カレンダー
プロフィール
○た と申します。携帯投稿のときは maruta というHNにしています。 時々「『○た』の『まる』はどう書くの?」というご質問をいただくことがありますが,「丸印の○(JIS:0x217b)」です(おそらく“○”の前後の文字によって ○ の大きさが違って見えることがあるせいで「これじゃない?」と不安になるのではと思います)。 1959/12/28生まれ,札幌育ち(大学時代は津軽)。札幌市西区在住。妻一人子なし。コンサの成長振りに一喜一憂する日々を送っています。 「金はあまり出せないが(スタジアムでは)大声を出す」が信条です。 リンクはご自由にどうぞ! コメントに対しては“来るもの拒まず”が身上なので私の意見と正反対のご意見でも尊重します。ただし,「通りすがり」のように立場や所在が不明な方からのコメントの場合,もしそれが不適切なコメントであると判断したときは(それを判断するのは私ですが)ブログ主権限でコメント主に無断で削除させていただきます。 亥B(笑)
月別アーカイブ
リンク集
カテゴリー
コメント
検索
2010年10月29日
パッソの津軽弁CMの話の続きです。 テロップを元に考えてみました。次のような会話です。 【テロップ】 「おー,私のフランスパン,焼きたてのうちにお鍋でフォンデュすれば,おいしいですわよ」 「それでは,やってみますわ」 これをたよりに繰り返し聞いたのですが,たぶん正解はこうでしょう。 【実際の発音】 「おー,わの 堅でパン,湿気る前(め)に鍋(なんべ)さフォンデュせば うだでぐ めよん」 「せばだば やってみら」 ※まだ正解を見たくないという人のためにフォントの色をバックと同じにしてあります。 【直訳】 「おー,私の堅いパン,湿気る前に鍋でフォンデュすればものすごくおいしいですよ」 「それではやってみましょう」
すぐに分かったのは ・フランスパンの部分はどうやら「かでパン」=「堅いパン」と言っているらしい。 ・「焼きたてのうちに」は「しけるめに」=「湿気る前に」だろう。 ということ。しかし, ・「フォンデュせば」の後は「だでぐみやん」と聞こえる。(?_?) という点が謎でした。 しかし弘前在住の友人はよく「おいしいよ」のとき「めくてらよ」と言っています。 なので,「みやん」は「めよん」かも知れない。そしたら「だでぐ」って何だ? (続く)←嘘。下に続きがあります。 実はこれは「ものすごく」「とても」という意味の津軽弁である「うだで(orうだでく,うだでぐ)」という語を知らないと分からないんです。 つまり「だでぐみやん」と言っているのではなくて「うだでぐ めよん」と言っているのですね。 【参考】 『和津辞典』 『津和辞典』 【おまけ】 仲里依紗って長崎県出身だったんだ。(^^;;;
かもめ
Re:津軽弁〔続〕(非蹴球ねた)
2010/10/29 12:05
弘前出身の友人(現在は豊中在中)に聞いてみたら、あのCMの津軽弁はわかりにくく、違和感あるそうです。 実際、しゃべっている人はネイティブではありませんよね? 言葉自体は正しくても、100%、イントネーションを正しく発音できてないそうです。 どのみち、私は100%理解できなかったです。 戦時中、ナバホ語や薩摩弁が暗号として使われたことがありますが、津軽弁も暗号にできそうなくらい、難解ですね。
○た
Re:津軽弁〔続〕(非蹴球ねた)
2010/10/29 12:25
かもめさん,どうも。(^^) >しゃべっている人はネイティブではありませんよね? そのようです。(^^; さっき気がついて上でも書きましたが長崎出身だとか。 >言葉自体は正しくても、100%、イントネーションを正しく発音できてないそうです。 面白がってフランス語っぽく聞こえるように作っているはずですから,それはそうかも知れませんね,私には違いがわかりませんが。(笑) >戦時中 「薩摩弁が」というのは聞いたことがありましたが,ナバホ語ってあのアメリカ先住民族であるナバホ族の言葉のことでしょうか?
かもめ
Re:津軽弁〔続〕(非蹴球ねた)
2010/10/29 12:46
そうです。 ただし、直接ナバホ語で通信すると、解読されてしまうので、いったん別の英単語に置き換えてからナバホ語にしたそうです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC だから、ナバホ族なら誰でも解読できたわけではないので、日本軍に捕まったナバホ族の軍曹が解読できず、拷問を受けるというかわいそうなこともあったようです。 太平洋戦争初期で、まだ日本とベルリンの間で電話が通じていたとき使われた薩摩弁は、薩摩弁そのままだったそうですけどね。
大阪帰りの道産子
Re:津軽弁〔続〕(非蹴球ねた)
2010/10/29 15:59
○たさんこんにちは(^o^)/ 大阪の大学のゼミでは三沢出身のM君と石巻出身のS君が仲良しの友達でした。 デパートや会社の受付嬢を早口の東北弁で煙に巻くのが楽しみでした。オオドサ はあやしい通訳の役でした。(マスコミ研究会と言うアホな同好会活動です) 暗号の話ですが、戦前は基本はモールス信号に拠る伝送でしたので暗号化は符号 の変換で容易でしたが、有線電話や普及し始めていた無線電話では暗号化が困難 でした。まだ通信回線の技術的品位が低いのと音声をエンコードしてデコードを するのには設備が大仕掛けになり過ぎて現実的ではありませんでした。 ですので当時は難解な方言を使うか暗号めいた隠語しか無かったのでしょう。 つい最近まで日本の警察も以前のアナログ無線では「300は確保したか?」 「300は頭の330」なんて通信でした(残念ながら意味は書けません) ※以下の記載は全て架空のものです、実在する団体・個人等とは何の関係もありません。 石崎監督「さぶいのう・・さぶくなったら鍋じゃけんのう」 矢萩社長「監督は広島ですからやはりフグ鍋ですか?」 石崎監督「いやゃワシはフグ毒がこわいけん、あんごう鍋が好きじゃのう」 矢萩社長「それはあんこう!」 ゴン中山「最初からオチが解ドクされてる」
○た
Re:津軽弁〔続〕(非蹴球ねた)
2010/10/29 18:23
かもめさん,再びどうも。(^^) あ,ナバホ語というのは米軍の話だったのですね。そりゃそうか。orz >日本とベルリンの間で電話が通じていたとき使われた薩摩弁は、 >薩摩弁そのままだったそうですけどね。 早口の薩摩弁,っていうやつですね。これは聞いたことがあります。 でも,詳しいことはあまり知らなかったです。ウィキの情報ありがとうございました。 オオドサさん,どうも。(^^) なるほど。 ・初期の通信は単純だがデジタルだったので暗号化が簡単だった ・音声通話(アナログ)ができるようになって暗号化が難しくなったため, 単語の変換やマイナーな言語や方言が使われた っていうことなのですね。 そういえば無線LANはデジタルなので当たり前のように暗号化通信ですね。 >「300は頭の330」なんて通信でした(残念ながら意味は書けません) うっ,てんで分かりません。が,ここには書けないようなことかも知れませんので,直接お会いしたときにでも教えて下さい。(笑)
かもめ
Re:津軽弁〔続〕(非蹴球ねた)
2010/10/29 18:40
薩摩弁国際電話は、吉村昭の小説「深海の使者」に詳しく書かれていて、とても興味深く読みました。 http://e-tsurezure.blog.so-net.ne.jp/2007-09-25
○た
Re:津軽弁〔続〕(非蹴球ねた)
2010/10/29 19:01
かもめさん,どうも。(^^) そのうち読んでみます。
大阪帰りの道産子
Re:津軽弁〔続〕(非蹴球ねた)
2010/10/29 20:31
○たさんこんばんわ(^o^)/ 再コメです。 31日はかもめと共に参戦しますので宜しくお願いいたしますm(_ _)m 頭のさんさんまるの話はその時に・・ぜろいちがカンソーだとFBですね♪ 暗号の話のついでですが、暗号は解読するのも大事ですがもっと大事なのは解読した 事を相手に悟られない事です。乱数表を変えられるとまた一からやり直しですから。 旧日本軍が最初から米国に勝ち目が無かったのは開戦前から大本営の暗号を解読し それを悟られなかった事と、最後まで日本は米国の暗号を解読出来なかった事を 米国が知っていた事でしょう。 ご存知かもしれませんが、太平洋戦争で天下分け目の戦いとなったミッドウェー海戦 では米国は日本の次の攻撃先の「Z地点」がどこか分りませんでした。 そこで予想される米軍基地に暗号電報で軍事とは関係無い偽の日常業務連絡をさせ ました。ミッドウェー島の基地には「飲料水が不足がち」の偽情報です。 ミッドウェーの通常業務の無線電話はなんの暗号化もされていません。なぜならゴミ の処理情報とか雑誌や新聞の調達等普通の無線連絡をわざわざ手間のかかる高度な 暗号化をする必要が無いからです。 でも暗号を解読出来なかった日本軍はこの生活情報を何らかの手掛かりになるのでは と比較的近くの基地で傍受していました。米国はそれすらも知っていたのです。 そして「Z地点ハ飲料水ガ不足ナリ」と言う暗号電報を大本営に打電したのでした。 あああっまた長くなりましたm(_ _)m ゴン中山「津軽弁の話はドコにいった?」
かもめ
Re:津軽弁〔続〕(非蹴球ねた)
2010/10/29 21:15
ミッドウェーはZではなくAFですね。 (○たさんはご存じではないかと思いますが) Zは東郷平八郎の信号旗ですね。
大阪帰りの道産子
Re:津軽弁〔続〕(非蹴球ねた)
2010/10/29 22:26
>ミッドウェーはZではなくAFですね。 あっ勘違いでした。オヤジの受け売りかも(^▽^;)
○た
Re:津軽弁〔続〕(非蹴球ねた)
2010/10/30 10:55
あらま,津軽弁の館がいつの間にか暗号の館になってる。(笑) オオドサさん,どうも。(^^) 明日もよろしくお願いします。m(_ _)m 待機列並びはいつも通りの予定です。 太平洋戦争において暗号戦のレヴェルでも日本はアメリカに勝ち目がなかった,というのはよく聞く話ですね。でも,ミッドウェー海戦前の米国側のトリックプレーについてはこのお話を読んでからウィキを見て詳しく知りました。 なので,ミッドウェーがAF地点というのは当然知らなかったっすよん。>かもめさん ああ,Zは「Z旗」と混同した,っていうことですね。
カレンダー
プロフィール
○た と申します。携帯投稿のときは maruta というHNにしています。 時々「『○た』の『まる』はどう書くの?」というご質問をいただくことがありますが,「丸印の○(JIS:0x217b)」です(おそらく“○”の前後の文字によって ○ の大きさが違って見えることがあるせいで「これじゃない?」と不安になるのではと思います)。 1959/12/28生まれ,札幌育ち(大学時代は津軽)。札幌市西区在住。妻一人子なし。コンサの成長振りに一喜一憂する日々を送っています。 「金はあまり出せないが(スタジアムでは)大声を出す」が信条です。 リンクはご自由にどうぞ! コメントに対しては“来るもの拒まず”が身上なので私の意見と正反対のご意見でも尊重します。ただし,「通りすがり」のように立場や所在が不明な方からのコメントの場合,もしそれが不適切なコメントであると判断したときは(それを判断するのは私ですが)ブログ主権限でコメント主に無断で削除させていただきます。 亥B(笑)
月別アーカイブ
リンク集
カテゴリー
コメント
検索