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ブログタイトルは「真栄パパの思い出語り」から2014年2月に「習慣コンサ」に改め、さらに2022年1月1日から「毎日コンサ」に改称しました。「毎日が日曜日」なので、毎日、コンサドーレのことを考え、書いていきます。 気持ちだけは熱いですが、体がついていかない老年(2018年、還暦に突入)のぬるサポです。 北空知の秩父別町生まれ。札幌市清田区真栄に自宅があります。

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家本政明さん

2021年12月02日

プロフェッショナルレフェリーの家本政明さんと村上伸次さんが今季限りで退任することが相次いで発表されました。お2人とも、よくお世話になりました。本当にお疲れさまでした。

とりわけ家本さんは忘れられない審判でした。名前を知ったのは忘れもしない2004年3月13日に札幌ドーム様で行われたJ2開幕戦の甲府戦でした。ヤンツーさんが就任しアクションサッカーを掲げる一方、経営難から高額年俸の外国籍選手らを放出、加入は新人ばかりという厳しいシーズンの幕開けでした。確か後半も終盤に入り2-1でリードし、GK藤ヶ谷がゴールキックかフリーキックを蹴ろうとしたところで遅延行為とみなされ、1枚目のイエロー。これだけで終われば良かったのですが、藤ヶ谷が手を広げるなど不満を表明したところ、家本主審はすかさず2枚目を提示、退場処分を下しました。これには驚くとともにコンサドーレ側からは大ブーイングでした。急きょ阿部が入ったものの、終了間際に失点し2-2のドローになってしまいました。この試合で「家本」とわが家では忘れられない審判として脳裏に刻み込まれ、家本さんが主審を務める試合ではブーイングしていました。

その後、国際主審となる一方、「一貫性を欠くレフェリング」などとして研修を命じられたり、2008年のスーパーカップで判定をめぐって騒動となり、出場停止処分を受けるなど、いろいろと話題になりました。私が思うに、非常に正義感の強い方と聞いていますが、試合全体の流れを見ずに局面、局面で反則をすべて取ると収集がつかなくなる傾向があり、時として感情的にカードを連発されていたように感じていました。ただ、その印象は2010年に出された著書「主審告白」(東邦出版)を読んで覆されます。自分自身を非常に冷静に見つめており、極めて強いバッシングを受けながらもそれをいかに乗り越えたかを語っていました。少なくとも私の偏見は払拭されました。

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もちろんその後も誤審がなかったわけではないでしょうが、徐々に安定した判定を下せる審判として評価を高めていきました。何よりスタンドから観ていても、選手たちとコミュニケーションをとりながら判定を下す姿を見て、いつしか私も近年は最も安心して観ていられる主審の1人と思うようになっていました。最近は「いえぽん」の名前でツイッターで積極的に発信するなど、注目されていました。

引退後は何をされるのか、分かりませんが、自らの経験を伝えて後進の育成に努めていただきたいと思います。現在は審判を助けるVARも導入されましたが、私たちサポーターが試合を楽しむには審判は欠かせない存在ですから。J1最終節のどの試合で笛を吹くのか、分かりませんが、ぜひとも有終の美を飾ってほしいと願っています。



post by papa12

19:17

コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

浅川 勝貴

Re:家本政明さん

2021/12/03 14:00

家本さん笛は、首をかしげるものが多かったですね。 イエローカードの乱発、誤審(うちらにとって)審判が試合を壊す典型的な審判だと思いました。 最近ではジャッジリプレイ等で取り上げられたりVAR等で誤審を少なくしようとしていますがどうでしょうね。 柏戦でもVARで1点目と2点目で時間がかかり2点目直後に失点したのもVARで時間を食ってしまったためと思っています。審判の重要性を再認識してこれからも楽しく観戦できればいいですね。

真栄パパ

Re:家本政明さん

2021/12/03 20:57

>浅川 勝貴さん コメント、ありがとうございます。 そうですよね。昔は本当にカード乱発で試合が荒れる原因になっていたように思いました。それがいつしか選手とコミュニケーションをとるようになって随分変わったように感じていました。 VARはもやもやしたものを残さない意味では良いのでしょうが、時間がかかるのが玉にキズで、ゴールシーンで喜んだ後、取り消された時のショックは大きいですね。今後も少しでも改善していってほしいと願っています。

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