大宮に着くと「歓迎」の文字が。


すずらん通りから道なりに北東方面に行けば氷川神社があり，その先にNACK5スタジアムがあります。


氷川神社の参道を進みます。写真は一の鳥居と二の鳥居です。
 

いよいよ境内に入るという手前で右に曲がるとそこにNACK5があります。



私はビジター自由席なのでさらに奥へ進みます。


甲府の待機列すごいです。
最後尾に並んでいたらスタッフらしいスーツを着た初老の紳士が甲府サポに挨拶してまわっていました。甲府の社長か？と思ったらアルディージャの社長だったみたいです。しばらくするとまた別の人？否，別の生き物が近づいてきます。今度こそ甲府の社長か？


誰かと思ったら甲府のマスコットであるヴァン君でした。


ヴァン君人気者です。



入場口が物理的に狭いのか導線が細いせいかわかりませんが，入場がなかなかはかどりません。入場待機列はまだまだ途切れないけど，既にいったん入場した甲府サポが再入場口から出てきて集会を始めています。新チャントの練習と思われます。


※ まさにこのときの動画がYoutubeにありました。新加入のピーター・ウタカ選手のチャントはなかなかカッコいいですね。大宮サポからも賞賛されていました。昔のタモリの「アフリカ民族音楽ソバヤ」を思い出した，というのは内緒です。

ようやく入場できました。ビジター席はほぼ満席とのことなので，部外者である私はとりわけ隅っこのほうに座りました。座席には甲府カラーのプラボードが用意されていました。


なかなかの急斜面です。
 

最上段席からは大型ビジョンが見えません。


甲府ゴル裏爆心地付近。


甲府のGK登場。
 

大宮のGK登場。


甲府のFP登場。


トラメガを持った青年（場所から想像するにコルリではない）が熱心に応援を促しています。


両チーム選手入場。甲府ゴル裏はプラボードで青赤のチェッカー，大宮ゴル裏は「121%」かな。


甲府はビジター指定席も青赤ですね。


大前選手のボールタッチでキックオフ。


お互い攻めあいますがともに決定機に決められずスコアレス。写真は前半の大宮のセットプレー。


ハーフタイムです。アルディーとヴァンくんのほかに２体のスズメのようなマスコットがいます。誰なんでしょうか。

某「赤黒スズメ」でないことは確かですが，…

なかなかかわいいです。


ヴァンくんも負けていません。





大宮サポに深々とお辞儀するヴァンくん。


ヴァンくん実に腰が低いです。


試合終了。ピッチにへたり込む選手も。どちらにとっても負けなくて良かった試合だったと思います。


結果はスコアレスドロー，両チームともよく攻めよく走りました。試合後の甲府の選手。




バックスタンドに挨拶する大宮の選手。


ピーター・ウタカってガタイでかくて推進力あって，ナンだか昔コンサにいたクライトンを思い出しました。

さて，あとは帰るだけです。16:00に出入り口から一番遠い席をあとにし出口に向かいますが，出口付近で既に大渋滞が発生しておりスタジアムから外に出たときは16:10ぐらいでした。やはり導線が細い！

帰路。来るときと別の道を通ったら，アルディージャの絵馬がありました。


大宮駅に着いたのは16:35頃。16:41発の上野東京ラインに乗りました。品川駅で改札の外に出てカミさんと合流。夕食をとって羽田→千歳→帰宅(23:50頃)。

今回，コンサの試合に関しては勝点０でした。だからというわけではないですが，お土産は新世界で買った「お好み焼きせんべい」です。3月9日（ホーム開幕戦の日）知り合いのかたに小分けしますので差し出されたかたはどうか貰って下さいませ。


それにしてもセレッソのシャツ，どうしよう。使い道が…(^^;

その前にちょっと時計を巻き戻して【おまけ】
1日目に行った通天閣に展示されていた七福神です。

吉祥天


寿老人


布袋


弁財天


大黒天


恵比寿


毘沙門天


※ 七福神の概念は日本独自のもので，時代と共に構成メンバーも変化してきたようです。現代では吉祥天でなく福禄寿を入れて七福神とすることも多いようです。ネットにはいろんな記事がありますが，例えばコレとかコレがわかりやすかったです。

さて，決戦の朝です。ホテルを出てまず新大阪から小田原に出ます。
新幹線から富士山が見えました。この写真でわかるかな。


小田原城は駅のそば。
 
（「小田原城が東横INNのそばにある」「東横INNは駅のそばにある」したがって「小田原城は駅のそばにある」という，非の打ち所のない三段論法です。）

平塚では駅近くのホテルに泊まるので，まずチェックインして近くのコンビニでコーヒーを飲み，それから平塚駅前から路線バスでBMWスタのある平塚総合公園へ。ちょうど公園の梅が見ごろだと聞いていたので，待機列に荷物を置いたら散歩しようねと言っていたのですが，この待機列がくせモノでした。湘南の運営スタッフからすれば開幕でいきなりビジター満席っていう，ある意味緊急事態だったのかも知れないけど，待機列を不定期に詰めるので列から離れられないのです。実際，列を離れた人の荷物を何回か追い越しました。梅の木が集まっている場所がちょうどビジター待機列だったので結果的に梅見はできたのですが，追い越された荷物の人はかわいそうですね。

さて，ようやく入場です。BMWスタのゴル裏は中央が立ち席（手すりのみ），両袖部分が座り席になっているのですが，カミさんと一緒なので熟考の末座り席にしました。事前に調べた情報では「構造的に試合が見えにくい場所がある」とのこと。それはおそらく座り席の端っこと立ち席の端っこだろうと見当をつけていました。

我々が席を確保したときにはすでに新チャントの練習が始まっていました。


湘南側はまだ人がまばらですが，試合開始頃にはほぼ満席になったようです。


菅野ですね。


そうこうしているうちにピッチ練習です。この辺からは写真を撮る余裕がありませんでした。病気療養中の横山が会場に来ていたことは後日知りましたが，現地で横山選手へのコールがあったことだけは書いておきます。

そして試合が始まり，終わりました。結果は皆さんご存知の通り。帰りはシャトルバスで駅前へ。でも帰りのバスの乗車時間が25分くらいだったから（道路が渋滞していた），もしかしたら歩いても同じくらいに着いたかも。

駅前の居酒屋（豚串専門店とかいう）でチクショー会をやってホテルに帰還。17位スタートということを知りました。

【おまけ】
この日，いつになく躍動していた荒野がエスコートキッズにジャージを羽織らせてあげたというちょっといい話はあとで知りました。湘南の掲示板に鞠サポ（その子の父親と同じ職場の人）が書きこんでいました。

今回行った先のチケットと各スタジアムでもらった新聞とかです。


チケットは左から，通天閣（←観光が基本です），ヤンマー，ＢＭＷ，ＮＡＣＫ５のもの。新聞は『Ｊ１開幕』と書かれた朝日新聞とＯＭＩＹＡ(たぶんＭＤＰかと)。朝日新聞は「2/22」と「2/23」で3ページ目（両チームのキーパーソンや歴史をつづった「Ｊ１人国記」という記事）だけ中身が異なります。

出発の前日夜，旅行の準備も終わってそろそろ早寝しますかという頃に大きな地震がありました。去年の胆振東部地震のことを思いましたが，どうやら大きな被害はなさそうだということ，とりあえず空港・鉄道に問題はなさそうだということを確認して寝ました。

翌朝は早めに起きて航空ダイヤ・鉄道ダイヤに乱れがないか確認。神戸行きの飛行機は定刻運行予定。札幌新千歳間の快速エアポートも少しの遅れ程度で運行。しか～し。函館本線小樽札幌間は一部の列車が運休。あ，それってもしかして，…。アタリでした。我々が琴似から乗る予定の小樽始発の新千歳行きが小樽札幌間で部分運休。がーん。とは言え，琴似から札幌まで別の電車にのれば良いだけの話なので，急遽別の電車の時刻を調べたのだけどこういう軽いジャブみたいなのでも地味に少しずつ効いてくるものです。さて，家を出るとＭＳのエレベーターの電気が消えている。ああ，昨夜の地震で緊急停止してから管理会社のエレベーター保守の人がまだ来ていないのね，と階段を駆け下り駅へ。

そして千歳空港から神戸へ。神戸からポートライナーで三宮へ。


三宮から新大阪に行き，駅で昼食。大阪といえばお好み焼き，というベタな考えしかないのが私んちです。
 

格安チケットショップで翌日の「新大阪→小田原」の新幹線チケットを買い，その日泊まるホテルに荷物を預けていざ出陣。

新大阪からヤンマースタのある長居までは大阪市営交通（地下鉄）御堂筋線1本で行けます。その途中にある「動物園前」駅で降りて通天閣に寄ることにしました。

通天閣の周りは「新世界」と呼ばれています。こんなところらしいです。
私が取った写真はコレ。


通天閣に入ります。売店の一画が日清食品のチキンラーメンコーナーになっていました。
 

他に，キョロちゃん（森永製菓），グリコ（江崎グリコ）のコーナーもありました。

ビリケンさんです。あちこちにありました。
 
 

通天閣から見える大阪城。


南東側にあべのハルカスが見えます。

ビルの間からヤンマースタジアムも見えました。


新世界は串揚げ屋がたくさんぎょうさんあり，「（ソースの）二度漬けアカンで」という注意書きで有名です。その中のひとつに入りました。


そして長居へ。ヤンマースタに着いたらちょうど一般入場が始まる頃でした。
アウェイゴル裏側（のホーム自由席）からホームゴル裏を見た景色。


緩衝地帯の構造がちょっと変ですね。


理由はあとでわかりました。試合が始まる頃には座りきれない観客が大勢でてきたので，2列ある緑色のプラスチック柵のうち向かって左側のほうを撤去してホーム自由席を拡張したのです（写真なし）。

キックオフ110分前のホームゴル裏（19:30キックオフです）。かなり埋まっています。


ホームゴル裏から見たアウェイゴル裏。


ホーム客には入場口でセレユニ風のピンクシャツが配られました。前ボタンなのでコートの上から羽織ることもできて防寒対策になりました。応援歌歌詞カードにはもう新入団の都倉や奥埜（仙台から移籍）のチャントも載っています。


マダム・ロビーナです。もしかしたらロビーよりも人気あるかも。


神戸の選手登場。この写真ではわかりずらいけど大伍もいます。


両チーム選手入場。いよいよ2019年J1開幕です。セレモニーが行なわれています。客席もかなり埋まってきました。


ビジター席後方通路は立ち見客でいっぱいです。


以下，写真はないのですが，試合が始まってから客席入り口通路あたりに溜まっていた観客を（上述の）緩衝地帯を削った部分に誘導させていました。会場係の人は大変だったろうと思いますが，会場内横通路のすぐ上の席の人はその間（たしか10分以上かかっていた）試合が見えなくてかわいそうでした。

ちな，ヤンマースタは再入場可能です。が，すべての入場口が再入場対応ではないようで，私たちが入ったアウェイ側ホーム自由席入場口は再入場不可。そのため，外に出たり再入場するためにはバックスタンド中央の入場口まで行かなければなりません。しかも，再入場口は19時（キックオフ30分前？）で閉鎖されるとかで，（その頃にはトンデモなく混んできたこともあり）結局外に出ることはできませんでした諦めました。

試合は皆さんご存知のように前半0-0，後半1-0でセレッソの勝ち。後半大伍にシーズン1号ゴールかという惜しいシーンがあったけどゴールならず。途中出場の都倉が1対1のチャンスをはずしてやれやれと思っていたら，なんと山下がゴール決めやがった，というオチですね。

ところで，DAZNで観てた人はわかるかと思いますけど，神戸の山口蛍がボールを持ったときのセレサポのブーイングが凄まじかったです。なにしろ試合中ずっとでしたから。札幌からセレッソに移籍した彼も一時期札幌掲示板で7500などと呼ばれていたけど，山口蛍の場合セレッソ板では山口メンバーと呼ばれていました。なかなか半端ないヒール扱いですね。

試合後はいそいで地下鉄に乗り新大阪のホテルに帰りました。