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コンサドーレと心中する覚悟で宮の沢永住を決めちゃったrocket1号&rocket2号のお気楽夫婦。

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稲妻起こる宵あらん

2012年09月25日

20120925-00.JPG
オータムフェストで地ビールを飲んだら、
1杯につき花束が1束ついてきた。
3束お持ち帰り。←ということは3杯。


乾いた心においしいビール。
荒んだ空気に1束の花。








稲妻が光ると
漱石が猫の墓碑にしたためた句を思い出す。

この下に稲妻起こる宵あらん


でも、わたしはどうも
漱石が意図したのとはまったく違うイメージをこの句に思い描いてしまうんだなぁ。
稲妻及び雷が怖いせいだと思うけど、
「下に眠っているものが起きる宵(すごいことが起きる宵)」
という意味に勝手に解釈してしまうのである。
ごめんね猫。←いや漱石。


厚別での稲妻はジグザグに光るのまではっきり見えた。
怖かったなぁ。



懐かしい顔が世界の舞台で

2012年09月21日

やれW杯予選だ五輪だといっていたら、
あっという間にCLも始まってしまった。
まだ予選リーグなので、
死のグループがある一方で
なじみのない国のあまり聞いたことのないチームもあり、
見ているほうはあまり緊張感がないこの時期。
だって今から全試合とか見てたら身体がもたないし。



この時期はハイライト番組でおいしいとこどりに限る。
それを見ていたら、
「コンサドーレ札幌にも在籍したことのある…」
と聞こえてきてびっくり。
誰?誰?ラファエル・バストス?知らないよ、大昔に在籍した選手?
と思って画面に釘付けになっていたら、
アップになったその顔は


ハファエル~~~~~~!


しかも2得点!!!!!!
すごいよ、すごすきーーーーーっ!


って興奮のあまり前後してしまったが、
現在在籍しているのはルーマニアのCFRクルージュというチーム。
そして次の対戦相手は、
なんと!マンUであるっ!


ハファが在籍した2009年には
香川が在籍したセレッソと2回対戦。
2回とも香川の得点で破れているんだな、これが。
3度目の正直だよ、ハファ。
今度は得点を決めてマンUに勝っちゃえーーーっ!
これは生で見なければっ。



元赤黒選手が世界の舞台で活躍するのを見るのはうれしいなぁ。
フッキ率いるゼニトは無得点で初戦を落としちゃったけど。


練習のない宮の沢で

2012年09月20日

スポーツ紙からの抜粋でコンサドーレ情報を伝える朝のラジオで、
「チームは宮の沢で戦術練習を…」
と言っており、
ドームサブじゃなかったっけ?間違ってるよねと話していたのだが、
確かに「宮の沢で」と書いてあるスポーツ紙があった。
番記者さんも習慣でうっかり書いてしまったんだろうなぁ。
別に責めてないよ揚げ足も取ってないよ。
いつになく寛容なわたし。



今日も宮の沢では練習をしていないはずであるが、
通りかかったら何やらテレビカメラが来ていて、
なんだかワイワイしていた。
近くに行くと映りこんでしまうので遠巻きに眺めながら通り過ぎたが、
代表のレプリカを着た金髪の男がいたぞ。
10番って誰?←いや、ご本人じゃないから。
なんなんだ。


さすがのリアクション王もなすすべなし

2012年09月18日

いったいいつまで続くのかこの残暑。
しかし、
rocket1号が朝食時に「まぶしい」と言うのを見れば、
室内に差し込む日差しの角度は明らかに真夏とは違っており、
今日も30度超えとはいうものの、
すでに季節は秋なのである。
ぴゅ~。←秋風。



見るのも憂鬱になりがちなK作先生の試合の振り返りコーナー(という名称では全然ないが)。
今週のお相手は我らが木村洋2だったので、
2人のやりとりだけを楽しみに見ていたのだが、
まったくの期待はずれであった。
まあ、しょうがないよね。
洋2の質問に対してK作はまったく見当違いの答えをするし、
こう毎回毎回負けでは
さすがのリアクション王のボキャブラリーも底をついたと見えて、
返す言葉もなく「次のコーナーへ」状態なのであった。
とほほ。


せっかく翔太のゴールを見ながら洋2が
「この人は道産子なの?」
と訊いてんのにスルーしちゃうしさぁ。
そこはアピールするところでしょうよ。



そんなこんなで毎度ネタにする洋2であるが、
好きな気持ちが伝わったのか(←え?)、
な、な、なんと!
今日、ばったり遭遇したのであるっ!


先日U型テレビの人に遭ったときとは違い、
洋2とは人気のない歩道ですれ違った。
かなり遠くから気づいていたので心の準備もできていたし、
人目をはばかる必要もなかったわけだが、
やはり何も言うことはできず。
「どうかK作をよろしく」くらい言うべきだったか。
↑
よろしくってこともないが。



洋2、テレビでは小男キャラ(腰が低いから)であるが、
意外と大きかった。


すべては美しいパスから始まる

2012年09月17日

日本人が移籍したこともあって
何かと注目されるマンUであるが、
たまたま目にしたスポーツ雑誌でもかなりのページを割いており、
そのなかにレジェンド列伝みたいな特集があった。



ついこの間「エリックを探して」を観たばかりなので、
ここはやはりカントナに注目してしまうところである。
サポーターやメディアと悶着を起こすお騒がせキャラではあったが、
そこはそれ、ちゃんとストライカーとして結果を出し、
「キング」と呼ばれた愛すべき男である。←どこかにもそういう選手がいたような。



ユニホームの襟を立て、試合中もいちいちそれを気にしている選手を見ると、
「襟なんかどうでもいいから試合に集中しろっ!」
と思ってしまうが(うちのユニホームに襟がなくて幸いである)、
カントナも両手でグッと襟を立てる姿が印象的であり、
今も使われる写真の多くで襟がピンと立っていることは言うまでもない。



数多くの伝説のゴールを決めたカントナであるが、
意外にも本人にとって印象深いのはパスだという。
あまりにもたくさんゴールを決め過ぎたからかなぁ。
狙いすました自分のパスからゴールが生まれるのは、
ゴールを決めるのと同じくらい気持ちいいことなのかもしれない。
それは
「すべては美しいパスから始まる」
という彼の言葉に集約されていると思う。



試合のハイライトシーンなんかを見ると
当然得点者がクローズアップされるので、
せいぜい誰がアシストしたかくらいしかわからないわけだが、
たとえば細かいパスをつないだ末のシュートとか、
相手選手からボールを奪ってからの速攻だったりすると、
その過程をすべて見たいと思う。
「はは~、こうなってこうなってこうなったわけだ、
こりゃ美しいっ!」
と一連の流れにうっとりしたいのである(わたしはね)。




パサーと評されるハモンであるが、
「そこはシュート打ってもいいのでは…」
と思うこともしばしばである。っていうかしょっちゅうである。
確かに美しいパスもたくさんあるんだけどさぁ。
でも、ゴールに結びついてこその美しいパスだと思うんだよねぇ。
シュートまで持ち込めない受け手の問題?
むー。
美しいパスのその先にあるものが見たいぞ。



はっ!
カントナの話だったのに、
結局はうちの話になってるし。
しかも2日続けてハモンネタ。


ハモン、電話した?

2012年09月16日

うちに来てすぐ勝利に貢献し、
試合後満面の笑みで「すすきのに行こう」を歌い踊ったハモンであるが、
負けた試合は
負傷による途中交替やらイエロー2枚での退場やらのせいもあり、
ゴール裏に挨拶にも来やしなかった。



ヨーロッパや南米の試合では
何かをかけた一戦での勝利でもなければ、
試合後にいちいち全員そろってスタンドに挨拶に来ることはあまりない
(個々人が観客に手を振ったりしながら退場はする)。
ましてや、
負けた試合でも場内を1周し、
挙げ句の果てにゴール裏で説教されるなんぞ、
あり得ない光景であろう。



いろいろなことを免除されているオレ様であってみれば、
「足痛い」とか言ってゴール裏に来ないのもわからないではない。
しかし、
昨日ハモンはゴール裏に来ていた。
みんなと一緒に。



試合が始まる前、
相手チームのブラジル人と何やら話し込んでいたハモン。
最後は右手で受話器のポーズをしていたから、
「あとで電話するよ」
とでも言っていたのだろう。
電話したかい?



そんなの納得できるかっつーの

2012年09月15日

昨日ある食品のCMを見た。
旧製品の場合はそれを食べながらでも
「あ、髪型変えた?」
と妻の変化に気づく余裕があるが、
新製品はあまりのおいしさに妻のことなど眼中になくなり、
「妻が別人であっても気づかない」というのである
(そして先のシーンとは似ても似つかない別人の「妻」が座っている)。



なるほど、
rocket1号がわたしが美容室に行ったことに気づかないのは
わたしの作る料理があまりにおいしいからなんだなぁ。
納得納得。



って納得できるかっ!
なんだこのCM。



今日の試合はぜひ納得できるものであってくれと願いつつ。


宮の沢に何かできるぞ

2012年09月14日

これ、なんかおもしろそう!
と思ったら対象は55歳以上だった。
全然対象外だった。
全然。←二度言う。


どうかわたしが55歳になるまで、
こういう楽しそうな企画を続けてくれろ。
月下美人もね。←こちらは60歳以上、まだ全然対象外。



チョコレートファクトリーの真向かいで何か始まった。
以前ガソリンスタンドがあったところで(選手もよく給油や洗車をしていた)、
数年前に閉店してからはずっと更地のままだったのだが、
先週あたりから工事が始まったのである。
何ができるんだろうと思って看板を見てみたら、
どうも集合住宅のようである。



賃貸か分譲か、どれくらいの規模かわからないが、
練習場まで徒歩1分の好立地である
(走れば30秒、信号のタイミングによっては徒歩2分、歩道橋利用なら4分)。
厚別やドームまでは地下鉄一本で行けるし、
新千歳空港までの高速バスもあるからアウエーにも大変便利。


どうすか。←誰に営業しているのか。


しかし、あんなところに住んだ日にゃあ、
いつなんどき選手が通るかと思ったら、
おちおちすっぴんで窓も開けられやしないな。←何の心配だ。


言いたいことも言う機会もあるわけだが

2012年09月13日

公共の乗り物に乗っていたら、
隣にU型テレビに出ている人が座った。
なぜかわたしは
「何か言ったほうがよいのではないか」
と思ってそわそわしてしまったのだった。



「いつも見てます」
と言うのは嘘になるし(選手が出るときしか見たことない)、
「頑張ってください」
と言う理由はないし、
そもそも、この人の名前も知らないし。
と思ったらやっと安心して知らん顔することができたのだった。



いつも見ていて、
頑張ってと言う理由もあって、
名前も背番号も知ってるうちの選手にだって
ばったり遭ったときに何も言えないわたしが、
U型の人に何を言えよう。
言えるわけがない。←だから、言う必要なんかないんだって。



今日も3人の選手に会った(正確には「見た」)。
言いたいことは多々あれど、
「今日も練習ちゃんとやれ(でも怪我はするな)」
と眼力で伝えるにとどめておいた。←多分伝わっていない。



好プレーより珍プレー

2012年09月12日

プロ野球のシーズンが終わってしばらくしてから放送されていた
通称「好プレー珍プレー」という番組が
子どものころ好きだった。←今もやってる?
野球のことはよく知らなかったので、
好プレーよりも珍プレーを見てゲラゲラ笑っていたわけだが。
平ちゃんの今日イチの原点はここにあるのか。



当時は
いつも同じ球団の試合ばかり生中継されることに何の疑問も抱かず、
父が見ているのを見るともなしに見ているうちに、
そこんちの選手の顔と名前だけは覚えていたものであった。



どうしてパ・リーグは人気がないのかよくわからなかったが、
お客さんのいないガランとしたスタンドがネタにされることもよくあり
(芝生で爆睡している人とか試合に関係なくいちゃいちゃするカップルとか)、
やはりそれを見てゲラゲラ笑っていた。



今思うと、
ネタにされた球団やそこのファンの心境やいかばかりであろうか。
わたしなぞ、
Jのよその試合を見ていて
雨の日に傘を差して観戦している人が映ったりすると
「傘が差せる(くらい空いている)なんて!」
と思ってしまうわけだが、
先日の厚別はどうかすると日傘を差してもOKくらいな隙間がそこここにあり、
好プレー珍プレーの悲哀を思い出したのであった。



全然関係ないけど、
昨日の代表戦でイラクの選手と手をつないで入場したちびっ子のなかに、
イラクの国歌斉唱のときに胸に手を当てている子がいてかわいかった。
「君は日本人だよね?」とか
「手を当てるのは左胸だよ」いう突っ込みは、この際なしで。


悲しき厚別の…

2012年09月11日

友だちと一緒にトイレに行き、
それぞれ個室に入って用を足しながらお喋りする。
男の人は知らないが、
女子なら一度はこのようなお行儀の悪い所業を
学校や職場のトイレでした経験があるはずである
(他に誰もいないと思ったら、実はいて、
よりによってその人の噂話をしちゃった結果、
一悶着起きるということもよくある話であり)。



なぜそんなことを思い出したかというと、
この間の厚別の女子トイレである。


観客動員数がアレとはいえ、
リーグ戦の際は並ばないと個室までたどり着けないのだが、
先日は行列のギョの字もなく、
どこでも好きなところに入り放題であった(特に好きな個室もないが)。
しかも、
洗面台で手を洗いながら話をしていたら、個室から
「あ!わたしも!」
と返事が返ってくる始末。
トイレ内、身内だけかっ!


こんなところで観客数の少なさを実感するとは
トホホのきわみである。


それが何か?

2012年09月10日

土曜日、スタジアムで顔見知りのサポーターと話す時間があった。
ホームではたいてい顔を合わせるものの、
いつも挨拶程度しかできないタイミングなのだが、
久しぶりにちょっと話をした。



その人は札幌から離れた場所に住んでおり、
試合のときは峠を越えてドームや厚別までやって来る。
話の流れのなかで、たいした考えもなしに
「(遠いのに)毎回毎回大変ですよね~」
と言ったわたしの言葉にその人は
「へっ?」
という顔をした。
キョトンという感じである。



あ、そうか!
その人にとってホームゲームのときに峠を越えて札幌に来ることは
大変でもなんでもないのだ。
好きなチームを応援するんだから、そんなの当たり前のことなのだ。
「大変ですね」と言われても
「いえ別に」であり「遠いのが何か?」なのだ。
大変ですねと言う方がどうかしてると思われたに違いない。



考えてみるに、
わたしもよく
「雨なのに(寒いのに)大変だね」とか
「試合前から並んで疲れないの?」とか
「勝てないのにご苦労だね」
とか言われる度に心のなかで
「好きでやってんだほっといてくれ」
と思っているわけで(雨とか寒さとか勝てないことに文句は言うけど)、
サッカー観戦をするためにはそれが当たり前のことなのだった。



その人はきっと
次のホームゲームもなんでもない顔をして
峠を越えてやって来るのだろう。



んがぁっ!となったり、
キーーーーッ!となったり、
く~~~~~~っ!となったりしながらも
サッカーのある日常は続くのであった。


PK時の応援っていうかマナー?

2012年09月09日

うちはもう関係ないし、
よそんちの試合結果なんてどうでもいいわと投げやりになっていたので、
今日も天皇杯の試合があることすら忘れていたのだが、
テレビをつけたら
長野さん(←なぜか「さん」付け)の対戦相手が決まる試合をやっており、
後半もあと2分足らずで終わるというところで0-0という状況だった。
別にどっちが勝ったって関係ないしっていうか、
J1の方が勝つだろうと思いながらチャンネルを変えたのだが、
今ネットで見たら負けていた。
ロスタイムの得点とは、なんと劇的なことか(見てないからわかんないけど)。



以前、
ゴルフの試合中にギャラリーの携帯カメラの撮影音で集中力が切れ、
スコアを落としてしまった選手のことが話題にのぼったことがある。
大人気ゴルファーなので追っかけも多いようなのだが、
いわゆるにわかファンが激増し
その一件でマナーの悪さなどが改めてクローズアップされていた。
選手が打つ少し前にはスタッフが「お静かに」という札を掲げ、
ギャラリーは声援などを送らずに見守るのが観戦マナーなのである。
止まっているボールを打つには、ものすごい集中力が必要ということだ。



初めてサッカーのPK合戦を生で見たとき、
選手が蹴る瞬間スタジアムが静まり返るのが不思議だった。
どうしていつものように応援しないんだろうと思った。
でもそれが、精神統一してボールを蹴る選手を支える応援なのだと学んだ。
そして、息を詰めてじっと見守っていた分、
ゴールが決まった瞬間に
スタジアム全体が何倍もの歓喜に包まれることも知った。



昨日も選手がボールを蹴る直前はコールが鳴り止んだ。
それなのに、
助走体勢に入って、さあ蹴るという瞬間に
「来いっ!」
と叫ぶ人がいてびっくりした。
しーんとした中で突然叫ばれたものだから、
おおげさではなく、本当に飛び上がるくらいびっくりした。
どうなんだろう、あれ。
ちなみに、ウッチーが蹴る前は叫んでいなかった。


頼むから言わないで

2012年09月08日

はるばる遠くからお越しの長野サポーターのみなさん、
どうか今夜は思いっきりすすきので楽しんでお帰りください。
あ、そうか、
また来月も来るから今日は直帰でもいいのね。



そうそう、
あんまりよそで「ジャイキリジャイキリ」言わないでくださいね。
あ、言ってませんか。
そうですよね、うち、全然ジャイアントじゃないですもんね。


では、お達者で。


強い意志と静かな勇気を持って挑戦するのだ

2012年09月07日

リチャード・バックが
自ら操縦する小型飛行機で墜落し重傷を負ったという小さな記事を
新聞に見つけたのは今週の初めである。
事故そのものよりも
氏が存命であったことに軽い衝撃を受けたのであるが、
76歳であってみればそう驚くべきことでもないのであった。



続報がないので回復に向かっていると信じ、
それを願いつつ「かもめのジョナサン」を引っ張り出して読んだ。



仲間や両親に呆れられ、
普通に飛びなさいと言われながらも
高速で飛び自分の限界に挑戦し続けるジョナサン。
急降下して意識を失ったり水面に叩きつけられたりしても、
決して諦めないその姿には勇気づけられる。



一羽のかもめの姿を借り、
リチャード・バックは何を言わんとしていたのかを考える。


強い意志と静かな勇気。


言葉にするのは簡単なわけだが、
これを持って挑戦することのなんと難しいことか。
偉大なりジョナサン。


食わず嫌いなんてもったいない

2012年09月06日

テレビにものすごい偏食の男が出ていた。
あれもダメこれもダメと言い、
いったい何を食べて生きているのかと思うほどであった。
しかも食べられないのは
「ばい菌が多いと聞いたから」(タコ)とか
「動いているところを見ちゃったから」(牛タン)とか
「脳みそ(みたいなもの)が透けて見えるから」(桜エビ)とか
「食あたりしやすいと聞いているので」(サバ)とか
「マンガで見たのが気持ち悪かったから」(しいたけ)とか
子どもか!という呆れる理由ばかりなのである。
そのほかにも
肉の脂身全般、青物野菜などとにかく食べられないものだらけ。



男の妻は
「子どもと夫の2パターンの食事の支度が大変」
とこぼしていたが、
まさに子どもか!である。
アレルギーじゃないんだから無理矢理食わせろ!と
思わずテレビに向かって叫んだことである。



その証拠に
出演者たちが上記の食材をあれこれ工夫して調理したところ、
男はまんまと食べ、しかも、そのほとんどについて
「おいしい」
と言ったのである。



食わず嫌いは人生の半分、いや2/3は損していると思う。
20歳くらいまでこの男に負けず劣らずの(ここまでひどくはないけど)
偏食だったわたしが言うんだから間違いない。
だから、
今はその分を取り返すかのように食いしん坊なのである。



サッカーよくわかんないし、
有名選手いないし、
とか言ってる食わず嫌いの人もいろいろ損してると思うなぁ。
チーム創立から応援してなかったわたしが言うんだから間違いない。
今はその分を取り返すかのように熱烈サポーターなのである。


事件勃発の水曜日

2012年09月05日

一つ前の朝の連ドラを見る気になったのは、
ヒロインの父親役の俳優が好きだったからである。
しかしたった15分とはいえ
毎日(録画して)見るのは結構キツかった。
しかも
父親は死んでしまい見る理由がなくなったにも関わらず、
その後の展開が気になって結局最後まで見るハメになったのであった。
考えてみれば、
ヒロインの親なのだから死ぬ確率はかなり高いことは予想できたはずで、
母親役はかなり高齢まで存命の設定であったが、
父親役はあっけなく舞台からいなくなってしまい、
我ながら運の悪さを嘆くしかなかった。
これを教訓に「もう見ない朝の連ドラは金輪際見ない」と誓ったのである。



が、
今回のドラマも途中からお気に入りの俳優が出演と聞くに及び、
誓いもあらばこそ、
また月~土設定で録画してせっせと見始めたのであった。
父親役ではなく、
かつヒロインに大きな影響を与える人物だから大丈夫だと確信していたのに、
これまたあっけなく死んでしまった。
オーマイガッ!



この連ドラというやつ、
月曜日は穏やかになごやかに幕を開け、
火曜日は何がしかの布石や前フリがあり、
水曜日に一悶着、あるいは事件が起こり、
木・金曜日はヒロインがてんやわんやして、
土曜日に一件落着
というのがお約束だとわかった
(ごくたまに土曜日に「どうなってしまうのかっ!」で引っ張ることもあるが、
月曜日にはあっさり解決する)。


してみると、
今日は第一子出産後の梅ちゃんに何がしかの事件が勃発しているに違いない
(まだ見てない)。


人々の生活というものは
かくも1週間の流れに沿っているものなのか。
宮の沢では水曜日に事件も悶着も起きていないことを願いつつ。
全開の窓から風に乗って練習場のかすかな響きが届くと、
思わず手を止めて水曜日の選手たちの様子を想像してみる。


甲高い声は風が運びやすいとみえて、
「あ、すなだ」
とわかるのだった。


進歩のないことよ

2012年09月04日

プレミア移籍秒読みかと思われていたフッキであるが、
結局ゼニトって…。
ロシア行くなら札幌でもいいぢゃん。←そういう問題ではない。
宮の沢の方がまだしも温暖だぞ。←だからそういう問題じゃないんだって。
まあ頑張りたまい。



昨日朝のテレビニュースのスポーツコーナーで
香川と長友の試合の様子を報じていた。
例によって2人だけをクローズアップした映像で、
それぞれのナイスプレー、スーパープレーのみを流し、
「残念ながら得点に絡むことはできませんでしたが」
と締めていた。



マンUは香川の交替後に逆転勝ち、
インテルは負け。
チームの勝敗よりも日本人の活躍ぶりだけに注目する報じ方は
野茂やイチローがメジャーに行ったころとちっとも変わっていない。
世界の舞台で頑張る日本人を見たい人にとっては
所属チームが勝とうが負けようがどうでもいいってことか。



香川の惜しいシュートシーンとか、
長友の身体を張ったディフェンスとかもいいけど、
マンUの逆転劇を生んだファンペルシーの素晴らしいゴールや、
インテルを負かしたローマのトッティの2得点の映像が見たかった。
月曜朝の忙しい時間に
なんかよく知らん外国人のスーパープレーなんか流す必要なしってことか。
しょうがない。


もういいや諦めた

2012年09月03日

ホームゲームの会場では
ちびっ子たちを対象にしたイベントがいろいろある。
今回のJALサンクスマッチでは
「ドーレくんと行く新千歳空港バックヤードツアー」の参加申し込みというのがあり、
ふんっ、どうせこれもちびっ子もしくは親子ペアでしょと思っていたら、
そうではなかったので申し込んでみた。



ハーフタイム以降に当選番号を貼り出すとのことだったのだが、
試合がアレだったもんだから
そんなことすっかり忘れて帰ってきてしまった。
当たったのかな、はずれたのかなぁ。



当選者には直接連絡するとあるから、
この時点で音沙汰がないということはダメだったんだろう。
まあいいや。
別にどうしても行きたかったわけじゃないし、
rocket1号は「行かない(行けない)」って言うかもしれないし、
もういいや諦めた。
こんなとこで運を使うことないし。←お約束の負け犬の遠吠え。


といいつつ、
まだ捨てずにある「お申込控え」。←諦め悪し。


毒吐くよ

2012年09月02日

某番組の出演者がしきりにDMスタイルというのを口にしている。
若い人は知らないかもしれないが、
毒蝮三太夫が一般人、
それも老人を相手にするときの手法をベースにしたものだそうだ。



「ババァ(もしくはジジィ)まだ生きてたか」
と毒を吐きながらも、最後は
「長生きしろよ」
と乱暴な口調のなかにもやさしさをにじませるというものである。



また負けやがったか何やってんのよ同じ失敗ばっかり繰り返しやがって1点くらい返してみろこのまま負け続けていいのかよと毒を吐きながらも、
またスタジアムに行くであろう自分もDMスタイル?ってことでいいのか。



本当はここにはとても書けないような毒も吐いている。
溜め込むのは精神衛生上、非常によくない。
悪いものは吐き出さないと病気になってしまう。←前科あり。
吐き出したものを受け止めている(聞き流している?)rocket1号もまた大変なわけだが、
それはお互い様である。
毒をぶつけたり、それをうまくかわしたりする時間もまた
お茶の間にとってはサッカーの時間なのである。
気持ちを切り替えるためにもDMスタイル、有効とみた。


ミラクルもマジックもあるかっ

2012年09月01日

わたしはミラクルとかマジックという言葉があまり好きではない。
そういうのがあればいいなぁとは思うが、
どこか偶発的な他力本願的なものを感じるからだ。
「奇跡を信じる」という表現には、
ただ口先だけで「夢はいつか必ずかなう」と言って一つも努力をせずに
漫然としている姿を連想せずにはおれない。



去年昇格したのは奇跡でも魔法でもない。
うちには魔法使いも仙人もアトミックボーイもいなかったはずである。
普通の人間たちがそれぞれ自分にできることをし
(もちろんそこにはサポーターも含まれている)、
それでなし得た結果だと思っている。



ミラクルやマジックと思われる事態の裏には、
普通の人間の頑張りや努力、工夫があるはずである。



いやそれでも
「去年の昇格はわたしの魔法のおかげですよ」
とおっしゃる魔術関係の方がいるのであれば、
どうか今年もお願いします、と一応言っておく。