12日の鳥栖戦の後にクラブ主催の「シーズン移行意見交換会」が札幌ドーム西棟会議室で開かれました。事前申し込みが必要で、無事に当選していました。私は試合後、選手たちのゴール裏への挨拶が終わるとすぐに会場に向かったところ、会議予定時間の５分前に到着したところ、前回の秋春制反対運動で先頭に立っていただいたヨーデル山本さんしかまだ来ておらず、「前の方から座ってください」と言われたので、最前列に座るハメになりました。結局、予定時間は30分ほど遅れたのではないでしょうか。会場の３分の２ぐらい埋まっており、翌日の新聞では約100人が出席したと報じられていました。

内容は三上大勝代表取締役ＧＭのほぼ独演会です。一部始終は動画を撮影しており、後日、channel12あたりで紹介するというので、詳しい内容はそちらをご覧ください。簡単に書くと、三上さんによると、春先の段階でクラブとしては条件付き賛成という立場を回答したとのこと。条件は屋内練習場整備や補助金などを指すようですが、条件が満たされない場合はどうするのかは不明です。また、Ｊリーグでは純粋にフットボールを行う観点からはＡＣＬなど外部環境の変化と夏場の暑さでクオリティーが落ちることから移行は望ましいとして、４つの分科会で移行のための課題などを検討しているとのこと。夏場の問題はＪリーグのデータの一部が紹介され、これは８月７日のメディアブリーフィングで詳しく紹介されているので、ここでは触れません。質疑応答もかなり行われ、質問者はヨーデルさんをはじめ、反対の立場からの人が多かったですが、賛成の方もいました。三上さんは今後、サポーターやパートナーなどとも話し合いながらＪリーグの結論を検討していく姿勢のようです。また、北国のクラブとも話し合っていることも披露していました。Ｊリーグは年内にも結論を出す予定だそうですが、クラブは今後も私たちの声も聴いてほしいと願っています。