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コンサドーレと心中する覚悟で宮の沢永住を決めちゃったrocket1号&rocket2号のお気楽夫婦。
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2006年07月21日
今日の北海道新聞夕刊に画伯のことが載っていた。 医師による最終チェックでゴーサインが出たとのこと。 長かったね、9ヶ月のリハビリ。 守備のときのコーチングに課題のあるチームにとって、ベテランの復帰は頼もしい限りだ。 そして今日、お気楽入院生活を送っていたわたしにも主治医からゴーサインが! 手術室から出てきたときに付いていた管なんかがはずされ、 明日の朝の検査結果で問題がなければ退院できることになったよ。 まるまる2週間!長かった! まだ当分は通院が続くし、しばらくは無理できないし、運動も禁止。 それはわたしにとってつらいことなんだけど、 入院中の制約や痛みに比べたらなんでもないよね。 なんなら、毎日、練習場で安静にしててもいいんだし。 退院したその足で厚別に向かいたいところだけど、 明日はテレビで応援するよ。 目標は湘南戦での復帰! 画伯とどっちが先かな?
2006年07月20日
草津戦はフッキと芳賀が出場停止。 あてにしている人がいないのはキツイよね。 こんなわたしでも一応あてにされていて、 今回の突然の入院に際しては各方面に迷惑をかけているのだ。 どうしようもなくて、rocket1号のノートパソコンを借りて病室で仕事をしたり、 事情を話してなんとかしてもらったりしたんだけど。 迷惑というわけじゃなくても、 身内に病人がいるというのはイヤーな気分だよね。 いつも心に引っかかるというか、心から楽しめないというか。 このブログではお気楽ぶりを披露しているrocket1号だけど、 いちばん大変な思いをしているのは実は彼なはず。 こんな悪妻でも、いなけりゃ何かと不便だろうて。 わたしはベッドに寝転がっているだけだからね~。 退院したら感謝の気持ちを示さなくちゃ。と思いながら、 玄関入った途端に忘れるんだよね、きっと。
2006年07月19日
王監督が胃の全摘出手術をしたね。 わたしの手術も同じ内視鏡という方法(わたしは癌じゃないけど)。 王さんも10日くらいで退院できると言われていたように、 この方法は開腹手術に比べて患者の負担が少ないのだ。 初めての手術のとき、え?もう退院?と不安になったくらい。 だから、今週中には退院できるんじゃないかな~と思う。 何度経験したって入院・手術は慣れるものじゃなくて、 消灯後の暗い病室は本当に心細い。 でも、看護師さんたちは明るくてとても親切。 すっかり顔馴染みになった人ばかりで、 わたしが男だったら彼女たちの一人ととっくに恋に落ちてるかも。 本当は退屈だから、友だちや仕事仲間にお見舞いに来てもらいたいけど、 病院の独特の雰囲気は健康な人にはちょっとキツイってことは自分がよ~くわかってるし、 なによりも、こんな情けない姿で会うのは自分がつらいから、 身内以外はこのブログでしか公表していなかったのだ。 だから、ここに寄せられたたくさんのコメントは本当にうれしかったし、 大袈裟じゃなくて心の支えになったよ。 毎回、全身麻酔が覚めたあとは、不快感や痛みなどと格闘するんだけど、 今回はほとんどナシ。 これはみなさんが送ってくれた「念」のお陰ではないかと思う、ホントに。 早く回復して、またお気楽&毒舌応援ブログを再開することでしか、 お礼の気持ちを表せないけど…。 早く退院日のお知らせができるといいなぁ。 本当にありがとうございました。
2006年07月18日
rocket1号です。 今日は手術だったので2号の様子と私の看病の様子をお伝えします。 (特別室で温泉に入ってるだけじゃないところ) 手術は午後からだったので、2号は朝から飲食はできません。 「お腹すいた~」と訴える2号の目の前で、 私は義母の買って来てくれた「うなぎおこわ」をおいしく頂きました。 手術が近づきストレッチャーの上で蓑虫の様に毛布に包まった2号が運ばれて行きます。 特別室は入り口がなぜか狭く壁にぶつかりながら出て行きます。 手術中はBGMを選択できるそうです。 演歌、ロック、歌謡曲何でもありです。 手術が早く終わるように「ディープパープルのハイウエイスター」 を勧めましたが、却下されました。 バレエ協奏曲集にしてました。 麻酔が効いているにもかかわらず、手術中も聞こえていたそうです。 ここで手術後の看護がしやすいように特別室ともお別れです。 看病も3回目になるとなれたもので、 アイスクリームを食べたりスポーツ新聞を読みながら手術が終わるのを待ちます。 全身麻酔で意識がない状態で2号は戻ってきましたが、 手術は無事に成功したそうです。 夕方、私が晩ご飯のお弁当を食べている頃に意識がはっきりしてきました。 私はお見舞いのデザートも平らげお腹がいっぱいになったので帰ってきました。 患者用のスリッパを履いてくつろぐ私になじみの看護師さんも呆れ顔。 2号はこの看護師さんに「彼氏出来たかなぁ~」と心配しています。 一昨年入院した時、クリスマスイブに夜勤で2号にこぼしていたらしい。 「クリスマスって、カップルがいちゃいちゃして頭に来る!」って。 明日になれば2号もだいぶん元気になると思いますので、 残り少ないはずの入院日記をお楽しみください。 この入院ではしょんぼりしそうな時に、 みなさんに励まされて元気を取り戻しています。 みなさんには本当に感謝しています。 草津戦の厚別復帰は難しそうですが、湘南戦での厚別、目指してます。
2006年07月17日
昨夜、チューニングしてみたら、雑音混じりながら三角山放送が聞こえた! これはサッカーの神様のご機嫌がよい証拠かも。 よっしゃー!気合い入れて聞くぞーっ! …と思ったのもつかの間、結果は周知の通り。 3失点目のころには熱が上がり始めるし、 とどめを刺されたころには雑音がひどくなったので聞くのを断念。 まさか5点6点取られてないだろうねと思いながら寝たのだった。 ジンクスとか縁起担ぎってわけじゃないんだけど、 最近の勝ち試合のときは同じピアスをしている。 愛媛戦のあとそのまま入院したので、ピアスもそれをしたまま。 柏戦もそれで勝ったから、密かに勝利のピアス! と喜んでいたのに昨日は惨敗。 さっさとはずしてしまった。 どっちにしても、明日の手術のときには貴金属をはずさなければならないんだけどね。 手術さえ済めば退院は間近。 もう一息だーっ!待ってろ厚別っ!
2006年07月16日
ここに遊びに来てくれている方々はお気づきかと思うけど、 札幌ロケッツはかなりのお気楽夫婦。 降ってわいた緊急入院もブログネタにしちゃうわ、 病院側の都合で入った特別室を満喫するわで、 転んでもタダじゃ起きないのである。 この特別室にお風呂が付いていることは前に書いたけど、 それはなんと温泉なのだ。 治療の関係でわたしはシャワーしか許可されていないというのに、 rocket1号はなんとお見舞いついでに温泉に入った! 「ふ~、いいお湯だったよ」と言って帰ったのだった。 どうよ、これ。 今夜は鳥栖戦。もうゴール裏は盛り上がっているんだろうな~。 大塚がベンチ入りするという情報もあるし、謙伍も張り切っているらしい。 頼むよ!勝ち点3を持って帰ってくれぃ!
2006年07月15日
昨夜、愛媛戦のあとのカズゥのインタビューをテレビで見た。 やっぱり、一回り大きくなった感じ。 顔も大人っぽくなってたし。 いいよな~、彼らの年ごろは。 成長することが「大人になった」と評価されて。 わたしなんぞ、この年まで馬鹿なことばかりやっていて、 いつ「大人になった」のか自覚もないまま、 気がつけば「年をとる」だけに…。 むー、カズゥの成長を見て老いについて考えるなんて、 やっぱり病気だからかな。 10年史が届き、rocket1号が持って来てくれたんだけど、開くのをやめた。 元気になって家に帰ってから見ようと思う。 この病院は、スタッフと患者さんがパートナーとなって一緒に治療しましょうという方針で、 看護師さんたちがいろいろと考えて、手助けやアドバイスをしてくれる。 看護計画というのがあって、看護師はあなたのためにこういうことをします、 だから、あなたはこういうことを目標に頑張ってください、というもの。 看護師・患者として、当然といえば当然のことしか書かれていないんだけど、 ただ寝ているだけじゃない「頑張る病人」という意識でモチベーションが上がるよ。 これは、わたしが単純な性格だからか…。 そこで、看護計画に目標を加えるものである。 家に帰って10年史を見る。 来週の草津戦、生観戦は無理でも、家でスカパー観戦をする。
2006年07月14日
病院食はとかく評判がよくないけど、ここの食事はおいしいよ。 それに、今日は何かな?という楽しみは、自分で作るときには味わえないもんね。 献立表が張り出されているけど、それは見ないことにしているのだ。 うわ~い! というサプライズを毎食味わいたいから。 あ~、つくづく食いしん坊だなー、病人のくせに。 朝はパンかご飯を選べるんだけど、パンにハンバーグ、カボチャのポタージュなんていう日があったよ。 朝から! これまたサプライズ。 そして、昨日の夜、トレーの上を見て目が点になった。 モヤシの中華サラダと漬物。 え?これだけ? トレーの上には隙間があるし、さてはメインディッシュを乗せ忘れたね。 看護師さんに言ってこようと思ってふと見ると、 ご飯茶碗がいつもより大きいような…。 あ!もしかして、丼? むー、何丼だ? すぐに蓋を開けずに匂いをかいだりして想像を膨らませてから、いざ! カツ丼だー! これもサプライズ。 そして、しまふくご飯のように毎食スイーツかフルーツが付くよ。 カスタードケーキとか葛まんじゅうとかね。 今日、栄養士さんが来て、お口に合いますかとか、注文はありますかとか訊いて行った。 もちろん、毎食おいしくいただいてますと答えた。
2006年07月13日
経過が芳しくないので処置をしなおしたんだけど、これがまた痛いのである。 麻酔をしても痛いの。 気を失った人もいるんだって。 処置後はその痛みと麻酔が切れた痛み、 そしてあまり経過がよくないことへの焦りで意気消沈していた。 ちょうどその時間に柏戦が始まったのである。 オフィシャルの携帯サイトでチェックし、謙伍の先制弾には痛みも忘れて 「よっしゃー!」とガッツポーズ。 どっちが主導権を握っているゲームなのか、さっぱりわからないけど、 同点に追い付かれたときも、不思議と負ける気はしなかった。 そして、フッキのPKで逆転して折り返し。 守りに入らないで3点目を取りに行け! 監督ロケッツはそう指示したのである。 ところが、フッキが2枚目のカードで退場。 えっ?こっちは1枚目のカードのことも知らないんですけどっ! どういうこっちゃ、主審は誰じゃ、絶対フッキは悪くないぞ。 試合を見てもいないのに、なぜかそう思ったのだった。 守れ~、守ってくれ~、10人で耐えてくれ~。 函館での逆転負けを必死に頭から振り払っていたら、 看護師さんが来て検温などを始めてしまった。 あ~、ロスタイムは何分だ、もう終わったか、しのいだか…。 時計が21時を過ぎて看護師さんが出て行った直後、rocket1号から電話。 「勝った!2-1。フッキ退場になったけど」何かわからないけど、 バックには歌が聞こえた。 勝利がわかった途端、忘れていた痛みが蘇り、 うれしさに酔うこともできずに薬で眠ったのだった。 でも、勝利はいちばんの特効薬。 その証拠に、今朝起きたら痛みはほとんどなく、レントゲンの結果も良好だったよ。 いい薬をありがとう。 いい試合をありがとう。 選手を後押ししてくれた現地観戦サポーターのみなさん、ありがとう。
2006年07月12日
神経が図太くて図々しい性格なので、枕が変わったって眠れるし、 どんなことがあってもちゃんとお腹はすく。 だけど、今回ばかりは入院後2晩は痛みとショックで眠れず、 胃が痛くてご飯も食べられない始末。 まだまだ修行が足りないな~。 でも、もう大丈夫。 昨日食べそこなったご飯のことを思い出して悔しがるくらい、 いつもの食いしん坊ぶりが戻ってるよ。 そして今日、やっと本来の科に引越した。 顔馴染みの看護師さんたちばかりで心強い。 しかも、空きがなくて特別室に! バス・トイレ・キッチン・応接セット付き。 ホームパーティくらい余裕でできちゃうよ。 ああ、それなのにスカパーは見られないのね…。 まさか、ホームゲームを見に行けなくなるような事態になるとは思いもしなかった。 いまさら嘆いてもしょうがないね。 今できることをしよう。ベッドから応援しよう。 喚起に沸く厚別と、ガッツポーズをする選手たちを頭に思い描きながら。
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