最強攻撃力型緩和マンマークハイプレス・21名」と、新戦術のチームバリュエーションも、多彩・最適効果的にまで進化していますね。

では、次戦・第30節広島戦展望です。

1.対戦相手「広島」現況
現況は、29試合で残5試合
順位8位 勝点46(3位へ△9) 
     13勝7分9敗 43得点31失点得失差12
          リーグ 7位  3位    3位
シーズン目標・リーグ上位に「ラストチャンス」で、ラスト3試合・FC東京-柏-名古屋戦での「2・3位チーム直接対決」に勝負を掛けるため、その前3連戦(C大阪-湘南-コンサ)は「3連勝」狙いです。
C大阪に「辛勝」-湘南には「負けに等しい引き分け」、そして、いよいよ後がなくなった「コンサ戦」で、<絶対勝利>を目論み、淡々と準備の所です。
今シーズンは、連勝が5回、連敗も3回と、好調期と不調期が交互し、現在は、6試合敗戦知らず・3勝3分で「前試合・湘南戦」となり、3勝4分・決勝点獲得失敗で、上位が遠のいた一戦でした。

フォーメーションは、本来「3-4-2-1」(守備型ミシャ風)ですが、過酷・過密日程対策で、「ターンオーバー気味・A・B2トップチーム編成」の戦略で、
Aチーム:「青山チーム」青山・森島・浅野・Lペレイラ・東+「川辺・佐々木・荒木・野上」
Bチーム:「柏チーム」柏・土肥・川辺・エゼキエウ・永井・Dヴィエイラ+「川辺・佐々木・荒木・野上」
戦績は、Aが優勢で、こちらがトップ・Bが準トップとなり、交互に「ターンオーバー選手起用」です。
因みに、前試合・湘南戦は「Bチーム起用」で、コンサ戦は、Aチームが対戦します。Aチームは、「中日日程(水曜開催・中3日)」も全く問題なく「中6日・良コンディション」です。
戦術は、超攻撃的ミシャ戦術は、フォーメーション以外名残は乏しく、「守備主導・堅守戦術」で、リーグ3位の失点数・守備力の源泉は「自陣ブロック組織守備」です。しかし、今シーズン、「ハイプレス」戦術による「相手ビルドアップ・サッカー」への対抗策として、流行りの「ゾーン型ハイプレス戦術」を実施しますが、「基本守備ライン・布陣位置は、自陣D’3rd上位置の守備・消極型布陣」のため、相手陣へ「攻勢」で全体チーム布陣を相手陣に前進させた局面のみ、「低布陣ゾーン型ハイプレス」でも、相手ビルドアツプポジション付近に近くなった局面で「ハイプレス」を仕掛けて来ます。
つまり、
広島攻勢の中、ボールロストの局面のみ、
「再奪還ハイプレス~カウンタープレス・ネガティブトラディッショ」を仕掛け、これは強力ボール奪取力で、ショートカウンターにより、最大得点機とします。~「前線でのボール奪取・守備」は、超限定局面ですが、その局面では「強烈ボール奪取力発揮~ショートカウンター」の狙いです。
また、自陣ボール奪取からは、「ロングカウンター」狙いが中心で、前記「限定ショートカウンター」の「長短速攻」が得点獲得狙いとなります。
遅攻では「サイド・クロス」が主体で、極端に少ないパス数・成功率であり、「パスサッカーのコンビネーション突破、ドリブル等の個の突破」は限定的で、「遅攻」攻撃力は水準並みでしかありません。
結果、得点獲得力は、リーグ平均やや上レベル程度となる訳です。
特に、「先制」を許し「積極的に得点獲得を仕掛る事が必要」の試合展開では、その得点力・攻撃力は弱点となり、「先制された場合逆転勝利ゼロ・無し」と大きな弱点があり、前湘南試合でも同一欠点が出たものでした。相手チームに狙われ続けます。・・「先制」が、試合展開上、通常試合以上に「重要ポイント」です。
<先制>必達!!です。

2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想
コンサ戦術は、「ゼロトップ」は、荒野・チャナ離脱で暫時封印。
「攻撃強化型マンマークハイプレス」の➀通常Vr.、➁最強攻撃力・緩和マンマークハイプレスVr.の選択ですが、
「ウーゴ・ヴィエイラの実戦経験値累積・契約テスト」が最優先事項にて、
➀通常Vr.「攻撃強化型マンマークハイプレス」+コンサ式ミシャ戦術の「ハイブリット戦略~試合開始~➀戦術で試合支配~途中守備局面で、フィジカル等にて「コンサ式ミシャ戦術」の部分採用型です。
前線に「強力・得点力ストライカー配置型」の「マンマークハイプレス」は、激しい相手ビルドアツプへチャージし、成功すれば「ショートカウンター~決定機」発生となり、結果として、相手・広島は、GKからの「ロングフィード」の逃げ手手段・プレーしか無くなり、「コンサ・バイタルとDFライン」エリアでのボール奪取・2次ボール回収保持を「想定」し、最適ポジショニングに事前移動と準備で、多数回「ボール奪取」となり、コンサ攻撃局面に移行し、コンサの多彩攻撃~コンビネーション中央突破・サイドとDF裏スペースへの飛び出し突破・サイドからのクロス・反復サイドチェンジによる相手陣揺さ振りと崩し・派生セットプレー~の「コンサ攻勢時間帯」とするものです。

また、途中、得点後再キックオフの様な「広島・リスタート時」等の、コンサ守備局面は、コンサ式ミシャ戦術で、自陣守備でのボール奪取・保持を図り、そこから「ビルドアツプ型とポストプレー型」で、攻撃にトランジションします。

試合展開は、試合開始直後は、均衡状態ですが、コンサボール奪取から「コンサ攻撃局面」に移行し、コンサ攻勢・相手陣内ボール奪取へ「再ハイプレス」・「マンマーク型で、相手パス交換阻止・制御」で、「複数得点獲得狙い時間帯」となり、先制~追加点獲得~更に追加点追求、との展開。
後半・選手交代で活性化、戦術「最強力攻撃型・緩和型マンマークハイプレス」」に転換し、更に「追加点」獲得を積み上げます。
想定試合結果は、【 3-1 完勝 】との事前想定です。

想定試合メンバーです。
スタメン
       ウーゴ
    駒井     ロペス
  菅  高嶺   宮澤  金子
    福森 ミンテ 田中
       菅野

サブ
    ジェイ・ドド・中島
    深井・進藤・ルーカス
    カウィン
   ※中島をベンチメンバー入り

 「このチームも超攻撃力」です。広島に先制~追加点~複数得点獲得が濃厚となるチームですね。

3.新戦力加入交渉?
コンサ・若手有望選手の新規獲得は、
➀自チーム育成・アカデミーから昇格
➁他チーム・若手有望選手獲得
➂高校・大学から若手超有望選手獲得、の3パターンがある事は、前回ブログで詳細掲載した所ですが、
➁他チーム・若手有望選手獲得のパターンで、
<若手・有望DF>の獲得交渉について、マスコミ記事発出。
現・J2・ザスパ草津群馬・DF岡本大八の獲得交渉参戦記事でした。
97年生まれ・現在23歳・183/82と高さ・体幹あるCBで、
「守備力・空中戦支配率が強く、ボール奪取力も高い・高守備能力CB」ですが、同時に「ビルドアツプ・パス能力」がストロングで、
コンサの求める「高い守備力と足下能力・パス力ある・高く強い若手CB」獲得の、必要候補の獲得交渉です。
乞うご期待です。

最後に、
 全国・コロナ感染期に突入のため、「制限地域でのリーグ開催」の是非も問われるタイミングは近づいていますね、
コンサ・ホーム最終戦、埼玉スタジアム浦和戦は、「相当試合開催ギリギリ化」が濃厚ですね。そんな中、チーム総力で、この事態・過酷環境を乗り切り、そんな中でも「着実・大きく前進・成長・進化」していくコンサ!になりましょう!!


post by yuukun0617

22:27

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〜進化〜 来シーズンチーム構成・理想形は-①序章

2020年11月23日

本ブログも、来シーズンへ本格前進。
新シリーズ<来シーズンチーム構成〜理想形は?>のスタートです!
 新テーマの目的は、「来シーズン開幕にリーグ最強チーム構成の完成」を目指す、ための検討研究で、[戦術・選手保有・選手最適構成・強化トレーニング、それらのための戦略]が、その内容となりそうですね。本編同様、よろしくお願いします🤲

では、スタートを切る【①序章】です。

【①序章】
1.<来シーズンチーム構成〜理想形>の目的と内容
2.ステップと日程
3.現在想定理想形・実例(たたき台)の3テーマ、について始めましょう。

1.<来シーズンチーム構成〜理想形>
 ①目的
 来シーズンのチーム目標、シーズン目標は、既に、明確です。
A.コンサの根本チーム戦略には、かなり経ちましたが、【2003年強化計画】があり、現在その「ステップ4~5」が現況とされています。
「強化計画」には、
➀活動目標~J1リーグで安定して充分に戦う事ができるチーム力ベースの完成
➁基本的な考え方~短期目標(リーグ上位・カップ戦チャンピオン)を達成し、チームとしてのベースを確定する。このベースを基に中 期・長期目標実現に向けての一歩を踏み出す
➂具体的な取組~
(ステップ4)ステップ1から育成・強化を行なってきた選手の中でJ1リーグで充分に通用 する選手が育ち、その選手によるポジションの固定化を行い、それ以外に必要な補強部分を明確に打出し、次のステップでの補強の指針とし、補強するべき具体的なポジション・選手を絞り込む。ー20シーズンで完成済。
(ステップ5)育成・強化の中で育ってきた生抜きの選手と指針に基づく補強で獲得された選手によるチーム力ベースが完成し、短期目標を達成(未達)。ステップ4以上の成果(リーグ・カップ戦優勝) を残す。
➃チーム構想と編成~
(ステップ4)チームコンセプトがチーム関係者全てに浸透し、精神的にも技術的にもチームを支えられる生抜きのメンバーによるチーム編成の確立と更にチーム力を強力にする為の外国人選手及び日本人選手の補強を検討するー20シーズンで完成済。
(ステップ5)チームコンセプトがチーム関係者全てに浸透し、結果を残し次のステップ(タイトル獲得)へ進む。
➄選手編成~
選手総数30名以下
外国籍(最大3名は20シーズンで制限なしに修正)及び日本人選手の移籍獲得
選手平均年齢の固定化(チームの新陳代謝のベースとなる選手平均年齢が固定)
選手平均年俸の固定化(戦力のベース確定に伴い、今後J1リーグ定着の為に必要な選手平均年俸と年俸 総額を確定する)
➅育成・普及(ユース及びスクール)との連携 ~
U-18以下の組織体制の充実とトップチームとの連携及び底辺(サッカースクール)の拡大を図り、共通理解の元、一貫した指導を行い、トップチームへの最大の選手供給源とする。
 a.トップへの昇格選手数:2名程度 
 b.コンサドーレユース育成・指導指針に基づく育成・指導の実施
 c.育成・普及スタッフのライセンス取得とトップチームスタッフへの登用 、です。
「強化計画」は、コンサの最重要戦略のため、あらためて掲載しましたが、ステップ4項目を完了し、現況は(ステップ5)挑戦の2シーズン目ですね。
「強化計画」からの、「来シーズン保有戦略の在り方」は、
 〇チーム構想・編成はほぼ完成で、想定・計画通り選手は揃っています。更に、課題解決への選手補強、即戦力若手選手獲得が累積し、大幅に上昇しています。
 〇保有選手数は、30名以下
 〇選手平均年齢・年俸固定化も完成(リーグ最少平均年齢と黒字バランスに固定の平均年俸が確立)
 〇ステップ5の完成は、短期目標=タイトル獲得を待つのみ 、
となります。
では、これらを大原則として現況を点検しましょう。
B.現況概要
①保有選手数
 「計画は30名以下」ですが、今シーズン現況は、
 既存A契約選手25選手+新加入選手3選手(現特別指定)、更に1/31レンタル期間終了育成選手2名、6/30レンタル期間終了育成選手1名を合計すると「31名」。しかし、「岩崎・中村」の1/31レンタル期間終了組の復帰は流動的で、現時点では、6/30レンタル期間終了・檀崎のみ合計した「29名」体制。ここに、2種登録の育成選手が、2020シーズン同様に4選手加わり、「33名」体制となります。計画値に合致し、特段の必要が発生しない限り、保有数は完成です。
②チーム生抜きメンバーの主戦力・中軸化
 現在、コンサアカデミー・若手育成選手は、トップチーム11選手、スタメン等主軸9選手で、強化計画は完全達成しています。
しかし、<毎シーズン2名、育成からトップチーム昇格>との計画項目は、大きな齟齬が発生し、チームの「若手有望選手創出」項目は、問題化状態です。
16シーズン濱・菅の「達成」後、
17シーズン藤村1名、18シーズン中村洞爺1名昇格で人数未達、
19・20シーズン「連続昇格ゼロ」で、4年連続して計画は完全に停滞しています。
育成から昇格となれる<有望>選手の供給停止がその原因ですが、
トップチームは、その代替策として、
「別チーム若手有望選手獲得」策~
17シーズン宮吉・三好獲得、18シーズン中原復帰・武蔵・岩崎獲得で、
更に、
「高校・大学から若手有望選手獲得」策~
18シーズン檀崎獲得、19ー20シーズン大学トリオ田中・高嶺・金子獲得、20ー21シーズン中野小次郎・小柏・中島獲得で、そのレベルは「高校サッカーや大学サッカー活躍選手・年代別代表選手」で、
どちらの策も、ミシャサッカーへの憧れと期待により、コンサアカデミーによる有望選手育成手順よりも、「高レベル・効果的・効率的な有望選手獲得」続出としています。
 しかし、このまま「育成」アカデミーからの有望選手供給停止・停滞のままなら、<自チーム育成>の意味、価値、「役割」を喪失します。
現状は、在る意味で、コンサ育成・アカデミーの存続危機が深く進行してしまい、チーム・スタッフの期待、加入想定も、殆ど喪失している状態では、「北海道・地域への社会的意味・責任」だけでの存続であり、多くの資金使用は、「資金浪費」とも成り兼ね無い、チーム根幹に関わる事態です。
現実的には、四方田ヘッドのトップチーム昇格後、「低迷」が始まっていて、アカデミーの指導者の問題ですが、
 現時点、そんな「コンサ育成の混迷」を解決し、コンサアカデミー存在価値に直結する有力・貴重な命題・方針が発生しています。
それは、現在コンサ採用戦術に関連し、
Jリーグ中「最高レベル・その理解・習得が甚だ難しい」戦術を選択するため、
 アカデミー・育成世代より、「ミシャ戦術・マンマークハイプレス戦術」を、時間・練習量を掛け、戦術理解・適正プレーを、徹底的に叩き込み、浸透させた若手選手〜「最新戦術保有・若手有望選手」の供給実施、との命題です。
アカデミーの指導者による、トップチーム戦術理解と育成実践能力が問われますが、現時点では、アカデミーの最有力・唯一の戦略ですね。
既に、この変革は対応済みであれば良いですが、ノノ社長の最新コメントでは、<そんなトライも、少しは在るかな>とも取れる「小さい頃のサッカーは、全員攻撃全員守備が、楽しく、伸びるサッカーで、アカデミーで実施」との発言が有りました。○○年後、乞うご期待!でしょうか!
更に、トップチーム昇格後の継続育成問題も大きな課題です。
最優秀若手選手は、トップチームでの僅かなチャンス〜トレーニングと交代起用〜も逃さず、スタメン・ベンチ入りを獲得しますが、そんなスーパー選手はほんの僅かですね。
多くの若手有望選手は、更に高く大きく進化させ、「有望」➝「現実能力」まで育成する事が必要となります。
問題は、その手段です。
最有力方法が、<lone・レンタル・期限付き移籍>で、他チームで実戦経験を積み上げ、実戦プレーの質改善、自信向上を期する方法ですが、ここには大きな問題点があります。
・先ず、低能力選手は他チームでも実戦起用は乏しく実戦経験値累積不能、
・次に、移籍先で、移籍先チーム戦術の習得もあり得ますが、コンサの様な特殊戦術とは全く相違し、必要成長ポイントが相違、
・最後が、自チームにはいつまで経っても「存在ポジション」確立〜スタッフと選手間での役割・分担・連携認識、テストトライチャンス〜はありません。移籍チームで、余程の大活躍により、チーム復帰でも、あらためて、存在ポジション確立が必要、
これら3つの問題点は、レンタル移籍育成では大きく、重大なポイントとなり、「濱の選択」〜他チームにはレンタル移籍で出ずに、とことん自チームで、成長とチャンスを目指す〜を行う選手も出ています。
そのため、より具体的解決策として、G大阪・C大阪のトライ-「コンサU21-J3参戦」があり得ます。しかし、J3チーム数リーグ戦略もあり、新規参入には、大きな壁があります。
 結局、最善策は未だ未開発で、問題点は有るが、フィジカル、選手意識・成長は望めるレンタル移籍と、自チームでトップチームの中、トレーニングと僅かなチャンスを狙うか、のどちらかです。
➂選手平均年齢・黒字経営年俸の固定化
コンサの来シーズン選手・現時点平均年齢は、26.84歳の予定で、本シーズン、26.1歳に「+0.74歳」との想定で、主軸選手はそのまま残留しチーム形成戦略の代償ー「平均年齢+1歳」を緩和しています。
<平均年齢固定化>の本質は、主軸選手離脱阻止・残留により戦術理解と連携を保持したまま、プラス課題改善選手と、新・次世代主軸候補・若手選手獲得との戦略で、
そのままだと、1年経過=1歳平均年齢上昇となる所に、新獲得選手による平均年齢低下効果を加え、平均年齢は変化させない=固定化、との内容。
アカデミーからの昇格者は居ませんが、有望若手選手獲得に成功、更に、チーム最大課題の改善の決定打と期待されるウーゴヴィエイラ獲得で、戦略通りに進行しています。
更に、欲張ると、若手有望DFとして中村洞爺復帰で、次々世代DFを、自チームで育成したいですね。高嶺・田中、そして大進歩ミンテの横で育てるタイミングが来たのでは! 更に、福森のプレスキックの後継作りも開始したいですね。
<年俸固定化>の具体策は、「複数年契約」を原則型とする事で、一年毎の「高低変化」は減少し安定化=固定化が達成し、「経営計画」上管理・コントロールとなります。
現状は、一部選手(??ですが、ジェイ・新加入大学トリオは、1年契約で、来シーズンでの継続・年俸アップ、テスト入団ウーゴは、異例3ヶ月契約??)以外は複数年契約とし「選手保有安定確保効果、中期トレーニング計画による基本フィジカル・技術・戦術理解効果、チーム一体化効果」も大きく、チーム構成に大きな効果をもたらしています。
➃(ステップ5)の完成は、「リーグ上位、カップ戦チャンピオン」獲得のみが未達項目で、来シーズンの目標です。

2.ステップと日程
現時点、来シーズン―のチーム構成は着々と進行中ですが、
残る4試合は、「実戦テスト」試合として大変貴重で、
 ・戦術~新戦術マンマークハイプレスの熟成・改良版追求
  <局面・パターンバリュエーションの増加>の応用力向上、
  <戦術上の必要プレー実践力と効果の拡大>の効果・強度強化
  <最強「ゼロトップ」戦術の候補選手拡大>の実施能力向上
 ・戦術適正の高い選手によるチーム形成
  <選手最適ポジション・役割・プレー追求>の選手テスト
  <戦術必要基礎能力~フィジカル向上>の基礎能力向上
 ・チームの「意識・理解・一体化」と「自信」累積
  <戦術理解度の向上追求>
  <勝利結果、適正プレー実践による自信強化>
 ・より「闘い・走り・規律連動」プレー実践
  <より球際の強さ、プレー強度>
  <よりスピードアップ>
  <より一体・連動のチームプレー化>
  <攻守のトランジションスピードアップ>
  <1対1勝負での勝利となる、強度・執念・集中アップ>
 ・試合完全コントロール追求
 との多項目を、同時に求めます。

日程は、
➀次戦~最終戦12/19・・4連勝(通算5連勝)でシーズン終了を狙い、上記の戦術・選手テスト・各内容向上を図る。
➁12/20リカバリー・納会で、オフシーズン・・外国籍選手と監督は帰国~コロナ禍対策待期期間~自国オフタイム~再入国~コロナ禍対策待期期間10日間~チーム再合流となるため、
最短例;12/21帰国~コロナ待機12/30~7日間オフ~再入国1/7~コロナ禍対策待期期間10日間~1/18チーム再合流となります。
僅か「7日間」しかオフタイムは設定しなくても、再合流は「1/18」まで掛かり、20シーズンの1/13・タイキャンプ入りと対比すると、完全に1週間遅れ、キャンプ期間・短縮化は避けられないもの、でしょう。
全選手・チーム合流「2021.1.18」が濃厚ですね。
コロナ禍により「キャンプ」内容は、各チーム激変は余儀なくされる事が極めて濃厚で、「キャンプ地・内容」、「そもそもチーム全体実施の是非」も問われる事となり、「キャンプでの完成」は相当困難で、結果「シーズンイン時点、未だシーズン準備未完了状態、その後のシーズン当初期間でチーム整備」との展開は濃厚想定ですね。
「選手獲得」の「登録ウィンドー」も、2021シーズンも再び、変形型(シーズン前・途中期・第3期、、等)が想定されます。
そんな、混乱の中、「ACL参入」獲得に失敗した事が、2021シーズン展開には「悪化原因回避」となり、コンサは、シーズンスタートに「好条件」チームとなりますね。
➂1/18(想定)~2/終盤(想定)の「約1か月」の短縮期間とはなりますが、その短縮分は「20シーズン最終盤で取り組み済み」で、基礎・基本部分は構築済み、からのスタートと出来ます。
そんな「短期間・キャンプ」の中で、最終「チーム構成」実施が概要日程でしょう。

3.最後に、現時点の「たたき台」チーム構成案を記載しておきましょう。飽くまで、現時点での「シーズン開幕時想定」チーム構成です。
戦術は、「マンマーク型ハイプレス」+「ミシャ戦術」の試合途中転換形。
しかし、「マンマークハイプレス」のバリュエーションパターンで、複数チームが構成されます。

➀最強「ゼロトップ型マンマークハイプレス」
                   〔代替可能〕
    チャナティップ 金子    ・・小柏
        駒井        ・・高嶺
   菅  高嶺  宮澤 ルーカス ・・田中
     福森 ミンテ 田中    ・・進藤
        菅野        ・・小次郎
➁「攻撃強化型マンマークハイプレス」
        ウーゴ       ・・ロペス
     チャナ    ロペス   ・・金子・駒井・小柏
   菅  高嶺   駒井 ルーカス・・宮澤
     福森 ミンテ 田中    ・・進藤
        菅野        ・・小次郎
➂「最強攻撃強化型緩和型マンマークハイプレス」
        ジェイ       ・・ロペス
     ウーゴ    駒井    ・・チャナ・ロペス・小柏・金子
   菅  高嶺   宮澤 ルーカス・・田中
     福森 ミンテ 田中    ・・進藤
        菅野        ・・小次郎
    ※ジェイ~ポスト・クローザー
     ウーゴ~クローザー
     駒井 ~スペース飛び出し
     と「ポスト・裏飛び出し・決定機得点」の3要素に、
     スペシャリスト配置型は、魅力的です。
3つのチーム構成パターン共に、特徴・ストロング強烈な、魅力的チームで、リーグ席巻が可能なチームです。
現時点の「たたき台」です。


post by yuukun0617

20:48

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~進化~ 最終章・コンサ新スタイル完成へのステップを大きく前進!

2020年11月21日

コンサの「波乱に満ちた・2020シーズン最終章」~ラスト5戦~は、
来シーズン・開幕からのスタートダッシュ~リーグ席捲➝制覇となるための「準備」を着実に進行し、いよいよ、その仕上げ期~「コンサ新スタイル完成」・その実戦証明「ラスト5連勝Finish!」を開始。
その第1戦は、「5-1」の完勝試合で幕開けです。
本日試合の、意味・価値は大きな成果として評価出来ますが、その代償も巨大で
拓馬・骨折長期離脱と、チーム主軸の故障離脱を伴うもので、余りの打撃・痛みに、心が折れそうですが、「神は無駄な事は何一つ与え給う事は無い」格言を噛み締め、本人・支援者・チーム全体で、「新たなプラスへ転化」させるものですね。
ここに【ForThe荒野!】を全体の強いスローガンとし、多いな前進に繋げる覚悟と所存が確立されました。
「荒野が戻るまで・復帰するまでに、より大きく・強いコンサに進化させる!
 ForThe荒野!!」です。

では、本日試合を点検しましょう。
1.試合内容~試合スタッツ・速報値より~
試合全体の推移は、
試合開始
 -  ➀期~支配率・攻守も互角・均衡<1-1>
前半飲水T
 -  ➁期~コンサ攻勢・決定機数で優位<3-1>
ハーフタイム
 -  ➂期~   〃        <4-1>
後半飲水T
 -  ➃期~ややコンサ守勢・決定機数は同レベル<5-1>
タイムアップ

荒野>ロペス前半13分 金子>菅・ジェイ>ウーゴ後半21分 ルーカス>白井・駒井>深井後半36分	  ~問題の?ファウル・故障離脱荒野は前半13分と開始直後でした。
試合スタッツは、
     コンサ      清水
      ➀ ➁ ➂ ➃  ➀ ➁ ➂ ➃
支配率  50 53 53 50  50 47 47 50%
走行距離 25 30 26 29  24 29 26 29km
スプリント数 45 29 41 46  44 34 43 57回
同速度    30   42    30   43km/h
シュート数  4 6 4 2  2 2 5 6本
枠内数  1 3 2 2  2 1 0 0本
得点    1 2 1 1  1 0 0 0点
パス   100 169  95  96   91 139 118 141本
成功率  83 86 84 82  85 86 84 84%
A'3rd内数   45   27    18   73本
同成功率   53   62    60   68%
決定機数 2 2 3 2  1 0 2 0回 
状況   △ 〇 〇 △  △ ☓ ☓ 〇

試合展開通りに、試合各項目が推移しています。 
支配率・走力は互角、全体パス数・成功率は互角、しかし、相手陣内攻撃-A'3rd内パスで、前半コンサ圧倒し、3得点獲得、後半清水圧倒、シュート機会優位となったもの。
しかし、
決定機=シュート機会では無く、決定的な得点獲得が高確率機では、
両チームシュート数互角でも、決定機数は、コンサ10回(前半4回・後半6回)-清水3回(前半1回・後半2回)と、コンサが圧倒し、「枠内シュート数と獲得得点数」の大差となったもの。

試合後コメントで、清水平岡監督「狙い通りのプレーも出来たが、最後のクォリティーを全員で上げなければならなかった」と、
「シュート前の崩し=決定機まで構築」と「シュート精度」が得点大差の原因、との通りです。
「決定機数コンサ圧倒」に、この試合内容が凝縮されていますね。

2.試合ポイント確認
では、上記・試合スタッツデータ値確認も踏まえ、試合ポイントを確認しましょう。(箇条書きで)
➀試合開始メンバー構成は、「マーキング緩さ~福森・ルーカスの左サイドでのマンマーク受け渡し混乱」が発生。しかし、最前線・ジェイも、スプリント速度~30.8km/hで、従来27~8km/hより、+3km/hで、マンマークハイプレスを「やや弛め」でしたが頑張り、ロペス並みの「前線守備」は実施。
<マアマア評価>
➁荒野代替・ロペスも、従来スプリント速度28km/hより、+4km/hの32.8km/hと頑張り、チーム最速スピードを実施。
また、シュート精度=枠内シュートが、シュート7本・内枠内数5本・2得点獲得と「高シュート精度・決定力」を実施。<素晴らし評価>
➂チーム全体スプリント速度も、大きく速度アップ、また、前半<後半と大幅速度アップ。
➃コンサ・新スタイルは「想定通り機能」し、相手・清水に「決定機構築阻止」、コンサ攻撃・活性化し、「高テクニックシュート力」選手が、ロペス・ジェイ、その他選手も加わり、「決定力大幅アップ」です。
➄ウーゴヴィエイラは、フィジカルコンディションが低レベルで、片鱗を垣間見る程度でしたが、ポジショニングの良さは光っていました。しかし、戦術理解=プレー予測・決まり事の理解・応用の不足は未だまだ多い事も実証。
これからです。
➅高嶺・金子・田中の大学トリオ、ミンテの躍動・クレバーさ・フィジカル・スピード・集中力と闘志、駒井の繋ぎセンス、ジェイ・ロペスの得点力、、、これまで実戦で鍛えて来た新スタイル「マンマークハイプレス」は完全定着し、その連携・チームプレー速度・精度をどんどん上昇させ、「新スタイル完成度・87%」に到達しています。

本日・対戦相手清水のチーム力の中で、「強度と球際の甘さ、ポジションの低さ、ラストパス精度とシュート力の低さ」で、この対戦レベルは「完勝」とのパターンは成立。しかし、「球際強度・よりハイスピードプレー」チーム対戦では、「マンマークのズレ・甘さ」は通用せず、誤魔化しは効きません。
依然として「ゼロトップ」が、最強強度・球際強さは変化有りませんが、「折衷型・新コンサスタイル」を確立させる過程を進行です。
本日試合から、ラスト・浦和戦まで「全試合勝利=5連勝」達成です!!


post by yuukun0617

22:17

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〜進化〜  ウーゴスタイル!

2020年11月19日

コンサ待望の<決定力ストライカー>獲得は、順調に進行していますね。
ウーゴヴィエイラは、練習の中でも、傑出した決定力を随所に見せ付けるパフォーマンスを披露し、既に「練習での得点王」となっています。
あらためて、Jリーグで大活躍した、2017・18得点、2018・22得点の全得点シーンを、YouTubeで確認しましたが、
得点パターンは、
【ポイントで合わせるワンタッチシュートか、2タッチシュート】が大半で、
上背の低さから、ヘディングシュートは、ごく僅かですが、
足元に合わせたパターンも、
スペースに走り込み合わせるパターンも、
どちらも得意です。
日本選手で例えれば、正に興梠、佐藤寿人タイプで、
ドリブルで強引突破等の、個の力で打開タイプでは無く、
チーム・組織戦術の中で<ラストプレー・シューター>を正確に果たすタイプです。
コンサが求めるラストシュータータイプは、
万能型〜ドリブル突破、スピードとハードコンタクトも勝つ強靭体幹、シュートとパスのハイテクニック、高さのヘディング空中戦勝率の高さ、更に、前線からの守備力も持ち、体力・フィジカル優れた、謂わば、WクラスFWまででは無く、
戦術の中で、戦術完全させる、最終、且つ、決定的ピースとなる【高精度・安定のシューター】選手で、FWか、MFかも問わない願望でした。
その意味では、完全マッチング候補・選手ですね!

特に、「シュート」内容の詳細特徴は、
①本人自身も強く意識している「冷静さ」
 〜毎シュートチャンスの瞬間、
  最適な状況把握〜判断〜選択、
  シュート最適実践、の手順を落ち着いて、粛々と行う、
  との、プレー構成を真摯に、全機会、行おうとするスタイル。
②①での最適判断の結果選択したシュートは、
 <GK脇抜きシュート>が大半で、
 狙っているシュートコースは、
 先ずGK脇→ゴール隅の2ターゲットで、
 GKの届かないタイミングと、コースを、狙うため、
 圧倒的なシュート決定率を実績出来たもの。

前記の通り、「点(ポイント)で合わせるシュート」にも拘らず、
シュート瞬間の一瞬でも、最適選択・最適シュートを瞬間判断する能力は、傑出している選手です。

今までのコンサ、点取屋には、いなかったタイプですが、コンサのフォーメーション・パスサッカー戦術には、抜群の効果、効力を発揮する選手です。
多数回決定機構築するコンササッカーに、最適のマッチングとなる選手です。
最多決定機構築チームが、念願の決定力シューター獲得により、多数得点獲得チームに一気に変貌する大転換となります。
又、小柏、金子には、大反響、大影響を与え、目指すべき、ストライカースタイルの活きた手本となり、両選手をストライカーに変貌させる事となります。

  
先ずは、実戦テストでの証明を期待しましょう。


post by yuukun0617

07:44

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~進化~ 風雲急を告げる!でもチーム編成前進

2020年11月17日

札幌市・北海道のコロナ禍進行は、遂に「緊急外出自粛宣言」発令となる、コンサホームゲームの開催環境は、一気に悪化し、残り2試合の開催は「ギリギリの開催可否」状態。
本日~11/28限定の「不要外出自粛」要請は、
「感染リスクを回避できない場合<=感染対策が無い場合がどうか?>」
「不要不急<サッカー観戦は該当?>」の
「外出自粛」で、
次戦11/21は「観客」開催確率は大きく低下、最終ホーム戦12/5・C大阪戦も、今後の状況次第で、「観客」開催成否は見通し難い状況となりました。
ノノ社長・チームスタッフの対応策としては、
➀札幌市・北海道当局、リーグ本部、対戦チームと交渉の上「通常開催」確認~「限定開催」対応・・観客数限定・無観客試合。
➁「開催延期・中止」・・代替地開催、開催中止、
との2択が濃厚ですね。
ノノ社長も、てんてこ舞い・大わらわで、最新情報収集・各所調整の真っただ中で、頑張れ!ノノ社長・チームスタッフです。

そんな、コンサ周辺環境劇変化の中、
遂に、菅ちゃん・コロナ復帰、ウーゴチーム合流で、本日・全体練習フルメニュートレーニング、との嬉しく、待望のビッグニュースがありました。
という事で、次戦・(場合によっては、延期かもしれない)ホーム・清水戦へのゲームメンバー争奪戦が、一気にヒートアップしました。
前試合・今季最低レベル試合内容とのプレーとしてしまった「前試合起用メンバー」では、「問題・課題該当プレーヤー」を始めとして、<次シーズンへの、必要チーム構成メンバー入り>を賭けた、各試合起用選択と実戦プレーの【評価累積】が進行しています。
高評価試合、低評価試合でも、「着実・確実に、プレー評価累積」を重ねている選手も居れば、逆に、試合毎に不安定な「評価累積と低評価で低減」プレー選手も複数居り、「残り試合数減少」=<評価累積による次シーズン選手構成入り獲得チャンス減少>となり、残る試合での「起用時プレー」は、選手将来・未来を決定付ける「超大価値のチャンス・機会」です。
【試合を決定付けるレベルのスーパープレーが必須】となっています。


現時点での通信簿~次シーズンチーム構成入り度を、敢えて記載すると、
[次シーズンチーム構成入り確定想定]
~新加入選手組~3名
・中野小次郎 ・小柏 ・中島
~高評価累積組~13名
大学トリオ ・金子 ・高嶺 ・田中
新戦術合致組 ・駒井 ・荒野 ・チャナティップ ・菅 ・宮澤 ・ミンテ ・ルーカス ・白井 ・中野 ・菅野
※※新チーム確定想定※※
~課題組~ 13名
戦術理解課題組 ・ジェイ ・ロペス 
フィジカル課題組 ・福森 ・深井 ・進藤 ・早坂 ・石川
能力課題組 ・ドド ・藤村 ・濱 ・檀崎 ・カウィン ・阿波加
~テスト組~1名
フィジカルテスト ・ウーゴヴィエイラ

この通り、※※以下14選手が、その将来・未来を賭けた「トライ・テスト試合、トレーニング」が現状だとすれば、残り僅かな期間は極めて重大・重い価値時間となっています。
[全員、見事に、次シーズン・コンサ想定像への合致~戦術理解実践・必要フィジカル・チーム連携・総合意識闘志力]を果す事を強く望みますが、経営危機の中、選手保有数の拡大は限定的必至で、「甘い選手保有は絶対にあり得ませんし、不可能!」ですね。
全選手の「実戦・トレーニング奮起、傑出行動・プレー」を強く望んでいます。

では、「開催成否不明・混迷」の中ですが、次戦・清水戦展望をしておきましょう。
1.対戦相手「清水」現況
戦績は、
順位17位 勝点20(27試合・△5試合と大幅減チーム)
     5勝5分17敗 37得点・56失点・得失差△19
      リーグ  12位  17位     16位
 〔対比コンサは   13位  13位     15位〕
   最多敗戦チームですが、失点が僅か、得点・得失差は同水準の戦績ですが、今シーズンは、最低戦績で、監督自主申出解任・交代まであり、チーム崩壊のシーズンでしたが、運良く?「降格制度停止」シーズンで、最悪・降格は無かったが、来シーズンでの、J1死守に向け、新監督・平岡(元コンサCB)を中心に、エスパルス・ドリームの本来戦術「コンビネーション・パスサッカー」により、新監督就任後、強敵・神戸とC大阪から2連勝となり、次戦コンサ戦。監督交代の「カンフル」での連勝は、清水のお家芸的パータンで、いつも通りなら、数試合で消滅し、敗戦街道に転換となってしまいます。
前監督・クラモフスキーの「準横浜FM系ハイプレス」の強烈戦術は、戦術上必要フィジカルの不足、戦術理解困難・低作動・低ハイプレス成功率で、チーム習得不足から脱却出来ず、苦闘するも、少ないハイプレス成功でも攻撃向上・得点力急増、しかし、組織守備破綻続出し、大量失点の守備崩壊で、戦績は一気に最低圏となり、現在状況となったもの。
その呪縛から解かれた解放感から、連勝成功したものの、個々選手主体「個々能力」主導で、組織プレー、戦術プレーには程遠く、そろそろ「組織プレーチーム」に大敗しそうな所です。「神戸・C大阪」の「個々能力主導・堅守速攻型」なら通用する目もありますが、コンサの様な「組織・戦術主導型チーム」には、脆いです。

選手層は、ベテランと中堅、高能力の元代表クラス選手が主軸で、テクニック・経験値は高く、短時間勝負・個々マッチアップは得意ですが、運動量・スプリントスピード・球際強度・体力では、リーグ水準並み~やや低下です。

2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想
コンサ戦術は、新戦術マンマークハイプレスを徹底追及しますが、次戦は「ゼロトップ」での試合導入は選択しないものと想定します。
その理由は、コンサ・現最強戦術「ゼロトップ」は不動ですが、敢えて、次強ランク「攻撃強化型選手シフト型マンマークハイプレス」を選択し、
「最強得点力・ウーゴCF・ワントップ型マンマークハイプレス」のテストを優先し、その成否・攻撃力・得点力を実戦試行し、「その成功」によるチーム構築化を一気に図ります。
併せて、次シーズン用選手選択・実戦テストとして、上記「次シーズン・チーム構成入り選手選定」を実施します。
試合展開は、「最強度ハイプレス」程、相手ゴール付近までに前進・詰めたポジション取りとはなりませんが、「マンマーク型」で「中~強ハイプレス」を、統一徹底します。多数回「ハイプレス成功~ボール奪取」から、ショートカウンター多数炸裂~ウーゴに決定機・チャンスを多数回提供し、「ウーゴのシュート精度・決定力」を実戦テスト。
是非とも「高い決定率⇒複数得点獲得」の成功を、実戦証明して欲しいですね。
「最強度ハイプレス」とはならないため、清水からの「ロングカウンター・サイド攻撃」は想定されますが、清水ビルドアツプ~コンビネーションパスサッカーは、「マンマーク・パス交換阻止」で大きく阻害し、「被カウンターリスク」注意程度にまで、清水攻撃を減縮出来ます。

試合展開は、
試合開始~ 前半飲水T  コンサ攻勢
            ショートカウンターから、ウーゴ先制
    ~ 前半終了   コンサ攻勢継続
後半開始~ 後半飲水T  後半開始時選手交代・活性化し、
            コンサ攻勢・追加点獲得
             選手交代・活性化
    ~ 試合終了  コンサ攻勢継続・追加点獲得
            【 3-0 完勝 】
    との試合展開予想です。

メンバー予想は、
スタメン
       ウーゴ
     駒井   荒野
   菅  高嶺 宮澤 ルーカス
    福森 ミンテ 田中
       菅野

サブ      IN    OUT ポジ・チェンジ
  45分交代 ロペス ⇔ 高嶺 (荒野ボランチ・ロペスST)
        金子  ⇔ 宮澤 (駒井ボランチ・金子ST)
  67分交代 進藤  ⇔ 荒野 (田中ボランチ・進藤CB)
    ドド・中野・白井
    カゥイン 

 色々な意味が込められ、価値の高い試合です。
 「将来・未来を多数コンサ選手が掴み、コンサ最大課題;シュート決定力を獲得」する試合に、絶対しましょう!!
           
          


post by yuukun0617

20:46

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~進化~ かなり後退してしまった戦力構築・第27節鳥栖戦

2020年11月15日

1.「かなり後退してしまった戦力構築」
昨日試合は、全選手同一条件・環境下で、極端なパフォーマンス差を見せつけられ、個々選手能力の本質を証明した試合となりました。
ミシャ・試合後コメントでは、選手への思い遣りから「良く闘ってくれた。選手は今の全てを出した試合だった。」と一見評価した彼の様な表現でしたが、『今の全て』表現で、その程度の低さに失望・落胆したとの心境・評価を表していました。
重要ポイントは、「誰がパフォーマンス維持・低下・劣後だつたか」で、現段階、来季チーム構想への「参加権・参加価値、参加内容」を、「個々選手毎選定・判定」の本格時期であり、文字通り、実戦テストで「チーム内ポジション・価値順位」が決定します。
下記・本稿の中で、記載しましょう。

いずれにしても、昨試合は、リーグ最弱戦力チーム・鳥栖対戦に拘わらず「コンサ自滅試合」で、引き分け・勝点△2喪失試合となりました。
「自滅」の内容と原因は、自明の通り、
〔内容〕
➀ミシャ試合三原則<走る・闘う・規律を守る>を追求しない選手が多数となり、チームパフォーマンス低下(前試合比・走行距離△10km・スプリント△20回、鳥栖にも走り負け)
➁結果、マンマークハイプレス戦術、特に前線・ハイプレスは全く作動せず、鳥栖ビルドアツプ・ロングカウンター起点へのチャージ不能。
➂集中力低下局面、多数回発生し、ミスパス・ミスプレー多発(パス成功率は、今シーズン最低値。前試合比パス成功率△5%の76%・A'3rd内パス成功率△20%の53%で、鳥栖陣内攻撃パスは半分しか成功しなかったとの惨憺たるパス精度)で、チームプレー不能。個々プレイの突破しか有効とはならなかったもの。
➃さらに悪化したシュート精度(得点出来ない様にシュートする仮の如き、惨憺たるシュートプレー)
〔原因〕
➄<走らない・闘わない・集中しない選手多数発生>状態・・・選手毎に「前提疲労条件は均一に拘わらず、パフォーマンス極端差」発生
 =「個々選手フィジカル能力」格差現存
➅マンマークハイプレス戦術機能低下局面への対応策の無さ…戦術応用能力のヘッドワーク部分とそのトレーニング、チーム戦術化レベル
➆得点力選手の不在

以上4つの低パフォーマンス内容、3つの原因により、コンサ本来チーム力は50%以下のパフォーマンスで、これでは、「リーグ最低戦力・鳥栖相手」でも「勝利」はおこがましいものですね。
久し振りの「シーズン最低パフォーマンス試合」を、最終盤の現在時点で「現実」とした姿は「サッカーへの真剣度・執念・集中度」の問題そのもので、フィジカルなどでは無く、ハート・ヘッドの「各選手個々の意識・認識問題」だという事が明白・赤裸々です。
「恥ずべきプレーをした選手は、コンサチームでプレーする資格の有無を、厳しく問われ、ミシャは、公開では優し気な姿ですが、チーム奥内での本日ミーテイングで、激怒と厳しく選手へ迫る場面は必至」です。
昨日試合の選手パフォーマンスが、現時点、大変重要となりましたので、ここに記載します。
フォーメーション順に、
      評価パフォーマンスー内容
ロペス・・☓☓ 40% ー決定力欠如、精度・運動量・スピード・理解
ドド ・・☓☓☓20% -ロペス同一項目・更に低レベル
駒井 ・・〇  80% -通常内容維持。数少ない劣化無かった選手
金子 ・・△  60% -スプリント速度前試合比△4km/hと大幅低下
              相手選手を振り切る、チャージが大幅低下
ルーカス ・・△  70% -左サイドは、パフォ低下。右に転換し良好化。
高嶺 ・・〇  80% -通常内容維持。前後の低パフォ選手カバーに苦心
宮澤 ・・〇  85% -スプリント速度上昇し、チーム力低下に苦心
福森 ・・☓☓☓40% -運動量・パス精度激減。集中力無く、ミス元凶
ミンテ・・△  55% -運動量のみ維持。低予測力が現出、ミス多発
田中 ・・△  60% -運動量・速度低下、意識・闘志で支えるのみ。
菅野 ・・〇  75% -集中維持。相手選手スピード判断ミス複数回
ジェイ・・〇  75% -集中力・得点力証明。戦術理解と実践向上のみ。
白井 ・・〇  80% -通常パフォーマンス維持
早坂 ・・〇  75% -通常内容維持。
石川 ・・〇  80% -攻守に低化チームへ刺激プレー発動
中野 ・・△  75% -運動量・速度より期待。
 ⇒ 
【最低評価】
ドドはこのままでは来季構想から外れる事必至。
ロペスの低プレーも、来季構想外れ可能性が50%超の高確率状態。
福森の処遇は、コンサチームプレーに「功罪相半ば」となる「低内容部分が精神・意識部分である」点、他チームでのプレー相当ともなり<意外に微妙状況>カモ。正念場だという事をどこまで自覚しているのか?!
金子は、確かに、疲労回復せず、頼みで自慢・ストロング、肝心のスプリント速度低下で、思う通りのプレーが出来なかったが、疲労回復で復帰・復活必至で、1試合のみ低パフォーマンスでした。ルーカスも、得意サイドで復活。ミンテは、「意識の強弱」により、周りの選手との連携でパフォーマンス上下し、他選手復活で問題解決。田中も、マンマークハイプレス機能低減対応の変化形との「対応力」向上があるが、疲労回復で運動量回復により、復帰。
通常維持・向上の、駒井・高嶺・宮澤・菅野4選手、ジェイ・白井・石川は、問題無くプレー。特に前試合・敗因失点の問題プレー宮澤は、よりプレースピードを上げ見事に改善していました。

前試合から「中2日・移動があり、実質中1日」は、想定以上に、疲労回復が乏しく、選手起用に余裕があれば、起用選手が大きく変化すべき事態でした。しかし、「シーズン・試合<運>」により、多数離脱発生の中、サブ選手も含んだチーム編成が原則でしたが、実戦では、そうならず、疲労困憊したままの「前試合起用選手」を試合投入となり、結果「戦術理解・実戦力が低下する準Aチーム」構成を、疲労選手多数の主軸選手を軸に選択した結果は、至極当然に、「低パフォーマンス・自滅試合」となったもの。
ミシャのコメント通り<現在のチーム力を正しく表した試合内容>であり、弱小鳥栖でなく、それ以前のリーグ水準チーム対戦ならば「大敗必至」の所でした。
「惜しくは全くありませんが、恥ずかしく・情けない試合」でしたね。

2.試合内容・詳細・ポイント
では、試合内容・詳細は、試合スタッツめ・速報値で確認しておきましょう。
いつもの通り、試合2分割時間帯(前後半で分割)で。

      コンサ     鳥栖
     前半  後半  前半  後半
支配率% 57  53  43  47% -コンサ僅か支配で不足 
走行距離 52  53  55  55km -走り勝ちは未達
スプリント数 82  92  78  92回 -互角
速度km/h     29      28km/h-互角
シュート  7   7   8   8本 -互角・やや鳥栖優位
枠内数   1   4   4   4本 -コンサ前半・鳥栖全般〇
得点    0   1   0   1点 -枠内数に連動し得点
パス数 243 200 194 197本 -パス数大幅減;前試合比△92本
同成功率 75  76  65  71% -大幅減;前試合比△4%
A'3rd内パス33  20  16  26本 -極度減;前試合比△69本・40%
同成功率 67  53  50  68% -大幅低下;前試合比△10%
ボールエリア率 17  19  29  28% 
      ミドルエリア
     54  53%
※走り勝ち未達
※闘い=スプリント速度-強度も、互角
※パスミス・精度低下が酷過ぎ、コンサの基本・パスサッカー~コンビネーションサッカーは停止。前半メンバーのプレー精度の低さは、リーグ弱小鳥栖でなければ、全くサッカーを封じられるレベルで、今シーズン最低レベル。当然の結果、途中でチームプレー遮断となり、パス数大幅減は当然です。
※シュート精度は、前半メンバーでは試合レベル外で、選手の課題意識による改善意思の強弱に直結しています。
試合内選手毎・シュートパフォーマンスは、
名前  シュート数 枠内数 得点 評価
ロペス   4    0  0  ☓☓
ルーカス  2    0  0  ☓☓
早坂    2    1  0  〇
福森    1    1  0  〇
ジェイ   1    1  1  ◎
白井    1    1  0  〇
駒井    1    0  0  ☓
金子    1    0  0  ☓
ミンテ   1    0  0  ☓
高嶺    0          ☓☓
宮澤    0          ☓☓
この体たらくなシュート精度の低さは、
「決定力ある選手」の新加入しか、手は無いのでしょうか。
「落第選手」には、将来・次シーズン構想に、参加権は無くなります。

※戦術~新戦術「ゼロトップ型マンマークハイプレス」のどれも、真面に実践意思は無かったのでしょう。更に「攻撃強化型選手シフト・マンマークハイプレス」も、マンマークも、ハイプレスも、全く実践されず、従来型「コンサ式ミシャスタイル」も、「ロングフィードへの逃げ」ばかりで、鳥栖ハイプレスも殆ど無い、或いは、機能していない、にも拘らず、ビルドアツプも不十分・不徹底で、適正作動していません。
ミシャ試合三原則の最終則<規律を守る>も、遵守・尊重されない試合で、「戦術実践」で、今シーズン最低試合でした。

この様に、戦術・チームプレー・個人プレーで、フィジカル・戦術理解・テクニック・試合への意識・集中、等多数項目が、低レベルとなった試合。
顕かに、成長していたチームの「退化」試合で、次戦で「問題点改善・コンディション完調・チームプレー復帰復元」を図られる試合となりました。

こんな体たらく試合は、2度とご免ですね!


post by yuukun0617

13:32

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〜進化〜  少しメンバー予想修正⁈

2020年11月14日

昨日朝時点で予想したメンバーは、
ミシャコメントで、チャナティップ肉離れ離脱、菅・深井・進藤の長期離脱・復帰遅れ、と昨シーズンスタメンメンバーが4名も不在の中、
リーグ上位チームと互角以上の闘いが出来ているチーム力の成長に、訴求していましたが、
逆に、この4名の早期復帰は困難とのリリースにもなりました。

と言う事で、
本日のメンバー予想は修正です。
[修正メンバー]
スタメン〜ギリギリの、ゼロトップ編成です。
      駒井  金子
        高嶺
   白井 中野  宮澤 ルーカス
     福森 ミンテ 田中
        菅野
  ✳︎荒野、チャナ外れでも、ゼロトップは可能です!
サブ 
 〜攻撃強化型選手シフトマンマークハイプレスへ戦術大転換のマジック戦略です。
        ロペス
     ドド     金子
   白井  駒井 宮澤 ルーカス
      福森 ミンテ 田中
         菅野

   サブメンバー
     ロペス、ドド、
     ジェイ、早坂、石川、檀崎(抜擢・チャンスです。)
                  カウィン

   ✳︎深井予想を修正して、檀崎抜擢チャンスです。

 スタメンメンバー離脱期間は、檀崎、藤村、濱も、チャンス期です。
 ここで、足跡を残せるかどうかは、未来直結の大問題です!
 頑張れ!コンサ育成選手たち!

       


post by yuukun0617

07:45

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~進化~ 残り6試合での明日・鳥栖戦

2020年11月13日

惜敗、且つ、今後課題を明確にした「FC東京戦」から、僅か「中2日」・ホーム「鳥栖」戦を迎えます。
しかし、「中2日」対戦は、過密日程の連続による累積疲労は全く無い状態であり、「フィジカルコンディションは、前試合は強度の高いトレーニング同様で、体重減となり、身体のキレ・スピードアップの好調状態」です。

前試合で明確となった課題は、
〇「決定機構築力」~ラストパス・最後の崩し・〔荒野課題による影響大〕~
〇「スプリント力」~➁相手スプリント数UPへ追随するスプリント力~
〇「シュート精度」
加えて 
【荒野のゼロトップ・マンマーク戦術の理解不足、勝手理解・戦術違反】
【攻撃強化型選手シフト・マンマークハイプレス戦略の威力は、守備・攻撃共にリーグ上位レベル威力、ロペス・ドド戦術理解不足】
「宮澤・被カウンター時、一瞬のプレー逡巡が失点起因」
の6事項でしたが、
前試合・途中交代の荒野は、累積警告・出場停止で〔荒野課題・ゼロトップ戦術理解不足〕は、次々戦に持ち越し。同時に、「決定機構築力」課題も、〔荒野課題〕に起因したもののため、明日は発生せず、次々戦に持ち越しです。
という事で、
明日試合に「改善テストを受ける課題」は、
・スプリント力(回数=全時間帯作動)
・シュート精度
・試合途中、攻撃強化型選手シフト戦略、ロペス・ドド戦術理解
・宮澤・プレータイミング遅れ、   との4項目です。

この様な<コンサ新戦術完成への手順>こそが「実戦での課題確認➝課題改善➝その改善結果を実戦テスト」となります。
そして、その手順での「途中テスト」こそが「実戦試合」で、改善を実戦評価し、次の改善プロセスとしていく、前進手順です。

では、明日試合の展望です。

1.相手チーム「鳥栖」現況
鳥栖の今シーズンは、過酷リーグの中でも、最過酷内容・チームとのシーズンを送り、チームの存続・存亡まで賭けた「ギリギリ状態」を抜けて、ここに至っています。経営危機・コロナ禍直撃でチーム大衝撃・打撃の中、金崎・名古屋流失があり、苦しみ抜いたシーズンを経て来ました。
現在戦績は、
順位15位 勝点25 26試合済 5勝10分11敗 得点27 失点34 得失差△7
降格が制度消滅した今シーズン、あれだけ苦しんだ状況で、現在戦績は充分でしょう。先ずは、次年度へ、チーム存続・チーム強化が最大テーマとして、試合実施数不足を、過密日程設定で解消する期間を、前試合でやっと完了し、久々の「週一試合数・中6日」に戻って最初の試合が、明日・コンサ戦です。
来シーズンへの戦力アップも兼ね、若手選手を多数登用・育成し、コロン禍から復帰9/5~11/8・過密日程・9週間で17試合(約2試合/週)の日程で、中軸選手・累積疲労は、中盤の攻守の要・ボール奪取とビルドアツプ役のボランチ高橋秀故障・長期離脱、その他選手も故障寸前まで追い詰めれられるも、ギリギリで回避し、現時点地に到達したね苦しんだ日程でした。
当然、その期間戦績は、4勝6分7敗と、リーグ最過酷日程で試合実戦チームに拘わらず、「コロナ禍」前までのシーズン戦績(1勝4分4敗)よりも良化した成績を勝ち取っています。しかし、ここ10試合勝ちが無かった中、前試合、起用選手の根性・気迫で「仙台に完勝」し、この試合でも「SB森下・大畑、DF原、ボランチ松岡・樋口、AMF本田・小屋松」とスタメン11選手中7選手が「若手育成選手」であり、その育成成果を証明した試合でした。
大変な超過酷シーズンに苦しんでいるチームですが、着実・確実に、次シーズンへ「大きく戦力増強を選手育成により実現」しています。
若く、運動量満載で、チームの「堅守・速攻」型戦術に、攻撃推進力と守備帰陣力を大幅上昇させたものです。

戦術・フォーメーションは、従来戦術「4-4-2・堅守速攻型」に「ゾーン型ハイプレス戦術」が加算されました。
「ハイプレス」水準は、指数(頻度)リーグ4位(川崎-湘南-FC東京~鳥栖-横浜FM~コンサ10位)・ハイプレス成功率リーグ7位(川崎-横浜FM-コンサ~鳥栖7位)と、ハイプレス作動数は多いが、成功は大きく低減との内容です。
「ゾーン型ハイプレス」の最大欠陥
 ~相手ビルドアツプ選手までの距離が長く、相手ショートパス・ロングフィードプレー時間があり、ハイプレスチャージは未到達で『ハイプレス自体不能・無効化』が、続出。
唯一機能するのは、相手陣内にて攻撃中の『カウンタープレス』
 ~攻撃中、相手守備陣にボール奪取された瞬間(ネガティブトラディッション)再ボール奪取を狙いプレス
程度に限定されるのは、「ゾーン型ハイプレス」チームの共通点です。
その対策として、「ゾーン型ハイプレス」の超攻撃型~「ハイライン」戦術(チーム全体を相手陣にまで前進させ、ゾーンの最先端を相手ビルドアツプエリアに接近させる戦術~当然の代償が、ハイライン(高い最終ライン)裏のスペース増大化となり、被カウンターリスク増大し、失点危険性が大きく跳ね上がりますね。)・横浜FM、前清水しか採用し切れない、超攻撃的・ハイリスク戦術のみが、現代創出されていますが、鳥栖はそこまで「リスク増大させる攻撃型選択」はあり得ませんね。

結論は、「FC東京・鹿島型・ハイプレス型堅守速攻」で、ロングカウンターとサイド攻撃が主体となり、コンサ前試合・FC東京戦の「球際・強度・デュエル」型で、やや緩和チームとの対戦です。
前試合・前半同様な試合展開となり、
コンサ前試合課題改善をそのままテスト出来る絶好試合です。

2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー 予想

既に記載の通り、明日試合は、前惜敗試合での「課題改善」を問われる試合てす。コンサは、改善反復練習の時間は有りませんでしたが、課題原因とその改善策を理解・認識し、明日試合、強力チーム対戦で「実戦改善練習」との、極めて贅沢な条件・状況を与えられたトライとなります。

戦術は、
当然、新戦術・戦略で、
➀ゼロトップ・マンマーク型ハイプレス戦術でスタート
➁後半途中「攻撃強化型選手シフト・マンマークハイプレス」戦術へ転換戦略
です。
〔課題多数の荒野〕は出場停止で除外で、前試合課題を改善する「より高いパフォーマンス」で、<鳥栖ビルドアツプ+全パス交換封止>時間帯を前半~後半戦前半まで、実施し切る、一瞬も緩和・緩みを排除し、鳥栖プレー封印~鳥栖シュート「とことんゼロ・0追求」を実現化し、
一転、後半戦・飲水タイム頃「攻撃強化型・マンマークハイプレス」へ戦術転換し、<コンサ攻勢時間帯・激しい攻撃反復で複数得点獲得>、との完全試合実現を目標とするもの。
【鳥栖戦で、新戦術・戦略完成】形を図ります。

試合展開は、
試合開始直後~タイムアップまで、全時間帯・コンサ完全支配・攻勢で、鳥栖に攻撃機会も徹底的に奪い、大半、コンサ攻撃時間帯➝大量得点(3点以上)獲得との、完全試合・完勝を想定します。
試合開始~前半終了  コンサ攻勢・鳥栖攻撃機会極小化
           「 2-0 」
後半開始~飲水タイム コンサ攻勢継続
           選手交代「攻撃強化選手シフト型」へ転換
    ~終了    コンサ超攻撃・反復で攻勢
           「追加点 2点獲得」
           「 4-0 完全勝利 」
    との想定です。

メンバー予想は、
荒野の代替は、多数いますね。心配のチャナティップも明日は当然不能。

スタメン~ゼロツトップチーム
     駒井  金子
       高嶺
  白井 深井  宮澤 ルーカス
    福森 ミンテ 田中
       菅野

   ※高嶺を一段前で起用、十二分に機能すると思いますが?!

 サブ ~「攻撃強化型」へ重要です。
  転換後  ロペス
     ドド   金子
   白井 駒井 宮澤 ルーカス
     福森 ミンテ 田中
        菅野
   (サブメンバー)
     ロペス ⇔ 高嶺
     ドド  ⇔ 深井
     ジェイ・中野・早坂・石川
     カウィン 
  
 これで、勝負です。
 完全勝利可能ですね。

 明日、ドームへ全力サポート結集で、
  コンサ・新戦術完成を掴みましょう!!   


post by yuukun0617

13:35

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~進化~ FC東京戦・試合ポイントと今後の課題

2020年11月12日

何とも「消化不良気味の惜敗」で、もどかしさ一杯の試合でしたね。
手に汗握る「超緊迫試合」で、客観的に<面白さ一杯試合>との水沼解説者の試合内容評はその通りですが、「ポイントと今後課題が明白な貴重試合」となった点は、大きな成果です。

試合内容・その原因とのなったポイント・今後の課題、の順に検討してみましょう。
1.試合内容
先ず、試合スタッツ~速報値です。(試合を飲水Tで分割の4分割時間帯➀~22
分・➁~45分・➂~68分・➃~90分)
  コンサ➀  ➁  FC東京➀  ➁
支配率 60  59   40  41% -ボール支配
走行距離26  29   26  29km
スプリント 35  43   34  71回 ー➁大きく劣後
シュート 1   2    1   2本 -互角
枠内数  0   0    1   1本 -劣後
得点   0   0    0   1点 -➁失点
パス数195 117   94  84本 -大きく優位
成功率 84  84   69  73% -大きく優位
A'3rd内     82       23本 -圧倒的優位
同成功率    64       58% -大きく優位
※1-試合全般コンサ圧倒;支配率・パス・相手陣(A'3rd内)パスは、圧倒。
※2-シュート精度・コンサ劣後;枠内数「0」では得点は不能。FC東京「唯一の決定機に確実に得点獲得」の力 で「前半・劣勢の試合結果」

  コンサ➂  ➃  FC東京➂  ➃
支配率 57  57   43  43% ーコンサボール支配継続 
走行距離23  31   24  31km ー互角
スプリント 31  53   39  52回 ー互角・FC東京低下
シュート 7   2    3   5本 ー➂コンサ・➃FC東京
枠内数  1   2    2   2本 ー➂☓・➃〇
得点   0   0    0   0点 
パス数 91 132   86  86本 ーコンサ圧倒
成功率 83  80   74  70% ーコンサ優位
A'3rd内     40       26本 ーコンサ圧倒・後半大減少
同成功率    72       66% ーコンサ優位・後半上昇
※3-コンサ試合コントロール・優位継続;支配率・パス・相手陣(A'3rd内)パスで圧倒
※4-シュート精度は、➃のみ改善するも、➂のチャンス時間帯の低精度で「無得点」結果主因

<試合スタッツからのポイント>
・試合支配・コントロールは、事前想定通り「コンサ圧倒」
・コンサ問題項目が、スプリント数、シュート精度で、FC東京優位
 スプリント速度は、コンサ平均32.3km/h、リーグトップランクのFC東京昨日平均30.6km/hと比較しても、決して劣後していません。問題は、スプリントの頻度・回数です。
・試合展開は、FC東京・事前想定「➀>➁<➂>➃。➀と➃活性化」は、逆となり「➀<➁>➂<➃・活性化➁・➃が実際」で、
コンサパフォーマンス推移は、➀>➁<➂<➃となり、➁時間帯での「パフォーマンス逆転が、失点要因」となった。また、➀・➂時間帯のコンサ支配時間帯での「得点獲得失敗」が、試合結果に直結し、➀は「決定機構築力」、➂は「シュート決定力」がその原因。

2.試合ポイントの点検
上記「試合スタッツ・試合内容」からのポイント集約からは、
〇「決定機構築力」~ラストパス・最後の崩し~
〇「スプリント力」~➁相手スプリント数UPへ追随するスプリント力~
〇「シュート精度」 
 の3項目が確認されました。
しかし、試合の真相は、その表面に浮上したポイント以外に、重要ポイントがあります。
では、
ポイントは3点に集約されます。
(1)試合開始~後半開始までの戦術【ゼロトップ型・マンマーク・ハイプレス】の問題点
新戦術は、3戦術の合体形で、一まとめで呼んでいますが、3つの異なる戦術が、相互関連したチームプレーですね。
先ず、
A.「ゼロトップ」戦術理解
ゼロトップ戦術の意図は、
➀<守備>最前線に「守備力選手」配置・・・ハイプレス戦術で、相手へチャージ等守備能力選手であれば「一気にハイプレス(ボール奪取)成功率上昇」を見込める。
➁<攻撃>偽CBの様に「自由ポジション(移動)」で相手マーキング選手を引出し、その「空スペース」へ他の味方選手侵入・利用。
ですが、昨日試合で、問題<荒野>プレーがあります。

B.ゼロトップ理解・現実プレー
<荒野プレー>は、「類まれな運動量とアグレッシブ闘志で、適合選手」ですが、➀<守備>➁<攻撃>で、大きな問題プレーとなったもの。
 それは、FC東京の様な「ゾーンDFチーム」がリーグ全般で、マンマークは全リーグで僅か2・3チームのみですね。そんな「ゾーンDF」チーム相手の「相手マーキング選手引出し」が成立する限定条件は、
 ・コンサ前線選手(例;荒野)が、〔相手選手の担当ゾーン付近〕で、〔パスターゲット・ボールホルダー〕の局面のみ、 という点です。
 しかし対して、
<荒野プレー>は、相手ゴール付近エリアから、「自由ポジション」との意識から、サイド・中盤、果ては、自陣ゴール前のビルドアツプ起点にまで移動、
 その結果は、
当然【荒野マーキング相手選手の引出し失敗・不発生】=攻撃力低下、
3枚前線エリアには、各選手事前マンマーク担当責任により、荒野の代替ポジションへの移動・プレーは無く【前線選手数2名に減少】、
そのため、マンマーク選手数的不足で【FC東京・ビルドアップ阻止、ロングフィード・カウンターパス阻止が不能】=守備力大幅減
と、「ゼロトップ戦術」意図は、全滅となりました。

C.実戦での、ゼロトップ・マンマークハイプレス
<荒野プレー>は、➀前半飲水タイムまではを「適正ポジション」で「コンサゼロトップ・マンマークハイプレス」を成立させました。
しかし、飲水タイム後、「自由ポジション」を始めた途端、上記戦術破綻原因となり、結果、「FC東京・ロングカウンター~失点=敗戦結果」をもたらした「敗戦」に繋がった「不適正」プレーでした。
それでも実戦では、「ハイプレス成功率」は➀時間帯の「100%」↘以降時間帯「50%」まで急減させるも、なお「前線~中盤で、パスカット・ボール奪取」を成功させ、ショートカウンターを複数回プレーとなりましたが、
<前線選手数不足>が<コンビネーション縮小>にとなり、「ラストパス・決定機縮減」し、得点獲得不成立の原因となりました。

【荒野のゼロトップ・マンマーク戦術の理解不足、又は、勝手理解・戦術違反】が第1ポイントです。
荒野は、その闘志・それにより運動量・アグレッシブさは、傑出した選手ですが、「正しい理解とプレー現実化判断・集中力」が課題ですね。未だまだ、レベルアップが必須です。

(2)コンサ「連続ワンタッチパス交換」威力
新戦術を追求する中、コンサのパス技術は大きく前進していますね。
昨日試合の第2ポイントが「連続ワンタッチパス交換」は、驚異的威力を発揮しました。コンサのタッチ数の極小の「連続・ワンタッチパス交換」に対し、リーグ最強守備力のFC東京は、集中度UPし、ほぼ追随されましたが、<より速い連続パススピード・高成功率>で、FC東京による「パスカットは失敗」させ、ミスパスによるロストのみ、パス交換停止で、そのパスミスも、ルーカス・荒野選手程度に絞り込まれたものでした。
FC東京陣内の「密集エリア、スペースエリア」共に、陣形を崩すパス交換は大きな威力成功でした。

(3)後半・「攻撃強化型選手シフト」の威力
ロペス・ドド途中試合投入の
「ゼロトップ」⇒「攻撃強化型前線選手シフト」の威力も、大きなポイントでした。

先ず、2選手の昨実戦評価ですが、
ロペス・・ハイレベルシュートテクニックとラストパスが魅力ですが、「プレスピードの遅さ➝パスタイミングズレ、ボールコントロールでのボールとの距離離れ➝相手チャージでのボールロスト」が多く、「有効なプレーは限定」されてしまいました。
ドド・・ボール保持力と強引な突破する体幹力が魅力ですが、「プレー判断の迷い・一瞬の遅れ➝相手チャージ・ボールロスト」が多発。
両選手共、共通した問題点「プレー判断の遅れ」があり、戦術理解・習得課題が現存です。
しかし、それでも、
<マンマーク・ハイプレスは成立し、ハイプレス成功率は、リーグトップ水準・上位レベル>であり、数回決定機を構築し、「FC東京のストロング~集中守備」で得点化阻止されたもので、充分威力ある戦術効果を証明しました。
【攻撃強化型選手シフト・マンマークハイプレスの威力は、守備・攻撃共にリーグ上位レベル威力】です。

(4)補足
昨日失点は、事前リスク想定のFC東京ロングカウンターが炸裂したものでしたが、
一部ポイントがありました。
それは、
 FC東京が、コンサ攻撃へのビルドアップ縦パスをFC東京M'3rd底位置で「パスカット」し、永井へのロングパス・カウンターに入った瞬間、
アタッカー・永井と、D・オリベイラにマーキングが付いていました。
永井のマンマーキングは「宮澤」でしたが、「カウンターパス」が出た瞬間、永井・動き出しに、宮澤に「一瞬ためらい」が産まれた事が見えました。
〔永井より、FC東京前でパスカット〕か、〔永井から、コンサよりで受け止める〕かをためらい、結果、タイミング遅く〔永井より前=永井に到達前で、パスカット〕を選択し、体重を前に傾けた瞬間、届かずに永井にパスが届き、一気に、マークを外され、突破・後走となり、そこからは永井のスピード突破を許すものとなりました。
「永井を止められた唯一の瞬間」が、「宮澤のためらい・逡巡の無いプレー」でした。
宮澤は、これで「数失点目」となったもので、しっかり反省し、次回・同一プレー排除・改善の原点・材料とすべきです。

試合スタッツからの課題、加えて、上記(1)~(4)ポイントを加えた、今後の課題が明確となりました。
残る6戦・試合への「課題」絶対改善を図っていくものですね。


post by yuukun0617

13:11

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〜進化〜 スタメン、サブ予想的中❣️

2020年11月11日

完全予想的中🎯
スタメンは、ゼロトップ型マンマークハイプレスの
コンサ式トータルフットボール!
試合途中、全面戦術転換の、
強烈攻撃型、
のハイブリッド戦略❣️


post by yuukun0617

17:50

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〜進化〜 チーム進化を形作る、第33節FC東京戦展望

2020年11月09日

実は高熱発熱しコロナも疑われる体調となり、ひたすら安静を守りましたが、無事コロナの疑いも無くなり、復帰です。その間、複数チームでのコロナ感染があり、益々環境は、不透明で、余談を余さない状態に突入してしまってますが、こんな時だからこそ、チーム、サポーター一団となって、力強く前進ですね!

では、明日FC東京戦展望を。
1.対戦チーム「FC東京」現況
現在戦績は、
順位6位 勝点47 29試合 14勝5分10敗 得点42 失点39 得失差3
得点7位 失点9位 得失差8位に拘らず、順位6位、リーグ上位(ACL出場圏)3位は、勝点1差で、勝負強く狙っている所。
しかし、ここ6試合は、1勝5敗と急激な戦績低迷に苦しんでいる状況で、直近3試合連続複数失点と「堅守・速攻」とのチームスタイルと真逆の試合内容です。
その原因は、当初、累積疲労による戦力ダウンでしたが、ここに来て日程が正常化し、その原因は解消し、新たに発生したものが「戦術選択」です。即ち、FC東京も、今シーズンのリーグ流行「ハイプレス」を選択しましたが、多くのチーム同様「ゾーン型ハイプレス」で、次の3つの問題点が発生。
その1が、本来「自陣布陣型堅守・速攻」をハイプレスの為「前線を上昇」させるも、その距離間があり「ハイプレス成功率が最低ランク」と不発。「ゾーン型ハイプレス」の欠点です。
その2、本来戦術「堅守・速攻」をその配置のまま「前進させる」も、しばしば「前線のみ上昇」し「中盤・守備陣」間のスペース発生。チームのコンパクトネス(縦・横幅)は、従来は「縦も横も狭い陣型けでしたが、現在は、縦に広く・緩く、横は狭い「縦長陣型」となっています。ハイプレスの代償「ハイライン」の裏スペース広大化を嫌い、「ミドルライン」気味がしばしば登場し、前線と守備陣の間スペースリスク、その局面「数的不利」状態など失点多発となっています。
その3が、最も致命的な内容ですが、「ハイプレスが可能な時間帯」は「試合開始直後から、ほぼ15分程度の僅かな時間帯」でしか無く、その後、ハイプレスでの消耗度により運動量低下選手が発生。ベテラン層中軸の選手起用が原因。

FC東京は、本来、堅守速攻・自陣布陣で、
・自陣内での「ブロック守備」を高守備能力選手が行い、失点数の少なさ
・一転自陣ボール奪取から、スピードと突破力のある前線選手によるロングカウンター
・堅守とカウンター得点で、試合をコントロールし「僅少差でも勝利・勝点3獲得」
 を指向するチームでしたが、「ビルドアップ」サッカー全盛への対抗策として、「ハイプレス」選択は避ける事が出来ず選択したものでしょうが、「選手フィジカル・体力、戦術一体共通化」のハイプレス必須条件の不足による不成功であり、簡単に修復は困難です。

フォーメーションは、
「4-1-2-3」と「4-4-2」の併用ですが、「3バックチーム」対策は「4ー1-2-3」の「ハイプレス仕様」が殆どです。
戦術は、
・ハイプレスは、指数はリーグ3位、しかし成功率はリーグ10位40%
・ロングカウンターが依然主力で、ハイプレスからのショートカウンターは比較的少ない
・得点パターンは、セットプレー~クロス~スルーパスの順
・失点パターンは、ショートカウンター~クロスの順で、ハイプレスを外されたパターンが最多です。

選手は、ほぼ固定選手起用で、元代表クラス多数手の高能力選手層で、現在は累積疲労蓄積も無く、フィジカルの問題は在りませんが、「常時過重走力」を求められるハイプレス型選手とは、逆の「運動量は多くないが、瞬発力・スピード型」の選手層で、現行戦術に適合は難しい状況です。

この様に、「堅守」のレベル低下、ハイプレスも時間制限、戦術混迷と強敵・FC東京の戦力も低下していて、大きなチャンスが来ていますが、「勝利への執念・貪欲さ」だけは変化無く、コンサ最強力発揮は必須です。

2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想
コンサに取っての今残シーズンは、次年度・未来への貴重なチーム形成期間となりました。
その準備、体制作りは着実に進行し、選手構成と個々選手のレベルアップ・向上となっています。しかし、札幌を中心とした環境は、益々深刻化を深めていて、いつ大きな影響・制約も想定しなければならない状況となり始め、一日・一日の大切さ、一試合毎の貴重さは、その重みを大いに増しています。
<今こそ、この試合・この練習に全力で当たり、最高の成果を獲得する時期>となりました。
コンサの残る8試合実施出来る幸運を感じ、「チーム形成最終盤」を急ぎましょう。

では、次戦での
戦術は、次年度の主戦術と想定している「マンマーク型ハイプレス~コンサ式トータルフットボール」戦術の完成度上昇を図ります。
直近、「マンマーク型」を、「特定ポジション限定型」「特定時間限定型」を「コンサ前線FW・チャナティップ選手」起用を試行する中で、選択実施もありましたが、「最強選手構成=ゼロトップ(守備力ある前線選手起用)」がトップレベルで、その折衷型として有力な試合戦略が、
「試合全般・マンマークハイプレス~後半途中で、外国籍選手交代起用で、マンマークハイプレス緩和・攻撃力強化型へのチームチェンジパターン」が最有力です。
「ゼロトップ型」の欠点だった「シュート精度・決定力の低さ」も、実戦の中で鍛えられ、「シュートタイミング・精度、シュート恐怖心も改善・克服」され、上昇して来ていますが、「コンサ・有力外国籍選手の攻撃力・得点力」は図抜けており、「折衷型」は、次年度「試合3名交代制」に戻っても有効策として、完成形を目指すべき戦略です。
コンサは、既に、多様な戦術を保有する「最多戦術保有チーム」に進化してしまいましたね。凄いです。

FC東京は、試合開始直後「ハイプレス・ミドルライン」を仕掛けて来ますが、コンサビルドアツプへのハイプレスを、ロングフィード・コンビネーションパスで外すと、ミドルエリアにはスペースがあり、一気に多彩攻撃を仕掛けられる状況で、ポイントは「ミドルエリアでの攻撃遅滞・バックパスを排し、速い攻撃に繋げる点」です。相手前線選手の帰陣前「コンサ数的優位・陣形緩み状態」を突く事です。
また、FC東京のビルドアツプこそ、チャンス局面で、コンサマンマーク型のパスコース封じ型ハイプレスに対しては、成功率の低いロングボールしか手段は無く、ロングボールクリアー力の高いミンテ・田中・福森、その二次ボール奪取力の高い高嶺・宮澤で、封じてしまいます。

試合展開は、
試合開始当初のFC東京活性化時間帯は「均衡状態」、しかし、前半・飲水タイム後、試合状況は大きく転換、コンサハイプレス成功~ショートカウンター時間帯に変化し、先制点獲得で、前半終了。
後半開始直後も10分程度、FC東京の活性化となりますが、その後「自陣・堅守速攻狙い」に変化し、FC東京陣内で、FC東京ボール保持の瞬間、コンサハイプレス炸裂し、ショーカウンターの餌食多発。
そして、後半飲水タイム前後、外国籍前線選手投入で、コンサ「折衷型戦略・緩和型ハイプレス」に戦術転換し、その攻撃力を全開し、コンサ攻勢時間帯とするものです。
試合開始~15分 FC東京・活性化で、「均衡状態」
    ~45分 コンサ・マンマークハイプレス全開
      ハイプレス・ボール奪取からのショートカウンター多数で
      先制点獲得
後半開始~10分 FC東京・活性化も短時間で、
         コンサ・マンマークハイプレス炸裂し、攻勢
         追加点獲得
     60分 選手交代で、活性化と戦術転換
         「緩和型ハイプレス・攻撃強化型」、
    ~90分 コンサ攻勢し、追加点獲得
         【 3-0 完勝 】との試合展開想定です。

メンバー予想
前記の通り、試合開始・スタートのスタメンは、「ゼロトップ型」、途中選手交代で「外国籍選手起用・攻撃強化型」の選手起用です。

スタメン
    チャナティップ  駒井
        荒野
  金子  高嶺  宮澤  白井
     福森 ミンテ 田中
        菅野
 ・・「80年代バルサスタイル(とのミシャコメントでしたね)」
  注目のミシャ太鼓判・金子と白井の両サイド・両レフティー!!

サブ
        ジェイ
     ドド     ロペス
   金子  高嶺  宮澤  ルーカス
      福森 ミンテ 田中
         菅野

    ジェイ ⇔ チャナティップ
    ドド  ⇔ 駒井
    ロペス ⇔ 荒野
    ルーカス⇔ 白井
    早坂・石川・カウィン
  サブも重要な役割となります。

コンサは、追及戦術完徹の覚悟で、必勝を目指す闘いとなります。
充分に「複数得点勝利」濃厚であり、次々戦「中2日・鳥栖戦」へ、チーム一丸で勝ち抜きですね。

残念ながら、FC東京戦現地参戦は、さすがに「ドクターストップ」が掛かり、現地参戦断念となりましたが、心は「味スタ・コンサ応援席」に在り、一緒に応援です。
全サポーターの総力結集で、コンサ完勝を勝ち取りましょう。
        


post by yuukun0617

19:11

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〜進化〜 新戦術考察〜②マンマーク

2020年11月05日

以前・本ブログで新戦術考察〜①ハイプレス、を記載し、多数アクセスを頂きましたが、今回、新戦術考察〜②マンマーク、をテーマとしてみます。
サッカーの潮流が絡んだ新戦術として、最新・注目の内容を確認してみましょう。

1.「マンマーク」概要
a.現状
サッカーの守備には、ゾーン守備とマンマーク守備が有るが、現在、マンマーク守備を導入するチームは皆無で、殆どのチームが、ゾーン守備を選択している、との現状でした。
b.マンマークとは、
「事前にマーク対象を決め、その選手にくっ付いてディフェンス」ですが、
「その選手に付く」事から「人に付く守備・・マンツーマンディフェンス」と呼ばれる訳です。
c.マンマークのメリット・デメリットは、
~メリット~
 ➀選手の守備力を活かせる。
  「1対1」勝負となり、
  「対人守備能力の高い選手」が必要<ゼロトップ選択の理由>
 ➁シンプル戦術
  (ゾーン守備で発生する、マーク受け渡しミスの守備破綻が無い)
 ➂適材適所の選手配置
  想定相手選手に適応した選手配置可能
  例;身長の高い選手に 高い選手  配置
    スピード選手に  足の速い選手配置
   「能力のギャップ差を防げる」
~デメリット~
 ➃体力消耗の厳しさ
   マーク選手に追従する運動量が激しく体力消耗させる
 ➄対人守備で負けるとピンチ
  「1対1」で負けると、数的劣後・マークズレ連鎖を産む
 ➅攻撃への移行が難しい
  本来陣形がマーク追従により崩れ、
  そこでボール奪取しても、攻撃体制構築が困難
d.マンマーク守備の歴史~ゾーン全盛の理由
 サッカーの黎明期は「ゾーン守備」しか無いものでしたが、1925-34・アーセナル「WMシステム」・監督チャップマンが「マンマーク守備」を創出し「近代サッカー」となり、1960代・スペースコントロールの発想で「ゾーン守備」が復活、暫くは、両思想がそれぞれ浮き沈みしつつ、混交を重ねて共存。
しかし、1980バルサ・トータルフットボールで、「パスサッカー戦術=ポゼッションサッカー」戦術全盛となり、「マンマークに付き切れない、パス交換」となり、1985ACミラン・サッキ「ゾーン守備で、<パス受け手>へ先回る」戦術が優位となり、「マンマーク、パス出し手守備」は廃れたものとなりました。
e.現代「マンマーク」例外使用
しかし、そんな中でも、現代に定着・使用があります。
➀セットプレー守備
 ゾーン型・マンマーク型・ゾーン+マンマーク型の3通りの守備スタイルが定着し、特に「高得点選手にマンマーキング」は必須対策として完全定着。
➁特定選手のみ・フルマンマーク守備
 絶対的ストライカーやゲームメイカーを抑えるため「フルマンマーキング」もしばしば実施されています。(例;メッシ対策・イニエスタ対策等)
➂数人のアタッカーのみ・マンマーク守備
 ➁が更に複数となった場合、マンマーキングを複数化する事も採用されています。
【f.新潮流創出・最新戦術マンマーク守備】
そして、2019・アタランタ、リーズと、セリアAとプレミアに突然出現したのが「最新・マンマーク戦術」です。
その出現の前提戦術が「ポジショナルサッカーとストーミング戦術」です。
「ポジショナルサッカー」とは、
 ~テーブルゲーム「チェス」の戦術をサッカーに導入したもので、それまでの「優位」思想~数的優位と質的優位(能力差優位)~に、加えて<ポジション(位置)の優位>思想もポイント・プレー化したもので、「優位性を保てる状態(位置)で、ボールを受けるプレー」が定義です。例;相手ゴール・ペナルティエリア付近のポジションで、ボール受けるプレー・・相手ゴール付近、との価値の高い位置が、相手に対し優位を保っている、という事ですね。
⇒「より高い位置」に価値付ける思想で、「縦への推進力」直結となります。
「ストーミング戦術」とは、
 ~「強襲戦術」と呼ばれ、「ボール保持」に価値を付けず、「相手陣内の相手ボール」へ襲い掛かり、そこで「ボール奪取」からショートカウンター、との展開を図る戦術で、「ゲーゲンプレス」戦術はその代表戦術です。
プレーの典型パターンは、
わざと、相手最終ライン付近へ、成功率の低い「ボール放り込み」パス~「味方選手がボール受けに成功すれば、そのままショートカウンター」「味方選手がボール保持に至らず、相手ボール保持となれば、正に狙い局面として、ボール保持者へ強襲し、ボール奪取し、ショートカウンター」とする、との戦術です。

この両戦術の延長線・強化型として「短時間での再奪還と素早い攻撃への切り替え実施」を目指し、

【ボールホルダーに人を付け、動きを封じる、ボール奪取】
【近隣選手にもマンマークを付け、パスコースを封じ、予測でインターセプトのボール奪取】
 <マンマークプレス⇒ボールホルダーよりボール奪取>
 <パスコース封じ⇒予測インターセプトのボール奪取>
  パータンを成立させる戦術で、
 最前線で「ハイプレス戦術」
 全相手パス阻止の「オールコートマンマーク」戦術となります。

2.「マンマーク」のポイント
a.戦術実施方法
 具体的な試合展開により、具体例を記載してみます。
➀試合開始(リスタート)時
 スタートの選手配置は「ゾーン型」・ブロック組織守備で始まります。
 コンサ例;基本フォーメーション「3-4-2-1」ポジション
➁相手陣へのボール配置~ビルドアツプのためバックパス・自陣でのボール保持が、「マンマーク戦術」のスイッチ(局面)となり、
 一斉に「オールコート・マンマーク」ポジションへ配置移動し、「マンマーキング」完備し、
➂「ボールホルダーへ即時プレス・全選手がパスコース封印」を作動し、
<ボールホルダーからのボール奪取、と、パスコース封印による予測インターセプトのボール奪取>⇒
➃<即時、ショートカウンター開始>
ここからも、典型的な攻撃パターンを記載してみます。
➄「ボール奪取」後、「即時攻撃切り替え」は、
<三角形(トライアングル)コンビネーション>で、局面展開・前進を図り、
・「相手ゴール直前」では、ラストパス~シュート
・ボール起点から、<サイドへの展開>と<サイドが相手選手マークで中央数的優位なら、中央突破>を、相手選手のポジション=マーキング移動での「数的状況」を【逆取り】し両パータンを選択、との攻撃が有効です。
 コンサ例;ボランチ宮澤「相手DFより、絞られたパスコースを狙うインターセプト・ボール奪取」~トライアングルコンビ―ネーションを使うパス交換で、<サイド攻撃>・右ルーカス、左菅へパスし、サイド突破、または、<中央突破>・チャナティップへ縦パス~コンビネーションとドリブルで縦突破⇒決定機・シュート得点獲得。

b.重要ポイント
「マンマーク戦術」実施には、幾つか重要ポイントがあります。
➀「マンマーク~1対1」
➁「特定マンマーク・オールコートマンマーク」の使い分け
➂「マーク受け渡し」
➃「ゾーン守備併用」
➄「プレー自由度」

➀「マンマーク~1対1」
 マンマークは「1対1」が基本ですが、その例外も活用します。
 典型パータンでは、
 FW~数的不利が通例(DF・GK2対1、DF2対1が多発生)
 DF~数的優位が通例(DF1枚+GK1枚が多発生)
 他 ~「1対1」マッチアップ型マンマーク
 となり、
 前線での「数的不利」により、DFライン・GKで「数的優位」創出
 実例 ;4-4-2 Vs コンサ3-4-2-1 
  相手↑   GK➀        ・・フリー「数的不利」
  SB➁  DF➂  DF➃  SB➄ 
   菅  ロペス  金子  ルーカス  
     DM➅    DM➆       
    チャナティップ   荒野  
   AM➇        AM➉
   高嶺        田中
      FW➈   FW⑪    
      福森   ミンテ
        菅野        ・・フリー「数的優位」
「菅野」がビルドアツプに参加すると「フリー・パスコース」確保となります。
 また、前線でのマッチアップで、「1対1」を「1対2」の数的不利とすると(例、ロペスが相手2CBマーキングとすると)、全員マークがズレて、最終ラインで「DF1・GK1」がフリーとなり「数的優位」確立となります。(例、ミンテと菅がフリー)

 ※「1対1」と「数的・優位不利」を併用し、「コンサビルドアツプ時は、最終ラインに数的優位」「相手陣侵入時には、前線同数・最終ラインも同数・GKのみフリー」と使い分けます。

➁「特定マンマーク・オールコートマンマーク」の使い分け
➀の「自陣ビルドアツプ時、逆に、相手陣攻撃時」で「特定フリー」を使いますが、
選手体力が消耗などで、「オールコート・マンマーク」を低減し、「前線のみ・中終盤のみなど、特定ポジション・対象に絞るマンマーク」も使い分ける事が出て来ます。
更に、コンサでは「従来戦術への転換」と「局面での転換」との「戦術変換の超高等戦略」も大効果となります。

➂「マーク受け渡し」
マンマークでも、ゾーン守備と似た「マーク受け渡し」が大変重要です。
ソーンの受け渡しは、「担当エリア」の受け渡しで、「その受け渡しミス⇒フリーエリア直結」との重大リスクとなりますが、「マンマークでの受け渡しは『人』の受け渡しで、ミス自体が極めて発生し難く、ミスも一瞬、フリープレーを許す程度で、即座カバーリングで大リスク直結は少ないものです。
実際、「マーク受け渡し」は、2つの局面で発生し、
・「マンマークを外した相手選手(1対1勝負で相手が勝ってしまった局面)」が侵入した場合、本来マーキングを外して、フリー相手選手への即時マーキングを実施、その際、それまでのマークを近くの味方選手へ「受け渡し」を実施、更に、即座に、連動「マーク受け渡し」を連続させ、「過度な再マーキングのためのポジション移動無く」、フルコートマンマークを整備します。
・別エリアボール位置の際、「マンマーキング」を離して、「フリー」選手化し、最適位置で相手「ノーマーク選手」として、ゲームメークや、突破、コンビネーションに参加。その際、「マーキングを離した相手選手はフリー状態」となりますが、「周囲味方選手のマーキングで、1対2・数的不利を利用し」カバー・制御で対応します。

攻撃時に、「マーキングを離した前進・突破」は有力攻撃プレーとなり、多発生します。また、「マンマーク・マッチアップで突破して来る相手選手」のフリー状態を即時封止とする「マーク受け渡し」も度々発生する重要プレーです。

➃「ゾーン守備併用」
a.戦術実施方法で記載の通り、試合開始時は「ゾーン守備」からスタートします。また、コンサの「戦略的戦術転換」は、「ゾーン・組織守備」への転換で、試合の中で、使い分けるものです。

➄「プレー自由度」
現代サッカーでは、「規律=戦術」理解は、<戦術遵守>で、特に「守備」では、「担当ゾーン」放棄⇒「フリースペース」発生=「重大リスク」発生として、厳しく、その遵守が、試合での絶体規律で、それが守れない選手は「規律違反者として厳しく糾弾」されるものです。
しかし、「マンマーク守備」では、
ボール位置が最大ポイントで、「ボール位置から遠い位置のマンマーキングの価値は下がり、攻撃等で、効果が高い局面では、マーキングを離した<自由・フリープレー>は許され、効果も高いプレーとなります。

マンマークチームの実戦で、しばしば「反対ポジションの選手が、突然、フリー選手となり、攻撃参加」は、絶好・ナイスプレーとして成果を上げています。
「ゾーン守備」~担当エリアを離れる事は困難
「マンマーク」~相手フリーを作る事、プレー選択の自由度は極めて高い
 と大きく相違する訳です。

いかがでしょうか。
これらのポイント以外にも、
・オールコートマンマークをフルタイム実施する「体力」の保持
・「1対1」・マッチアップで負けない「対人守備力」の保持
・高い「闘う意識・粘り強く継続する意思・集中度」
・「走る力・スプリントスピード・プレースピード」
と「マンマーク守備」の必要条件は、多く、そう簡単に「選択・実践」は出来る戦術ではありません。
期間を掛け、高い強度で反復の「フィジカル・戦術理解・練習試合」トレーニングでのみ、導入可能の戦術ですが、
その威力は「相手パス交換を封じ、パスサッカーを封じてしまう」究極戦術として、絶大で、リーグ最強ランクへ到達出来る「最新・最強戦術」です。

コンサの挑戦は、<偉大>ですね!!


post by yuukun0617

23:49

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〜進化〜  ミシャからの謎かけの答えは

2020年11月04日

昨日、川崎戦完勝は、試合後コメントで、絶好調ミシャ!が出ましたね。
○リーグ趨勢ハイプレス戦術へ、本物・真に有効なハイプレスは、<コンサ・マンマークハイプレス>に在りを証明
○<コンサ式トータルフットボール>の真髄を証明
○マンマークハイプレスと、試合中途フルチェンジ転換、コンサ式ミシャ戦術との、<ハイブリッド戦術転換>を証明
○既存選手育成・成長による<チーム進化>を証明
、とした瞬間は、ミシャに取り、歓喜に満ち溢れた時と事実でした。

今シーズンに留まらず、ここ最近での「最強チーム完成」に到達した筈の川崎根幹打破を主眼とする、「パスサッカー封じの川崎パス交換阻止」の<コンサ・マンマーク戦術>、更に、その中の「最前線バトル〜ハイプレス」は、ハイプレス目的「相手ビルドアップをターゲットに、ボール奪取とそこからの相手ゴール寸前ショートカウンター〜大チャンスを多数回構築」を連発させた「コンササッカー」が、国内サッカー界・シーンに、「サッカー根幹のパス交換阻止」と「最強ハイプレス」の衝撃を強烈に与えた瞬間で、ミシャを始め、コンサ全チームに、会心の内容と現実でした。
現実プレーとして、
川崎・ビルドアップ対象選手の、DF谷口、ジェジエウ、両サイド、アンカー守田は、事前想定通りに、その餌食となり、ビルドアップパス阻止、更に、ボール被奪取を受け、結果、ハイプレスにやや遠くなるGKソンリョンからの、前線放り込み・ロングフィード連発で、封止度は60〜70%の高成功率まで上昇し、川崎本領のビルドアップ型パスサッカーを封じたものでした。そのため、川崎インサイドハーフ旗手、脇坂は当然、FW家長まで、中盤底まで、コンサマークを引き連れながら、ボールを貰いに来る事態も頻繁し、川崎前線の攻撃力は骨抜きとしたものでした。

コンサの「ゼロトップ型マンマークハイプレス」の、強烈攻守力は、鮮烈な衝撃でしたね!
更に、本ブログでも、今後の有力試合展開戦略として、「マンマーク型ハイプレス」と「既存・コンサ式ミシャ戦術・ハイタワー型」の局面毎・転換併用型、試合途中チーム一斉変換「試合展開戦略」型、と二つのハイブリッド戦術があります。昨日試合は、「途中チーム一斉変換」試合展開戦略型を選択、川崎は、突然の、チーム一斉変換に、対応不能で、そのギャップを突き、ハイプレス〜ショートカウンター成功に、高シュート精度FWのロペス・ドドにより、複数得点獲得、との事前想定通り内容を実現でした。
ミシャの事前想定的中通りの実戦プレーとなり、一気にミシャはヒートアップ!
そこで、本ブログテーマ、試合後ミシャコメントの中の【ミシャからのの謎かけ】が出たものでした。
その謎かけを再掲載すると、
『今日の選手起用は、右サイドと左サイドがいつもと逆、反対でしたが、その意図は?』とのリポーター問い掛けに対する答えで、
ミシャ『1980年代のバルサ、ストイチコフとサリナスと言えば、その意図が解るでしょう!』と、反対に、リポーターとJ関係者への謎かけ応答だったものでした。

では、その答えです。
80年代のバルサとは、正確には、
1988〜1996のバルセロナを指し、右ウィング・FWストイチコフ、左ウィングサリナスが居た、クライフ現役時期のバルサで、<エル・ドリーム・チーム>と称され、チャンピオンを席巻し、それ以降のサッカー進化に大きな転換点を与えたチームですね。
時代は、その直前・ACミランサッキの<プレッシングフットボール全盛>期→「カテナチオ・守備主導戦略」全盛状況の中、「サッカーは死んだ」との消極型サッカー全盛への反攻が、バルサ・トータルフットボールの攻撃型サッカー出現、となったものでした。その中で、5トップ前線を構築した、左右ウィングが、ストイチコフとサリナスですが、両選手共に、共通項目が、
元々FWで高決定力・高ドリブル突破力・レフティー・高アシスト力と、サイドハーフポジションを、ウィングと変化させた選手で、超攻撃型バルサを構築した選手でした。
余談ですが、両選手共に、Jリーグに移籍・プレーしていますね。ストイチコフは、1998〜99柏、サリナスは1997〜98横浜マリノスでプレーしましたが、Jリーグで、トータルフットボールのかけらも不可能であり、単なるFW選手としてのプレーで、その全貌が発揮された物では無かったのですね。
と言う事から、正解は、
トータルフットボールで、左右ウィングも、高得点力と、アシスト・ドリブル突破のチャンスメークの高い選手を配置し、「コンサ式トータルフットボール」〜流動性の高い選手・ポジションと役割変換とする、トータルフットボーラーによる、フットボールを、マンマーク守備戦術を加えて、激しく・速く・高精度の、攻撃と守備が一体プレーの攻守シームレスな、強力攻守を実現・実体化するスタイルを狙った、との回答です。

流石に、コンサ式トータルフットボール、との呼称表明は「大き過ぎる表現」として、前回本音を僅か一度だけ、発表・発言しましたが、本心は、常に胸にしっかり据えて、監督しているものですね。
思わず、完璧なサッカー実現で、漏らした本音で、多くの賛同の声を期待していたため、漏らした謎かけでした。
目指す所、姿は、
凄く、大きく、強く、光輝溢れたサッカー、スタイル、チーム、そして、チームスタッフと選手達です!


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09:35

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~進化~ リーグに衝撃のコンサ完勝・川崎戦!!~Jリーグ史上記録試合!

2020年11月03日

ここ数年で「最強チーム完成」と評される川崎に対し、試合前想定・計画通りの「完勝」を掴んだコンサ・第26節は、
<単なる1勝>とは段違いの、
Jリーグへ「衝撃」を与えた、Jリーグ史上に<Jサッカーの分岐試合>と記録されるかもしれない、<重要・重大試合>となりました。

その理由は、
Jリーグ・ここ数年の潮流;
➀「パスサッカー全盛」期⇒
➁「走る・プレッシングサッカー隆盛」期⇒
➂「堅守速攻型・守備主導サッカー」期⇒
➃「堅守+パスサッカー混合・ハイブリッドサッカー」期⇒
➄「ハイプレス隆盛」期 と推移しましたが、
➀~➄、全ては「ゾーン守備」でしたが、
ここに、コンサが【マンマーク(プレッシング)守備】を持込み、その「ゾーン守備」潮流へ、大きな楔(クサビ)を打ち込みました。
本日・川崎戦完勝は、「現代潮流完成形・川崎」を「新戦略・マンマーク」で撃破した事で、その威力・凄まじさは「既存戦略・戦術からの有効対抗策は成立しない」との実戦試合での証明・実証を、国内サッカー界へ突き付け、衝撃的な波動を発出した瞬間でした。

本ブログ・試合事前想定でも記載の通り、
本日・コンササッカーの強烈な意図・狙いが、
【川崎・パスサッカーの根幹~パス交換~を封止・制約し、サッカーの根幹の基本・基礎プレーを封じる戦略】であり、
同時に、
【川崎ビルドアツプへ、コンサマーキング選手のタイトポジショニング(1m以内)で、何度も、常時、ハイプレス・ボール奪取➝川崎・ゴール付近からショートカウンター=大決定機⇒得点獲得】との、より得点・攻撃直結の「攻撃型守備」
との2点でしたが、、
FP・GKの全選手が、
「厳しい球際と闘いの強度、常時適正ポジショニングのための走力・スプリント・速度、全選手一体連動の規律・約束戦術、更に、一瞬も緩めない集中、それら全部を実行するフィジカルと意識」(・・ミシャ試合後コメント趣旨)を以て現実化したものでした。

本日起きた事を再度記載しますが、
【リーグ最高水準・川崎のパス交換は、封止】されました。
本日試合データは、以下の通り、【それ】を証明しています。
 川崎パス数~前節より△136本・△20%の減少
   成功率~△8%の低下
 特に、攻撃の
  A'3rd内パス数~前節より△164本・△55%の減少で、半分以下
 その結果は、
 川崎シュート数~前節より△14本・△56%の減少で、半分以下
 
 実際、決定機数・獲得得点は、
     前半     後半     総計
 コンサ 6回ー0得点 7回ー2得点 13回ー2得点
 川崎  1回ー0   4回ー0    5回ー0 
 と、
 川崎には「僅かなチャンス」、
 コンサは「多数チャンスに確実にシュートまで到達し、得点獲得」
 となりました。

更に、大注目すべき内容が、
【ハイプレス勝負は完勝で、川崎は試合開始10分で、ハイプレス放棄】です。
ポイントは、「ハイプレス」の要点が「ハイプレス準備=ハイプレス相手到達までの必要時間」であり、ハイプレス戦術への基本対策=「相手パスプレーをするタイミング」を付与してしまうか否かが、ハイプレスが機能・有効・成功、の鍵だという点です。
そして、その答えとなる試合の一つが、本日「鹿島・横浜FM戦」で、こちらも<(ゾーン型)ハイプレス勝負・合戦>でしたが、勝負の決め手が「ハイプレスの布陣位置の高さ」にあり「より高い布陣(ハイライン)=より高い位置のハイプレス=相手ビルドアップに届く時間が短くなる=ハイプレスが成功するタイミング増加」となりました。
しかし、それも、「ゾーン布陣」のため、「常時相手ビルドアツプ位置に布陣する事は不可能」(仮にそれが可能とするためには、相手陣内深くに全自陣を侵入させる事が必要となり、DFライン裏スペースが更に増大し、被カウンターリスクへの対策不能となります)で、どんなに高い自陣布陣を意図しても、相手ビルドアツプラインとの間は「数mの距離」となり、常時・瞬時プレスはあり得ません。そんな局面が唯一成立するのは、「相手陣に攻勢を掛けている中、ボールロストが起き、それに対し、即時再奪還」とする場合のみです。
そんな限定局面以外は「どんなにスプリントしても、ハイプレス対抗の相手パスを阻止する事は、相当低成功率にしかなりませんね。最高成功率実績値の川崎数値でも「47%」しか成功せず、「53%」は相手ビルドアツプパスが成立してしまいます。
しかし、
コンサ「マンマーク型ハイプレス」のみが、上記「パス交換自体を、パスの受け手封止で、不可能とする」狙いと同時に、「常時・至近距離でマーキングのため、相手がボール保持した瞬間、<即時プレッシング>」となり、「ハイプレスの目的~相手ゴール前でボール奪取し、即時ショートカウンターで決定機構築、得点獲得、を何度も仕掛け、成功」させます。

凄い試合を完成させたのですね。

この「コンサ・マンマーク型ハイプレス」を阻止する事が可能チームは、在りません。「シュートチャンスに得点獲得=シュート決定力」さえ整えば、「完勝」のゲーム支配態勢を毎試合実現となります。
「コンサ・リーグ最強チーム力」を掴む瞬間が近づいていますね。


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23:34

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〜進化〜 天王山川崎戦・戦術決定!

2020年11月03日

スタメンメンバー発表!
メンバーは、「ゼロトップ」メンバーでした!
最強ハイプレスチームとのマッチアップは、コンサ最強度ハイプレスとなる「ゼロトップ」戦術メンバーでしたね!
ミシャは、<ハイプレス真っ向勝負>を仕掛けました!
又、札幌待機メンバーからの補充、交代も一切無く、G大阪遠征全メンバーが、そのまま、スタメン・サブのベンチメンバーでした。
その意味も、かなり深いものです!
現時点、”不動のAチーム“を表明するものでした。・・未参加メンバーは、現時点、Bチームとなりました。
基本フォーメーションも、予想通り、【3-4-1-2】のマンマークハイプレス・ゼロトップ型でした!

ゼロトップ戦術で、川崎ビルドアップだけで無く、パス交換阻止の<パスサッカー封じ>を挑みますね!


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12:01

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~進化~ 残りシーズンでの天王山・ハイプレス合戦・川崎戦展望

2020年11月02日

残るシーズン試合数は、いよいよ「あと8試合」にまで詰められましたが、
終盤戦目標とステップは、
<2020終了時点でチーム力上昇~その証明こそが、ラスト4連勝にてシーズン終了>を目標として、4ステップを前進し、
(1)クール 10/10・湘南H~10/14・名古屋A~10/18・鹿島H
(2)クール 10/24・横浜FC~10/31・G大阪A~11/3・川崎A
(3)クール 11/11・FC東京A~11/14・鳥栖H~11/21・清水H
(4)クール 11/28・広島A~12/5・C大阪H~12/12・大分A~12/19・浦和A~「ラスト4連勝」~でシーズン締めくくると設定。
各クール毎「チーム力上昇ステップ・到達目標」は、
全クール〔新戦術「マンマークハイプレス」フルタイム実施〕を追求、
2021開幕時点チーム構築を目標として
(1)クール・・チーム中軸選手選定にてトップチーム再構築・選定
(2)クール・・各ポジション毎「第1・2順位」20名選定
(3)クール・・完成チーム実戦最終テスト。勝利のパフォーマンス追求
(4)クール・・戦術と編成「完成」し「完勝スタイル」構築・4連勝達成。
現在の試合目標は、
チーム構築を目指し、第1クールで起用テスト・選出の候補選手から、第1・2順位で、20選手を並べ直した[Aチーム構築]でしたが、「菅・コロナ禍離脱」もあり、【戦術熟成】を軸に展開し、第2クール最終戦・次節川崎戦となります。

しかし、前試合から「中2日・連続アウェー試合」は、通常あり得ない「過酷日程」で、「限定数で遠征中選手」は、連続試合起用で、フィジカルコンディションは最低レベルでの「実戦・試合実施」必至です。
流石に、前節試合ベンチ入り選手のフィジカルダウン・リカバリー不足が顕著で、札幌居残り組からの「選手補強・入れ替え」が実施ですね。
或る意味、次戦へのテコ入れで「札幌から川崎入りの選手」が、実質的(プレー実態)主役となる次戦とも想定されます。
では、次戦展望です。
1.対戦チーム「川崎」現況
昨シーズンからの「リーグチャンピオン・川崎の集大成」=完成形を目指す残りシーズンとなっていますね。既に、圧倒的なリーグ戦績から、他チームの追随は実質に終了し、リーグチャンピオンは手中とし、残りシーズンは、その確定時期を待ちながら、勝利上積みを重ねて、ひたすら「チーム完成度を追求」とのベクトルとなりました。
そのため、戦績優先戦略から、積極的に若手選手の登用育成を実施し、次シーズン最強体制への整備・形成に、戦略転換となっています。
現在戦績は、
1位 勝点68 25試合 22勝2分1敗 得点70 失点20 得失差50は、歴代チャンピオンチームでも、断トツトップ戦績ですが、
得点圧倒的1位・失点圧倒的1位で、攻守共、他チーム追随も不能なレベルで2位以下を引き離した、圧倒的1位のチーム力です。
毎試合・平均得点2.8点(対比コンサ1.2点・+1.6点の大差)、平均失点0.8点(対比コンサ1.8点・△1.0点)は、「大人と子供、トップリーグと3部リーグレベル、WレベルとJFLレベルに匹敵の大差」。
対戦チーム全て、通常戦術での「挑戦」は全て「一蹴」されますが、
【唯一・川崎を阻止の可能性あるチーム・対戦が、<コンサ・マンマークハイプレス>】です。
「マンマーク型ハイプレス」の狙い【パス交換封止】の根本サッカー封鎖戦術のみが、川崎・現代流・最新パスサッカーへの有効対抗策となります。
戦術は、
昨シーズンまでの[4-2-3-1]を、より攻撃バランスの【4-3(1-2)-3】は完全モデルチェンジですが、
ポイントは、
➀前線4枚(-3-1)⇒前線5枚(-2-3)と「+1枚増加」
 ・・・「(ゾーン型)ハイプレス」戦術実施
➁ボランチ(2枚)⇒アンカー+偽SB(3枚)と「+1枚増加」
 ・・・バイタル・ミドルボール起点での「数的優位」
➂本来のコンビネーション・スピードパスサッカー
の3点実施にあります。
「川崎ハイプレス」は、現在リーグ1位実績成果で、ハイプレス指数(実施確立)71・成功率46.4%、
対するコンサハイプレス・実績値は、ハイプレス指数47.4・成功率44.6%のリーグ3位・・(2位横浜FMで、この3チームが3トップ・ハイプレスチームですね)。コンサと成功率は均衡するも、その実施率は、遥かに川崎が上回っています。
最多得点の理由こそが、<ハイプレス成功=相手ゴール付近でのボール奪取~ショートカウンター・・高シュート決定力・・⇒大量得点>であり、
最少失点の理由こそが、<相手陣での攻撃的守備(ハイプレス・最前線守備)と中盤「数的優位」で相手攻撃阻止・ブロック・・シュート機会極小化・・⇒最少失点>となっています。

この様に、次戦・川崎戦も、前節・試合・G大阪戦と並び「ハイプレス合戦・第2弾・最強ハイプレスと勝負」となります。
<ハイプレス合戦の天王山試合>で、【リーグトップのハイプレスはどちらか?!】を競う試合です。
しかし、決定的な差が、【シュート決定率】で、
リーグ1位 チャンス構築率「17.4%」シュート成功率「14.3%」
コンサ
リーグ4位    同   「12.5%」   同   「8.3%」
とチャンス構築成功率は、ややコンサ劣後、しかし、シュート成功率・決定率は、大きく乖離・劣後で、
仮に、コンサチャンス数(シュート数)で、川崎・シュート決定率があれば「得点55点」リーグ3位水準とります。
別データでも、
川崎・ゴール期待値とゴール実現値は、
リーグ1位 ゴール期待値「2.466」実現値「2.8」~+0.334
コンサ
リーグ4位    同  「1.639」 同 「1.2」~△0.439

結論は、
➀ハイプレス実施実績は、両チームリーグトップ水準で、やや川崎優位
➁チャンスメイク数は、両チームリーグトップ水準でやや川崎優位
➂シュート決定力は、川崎リーグトップ、コンサリーグ最低で、川崎圧倒
➃中盤守備・ブロック力は、川崎リーグトップ、コンサ戦術上リーグ最低
と、攻守で、川崎優位です。
こんな強力チーム対戦で、
唯一の突破点こそが「マンマーク・ハイプレス」で、「ハイプレス成功」と「川崎パス交換阻止の成功」です。
ハイプレスで
「ハイプレス最前線でのボール奪取~ショートカウンター」成功数をいつも以上に上昇・増加させる点と、
「ハイプレス成功しなくても」、パスターゲットにマーキング封鎖により、「パス交換そのものを阻止・制限の成功数」を増加させる点、
に尽きます。

また、川崎も「中2日」日程でコンサ戦ですが、ホームの連戦で、且つ、全試合の前は、13日間も空白で、フィジカルダウンは限定的で、次戦・コンサ戦は、フルコンディションが濃厚です。更に、超豊富な「選手層」は「代表レベル揃い」で、今シーズン・特例「5選手交代」も、フル活用し、「ハイ能力選手が、交代により、常にハイコンディションで、走り回る」試合内容を確立しています。・・<フィジカルダウンでの突破口はあり得ません>

2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想
戦術
上述の通り、<ハイプレス合戦・天王山リーグトップを競うハイプレス勝負>となり、「ハイプレス~最前線ボール奪取~ショートカウンター」狙いと、それ以上価値のある「川崎パス交換阻止~マンマークプレス」の度数・回数と、成功率をとことん追求が、唯一の「川崎撃破法」で、これ以外は「一見均衡の様でも、川崎勝利」しか無く、
コンサが取れる・採るべき唯一戦術が、
【ゼロトップ・マンマーク型ハイプレス】となります。
G大阪での、ややマーキング甘い、強度・スピードがやや低下「マンマーク型ハイプレス」では、殆ど「ハイプレス・パス交換封止が到達せず、失敗」にしかなりません。
最強度「マンマーク型ハイプレス」は【ゼロトップ】で、守備力(ボール奪取力)とマーキング強度維持力(フィジカル)で、劣後しない選手起用の「ゼロトップ・最強度選手起用」との結論です。

試合展開も、
「ハイプレス合戦=ボール奪取合戦=相手ゴール前ショートカウンター合戦」と<超緊迫・激しく多数回の攻守転換・決定機構築勝負試合>ですね。問題は、両チームの「決定機(シュート)での得点実現力~決定力」で、「得点」が相違する、という事。
川崎は、全選手が「シュート決定力(意識・技術)」を保持するのに対し、コンサは、前線選手も含め、「シュート決定力~意識・判断・技術~が低い能力」だという事で、【強烈なシュート意識・シュート精度意識の意識改革】が唯一の対策でしょう。チーム合言葉は「沈着冷静な高いシュート意識・精度徹底」です。
想定試合展開は、
「ハイプレスが互いに作動により、ボール奪取交互成立し、攻守転換が異常な程急増し、結果、互いの攻撃阻止となる超緊迫試合」想定と、
逆に、「ハイプレス成功により、激しい得点獲り合い」想定、
とのどちらかに収束との展開が濃厚です。
予想展開は、
前半~「互いに、ハイプレス作動により、互いに相手攻撃停止」の「超緊迫試合」展開
後半~一転、両チーム共に「ハイプレス作動で成功局面多発」となり、「ショートカウンター炸裂~得点獲得合戦」展開 と想定します。
試合開始~HT 「ハイプレス作動、相手攻撃阻止連発~攻撃停止」
        「 0-0 」
後半開始~TU 「ハイプレス成立~ショートカウンター~得点獲得」勝負
        「 2-2 」濃厚の【 3-2 】・・3点目獲得が試合結果の決め手となり、
        「 3-2 ハイプレス勝負・得点獲得勝ち 」との想定


メンバー予想
【ゼロトップ】です!

好調ロペス・ドド、復帰チャナティップも、今回スタメンは外します。

スタメン    
      駒井  金子
        荒野
   白井 高嶺  宮澤 ルーカス
     福森 ミンテ 田中
        菅野

  鉄板「ゼロトップ」メンバーです。

サブ
    チャナティップ・ロペス・ドド
    中野・深井(ジェイ)・早坂(石川)
    カウィン
    ※(ジェイ・石川)は、当日コンディション次第で判定

※コンサの大きな課題「ゼロトップ・マンマークハイプレス」は、メンバーが極めて限定され、「サブ・途中起用交代で、ゼロトップ維持困難」ですね。
という事は「ゼロトップ」チーム構成時間帯選択で、<どの時間帯・局面に集中作動させるか>が最大ポイントです。

最強「ハイプレス」チーム川崎の撃破で、<コンサハイプレス優位>を証明する試合としましょう!!
     


post by yuukun0617

15:01

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~進化~ ハイプレス勝負で勝つも、決定力で負け!

2020年11月01日

不思議ですが、今節・昨日J1・7試合は、
13時から、1時間毎に、試合開始時刻がズレ、前開始試合のハーフタイムが次試合の試合開始に重なり、7時間後の最終19時開始試合が、コンサ・G大阪戦との珍しい試合時刻設定で、各試合を順番に観戦出来る試合連続でした。各チームが、会場・試合条件調整の結果に拘わらず、超珍設定・異例試合節となりました。更に、変調したのは、あれだけ「得点力・攻撃力重視」がリーグ主流でしたが、全試合、「無得点又は1点差」の試合結果羅列で、引き分け試合と僅差試合が、連鎖しました。
これは、過酷日程が一旦終了し、各チーム・フィジカルコンディションアップチームが増加し、その結果、「守備優位」で「得点阻止力が上昇」し、「得点獲得」成功率急減、との傾向に突入した様です。

1.試合設定~<ハイプレス勝負・合戦試合>
 昨日G大阪戦は、両チーム共、突発事態が発生し、諸々の困難を克服し「何とか試合実現」となりましたが、その内容は、過酷な試合条件と同様、事前想定通り、超緊迫展開試合で、一言フレーズだと、【ハイプレス勝負・決定戦】で、絶好調のG大阪・ハイプレスを「撃破・カモにする」試合を現実化し、リーグ全体へ「コンサ・マンマーク型ハイプレスの威力と正統性、優位性」を証明する試合となるものでした。
元々、何回か本ブログ記載の通り、今シーズン・J1・2で大流行の「ハイプレス」には、
➀「ゾーン型ハイプレス」~謂わば、ハイプレス風・甘いスタイル~
➁「マンマーク型ハイプレス」~プレミアチャンプ・リーズ、セリアA・アタランタの<本家・本流・本物のハイプレス>
に分かれ、
Jリーグ流行は、コンサ以外すべてのチームが➀「ゾーン型ハイプレス」で、唯一の➁チームがコンサですね。
「ハイプレス」との文字は同一ですが、実は、全く異質・別物戦術で、実際各チームのハイプレス作動位置は大きく相違し、横浜FMが唯一・相手ゴール前でのビルドアツプターゲットですが、それ以外チームは、「相手D’3rd付近」~「センターライン付近」と分散し、「前線選手・FWが、相手ボールホルダーへチャージ」すれば、全て「ハイプレス」戦術とし、その効果・目的は、全く別物が本当の姿です。
少し解説すると、

➀「ゾーン型ハイプレス」は、
それまで「守備主導戦略」チームが、その進化形として採用し、
その理由が、全チーム同一経緯・理由で、
「ビルドアツプ戦術」が標準戦術として多数チームで導入され、「そのまま自由な組み立てによる組織的攻撃を阻止」する事が重要課題となりましたが、
それまでの「中盤・守備陣での組織・ブロック堅守」との戦略から「ビルドアツプ自体へ直接チャージ」との必要対策の検討となり、その方法・解決策として「最前線選手・FWによる相手GK・DFラインへのチャージ」プレー=「ハイプレス」戦術に転換した、とのものです。しかし、「最前線+攻撃選手」が「相手へハイプレス」し、それ以外選手が既存位置のままでは「最前線・ハイプレス選手」と「中盤・終盤」選手との分断、そのグループ間に、スぺ―ス・ギャップを産み、組織守備の破綻が頻発します。そのため「ハイプレス」の当然の結果として「ゾーン・エリア守備体型」をそのまま相手陣内へ前進させ「コンパクトネス」を保つ「ハイライン」が実践されました。
そして、この「ゾーン型ハイプレス・ハイライン」改良型により、「相手ビルドアツプへの攻撃~相手ゴール直前でのボール奪取からのショートカウンター・決定機攻撃」が成功する様になりましたが、その一方で、代償として、ハイライン裏スペースリスクが次の重大課題となりました。即ち、「ハイプレス」を躱された・外された「相手攻撃継続」は、「ハイライン裏・膨大フリースペースでのカウンター」・「ハイプレス選手裏スペース活用」で、「相手カウンターリスク驚異の拡大・失点多数」を招き、現在も「ハイプレスには、代償として、被カウンター失点覚悟」との課題が現存したままです。
「ハイプレス」戦術は、その成功率=実現局面数は、最高成功率・横浜FMでも「45%」程度で、最低成功率チームは「20%台」が現実の効果で、
<60%も失敗>との戦術が特徴です。「ハイプレス」失敗・「ハイライン裏」リスクは、当然ながら<被カウンター多数回浴び、失点多数>となります。
「ハイプレス」を躱す・外す方法の、
「プレス前の速いタイミングパス交換」「プレス前・ロングフィード」「強靭体幹でプレス弾き飛ばす」事態は、最大成功となっても、60%~80%の確立で、相手チームが対抗します。
この通り、【ゾーン型ハイプレスでの、被カウンター対抗策は、被カウンターを止められる「Wクラス・最能力選手獲得」以外不可能】となり、横浜FM・チアゴ・マルティンス以外、有効解決策は在りません。
そのため、直近ハイプレス戦術の「修正」は、
「被カウンターリスク対策不能」認識から、
「ハイライン」まで上昇させず、「ハイプレス位置を、相手D’3rd位置や、センターライン付近まで低下」させる戦術修正が多数となりました。しかし、これでは「相手ビルドアツプ」には到達せず「ハイプレス戦術」の目的・意味に到達せず、最早「偽ハイプレス」としか言えない代物が蔓延し、本来の目的・意味・方法・効果から逸脱しています。
いたずらに「最前線選手+@選手」のみが「チーム最高運動量で、追い続け・走り回るも、ビルドアツプ阻止効果乏しく、激しい守備負担による心身の低下により、攻撃への意欲・意識・運動量も低下となる」大失敗状態が多くのハイプレス実態です。

そんな、➀「ゾーン型ハイプレス」の欠陥・作動困難に対して、
コンサの➁「マンマーク型ハイプレス」こそが、【本家・本流・本当のハイプレス】です。
「マンマーク型ハイプレス」は、<担当マーク選手付近に位置取り>し、<担当マークがボール保持の瞬間チャージ>を準備し、<相手選手位置取りに連動して本来ポジション位置とは連動しないポジショニング>となるため、一見「スペース・ギャップ」多数発生に見えますが、真実は、元々「コンパクト・選手間短距離による組織守備」の考え方とは無縁・否定していて、相手選手全員マーキングとなるため、どんなにスペース・エリアがあるように見えても、「パス交換そのもの」と「ボール保持そのもの」を攻撃し、「ボール奪取」との「ハイプレス成功・効果」だけでなく、「バス交換のターゲット無効化」を図り、「パス可能な味方選手を消滅」させるため、事前想定の相手「ビルドアツプ阻止の防衛策・対策」も全て無効とします。
但し、この➁「マンマーク型ハイプレス」の絶対的な成功条件があります。
それは、
「コンサマンマークの強い密着・一瞬も緩めない時間継続・高い集中」と「相手プレーに負けない走力勝負」で、チーム一体とになった真摯プレーの実現で、圧倒的な戦術効果~「コンサ試合支配」が実現、との戦術です。

いかがですか。コンサの「マンマーク型ハイプレス」の優位性・優秀性、効果、対抗策無効化内容を記載しました。

昨日試合は、そんな「ハイプレス戦術」をストロングスタイルとしているチーム同士対戦で、<ハイプレス勝負~「どちらがより優秀・優位戦術か」>の試合でした。

2.試合・勝負結果~<ハイプレス勝負で勝利するも、試合結果は・・>
事前想定通り、試合開始直後から、コンサが試合展開を主導・コントロールし、<ハイプレス合戦>は、
試合開始10分で、勝負が尽き、
「コンサ・マンマークハイプレス」で、G大阪ビルドアツプを狙い続けるも、
「G大阪」は、試合開始から両チーム10分「ハイプレス」するも、その時間帯後は、「ハイプレスを停止し、一部局面のみ作動」と、ハイプレス封止となりました。事前想定通り、「コンサハイプレスは、G大阪ビルドアツプに到達」するも、「G大阪ハイプレスは、コンサプレス前パス交換・前線へフィードで、コンサビルドアツプに到達不能で、戦術機能せず、実際、コンサゴール前ボールロストは、ミスパス以外成功しない」との結果となつたものでした。

コンサ・スターティングメンバーは、想定「ゼロトップ」型では無く、「ロペス・ドド・駒井」の準ハイプレス型を選択し、「ゼロトップ型」よりも「マーキング密着度・チャージ強度と速度は低下」で、「全ハイプレスチャージが、ボール奪取、パス交換完全阻止までには至らなかった」ものの、多数回「ボール奪取成功」となり、コンサ・G大阪ゴール付近「ショートカウンター」、一端ボーを下げ「ボール保持・攻勢態勢へ移行」が成功・成立したもので、
「決定機回数で、G大阪を大きく上回り」、コンサ優位・試合展開を実現したものでした。

しかし、コンサハイプレスを掻い潜り、ビルドアップ~コンサ陣へコンビネーションの攻撃力はさすがで、少ない決定機に「高いシュート決定力」により、「同点弾・逆転弾」を喰らったもので、「試合結果は、惜敗・1点差敗戦」でした。

その証明となる試合スタッツを記載しておきます。
~前・後半の飲水タイムを挟む、試合時間帯・4分割でスタッツを記載(試合開始-飲水T➀、飲水T-前半終了➁、後半開始-飲水T➂、飲水T-試合終了➃))~
前半戦   コンサ     G大阪
      ➀  ➁    ➀  ➁
支配率%  55 54   45 46 
走行距離km27 29   27 29
スプリント41 37   37 33
同最高速度km/h 29      28
シュート本 5  2    2  2
枠内数 本 2  2    1  1
得点  点 1  0    1  0
パス数本115 156 104 165
成功率%  81 82   80 79
A'3rd内パス数本 42      25 
同成功率%    69      76

後半戦   コンサ     G大阪
      ➂  ➃    ➂  ➃
支配率%  53 54   47 46 
走行距離km23 30   24 31
スプリント37 33   31 32
同最高速度km/h 29      29
シュート本 2  6    4  1
枠内数 本 1  4    2  1
得点  点 0  0    1  0
決定率     6.6%    22.2% 
パス数本 97 164  99 96
成功率%  82 82   81 77 
A'3rd内パス数本 62      91
同成功率%    82      76
〔データ評価〕
a.支配率は終始コンサ優位
b.走力~走行距離・スプリント数・スプリントスピードは互角
c.前半・A'3rd内パス数=G大阪陣内・コンサパス数が、コンサ優位で、決定機数=シュート数もコンサ優位
しかし、
後半・A'3rd内パス数=コンサ陣内・G大阪パス数が、G大阪優位で、後半開始~飲水タイム➂時間帯のみは、G大阪が挽回し、小回数決定機の中、逆転弾。
後半・飲水T後、コンサ攻勢・G大阪守勢堅守でも、決定力が低く、同点・逆転失敗
[総評価]コンサ試合全般コントロールするも、「シュート決定力」の低さにより、「勝利失敗」  との試合でした。

【試合・評価と課題】
『コンサ・マンマーク型ハイプレス戦術は、リーグトップレベル・効力戦術。重大課題は、シュート決定力の低さ』

最後に、昨日の選手別・シュート決定力データ値の確認です。
~シュート数順に記載~
シュート数順位 本数 枠内数 枠内率  得点 
1位  ロペス 6本  2  33.3  0
2位  ドド  2本  1  50.0  1
    高嶺  2本  1  50.0  0
4位  駒井  1本  1  100   0
    白井  1本  1  100   0
    田中  1本  1  100   0
    チャナ 1本  1  100   0
    金子  1本  1  100   0
 ※驚きは、ロペス以外選手の「シュート枠内率・意識」で、
  チーム全体のシュート枠内率・60%は、
  過去最高値のシュート精度となりました。
  間違いなく、シュート精度は上昇しています。
 ※前線3選手、ボランチ・サイド選手は、
  「宮澤・ルーカス以外」選手がシュートし、
  <シュートプレー恐怖心克服>を挑戦し、改善結果としています。
 チーム全体の「シュートプレー意識とシュート精度意識」の改善・上昇は、間違いない前進ですね。


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15:36

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〜進化〜 リーグトップランクの決定力選手獲得で!

2020年10月29日

今シーズンの特例、選手登録第3ウィンドー[10月2日(金)~10月30日(金)]は、閉じますが、そもそも移籍ウィンドー制度は、FIFAが決定し、全世界統一ルールとして、シーズン中2回の回数と期間限定により、過度な獲得競争により、シーズン途中での激変によるシーズン破壊を回避し、安定した選手保有の中、シーズンを進行させる方法です。
今シーズンは、コロナ禍の全世界苦境への対応策として、中断期間後の過密日程対策としてシーズン2回の登録ウィンドーを更に1回追加したものです。
しかし、元々、各チームに所属する選手を、シーズン途中で奪う事態を防止する制度ですので、当たり前ですが、未所属選手~「契約満了選手」には、移籍制限も、登録期間制限も無く、いつでもJFLへの登録が可能です。

本日・電撃加入公式リリース「元横浜FMのトップスコアラー(最多得点者)・ウーゴ ヴィエイラ(32才)」獲得は、正に、2017~2018横浜FM大活躍、2019トルコ1部、2020ポルトガルの原籍チームに移籍するも、10/6に契約解除・満了状態となり、「移籍金も無ければ、移籍制限・登録制限も無く、加入可能」状態だったもの。
ウーゴのパフォーマンスは、リーグ全体に拡がりましたが、特に「決定力」が最大のストロングポイントで、
➀「シュート決定力」~2018値【シュート決定力19%】~5本撃てば1点獲得で、コンサ「最多決定機回数=シュート数」のプレースタイルから、毎試合総数18本~内8本ウーゴ⇒毎試合1.5点獲得(2試合で3得点獲得)です!
➁「ワンタッチシュート力」
➂「ドリブル突破力」が傑出した「典型的ストライカー・クローザー」です。
これまでのプレースタイルでは、一定エリア内プレー(ボックスプレーヤー)で、ペナルティエリアで、ラストパスを「点・瞬間」で合わせ、GKの届かないポイントに運ぶプレーヤーです。

現在のコンサ最大課題への「決定的解決策=決定力あるFW選手獲得」を果したもので、試合起用が可能となった瞬間から「コンサ得点獲得力が大変革」となります。
敢えて「懸念点」は、
a.「大活躍」は必至ですが、年齢から「長年の期間での活躍」は限定的
b.「大活躍」の反動で、他チームからの強奪機会発生
c.新戦術「マンマークハイプレス」は、「戦術理解・走力確保の観点から、即座に融合・適合は困難」
程度ですが、
コンサ・ミシャの一体チームスタイル・最新型戦術等挑戦姿勢・札幌の「暖かさと優しさ」・サポーターの熱い応援と支援、、、により、諸処の問題点・支障点も、時間の問題で解決します。

チーム合流には、
日本入国後「2週間待機」がありますが、その後、チームトレーニングで「チームフィット」を図り、1ヶ月後・12月初・試合参戦、とのスケジュールで、最適合流を進めます。タイミングとしては、「ラスト試合4連勝」の立役者・原動力との大活躍を期待出来ますね。

暖かく・熱く「ウーゴ加入」を祝い、且つ、期待を寄せましょう!!


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19:35

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~進化~ 着々と戦術習熟進行・第25節G大阪戦~➁

2020年10月27日

次戦・第25節G大阪戦展望、前稿・ブログに続き~➁、続稿です。

2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想
前ブログ~①で、G大阪の現況と対戦上の「狙い処・攻略ポイント」を記載しました。
要旨は、
『リーグ2位上昇チームで、強度の高いハイプレスを、執拗に、瞬時の隙間も無く、仕掛け続けて来る強敵・難敵で,横浜FC戦の様な「甘い寄せスピード・強度」では、相手プレーに先行され、マンマーク・ハイプレスでは、全く、相手選手に、タイミング間に合わず、届かない、と戦術機能を封じられてしまいます。
マンマークプレスを実施しない対象相手選手は、その選手から鋭いパスが飛び、「戦術停止」必至です。"オール"コートプレスで、相手全選手のパス交換を封じるレベルまで、戦術作動を上げる事が必須。
チーム主戦術「ゾーン型ハイプレス」は、一時の強烈ハイプレスがトーンダウンし、ミドルランクで継続実施中。守備では個々能力と組織戦術合体のチームですが、攻撃は高い、突出した個々選手の突破力が中心で、直近ベテラン離脱代替の若手選手起用で、突破力・成功回数が低下し、決定的に「得点力不足」。
主力、特に攻撃選手離脱・アデミウションで「駒が減少」しましたが、主力選手のパフォーマンス、レベルは、リーグトップレベルです。
G大阪への対抗策は、個々選手とのマッチアップで負けず、個々でも、組織連携プレーでも、勝利する事』 でした。

そのため「最高値マンマーク・ハイプレス」とするため「ゼロトップ」型でスタメン・試合開始し、「ハイテンション・超緊迫緊張勝負」で試合展開し、その後、局面展開により、中途「ミシャ戦術型・併用」チームへの選手交代・投入で、局面転換・局面リードで「攻勢」構築し<試合決定局面>とし、試合終了です。

戦術予想は、
新戦術「マンマーク・ハイプレス」の「フルタイム・フル作動」で、試合完全支配権をG大阪と「ガッチリ、四つに組んで」競い合います。
<コンサ・マンマーク型ハイプレス
     Vs
 G大阪・ゾーン型ハイプレス>
とのマッチアップとなりますが、
 互いに、[スプリントスピードが同レベル]とするなら、
・チャージ対象選手を「より近くで常時管理」するマンマーク
      Vs
・チャージ対象選手を「認識・判断の後、担当ゾーンポジションから移動してチャージ」を図るゾーン型
 では、明らかに「よりチャージ選手へ距離・時間」で短い「マンマーク」型が圧倒的優位となります。
その実例こそが、対横浜FM戦の鮮やかな完勝試合で、「コンサのマンマークプレス」は、相手想定を遥かに上回る速度・強度で、相手マーキング・チャージ選手に襲い掛かります。
但し、その大前提こそが、
➀「担当マーク」への「常時・強力・フルタイム」マーキング
で、事前にマーク対象設定済みで「判断タイム無しの最速プレス」を「サボらず、試合全時間・粘り強く・強力」実施の
「真摯プレー・集中プレー」です。
➁コンサ最前線・FWも「例外ポジション」となる事は不可能
で、相手最多ボール保持回数・時間帯となり、最大攻撃ターゲットとなる、G大阪「ビルドアップ~GKとDFライン」へのマーキング担当となり、或る意味「最多・マンマークプレス回数・強度」と「コンサ攻撃切り替え時での、最先鋭攻撃役」の両立が必須です。
⇒詰まり、【ゼロトップ起用】必須です。
一方、
コンサ先制・複数得点獲得の「勝勢」展開、逆に、「コンサマンマーク・ハイプレス」が阻止され新戦術作動低減の展開、では、後半・一定時間限定で
 【コンサ式ミシャ戦術】の戦術転換
も想定します。当然、「ゼロトップ」用選手・ポジション構成を、途中交代でチェンジし、<切り札展開>も事前設定です。

想定試合展開は、
いずれにしても、「超緊迫・互いに、相手前線へのチャージ・ボール奪取合戦・勝負」で<目まぐるしく攻守が転換>との試合展開が前半~後半途中(飲水タイム頃)まで継続しますが、ラスト「20分」は、互いに「積極型・攻撃バランス」勝負を展開、「堅守・速攻」合戦が展開、との想定です。
試合開始 〜 22分  互いに相手ビルドアップを狙うハイプレス合戦の超緊迫試合
           交互に、攻守が転換した均衡状態。
 飲水タイム 22分
                  〜   45分  コンサハイプレスが優位で、決定機先制
           「  1-0 」で前半終了
後半開始 〜 67分  後半開始直後から、互いにハイプレス作動
           攻守が交互に転換の超緊迫展開
 飲水タイム 67分  選手交代で活性化と、局面により、戦術転換
     〜 90分  互いに、堅守速攻を仕掛け合い、
           両方チーム得点獲得
           【   2-1 試合コントロール勝利 】  
  との試合展開想定です。

メンバー予想
「ゼロトップ型・マンマークハイプレス」スタメン選択必至からは、
最適選手での選手・ポジション構成となります。
一時の様に、選手フィジカルにバラつきが大きい状態から完全脱却し、一部選手を除き、ほぼフル選手から選択です。
では、スタメンです。

      駒井    金子
         荒野
    菅  高嶺  宮澤 ルーカス
      福森 ミンテ 田中
         菅野

  の鉄板メンバー!
  〜現在、コンサの最適ゼロトップメンバーですね!
  問題のサブは、
   前節も、不調からの払拭には程遠かった、ジェイの扱いがポイントとなります。
   完全復調まで、実戦の中でコンディションアップか、
   トレーニングで復帰させるか、ですが、
   途中投入戦力の大きさもあり、
   途中投入・実戦でコンディションアップを図る、
   との選択が適正と考えます。
  では、
  サブ
    ジェイ・ロペス・ドド
    3選手の一斉投入の迫力、威力は絶大で、どんなチームも対応に苦慮しますね!文字通り、<切り札起用・絶対戦略>として確立すると、凄く面白く、迫力満点で、相手チームを大混乱に落とし込みます!
    <コンサストロングスタイル>を確立したいですね!
    それ以外、
    白井、早坂、深井、
    カウィン
 スタメンでのサッカー、サブでのサッカーは、全く違う内容となり、
 この点も、攻撃的戦略、となりますね!

現在のリーグ最強チーム・G大阪も、コンサの最新サッカーの餌食としてしまいましょう!

3.その他
Jリーグも、コロナ禍規制緩和の中、
「自チームサポーターのみでの入場者数50%まで拡大」と
「入場者数は30%限定を維持するも、アウェー席参戦が可能」と、
2通りの対応策を各チームで判断選択する取り扱いとなりましたが、
チーム対応は、「アウェー参戦」ばかりでは無く、「自チームのみ」選択も散見され、その対応に疑問も発生します。
そんな中、
コンサの方針は、「アウェー参戦」選択に徹底され、<両チーム双方のサポーターの存在の価値・意義を尊重>とのスポーツマンシップ・フェアープレー精神に価値を置く姿勢に、高く評価と称賛を覚えるものですね。
現状の各チーム対応のバラツキとの実態から、
リーグ理事会での統一決定は、各チーム意思の相違により困難だった。そのため、各チームにその選択権を付与した、との内容が読み取れます。
そんな中、直近のコンサアウェー試合の座席手配は、対象数が少数で、一瞬で完売!が続出です。益々、アウェーコンササポーターも活発化し、全国一丸応援体制を固めています。
という事で、大変残念ながら、直近の川崎戦・等々力競技場チケット入手は失敗!
DAZN観戦!決定です。
次のFC東京戦では、立ち遅れずに、プレミアアウェーチケットに挑戦です。

    
    

 


post by yuukun0617

19:13

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~進化~ 着々と戦術習熟進行・第25節G大阪戦~➀

2020年10月27日

次戦・第25節G大阪戦展望について、2回に分けて投稿します。
本稿は、その~➀です。

コンサ・残りシーズン目標「今シーズン終了時に、2021シーズンリーグ上位へのスタート準備となる戦力・チーム力向上と構築、その証明として最終盤4連勝でフィニュッシュ」を設定。
そのため、残る日程を4分割の4クール単位で、到達目標を設定し、現時点・第2クール・2試合目・次節第25節G大阪戦です。
第2クール目標は、
新戦術の習熟・定着を基本戦略とし、
「トップAチーム候補選手から、各ポジション毎<第1・2順位>20名選定」を実戦テストで決定、
また、「戦術熟成」の一環として「新戦術の作動時間コントロール、従来戦術との切り替え・転換のコントロール」をトライします。
第2クール・初戦の「横浜FC戦」では、やや戦力低下チームとの評価から、「新戦術・マンマークハイプレスをフルタイム作動までの必要性乏しく、時間帯・局面により、臨機応変・柔軟・効率的に、基本戦術と新戦術を最適選択して両戦術を使い分ける併用型としました。そのため、「新戦術フルタイム作動では、フィジカル課題で、パフォーマンスダウン懸念のある選手」も起用可能となり、選手起用・選択幅が拡大し、「ジェイ・ロペス」も活用出来る試合運び・内容としたもの。
新戦術適用の進化形を獲得した試合でした。

しかし、本稿記載の通り、次戦対戦・G大阪は、横浜FCとは異なり、現況、リーグトップレベルにまで戦力アップさせ、リーグ2位とさせた上昇チームで、強度の高いハイプレスを、執拗に、瞬時の隙間も無く、仕掛け続けて来る強敵・難敵です。
横浜FC戦の様な「甘い寄せスピード・強度」では、相手プレーに先行され、マンマーク・ハイプレスでは、全く、相手選手に、タイミング間に合わず、届かない、と戦術機能を封じられてしまいます。
マンマークプレスを省く選手も、その選手から鋭いパスが飛び、これでも戦術停止です。"オール“コートプレスで、相手全選手のパス交換を封じるレベルまで、戦術作動を上げる事が必須です。
では、次戦の展望を。
1.対戦相手チーム「G大阪」現況
➀現況
戦績は、
順位2位 勝点48	15勝3分6敗 得点35・失点26・得失差9で、得点数は、リーグ11位・失点同3位の通り、リーグ最強の守備主導チームで、ここ数年の低迷から抜け出し、戦績飛躍のシーズンとしています。

G大阪は今シーズン、決して満足のいく入りはできなかった。しかし、直近9試合は8勝1分とまさに絶好調。今節の勝利で2連勝とし、順位も2位に浮上。
「シーズンスタートをうまく切れず、シーズン途中も、なかなか勝てない時期があったが、ここ2か月チームがうまくハマりだし、勝利につながるゲームができています。一番の要因は11人全員、ベンチの選手やベンチ外の選手もチームのために戦って、途中から入る選手もチームのために役割を全うできている。この結果が勝利につながっていると思うので、いまの雰囲気を続けていきたいと思います」と、風前の灯火の契約破棄寸前となった、アデミウソンの前節試合後コメント。
しかし、昨シーズンの下位戦績は、戦術硬直化とベテラン層を主力の選手層が原因として、今シーズンG大阪・宮本恒監督は「より結果と育成」の両方を追求、との戦略に転換、従前からの「高い個々選手能力での局面勝利を基本とした堅守・パスサッカーのバランス型」から、「堅守をより高い布陣位置とし、ボール奪取位置を大きく上昇させる攻撃的守備戦術」を選択し、その必然として、「ハイプレス」戦術で、最前線からボール奪取・強力守備を指向に、転換したもの。堅守チームの今シーズン進化系でハイプレス戦術の最多パターン〜<ゾーン守備型ハイプレス>を選択したもの。
しかし、その代償・選択結果の象徴が、チーム至宝の遠藤流出。
その経緯は、
『遠藤の移籍は必然的な流れだった。ここまで18試合中11試合に出場も先発はわずか3試合。J1単独最多となる通算632(現在641)試合出場を達成した7月を境に、10年ぶりとなる2試合連続ベンチ外など出番が激減していた。遠藤の記録をリスペクトしていた宮本監督だが、達成後は若手育成にかじを切った。3列目には24歳の井手口や22歳の新人山本を起用。前線からプレスをかけるスタイルも遠藤には合わなかった。新型コロナウイルスによる特例で今季はJ2降格がない。どのクラブも世代交代を推し進めた。
だが、納得いかないのは遠藤だった。後半途中から出場した9月の札幌、名古屋戦は得意のパスから得点を演出。体は動き、結果も出した。それでも序列に変化なし。G大阪に愛着はあったが、プロとして純粋に出場機会を求め、J2で12位に低迷する名門磐田から獲得の打診が届いた。
遠藤も宮本監督も今季限りでG大阪との契約は終わるため、関係者が「遠藤を取るのか、宮本を取るのか」と二者択一を迫った時期もあった。もちろん、2人やクラブとの間に摩擦はなかったが、さまざまな意見があったのは事実だ。
就任3年目の宮本監督は今季、波はあるものの現在7位で1歩ずつチームを成熟させている。今オフは2年の契約延長が確実。継続性も来季の武器になる流れだ。その環境に来季、遠藤が再契約を結んでまで戻ってくる可能性は低い。』との内容は、西野朗・G大阪の一時代が完全に終了した事を証明する現況。
ここで、G大阪プリンスの挑戦で、「会心の勝利」を掴みそうな、宮本恒は、将来の代表監督への道を大きく前進させる「大事なシーズン」として、<何が何でも勝ち・勝ち点3を掴む闘い>を続けています。或る意味、G大阪のどの選手よりも、宮本恒の勝利への執念・意識が上回っている現況で、G大阪のチーム経営陣も「G大阪帝王・遠藤を排除し、G大阪プリンス・宮本恒を選択」したものです。
➁戦術
既述の通り「比較的低い布陣での堅守~ビルドアップ・パスサッカー・コンビネーション攻撃」で、堅実で強固な守備と、高い支配率・パス交換を個々選手能力による突破の攻撃を展開する「攻守バランス戦術」でしたが、
今シーズン、「堅守」の布陣位置を、「ビルドアップ全盛・リーグ主流」に対応し、「ゾーン守備」のまま、より高い位置・相手ゴールへ前進させた位置に布陣変更、自陣最前線選手を、相手ビルドアツプへ近づけ、当然の結果として、最前線からの守備「ハイプレス」=「最前線でのボール奪取」戦術に進化・転換したもの。
「ボール奪取」からの「攻撃・切り替え」も、多数回パス交換のパスサッカーから、「短手数・ショートカウンター」へ転換となりました。
フォーメーションは、2018までの伝統[4-4-2]を、昨シーズンから変更し継続の【3-3-2-2】で、守備ラインから1枚抜き、アンカー・インサイドハーフの3ボランチ型で、サイドをハーフポジションまでアップさせ、高い位置に選手バランス型を継続、
しかし、ここ9試合は、
・過密日程による主力故障発生で、代替選手のフィジカル・走力ダウン、
・失点増加対策のため、
リバイバル【4-4-2・攻守バランス型】に変更。
ハイプレスも、一時の強烈ハイプレスはトーンダウンし、ミドルランクで継続実施中です。
しかし、守備では個々能力と組織戦術合体のチームですが、攻撃は高い、突出した個々選手の突破力が中心である事は変化無く、近時のベテラン離脱の代替の試合起用若手選手となり、突破力・成功回数が低下し、リーグトップランクとなるには、得点力不足が決定的です。
主力、特に攻撃選手離脱は、最直近、飲酒運転・事故発生のアデミウションの契約破棄も発生し、更に駒が減少していますが、それでも、主力選手のパフォーマンス、レベルは、リーグトップレベルです。
G大阪への対抗策は、個々選手とのマッチアップで負けず、個々でも、組織連携プレーでも、勝利する事です。

③試合展開・メンバー
ここ9試合の最大特徴が「1点差勝ち7試合」である点と、得点14得点で「後半獲得10得点」である点です。
詰まり、「楽勝展開」は全く無く「ギリギリの僅差勝利」で、一見「勝負強さ」を証明する数値ですが、
本当は逆に、「勝利獲得の危うさ・脆さと攻撃力・戦力全開の遅さ、試合前半の弱さ」を証明する数値で、ここにG大阪攻略の鍵・方法論が示されています。
また、固定化した選手起用で、累積疲労・故障発生の低レベル選手起用法です。スタメンフル起用4選手・△1起用2選手・△2起用2選手と計8選手が固定メンバーで、唯一最前線2FWのみ4選手交代起用するも、サブ起用も固定型で、最高途中8回起用FW渡辺・アデミウソン5回・宇佐美5回・パトリック4回と、FW4選手は、スタメンかサブでフル起用でした。
「育成層」起用も、福田・山本・高尾・川崎の4選手を集中起用し、「遠藤放出し山本・井手口起用」としたものですが、明らかに、他のスタメン選手レベル~代表クラス、とは、フィジカルは越えても、判断・テクニック・経験でレベルダウンし、ています。「両サイド・最前線」は代表クラスですが、ボランチ・DFは「育成途中で現状狙い処」です。

2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想

ここからは、次稿・ブログといたします。
~次稿へつづく~




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14:09

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~進化~ 対戦相手で戦術選択・第24節横浜FC戦勝利への方程式

2020年10月24日

残り10試合と試合数減少する中、今シーズンの現時点目標「今シーズン終了時に、2021シーズンリーグ上位へのスタート準備となる戦力・チーム力向上と構築、その証明として最終盤4連勝でフィニュッシュ」を設定。
そのため、残る日程を4分割の4クール単位で、到達目標を設定し、現時点・第2クール・初戦の本日・第24節横浜FC戦でした。
第2クール目標は、
新戦術の習熟・定着を基本戦略とし、
更に、第1クールで「トップAチーム候補選手選択決定」の次ステップとして、
「各ポジション毎<第1・2順位>20名選定」を実戦テストで決定、
また、「戦術熟成」の一環として「新戦術の作動時間コントロール、従来戦術との切り替え・転換のコントロール」をトライします。

本日試合では、当初想定「マンマークハイプレス・フルタイム作動」を、「新戦術+従来基本戦術のハイブリッド型作動」に戦略変化させました。
これは、対戦相手の「概要現況・試合想定」により戦術選択を転換させる、との新たな挑戦でした。
具体的には、横浜FCで、複数故障者新規発生、特に「得点源兼ゲーム突破口・松尾離脱」と「選手層状況悪化が顕著」で、「走り・繋ぐサッカー」のパフォーマンスダウンの悪影響評価から、
コンサ新戦術「マンマークハイプレス」の「強烈前線守備・チーム全体守備」のフルタイム作動までの必要性が乏しく、「新戦術は、特定局面のみ、特定ポジション・選手のみでも可能」との判断が成立。
そこで、本日の戦術は
「新旧(基本)ハイブリッド型」
 ~基本・コンサ式ミシャ戦術、
  特定局面・時間帯・新戦術「マンマークハイプレス」
  の両戦術を選択し、両戦術を局面・状況で選択し分ける「新スタイル」
 としたもの。
その最大メリットが「戦術上起用可能選手の範囲・候補拡大」で、
「新戦術・フルタイム作動」が苦手な選手群~ジェイ・ロペス・福森・早坂・宮澤~をスタメン起用が可能となりました。
それぞれの選手で「苦手」理由は、激しい運動量の継続困難(フィジカル維持力:スタミナ)、相手マーク担当選手とのスプリント勝負劣勢(スプリント速度劣後)、守備負担過大で攻撃力低下(心身の守備疲労で攻撃時の切り替え速度・プレーのキレ低下)、ポジショニング理解不足、と多様で、その事もあって、結果として、「新戦術適性が低い選手たち」の「一括改善・解決」は遅滞している現状でしたが、「新旧ハイブリッド戦略」は大きな効用をもたらすものでした。
本日実戦では、
➀試合開始~前半飲水タイムの時間帯
 コンサ「ややハイプレス・緩いマンマークのやや基本戦術型、
 横浜FCも想定通り「ハイプレスも無く」ビルドアップ戦術
 「ややハイプレス・緩いマンマーク」は「寄せの速度・強度は中程度」でしたが、それでも横浜FC・ビルドアップを制約し、GK・六反から最前線へのロングフィード多数となりましたが、「長距離・ハイスピードパス」のため横浜FCパスレスポンス困難で、低成功率パスで、横浜FC攻撃は停滞。
コンサ攻勢の中、縦ミドルパス連続3本のコンビネーションで、カウンター・ロペス先制弾獲得
➁前半飲水タイム~ハーフタイム時間帯
 コンサ「やや強いハイプレス・マンマーク作動」
 横浜FCも「ハイプレス」で、コンサビルドアップを狙い
 しかし、どちらも、狙いの「相手ゴール直前でのボール奪取~ショートカウンター・決定機構築」は、パス成功率低下の「精度低下」により、やや減少
➂後半開始~後半飲水タイム時間帯
➃後半飲水タイム~タイムアップ時間帯 ➂➃ともに、
 コンサ「基本戦術で、堅守・多彩攻撃」
 横浜FC「ハイプレス停止・ビルドアツプ型」
 横浜FCの「パス精度は低いまま」で、パス交換失敗多発し、攻撃停滞のまま。コンサは、「瞬間ハイプレス作動」を混ぜながら、ボール奪取~カウンター、ミシャ戦術多彩攻撃で、コンサ攻勢継続の試合コントロールの中、追加複数点獲得成功。

試合前想定通り「新戦術で、より多彩・強力となった戦術を、局面で選択・転換」させ、試合状況に応じ、臨機応変の最適選択により「試合全体コントロール成功」を実現したもの。

最終試合スタッツ
     コンサ   横浜FC   コンサ勝負
支配率  51%   49%    引き分け
走行距離 114km  117km   やや負け
スプリント169回  175回   やや負け
平均速度 30.1  29.9km/h 引き分け
シュート 18本    6本    圧倒◎
枠内数   8本    1本    圧倒◎
枠内率  44%   16%    圧倒◎
得点    3点    0点    圧倒◎
決定率  16%    0%    圧倒◎
パス数  567本  493本   優位〇
成功率  80%   78%    引き分け
A'3rd内 96本   63本    圧倒◎
成功率  72%   67%    優位〇

※「走力・スプリント」は横浜FC並みに追随、「速度」は同レベル
※攻撃数値は、コンサ圧倒
※パス、特に相手陣内・攻撃のA'3rd内パスが、コンサ圧倒で、戦術成功を証明する数値

最後に、コンサ大課題「シュート精度・枠内数」は、
「シート数・枠内数多い順」で、※シュート精度50%以上
※ルーカス シュート2・枠内2
※ロペス      2・  1・ 得点1
※金子       2・  1・   1
※菅        2・   1
※福森       2・  1
  駒井       2・  0
※ドド        2・   1・   1
※中野       1・  1
  高嶺       1・  0
  ジェイ      1・   0
  荒野       1・  0

個別選手毎の精度は、改善して来た選手が多いですが、問題は、「ジェイ」ですね。今日のジェイは「仕事は30%程度の低レベル」で、ドド以下レベルでした??
交代は、当然です。

この様に「新戦術」を加え、コンサ戦術は大きく進化・前進しています。
次戦は、急進撃の強敵・G大阪戦ですね。
「新戦術・フルタイム作動」版が必要となりますね。
     


post by yuukun0617

22:50

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