相手がＪＦＬの強豪・ソニー仙台とはいえ、３点も奪われたのは大いに反省しなければなりません。それでも、カテゴリーの下のチームが勝つジャイアントキリングが何試合かあり、２年前はホンダＦＣにやられたばかりですし、まずは勝てて良かったというのが偽らざる感想です。

チームとして戦えているのがソニーでした。攻守によく走り、成熟しつつあるチームと印象づける試合内容でした。一方のわがコンサドーレは控え組が主体だからか連係が悪く、パスミスを連発。個の力だけで攻め立てた感じです。アマチュア相手に先制を許し、２度も先行されたのは、あってはならないことだと思います。さらには４－２で折り返し、２点差としていたのに再び失点し、１点差に詰め寄られ、最後まで安心できる展開ではありませんでした。とても褒められた試合ではありませんでした。それでも、中島のハットトリックは期待に応える活躍だったと言えるでしょう。

次の天皇杯３回戦は７月７日の長崎戦に決まりました。前後ともＪ１リーグ戦と中２日の過密日程です。とはいえ、Ｊ２のチームに負けるわけにはいきません。Ｊ１との兼ね合いもチームの総力を挙げて勝ち抜いていってほしいと願っています。頑張れ！コンサドーレ!!