元選手でミスターコンサドーレと呼ばれた曽田雄志さんによる初の著書が今年７月、札幌の出版社・エイチエス社から刊行されました。サイズは四六判でしょうか。価格は税込み１４７０円です。すぐに入手したのですが、なかなか読む機会がなく、先日、読み始めてみたら一気に読み終えました。文字も大きめで、行間が広く、私のような中年おじさんの目にも優しい本でした。内容はあの２００９年１１月２９日の試合後の引退あいさつから始まり、タイトルのように「曽田哲学」がたっぷりと語られています。プロ選手として悩んだこともつづられています。アマゾンなどでも扱っていますので、読んでいない方はぜひお読みください。

思えば、あの引退セレモニーからまだ１年余りしかたっていないのですね。歳月の過ぎゆく早さにあらためて感じ入っています。引退後、曽田さんはアドバイザリースタッフとして講演に歩いたり、厚別食堂にＳＯＤＡキッチンを出店するなど、活動さているようです。今後も何らかの形でコンサドーレにかかわり、球団を支える活躍を期待しています。