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ブログタイトルは「真栄パパの思い出語り」から2014年2月に「習慣コンサ」に改め、さらに2022年1月1日から「毎日コンサ」に改称しました。「毎日が日曜日」なので、毎日、コンサドーレのことを考え、書いていきます。 気持ちだけは熱いですが、体がついていかない老年(2018年、還暦に突入)のぬるサポです。 北空知の秩父別町生まれ。札幌市清田区真栄に自宅があります。

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他山の石

2023年04月08日

5日のルヴァンカップ・川崎-浦和戦の試合終了後、川崎のサポーターが「地域密着は後回し、功労者は次々と辞めていく。○○(あえて匿名にしました)富士通体制の事業方針はこのままでいいのか?」などとする抗議の横断幕を掲げたのをツイッターで見て、驚きました。これに対し、クラブは本日、代表取締役社長名で「これまで以上に川崎の街に寄り添ったクラブであり続けられるよう活動してまいります」とする声明を発表したそうです。

川崎といえば、大都市にありながら、地域密着の理想型として語られ、尊敬の念をもって仰ぎ見ていたクラブの一つです。そのドブ板営業ぶりや、試合以外の奇想天外な演出など、フロントの素晴らしさが語られてきました。もちろんサポーターも一体となり、選手・チーム、サポーター、クラブが三位一体となって日本一の座を射止めるまでに成長したと思ってきました。しかし、本日の声明を読むと、日本一になったからこそかもしれませんが、アジア戦略など海外事業などの発展を目指していたようで、コロナ禍もあってか、足元の地域密着がおろそかになっていたのかもしれないことがうかがえます。横断幕を掲げた川崎華族のホームページでは、こうした姿勢に以前から疑問を呈してきたそうです。部外者から理想的な関係に見えていたのが、内実は異なっていたようです。

こうした対立は決して他人事ではありません。コンサドーレも他山の石にしていかなくてはなりません。幸い今は目標だったJ1定着を実現しつつあり、クラブとサポーターの関係も円満に見えますが、かつてはあまりの成績不振にサポーターが選手や経営陣とやり合ったり、飛び降りて乱入したりと、いろいろなことが起きたことも決して忘れてはなりません。

川崎における富士通のような責任企業のない、わがコンサドーレは地域密着なくして存続できません。サポーターも、スポンサー企業も、みなパートナーとしてクラブとともに同じ方向へ向かって歩んでいかなくてはなりません。今回の川崎を見て、そんな思いを新たにしました。


post by papa12

15:57

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